JP5256086B2 - 熱線センサ用端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、人体からの熱線を検知する熱線センサを備えて熱線センサにより熱線を検知したときに負荷機器を制御させる熱線センサ用端末装置に関するもので、特に、多重伝送方式による遠隔制御監視システムに備えられる熱線センサ用端末装置に関する。
従来より、照明装置又は換気扇などといった負荷機器の制御や、警報器からの警報や電気錠の開閉状態といった接点状態の管理を行う遠隔制御監視システムにおいて、人体から放射される熱線を検知する熱線センサを備えた熱線センサ用端末装置が設置されたものが提案されている。このような遠隔制御監視システム内に設置される熱線センサ用端末装置は、熱線を検知する熱線センサを備える。そして、熱線センサ用端末装置は、熱線センサで人体からの熱線を検知したときに、遠隔制御監視システム内の通信を管理する中央制御装置(CPU)に対して、割込通信を行って、熱線の検知及び非検知について通知する。
よって、CPUは、この熱線センサ用端末装置から熱線の検知が通知されて、所定領域内に人体が存在していることを認識すると、その検知した領域に設置された照明装置又は換気扇などを駆動させるなどのように、所定の負荷機器を所定の動作状態に制御する。一方、熱線センサ用端末装置は、熱線の非検知状態から所定の動作保持時間が経過したとき、CPUに熱線の非検知を通知する。これにより、CPUは、所定領域内に人体が不在となっていることを認識し、その検知した領域に設置された照明装置又は換気扇などを停止させるなどのように、所定の負荷機器を所定の動作状態に制御する。
このような遠隔制御監視システムに利用される熱線センサ用端末装置として、上述の動作保持時間をはじめとする各設定項目の内容を変更するための操作部を備えた熱線センサ付自動スイッチが提案されている(特許文献1参照)。特許文献1では、熱線センサ付自動スイッチの1つとして、操作部を自動スイッチ本体に設けた構成とするとともに、その操作部によって設定された設定項目の内容を表示させる液晶表示部を設けたものを提案している。しかしながら、このように操作部を自動スイッチ本体に設けた構成とした場合、熱線センサ付自動スイッチが天井面に設置されるため、天井面で設定項目の変更作業が行わなければならず、その作業が繁雑なものとなる。
このような天井面における設定作業を不要とするために、特許文献1では、更に、設定値を変更するための操作部が、自動スイッチ本体と別体の端末装置として構成された、熱線センサ付自動スイッチを提案している。このように構成することで、作業者は、自動スイッチ本体と別体の、操作部となる端末装置を操作することで、熱線センサ付自動スイッチの設定値を変更できる。このとき、操作部となる端末装置が、多重伝送方式による通信を行うことで、入力を受け付けた設定値を、遠隔制御監視システム内の中央制御装置(CPU)を介して自動スイッチ本体に通知して、熱線センサ付自動スイッチにおける設定値が変更される。
特許第3888286号公報
このように、特許文献1では、自動スイッチ本体と別体の操作部となる端末装置によって、その設定値の変更が可能となった熱線センサ付自動スイッチが、提案されている。しかしながら、この熱線センサ付自動スイッチの場合、操作部となる端末装置は、遠隔制御監視システム内での通信によって、自動スイッチ本体に対する設定値の変更がなされるため、遠隔制御監視システムを管理するCPUとの通信が必要となる。即ち、操作部となる端末装置は、設定値変更を行うために、CPUによるポーリング動作に対して割込動作を行った後に、設定値変更を示すための監視データをCPUに送信する。そして、CPUが、この操作部の監視データによって確認された設定値変更を確認し、この確認した設定値変更を行うための制御データを、自動スイッチ本体に対して送信する。そのため、操作部から自動スイッチ本体への通信に時間が必要となる。よって、多重伝送方式による通信タイミングによっては、熱線センサ付自動スイッチの設定値変更にかかる時間が長くなってしまう。
このような問題を鑑みて、本発明は、本体ユニットとは別体の操作ユニットを備え、多重伝送方式よりも短時間で設定値変更が可能な熱線センサ用端末装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の熱線センサ用端末装置は、信号線と接続されて時分割多重伝送方式による伝送信号を送受信する伝送信号用通信部と、人体から放射される熱線を検知する熱線センサと、該熱線センサによる検知結果が与えられて当該検知結果に基づく伝送信号を生成して前記多重伝送通信部より中央制御装置に送信させる信号処理部とを、その本体ユニットに備える熱線センサ用端末装置であって、前記信号処理部で前記熱線センサに基づく演算処理を行う際の設定値の入力を受け付けて、入力を受け付けた設定値による設定信号を前記本体ユニットに送信する、前記本体ユニットと別体の操作ユニットと、前記本体ユニットに設けられ、有線による専用線を介して前記操作ユニット接続されて前記操作ユニットからの設定信号を受信する設定信号用通信部と、前記熱線センサの検知結果に基づいて前記伝送信号を生成して送信した送信回数を計数する計数部と、その計数された送信回数を表示する表示部とを更に備え、前記本体ユニットと前記操作ユニットとが、前記専用線を介して直接双方向通信し、
前記設定信号通信部が前記操作ユニットからの設定信号を受信したとき、前記信号処理部が該設定信号に基づいて前記演算処理における設定値を変更することを特徴とする。
このとき、前記本体ユニットが、前記信号処理部の前記演算処理における設定値の入力を受け付ける操作部を更に備えるものであってもよい。
このように、前記専用線で双方向通信を行うものとしたとき、前記本体ユニットの前記操作部で入力が受け付けられた設定値が前記操作ユニットに送信できる構成となる。よって、前記本体ユニット及び前記操作ユニットいずれにおいて、前記演算処理の設定値の変更が受け付けられても、前記本体ユニット及び前記操作ユニットが双方向通信を行うことで、相互に変更された設定値を通知できる。
更に、前記熱線センサの検知結果に基づいて前記伝送信号を生成して送信した送信回数を計数する計数部を更に備えるものであってもよいし、照明装置の点灯時間を計測する計時部を更に備えるものであってもよい。
又、前記設定信号用通信部が、前記専用線を介して、熱線センサを備えて該熱線センサの検知結果を送信する子機ユニットとも接続するものであってもよい。即ち、前記子機ユニットと接続される専用線に前記操作ユニットが接続されるものとすることで、前記本体ユニットが前記操作ユニットと前記子機ユニットとを同一の専用線で接続して、それぞれと通信可能な構成とできる。
上述の熱線センサ用端末装置において、前記操作ユニットが、前記設定信号を表示する表示部を更に備えるものであってもよい。
本発明によると、本体ユニットと別体の操作ユニットを備えるとともに、本体ユニットと操作ユニットとを専用線によって接続した構成としたため、従来のように、多重伝送方式で設定値変更を行うものと比べて、その通信にかかる時間を短縮できる。即ち、多重伝送方式により設定値変更を行う場合は、中央制御装置のポーリングに対して割込を行った後に、中央制御装置を介して、その変更する設定値を本体ユニットに送信する必要があるが、本発明の場合は、操作ユニットが直接本体ユニットと通信できる。よって、多重伝送方式を利用した場合の中央制御装置への割込や中央制御装置を介した通信が不要となるため、設定値変更のための通信を簡単化できるだけでなく、その通信にかかる時間を短縮できる。
は、第1の実施形態の熱線センサ用端末装置を備えた遠隔制御監視システムの構成を示すブロック図である。 は、第1の実施形態の熱線センサ用端末装置の本体ユニットの内部構成を示すブロック図である。 は、図2に示す本体ユニットにおける、化粧用プレートを外した状態の下面図である。 は、第1の実施形態の熱線センサ用端末装置の操作ユニットの内部構成を示すブロック図である。 は、図4に示す操作ユニットの外観構成を示す図であり、(a)が表面側の外観図であり、(b)が裏面側の外観図である。 は、第2の実施形態の熱線センサ用端末装置の操作ユニットの内部構成を示すブロック図である。 は、第3の実施形態の熱線センサ用端末装置を備えた遠隔制御監視システムの構成を示すブロック図である。 は、第3の実施形態の熱線センサ用端末装置の本体ユニットの内部構成を示すブロック図である。 は、図8に示す本体ユニットにおける、化粧用プレートを外した状態の下面図である。 は、第3の実施形態の熱線センサ用端末装置の操作ユニットの内部構成を示すブロック図である。 は、図10に示す操作ユニットの外観構成を示す、表面側の外観図である。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態における熱線センサ用端末装置について、図面を参照して以下に説明する。図1は、本実施形態の熱線センサ用端末装置を備えた遠隔制御監視システムの構成を示すブロック図である。図2は、本実施形態の熱線センサ用端末装置の本体ユニットの内部構成を示すブロック図である。図3は、図2に示す本体ユニットにおける、化粧用プレートを外した状態の下面図である。図4は、本実施形態の熱線センサ用端末装置の操作ユニットの内部構成を示すブロック図である。図5は、図4に示す操作ユニットの外観構成を示す図であり、(a)が表面側の外観図であり、(b)が裏面側の外観図である。
1.遠隔制御監視システム
図1に示す遠隔制御監視システムは、時分割多重方式による伝送信号を信号線Lsに対して周期的に送信する中央制御装置(CPU)1と、人体からの熱線を検出する熱線センサを備えた熱線センサ用端末装置2と、壁スイッチなどによる操作スイッチ4の操作監視を行うスイッチ端末装置3と、照明装置や換気扇などの負荷機器6の電源ON/OFFを制御する制御端末装置5と、を備える。
このように構成される遠隔制御監視システムにおいて、2線式の信号線Lsを用いた双極性(±24V)の時分割多重信号による時分割多重伝送方式を採用している。この遠隔制御監視システムでは、上述したように、時分割多重信号である伝送信号が、CPU1より周期的に送信される。この伝送信号は、同期パルス、信号のモードを示すモードデータ、送信相手となる(アクセスする)端末装置(熱線センサ用端末装置2、スイッチ端末装置3、及び制御端末装置5に相当する)のアドレス(8ビット)を示すアドレスデータ、制御内容を示す制御データ、伝送誤りを検出するためのチェックサムデータ、及び、端末装置からの返信信号を返信させるためのタイムスロットである信号返送期間によって構成され、各データは、パルス幅変調によって形成される。
端末装置(熱線センサ用端末装置2、スイッチ端末装置3、及び制御端末装置5に相当する)は、信号線Lsを介して受信した伝送信号のアドレスデータが、それぞれに設定されているアドレスに一致すると、その時分割多重信号の制御データの内容を解析する。更に、この端末装置は、設定されているアドレスに一致したアドレスデータを含む伝送信号に対して、その信号返送期間に同期して監視データを電流モードの信号(信号線Lsを適当な低インピーダンスを介して短絡することで送出される信号)として返送する。
以下では、説明を簡単にするため、図1に示す遠隔制御監視システムは、制御端末装置5に対して、制御対象となる1つの負荷機器6が接続された構成とする。この構成に対応するため、スイッチ端末装置3は、操作スイッチ4として、負荷機器6のON/OFFを指示するためのスイッチと、熱線センサ用端末装置2による制御動作についてのON/OFFを指示するためのスイッチとを備える。尚、1台のスイッチ端末装置3が複数の操作スイッチ4を備えるとともに、1台の制御端末装置5が複数の負荷機器6を制御するものとしてもよい。このとき、スイッチ端末装置3及び制御端末装置5それぞれにおいて、その操作スイッチ4及び負荷機器6それぞれを個別に認識するために、アドレスが階層化される。即ち、スイッチ端末装置3及び制御端末装置5に設定される端末用のアドレスの下位に、各操作スイッチ4及び各負荷機器6のそれぞれを個別に識別するための負荷番号が設定され、端末用のアドレスと負荷番号との組合せを上述のアドレスとして用いる。
CPU1は、アドレスデータによるアドレスをサイクリックに変化させた伝送信号を送信することで、熱線センサ用端末装置2、スイッチ端末装置3、及び制御端末装置5それぞれに順次アクセスする常時ポーリングを行う。このような常時ポーリングがなされているときに、スイッチ端末装置3は、操作スイッチ4の操作により監視入力が発生すると、伝送信号のスタートパルスに同期して、割込信号を発生させる。この割込信号を受信したCPU1は、割込信号を発生したスイッチ端末装置3を探索するための割込ポーリングを行う。
このとき、割込信号を送信したスイッチ端末装置3は、割込ポーリングによってCPU1に特定されると、続けてCPU1から送信される監視モードの伝送信号に対して、操作スイッチ4への操作に対応した監視データをCPU1に返送する。その後、スイッチ端末装置3による割込動作を完了させるため、CPU1は、割込フラグのリセットを指示する伝送信号を生成し、スイッチ端末装置3に送信して、スイッチ端末装置3に割込フラグを解除させる。
このようなスイッチ端末装置3の割込動作が行われたとき、負荷機器6のON/OFFを指示する操作スイッチ4が操作されている場合は、CPU1は、制御対象となる負荷機器6と接続した制御端末装置5に対する制御データを生成する。そして、CPU1が、この制御データと制御端末装置5を指定するアドレスデータとを含む伝送信号を、制御端末装置5に送信し、この伝送信号を受信した制御端末装置5が、制御データに基づいて負荷機器6のON/OFFを制御する。その後、制御端末装置5は、負荷機器6の動作状態を示す監視データをCPU1に返送するため、この監視データを受信したCPU1は、スイッチ端末装置3に伝送信号を送信する。これにより、スイッチ端末装置3は、負荷機器6に対応する操作スイッチ4における表示を、負荷機器6のON/OFF状態に応じた表示に切り換える。
一方、熱線センサ用端末装置2による制御動作のON/OFFを指示する操作スイッチ4が操作されている場合は、CPU1は、熱線センサ用端末装置2を指定するアドレスデータと、熱線センサ用端末装置2における制御動作のON/OFFを指示する制御データとによる伝送信号を生成して、熱線センサ用端末装置2に送信する。この伝送信号を受信した熱線センサ用端末装置2は、伝送信号の制御データに基づいて、その制御動作をON/OFF状態とする。その後、熱線センサ用端末装置2は、その制御動作の状態を示す監視データをCPU1に返送するため、この監視データを受信したCPU1は、スイッチ端末装置3に伝送信号を送信する。これにより、スイッチ端末装置3は、熱線センサ用端末装置2の制御動作のON/OFFを指示するための操作スイッチ4における表示を、熱線センサ用端末装置2の制御動作の状態に応じた表示に切り換える。
2.熱線センサ用端末装置の構成
図1のような構成の熱線センサ用端末装置2は、本体ユニット21において、本体ユニット21及び子機ユニット23それぞれに具備された熱線センサによる人体から放射される熱線の検出結果に基づき、負荷機器6の動作状態を決定する。即ち、本体ユニット21は、人体からの熱線の検出結果によって、所定の領域内における人体の存否を認識し、この人体の存否に応じて負荷機器6のON/OFFを決定する。このとき、例えば、負荷機器6が照明装置又は換気扇である場合、所定の領域内に人体が存在することを検知したときは、負荷機器6をONとし、所定の領域内に人体が存在していないことを検知したときは、負荷機器6をOFFとする。
そして、本体ユニット21は、負荷機器6の動作状態の変更を指示するため、CPU1から信号線Lsを介して送信されるポーリング用の伝送信号に同期して、割込信号を送信する。その後、CPU1が、割込ポーリングによって、熱線センサ用端末装置2を特定すると、その本体ユニット21は、CPU1からの伝送信号に対して、決定した負荷機器6の動作状態を指定するための監視データを返送する。これにより、CPU1は、割込フラグを解除させるための伝送信号を本体ユニット21に送信した後、熱線センサ用端末装置2によって指定された負荷機器6の動作状態を制御するための伝送信号を、その負荷機器6を制御する制御端末装置5に送信する。よって、制御端末装置5が、受信した伝送信号の制御データに基づいて、指定された負荷機器6のON/OFFを制御する。
このように、信号線Lsに接続された本体ユニット21は、CPU1によって通信が管理される遠隔制御監視システム内に設けられることで、目的とする負荷機器6の動作状態を制御するために、熱線の検知に対応した監視データをCPU1に返送する。又、上述したように、操作ユニット22及び子機ユニット23のそれぞれは、本体ユニット21に対して、異なる信号線である専用線L1,L2を介して接続される。尚、図1において、専用線L2に接続される子機ユニット23を1台としているが、複数台の子機ユニット23が、本体ユニット21と通信するために、同一の専用線L2に接続できる。このように、子機ユニット23が専用線L2に接続されることで、人体の存否を検出する領域を広げることができる。
又、専用線L1には、操作ユニット22だけが接続されるため、本体ユニット21と操作ユニット22との間で決められた通信プロトコルにより、双方向通信を行うことができる。即ち、専用線L2による通信は、本体ユニット21が、子機ユニット23からの検知結果を受信する片方向通信であるが、専用線L1による通信は、本体ユニット21が、その通信順位を管理などすることにより、本体ユニット21と操作ユニット22との間で双方向通信が確立される。尚、この専用線L1による通信についても、操作ユニット22から本体ユニット21に対して信号を送信する片方向通信であってもよい。
(本体ユニット)
このような熱線センサ用端末装置2における本体ユニット21の詳細について、以下に説明する。図2は、熱線センサ用端末装置2における本体ユニット21の内部構成を示すブロック図である。図3は、図2に示す本体ユニット21の構成を示す、化粧用プレートを外した状態における下図である。
図2に示すように、本体ユニット21は、人体から放射される熱線を検出する焦電素子のような熱線センサ121(図4参照)を具備した熱線センサ検出回路101と、熱線センサ検出回路101及び子機ユニット23それぞれからの検出結果となるセンサ信号を受信するセンサ信号用通信回路102と、本体ユニット21の設置領域周辺の照度を検出する明るさ検出回路103と、CPU1からの伝送信号を受信するとともに監視データをCPU1に返送する伝送信号用通信回路104と、信号線Lsに接続された電源回路105と、専用線L1と接続されて操作ユニット22と通信を行う設定信号用通信回路106と、各種設定項目などを表示する液晶表示回路107と、外部からの操作を受け付ける操作入力回路108と、無線通信を行うアドレス設定用通信回路109と、熱線センサ用端末装置2に対して割り付けられたアドレスなどを記憶する不揮発性メモリ110と、本体ユニット21全体の制御を行う信号処理回路111と、時間を計測するタイマ回路112と、を備える。
そして、図3に示すように、本体ユニット21は、その化粧プレートが外された端面(天井への設置面の逆側となる端面)において、熱線センサ検出回路101の一部となる熱線センサ121と、液晶表示回路107の一部となる液晶ディスプレイ122と、を備える。又、本体ユニット21は、熱線センサ121が突設された端面に、熱線センサ用端末装置2のアドレスを設定するための光信号(赤外線信号)を受信するための光信号送受信部127を、アドレス設定用通信回路109の一部として備える。そして、この熱線センサ121が設置された端面には、アドレス設定用通信回路109の一部として、更に、光信号送受信部127で光信号を受信したことを示す受信表示ランプ128が設置される。
更に、本体ユニット21は、この熱線センサ121が設置された端面に、作業者による操作を受け付けるためボタン123〜126を備え、このボタン123〜126への操作による信号が操作入力回路108に与えられる。尚、ボタン123が、設定対象となる値を切り換えるための入力を受け付け、ボタン124が、設定項目の選択を指令するための入力を受け付け、ボタン125が、設定項目の非選択を指令するための入力を受け付け、ボタン126が、設定された値(設定値)を決定するための入力を受け付ける。
このように構成される本体ユニット21は、信号線Lsと接続された電源回路105において、信号線Lsを送信されている伝送信号を全波整流した後に、安定化することによって、定電圧となる直流電圧を取得する。この電源回路105で取得された直流電圧は、本体ユニット21内部の各ブロックに対して供給される。又、伝送信号用通信部104は、信号線Lsを介して送信される伝送信号を受信し、そのアドレスデータによるアドレスが、不揮発メモリ110に記憶されたアドレスと一致するか否かにより、自機器に対して送信された伝送信号であるか否かを確認する。又、監視データをCPU1に返送する場合は、伝送信号用通信部104が、信号処理回路111からの伝送信号に同期させて、生成した監視データを送信する。
アドレス設定用通信回路109は、外部からの光信号を光信号送受信部127で受信することで、熱線センサ用端末装置2に対して設定されたアドレスを示すアドレスデータを受信する。このとき、光信号送受信部127で光信号を受信したことを外部に通知するために、受信表示ランプ128を点灯させる。そして、アドレス設定用通信回路109で受信されたアドレスデータは、EEPROMなどで構成される不揮発性メモリ110に記憶される。又、不揮発性メモリ110は、このアドレスデータを初めとし、明るさ検出回路103で判定するための閾値となる明るさや、人体が不在となってから負荷機器6のON動作を保持させる時間(動作保持時間)などを記憶する。尚、この明るさ及び動作保持時間が、操作ユニット22又は操作入力回路108によって設定変更される、「演算処理のための設定値」に相当する。
ボタン123〜126が操作されることで、操作入力回路108が、ボタン123〜126において入力を受け付けた内容を信号処理回路111に通知する。そして、液晶表示回路107は、操作入力回路108で受け付けられた入力内容に応じた画面を、液晶ディスプレイ122に表示させる。即ち、ボタン124,125が操作されることで、液晶ディスプレイ122には、明るさ又は動作保持時間などの設定対象となる項目が表示され、現在の設定値が示される。この現在の設定値は、不揮発性メモリ110に記憶されている設定値が信号処理回路111によって読み出されて、液晶表示回路107に与えられることで、液晶ディスプレイ122に表示される。そして、ボタン123が操作されることで、設定値の変更が操作入力回路108から信号処理回路111に通知されるため、変更された設定値が、液晶ディスプレイ122に表示される。
更に、操作入力回路108は、ボタン126への操作入力を受け付けることで、ボタン124,125への操作により選択された設定項目に対する設定値を、ボタン123への操作により変更された値に決定する。このとき、操作入力回路108は、設定項目に対して決定した設定値を信号処理回路111に通知する。そして、信号処理回路111は、この操作入力回路108より通知された設定値を、不揮発性メモリ110に記憶させる。これにより、操作入力回路108への操作入力に基づいて、明るさ又は動作保持時間などの設定項目に対して、その設定値が決定されると、不揮発性メモリ110に記憶されている設定値が、新たに決定された設定値に更新される。
尚、動作保持時間を設定項目としている場合は、ボタン123の操作により、センサ信号通信回路102からの検出結果を無効とすると同時に、負荷機器6を強制的にON又はOFFとすることが、指定できる。このとき、ボタン126が操作されると、信号処理回路111は、センサ信号用通信回路102をOFFとするとともに、伝送信号用通信回路104にCPU1との通信を指令し、負荷機器6をON又はOFFとするための監視データをCPU1に返送させる。又、明るさを設定項目としている場合は、ボタン123の操作により、明るさ検出回路103をOFFとすることも指定できる。このとき、ボタン126が操作されると、信号処理回路111は、明るさ検出回路103をOFFとし、本体ユニット21周辺の照度による負荷機器6の制御機能を無効とする。
熱線センサ検出回路101は、専用線L2を介してセンサ信号用通信回路102と接続され、人体から放射される熱線を検出した熱線センサ121からの電気信号を増幅し、センサ信号として、センサ信号用通信回路102に送信する。この熱線センサ121によるセンサ信号は、センサ信号用通信回路102から専用線L2へ給電する電圧を変化させる電圧信号である。即ち、熱線センサ121は、検出した熱線量に応じて、専用線L2に給電される電圧値を低下させることで、熱線の検出をセンサ信号用通信回路102に通知する。同様に、専用線L2に接続された子機ユニット23においても、具備する熱線センサによって、熱線が検出されたときは、専用線L2に給電される電圧値が低下される。
よって、センサ信号用通信回路102は、専用線L2の電圧値を監視することで、本体ユニット21の熱線センサ121又は子機ユニット23のいずれかにおいて、人体からの熱線の検出の有無を認識する。そして、センサ信号用通信回路102は、専用線L2の電圧値が低下して、人体からの熱線が熱線121又は子機ユニット23のいずれかにより検出されたことを認識すると、信号処理回路111に対して、所定領域に人体が存在することを通知する。一方、低下している専用線L2の電圧値が基準値に復帰したときは、センサ信号用通信回路102は、人体からの熱線が非検出となったことを認識し、信号処理回路111に対して、所定領域に人体が不在となったことを通知する。このように、センサ信号用通信回路102は、専用線L2で接続された熱線センサ121又は子機ユニット23から、電圧信号によるセンサ信号を受信し、そのセンサ信号に基づく人体の存否を信号処理回路111に通知する。
信号処理回路111は、センサ信号用通信回路102より熱線の検出が開始されたことを通知されたとき、伝送信号用通信回路104による通信を行い、負荷機器6をONとするための監視データをCPU1に送信する。又、センサ信号用通信回路102より熱線が非検出となったことが信号処理回路111に通知されたとき、信号処理回路111は、タイマ回路112で計測される時間を確認し、不揮発性メモリ110に記憶された動作保持時間と比較する。そして、信号処理回路111は、不揮発性メモリ110に記憶された動作保持時間分の時間が経過したことを確認すると、伝送信号用通信回路104による通信を行い、負荷機器6をOFFとするための監視データをCPU1に送信する。
明るさ検出回路103は、硫化カドミウムセンサ、フォトダイオード、フォトトランジスタなどといった照度センサを具備し、本体ユニット21の設置領域周辺の明るさを測定する。そして、明るさ検出回路103は、照度センサで測定した明るさ(照度)を、不揮発性メモリ110に記憶した明るさの閾値と比較し、その比較結果を信号処理回路111に通知する。尚、信号処理回路111は、照度センサで測定した明るさが、不揮発性メモリ110に記憶された閾値より明るい場合は、センサ信号用通信回路102から通知される熱線の検出結果を無効とする。一方、信号処理回路111は、照度センサで測定した明るさが、不揮発性メモリ110に記憶された閾値より暗い場合は、センサ信号用通信回路102から通知される熱線の検出結果を有効とする。
設定信号用通信回路106は、専用線L1を介して操作ユニット22と接続され、操作ユニット22から送信される、パルス信号による設定信号を受信する。この設定信号用通信回路106は、センサ信号用通信回路102と同様、専用線L1に対して所定電圧を給電し、専用線L1の電圧値を監視している。よって、操作ユニット22から設定信号が送信されるときは、電圧値を変化させたパルス信号が専用線L1上に現れ、設定信号用通信回路106は、このパルス信号を確認することで、操作ユニット22からの設定信号を受信する。
尚、本体ユニット21と操作ユニット22との間で双方向通信が確立されるときは、設定信号用通信回路106は、専用線L1に供給する電圧値を変化させた電圧パルスを生成し、操作ユニット22に対して電圧信号を送信する。この双方向通信が確立されているとき、操作入力回路108による変更されて不揮発性メモリ110に記憶された設定値が、信号処理回路111によって読み出されて、設定信号用通信回路106より操作ユニット22に送信される。このとき、更に、操作ユニット22で設定項目の設定値が変更される場合においても、その設定項目に対する現在の設定値が、信号処理回路111によって読み出されて、設定信号用通信回路106より操作ユニット22に送信される。
(操作ユニット)
上述の本体ユニット21に対して設定値変更を指令するための操作ユニット22の詳細について、以下に説明する。図4は、熱線センサ用端末装置2における操作ユニット22の内部構成を示すブロック図である。図5は、図4の操作ユニット22の構成を示す、外観図である。
図4に示すように、操作ユニット22は、専用線L1と接続されて本体ユニット21と通信を行う設定信号用通信回路201と、専用線L1に接続して操作ユニット22内に電源供給を行う電源回路202と、各種設定項目などを表示する液晶表示回路203と、外部からの操作を受け付ける操作入力回路204と、操作ユニット22全体の制御を行う信号処理回路205と、を備える。この操作ユニット22は、本体ユニット21と専用線L1を介して通信することによって、上記「演算処理のための設定値」となる、不揮発性メモリ110に記憶された明るさの閾値及び動作保持時間を設定するための入力を、受け付ける。
又、操作ユニット22は、壁面に設置される構成とされ、図5(a)に示すように、その壁面から表出される表面が、開閉する化粧扉221で覆われる。そして、操作ユニット22は、化粧扉221を開いたとき、その表面上に、液晶表示回路203の一部となる液晶ディスプレイ222と、作業者による操作を受け付けるためボタン223〜226と、を備える。このとき、ボタン223〜226への操作による信号が操作入力回路204に与えられる。そして、ボタン223が、設定対象となる値を切り換えるための入力を受け付け、ボタン224が、設定項目の選択を指令するための入力を受け付け、ボタン225が、設定項目の非選択を指令するための入力を受け付け、ボタン226が、設定値を決定するための入力を受け付ける。又、図5(b)に示すように、操作ユニット22は、その壁面への設置面側となる裏面に、専用線L1と接続される信号端子227を備え、この信号端子227が、設定信号用通信回路201及び電源回路202と接続される。
このように構成されるとき、専用線L1と接続された電源回路202において、専用線L1に給電されている電圧信号を全波整流した後に、安定化することによって、定電圧となる直流電圧を取得する。この電源回路202で取得された直流電圧は、操作ユニット22内部の各ブロックに対して供給される。そして、設定信号用通信回路201は、専用線L1に対して電圧値を変化させてパルス信号を生成し、操作入力回路204で受け付けた入力に応じた設定信号を、本体ユニット21の設定信号用通信回路106に送信する。又、本体ユニット21との間で双方向通信を行う場合は、設定信号用通信回路201は、その受信タイミングにおいて、専用線L1の電圧値を監視して、本体ユニット21から送信されたパルス信号による設定信号を受信する。
操作ユニット22においても、本体ユニット21と同様、操作入力回路204は、ボタン223〜226が操作されることで、ボタン223〜226において入力を受け付けた内容を信号処理回路205に通知する。そして、液晶表示回路203は、操作入力回路204で受け付けられた入力内容に応じた画面を、液晶ディスプレイ222に表示させる。即ち、ボタン224,225が操作されることで、液晶ディスプレイ222には、設定項目が、その現在の設定値と共に表示される。
この設定項目に対する現在の設定値は、操作ユニット22からの片方向通信の場合、信号処理回路205が記憶している。一方、操作ユニット22と本体ユニット21との双方向通信が行われる場合、操作ユニット22は、設定信号用通信回路201から設定信号を本体ユニット21に送信して、設定項目に対する現在の設定値を要求する。そして、本体ユニット21は、その不揮発性メモリ110に記憶している設定値を示す設定信号を、設定信号用通信回路106から操作ユニット22に送信する。このような通信を操作ユニット22が本体ユニット21と行うことで、操作ユニット22は、設定信号用通信回路201で本体ユニット21からの設定信号を受信する。よって、信号処理回路205が、設定項目に対する現在の設定値を確認して液晶表示回路203に通知し、指定された設定項目に対する現在の設定値を液晶ディスプレイ222に表示させる。
このように、指定された設定項目がその現在の設定値と共に液晶ディスプレイ222に表示された状態で、ボタン223が操作されると、その設定項目に対する設定値が、ボタン223への操作に応じて変更される。即ち、本体ユニット21におけるボタン123が操作されたときと同様、明るさ又は動作保持時間といった設定項目の設定値が、ボタン223への操作に対応して変更される。このとき、動作保持時間を設定項目としている場合は、本体ユニット21のセンサ信号通信回路102からの検出結果を無効とすると同時に、負荷機器6を強制的にON又はOFFとすることが、指定できる。又、明るさを設定項目としている場合は、本体ユニット21の明るさ検出回路103をOFFとすることも指定できる。
このボタン223への操作により、指定された設定項目に対する設定値が変更された後、操作入力回路204は、ボタン226への操作入力を受け付けることで、設定項目に対する設定値を、ボタン223の操作に応じて変更された値に決定する。このとき、操作入力回路204は、指定された設定項目に対して変更された設定値を、信号処理回路205に通知する。そして、信号処理回路205が、設定信号用通信回路201に設定信号の送信を指示し、設定信号用通信回路201が、変更の対象となる設定項目と変更された設定値とを示す設定信号を、専用線L1を介して本体ユニット21に送信する。
よって、本体ユニット21は、設定信号用通信回路106において、操作ユニット22より送信された設定信号を受信すると、その設定信号の内容を解析し、変更の対象となる設定項目と変更された設定値を認識し、信号処理回路111に通知する。このとき、本体ユニット21は、操作入力回路108が操作されて、設定項目の設定値が変更されたときと同様の動作を行い、不揮発性メモリ110に記憶された明るさ又は動作保持時間などの設定値を更新する。又、本体ユニット21は、操作ユニット22からの設定信号より、センサ信号用通信回路102からの検出結果を無効とすることを確認した場合は、センサ信号用通信回路102をOFFとするとともに、負荷機器6をON又はOFFとするための監視データをCPU1に返送する。更に、本体ユニット21は、操作ユニット22からの設定信号より、本体ユニット21周辺の照度による負荷機器6の制御機能を無効とすることを確認した場合は、明るさ検出回路103をOFFとする。
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態における熱線センサ用端末装置について、図面を参照して以下に説明する。尚、本実施形態の熱センサ用端末装置を備えた遠隔制御監視システムは、第1の実施形態における遠隔制御監視システム(図1参照)と同様の構成となる。そして、本実施形態の熱線センサ用端末装置は、第1の実施形態の場合と異なり、本体ユニットによる負荷機器を制御するための監視データの返送履歴が、操作ユニットに通知される。このような監視データの返送履歴の送受信機能以外については、第1の実施形態の熱線センサ用端末装置と同一となるため、以下では、この監視データの返送履歴の送受信機能を中心に、その詳細な説明を行う。
本実施形態における熱線センサ用端末装置2は、第1の実施形態と同様、図1に示すように、本体ユニット21と、本体ユニット21と専用線L1と接続した操作ユニット22と、本体ユニット21と専用線L2と接続した操作ユニット23とで、構成される。そして、専用線L1は、本体ユニット21と操作ユニット22との間で双方向通信が可能な信号線として構成される。又、操作ユニット22は、図6に示すように、その内部構成として、第1の実施形態における構成図(図4参照)に対して、センサ信号通信回路102の検出結果に基づいて負荷機器6を制御させた回数を計数するカウンタ回路206を更に備えた構成となる。更に、本体ユニット21は、第1の実施形態と同様、図2及び図3に示すような構成となる。
このように構成される熱線センサ用端末装置2は、本体ユニット21がCPU1に、負荷機器6をONとするための監視データを返送するたびに、本体ユニット21から操作ユニット22に、この監視データを送信したことを通知する設定信号を送信する。即ち、本体ユニット21において、信号処理回路111が、センサ用通信回路102からの検出結果の通知を受けて、伝送信号用通信回路104が、負荷機器6をONとするための監視データをCPU1に返送したとき、設定信号用通信回路106が、この監視データの返送を示す設定信号を操作ユニット22に送信する。これにより、操作ユニット22は、その設定信号用通信回路201において、負荷機器6をONとするための監視データをCPU1に返送したこと示す設定用信号を受信する。
そして、操作ユニット22は、信号処理回路205において、負荷機器6をONとするための監視データを本体ユニット21が返送したことを認識し、このような監視データの送信回数を計数するために、カウンタ回路206による計数値を1つ加算させる。尚、この監視データの送信回数が計数されることで、熱線センサの検出結果により負荷機器6をONとした回数を計数できる。このように動作することで、操作ユニット22は、本体ユニット21から監視データを返送したことを示す設定信号を受信することで、熱線センサの検出結果に基づいて負荷機器6をONとした回数を、カウンタ回路206において記憶できる。
このようにして、操作ユニット22が、熱線センサの検出結果による負荷機器6のON回数を、そのカウンタ回路206に記憶しているとき、ボタン224,225が操作されて、この負荷機器6のON回数の表示が求められると、液晶ディスプレイ222に、カウンタ回路206に記憶された計数回数が表示される。即ち、ボタン224,225の操作に従って、操作入力回路204が、信号処理回路205に対して、負荷機器6のON回数の表示要求があることを通知すると、信号処理回路205は、カウンタ回路206に記憶している計数回数を読み出す。そして、信号処理回路205が、カウンタ回路206による計数回数を、液晶表示回路203に与え、液晶ディスプレイ222が、負荷機器6のON回数を表示する。
作業者は、この液晶ディスプレイ222の表示を確認することで、熱線センサの検出結果に基づいて負荷機器6がONとなった回数を認識できる。そのため、操作ユニット22を操作して、動作保持時間や明るさなど設定項目に対する設定値を調整しているとき、この負荷機器6のONとなった回数を参考にして、最適な値に調整できる。即ち、負荷機器6のONとなる回数が多いと感じる場合は、例えば、動作保持時間を長く設定したり、明るさの閾値を暗い値に設定することができる。又、ボタン223〜226に対して所定の操作がなされることによって、操作入力回路204は、カウンタ回路206の計数回数のリセットが要求されることを認識する。このとき、信号処理回路205は、カウンタ回路206の計数回数を、初期値「0」にリセットする。
尚、本実施形態において、カウンタ回路206が、負荷機器6のON回数を計数するものとしたが、熱線センサの検出結果に基づいて負荷機器6がOFFとなった回数を計数するものであってもよいし、負荷機器6がON/OFFそれぞれとなった回数を計数するものであってもよい。又、本体ユニット21が、カウンタ回路を備えて、負荷機器6のON/OFF回数を計数し、その計数回数を設定信号として操作ユニット22に送信するものとしてもよい。即ち、操作ユニット22において、液晶ディスプレイ222への計数回数の表示が求められたとき、操作ユニット22は、本体ユニット21に対して計数回数を要求する。そして、操作ユニット22は、その計数回数を示す設定信号を本体ユニット21から受信して、液晶ディスプレイ222に計数回数を表示させる。
又、操作ユニット22が、本体ユニット21から、負荷機器6をON/OFFとする監視データを送信したことを示す設定信号を受信し、カウンタ回路206において、負荷機器6をONとした時間を計時するものとしても構わない。このように構成するとき、操作ユニット22は、本体ユニット21から、負荷機器6をONとする監視データの送信を通知する設定信号を受信すると、カウンタ回路206による、クロックによる計数などの計時動作を開始する。そして、操作ユニット22は、本体ユニット21から、負荷機器6をOFFとする監視データの送信を通知する設定信号を受信すると、カウンタ回路206による計時動作を停止して、負荷機器6のON動作の総時間を計時する。
このとき、操作ユニット22は、負荷機器6のON動作の総時間を表示することが求められると、このカウンタ回路206で計時された時間を、液晶ディスプレイ222に表示させる。よって、作業者は、液晶ディスプレイ222の表示より、熱線センサの検出結果に基づいて負荷機器6がONとなった時間を確認し、この負荷機器6がONとなった時間を参考にして、動作保持時間や明るさを最適な値に調整できる。又、ボタン223〜226に対して所定の操作がなされることによって、カウンタ回路206が計時した時間がリセットされる。尚、このような負荷機器6がONとなった時間の計時は、本体ユニット21で行われ、本体ユニット21が、設定信号を送信することによって、計時した時間を操作ユニット22に通知するものとしてもよい。
更に、熱線センサの検出結果に基づく負荷機器6のON/OFF回数、或いは、負荷機器6のONとなった時間について、本体ユニット21の液晶ディスプレイ122に表示できるものとしてもよい。これにより、作業者は、本体ユニット21を操作する場合であっても、液晶ディスプレイ122の表示から、負荷機器6のON/OFF回数、或いは、付加行き6のONとなった時間を参考にして、動作保持時間や明るさなどを最適な値に調整できる。
<第3の実施形態>
本発明の第3の実施形態における熱線センサ用端末装置について、図面を参照して以下に説明する。図7は、本実施形態の熱線センサ用端末装置を備えた遠隔制御監視システムの構成を示すブロック図である。図8は、本実施形態の熱線センサ用端末装置の本体ユニットの内部構成を示すブロック図である。図9は、図8に示す本体ユニットにおける、化粧用プレートを外した状態の下面図である。図10は、本実施形態の熱線センサ用端末装置の操作ユニットの内部構成を示すブロック図である。図11は、図10に示す操作ユニットの外観構成を示す図であり、(a)が表面側の外観図であり、(b)が裏面側の外観図である。
本実施形態の熱線センサ用端末装置2は、第1の実施形態(図1参照)と異なり、図7の遠隔制御監視システムに示すように、子機ユニット23が接続される専用線L2に、操作ユニット22が接続され、専用線L1が除かれた構成となる。即ち、本実施形態の熱線センサ用端末装置2は、操作ユニット22及び子機ユニット23それぞれが、共通の専用線L2に接続されて、本体ユニット21への片方向通信を行う。本実施形態の熱線センサ用端末装置2を備えた遠隔制御監視システムは、この熱線センサ用端末装置2の構成以外の構成については、第1の実施形態における遠隔制御監視システムと同一となるため、その詳細な説明は省略する。
1.熱線センサ用端末装置の構成
上述したように、本実施形態の熱線センサ用端末装置2は、専用線L2によって操作ユニット22及び子機ユニット23のそれぞれが本体ユニット21に接続された構成となっている。そのため、操作ユニット22は、子機ユニット23と同様、本体ユニット21に対して片方向通信を行う構成となり、双方向通信も可能となる第1の実施形態と比べて、本体ユニット21及び操作ユニット22それぞれの構成を簡単化できる。
(本体ユニット)
図8に示すように、本体ユニット21は、第1の実施形態における本体ユニット21(図2参照)の構成から、設定信号用通信回路106、液晶表示回路107、及び操作入力回路108を除いた構成となる。そして、図9に示すように、本体ユニット21は、その化粧プレートが外された端面において、熱線センサ検出回路101の一部となる、熱線センサ121が突設されるとともに、アドレス設定用通信回路109の一部となる、光信号送受信部127及び受信表示ランプ128が設置される。
このように構成された本体ユニット21は、専用線L2と接続されたセンサ信号用通信回路102において、操作ユニット22から送信される設定信号を受信する。即ち、センサ信号用通信回路102は、一定電圧を給電している専用線L2の電圧値を監視し、その電圧値に低下により、熱線センサ検出回路101、子機ユニット23、及び操作ユニット22からの信号の受信を確認する。このとき、熱線センサ検出回路101及び子機ユニット23からのセンサ信号は、そのパルス幅がランダムとなるパルス信号で構成される。それに対して、操作ユニット22からの設定信号は、熱線センサ検出回路101及び子機ユニット23からのセンサ信号と識別できるように、所定の規格により規定したパルス信号によって構成される。
尚、この設定信号に対する規格は、例えば、センサ信号を構成するパルスの電圧値と異なる電圧値で規定されるものであってもよいし、センサ信号を構成するパルスにおいて発生し得ないパルス幅で規定されるものであってもよい。又、設定信号の規格を、パルスの電圧値で設定する場合は、センサ信号を構成するパルスの電圧値よりも低い電圧値によってパルスを発生させることが好ましい。これにより、操作ユニット22より設定信号を送信している間に、熱線センサ検出回路101又は子機ユニット23のいずれかからセンサ信号が発生したとしても、センサ信号用通信回路102は、設定信号を識別できる。
よって、センサ信号用通信回路102が、熱線センサ検出回路101又は子機ユニット23のいずれかからのセンサ信号を受信したときは、信号処理部111が、そのセンサ信号による検出結果を確認する。そして、伝送信号用通信回路104が、信号線Lsを通じて、確認した検出結果に基づいた監視データを、CPU1に対して返送して、負荷機器6のON/OFFを制御させる。一方、センサ信号用通信回路102が、操作ユニット22からの設定信号を受信したときは、信号処理部111が、その設定信号より、変更する設定項目(動作保持時間又は明るさなど)と、変更する設定値とを認識する。そして、信号処理部111は、変更が求められた設定項目について、不揮発性メモリ110に記憶された設定値を、設定信号から確認した設定値に更新する。
(操作ユニット)
図10に示すように、操作ユニット22は、第1の実施形態の操作ユニット22(図4参照)と異なり、設定信号用通信回路201及び電源回路202のそれぞれが専用線L2に接続されるとともに、液晶表示回路203が除かれた構成となる。そして、図11に示すように、操作ユニット22は、その化粧扉221を開いたとき、その表面上に、ボタン226と、動作保持時間を設定するための調整ツマミ228と、明るさの閾値を設定するための調整ツマミ229とが設置された構成となる。この調整ツマミ228,229は、例えば、操作入力回路204に構成される可変抵抗(不図示)と連動する構成とすることで、この可変抵抗の抵抗値により、調整ツマミ228,229それぞれで設定される値が認識される。尚、操作ユニット22の裏面側は、第1の実施形態と同様、図5(b)に示すような端子227を備え、この端子227に専用線L2が接続される。
このように構成される操作ユニット22において、調整ツマミ228が操作されることによって、その調整ツマミ228が示す位置に応じた動作保持時間が、操作入力回路204に入力される。尚、第1の実施形態と同様、この動作保持時間を設定できる調整ツマミ228によって、本体ユニット21のセンサ信号通信回路102からの検出結果を無効とすると同時に、負荷機器6を強制的にON又はOFFとすることが、指定できる。又、調整ツマミ229が操作されることによって、その調整ツマミ229が示す位置に応じた明るさが、操作入力回路204に入力される。尚、第1の実施形態と同様、この明るさを設定できる調整ツマミ229によって、本体ユニット21の明るさ検出回路103をOFFとすることも指定できる。
そして、操作入力回路204は、ボタン226への操作入力を受け付けると、調整ツマミ228が示す位置で決定された動作保持時間と、調整ツマミ229が示す位置で決定された明るさとを、信号処理回路205に通知する。これにより、設定信号用通信回路201は、信号処理回路205に通知された動作保持時間及び明るさを、変更する設定値とする設定信号を生成し、この設定信号を本体ユニット21に送信する。よって、本体ユニット21は、この設定信号を受信することで、操作ユニット22で設定された動作保持時間及び明るさを確認し、不揮発性メモリ110に記憶させる。
尚、本実施形態の熱線センサ用端末装置2においても、第1の実施形態の熱線センサ用端末装置2と同様、その操作ユニット22が、図4に示す液晶表示回路203を備えるとともに、その操作入力回路204の一部として、ボタン223〜226(図5(a)参照)を備える構成としてもよい。このように構成するとき、操作ユニット22は、本体ユニット21に対して、設定変更の対象となる設定項目と、変更された設定値とによる設定信号を送信することができる。又、第1の実施形態の熱線センサ用端末装置2において、操作ユニット22が本体ユニット21に対して片方向通信を行う場合は、操作ユニット22を、本実施形態における図10及び図11に示す構成と同様の構成とし、その構成を簡単なものとすることができる。
1 中央制御装置(CPU)
2 熱線センサ用端末装置
3 スイッチ端末装置
4 操作スイッチ
5 制御端末装置
6 負荷機器
21 本体ユニット
22 操作ユニット
23 子機ユニット
101 熱線センサ検出回路
102 センサ信号用通信回路
103 明るさ検出回路
104 伝送信号用通信回路
105 電源回路
106 設定信号用通信回路
107 液晶表示回路
108 操作入力回路
109 アドレス設定用通信回路
110 不揮発性メモリ
111 信号処理回路
112 タイマ回路
201 設定信号用通信回路
202 電源回路
203 液晶表示回路
204 操作入力回路
205 信号処理回路
206 カウンタ回路

Claims (6)

  1. 信号線と接続されて時分割多重伝送方式による伝送信号を送受信する伝送信号用通信部と、人体から放射される熱線を検知する熱線センサと、該熱線センサによる検知結果が与えられて当該検知結果に基づく伝送信号を生成して前記多重伝送通信部より中央制御装置に送信させる信号処理部とを、その本体ユニットに備える熱線センサ用端末装置であって、
    前記信号処理部で前記熱線センサに基づく演算処理を行う際の設定値の入力を受け付けて、入力を受け付けた設定値による設定信号を前記本体ユニットに送信する、前記本体ユニットと別体の操作ユニットと、
    前記本体ユニットに設けられ、有線による専用線を介して前記操作ユニット接続されて前記操作ユニットからの設定信号を受信する設定信号用通信部と、
    前記熱線センサの検知結果に基づいて前記伝送信号を生成して送信した送信回数を計数する計数部と、その計数された送信回数を表示する表示部とを更に備え、
    前記本体ユニットと前記操作ユニットとが、前記専用線を介して直接双方向通信し、
    前記設定信号通信部が前記操作ユニットからの設定信号を受信したとき、前記信号処理部が該設定信号に基づいて前記演算処理における設定値を変更する熱線センサ用端末装置。
  2. 請求項1において、
    前記本体ユニットが、前記信号処理部の前記演算処理における設定値の入力を受け付ける操作部を更に備えることを特徴とする熱線センサ用端末装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記本体ユニットが、前記設定信号を表示する表示部を更に備えることを特徴とする熱線センサ用端末装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項において、
    前記負荷機器が照明装置であって、
    前記照明装置の点灯時間を計測する計時部を更に備えることを特徴とする熱線センサ用端末装置。
  5. 請求項1において、
    前記設定信号用通信部が、前記専用線を介して、熱線センサを備えて該熱線センサの検知結果を送信する子機ユニットとも接続することを特徴とする熱線センサ用端末装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項において、
    前記操作ユニットが、前記設定信号を表示する表示部を更に備えることを特徴とする熱線センサ用端末装置。
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