JP2000294873A - 面発光型レーザアレイ及びその製造方法 - Google Patents

面発光型レーザアレイ及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特性が均一で波長が相互に異なる複数の面発
光型レーザを共通の基板上に有する面発光レーザアレイ
を単純なプロセスで作製する。 【解決手段】 面発光型レーザアレイ10は、下側DB
R30と上側DBR32との間に配設されたAlxGa1-xAs
(x=0.95)からなる3層の波長調整層17a、1
7b、17cを含む中間層31を有し、波長調整層17
a,17b、17cの何れかに届く深さの異なる溝2
6、27、28を有する。この溝26、27、28を形
成したウェハーを430度の水蒸気雰囲気中で酸化する
と、溝内に露出した波長調整層17のみが酸化される。
酸化した波長調整層の屈折率が変化し、共振器長が変化
するため、異なる発振波長のレーザA1、A2、A3が
単一の工程で得られる。3つの異なる波長で発振する面
発光型レーザアレイが低コストで製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、面発光型レーザア
レイ及びその製造方法に関し、特に、夫々が異なる波長
で発振する複数の垂直共振器型面発光レーザから成る面
発光型レーザアレイに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の面発光レーザを集積した面発光型
レーザアレイが知られている。この型式のレーザアレイ
は、集積化が容易であり、波長が異なる多数のレーザを
2次元的に配列できるため、波長多重システムの光源用
として注目を集めている。この型式のレーザアレイは、
例えば、特開平7−211986号公報に記載されてい
る。この公報に記載の面発光型レーザアレイは、別々に
作製した、波長が相互に異なる複数の面発光レーザを、
シリコン等で形成したサブキャリア上に並べて実装して
いる。このレーザアレイでは、所望の複数の発振波長を
得るためには、複数枚のウェハ上に夫々面発光レーザを
作製し、次いで、この作製した素子の波長スペクトルを
観察して選別を行う。さらに、選別された各素子をペレ
ッタイズによって個別に切り離し、これらをサブキャリ
アにひとつづつ並べて、はんだバンプなどで実装する。
各レーザ素子の選別を行うことにより、特性が揃った、
波長の最適なレーザアレイの作製が可能である。
【0003】しかし、上記公報に記載の面発光型レーザ
アレイは、ひとつのアレイを実現するために、数回の結
晶成長プロセスを行い、出来上がったウエハを選別し
て、夫々を実装するという複雑な工程を必要とするの
で、製造コストの削減が困難である。特に、波長スペク
トルまで含めた選別や、均一な実装を行うことの困難性
が問題となる。
【0004】上記公報に記載のプロセスとは別に、一枚
のウェハ内で相互に異なる波長の複数の素子をモノリシ
ックに実現する手法がある。この手法は、例えば、1991
年発行のIEEE Journal of Quantum Electronics 1368-1
376頁に記載されている。この手法では、結晶膜の成長
中に故意に基板の回転を止めて成長膜の膜厚を不均一に
する。この不均一な膜厚を形成したウエハを各素子毎に
切り分けることで、発振波長が異なる複数の発光素子を
形成することが出来る。しかし、この手法を採用する
と、面発光レーザの結晶成長で一般的に要求される±1
%の膜厚精度は得られず、発振波長の正確な制御が出来
ないため、所望の波長のレーザアレイを得ることは困難
である。また、得られたレーザの特性も不均一である。
【0005】LEOS '98 (Annual meetings, Laser and E
lectro Optical Society , Technical digest Vol.2, p
p.23) には、ウェハ内のある部分の膜厚を選択的に変化
させることにより、一枚のウェハ内で異なる波長の素子
をモノリシックに実現する手法が記載されている。この
技術では、予め表面側に凹凸を設けておいて膜成長を行
うことで、凹部と凸部での成長速度の違いによって膜厚
を変化させ、得られるレーザの波長を素子毎に変化させ
るという手法を用いる。しかし、この手法を採用する
と、凹部と凸部では結晶の組成が変化しやすく、この結
晶変化は、成長条件に依存するため、前記従来技術と同
様に所望の特性が得られず、また、レーザ特性も不均一
になりやすい問題がある。
【0006】上記従来技術における問題を解決するため
の提案が、特開平07−211986号公報に記載され
ている。この公報に記載の技術では、AlGaAsの屈折率が
酸化によって変化する特性を利用して、発振波長を変化
させる手法を採用する。図7を参照してこの技術につい
て説明する。
【0007】面発光レーザは、波長が異なる複数(図面
上では2つが示される)のレーザA1、A2を有し、双
方のレーザA1、A2は、同一基板41上に形成された
メサ構造によって構成される。双方の面発光レーザの層
構成は、下層から順次に、下側反射膜42、下側クラッ
ド層43、InGaAs活性層44、上側クラッド層45、第
1上側多層反射膜46、AlAs波長調整層47、及び、第
2上側多層反射膜48から成る。ここで、複数の面発光
レーザの各発光波長は、各面発光レーザを構成するメサ
ストライプのAlAs波長調整層27の酸化の有無又は酸化
の程度を制御することによって行われる。
【0008】特開平07−211986号公報に記載の
技術では、垂直共振器を構成するDBR(Distributed Brag
g Reflector)内に複数のAlGaAs層を挿入して波長調整層
としたウエハを形成している。このウェハをメサ加工
し、メサ側面から高温及び水蒸気雰囲気でAlGaAs層を酸
化する。AlGaAs層は、酸化により、屈折率が約3.5から
約1.5程度に変化する。これにより、波長調整層27に
おいて(屈折率)x(層厚)として決まる実効的な光路
長が変化するため、発振波長が変化するものである。こ
の手法によると、ウェハ成長後のプロセスによって発振
波長を変化させることが出来るため、均一な特性のアレ
イが得られる利点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平07−
211986号公報に記載の技術によると、波長が異な
る複数の面発光レーザから成るアレイを得るためには、
エッチングによって複数のメサストライプを形成した後
に、所望のストライプの波長調整層の側壁のみを露出
し、他の波長調整層の側壁をカバーして酸化工程を行う
という工程が必要となる。この工程は、特定のメサ側壁
のみを選択的にSiO2膜などで覆うという困難なプロセス
を要する。そこで、上記公報では、複数の対のAlAs波長
調整層とGaAs層とを交互に形成し、複数のAlAs波長調整
層を段階的にエッチングし酸化することによって、メサ
側壁を覆う工程を不要にするという手法を採用する。し
かし、この工程を採用すると、精度の高い深さ制御を要
するエッチング工程が増えるという問題がある。
【0010】本発明は、上記公報に記載の技術を改良
し、もって、発振波長が異なる面発光型レーザアレイ
を、均一性及び制御性よく、かつ簡単なプロセスで実現
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の面発光型レーザアレイは、発振波長が相互
に異なる複数の垂直共振器型面発光レーザを有する面発
光型レーザアレイにおいて、各垂直共振器型面発光レー
ザが夫々、一対の分散ブラッグ共振反射層及び該一対の
分散ブラッグ共振反射層に垂直方向に挟まれた中間層を
有し、前記分散ブラッグ反射層又は前記中間層が複数の
波長調整層を含み、各垂直共振器型面発光レーザは、相
互に幅が異なる、対応する溝に隣接しており、且つ、酸
化した波長調整層の数がレーザ毎に異なることを特徴と
する。
【0012】また、本発明の面発光型レーザアレイの製
造方法は、一対のブラッグ共振反射層によって垂直方向
に挟まれた複数の波長調整層を形成し、該波長調整層を
エッチングして相互に幅が異なる複数の溝であって、且
つ溝内に露出する前記波長調整層の数が異なる溝を形成
し、前記溝内に露出する波長調整層を酸化し、前記酸化
された波長調整層を含む共振器から成る複数の垂直共振
器型面発光レーザを前記溝に対応して形成することを特
徴とする。
【0013】本発明の面発光レーザアレイ及び本発明方
法により製造される面発光レーザアレイでは、複数の波
長調整層を形成した後にエッチングによって深さが異な
る溝を形成する際に、この深さが異なる溝を、単に幅が
異なる開口を有するホトレジストをマスクとしたエッチ
ングによって形成している。つまり、単一のエッチング
工程によって、深さが相互に異なる複数の溝を容易に形
成し、これによって、複数の波長調整層の選択的な酸化
を実現している。
【0014】ここで、前記複数の波長調整層が夫々AlxG
a1-xAs(x=0.9〜1.0)層から成り、隣接する前記波長調
整層の間にAlyGa1-yAs(0≦y<x-0.02)層を挟むこと
が好ましい。また、前記エッチングは、塩素ガスを含む
反応性イオンエッチングとすることが好ましい。これら
によって、深さが異なる溝がエッチングで容易に得られ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し本発明の実施
形態例に基づいて本発明を更に詳細に説明する。図1
は、本発明の一実施形態例の面発光型レーザアレイの構
造示す断面図である。レーザアレイ10は、複数の(図
面上では3つ)のレーザA1、A2、A3から構成さ
れ、各レーザA1、A2、A3は、相互に異なる幅及び
深さを有する、対応する溝26、27、28によって区
画された円柱メサ形状に形成されている。
【0016】本実施形態例のレーザアレイの層構造は、
GaAs基板11上に順次に形成された、n型AlAs層12及
びn型GaAs層13を交互に複数対含む下側DBR30
と、n型Al0.3Ga0.7Asから成る下側クラッド層14、1
0nm厚のGaAs量子井戸3層から成る活性層15、p型
Al0.3Ga0.7Asから成る上側クラッド層16、及び、上側
クラッド層16内に形成された、厚さ20nmのAl0.95
Ga0.05As波長調整層17(17a、17b、17c)及
び厚さ5nmのp型Al0.3Ga0.7As層18の対を複数含む
波長チューニング層から成る中間層31と、Al0.9Ga0.1
As層19及びGaAs層20の複数対から成る上側DBR3
2と、上側DBR32上に形成されたp側電極21とか
ら成る。GaAs基板11の裏面には、n側電極22が形成
されている。
【0017】各レーザA1、A2、A3は、波長調整層
を成すAlGaAs層17a、17b、17cの酸化の層数が
異なり、これにより、各レーザは、(屈折率)x(層
厚)として決まる実効的な光路長が変化するため、異な
る発振波長で発振する。つまり、酸化した波長調整層1
7の層数が少ないレーザA3は、波長調整層における屈
折率が大きいため、大きな光路長を有し、発振波長が長
い。また、酸化した波長調整層17の層数が大きなレー
ザA1は、波長調整層17における屈折率が小さいた
め、小さな光路長を有し、発振波長が短い。中間の層数
のレーザA2は、中間の発振波長を有する。波長調整層
は、例えばAlxGa1-xAs(x=0.95)の組成を有する。この
場合、波長調整層の屈折率は、酸化の程度によって約3.
5から約1.5程度までの範囲で変化する。
【0018】図1のレーザアレイは、以下のようにして
作製される。まず、図2に示すように、n型GaAs基板1
1上に、n型AlAs層12及びn型GaAs層13を交互に複
数対を積層した下側DBR30を成長形成する。次い
で、n型Al0.3Ga0.7Asから成る下側クラッド層14、1
0nm厚のGaAs量子井戸3層から成る活性層15、及
び、p型Al0.3Ga0.7Asから成る上側クラッド層16の一
部を成長形成する。続いて、厚さ20nmのAl0.95Ga
0.05As波長調整層17及び厚さ5nmのp型Al0.3Ga0 .7
As層の対を複数含む波長チューニング層を形成し、その
上に、p型Al0.3Ga0.7Asクラッド層16の残りを形成し
て中間層31とし、更にその上に、Al0.9Ga0.1As層19
及びGaAs層20の複数対から成る上側DBR32を形成
する。
【0019】次いで、図3に示すような平面形状の開口
23、24、25を有するフォトレジスト33を上側D
BR32上に形成する。各開口23、24、25は、夫
々、円環状をなし、その内径は同じ大きさで、外径が異
なる。つまり、各開口23、24、25は、夫々その幅
が異なる。このフォトレジスト33をマスクとして、塩
素を用いた反応性イオンビームエッチングを行う。エッ
チング条件は、例えば、温度が室温で、加速電圧が40
0V、塩素ガス圧力が1×10-3Torrである。この反応性イ
オンビームエッチングを行うことにより、図4に示すよ
うに、エッチング深さが開口幅によって異なる円環状の
溝26、27、28が得られる。
【0020】図5に開口幅(μm)と溝深さ(μm)と
の関係を示す。同図に示すように、円環状開口の幅が大
きいと、溝深さが増す。例えばこの幅が1μmでは溝深
さが約2μmであり、幅が10μmであると、溝深さは
約4μmとなる。このような関係を利用して深さが相互
に異なる溝26、27、28を1度のエッチング工程に
よって形成する。フォトレジストの各開口23、24、
25の幅としては、図4に示すように、円柱メサA1を
形成する溝26が波長調整層の第1〜第3層のAlGaAs層
17a、17b、17cをエッチングし、円柱メサA2
を形成する溝27が波長調整層の第2層及び第3層のAl
GaAs層17b、17cをエッチングし、円柱メサA3を
形成する溝28が波長調整層の第3層のAlGaAs層17c
をエッチングする深さとなるような幅を夫々選択する。
【0021】エッチング後に、ウェハを約430度の水
蒸気雰囲気中におき10分間の酸化を行う。これによっ
て、各波長調整層17a,17b、17cのうち、側面
が露出している層のみが酸化される。つまり、レーザA
1では、溝26に露出する波長調整層17a、17b、1
7cの3層がすべて酸化され、レーザA2では、溝27
に露出する波長調整層の2層17b、17cのみが酸化
され、レーザA3では、溝28に露出する波長調整層の
1層17cのみが酸化される。この、酸化により、波長
調整層の屈折率は酸化前の約3.5から酸化後の約1.
5に変化するため、これに応じてレーザの光路長が変化
する。この光路長の変化により共振器長が変化し、従っ
て、発振波長が異なる複数のレーザから成る面発光レー
ザアレイが作製される。
【0022】上記実施形態例では、各レーザが夫々円柱
メサを形成する例を挙げたが、本発明では、各レーザを
単体の円柱メサとして区分することまでを要しない。例
えば、前記エッチングにあたって、図6に示すようなフ
ォトレジスト34を用いることが出来る。このパターン
では、夫々が円を4つに分割した円弧状を成すスリット
35、36、37、38を夫々別の位置に形成し、各円
弧のスリット幅が位置毎に異なるようにしてある。各ス
リット部分でエッチングによって形成された溝の内側に
夫々面発光レーザを形成する。各スリットの幅の相違に
より、形成される溝は夫々深さが異なるので、溝内で露
出する波長調整層の数が異なる。この場合、露出する波
長調整層の層数として、3、2、1、及び、0が選択さ
れる。酸化する波長調整層の層数の違いにより、各レー
ザは異なる波長で発振する。
【0023】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明のレーザアレイは、上記実施
形態例の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施
形態例の構成から種々の修正及び変更を施したものも、
本発明の範囲に含まれる。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のレーザ
アレイによると、発振波長が異なる複数のアレイが同じ
基板上に同じ工程によって同時に且つ容易に形成できる
ので、本発明は、量産性に優れるレーザアレイを簡単な
工程で作製できる顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例の面発光型レーザアレイ
の断面図。
【図2】図1のレーザアレイの一工程段階の断面図。
【図3】図1のレーザアレイにおけるエッチングマスク
の平面図。
【図4】図1のレーザアレイの別の工程段階の断面図。
【図5】開口の幅と溝の深さを示すグラフ
【図6】別のエッチングマスクの例を示す平面図。
【図7】従来のレーザアレイの断面図。
【符号の説明】 10:レーザアレイ 11:基板 12:AlAs層 13:GaAs層 14:下側クラッド層 15:GaAs量子井戸活性層 16:上側クラッド層 17、17a、17b、17c:波長調整層 18:Al0.3Ga0.7As層 19:AlGaAs層 20:GaAs層 21:p側電極 22:n側電極 23〜25:開口 26〜28:溝 30:下側DBR 31:中間層 32:上側DBR 33:ホトレジスト 34:ホトレジスト 35〜38:開口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振波長が相互に異なる複数の垂直共振
    器型面発光レーザを有する面発光型レーザアレイにおい
    て、 各垂直共振器型面発光レーザが夫々、一対の分散ブラッ
    グ共振反射層及び該一対の分散ブラッグ共振反射層に垂
    直方向に挟まれた中間層を有し、前記分散ブラッグ反射
    層又は前記中間層が複数の波長調整層を含み、各垂直共
    振器型面発光レーザは、相互に幅が異なる、対応する溝
    に隣接しており、且つ、酸化した波長調整層の数がレー
    ザ毎に異なることを特徴とする面発光型レーザアレイ。
  2. 【請求項2】 前記溝の深さが溝幅に対応して形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の面発光型レー
    ザ。
  3. 【請求項3】 一対のブラッグ共振反射層によって垂直
    方向に挟まれた複数の波長調整層を形成し、該波長調整
    層をエッチングして相互に幅が異なる複数の溝であっ
    て、且つ溝内に露出する前記波長調整層の数が異なる溝
    を形成し、前記溝内に露出する波長調整層を酸化し、前
    記酸化された波長調整層を含む共振器から成る複数の垂
    直共振器型面発光レーザを前記溝に対応して形成するこ
    とを特徴とする面発光型レーザアレイの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記複数の波長調整層が夫々AlxGa1-xAs
    (x=0.9〜1.0)層から成り、隣接する前記波長調整層の
    間にAlyGa1-yAs(0≦y<x-0.02)層を挟むことを特徴
    とする請求項3に記載の面発光型レーザアレイの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記エッチングは、塩素ガスを含む反応
    性イオンエッチングであることを特徴とする請求項3又
    は4に記載の面発光型レーザアレイの製造方法。
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