JP2000294606A - 半導体ウエハの検査装置 - Google Patents

半導体ウエハの検査装置

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JP2000294606A
JP2000294606A JP11100693A JP10069399A JP2000294606A JP 2000294606 A JP2000294606 A JP 2000294606A JP 11100693 A JP11100693 A JP 11100693A JP 10069399 A JP10069399 A JP 10069399A JP 2000294606 A JP2000294606 A JP 2000294606A
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wafer
temperature
semiconductor wafer
dry air
unit
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JP11100693A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Tamura
智昭 田村
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウエハの検査装置において、測定の自
動化を可能にし、セットアップ時間を短縮し、温度条件
変更時や、開口後の露点低下時間を短縮する。 【解決手段】 開示される半導体ウエハの検査装置は、
ウエハプローバ1内の測定部11内に設けられたウエハ
チャック111に半導体ウエハ112を保持し、測定部
内に乾燥空気を供給し、ウエハチャックを冷却して、低
温下において半導体ウエハの電気的測定を行う際に、シ
ャッター116を開き、ファン117を動作させて、排
気しながら測定部内に乾燥空気を供給するとともに、ウ
エハチャックの冷却を行い、露点センサ114によって
測定部内が所定の露点に到達したことを検知し、温度セ
ンサ113によって、ウエハチャックが所定の温度に到
達したことを検知したとき、半導体ウエハをウエハチャ
ックにロードして、半導体チップの電気的測定を行うよ
うに構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
等の製造工程において、半導体ウエハの電気的特性の検
査のために用いられる、半導体ウエハの検査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の製造工程においては、
多数の半導体チップを作り込んだ半導体ウエハ(以下、
単にウエハと略す)の段階で、半導体チップの検査を行
うが、近年においては、このような検査工程においてウ
エハプローバを使用するのが一般的になっている。そし
て特に、低温下でのウエハの電気的特性を検査する必要
がある場合には、ウエハプローバに冷却ユニットを付加
して、所定の低温(例えば−40℃)での電気的測定を
可能にする方法がとられている。
【0003】ウエハプローバを用いて、低温下でのウエ
ハの検査を行う場合に、もしも、電気的測定中にウエハ
に結露が発生すると、半導体回路中においてリークが発
生したり、半導体チップの破壊が生じたりする可能性が
高くなるので、ウエハ及びウエハを保持するためのウエ
ハチャック等における、結露を確実に防止しなければな
らない。
【0004】図15は、従来の半導体ウエハの検査装置
の構成例を示す図、図16は、従来例における検査シー
ケンスを示す図、図17は、従来例における設定温度変
更時の乾燥空気供給シーケンスを示す図である。従来の
半導体ウエハの検査装置は、図15に示すように、ウエ
ハプローバ210と、冷却/加熱ユニット220と、乾
燥空気供給ユニット230とから概略構成されている。
ウエハプローバ210は、測定部211と、制御部21
2と、ローダー部213とからなっている。測定部21
1は、ウエハを保持するためのウエハチャック214を
有し、その上に被検査ウエハ215が装着される。ま
た、ウエハチャック214には、温度センサ216が設
けられている。制御部212は、ウエハチャック214
に対するウエハ215の着脱等の制御を行う。ローダー
部213は、検査時、複数枚のウエハを収容したウエハ
カセット(不図示)を有し、制御部21の制御に従っ
て、ウエハチャック214に対して、検査すべきウエハ
を1枚ずつロードしたり、ウエハチャック214から、
検査が終了したウエハをアンロードする等の処理を行
う。
【0005】冷却/加熱部220は、冷却/加熱ユニッ
ト221と、制御部222とからなっている。加熱/冷
却ユニット221は、所要の低温又は高温になった冷却
液を、冷却液配管223を介してウエハチャック214
の部分に供給する。制御部222は、温度センサケーブ
ル241を介してとり込んだ、温度センサ216の温度
情報に応じて、加熱/冷却ユニット221の冷却/加熱
の動作を制御する。また、制御部222は、制御ケーブ
ル242を介して、ウエハプローバ210の制御部21
2との間で、制御情報の授受を行う。
【0006】乾燥空気供給部230は、乾燥空気供給ユ
ニット231と、制御部232とからなっている。乾燥
空気供給ユニット231は、十分に露点を低下させた乾
燥空気を生成して、エア配管233を介してウエハプロ
ーバ210の測定部211内に供給する。制御部232
は、乾燥空気供給ユニット231における乾燥空気の生
成と供給を制御する。また、制御部232は、制御ケー
ブル243を介して、冷却/加熱部220の制御部22
2との間で、制御情報の授受を行う。
【0007】以下、図15を参照して、従来の半導体ウ
エハの検査装置における、低温での検査時の動作を説明
する。低温での測定時には、最初、ウエハ215及び測
定部211内部が結露(霜付き)しないようにするため
に、乾燥空気供給ユニット231から、エア配管233
を経て低露点の乾燥空気を供給して、測定部211の内
部が低露点になるのを待つ。この場合、測定部211の
内部が低露点になるまでの待ち時間(30分乃至1時
間)は、予め実験を行って決定しておく。次に、冷却/
加熱ユニット221から、冷却液配管223を経て低温
の冷却液を供給して、ウエハチャック214の部分を冷
却する。そして温度センサ216を介して、ウエハチャ
ック214の部分の温度を測定し、設定温度に達した時
点で、所定の測定動作を開始する。
【0008】次に、図16を参照して、従来の半導体ウ
エハの検査装置における、低温での1ロットのウエハの
検査シーケンスを説明する。最初、乾燥空気の供給を開
始する(ステップS1)。なお、以降においては、乾燥
空気の供給量の調整は行われない。これによって、測定
部211内部の空気が徐々に交換されて、所定の露点に
到達すると(ステップS2)、ウエハチャック214の
冷却を開始する(ステップS3)。そして、ウエハチャ
ック214が所定の温度に到達したとき(ステップS
4)、ウエハ215をローダー部213からロードして
(ステップS5)、ウエハ215の半導体チップの測定
を行う(ステップS6)。1枚のウエハの測定が終了し
たとき(ステップS7)、測定終了したウエハのローダ
ー部213へのアンロードを開始する(ステップS
8)。ローダー部213への搬送途中で、ウエハを一時
的に停止して、ウエハの温度上昇を待ったのち(ステッ
プS9)、ウエハをローダー部213にアンロードする
(ステップS10)。このようにして、すべてのウエハ
の測定が終わったとき、そのロットの検査工程を終了す
る(ステップS11)。
【0009】次に、図17を参照して、従来の半導体ウ
エハの検査装置における、設定温度変更時の乾燥空気供
給のシーケンスを説明する。なお、図17において、
(a)は低温→高温変更時のシーケンス、(b)は常温
→低温変更時のシーケンス、(c)は低温→常温変更時
のシーケンスをそれぞれ示す。設定温度を低温から高温
に変更するときは、まず、ウエハチャック214に対し
て、低温から高温になるように加熱を開始する(ステッ
プP1)。次に、低温時の乾燥空気供給制御状態はその
ままにして、乾燥空気供給流量を一定に保ち(ステップ
P2)、冷却液配管223が結露しない温度に到達した
とき(ステップP3)、乾燥空気の供給を停止して(ス
テップP4)、以後、高温測定状態では、乾燥空気の供
給を停止する(ステップP5)。設定温度を常温から低
温に変更するときは、まず、ウエハチャック214に対
して低温から常温になるように加熱を開始し(ステップ
P11)、低温時の乾燥空気供給制御状態はそのままに
して、乾燥空気供給流量をを一定に保ち(ステップP1
2)、以後、常温測定状態では、乾燥空気を供給し続け
る(ステップP13)。設定温度を低温から常温に変更
するときは、まず、ウエハチャック114に対して、低
温から常温になるように加熱を開始し(ステップP2
1)、低温時の乾燥空気供給制御状態はそのままにし
て、乾燥空気供給流量をを一定に保ち(ステップP2
2)、以後、常温測定状態では、乾燥空気を供給し続け
る(ステップP23)。なお、特開平10−32168
3号公報には、上述の従来例に類似したプローブ装置及
び低温検査方法が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図15
に示された従来の半導体ウエハの検査装置では、次のよ
うな、各種の問題点を有していた。すなわち、 測定部内に乾燥空気が満たされて、露点が所要の温度
以下になったか否かは、実験的に求められた時間によっ
て規定されるとともに、その時間は、人手による測定に
よって定められたものであって、露点が所要の温度以下
になるようにする動作が自動化されていない。その理由
は、測定部において露点の測定を行っていないため、露
点を考慮した、温度,乾燥空気供給流量及びウエハプロ
ーバ動作の制御を行うことができないためである。 高温状態から、低温状態に切り替えるのに必要な時間
が長い。その理由は、高温時に乾燥空気の供給を停止し
ているためである。 プローブカード交換等の目的で、プローバヘッドプレ
ート等の開閉を行ったため、測定部内が高露点になった
場合に、再び低露点になるまでに必要な時間が長い。そ
の理由は、測定部が常時、密閉されているためと、乾燥
空気供給流量の制御がオン/オフ制御のみであって、制
御が単純なので、露点が変化した場合に乾燥空気供給流
量を最適に制御することができないためである。 なお、ここで、プローブカードは、ウエハの検査時に、
半導体チップの電極(パッド)に接触させるための、半
導体テスタの信号ピンを配列したカードであって、通
常、測定部211の上部の開口部等に、開閉可能に取り
付けられたヘッドプレートの内側に取り付けられてい
て、ウエハの品種変更時等には、ヘッドプレートを開い
て交換される。
【0011】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
ものであって、半導体ウエハの検査装置において、測定
部内の露点を所要の温度以下にする制御を自動的に行う
ことができるとともに、高温状態から低温状態に切り替
えるのに必要な時間を短くすることができ、さらにプロ
ーバヘッドプレートの開閉後等において、再び低露点に
なるまでの時間を短縮することが可能なようにすること
を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、半導体ウエハの検査装置に
係り、ウエハプローバの測定部内に設けられたウエハチ
ャックに半導体ウエハを保持し、該測定部内に乾燥空気
を供給するとともに、上記ウエハチャックを冷却して、
低温下において上記半導体ウエハの電気的測定を行う半
導体ウエハの検査装置において、上記測定部内の空気を
排出するためのシャッター及びファンと、該測定部内の
露点を測定する露点測定手段とを設け、上記シャッター
を開きファンを動作させた状態で上記測定部内に乾燥空
気を供給するとともに、上記ウエハチャックの冷却を開
始し、上記測定部内が所定の露点に到達し、ウエハチャ
ックが所定の温度に到達したとき、半導体ウエハをウエ
ハチャックにロードして該半導体ウエハのチップの電気
的測定を行うように構成されていることを特徴としてい
る。
【0013】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の半導体ウエハの検査装置に係り、上記測定開始前の
乾燥空気の供給流量を最大値にすることを特徴としてい
る。
【0014】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の半導体ウエハの検査装置に係り、上記測定開
始前のウエハチャックの冷却を測定部内の露点変化に追
従して行うことを特徴としている。
【0015】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至3のいずれか一記載の半導体ウエハの検査装置に係
り、上記ウエハチャックが所定の温度に到達したとき、
上記ファンを停止しシャッターを閉じて、測定部への乾
燥空気の供給流量を該測定部内の露点変化に追従して制
御し、上記半導体ウエハをウエハチャックに保持して所
定の電気的測定を行うことを特徴としている。
【0016】また、請求項5記載の発明は、請求項1乃
至4のいずれか一記載の半導体ウエハの検査装置に係
り、上記半導体ウエハの電気的測定終了後、該半導体ウ
エハを測定部外へ搬送する際の搬送時間を半導体ウエハ
の品種ごとに制御することを特徴としている。
【0017】また、請求項6記載の発明は、請求項1乃
至5のいずれか一記載の半導体ウエハの検査装置に係
り、上記半導体ウエハの搬送経路に加熱手段を設け、上
記測定部外へ搬送する半導体ウエハを加熱するように構
成されていることを特徴としている。
【0018】また、請求項7記載の発明は、請求項1乃
至6のいずれか一記載の半導体ウエハの検査装置に係
り、上記搬送経路に温度計を設け、上記搬送される半導
体ウエハの温度が結露しない温度でないとき、温度が上
がるまで該半導体ウエハの搬送を停止することを特徴と
している。
【0019】また、請求項8記載の発明は、請求項1乃
至7のいずれか一記載の半導体ウエハの検査装置に係
り、上記測定を終了した半導体ウエハをウエハプローバ
のローダー部へ搬送するとともに、該ローダー部内に乾
燥空気を供給するように構成されていることを特徴とし
ている。
【0020】
【作用】この発明の構成では、ウエハプローバの測定部
内に設けられたウエハチャックに半導体ウエハを保持
し、測定部内に乾燥空気を供給するとともに、ウエハチ
ャックを冷却して、低温下において半導体ウエハの電気
的測定を行う半導体ウエハの検査装置において、測定部
内の空気を排出するためのシャッター及びファンと、測
定部内の露点を測定する露点測定手段とを設け、シャッ
ターを開きファンを動作させた状態で測定部内に乾燥空
気を供給するとともに、ウエハチャックの冷却を開始
し、測定部内が所定の露点に到達し、ウエハチャックが
所定の温度に到達したとき、半導体ウエハをウエハチャ
ックにロードして半導体ウエハのチップの電気的測定を
行うようになっている。
【0021】このように、測定部の露点を検出して、所
定の露点になったとき、半導体チップの電気的測定を行
うので、測定の自動化が可能になるとともに、測定部の
露点低下と、ウエハチャックの冷却とを同時に行えるの
で、セットアップ時間を短縮できる。また、高温時に
も、乾燥空気の供給を停止しないので、高温から低温に
切り替えるための時間を短縮できる。また、プローバヘ
ッドプレート等の開閉直後に、シャッターとファンによ
って、測定部内の空気を排気し、乾燥空気供給流量を流
量制御バルブによって増加するように制御するので、測
定部が低露点になるまでの時間を短縮できる。
【0022】さらに、半導体ウエハの搬送時間を品種ご
とに制御するので、ウエハを、ウエハチャックからロー
ダー部に搬送する間における、結露を有効に、かつ低コ
ストで防止することができる。また、測定部にヒーター
を追加して、ウエハのローダー部への搬送途中でウエハ
を加熱するので、ウエハを、ウエハチャックからローダ
ー部に搬送する間における、結露を有効に防止するとと
もに、搬送時間を大幅に短縮するとともに、この際、ウ
エハの温度を測定して結露しない温度になっていないと
きは、ウエハの搬送を停止するので、ウエハの結露を確
実に防止することができる。また、ローダー部にも乾燥
空気を供給するので、さらに、ウエハの結露を防止する
とともに、ウエハのローダー部への搬送時間を最短にす
ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である半導体ウエハの検
査装置の構成を示す図、図2は、同実施例における検査
シーケンスを示す図(1)、図3は、同検査シーケンス
を示す図(2)、図4は、同実施例における設定温度変
更時の乾燥空気供給シーケンスを示す図(1)、また、
図5は、設定温度変更時の同乾燥空気供給シーケンスを
示す図(2)である。この例の半導体ウエハの検査装置
は、図1に示すように、ウエハプローバ1と、冷却/加
熱部2と、乾燥空気供給部3と、露点監視部4とから概
略構成されている。
【0024】ウエハプローバ1は、測定部11と、制御
部12と、ローダー部13とからなっている。測定部1
1は、ウエハを保持するためのウエハチャック111を
有し、その上に被検査ウエハ112が装着される。ウエ
ハチャック111には、その部分の温度を測定するため
の温度センサ113が設けられている。また、測定部1
1内の露点を測定するための露点センサ114が設けら
れている。さらに、測定部11内への乾燥空気の供給流
量を調節するための流量制御バルブ115が設けられて
いるとともに、測定部11内の空気の外部への排出/遮
断を行うためのシャッター116と、測定部111内の
空気を外部へ吸い出すためのファン117を有する。制
御部12は、ウエハチャック111に対する体ウエハ1
12の着脱等の制御を行う。ローダー部13は、検査
時、複数枚のウエハを収容したウエハカセット(不図
示)を有し、制御部12の制御に応じて、ウエハチャッ
ク111に対して、検査すべきウエハを1枚ずつロード
したり、ウエハチャック111から、検査が終了したウ
エハをアンロードする等の処理を行う。
【0025】冷却/加熱部2は、冷却/加熱ユニット2
1と、制御部22とからなっている。加熱/冷却ユニッ
ト21は、所要の低温又は高温になった冷却液を、冷却
液配管23を介してウエハチャック111の部分に供給
する。制御部22は、温度センサケーブル52を介して
とり込んだ温度センサ113の温度情報に応じて、加熱
/冷却ユニット21の冷却/加熱の動作を制御する。ま
た、制御部22は、制御ケーブル61を介して、ウエハ
プローバ1の制御部12との間で、制御情報の授受を行
う。
【0026】乾燥空気供給部3は、乾燥空気供給ユニッ
ト31と、制御部32とからなっている。乾燥空気供給
ユニット31は、十分に露点を低下させた乾燥空気を生
成して、エア配管33を介してウエハプローバ1の測定
部11内に供給する。制御部32は、乾燥空気供給ユニ
ット31における乾燥空気の生成と供給を制御する。ま
た、制御部32は、制御ケーブル62を介して、冷却/
加熱部2の制御部22との間で、制御情報の授受を行
う。
【0027】露点監視部4は、露点監視装置41と、制
御部42とからなっている。露点監視装置41は、例え
ば半導体露点センサ等からなる露点センサ114の露点
情報に応じて、冷却/加熱部2に対する冷却又は加熱の
制御を行う。この際、制御部42は、露点センサケーブ
ル51を介して露点センサ114の露点情報をとり込
み、制御ケーブル63を介して、冷却/加熱部2の制御
部22との間で、露点センサ114の露点情報に基づ
く、制御情報の授受を行う。
【0028】以下、図1を参照して、この例の半導体ウ
エハの検査装置における、低温での検査時の動作を説明
する。低温での測定時には、最初、ウエハ112及び測
定部11内部が結露しないようにするために、乾燥空気
供給ユニット31から、エア配管33を経て低露点の乾
燥空気を供給する。このとき、測定部11の内部が所定
の露点に達していない場合は、制御部12は、流量制御
バルブ115によって、乾燥空気供給ユニット31から
の、低露点(低湿度)の乾燥空気の流量を制御しなが
ら、測定部11に供給すると同時に、シャッター116
を開き、ファン117を回転させて、測定部11内の高
露点(高湿度)の空気を排気する。
【0029】次に、露点監視装置41が、所定の露点に
到達したことを検出したとき、ウエハプローバ1の制御
部12が、ファン117を停止するとともにシャッター
116を閉じ、冷却/加熱部2の制御部22が、冷却/
加熱ユニット21を制御することによって自動的に冷却
が行われる。冷却/加熱部2の制御部22が、温度セン
サ113を介して、ウエハチャック111の部分が設定
温度に到達したことを検出したとき、ウエハプローバ1
の制御部12の制御によって、ウエハ112に対する測
定動作が自動的に開始される。従って、測定を行う作業
者は、最初のセットアップのみを行えば、所定温度での
測定を行うことができる。また、測定中になんらかの原
因によって露点が上昇したときは、露点監視装置41が
これを検出することによって、自動的に測定を停止し
て、ウエハチャック111の温度を変化させる(この場
合は、結露を防ぐため温度を上昇させる)。
【0030】さらに、高温での測定から、低温での測定
への切り替えを行った場合には、乾燥空気供給ユニット
31から測定部11に、乾燥空気を供給することによっ
て、切り替えに要する時間を短縮する。この際、制御部
12は、流量制御バルブ115の開度を調節して、乾燥
空気の流量を最大に制御することによって、測定部11
1内が短時間で所定の露点になるようにする。また、半
導体ウエハの品種変更に伴うプローブカードの交換時
や、メンテナンス等の目的で、測定部111のカバー類
を開閉して外気に開放した直後には、測定部11内の露
点上昇を検知して、流量制御バルブ115を調節して乾
燥空気の供給流量を制御する(この場合は、流量を増加
させる)ことによって、測定部11内の露点を早急に所
定値に復旧させるようにする。
【0031】次に、図2,図3を参照して、この例の半
導体ウエハの検査装置における、低温での1ロットのウ
エハの検査シーケンスを説明する。最初、乾燥空気の供
給を開始する。高温から低温にする場合には、乾燥空気
の供給流量を最大にして、最短時間で測定部11を所定
の露点状態にする(ステップQ1)。次に、シャッター
116を開き、ファン117の動作を開始するとともに
(ステップQ2)、ウエハチャック111の冷却を開始
する(ステップQ3)。この際、冷却は、測定部11内
の露点変化に追従して、ウエハチャック111に結露を
生じない温度で行う。測定部11内が所定の露点に到達
し(ステップQ4)、ウエハチャック111が所定の温
度に到達したとき(ステップQ5)、ファン117を停
止し、シャッター116を閉じる(ステップQ6)。こ
の状態で、測定部11の露点変化に追従して、測定部1
1への乾燥空気の供給流量を制御しながら(ステップQ
7)、ローダー部13からウエハチャック111にウエ
ハ112をロードして(ステップQ8)、ウエハ112
の半導体チップの電気的測定を行う(ステップQ9)。
【0032】ウエハ1枚の測定を終了したとき(ステッ
プQ10)、ウエハ112のローダー部13へのアンロ
ードを開始する(ステップQ11)。ウエハのローダー
部13への搬送途中で一時、停止して、ウエハの温度上
昇を待ったのち(ステップQ12)、ウエハ112をロ
ーダー部13にアンロードする(ステップQ13)。す
べてのウエハの測定が終わったとき、そのロットの検査
工程を終了する(ステップQ14)。
【0033】次に、図4,図5を参照して、この例の半
導体ウエハの検査装置における、設定温度変更時の乾燥
空気供給のシーケンスを説明する。なお、図4,図5に
おいて、(a)は低温→高温変更時のシーケンス、
(b)は常温→低温変更時のシーケンス、(c)は低温
→常温変更時のシーケンスをそれぞれ示す。また、ここ
では、低温=−30℃、常温=25℃±2℃、高温=8
0℃を想定している。設定温度を低温から高温に変更す
るときは、まず、ウエハチャック111に対して、低温
から高温になるように加熱を開始する(ステップR
1)。次に、低温時の乾燥空気供給状態はそのままにし
て、低温時の乾燥空気供給流量制御状態に保ち(ステッ
プR2)、冷却液配管23が結露しない温度(例えば約
40℃)に到達したとき(ステップR3)、低温時の乾
燥空気供給状態はそのままにして、低温時の乾燥空気供
給流量制御状態に保ち(ステップR4)、以後、高温測
定では、高温時の流量制御状態で、乾燥空気を供給する
(ステップR5)。
【0034】設定温度を常温から低温に変更するとき
は、まず、まず、ウエハチャック111に対して低温か
ら常温になるように加熱を開始し(ステップR11)、
低温時の乾燥空気供給状態のままにして、低温時の乾燥
空気供給流量制御状態に保ち(ステップR12)、ウエ
ハチャック111が常温に到達したとき(ステップR1
3)、乾燥空気供給状態を切り替えて、常温時の乾燥空
気供給流量制御状態に保ち(ステップR14)、以後、
常温測定状態では、常温時の流量制御によって乾燥空気
を供給する(ステップR15)。
【0035】設定温度を低温から常温に変更するとき
は、まず、ウエハチャック111に対して、常温から低
温になるように冷却を開始し(ステップR21)、常温
時の乾燥空気供給制御状態はそのままで、常温時の乾燥
空気供給流量制御状態に保ち(ステップR22)、ウエ
ハチャック111が所定の低温に到達したとき(ステッ
プR23)、乾燥空気供給制御を切り替えて、低温時の
乾燥空気供給流量制御状態に保ち(ステップR24)、
以後、常温測定状態では、低温時の流量制御状態で乾燥
空気を供給する(ステップR25)。
【0036】このように、この例の半導体ウエハの検査
装置では、図15に示された従来例の装置と比較して、
構成及び測定方法が異なっており、そのため、従来例の
装置では得られなかった種々の利点を有している。
【0037】測定部11の露点を検出できるため、測
定部11に乾燥空気が満たされて所定の露点になったか
否かを判断できるので、極めて安全な測定の自動化が可
能になるとともに、測定部11の露点低下と、ウエハチ
ャック111の冷却とを同時に行えるので、セットアッ
プ時間の短縮が可能になる。
【0038】図15に示された従来例では、測定部21
1が所定の露点に到達するまでの時間を、予め実験的に
計測しておき、作業者又は制御部212によって、その
時間をカウントしたのちに、ウエハチャック214を冷
却するようにしなければならなかった。つまり、露点を
監視する代わりに、待ち時間を計測する方法をとってい
たが、これでは、ウエハプローバ210の設置環境,故
障,露点異常等の状態変化に対応することができない。
また、ウエハプローバ210が設置されている場所の空
気温度と湿度の変化によって、所定の露点に到達するま
での時間が変化するため、設置場所の空気温度と湿度を
常に一定にするか、又は、最悪の設置環境下での所要時
間をカウントするか、又は、種々の空気温度と湿度の条
件のもとでの所要時間を予め計測しておいて、その時間
をカウントする等の手段を講じる必要があり、そのた
め、煩雑な作業を必要とし、ウエハプローバ210の運
用が非効率的であった。
【0039】例えば、同一設置環境下でのセットアップ
時間を比較すると、測定部の容積が0.5m、乾燥
空気の供給流量が250l/min、露点温度が−60
℃であって、測定部の乾燥空気供給前露点が12℃のと
き、ウエハチャックの温度を−40℃にする場合、 従来例の場合のセットアップ時間:露点から−40℃ま
での到達時間(30分)+常温から−40℃までの冷却
時間(15分)=45分 この例の場合のセットアップ時間:露点から−40℃ま
での到達時間と常温から−40℃までの冷却時間=30
分 であって、この例によれば、従来例の場合よりも、セッ
トアップ時間を約15分短縮することができる。
【0040】高温時にも、乾燥空気の供給を停止しな
いので、高温から低温に切り替えるための時間を短縮す
ることができる。例えば、ウエハチャックを90℃から
−40℃に冷却するために必要な時間を比較すると、従
来例の装置では、乾燥空気の供給を停止したときの測定
部の露点が12℃、乾燥空気を供給したときの測定部の
露点が−40℃の場合、 従来例の場合の冷却時間:露点から−40℃までの到達
時間(30分)+常温から−40℃までの冷却時間(1
5分)=45分 この例の場合の冷却時間:90℃から−40℃までの冷
却時間=20分 であって、この例によれば、従来例の場合よりも、冷却
時間を約25分短縮することができる。
【0041】プローバヘッドプレート等の開閉直後に
乾燥空気供給流量を増加することによって、低露点にな
るまでの時間を短縮することができる。例えば、露点が
12℃から−40℃に到達するまでの時間を比較する
と、測定部の容積が0.5m、供給する乾燥空気の
露点温度が−60℃のとき、従来例の場合の乾燥空気供
給流量が250l/minであり、この例の場合の乾燥
空気供給流量が500l/minであるとすると、低露
点になるまでの時間は、 従来例の場合:30分 この例の場合:20分 であって、この例によれば、従来例の場合よりも、低露
点になるまでの時間を約10分短縮することができる。
【0042】また、測定部のカバー類等の開閉によっ
て、測定部内の空気が高露点になった場合、シャッター
116及びファン117によって、空気を流れを作っ
て、高露点の空気を排気するとともに、乾燥空気供給流
量を流量制御バルブ115によって増加するように制御
するので、測定部が低露点になるまでの時間を短縮する
ことができる。例えば、測定部の容積が0.5m
乾燥空気供給流量とファン117の排出空気流量が25
0l/minの場合、露点12℃から−40℃に到達す
るまでの時間を比較すると、 従来例の場合:30分(隙間を介する自然換気時間) この例の場合:2分(強制換気による理論的換気時間) であって、この例によれば、従来例の場合よりも、低露
点になるまでの時間を約28分短縮することができる。
【0043】次に、他の実施例について説明する。第1
実施例では、乾燥空気は測定部11のみに供給され、そ
れによって、測定中の結露が防止されている。しかしな
がら、基本的に乾燥空気はローダー部13には供給され
ないため、露点が高くなっている。そのため、ウエハチ
ャック111で冷却されたウエハ112は、ローダー部
13に搬送される間に、ウエハプローバ1の内部温度
(ほぼ常温)にまで上昇するが、搬送速度が速く(例え
ばローダー部13まで数秒)、ウエハ112が厚い(例
えば600μm程度以上)場合には、ウエハプローバ1
の内部温度まで上昇せず、ローダー部13の露点温度を
下回る可能性がある。このため、ウエハ112が搬送中
に結露する恐れがある。搬送中にウエハに生じる結露
は、一見、問題がないように見えるが、実際には、結露
は細かい塵を核として発生するため、ウエハ表面の汚染
の原因となり、後工程(特に組み立て工程)に悪影響を
及ぼす恐れがある。以下に説明する他の実施例において
は、このような問題に対する解決方法を提案する。
【0044】◇第2実施例 図6は、この発明の第2実施例における検査シーケンス
を示す図である。なお、この例における半導体ウエハの
検査装置の構成は図1に示された第1実施例の場合と同
様であり、設定温度変更時の乾燥空気供給シーケンス
は、図4,図5に示された第1実施例の場合と同様であ
る。
【0045】この例の半導体ウエハの検査シーケンス
は、第1実施例の場合の検査シーケンスに対して、ウエ
ハプローバ1の制御部12で、ウエハ112を、ウエハ
チャック111からローダー部13に搬送する時間を制
御するシーケンスを加えたものである。搬送時間と温度
の関係は、ウエハ112のサイズ,厚さ等によって異な
るため、予め実験的にデータを採取しておき、制御部1
2の記憶装置に保存しておく。種々の品種の半導体ウエ
ハを搬送する必要があるため、ウエハプローバ1の制御
部12には、従来から品種ごとに、半導体ウエハに関す
る情報(パラメータ)を記憶装置に保存していて、その
情報と連動して動作するようになっている。すなわち、
ウエハのサイズは、品種ごとのパラメータから取得す
る。また、ウエハの厚さは、従来から、容量センサや画
像認識装置等を使用して計測されているので、その計測
値を取得する。例えば、品種ごとのパラメータによっ
て、サイズが8インチであり、厚さが500μmと計測
された場合には、搬送時間を5秒に設定し、サイズが8
インチで厚さが300μmの場合には、3秒に設定す
る。
【0046】次に、図6を参照して、この例の半導体ウ
エハの検査装置における、低温での1ロットのウエハの
検査シーケンスを説明する。最初、乾燥空気の供給を開
始する。高温から低温にする場合には、乾燥空気の供給
流量を最大にして、最短時間で測定部11を所定の露点
状態にする(ステップT1)。次に、ウエハチャック1
11の冷却を開始する(ステップT2)。この際、冷却
は、測定部11内の露点変化に追従して、ウエハチャッ
ク111に結露を生じない温度で行う。測定部11内が
所定の露点に到達し(ステップT3)、ウエハチャック
111が所定の温度に到達したとき(ステップT4)、
ローダー部13からウエハチャック111にウエハ11
2をロードして(ステップT5)、ウエハ112の半導
体チップの電気的測定を行う(ステップT6)。ウエハ
1枚の測定を終了したとき(ステップT7)、ウエハ1
12のローダー部13へのアンロードを開始する(ステ
ップT8)。ウエハのローダー部13への搬送途中で、
ウエハの品種ごとに予め定められた時間、停止して、ウ
エハの温度上昇を待ったのち(ステップT9)、ウエハ
112をローダー部13にアンロードする(ステップT
10)。すべてのウエハの測定を終わったとき、そのロ
ットの検査工程を終了する(ステップT11)。
【0047】このように、この例の半導体ウエハの検査
装置では、第1実施例の場合の効果に加えて、半導体ウ
エハの搬送時間を品種ごとに制御することによって、ウ
エハ112を、ウエハチャック111からローダー部1
3に搬送する間における、結露を有効に防止することが
できるとともに、簡単に実現できるので、そのための費
用が安価で済む利点がある。
【0048】◇第3実施例 図7は、この発明の第3実施例である半導体ウエハの検
査装置の構成を示す図、図8は、同実施例における検査
シーケンスを示す図である。なお、この例における設定
温度変更時の乾燥空気供給シーケンスは、図4,図5に
示された第1実施例の場合と同様である。この例の半導
体ウエハの検査装置は、図7に示すように、図1に示さ
れた第1実施例の場合の半導体ウエハの検査装置と比較
して、測定部11からローダー部13へのウエハの搬送
経路に当たる、測定部11とローダー部13との境界線
付近に、ヒーター118と温度計119を設けた点が大
きく異なっている。ここで、ヒーター118は、例えば
電気的な発熱体等のような、ウエハの加熱を行うことが
できる装置である。
【0049】以下、図7を参照して、この例の半導体ウ
エハの検査装置における、低温での検査時の動作を説明
する。ヒーター118は、ウエハチャック111によっ
て冷却されたウエハ112を強制的に温めることによっ
て、このウエハをウエハチャック111からローダー部
13に搬送する間における、ウエハの結露を防止する作
用を行う。さらにその際の安全性を高めるために、温度
計119によってウエハの温度を測定して、結露しない
温度になっていることを確認する。このとき、もしも結
露しない温度になっていない場合には、所要温度に上昇
するまで、ウエハの搬送を停止するするように、制御部
12が制御する。結露しない温度と、ヒーター118の
加熱温度及び加熱時間と、ウエハの温度との関係は、予
め実験的にデータを採取して、制御部12の記憶装置に
保存しておき、必要に応じて読み出して使用する。この
場合のウエハとしては、搬送中の温度上昇が最も遅いも
のを基準とし、加熱温度はウエハに悪影響を及ぼさない
最大温度とする。また、ウエハチャック111の温度
(冷却温度)は、ウエハプローバ1において実現できる
最低温度とする。
【0050】例えば、実験結果によれば、ウエハ112
のサイズが6インチ、厚さが400μm、ウエハチャッ
ク111の温度が−40℃、結露しない温度、すなわ
ち、搬送中に上昇させなければならない温度が15℃の
場合、ヒーターなしの場合は、搬送時間として、約30
秒必要であるのに対し、ヒーター118を100℃で加
熱すると、約5秒で搬送できるようになる。しかも、こ
の際、温度計119でウエハが15℃になっていること
を確認しているので、確実に結露を防止できるようにな
る。
【0051】次に、図8を参照して、この例の半導体ウ
エハの検査装置における、低温での1ロットのウエハの
検査シーケンスを説明する。最初、乾燥空気の供給を開
始する。高温から低温にする場合には、乾燥空気の供給
流量を最大にして、最短時間で測定部11を所定の露点
状態にする(ステップX1)。次に、ウエハチャック1
11の冷却を開始する(ステップX2)。この際、冷却
は、測定部11内の露点変化に追従して、ウエハチャッ
ク111に結露を生じない温度で行う。測定部11内が
所定の露点に到達し(ステップX3)、ウエハチャック
111が所定の温度に到達したとき(ステップX4)、
ローダー部13からウエハチャック111にウエハ11
2をロードして(ステップX5)、ウエハ112の半導
体チップの電気的測定を行う(ステップX6)。ウエハ
1枚の測定を終了したとき(ステップX7)、ウエハ1
12のローダー部13へのアンロードを開始する(ステ
ップX8)。ウエハのローダー部13への搬送途中で、
ヒーター118によって加熱を行い、温度計119によ
って温度の測定を行いながら(ステップX9)、ウエハ
112をローダー部13にアンロードする(ステップX
10)。すべてのウエハの測定が終わったとき、そのロ
ットの検査工程を終了する(ステップX11)。
【0052】このように、この例の半導体ウエハの検査
装置では、第1実施例の場合の効果に加えて、ヒーター
118と温度計119とを追加することによって、ウエ
ハを、ウエハチャック111からローダー部13に搬送
する間における、結露を有効に防止することができると
ともに、搬送時間を大幅に短縮することができる。
【0053】◇第4実施例 図9は、この発明の第4実施例である半導体ウエハの検
査装置の構成を示す図、図10は、同実施例における検
査シーケンスを示す図(1)、また、図11は、同検査
シーケンスを示す図(2)である。なお、この例におけ
る設定温度変更時の乾燥空気供給シーケンスは、図4,
図5に示された第1実施例の場合と略同様である。この
例の半導体ウエハの検査装置は、図9に示すように、図
1に示された第1実施例の場合の半導体ウエハの検査装
置と比較して、乾燥空気供給ユニット31とローダー部
13との間にエア配管34を設けるとともに、エア配管
34のローダー部13に対する出口に流量制御バルブ1
31を設け、また、ローダー部13と外部との境界部に
シャッター132とファン133を設け、さらにローダ
ー部13内の露点を測定する露点センサ134を設け
て、露点センサケーブル53によって、露点監視部4の
制御部42に接続した点が大きく異なっている。ここ
で、エア配管23は、乾燥空気供給ユニット31からロ
ーダー部13に、乾燥空気を供給する。流量制御バルブ
131は、ローダー部13に対する乾燥空気の供給流量
を制御する。シャッター132は、ローダー部13内の
空気の外部への排出/遮断を行う。ファン133は、ロ
ーダー部13内の空気を外部に吸い出す作用を行う。露
点センサ134は、ローダー部13内の空気の露点を測
定する。
【0054】以下、図9を参照して、この例の半導体ウ
エハの検査装置における、低温での検査時の動作を説明
する。この例においては、測定部11におけると同様な
乾燥空気供給が、ローダー部13に対しても行われる。
この際における乾燥空気供給量とローダー部13内の露
点、及びウエハの搬送時間と温度との関係は、予め実験
的にデータを採取して、制御部12,32,42のそれ
ぞれの記憶装置に保存しておき、必要に応じて読み出し
て使用する。例えば、ウエハ112のサイズが6イン
チ、厚さが400μm、ウエハチャック111の温度が
−40℃の場合、ローダー部13に乾燥空気を供給して
いない場合には、ウエハが結露しない温度、すなわちウ
エハの搬送中に上昇させなければならない温度が15℃
のとき、ウエハの搬送時間が約30秒必要であるが、ロ
ーダー部13内の露点が−40℃以下であれば、搬送時
間が仮に0秒であっても結露しない。しかしながら、搬
送時間は必ず必要なため、ローダー部13の能力によっ
て定まる最小の搬送時間で上昇する温度の露点以下に、
ローダー部13内を保てばよいことになる。このように
することによって、余分な乾燥空気の消費を抑えること
ができる。
【0055】次に、図10,図11を参照して、この例
の半導体ウエハの検査装置における、低温での1ロット
のウエハの検査シーケンスを説明する。最初、乾燥空気
の供給を開始する。高温から低温にする場合には、乾燥
空気の供給流量を最大にして、最短時間で測定部11を
所定の露点状態にする(ステップY1)。そして乾燥空
気の供給を開始して、ローダー部13に最大量の供給流
量を与えるように制御する(ステップY2)。次に、シ
ャッター132を開き、ファン133の動作を開始する
とともに(ステップY3)、ウエハチャック111の冷
却を開始する(ステップY4)。この際、冷却は、測定
部11内の露点変化に追従して、ウエハチャック111
に結露を生じない温度で行う。ローダー部13内が所定
の露点に到達し(ステップY5)、測定部11内が所定
の露点に到達し(ステップY6)、ウエハチャック11
1が所定の温度に到達したとき(ステップY7)、ファ
ン133を停止し、シャッター132を閉じる(ステッ
プY8)。
【0056】この状態で、ローダー部13の露点変化に
追従して、ローダー部13への乾燥空気の供給流量を制
御しながら(ステップY9)、ローダー部13からウエ
ハ112をロードして(ステップY10)、ウエハ11
2の半導体チップの電気的測定を行う(ステップY1
1)。ウエハ1枚の測定を終了したとき(ステップY1
2)、ウエハ112のローダー部13へのアンロードを
開始し(ステップY13)、ウエハ112をローダー部
13にアンロードする(ステップY14)。すべてのウ
エハの測定が終わったとき、そのロットの検査工程を終
了する(ステップY15)。
【0057】このように、この例の半導体ウエハの検査
装置では、第1実施例の場合の効果に加えて、ローダー
部13にも乾燥空気を供給することによって、ウエハの
結露を防止するとともに、ウエハのローダー部13への
搬送時間を最短にすることができる。
【0058】◇第5実施例 図12は、この発明の第5実施例である半導体ウエハの
検査装置の構成を示す図、図13は、同実施例における
検査シーケンスを示す図(1)、また、図14は、同検
査シーケンスを示す図(2)である。なお、この例にお
ける設定温度変更時の乾燥空気供給シーケンスは、図
4,図5に示された第1実施例の場合と略同様である。
この例の半導体ウエハの検査装置は、図12に示すよう
に、図1に示された第1実施例の場合の半導体ウエハの
検査装置と比較して、第3実施例と同様に、測定部11
からローダー部13へのウエハの搬送経路に当たる、測
定部11とローダー部13の境界線付近に、ヒーター1
18と温度計119を設けた点と、第4実施例と同様
に、乾燥空気供給ユニット31とローダー部13との間
にエア配管34を設けるとともに、エア配管34のロー
ダー部13に対する出口に流量制御バルブ131を設
け、また、ローダー部13と外部との境界部にシャッタ
ー132とファン133とを設け、さらにローダー部1
3内の露点を測定する露点センサ134を設けて、露点
センサケーブル53によって、露点監視部4の制御部4
2に接続した点が大きく異なっている。
【0059】以下、図12を参照して、この例の半導体
ウエハの検査装置における、低温での検査時の動作を説
明する。ヒーター118は、ウエハチャック111によ
って冷却された、半導体ウエハ112を強制的に温める
ことによって、このウエハをウエハチャック111から
ローダー部13に搬送する間における、ウエハの結露を
防止する作用を行う。さらにその際の安全性を高めるた
めに、温度計119によってウエハの温度を測定して、
結露しない温度になっていることを確認する。このと
き、もしも結露しない温度になっていない場合には、所
要温度に上昇するまで、ウエハの搬送を停止するするよ
うに、制御部12が制御する。結露しない温度と、ヒー
ター118の加熱温度及び加熱時間と、ウエハの温度と
の関係は、予め実験的にデータを採取して、制御部12
の記憶装置に保存しておき、必要に応じて読み出して使
用する。この場合のウエハとしては、搬送中の温度上昇
が最も遅いものを基準とし、加熱温度はウエハに悪影響
を及ぼさない最大温度とする。また、ウエハチャック1
11の温度(冷却温度)は、ウエハプローバ1において
実現できる最低温度とする。
【0060】また、この例においては、測定部11にお
けると同様な、乾燥空気供給が、ローダー部13に対し
ても行われる。この際における乾燥空気供給量とローダ
ー部13内の露点、及びウエハの搬送時間と温度との関
係は、予め実験的にデータを採取して、制御部12,3
2,42のそれぞれの記憶装置に保存しておき、必要に
応じて読み出して使用する。
【0061】次に、図13,図14を参照して、この例
の半導体ウエハの検査装置における、低温での1ロット
のウエハの検査シーケンスを説明する。最初、乾燥空気
の供給を開始する。高温から低温にする場合には、乾燥
空気の供給流量を最大にして、最短時間で測定部11を
所定の露点状態にする(ステップZ1)。そして乾燥空
気の供給を開始して、ローダー部13に最大量の供給流
量を与えるように制御する(ステップZ2)。次に、シ
ャッター132を開き、ファン133の動作を開始する
とともに(ステップZ3)、ウエハチャック111の冷
却を開始する(ステップZ4)。この際、冷却は、測定
部11内の露点変化に追従して、ウエハチャック111
に結露を生じない温度で行う。ローダー部13内が所定
の露点に到達し(ステップZ5)、測定部11内が所定
の露点に到達し(ステップZ6)、ウエハチャック11
1が所定の温度に到達したとき(ステップZ7)、ファ
ン133を停止し、シャッター132を閉じる(ステッ
プZ8)。
【0062】この状態で、ローダー部13の露点変化に
追従して、ローダー部13への乾燥空気の供給流量を制
御しながら(ステップZ9)、ローダー部13からウエ
ハ112をロードして(ステップZ10)、ウエハ11
2の半導体チップの電気的測定を行ウ(ステップZ1
1)。ウエハ1枚の測定を終了したとき(ステップZ1
2)、ウエハ112のローダー部13へのアンロードを
開始する(ステップZ13)。ウエハのローダー部13
への搬送途中で、ヒーター118によって加熱を行い、
温度計119によって温度の測定を行いながら(ステッ
プZ14)、ウエハ112をローダー部13にアンロー
ドする(ステップZ15)。すべてのウエハの測定が終
わったとき、そのロットの検査工程を終了する(ステッ
プZ16)。
【0063】このように、この例の半導体ウエハの検査
装置では、第1実施例の場合の効果に加えて、ヒーター
118と温度計119とを追加して、搬送途中でウエハ
の加熱を行うことによって、ウエハを、ウエハチャック
111からローダー部13に搬送する間における、結露
を有効に防止することができるとともに、搬送時間を大
幅に短縮することができる。さらに、ローダー部13に
も乾燥空気を供給することによって、さらに、ウエハの
結露を防止するとともに、ウエハのローダー部13への
搬送時間を最短にすることができる。
【0064】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られたもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、この発明
が適用されるウエハのサイズ,厚さ及び形状は、各実施
例記載の場合に限らず、任意である。ウエハチャックの
形式は、任意である。ウエハのローダー部に対する搬送
方法,搬送時間,搬送速度も、任意である。ウエハが測
定部又はローダー部内に保持されるときの、温度,露点
は、実施例記載の場合に限らず、異なる値であってもよ
い。測定部の容積及び測定部に対する乾燥空気供給流量
の値も、実施例記載の場合に限らず、異なる値であって
もよい。また、ヒーター118は、ウエハを加熱できる
装置であれば、電気的な発熱体等に限らず、温風供給装
置であってもよく、又は、ウエハを搬送するための搬送
部品(不図示)そのものが、ヒーターであってもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の半導体
ウエハの検査装置によれば、測定部の露点を検出して、
測定部に乾燥空気が満たされて所定の露点になったか否
かを判断するので、測定の自動化が可能になるととも
に、測定部の露点低下と、ウエハチャックの冷却とを同
時に行えるので、セットアップ時間を短縮できる。ま
た、高温時にも、乾燥空気の供給を停止しないので、高
温から低温に切り替えるための時間を短縮することがで
きる。また、プローバヘッドプレート等の開閉直後に乾
燥空気供給流量を増加するとともに、この際、シャッタ
ーとファンによって、測定部内の空気を排気し、乾燥空
気供給流量を流量制御バルブによって増加するように制
御するので、測定部が低露点になるまでの時間を短縮で
きる。さらに、半導体ウエハの搬送時間を品種ごとに制
御するので、ウエハを、ウエハチャックからローダー部
に搬送する間における、結露を有効に、かつ低コストで
防止することができる。また、測定部にヒーターと温度
計とを追加して、ローダー部への搬送途中でウエハを加
熱するので、ウエハを、ウエハチャックからローダー部
に搬送する間における、結露を有効に防止するととも
に、搬送時間を大幅に短縮することができる。また、ロ
ーダー部にも乾燥空気を供給するので、さらに確実に、
ウエハの結露を防止するとともに、ウエハのローダー部
への搬送時間を最短にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である半導体ウエハの検
査装置の構成を示す概念図である。
【図2】同実施例における検査シーケンスを示す図
(1)である。
【図3】同検査シーケンスを示す図(2)である。
【図4】同実施例における設定温度変更時の乾燥空気供
給シーケンスを示す図(1)である。
【図5】設定温度変更時の同乾燥空気供給シーケンスを
示す図(2)である。
【図6】この発明の第2実施例における検査シーケンス
を示す図である。
【図7】この発明の第3実施例である半導体ウエハの検
査装置の構成を示す概念図である。
【図8】同実施例における検査シーケンスを示す図であ
る。
【図9】この発明の第4実施例である半導体ウエハの検
査装置の構成を示す概念図である。
【図10】同実施例における検査シーケンスを示す図
(1)である。
【図11】同検査シーケンスを示す図(2)である。
【図12】この発明の第5実施例である半導体ウエハの
検査装置の構成を示す概念図である。
【図13】同実施例における検査シーケンスを示す図
(1)である。
【図14】同検査シーケンスを示す図(2)である。
【図15】従来の半導体ウエハの検査装置の構成例を示
す図である。
【図16】従来例における検査シーケンスを示す図であ
る。
【図17】従来例における設定温度変更時の乾燥空気供
給シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
1 ウエハプローバ 11 測定部 111 ウエハチャック 112 半導体ウエハ 113 温度センサ 114 露点センサ 115 流量制御バルブ 116 シャッター 117 ファン 118 ヒーター 119 温度計 12 制御部 13 ローダー部 131 流量制御バルブ 132 シャッター 133 ファン 134 露点センサ 2 冷却/加熱部 21 冷却/加熱ユニット 22 制御部 23 冷却液配管 3 乾燥空気供給部 31 乾燥空気供給ユニット 32 制御部 33 エア配管 34 エア配管 4 露点監視部 41 露点監視装置 42 制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハプローバの測定部内に設けられた
    ウエハチャックに半導体ウエハを保持し、該測定部内に
    乾燥空気を供給するとともに、前記ウエハチャックを冷
    却して、低温下において前記半導体ウエハの電気的測定
    を行う半導体ウエハの検査装置において、前記測定部内
    の空気を排出するためのシャッター及びファンと、該測
    定部内の露点を測定する露点測定手段とを設け、 前記シャッターを開きファンを動作させた状態で前記測
    定部内に乾燥空気を供給するとともに、前記ウエハチャ
    ックの冷却を開始し、前記測定部内が所定の露点に到達
    し、ウエハチャックが所定の温度に到達したとき、半導
    体ウエハをウエハチャックにロードして該半導体ウエハ
    のチップの電気的測定を行うように構成されていること
    を特徴とする半導体ウエハの検査装置。
  2. 【請求項2】 前記測定開始前の乾燥空気の供給流量を
    最大値にすることを特徴とする請求項1記載の半導体ウ
    エハの検査装置。
  3. 【請求項3】 前記測定開始前のウエハチャックの冷却
    を測定部内の露点変化に追従して行うことを特徴とする
    請求項1又は2記載の半導体ウエハの検査装置。
  4. 【請求項4】 前記ウエハチャックが所定の温度に到達
    したとき、前記ファンを停止しシャッターを閉じて、測
    定部への乾燥空気の供給流量を該測定部内の露点変化に
    追従して制御し、前記半導体ウエハをウエハチャックに
    保持して所定の電気的測定を行うことを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれか一に記載の半導体ウエハの検査装
    置。
  5. 【請求項5】 前記半導体ウエハの電気的測定終了後、
    該半導体ウエハを測定部外へ搬送する際の搬送時間を半
    導体ウエハの品種ごとに制御することを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれか一に記載の半導体ウエハの検査装
    置。
  6. 【請求項6】 前記半導体ウエハの搬送経路に加熱手段
    を設け、前記測定部外へ搬送する半導体ウエハを加熱す
    るように構成されていることを特徴とする請求項1乃至
    5のいずれか一に記載の半導体ウエハの検査装置。
  7. 【請求項7】 前記搬送経路に温度計を設け、前記搬送
    される半導体ウエハの温度が結露しない温度でないと
    き、温度が上がるまで該半導体ウエハの搬送を停止する
    ことを特徴とする請求項6記載の半導体ウエハの検査装
    置。
  8. 【請求項8】 前記測定を終了した半導体ウエハをウエ
    ハプローバのローダー部へ搬送するとともに、該ローダ
    ー部内に乾燥空気を供給するように構成されていること
    を特徴とする請求項1乃至7のいずれか一に記載の半導
    体ウエハの検査装置。
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