JP2000293658A - 入退場者数管理装置 - Google Patents

入退場者数管理装置

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JP2000293658A
JP2000293658A JP11095390A JP9539099A JP2000293658A JP 2000293658 A JP2000293658 A JP 2000293658A JP 11095390 A JP11095390 A JP 11095390A JP 9539099 A JP9539099 A JP 9539099A JP 2000293658 A JP2000293658 A JP 2000293658A
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JP11095390A
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English (en)
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Kazuo Sakae
一夫 寒河江
Takayuki Imai
隆之 今井
Hiroaki Tsuda
浩明 津田
Mitsutoshi Oshima
充稔 大島
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Panasonic Industrial Devices SUNX Co Ltd
Original Assignee
Sunx Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入退場者を検出する検出ユニットと入退場者
数を管理する管理ユニットとの間で一時的な通信エラー
が生じても高い精度で入退場者数を計数可能な入退場者
数管理装置を提供する。 【解決手段】 検出ユニット10は、始動時からの累積
の入退場者数を計数し、周期的にその入退場者数を検出
データXm,Ymとして無線で出力する一方、管理ユニ
ット11は、検出データXm,Ymを無線で受信して、
それらを新たな管理データXn,Ynとして更新記憶し
ている。このように、検出ユニット10自体が累積入退
場者数Xm,Ymを計数してそれを管理ユニット11に
送っているから、管理期間中に何回か無線通信にエラー
が生じても、その後に管理ユニット11から検出ユニッ
ト10へと正しい累積入退場者数Xm,Ymを送ること
が可能となり、高い精度で入退場者数を計数することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施設に入退場する
人数を管理する入退場者数管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の入退場者数管理装置の一例として
特開平10−127902号公報に掲載されたものは、
店舗等の出入口に設置されたセンサユニットによって入
場者及び退場者をカウントし、そのカウント値を所定時
間毎に無線モデムにより、出入口とは別の場所(管理室
等)に設置されたコントローラユニットに送る構成とな
ていた。そして、センサユニットは、カウント値を無線
送信したときにカウント値をリセットし、次の所定時間
の入退場者数を再びゼロからカウントする。そして、コ
ントローラユニットで、受けたカウント値を累積して総
入退場者数を求めていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の装置では、無線通信にエラーが生じて、上記センサ
ユニットからコントローラユニットへと例えば1回分の
通信データが送られなかったときには、コントローラユ
ニットで求めた総入退場者数から1回分の通信データが
そっくり除かれてしまうこととなり、入退場者数の計数
精度が低くなることがあった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、入退場者を検出する検出ユニットと入退場者数を管
理する管理ユニットとの間で一時的な通信エラーが生じ
ても高い精度で入退場者数を計数可能な入退場者数管理
装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】<請求項
1の発明>請求項1の発明は、入退場者数管理装置の始
動時から終了時までの管理期間中、施設の出入口で入退
場者数を計数し、かつ、管理期間の途中で複数回に亘
り、管理期間の最初からその時点までの累積入退場者数
を検出データとして無線で出力する検出ユニットと、管
理データを記憶すると共に、検出データを無線で受信し
て、その検出データを新たな管理データとして更新記憶
する管理ユニットとからなるところに特徴を有する。
【0006】この構成によれば、検出ユニット自体が累
積入退場者数を計数してそれを管理ユニットに送ってい
るから、管理期間中に何回か無線通信にエラーが生じて
も、その後に管理ユニットから検出ユニットへと正しい
累積入退場者数を送ることが可能となり、高い精度で入
退場者数を計数することができる。
【0007】<請求項2の発明>請求項2の発明は、請
求項1に記載の入退場者数管理装置において、検出ユニ
ットの電源遮断を検出する電源遮断検出手段と、管理ユ
ニットに設けられて、電源遮断検出手段が電源遮断を検
出したときに、最新の管理データを検出ユニットへと無
線で出力する管理制御部と、検出ユニットに設けられ
て、計数結果を記憶する検出側記憶手段と、検出ユニッ
トに設けられて、入退場者がある毎に、その入退場者数
を検出側記憶手段に記憶された計数結果に加算し、それ
を新たな計数結果として更新記憶させると共に、最新の
管理データを無線で受けたときに、その最新の管理デー
タを新たな計数結果として検出側記憶手段に記憶させる
検出制御部とを備えたところに特徴を有する。
【0008】この構成によれば、検出ユニットの電源が
遮断してしまったときには、管理ユニットに記憶された
最新の管理データが検出ユニットへと送られて、検出ユ
ニットの検出側記憶手段に計数結果として記憶されるこ
とにより、検出ユニットは、電源が遮断する前の状態に
復活して、計数誤差を小さく抑えることができる。
【0009】<請求項3の発明>請求項3の発明は、請
求項2に記載の入退場者数管理装置において、電源遮断
検出手段は、管理ユニットに設けられて、検出ユニット
から受けた検出データを最新の管理データと比較し、検
出データが管理データより小さいと判断したときに電源
遮断を検出する構成としてあるところに特徴を有する。
【0010】この構成によれば、電源遮断によって検出
ユニットの検出側記憶手段に記憶された計数結果がリセ
ットされたときに、検出データが管理データより小さく
なるが、そのような誤った検出データが送られたことを
検出して対処することができる。
【0011】<請求項4の発明>請求項4の発明は、請
求項2に記載の入退場者数管理装置において、電源遮断
検出手段は、検出ユニットに設けられて、検出ユニット
の電源が遮断したことを検知すると共に、電源の復帰後
に電源遮断の検出信号を出力する構成としてあるところ
に特徴を有する。
【0012】この構成によれば、電源遮断検出手段が、
電源が遮断したことを検出して、電源遮断に対処するこ
とができる。
【0013】<請求項5の発明>請求項5の発明は、請
求項2〜4のいずれかに記載の入退場者数管理装置にお
いて、検出ユニットに設けられた検出制御部は、管理ユ
ニットから管理データを受けたときに、その管理データ
を検出側記憶手段に記憶された計数結果に加算し、それ
を新たな計数結果として更新記憶させるところに特徴を
有する。
【0014】この構成によれば、検出ユニットの検出側
記憶手段に記憶された計数結果が何らかのエラーによっ
てリセットされ、そのエラーが生じたときからの累積入
退場者数が計数されたときに、その累積入退場者数を、
管理ユニットから受けた管理データに加算して新たな計
数結果とするから、より一層高い精度でもって、累積入
退場者数を計数することができる。
【0015】<請求項6の発明>請求項6の発明は、請
求項2〜5のいずれかに記載の入退場者数管理装置にお
いて、検出ユニットには、その検出ユニットの電源投入
後に、管理ユニットから管理データを受けて、それを計
数結果として検出側記憶手段に記憶させる計数データ設
定部を備えたところに特徴を有する。
【0016】この構成によれば、検出ユニットの電源を
検出途中でオフしても、検出ユニットは、電源投入後に
管理ユニットから受けた管理データを計数結果として記
憶することにより、検出ユニットは、電源オフ前の状態
に復活し、継続して累積入退場者数を計数することがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、本発明の
第1実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。本実施
形態の入退場者数管理装置1は、図1に示されており、
施設(デパート、パチンコ店、工場等)の出入口に設置
された検出ユニット10と、その出入口とは別の場所
(従業員室、管理室等)に設置された管理ユニット11
とからなり、検出ユニット10と管理ユニット11と
は、共に通信用モデム10M,11Mを備えて両者間で
無線通信可能となっている。また、本実施形態の検出ユ
ニット10と管理ユニット11とは、施設に備えた別々
の電源に接続されている。
【0018】検出ユニット10には、図2に示すよう
に、出入口Gを挟んで互いに対向する赤外線の投光器1
2と受光器13とから構成された検知センサ14が備え
られている。投光器12には人の通過方向に沿って並ぶ
一対の投光素子12A,12Bが備えられる一方、受光
器13には前記一対の投光素子12A,12Bに対向し
た一対の受光素子13A,13Bが備えられており、入
退場者数管理装置1を始動させると、各受光素子13
A,13Bが各投光素子12A,12Bからそれぞれ赤
外線(図2の破線R,R参照)を受けて駆動する。そし
て、検知センサ14は、人が出入口Gを通過するとき
に、出入口Gの内側寄りの素子12B,13B間と外寄
りの素子12A,13A間のどちらの赤外線が先に遮ら
れたかをもって、その人が入場者か退場者かを判別し、
入場者を検出したときには入場者信号Xaを、退場者を
検出したときには退場者信号Yaを検出ユニット10に
備えた次述の検出制御部15へと出力する。
【0019】検出制御部15は、検知センサ14から信
号Xa,Yaを受け、図3に示したフローチャートに従
い、入退場者数管理装置1の始動時から累積した入場者
数と退場者数とを計数し、これらを検出ユニット10に
備えた検出側記憶部16に書き込む。この検出側記憶部
16は、検出ユニット10の電源を落としたときにリセ
ットされ、従って検出ユニット10の電源を立ち上げた
ときには、検出側記憶部16上の累積入退場者数は
「0」となる。また、検出制御部15は、通信用モデム
10Mにて管理ユニット11から指令を受け、その指令
に応じて入退場者数を通信用モデム10Mを介して管理
ユニット11側に出力する。
【0020】一方、管理ユニット11には、通信用モデ
ム11Mによって取り込まれた信号を、図4のフローチ
ャートに従って処理する管理制御部17と、管理データ
を記憶する管理側記憶部18と、管理状況を表示する表
示部19とが備えられている。なお、この管理側記憶部
18は、やはり管理ユニット11の電源を落としたとき
にリセットされ、従って管理ユニット11の電源を立ち
上げたときには、管理側記憶部18上の管理データは
「0」となる。
【0021】次に、上記構成からなる本実施形態の作用
を説明する。施設を顧客に開放する前に、検出ユニット
10と管理ユニット11の電源をオンする。すると、管
理ユニット11では、管理制御部17が、図4のフロー
チャートに示したルーチンを繰り返す。管理制御部17
は、同ルーチンに入ると、STEP20,STEP21
で所定時間をカウントしてからSTEP22に進み、通
信用モデム11Mを介して検出ユニット10に対し、検
出データを要求する。
【0022】これに対し、検出ユニット10は、検出側
記憶部16に記憶された計数結果を取り出し、それを検
出データとして管理ユニット11に送信する。ここで、
検出ユニット10の電源投入直後では、検出側記憶部1
6の内容がリセットされて計数結果がゼロになっている
から、入場者数「0」と退場者数「0」という検出デー
タが管理ユニット11に送られる。また、人の入退場が
あった後は、以下のようにして検出データが出力され
る。
【0023】即ち、人が出入口Gを通過して施設内に入
場又は退場すると、検出ユニット10に備えた検知セン
サ14が作動して入場信号Xa又は退場信号Yaを検出
制御部15へと出力する。検出ユニット10の検出制御
部15は、図3のフローチャートに示したルーチンを周
期的に繰り返しており、検出制御部15が検知センサ1
4から入場信号Xaを受けると、同フローチャートのS
TEP1でYESの枝からSTEP2に進んで入場者デ
ータXmを検出側記憶部16から呼び出し、それをイン
クリメントしてたものを新たな入場者データXmとして
検出側記憶部16に書き込む(STEP3,4)。より
具体的には、検出ユニット10の電源投入後は、入場者
データXmは「0」となっているから、電源投入後に最
初の入場者が出入口Gを通過したときには、入場者デー
タXmが「0」から「1」にインクリメントされて更新
記憶される。また、出入口Gを退場者が通過すると、検
知センサ14から退場信号Yaが出力され、図3のフロ
ーチャートにおけるSTEP5でYESの枝からSTE
P6に進んで退場者データYmを呼び出し、やはり退場
者データYmをインクリメントしたものを検出側記憶部
16に更新記憶させる(STEP7,STEP8)。こ
のようにして、入場者又は退場者が出入口Gを通る度
に、検出ユニット10に備えた検出側記憶部16の入場
者データXmと退場者データYmがインクリメントされ
て更新記憶される。そして、管理ユニット11から検出
データの出力要求を受信すると、検出ユニット10の検
出制御部15は、図3のSTEP11でその出力要求が
あったことを検出して、STEP12で検出側記憶部1
6に記憶された最新の入退場者データXm,Ymを検出
データXm,Ymとして管理ユニット11に送信する。
【0024】すると、管理ユニット11に備えた管理制
御部17は、図4のフローチャートにおけるSTEP2
3で、検出ユニット10から検出結果を受け取ったこと
を判断し、YESの枝からSTEP24に進んで、管理
側記憶部18から最新の入場者に係る管理データXn
と、退場者に係る管理データYnとを呼び出し、STE
P25において受け取った検出データXm,Ymが最新
の管理データXn,Ynよりも大きいか否かを判断す
る。
【0025】最新の検出データXm,Ymが管理データ
Xn,Ynよりも大きいと判断されたときには、STE
P26にて検出データXm,Ymを新たな管理データX
n,Ynとして更新記憶すると共に、その更新記憶した
管理データXn,YnをSTEP27にて管理ユニット
11に備えた表示部19に表示出力させる。
【0026】さて、検出ユニット10が検出している途
中で電源が遮断した場合は以下のようである。即ち、電
源遮断と共に検出側記憶部16のデータは消去されるの
で、電源が復帰後は、それまでの計数結果(入退場者デ
ータXm,Ym)がゼロから累積して計数されて、入退
場者データXm,Ymは小さな値になる。そして、この
入退場者データXm,Ymが検出データXm,Ymとし
て管理制御部17に送信されると、前記した図4のフロ
ーチャートにおけるSTEP25において、検出データ
Xm,Ymが最新の管理データXn,Ynより大きくな
いと判断され(これにより検出ユニット10の電源遮断
というエラーが検出され)、NOの枝からSTEP28
に進んで、最新の管理データXn,Ynを検出制御部1
5へ送信する。
【0027】すると、検出ユニット10の検出制御部1
5が、図3のSTEP9において最新の管理データX
n,Ynを受けたことを検知してSTEP10に進み、
その最新の管理データXn,Ynを新たな計数結果(入
退場者データXm,Ym)として検出側記憶部16に更
新記憶させる。
【0028】なお、管理ユニット11の電源が遮断した
場合は、電源の遮断中は管理データXn,Ynはリセッ
トされてしまうが、電源復帰後に検出ユニット10から
正確な検出データXm,Ymが送信されてくるから、そ
れによって通常の動作に復帰することができる。
【0029】このように、本実施形態によれば、検出ユ
ニット10自体が累積入退場者数Xm,Ymを計数して
それを管理ユニット11に送っているから、管理期間中
に何回か無線通信にエラーが生じても、その後に管理ユ
ニット11から検出ユニット10へと正しい累積入退場
者数Xm,Ymを送ることが可能となり、高い精度で入
退場者数を計数することができる。しかも、電源遮断が
生じたときには、管理ユニット11に記憶された最新の
管理データXn,Ynが検出ユニット10へと送られ
て、検出ユニット10の検出側記憶部16に計数結果
(累積入退場者数Xm,Ym)として記憶されることに
より、検出ユニット10は、エラーが生じる前の状態に
復活して、計数誤差を小さく抑えることができる。
【0030】<第2実施形態>この第2実施形態は、図
5〜図7に示されており、検出ユニット32と管理ユニ
ット11の管理制御部33の構成のみが上記第1実施形
態とは異なる。その他の構成については上記第1実施形
態と同じであるため、同じ構成については、同一符号を
付し、重複する説明は省略する。
【0031】本実施形態の検出ユニット32は、図5に
示すように、第1実施形態の検出ユニット10に、電源
遮断検知部30と第2検出側記憶部31とを加えた構成
となっている。電源遮断検知部30は、例えば検出ユニ
ット32の電源電圧を監視しており、電源電圧が一定の
所定の基準値よりも低下した否かをもって、電源の遮断
を判別している。また、管理ユニット11の管理制御部
33の構成に係る図6のフローチャートは、前記第1実
施形態の管理制御部17に係る図4のフローチャートの
うちSTEP21とSTEP22との間にSTEP20
0,201と追加したものとなっており、その一部のみ
が示されている。
【0032】本実施形態の動作は以下のようである。電
源遮断検知部30は、図7のフローチャートに示すよう
に、起動ともにSTEP40で第2検出側記憶部31に
電源遮断情報が記憶されているか否かをチェックし、そ
の電源遮断情報が記憶されていない場合には、NOの枝
からSTEP44に進んで電源電圧を検出するループに
入る。そして、ループの中のSTEP45で、電源電圧
が一定の所定の基準値よりも低いと判別したときにルー
プを抜け、STEP46にて前記第2検出側記憶部31
に電源遮断情報を書き込む。
【0033】検出ユニット32の電源が復帰すると、今
度は、STEP41で第2検出側記憶部31に電源遮断
情報が記憶されていると判別されて、STEP42にて
電源遮断信号を通信用モデム10Mを介して管理ユニッ
ト11側に出力する。そして、STEP43にて第2検
出側記憶部31の電源遮断情報を消去する。
【0034】一方、管理制御部33は、検出ユニット3
2に検出データを出力命令を行う前に(STEP22の
前に)、図6のSTEP200で電源遮断信号の有無を
検出しており、電源遮断信号がない場合はSTEP22
に進んで、以下第1実施形態の管理制御部17と同じ処
理(図4のフローチャート参照)を行う。ところが、S
TEP200で電源遮断信号があると判断したときに
は、STEP201において、管理側記憶部18に記憶
されている最新の管理データXn,Ynをモデム11M
を介して検出ユニット32側に送信する。すると、検出
ユニット32に備えた検出制御部15が、その最新の管
理データXn,Ynを新たな計数結果(入退場者データ
Xm,Ym)として検出側記憶部16に書き込む(図3
のSTEP9,10参照)。
【0035】このように本実施形態によれば、前記第1
実施形態と同様の作用効果に加え、検出ユニット32の
電源遮断に対処することができる。
【0036】<第3実施形態>本実施形態は、検出ユニ
ット10が電源投入された後に管理ユニット11から最
新の管理データXn,Ynを受けて、それを計数結果
(入退場者数データXm,Ym)として検出側記憶部1
6に記憶させる構成となっている。その他の構成につい
ては上記第1実施形態と同じであるため、同一符号を付
し重複説明は省略し、以下図8及び図9に基づいて動作
を説明する。なお、図8には、本実施形態の検出制御部
15の動作が示される一方、図9には本実施形態の管理
制御部17の動作が示されており、図8のSTEP30
0,301,302と、図9のSTEP400,401
に示した動作が、本実施形態の特徴となっている。ま
た、本実施形態では、検出制御部15が本発明の計数デ
ータ設定部を兼ねている。
【0037】検出ユニット10の電源がオンされると、
検出制御部15がまず図8のSTEP300において、
管理ユニット11に最新の管理データXn,Ynを要求
する。すると、管理ユニット11の管理制御部17は、
図9のSTEP400にて管理データXn,Ynを要求
命令を受けて、STEP401にて検出ユニット10側
に管理データXn,Ynを送信する。そして、検出ユニ
ット10の検出制御部15が、図8のSTEP301で
最新の管理データXn,Ynを受け取り、それをSTE
P302で計数結果(入退場者データXm,Ym)とし
て検出側記憶部16に書き込む。
【0038】この構成によれば、検出ユニット10の電
源を検出途中でオフしても、検出ユニット10は、電源
投入後に管理ユニット11から受けた管理データXn,
Ynを計数結果として記憶することにより、検出ユニッ
トは、電源オフ前の状態に復活し、継続して累積入退場
者数を計数することができる。
【0039】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。
【0040】(1)前記第1実施形態では、検出制御部
15は、管理データXn,Ynを受信すると、その管理
データXn,Ynをそのまま入退場者データXm,Ym
に更新していたが、管理データXn,Ynを入退場者デ
ータXm,Ymに加算して、それを新たな入退場者デー
タXm,Ymとして更新すれば、より一層、正確な入退
場者数の計数を行える、
【0041】(2)前記第1実施形態では、データ送信
の周期を管理ユニット11側で計測していたが、検出ユ
ニット10側でタイマをカウントしてデータ送信の周期
を計測してもよい。
【0042】(3)前記第1実施形態では、検出制御部
15及び管理制御部17ともに、入場者数及び退場者数
のみを計数していたが、入場者数から退場者数を減算し
て得られる滞留者数も入退場者数としてカウントし、検
出ユニット10から管理ユニット11へと入場者数、退
場者数及び滞留者数を3つの数値を送信する構成として
もよい。
【0043】(4)前記第1実施形態では、検知センサ
14の投光素子12A,12Bと受光素子13A,13
Bを人の移動方向に沿って2個並列することによって、
入場者と退場者とを判別する構成となったいたが、入口
と出口とを別々に設けるようにすれば、投光素子12
A,12Bと受光素子13A,13Bとを人の移動方向
に沿って2個並列にすることなく、入場者と退場者の判
別が可能となる。
【0044】(5)前記第1実施形態で説明した図4の
フローチャートにおいて、検出データの出力要求(ST
EP22)の後に、所定のタイマを設け、管理制御部1
7がデータの出力要求の後の所定時間内に検出データX
m,Ymを受信しなければ、何らかの通信エラーが発生
したと判断して、スタートに戻るようにしてもよい。
【0045】(6)入退場者データXm,Ymを受信す
る際に、何回か同じ入退場者データXm,Ymを検出ユ
ニット10から管理ユニット11に送信し、管理ユニッ
ト11の管理制御部17で複数の入退場者データXm,
Ymが一致しているか否かをもって、通信エラーが発生
したか否かを判別してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る入退場者数管理装
置の構成を示すブロック図
【図2】検知センサの構成を示す平面図
【図3】検出制御部の動作を示すフローチャート
【図4】管理制御部の動作を示すフローチャート
【図5】第2実施形態に係る入退場者数管理装置の構成
を示すブロック図
【図6】検出制御部の動作の一部を示すフローチャート
【図7】電源遮断検知部の動作を示すフローチャート
【図8】第3実施形態の検出制御部の動作を示すフロー
チャート
【図9】管理制御部の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1…入退場者数管理装置 10…検出ユニット 11…管理ユニット 14…検知センサ 15…検出制御部 16…検出側記憶部(検出側記憶手段) 17…管理制御部 18…管理側記憶部 30…電源遮断検知部 31…第2検出側記憶 32…検出ユニット 33…管理制御部 G…出入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津田 浩明 東京都立川市曙町三丁目5番3号 サンク ス株式会社内 (72)発明者 大島 充稔 東京都立川市曙町三丁目5番3号 サンク ス株式会社内 Fターム(参考) 2C088 BC58 BC68 CA31 CA35

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入退場者数管理装置の始動時から終了時
    までの管理期間中、施設の出入口で入退場者数を計数
    し、かつ、前記管理期間の途中で複数回に亘り、前記管
    理期間の最初からその時点までの累積入退場者数を検出
    データとして無線で出力する検出ユニットと、 管理データを記憶すると共に、前記検出データを無線で
    受信して、その検出データを新たな前記管理データとし
    て更新記憶する管理ユニットとからなることを特徴とす
    る入退場者数管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の入退場者数管理装置に
    おいて、 前記検出ユニットの電源遮断を検出する電源遮断検出手
    段と、 前記管理ユニットに設けられて、前記電源遮断検出手段
    が電源遮断を検出したときに、最新の管理データを前記
    検出ユニットへと無線で出力する管理制御部と、 前記検出ユニットに設けられて、計数結果を記憶する検
    出側記憶手段と、 前記検出ユニットに設けられて、入退場者がある毎に、
    その入退場者数を前記検出側記憶手段に記憶された計数
    結果に加算し、それを新たな計数結果として更新記憶さ
    せると共に、前記最新の管理データを無線で受けたとき
    に、その最新の管理データを前記新たな計数結果として
    前記検出側記憶手段に記憶させる検出制御部とを備えた
    ことを特徴とする入退場者数管理装置。
  3. 【請求項3】 前記電源遮断検出手段は、前記管理ユニ
    ットに設けられて、前記検出ユニットから受けた前記検
    出データを最新の管理データと比較し、前記検出データ
    が前記管理データより小さいと判断したときに電源遮断
    を検出する構成としてあることを特徴とする請求項2に
    記載の入退場者数管理装置。
  4. 【請求項4】 前記電源遮断検出手段は、前記検出ユニ
    ットに設けられて、前記検出ユニットの電源を監視する
    ことによって電源が遮断したことを検知すると共に、前
    記電源の復帰後に電源遮断の検出信号を出力する構成と
    してあることを特徴とする請求項2に記載の入退場者数
    管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載の入退場
    者数管理装置において、前記検出ユニットに設けられた
    検出制御部は、前記管理ユニットから管理データを受け
    たときに、その管理データを前記検出側記憶手段に記憶
    された計数結果に加算し、それを新たな計数結果として
    更新記憶させることを特徴とする入退場者数管理装置。
  6. 【請求項6】 前記検出ユニットには、その検出ユニッ
    トの電源投入後に、前記管理ユニットから管理データを
    受けて、それを計数結果として前記検出側記憶手段に記
    憶させる計数データ設定部を備えたことを特徴とする請
    求項2〜5のいずれかに記載の入退場者数管理装置。
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