JP2000058958A - 多波長面発光半導体レーザアレイ - Google Patents

多波長面発光半導体レーザアレイ

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JP2000058958A
JP2000058958A JP10222644A JP22264498A JP2000058958A JP 2000058958 A JP2000058958 A JP 2000058958A JP 10222644 A JP10222644 A JP 10222644A JP 22264498 A JP22264498 A JP 22264498A JP 2000058958 A JP2000058958 A JP 2000058958A
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Yoshitaka Ooiso
義孝 大礒
Chikara Amano
主税 天野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 波長の異なる複数のレーザ光を発生し得る多
波長面発光半導体レーザアレイを提供すること。 【解決手段】 第1のスペーサー層14と第1の反射鏡
12との間に、2種類の材料を交互に積層してなる第1
の位相制御層13を設け、第2のスペーサー層16と第
2の反射鏡18との間に、2種類の材料を交互に積層し
てなる第2の位相制御層17を設けるとともに、各素子
(a)〜(d)に対応した第2の位相制御層17を構成する2
種類の材料の積層のペア数を変化させることにより、実
効的な共振器長を変化させて発振波長を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光波長多重通信等
の光源として好適な、波長の異なる複数のレーザ光を発
生する多波長面発光半導体レーザアレイに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】光波長多重通信においては、波長の異な
る複数のレーザ光を発生する光源が必要であるが、従来
は、回折格子の周期を変化させて発振波長を制御する、
導波型のDFBもしくはDBR半導体レーザアレイを用
いていた。
【0003】しかしながら、このレーザアレイは、回折
格子のパターンの作製に高い精度が要求され、また、半
導体導波路を構成する際の導波路幅、導波路形状、半導
体結晶の組成変動、半導体層のドーパン卜濃度の変化等
により、等価屈折率が変化してしまい、所望の発振波長
や複数の等間隔の発振波長を精度良く得ることが難し
く、歩留まりが悪いという問題があった。
【0004】一方、基板に垂直な方向の共振器を有する
面発光レーザは二次元高密度集積が可能なことから、光
信号処理や光情報処理用の光源として、その開発が非常
に望まれている。また、光通信の分野においても、面発
光レーザは低閾値で光ファイバと高効率なカップリング
が可能であるという優れた特性を有しているため、将来
のキーデバイスとして期待されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、面発光
レーザの共振器は、極めて高い反射率を有する2枚の反
射鏡に挟まれた構造となっており、これらの反射鏡は、
一般に、エピタキシャル成長による半導体多層膜によっ
て作製されるため、均一な膜厚の結晶基板が得られると
発振波長が固定されてしまう。従って、波長の異なる複
数のレーザ光を発生する複数の素子を備えたアレイを作
製するためには、新しい発振制御法を考察する必要があ
った。
【0006】この方法として、近年、Electron
Lett.30,1994,pp.1947に見られ
るように半導体の選択成長を用いて素子毎の成長膜厚の
速度を変化させる方法、Electron Lett.
34,1998,pp.768に見られるように素子毎
にスペーサー層をエッチングして厚さを変化させた後、
再成長する方法、IEEE Journal of Q
uantum Electronics 27,199
1,pp1368に見られるように基板を傾けてホルダ
ーにセットし、結晶成長中において基板面内の膜厚を変
化させる方法等が提案されている。
【0007】しかしながら、選択成長法は成長速度の高
精度な制御が要求され、また、基板を傾ける方法は所望
の発振波長が得られる部分が基板面内に限られた部分で
あるという問題があり、さらにまた、再成長法はキャビ
ティ内に再成長界面を持つため、再成長する前では酸化
されない材料を表面にしておく必要が生じ、用いる材料
に制限が生じるという問題があった。
【0008】さらにこれらの報告例は何れも短波長帯
(600〜980nm)であり、光通信に用いられる長
波長帯(1.3〜1.55μm)にこれらの手法を応用
することは困難であった。
【0009】それは、一般に、通信波長帯の面発光レー
ザは、例えばAppl.Phys.Lett.66,1
995,pp.1030に見られるようにDBR部分と
発光層とを別々の基板にエピタキシャル成長し、貼り合
わせるという手法により形成しているため、通信波長帯
(1.3〜1.55μm)の面発光レーザに選択成長を
適用させることは困難であり、また、スペーサー層をエ
ッチングすると、基板に凹凸ができるため、上面の反射
鏡を貼り合わせることが原理的に不可能であるためであ
る。
【0010】本発明の目的は、材料が限定されることな
く、光通信等に用いられる波長の異なる複数のレーザ光
を発生し得る多波長面発光半導体レーザアレイを提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記課題を
解決するため、活性層の両側に第1及び第2のスペーサ
ー層を形成し、さらにその両外側にそれぞれ、第1の光
学波長λ1の1/4に相当する膜厚で2種類の材料を交
互に積層してなる第1の反射鏡と、第2の光学波長λ2
の1/4に相当する膜厚で2種類の材料を交互に積層し
てなる第2の反射鏡とを配置し、該第1または第2の反
射鏡のいずれか一方を複数の独立した構造として複数の
素子を形成してなる多波長面発光半導体レーザアレイに
おいて、第1のスペーサー層と第1の反射鏡との間に、
第3の光学波長λ3の1/4に相当する膜厚で2種類の
材料を交互に積層してなる第1の位相制御層を設け、第
2のスペーサー層と第2の反射鏡との間に、第4の光学
波長λ4の1/4に相当する膜厚で2種類の材料を交互
に積層してなる第2の位相制御層を設けるとともに、第
1の位相制御層もしくは第2の位相制御層のうち、前記
素子に対応して独立して設けられる位相制御層における
2種類の材料の積層のペア数を各素子毎に変化させたこ
とを特徴とする。
【0012】面発光レーザの共振波長λは、活性層及び
その両側に配置される第1及び第2のスペーサー層(ク
ラッド層)からなる共振器の長さLcだけでなく、第1
及び第2の反射鏡の厚さに依存する位相項の影響をうけ
る。これは実効的な共振器長が各反射鏡の内部に侵入し
ているためで、レーザ発振するための位相条件として、
共振波長λは長さLcと第1及び第2の反射鏡内の位相
項により、 φtop+(2Lc・nr/λ)・2π+φbot=m・2π を満たさなければならないからである。ここで、φbot
及びφtopはそれぞれ第1及び第2の反射鏡による位相
項、nrは共振器内の平均屈折率、mは実数である。
【0013】このことからレーザ発振の波長は位相項に
より変化することがわかる。位相項は反射鏡を構成する
2種類の材料の屈折率、ペア数、厚さに依存する。従っ
て、素子毎に位相項を変化をさせれば、波長制御が可能
であることがわかる。
【0014】位相項の制御方法として、位相制御層の厚
さを光学波長で1/4の厚さから変化させるか、反射鏡
を構成する2種類の材料の光学波長の1/4の厚さから
変化させるという方法が考えられ、その位相項の影響を
素子毎に異なるようにすれば良いことがわかる。
【0015】このように、本発明によれば、従来のよう
な選択成長を用いないため、通信波長帯に適用可能とな
る。また、再成長法を用いないため、スペーサー層の材
料に制限がない。また、結晶基板面内で均一なウェハー
を作製できれば、結晶基板面内のどの部分でも多波長面
発光半導体レーザアレイが作製可能である。また、素子
を作製する前に発振波長がウェハー状態で測定可能であ
り、従来の導波型DFBやDBR半導体レーザと比べて
も飛躍的に生産効率が上がり、精密な波長制御が可能と
なるという利点がある。
【0016】
【実施の形態1】図1は本発明の多波長面発光半導体レ
ーザアレイの第1の実施の形態を示すもので、図中、1
1はGaAs基板、12は第1の反射鏡(GaAs/A
lAs層)、13は第1の位相制御層(InGaAsP
/InP層)、14は第1のスペーサー層(InPクラ
ッド層)、15はMQW活性層、16は第2のスペーサ
ー層(InPクラッド層)、17は第2の位相制御層
(InGaAsP/InP層)、18は第2の反射鏡
(SiO2/TiO2層)、19は裏面電極、20はリン
グ電極、21はARコートである。
【0017】以下、本多波長面発光半導体レーザアレイ
の詳細な構造を、その製造過程とともに説明する。
【0018】まず、Electron Lett.3
2,1996,pp.1483に見られるように、Ga
As基板11上に、第1の光学波長λ1=1.55μm
の1/4に相当する膜厚でGaAs及びAlAsを交互
にエピタキシャル成長して第1の反射鏡(GaAs/A
lAs層)12を形成する。
【0019】また、図示しないInP基板上に、第4の
光学波長λ4=1.55μmの1/4に相当する膜厚で
InGaAsP及びInPを交互に10ペア、エピタキ
シャル成長して第2の位相制御層(InGaAsP/I
nP層)17を形成し、その上に第2のスペーサー層
(InPクラッド層)16、活性層15及び第1のスペ
ーサー層(InPクラッド層)14を順次エピタキシャ
ル成長して形成し、さらに第3の光学波長λ3=1.5
5μmの1/4に相当する膜厚でInGaAsP及びI
nPを交互に5ペア、エピタキシャル成長して第1の位
相制御層(InGaAsP/InP層)13を形成す
る。
【0020】次に、前述した如くして各層を成長させた
GaAs基板11及びInP基板に対し前処理を施した
上でそれらの半導体成長面同士を接触させ、水素雰囲気
中でアニールを施し、Wafer−fusionを行
う。その後、InP基板を化学エッチングで取り除き、
第2の位相制御層17を露出させる。
【0021】次に、第2の位相制御層17を同一ウェハ
ー内で部分的、即ち(a)〜(d)の4つの部分におい
て、積層のペア数がそれぞれ(a)3ペア、(b)5ペ
ア、(c)7ペア、(d)9ペアとなるように選択的に
化学エッチング処理し、その後、素子を形成するために
大きさ5μmφの円形のメサ構造に加工する。
【0022】次に、GaAs基板11の下部に裏面電極
19及びARコート21を蒸着し、各素子に対応する第
2の位相制御層17上にリング電極20及び電極パッド
を蒸着し、第2の光学波長λ2=1.58μmの1/4
に相当する膜厚でSiO2及びTiO2を交互に蒸着して
第2の反射鏡(SiO2/TiO2層)18を形成し、そ
の後、電極パット部分を取り除く。
【0023】図2は図1中の(a)〜(d)の4つの素
子に対応した注入電流が5mAの時のスペクトルを示す
ものである。各素子の閾値電流はいずれも1.2mA
で、それぞれの発振波長は(a)1553.0nm、
(b)1552.5nm、(c)1552.2nm、
(d)1551.8nmであった。
【0024】
【実施の形態2】図3は本発明の多波長面発光半導体レ
ーザアレイの第2の実施の形態を示すもので、図中、3
1はGaAs基板、32は第1の反射鏡及び第1の位相
制御層(GaAs/AlAs層)、33は第1のスペー
サー層(AlGaAsクラッド層)、34はMQW活性
層、35は第2のスペーサー層(AlGaAsクラッド
層)、36は第2の位相制御層(GaAs/AlAs
層)、37は第2の反射鏡(SiO2/TiO2層)、3
8はポリイミド、39は裏面電極、40はリング電極、
41はARコートである。
【0025】以下、本多波長面発光半導体レーザアレイ
の詳細な構造を、その製造過程とともに説明する。
【0026】まず、MOCVD法によりGaAs基板3
1上に、第1及び第3の光学波長λ1=λ3=980n
mの1/4に相当する膜厚でAlAs及びGaAsを交
互に合わせて25ペア、エピタキシャル成長して第1の
反射鏡及び第1の位相制御層(GaAs/AlAs層)
32を形成する。
【0027】次に、連続して、第1のスペーサー層(A
lGaAsクラッド層)33、MQW活性層34、第2
のスペーサー層(AlGaAsクラッド層)35を順次
エピタキシャル成長して形成し、さらに、第4の光学波
長λ4=1000nmの1/4に相当する膜厚でAlA
s及びGaAsを交互に10ペア、エピタキシャル成長
して第2の位相制御層(GaAs/AlAs層)36を
成長する。
【0028】次に、第2の位相制御層36を同一ウェハ
ー内で部分的、即ち(a)〜(d)の4つの部分におい
て、積層のペア数がそれぞれ(a)3ペア、(b)5ペ
ア、(c)7ペア、(d)9ペアとなるようにフォトリ
ソグラフィを用いてパターニングし、化学的選択による
エッチングを行う。
【0029】次に、GaAs基板31の下部に裏面電極
39を蒸着し、各素子に対応する第2の位相制御層36
上にリング電極40を蒸着し、大きさ5μmφの円形の
メサ構造に加工し、素子間の分離のため、溝をポリイミ
ド38で埋め込んだ後、電極パッドを形成する。また、
GaAs基板31の下部にARコート41を施す。
【0030】その後、第2の光学波長λ2=980nm
の1/4に相当する膜厚でSiO2及びTiO2を交互に
蒸着して第2の反射鏡(SiO2/TiO2層)37を形
成する。
【0031】図4は図3中の(a)〜(d)の4つの素
子に対応したスペクトルを示すものである。各素子の閾
値電流はいずれも0.4mAで、それぞれの発振波長は
(a)984nm、(b)983nm、(c)982n
m、(d)981nm、即ち1nm間隔であった。
【0032】
【実施の形態3】図5は本発明の多波長面発光半導体レ
ーザアレイの第3の実施の形態を示すもので、図中、5
1はGaAs基板、52は第1の反射鏡(GaAs/A
lAs層)、53は第1の位相制御層(InGaAsP
/InP層)、54は第1のスペーサー層(InPクラ
ッド層)、55はMQW活性層、56は第2のスペーサ
ー層(InPクラッド層)、57は第2の位相制御層
(InGaAsP/InP層)、58は第2の反射鏡
(SiO2/TiO2層)、59は裏面電極、60はリン
グ電極、61はARコート、62はポリイミドである。
【0033】以下、本多波長面発光半導体レーザアレイ
の詳細な構造を、その製造過程とともに説明する。
【0034】まず、GaAs基板51上に、第1の光学
波長λ1=1.55μmの1/4に相当する膜厚でGa
As及びAlAsを交互にエピタキシャル成長して第1
の反射鏡(GaAs/AlAs層)52を形成する。
【0035】また、図示しないInP基板上に、第4の
光学波長λ4=1.53μmの1/4に相当する膜厚で
InGaAsP及びInPを交互に10ペア、エピタキ
シャル成長して第2の位相制御層(InGaAsP/I
nP層)57を形成し、その上に第2のスペーサー層
(InPクラッド層)56、活性層55及び第1のスペ
ーサー層(InPクラッド層)54を順次エピタキシャ
ル成長して形成し、さらに第3の光学波長λ3=1.5
3μmの1/4に相当する膜厚でInGaAsP及びI
nPを交互に5ペア、エピタキシャル成長して第1の位
相制御層(InGaAsP/InP層)53を形成す
る。
【0036】次に、前述した如くして各層を成長させた
GaAs基板51及びInP基板に対し前処理を施した
上でそれらの半導体成長面同士を接触させ、水素雰囲気
中でアニールを施し、Wafer−fusionを行
う。その後、InP基板を化学エッチングで取り除き、
第2の位相制御層57を露出させる。
【0037】次に、第2の位相制御層57を同一ウェハ
ー内で部分的、即ち(a)〜(d)の4つの部分におい
て、積層のペア数がそれぞれ(a)3ペア、(b)4ペ
ア、(c)6ペア、(d)8ペアとなるように選択的に
化学エッチング処理し、その後、素子を形成するために
大きさ5μmφの円形のメサ構造に加工し、素子間の分
離のため、溝をポリイミド62で埋め込む。
【0038】次に、GaAs基板51の下部に裏面電極
59及びARコート61を蒸着し、各素子に対応する第
2の位相制御層57上にリング電極60及び電極パッド
を蒸着し、第2の光学波長λ2=1.55μmの1/4
に相当する膜厚でSiO2及びTiO2を交互に蒸着して
第2の反射鏡(SiO2/TiO2層)58を形成し、そ
の後、電極パット部分を取り除く。
【0039】図6は図5中の(a)〜(d)の4つの素
子に対応した注入電流が5mAの時のスペクトルを示す
ものである。各素子の閾値電流はいずれも0.8mA
で、それぞれの素子の発振波長は(a)1540.3n
m、(b)1539.5nm、(c)1539nm、
(d)1538.5nmであった。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多波長面
発光半導体レーザアレイによれば、スペーサー層の材料
に制限がなく、また、結晶基板面内で均一なウェハーを
作製できれば、結晶基板面内のどの部分にも素子を作製
可能であり、また、発振波長をウェハー状態で測定可能
で、短波長帯だけなく長波長帯にも応用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多波長面発光半導体レーザアレイの第
1の実施の形態を示す構成図
【図2】図1に示した多波長面発光半導体レーザアレイ
の発振スペクトルを示す図
【図3】本発明の多波長面発光半導体レーザアレイの第
2の実施の形態を示す構成図
【図4】図3に示した多波長面発光半導体レーザアレイ
の発振スペクトルを示す図
【図5】本発明の多波長面発光半導体レーザアレイの第
3の実施の形態を示す構成図
【図6】図5に示した多波長面発光半導体レーザアレイ
の発振スペクトルを示す図
【符号の説明】
11,31,51:GaAs基板、12,52:第1の
反射鏡、13,53:第1の位相制御層、14,33,
54:第1のスペーサー層、15,34,55:MQW
活性層、16,35,56:第2のスペーサー層、1
7,36,57:第2の位相制御層、18,37,5
8:第2の反射鏡、19,39,59:裏面電極、2
0,40,60:リング電極、21,41,61:AR
コート、32:第1の反射鏡及び第1の位相制御層、3
8,62:ポリイミド。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性層の両側に第1及び第2のスペーサ
    ー層を形成し、さらにその両外側にそれぞれ、第1の光
    学波長λ1の1/4に相当する膜厚で2種類の材料を交
    互に積層してなる第1の反射鏡と、第2の光学波長λ2
    の1/4に相当する膜厚で2種類の材料を交互に積層し
    てなる第2の反射鏡とを配置し、該第1または第2の反
    射鏡のいずれか一方を複数の独立した構造として複数の
    素子を形成してなる多波長面発光半導体レーザアレイに
    おいて、 第1のスペーサー層と第1の反射鏡との間に、第3の光
    学波長λ3の1/4に相当する膜厚で2種類の材料を交
    互に積層してなる第1の位相制御層を設け、 第2のスペーサー層と第2の反射鏡との間に、第4の光
    学波長λ4の1/4に相当する膜厚で2種類の材料を交
    互に積層してなる第2の位相制御層を設けるとともに、 第1の位相制御層もしくは第2の位相制御層のうち、前
    記素子に対応して独立して設けられる位相制御層におけ
    る2種類の材料の積層のペア数を各素子毎に変化させた
    ことを特徴とする多波長面発光半導体レーザアレイ。
  2. 【請求項2】 波長λ1、λ3及びλ4が等しく、λ2
    のみが異なることを特徴とする請求項1記載の多波長面
    発光半導体レーザアレイ。
  3. 【請求項3】 波長λ1、λ2及びλ3が等しく、λ4
    のみが異なることを特徴とする請求項1記載の多波長面
    発光半導体レーザアレイ。
  4. 【請求項4】 波長λ1及びλ2が等しく、λ3及びλ
    4が等しいことを特徴とする請求項1記載の多波長面発
    光半導体レーザアレイ。
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