JP2000293468A - 共有機器制御方法及びサーバ・クライアントシステム - Google Patents

共有機器制御方法及びサーバ・クライアントシステム

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JP2000293468A
JP2000293468A JP11102827A JP10282799A JP2000293468A JP 2000293468 A JP2000293468 A JP 2000293468A JP 11102827 A JP11102827 A JP 11102827A JP 10282799 A JP10282799 A JP 10282799A JP 2000293468 A JP2000293468 A JP 2000293468A
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Masashi Kuroshima
黒島真砂司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上の接続可能な共有機器を表示
する際に、どの機器が現在使用可能かを示し、ユーザは
使用する機器を容易に選択できる共有機器制御方法及び
サーバ・クライアントシステムを提供する。 【解決手段】 ネットワークを介して接続された複数の
情報処理装置により共有される共有機器を制御する場合
に、前記共有機器が、前記複数の情報処理装置の1つに
ローカル接続されており、他の情報処理装置は、前記共
有機器の使用に先だって、前記共有機器がローカル接続
された情報処理装置にネットワークを介して前記共有機
器の状態を問合わせ(S1〜S4)、返答された前記共
有機器の状態を認識可能に表示する(S5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上に
接続されている共有機器を制御する共有機器制御方法及
びサーバ・クライアントシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のサーバ・クライアントシ
ステムにおいて、クライアント装置上で共有機器を使用
するために機器一覧を表示する場合に、その機器が使用
中であっても使用中でなくても、またその他の理由で使
用不可な状態であっても構わず、全部が一度にリスト表
示されていた。
【0003】図6は、従来の表示状態の一例を示す図で
ある。50は画像入力機器の選択ダイアログであり、C
RTの表示画面上に表示されている。51は使用可能な
画像入力機器名称のリストを表示するリストボックスで
あり現在の画像入力機器の状態に関わらず、自機の装置
から使用が可能なはずの全画像入力機器名称が表示され
ている。そして、選択されている画像入力機器(図6で
は、Scanner−1)にはチェックマークが表示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来のサーバ・クライアントプログラムによる共有機器の
表示では、ユーザには現在使用可能な機器と使用できな
い機器との区別ができないと言う問題点があった。
【0005】本発明は、かかる従来技術に鑑みなされた
ものであり、ネットワーク上の接続可能な共有機器を表
示する際に、どの機器が現在使用可能かを示し、ユーザ
は使用する機器を容易に選択できる共有機器制御方法及
びサーバ・クライアントシステムを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の共有機器制御方法は、ネットワークを介し
て接続された複数の情報処理装置により共有される共有
機器を制御する共有機器制御方法であって、前記共有機
器が、前記複数の情報処理装置の1つにローカル接続さ
れており、他の情報処理装置は、前記共有機器の使用に
先だって、前記共有機器がローカル接続された情報処理
装置にネットワークを介して前記共有機器の状態を問合
わせ、返答された前記共有機器の状態を認識可能に表示
することを特徴とする。ここで、前記共有機器の状態は
使用可能状態か不能状態かであり、該不能状態には他の
情報処理装置による使用中と電源オフ状態とを含む。ま
た、前記認識可能な表示は、少なくとも一方に印を付加
した表示と、異なる濃度や色や模様による表示と、使用
可能な機器のみの表示とのいずれかを含む。また、前記
共有機器は画像入力機器であって、イメージスキャナを
含む。
【0007】又、本発明のサーバ・クライアントシステ
ムは、ネットワークを介して接続された複数の情報処理
装置がサーバ及び/又はクライアントとして機能するサ
ーバ・クライアントシステムにおいて、前記複数の情報
処理装置の1つにローカル接続され、前記複数の情報処
理装置により共有される共有機器を有し、他の情報処理
装置は、前記共有機器の使用に先だって、前記共有機器
がローカル接続された情報処理装置にネットワークを介
して前記共有機器の状態を問合わせる問合手段と、返答
された前記共有機器の状態を認識可能に表示する表示手
段とを有し、前記共有機器がローカル接続された情報処
理装置は、前記他の情報処理装置からの受信情報を解析
する解析手段と、解析結果が前記共有機器の状態の問合
せである場合に、前記共有機器の状態を判定する判定手
段と、判定結果を、前記他の情報処理装置に送信する送
信手段とを有することを特徴とする。ここで、前記判定
手段は、前記共有機器の状態として使用可能状態か不能
状態かを判定し、該不能状態には他の情報処理装置によ
る使用中と電源オフ状態とを含む。また、前記表示手段
の表示は、少なくとも一方に印を付加した表示と、異な
る濃度や色や模様による表示と、使用可能な機器のみの
表示とのいずれかを含む。また、前記共有機器は画像入
力機器であって、イメージスキャナを含む。
【0008】又、本発明の情報処理装置は、ネットワー
クを介して接続された複数の情報処理装置がサーバ及び
/又はクライアントとして機能するサーバ・クライアン
トシステムにあって、前記複数の情報処理装置の1つに
ローカル接続され、前記複数の情報処理装置により共有
される共有機器をネットワークを介してアクセス可能な
情報処理装置であって、前記共有機器の使用に先だっ
て、前記共有機器がローカル接続された情報処理装置に
ネットワークを介して前記共有機器の状態を問合わせる
問合手段と、返答された前記共有機器の状態を認識可能
に表示する表示手段とを有することを特徴とする。ここ
で、前記共有機器の状態は、使用可能状態か不能状態か
であって、該不能状態には他の情報処理装置による使用
中と電源オフ状態とを含む。また、前記表示手段の表示
は、少なくとも一方に印を付加した表示と、異なる濃度
や色や模様による表示と、使用可能な機器のみの表示と
のいずれかを含む。また、前記共有機器は画像入力機器
であって、イメージスキャナを含む。
【0009】又、ネットワークを介して接続された複数
の情報処理装置がサーバ及び/又はクライアントとして
機能するサーバ・クライアントシステムにあって、前記
複数の情報処理装置により共有される共有機器がローカ
ル接続された情報処理装置であって、他の情報処理装置
からのネットワークを介した受信情報を解析する解析手
段と、解析結果が前記共有機器の使用に先だつ前記共有
機器の状態の問合せである場合に、前記共有機器の状態
を判定する判定手段と、判定結果を、前記他の情報処理
装置に送信する送信手段とを有することを特徴とする。
ここで、前記判定手段は、前記共有機器の状態として使
用可能状態か不能状態かを判定し、該不能状態には他の
情報処理装置による使用中と電源オフ状態とを含む。ま
た、前記共有機器は画像入力機器であって、イメージス
キャナを含む。
【0010】又、本発明の記憶媒体は、ネットワークを
介して接続された複数の情報処理装置がサーバ及び/又
はクライアントとして機能するサーバ・クライアントシ
ステムにあって、前記複数の情報処理装置の1つにロー
カル接続され、前記複数の情報処理装置により共有され
る共有機器をネットワークを介してアクセス可能な情報
処理装置を制御する制御プログラムをコンピュータ読出
し可能に記憶する記憶媒体であって、前記制御プログラ
ムが、少なくとも、前記共有機器の使用に先だって、前
記共有機器がローカル接続された情報処理装置にネット
ワークを介して前記共有機器の状態を問合わせる問合プ
ログラムと、返答された前記共有機器の状態を認識可能
に表示する表示プログラムとを含むことを特徴とする。
【0011】又、ネットワークを介して接続された複数
の情報処理装置がサーバ及び/又はクライアントとして
機能するサーバ・クライアントシステムにあって、前記
複数の情報処理装置により共有される共有機器がローカ
ル接続された情報処理装置を制御する制御プログラムを
コンピュータ読出し可能に記憶する記憶媒体であって、
前記制御プログラムが、少なくとも、他の情報処理装置
からのネットワークを介した受信情報を解析する解析プ
ログラムと、解析結果が前記共有機器の使用に先だつ前
記共有機器の状態の問合せである場合に、前記共有機器
の状態を判定する判定プログラムと、判定結果を、前記
他の情報処理装置に送信する送信プログラムとを含むこ
とを特徴とする。
【0012】又、ネットワークを介して接続された複数
の情報処理装置がサーバ及び/又はクライアントとして
機能するサーバ・クライアントシステムにあって、前記
複数の情報処理装置の1つにローカル接続された機器を
ネットワークを介して共有可能な情報処理装置を制御す
る制御プログラムをコンピュータ読出し可能に記憶する
記憶媒体であって、前記制御プログラムが、少なくと
も、前記共有機器の使用に先だって、前記共有機器がロ
ーカル接続された情報処理装置にネットワークを介して
前記共有機器の状態を問合わせる問合プログラムと、返
答された前記共有機器の状態を認識可能に表示する表示
プログラムと、他の情報処理装置からのネットワークを
介した受信情報を解析する解析プログラムと、解析結果
が前記共有機器の使用に先だつ前記共有機器の状態の問
合せである場合に、前記共有機器の状態を判定する判定
プログラムと、判定結果を、前記他の情報処理装置に送
信する送信プログラムとを含むことを特徴とする。
【0013】ここで、前記共有機器は画像入力機器であ
って、イメージスキャナを含む。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る実施の形態を詳細に説明する。
【0015】<本実施の形態のサーバ・クライアントシ
ステムの構成例>図1は、本実施の形態を適用しようと
する大規模ネットワークの構成例を示す図である。
【0016】図1で、ネットワークボード(NB)10
1aは、開放型アーキテクチャを持つプリンタ101
を、ローカルエリアネットワーク(LAN)100へ、
例えば、同軸コネクタをもつEthernetインターフェース
10Base-2や、RJ−45を持つ10Base-T等のLAN
インターフェースを介して接続している。
【0017】PC103等のパーソナルコンピュータ
(PC)もまた、LAN100に接続されており、ネッ
トワークオペレーティングシステムの制御の下、PC1
03はNB101と通信することができる。この状態
で、例えばPC103を、ネットワーク管理部として使
用するように指定することができる。また、PC103
にもプリンタ105のようなプリンタを接続してもよ
い。
【0018】また、LAN100にはファイルサーバ1
06が接続されており、これは大容量(例えば100億
バイト)のネットワークディスク107に記憶されたフ
ァイルへのアクセスを管理する。プリントサーバ104
は、接続されたプリンタ105、又は遠隔地にあるプリ
ンタ109などのプリンタに印刷を行わせる。また他の
図示しない周辺機器をLAN100に接続してもよい。
【0019】更に、LAN100にはスキャナサーバ1
08が接続されており、スキャナ108aとプリンタ1
09とが接続されている。
【0020】図1に示すネットワークは、様々なネット
ワークメンバ間で効率良く通信を行うために、Novellや
UNIXのソフトウェアなどのネットワークソフトウェアを
使用することができる。どのネットワークソフトウェア
を使用することも可能であるが、例えば、Novell社のNe
tWare(Novell社の登録商標。以下省略)ソフトウェア
を使用することができる。このソフトウェアパッケージ
に関する詳細な説明は、NetWareパッケージに同梱され
ているオンラインドキュメンテーションを参照でき、こ
れは、Novell社からNetWareパッケージとともに購入可
能である。
【0021】図1の構成について簡潔に説明すると、フ
ァイルサーバ106は、LANメンバ間でデータのファ
イルの受信や、記憶、キューイング、キャッシング、及
び送信を行うファイル管理部としての役割を果たす。例
えば、PC103によって作られたデータファイルは、
ファイルサーバ106へ送られ、ファイルサーバ106
はこれらのデータファイルを順に並べ、そしてプリント
サーバ104からのコマンドに従って、並べられたデー
タファイルをプリンタ105へ送信する。PC103や
プリントサーバ104やスキャナサーバ108は、デー
タファイルの生成や、生成したデータファイルのLAN
100への送信や、また、LAN100からのファイル
の受信や、更にそのようなファイルの表示及び/又は処
理を行うことのできる適常のPCで構成される。
【0022】尚、図1では、PC103やプリントサー
バ104やスキャナサーバ108としてパーソナルコン
ピュータ機器が示されているが、ネットワークソフトウ
ェアを実行するのに適切であるような、他のコンピュー
タ機器を含んでもよい。例えば、UNIXのソフトウェアを
使用している場合に、UNIXワークステーションをネット
ワークに含んでもよく、これらのワ一クステーション
は、適切な状況下で、図示されているPCと共に使用す
ることができる。
【0023】通常、LAN100などのLANは、1つ
の建物内の1つの階又は速続した複数の階でのユーザグ
ループ等の、幾分ローカルなユーザグループにサービス
を提供する。例えば、ユーザが他の建物や他県にいるな
ど、あるユーザが他のユーザから離れるに従って、ワイ
ドエリアネットワーク(WAN)を作ってもよい。WA
Nは、基本的には、いくつかのLANを高速度サービス
総合デジタルネットワーク(ISDN)電話線等の高速
度デジタルラインで接続して形成された集合体である。
従って、図1に示すように、LAN100とLAN11
0、LAN120とは、変調/復調(MODEM)/ト
ランスポンダ及びバックボーン140を介して接続され
てWANを形成する。これらの接続は、数本のバスによ
る単純な電気的接続である。それぞれのLANは専用の
PCを含み、また、必ずしも必要なわけではないが、通
常はファイルサーバ及びプリントサーバを含む。
【0024】従って図1に示すように、LAN110
は、PC112と、ファルサーバ113と、ネットワー
クディスク114と、プリントサーバ115と、プリン
タ116及びプリンタ117と、スキャナサーバ111
と、クキャナ111a及びプリンタ111bと、さら
に、複写機118と、複写機サーバ119とを含む。対
照的に、LAN120は、PC121とPC122のみ
を含む。LAN100とLAN110とLAN120と
に接続されている機器は、WAN接続を介して、他のL
ANの機器の機能にアクセスすることができる。
【0025】又、エージェントの実装例として、プリン
タやスキャナをネットワークに接続するためのネットワ
ークボード上にエージェントを実装することが考えられ
る。これにより、プリンタやスキャナ、あるいは複写機
をネットワーク管理ソフトウェアによる管理の対象とす
ることができる。ユーザは、ネットワーク管理ソフトウ
ェアを用いて制卸対象のプリンタ、スキャナ及び複写機
の情報を得、また状態を変更することができる。より具
体的には、例えば各装置の液晶ディスプレイに表示され
ている文字列を取得したり、デフォルトの給紙カセット
等を変更したりすることができる。図1には、、エージ
ェントを実装したネットワークボード(NB)をプリン
タに接続した例が示されている。
【0026】<本実施の形態のスキャナサーバ装置の構
成例>図2は本実施の形態の画像読み取り装置であるス
キャナサーバ装置の構成例を示すブロック図である。
【0027】1はシステムバスであり、これから説明す
る各構成ブロックはこのシステムバスに接続されてい
る。2はCPU(Central Processin
g Unit)である。3はプログラムメモリ(以下P
MEMと称す)で、画像や文書の編集や読み取り機器制
御など各種処理のためのプログラムを適宜ハードディス
ク15から選択/読み込みし、CPU2にて実行する。
又、作成されたデータはデータ格納用メモリでもあるP
MEMに格納され、ユーザがキーボード9より入力した
テキストデータの一時格納用としてもPMEMが用いら
れる。4は、通信制御部であり、通信ポート18に於け
る入出力データの制御を行う。通信ポート18から出力
された信号は、通信回線19を経由して、ネットワーク
上の他の装置の通信ポートに伝えられる。20は通信回
線19を介してつながっている他の装置であり、本実施
の形態ではクライアント装置を示す。ネットワーク上で
共有されているプリンタや画像読み取り装置とのやり取
りは、この通信制御部4を介して行われる。また、本実
施の形態ではLANなどのネットワークに関して記述する
が、この通信制御部に接続される通信ポート及び通信回
線が一般の公衆回線など他の通信手段であっても本発明
が適応されることは言うまでもない。
【0028】5はイメージスキャナ、6は画像入出力制
御部、7と17はプリンタであり、イメージスキャナ5
から読み込まれた画像データは、PMEM3に展開され
たのちVRAM11上に展開され、CRT13に表示さ
れる。8は入力制御部であり、9のキーボード、10の
PD(ポインティングデバイス、以下PDと称す)等の入
力装置が接続される。操作者はこのキーボード9を操作
することによりシステムの動作指令等を行う。またPD
10はCRT13上で画像情報や文字データや数値デー
タを選択、加工指示したり、読み取りパラメータの設定
をするためのもので、本実施の形態ではマウスを使用し
ている。これによりCRT13上のマウスカーソルを
X,Y方向に任意に移動して、メニューの選択、画像デ
ータ、図形データ、文字データ、数値データ、読み取り
パラメータの選択、編集を行なう。
【0029】11はビデオ・イメージ・メモリ(以下V
RAMと称す)、12は表示出力制御部、13はCRT
である。13のCRTに表示されるデータはVRAM1
1上にビットマップデータとして展開されている。例え
ば図形データであれば、その位置、描画属性情報に対応
した図形パターンがVRAM上に展開されており、ま
た、ソフト制御によりVRAMの表示エリアに直接カー
ソルを発生して表示することが可能である。14は外部
記憶装置制御部、15、16は画像データや図形データ
や文字データや数値データなどを記録しておくデータフ
ァイル用のディスクで、例えば、15はハードディスク
(以下HDと称す)であり、16はフロッピーディスク
(以下FDと称す)である。本実施の形態では、HD1
5に読み取り機器選択機能や読み取り機器状態表示機能
や読み取り機器制御機能やサーバ拡張機能やネットワー
クサーバ機能などを実現するプログラムが記録される
が、これらのプログラムを格納する記録媒体としては、
ROMや、フロッピーディスク16や、 CD−RO
M、メモリカード、光磁気ディスクなどの他のデバイス
を用いることができる。
【0030】尚、クライアント装置のブロックに関して
も、基本的には図2と同様である。また、サーバ装置及
びクライアント装置が、スキャナとプリンタとを一体に
有する複写機として構成されていても、あるいはファク
シミリとして構成されていてもよい。
【0031】図3は本実施の形態のサーバ装置の外観図
である。
【0032】23は、システムバス1やCPU2やPM
EM3や通信制御部4を内蔵したサーバ装置の本体部で
ある。13はCRTで、9はキーボード、10はPD、
21はFDドライブであり、FD22がセットされて画
像データや図形データや文字データや数値データをFD
22に書き込んだり、またFD22に記録されている図
形データや文字データや数値データを読み込んだりす
る。クライアント装置の外観図に関しても、図2と同様
である。
【0033】尚、本実施の形態は、各種プログラムをH
D15に記録したサーバ装置またはクライアント装置に
おいて実現されるのはもちろんであるが、本実施の形態
の機能を実現可能なプログラムを記録媒体に記憶し、他
のシステムあるいはサーバ装置またはクライアント装置
に供給して、そのシステムあるいは装置のコンピュータ
が、記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し
実行することによっても、本実施の形態は達成される。
例えば、読み取り機器選択プログラムと、読み取り機器
状態表示プログラムと、読み取り機器制御機能プログラ
ムと、サーバ拡張機能プログラムと、ネットワークサー
バ機能プログラムとが記録されたFD22を、他のサー
バ装置のFDドライブ21にセットして、そのプログラ
ムをハードディスク15へロードし、そのロードしたプ
ログラムを実行することによって、本実施の形態は他の
サーバ装置やクライアント装置においても実現可能であ
る。
【0034】<本実施の形態のサーバ装置及びクライア
ント装置の機能構成例>第4図に、本実施の形態の画像
読み取りサーバ装置における各機能の構成例を示す。本
実施の形態では、画像読み取り機器として汎用的なイン
ターフェースを持つTWAIN機器を利用し、読み取った画
像データのやり取りを制御するための汎用的なネットワ
ークプロトコルとしてHTTPプロトコルを利用すると想定
して説明を行う。
【0035】31はHTTPサーバモジュールであり、HTTP
プロトコルを使用してサーバ側で作成されたデータをク
ライアントに送信する、或いは、クライアントから指示
された情報をサーバ拡張モジュールに32に渡すという
処理を行う。
【0036】サーバ拡張モジュール32は、HTTPサーバ
モジュール31から渡された情報を解析して、TWAIN制
御用STUBモジュール33、OCR用モジュール34、イメ
ージデータ形式変換モジュール35の制御を行い、最終
的にHTTPサーバモジュール31を利用して、サーバに接
続されたTWAIN機器37で読み取ったデータをクライア
ントに転送する。
【0037】TWAIN制御用STUBモジュール33は、接続さ
れている複数のTWAINドライバ36のリストアップ処理、
その中からクライアント指示に応じたTWAINドライバの
選択処理、及びTWAIN機器37が現在使用中であるか否
かや電源が入ってREADY状態であるか否かなどの状態の
検知処理を行い、当該TWAINドライバ36に対してパラ
メータの設定をし、更に、その結果得られたイメージデ
ータをサーバ拡張モジュール32に渡す。
【0038】OCR用モジュール34は、クライアントか
ら、TAWIN機器37で読み取られたイメージデータを文
書データとして変換する要求があった場合に、サーバ拡
張モジュール32からcallされて文字認識を実行する。
【0039】イメージデータ形式変換モジュール35
は、TWAIN機器37から得られたイメージデータの形式
を、クライアントで指定されたイメージデータ形式に変
換するためのモジュールである。
【0040】TWAINドライバ36は、サーバ装置に接続
されている複数のTWAIN機器37に対して、個々の制御
を行うためのモジュールである。
【0041】尚、本実施の形態では、TWAIN制御用STUB
モジュール33が、汎用的なTWAINのインターフェース
を利用してこれらTWAINドライバ36とやりとりするの
で、本モジュール群を利用することによって、任意のTW
AIN機器37(及びそれに対応するTWAINドライバ36)
をネットワーク上で共有することが可能となる。
【0042】図5は、本実施の形態のクライアント装置
における各機能の構成例を示す図である。図5の41〜
44の構成要素は、一般アプリケーションから、クライ
アント装置にローカルに接続されている画像入力機器を
アクセスするために必要なものであり、この部分は既存
の構成要素である。本実施の形態に於けるサーバ装置に
接続されている画像入力機器より画像を読み込むために
必要な構成要素は、図5の45〜4Aからなる。
【0043】41は、画像入力機能を有する一般のアプ
リケーション。 42は、そのアプリケーションに対し
て汎用の画像入出力インターフェースを提供する画像入
出力機器マネージャである。 同マネージャ42は、上
記入出力インターフェースによる指示に応じて、その管
理下にある画像入力機器制御モジュール43あるいは4
9の中から、指示されたものに対して情報のやりとりを
行う。43は、汎用i/oを持つ画像入力機器制御モジュ
ールである。 本モジュール43は、画像入力機器マネ
ージャ42との間で取り決めされた、汎用的なインター
フェースによって個々に接続された画像入力機器44を
制御するためのものである。 即ち、42は、例えば、T
WAINマネージャであり、43は、個々の機器に対応した
TWAINドライバに相当する。 44は、本装置にローカル
に接続されている個々の画像入力機器である。
【0044】以下に、サーバ装置に接続されている画像
入力機器より画像を読み込むために必要な構成要素につ
いて述べる。
【0045】クライアント機能制御モジュール45は、
以下に述べる個々のクライアント拡張機能を構成するモ
ジュールの全体管理を行うものである。 画像入力機器
接続情報生成モジュール46は、ネットワーククライア
ントモジュール48を利用して、サーバ装置側に接続さ
れている画像入出力装置の属性情報、及びネットワーク
接続に必要な情報を獲得して、個々の画像入力機器情報
4Aを生成するためのモジュールである。 この時、同
時に仮想画像入力機器制御モジュール49も自動的に生
成される。 このモジュールが生成されることによっ
て、画像入力機器マネージャ42は、ネットワーク上の
機器を仮想的に直接接続されているように扱うことが可
能となる。
【0046】汎用画像入出力インターフェース変換モジ
ュール47は、ネットワーククライアントモジュール4
8を利用して得られた、サーバ側の画像入力装置とに対
する制御情報を、画像入力機器マネージャ42に対応し
た汎用的なインターフェースに変換するためのものであ
る。 本モジュール47は、直接これらインターフェー
スを持つ機能を直接画像入力マネージャ42に提供する
のではなく、個々の仮想画像入力機器制御モジュール4
9を経由して提供する。
【0047】ネットワーククライアントモジュール48
は、上記各モジュールがサーバ側のモジュールと通信を
行うことのできるように、汎用のネットワークプロトコ
ルに対応し、ネットワーク上でやり取り可能なデータ形
式に変換する。
【0048】仮想画像入力機器制御モジュール49は、
設定されているネットワーク上の画像入力機器と1対1
に生成される。本モジュール49は、基本的には、対応
する画像入力機器接続情報4Aの情報を返す、或いは、
同情報を汎用画像入出力インタフェース変換モジュール
47に渡して、その結果を画像入力マネージャ42に渡
すといった、中間的に介在する処理のみを行う。 この
ように、実際の処理の大部分を、汎用画像入出力インタ
ーフェース変換モジュール47が行ってくれるので、当
該モジュール49は小さくて済み、複数のネットワーク
上の画像入力機器用のモジュールが作成されてもオーバ
ヘッドは少なくて済む。
【0049】<本実施の形態のネットワーク上の画像入
力機器の制御動作例>図7は、本実施の形態における、
画像の読み込みを行う画像入力機器を選択している状態
を示す図である。
【0050】50は画像入力機器の選択ダイアログであ
り、CRTの表示画面上に表示されている。51は使用
可能な画像入力機器名称のリストを表示するリストボッ
クスであり、自機の装置から使用が可能なはずの全画像
入力機器名称が表示されている。そして、選択されてい
る画像入力機器(図7では、Scanner−1)には
チェックマークが表示されている。又、60のマーク
は、この画像入力機器が現在他のユーザによって使用中
か電源が入っていないかまたはそれ以外の理由によって
使用出来ないことを意味するマークである。
【0051】画像入力機器の選択などには、PD10を
操作して連動して動作するポインタを選択したい画像入
力機器名称上に移動させ、PD10のボタンをクリック
することによって行う。また、キーボード9よりのキー
入力によって行ってもよい。そして、52は画像入力機
器の選択を確定するボタンであり、53は画像入力機器
の選択をキャンセルするボタンである。PD10やキー
ボード9によってその実行は指示され、どちらのボタン
が選択されても画像入力機器の選択ダイアログ50はク
ローズされる。
【0052】図8は、クライアント装置内に記憶されて
いる、自身及び他のサーバ装置に接続されている画像入
力機器へのアクセス管理に使用されるアクセス管理テー
ブルの一例を示す図である。
【0053】70と74には、それぞれネットワーク上
のサーバ装置に接続されている画像入力機器に対する情
報が順に記録されている。71と75は画像入力機器名
称で、図7でダイアログ内に表示されていた名称と同じ
ものが記憶されている。72と76は、各々の画像入力
機器が接続されているサーバ装置のコピュータの名称を
記憶している。この名称はマイクロソフトネットワーク
で使用されている名称でもいいし、TCP/IPで使用されて
いるIPアドレスでもかまわない。73と77は各々の画
像入力機器の名称が記録されていて、本実施の形態では
各々の画像入力機器を制御するTWAINドライバがこの画
像入力機器に対してつけている名称とする。ユーザはク
ライアント装置において、今後使用したい画像入力機器
をあらかじめ登録しておく。この際に図8のアクセス管
理テーブルが作成され、HDに記録される。そして以降
は、本アクセス管理テーブルに記憶されている自機のク
ライアント装置に接続されている画像入力機器と他のサ
ーバ装置に接続されている画像入力機器とが、図7のよ
うに画像入力機器選択ダイアログに表示されて選択&使
用が可能となる。
【0054】尚、本テーブルは他のサーバ装置に接続す
る機器のみを記憶する構成であってもよい。
【0055】図9は、本実施の形態の画像入力機器マネ
ージャの動作手順の一例を説明するフローチャートであ
る。
【0056】まずステップS1で、画像入力機器からの
画像読み込みの実行をキーボード9より指示する。する
とステップS2にて、画像読み込みを実行するための画
像入力機器選択ダイアログを表示する。そしてステップ
S3にて、画像入力機器選択のダイアログ内に、図7の
テーブルに記憶されている自機のクライアント装置に接
続されている画像入力機器と、他のサーバ装置に接続さ
れている画像入力機器との名称を表示する。ここまでの
状態が、従来の説明図である図6である。
【0057】本実施の形態では、更にステップS4に進
み、ステップS3で表示した各々の画像入力機器に対し
てその状態のチェックを行う。その状態チェックは、図
10で更に詳しく示すように、自機の装置内の画像入力
機器マネージャ42が画像入力機器制御モジュール43
や仮想画像入力機器制御モジュール49を介して行う。
仮想画像入力機器制御モジュール49に対して状態のチ
ェック要求が来た場合には、ネットワーククライアント
モジュール48を介してネットワーク経由でHTTPサーバ
モジュール31に要求が伝達され、TWAIN制御用STUBモ
ジュール33によって処理され、その結果が要求の経路
の逆順をたどって返却される。
【0058】そしてステップS5にて、ステップS4の
結果に基づきこの画像入力機器がすぐに使用できないNO
T READY状態で有れば其れを意味するマークを画像入力
機器名称の横に表示する。次にステップS6にて全画像
入力機器に関して状態のチェックが終わったかどうかを
判断し、もし終わっていなければステップS4に戻る。
全チェックが終了していれば処理が全て終了する。この
時の状態を示す図が図7である。
【0059】図10は、図9のステップS4の画像入力
機器の状態チェックのルーチンでの動作例を示すフロー
チャートである。
【0060】まずステップS41で、アクセス管理テー
ブルから1つの画像入力機器を読出す。ステップS42
で、この画像入力機器が自機に接続されたもの(クライ
アント)か他のサーバ装置に接続されたもの(サーバ)
かを判定する。クライアントであれば、ステップS43
に進んで、画像入力機器制御モジュール43をロードし
て実行し、ステップS44で自機に接続された画像入力
機器44の状態が取得される。
【0061】一方、サーバであれば、ステップS45に
進んで、仮想画像入力機器制御モジュール49をロード
して実行し、ステップS46でアクセス管理テーブルの
内容(画像入力機器接続情報4A)に基づいてネットワ
ークを介した他のサーバ装置への接続を行い、状態要求
コマンドを送る。そして、ステップS47で、対象とす
る画像入力機器の状態を示す情報が返送されるのを待
つ。
【0062】サーバ装置では、以下のような手順で接続
されている画像入力機器の状態を示す情報を返送する。
尚、以下の説明では、画像読み取り機器がTWAINのイン
ターフェースに従っているとして説明する。
【0063】まず、最初のステップS61で、クライア
ント装置からの要求がHTTPプロトコルの形式で送られて
くるので、サーバ拡張モジュール22によって解析す
る。この解析の結果、TWAIN機器37の状態が要求され
ていると判定されると、ステップS62に移り、TWAIN
機器27にアクセスするために必要となるTWAIN制御用S
TUBモジュールをロードして実行する。次に、ステップ
S63では、TWAIN制御用STUBモジュールが、TWAINドラ
イバをロードして実行する。ステップS64で接続され
た画像入力機器の状態を取得する。
【0064】次に、ステップS65では、TWAINドライ
バを開放し、更に、TWAINドライバへのアクセスが終了
したので、TWAIN制御用STUBモジュールも解放する。ス
テップS66では、サーバ拡張モジュール32によっ
て、スデップS64で取得された情報から、クライアン
ト装置側で表示可能なHTML形式のデータを作成し、
HTTPサーバモジュール31を利用して、この情報をアク
セスのあったクライアントに送信して、本処理を終了す
る。
【0065】サーバ装置からの応答を受けると、クライ
アント装置では、ステップS48に進んで、サーバ装置
から送信された画像入力機器の状態を受信する。ステッ
プS49では、自機及び他のサーバに接続された画像入
力機器の現在の状態が、機器に対応して記憶され、ステ
ップS50では、画像入力機器制御モジュール43ある
いは49が解放されて、図9のステップS4が終了す
る。
【0066】図11及び図12は、本実施の形態で画像
入力機器が選択されて画像入力が実行された場合の手順
例を示すフローチャートである。
【0067】まずステップS701で、アクセス管理テ
ーブルから選択された画像入力機器の情報を読出す。ス
テップS702で、この画像入力機器が自機に接続され
たもの(クライアント)か他のサーバ装置に接続された
もの(サーバ)かを判定する。クライアントであれば、
ステップS703に進んで、画像入力機器制御モジュー
ル43をロードして実行し、ステップS704で自機に
接続された画像入力機器44に画像入力を指示して画像
入力データが取得される。
【0068】一方、サーバであれば、ステップS705
に進んで、仮想画像入力機器制御モジュール49をロー
ドして実行し、ステップS706でアクセス管理テーブ
ルの内容(画像入力機器接続情報4A)に基づいてネッ
トワークを介した他のサーバ装置への接続を行い、画像
入力コマンドを送る。そして、ステップS707で、対
象とする画像入力機器から画像入力データが返送される
のを待つ。
【0069】サーバ装置では、以下のような手順で接続
されている画像入力機器から画像入力データを取得して
返送する。尚、以下の説明では、画像読み取り機器がTW
AINのインターフェースに従っているとして説明する。
ここでは、プリスキャンの場合と、本スキャン(正式な
イメージの読み込み)の場合について述べる。また、ネ
ットワーク上での送信データ量の負荷の面に鑑みて、本
例ではプリスキャンの結果得られるイメージデータの形
式をJPEGとして説明する。
【0070】処理が開始されると、まず、最初のステッ
プS801で、クライアント装置からの要求が、HTTPプ
ロトコルの形式で送られてくるので、サーバ拡張モジュ
ール32によって解折する。指示されたTWAIN機器37
からのイメージデータの読み込みが要求されていると判
断されると、クライアント装置側で設定されたパラメー
タを獲得して、次のステップS802に移る。ステップ
S802では、TWAIN機器37にアクセスするために必
要となるTWAIN制御用STUBモジュールをロードして、使
用可能の状態にする。
【0071】ステップS803では、TWAIN制御用STUB
モジュールが、汎用のTWAINインターフェースを利用し
て該当するTWAIN機器37を制御するTWAINドライバをロ
ードする。次に、ステップS804では、クライアント
装置側で指定された読み込みパラメータを当該TWAINド
ライバに対して設定する。これまでの処理で、サーバ装
置に接続されているTWAIN機器37の読み込み準備は整
ったことになるので、ステップS805では、当該TWAI
N機器37から(汎用のTWAINインターフェースを利用し
て)イメージデータを読み取る。
【0072】次に、ステップS806では、イメージデ
ータの獲得が終了したので、ロードされているTWAINド
ライバを解放する。更に、ステップS807でも同様
に、TWAIN制御用STUBモジュールを解放する。
【0073】ステップS808では、指示された読み込
みモードがプリスキャンであるか、否かを判断し、プリ
スキャンであると判断された場合にはステップS811
へ分岐する。また、本スキャンであると判断された場合
には、ステップS809へ分岐する。
【0074】ステップS809では、本スキャンモード
であるので、TWAIN機器37から得られたイメージデー
タ形式を、ユーザの指定するイメージデータ形式へ変換
する。これは、図4のイメージデータ形式変換モジュー
ル35によって実現される。次に、ステップS810で
は、サーバ拡張モジュール32が、変換された結果のイ
メージデータをHTTPサーバ機能を利用して、クライアン
ト装置側へ送信して、本処理を終了する。
【0075】一方、ステップS811以降の処理は、プ
リスキャンの結果表示画面を作成するためのものであ
る。ここで、ステップS811では、獲得されたイメー
ジのデータ形式がJPEGであるか否かを判断し、そう
であればステップS813へ分岐し、JPEGでなけれ
ばステップS812へ分岐する。ステップS812で
は、TWAIN機器27から得られたイメージデータをJP
EG形式のデータに変換する。次に、ステップS813
では、前のステップで得られたJPG形式のイメージデ
ータを利用して、サーバ拡張モジュール32に、クライ
アント装置側表示用のプレビュー画面を作成する。そし
て、HTTPサーバを利用してこの情報を送信して、本処理
を終了する。
【0076】サーバ装置からの応答を受けると、クライ
アント装置では、ステップS708に進んで、サーバ装
置から送信された画像入力データを受信する。ステップ
S709では、自機及び他のサーバに接続された画像入
力データがて記憶され、ステップS710では、画像入
力機器制御モジュール43あるいは49が解放されて、
ステップS711で獲得した入力画像を表示して、処理
が終了する。
【0077】なお、フローチャートにおいて、各セッシ
ョン毎にSTUBのロード/解放が行われているが、これは
あるモジュールが長時間常駐して、サーバ装置のメモリ
あるいはディスク資源を圧迫することを防止する目的で
ある。
【0078】尚、本実施の形態では、画像入力機器はTW
AIN機器であるとしたがその他のインターフェースを持
つ画像入力機器でもいいこともいうまでもない。
【0079】また、図13は本実施の形態においてサー
バ装置およびクライアント装置のPMEM3内にどのように
データが配置されているかを示すメモリマップの一例で
ある。91はオペレーティングシステムが占有する領域
を示し、92は読み取り機器選択機能や読み取り機器状
態表示機能や読み取り機器制御機能やサーバ拡張機能や
ネットワークサーバ機能などのプログラムが占有する領
域を示し、93は92の各種プログラムによって使用さ
れるデータ領域を示し、94はまだ使用されていないPM
EM3の領域を示している。また、図の上部がアドレスの
下位を示し、図の下部がアドレスの上位を示している。
【0080】また、図14は本発明における他の実施の
形態の例を示す図であるである。
【0081】各画像入力機器がどのような状態であるか
を示している。100は画像入力機器"Scanner-2"が他
のユーザによって使用中であることを示し、101は画
像入力機器"Scanner-3"が電源オフで使用できないこと
を示している。本例では画像入力機器がNOT READY状態
であることを判定するのに、他のユーザによって使用中
であるかどうかと電源がオフであるかを用いたが、ケー
ブルが未接続であるとかその他のハード不良などによっ
て判定してもよい。
【0082】また、図15は本発明における更に他の実
施の形態の例を示す図であるである。
【0083】現在使用不可な画像入力機器名称を白抜き
表示で表している。図15では”Scanner-2”と"Scanne
r-3"が白抜き表示されている。この白抜き表示された画
像入力機器はPD10などによって選択することが出来
ない。図15では白抜き表示を示したが、勿論、グレー
表示や色違いの表示や模様等、その区別が容易に認識で
きるものであればよい。
【0084】また、図16は本発明における更に他の実
施の形態の例を示す図であるである。
【0085】現在使用不可な画像入力機器名称は表示し
ていない。本他の実施の形態では、使用可能な画像入力
機器"Scanner-1"だけが表示されている。
【0086】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0087】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても達成される。
【0088】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0089】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0090】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0091】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0092】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
る処理を実行するプログラムコードを格納すればよい。
【0093】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、ネッ
トワーク上の接続可能な共有機器を表示する際に、どの
機器が現在使用可能かを示し、ユーザは使用する機器を
容易に選択できる共有機器制御方法及びサーバ・クライ
アントシステムを提供できる。特に、画像読み取り機器
名称を表示する際に、どの画像入力機器が現在使用可能
かを示すので、ユーザは使用する画像入力機器を容易に
選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のサーバ・クライアントシステム
の構成例を示す図である。
【図2】本実施の形態におけるサーバ装置およびクライ
アント装置の構成例を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態におけるサーバ装置およびクライ
アント装置の外観図を示す図である。
【図4】サーバ装置のプログラムのモジュール構成例を
示す図である。
【図5】クライアント装置のプログラムのモジュール構
成例を示す図である。
【図6】従来の画像入力機器一覧の表示例を示す図であ
る。
【図7】本実施の形態の画像入力機器一覧の表示例を示
す図である。
【図8】本実施の形態の画像入力機器のアクセス管理テ
ーブル例を示す図である、
【図9】本実施の形態の画像入力機器一覧表示における
クライアント装置の処理手順例を示すフローチャートで
ある。
【図10】図9のステップS4の処理手順例を示すフロ
ーチャートである。
【図11】本実施の形態の画像入力処理におけるクライ
アント装置の処理手順例を示すフローチャートである。
【図12】本実施の形態の画像入力処理におけるサーバ
装置の処理手順例を示すフローチャートである。
【図13】本実施の形態のメモリマップを示す図であ
る。
【図14】本実施の形態の他の画像入力機器一覧の表示
例を示す図である。
【図15】本実施の形態の更に他の画像入力機器一覧の
表示例を示す図である。
【図16】本実施の形態の更に他の画像入力機器一覧の
表示例を示す図である。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して接続された複数の
    情報処理装置により共有される共有機器を制御する共有
    機器制御方法であって、 前記共有機器が、前記複数の情報処理装置の1つにロー
    カル接続されており、 他の情報処理装置は、 前記共有機器の使用に先だって、前記共有機器がローカ
    ル接続された情報処理装置にネットワークを介して前記
    共有機器の状態を問合わせ、 返答された前記共有機器の状態を認識可能に表示するこ
    とを特徴とする共有機器制御方法。
  2. 【請求項2】 前記共有機器の状態は使用可能状態か不
    能状態かであり、該不能状態には他の情報処理装置によ
    る使用中と電源オフ状態とを含むことを特徴とする請求
    項1記載の共有機器制御方法。
  3. 【請求項3】 前記認識可能な表示は、少なくとも一方
    に印を付加した表示と、異なる濃度や色や模様による表
    示と、使用可能な機器のみの表示とのいずれかを含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の共有機器制御方法。
  4. 【請求項4】 前記共有機器は画像入力機器であって、
    イメージスキャナを含むことを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれか1つに記載の共有機器制御方法。
  5. 【請求項5】 ネットワークを介して接続された複数の
    情報処理装置がサーバ及び/又はクライアントとして機
    能するサーバ・クライアントシステムにおいて、 前記複数の情報処理装置の1つにローカル接続され、前
    記複数の情報処理装置により共有される共有機器を有
    し、 他の情報処理装置は、 前記共有機器の使用に先だって、前記共有機器がローカ
    ル接続された情報処理装置にネットワークを介して前記
    共有機器の状態を問合わせる問合手段と、 返答された前記共有機器の状態を認識可能に表示する表
    示手段とを有し、 前記共有機器がローカル接続された情報処理装置は、 前記他の情報処理装置からの受信情報を解析する解析手
    段と、 解析結果が前記共有機器の状態の問合せである場合に、
    前記共有機器の状態を判定する判定手段と、 判定結果を、前記他の情報処理装置に送信する送信手段
    とを有することを特徴とするサーバ・クライアントシス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記判定手段は、前記共有機器の状態と
    して使用可能状態か不能状態かを判定し、該不能状態に
    は他の情報処理装置による使用中と電源オフ状態とを含
    むことを特徴とする請求項5記載のサーバ・クライアン
    トシステム。
  7. 【請求項7】 前記表示手段の表示は、少なくとも一方
    に印を付加した表示と、異なる濃度や色や模様による表
    示と、使用可能な機器のみの表示とのいずれかを含むこ
    とを特徴とする請求項5記載のサーバ・クライアントシ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記共有機器は画像入力機器であって、
    イメージスキャナを含むことを特徴とする請求項5乃至
    7のいずれか1つに記載のサーバ・クライアントシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介して接続された複数の
    情報処理装置がサーバ及び/又はクライアントとして機
    能するサーバ・クライアントシステムにあって、前記複
    数の情報処理装置の1つにローカル接続され、前記複数
    の情報処理装置により共有される共有機器をネットワー
    クを介してアクセス可能な情報処理装置であって、 前記共有機器の使用に先だって、前記共有機器がローカ
    ル接続された情報処理装置にネットワークを介して前記
    共有機器の状態を問合わせる問合手段と、 返答された前記共有機器の状態を認識可能に表示する表
    示手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記共有機器の状態は、使用可能状態
    か不能状態かであって、該不能状態には他の情報処理装
    置による使用中と電源オフ状態とを含むことを特徴とす
    る請求項9記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記表示手段の表示は、少なくとも一
    方に印を付加した表示と、異なる濃度や色や模様による
    表示と、使用可能な機器のみの表示とのいずれかを含む
    ことを特徴とする請求項9記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記共有機器は画像入力機器であっ
    て、イメージスキャナを含むことを特徴とする請求項9
    乃至11のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 ネットワークを介して接続された複数
    の情報処理装置がサーバ及び/又はクライアントとして
    機能するサーバ・クライアントシステムにあって、前記
    複数の情報処理装置により共有される共有機器がローカ
    ル接続された情報処理装置であって、 他の情報処理装置からのネットワークを介した受信情報
    を解析する解析手段と、 解析結果が前記共有機器の使用に先だつ前記共有機器の
    状態の問合せである場合に、前記共有機器の状態を判定
    する判定手段と、 判定結果を、前記他の情報処理装置に送信する送信手段
    とを有することを特徴とする情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記判定手段は、前記共有機器の状態
    として使用可能状態か不能状態かを判定し、該不能状態
    には他の情報処理装置による使用中と電源オフ状態とを
    含むことを特徴とする請求項13記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記共有機器は画像入力機器であっ
    て、イメージスキャナを含むことを特徴とする請求項1
    3又は14記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 ネットワークを介して接続された複数
    の情報処理装置がサーバ及び/又はクライアントとして
    機能するサーバ・クライアントシステムにあって、前記
    複数の情報処理装置の1つにローカル接続され、前記複
    数の情報処理装置により共有される共有機器をネットワ
    ークを介してアクセス可能な情報処理装置を制御する制
    御プログラムをコンピュータ読出し可能に記憶する記憶
    媒体であって、 前記制御プログラムが、少なくとも、 前記共有機器の使用に先だって、前記共有機器がローカ
    ル接続された情報処理装置にネットワークを介して前記
    共有機器の状態を問合わせる問合プログラムと、 返答された前記共有機器の状態を認識可能に表示する表
    示プログラムとを含むことを特徴とする記憶媒体。
  17. 【請求項17】 ネットワークを介して接続された複数
    の情報処理装置がサーバ及び/又はクライアントとして
    機能するサーバ・クライアントシステムにあって、前記
    複数の情報処理装置により共有される共有機器がローカ
    ル接続された情報処理装置を制御する制御プログラムを
    コンピュータ読出し可能に記憶する記憶媒体であって、 前記制御プログラムが、少なくとも、 他の情報処理装置からのネットワークを介した受信情報
    を解析する解析プログラムと、 解析結果が前記共有機器の使用に先だつ前記共有機器の
    状態の問合せである場合に、前記共有機器の状態を判定
    する判定プログラムと、 判定結果を、前記他の情報処理装置に送信する送信プロ
    グラムとを含むことを特徴とする記憶媒体。
  18. 【請求項18】 ネットワークを介して接続された複数
    の情報処理装置がサーバ及び/又はクライアントとして
    機能するサーバ・クライアントシステムにあって、前記
    複数の情報処理装置の1つにローカル接続された機器を
    ネットワークを介して共有可能な情報処理装置を制御す
    る制御プログラムをコンピュータ読出し可能に記憶する
    記憶媒体であって、 前記制御プログラムが、少なくとも、 前記共有機器の使用に先だって、前記共有機器がローカ
    ル接続された情報処理装置にネットワークを介して前記
    共有機器の状態を問合わせる問合プログラムと、 返答された前記共有機器の状態を認識可能に表示する表
    示プログラムと、 他の情報処理装置からのネットワークを介した受信情報
    を解析する解析プログラムと、 解析結果が前記共有機器の使用に先だつ前記共有機器の
    状態の問合せである場合に、前記共有機器の状態を判定
    する判定プログラムと、 判定結果を、前記他の情報処理装置に送信する送信プロ
    グラムとを含むことを特徴とする記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記共有機器は画像入力機器であっ
    て、イメージスキャナを含むことを特徴とする請求項1
    6乃至18のいずれか1つに記載の記憶媒体。
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