JP2000293472A - 共有機器制御方法及びサーバ・クライアントシステム - Google Patents

共有機器制御方法及びサーバ・クライアントシステム

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JP2000293472A
JP2000293472A JP11103224A JP10322499A JP2000293472A JP 2000293472 A JP2000293472 A JP 2000293472A JP 11103224 A JP11103224 A JP 11103224A JP 10322499 A JP10322499 A JP 10322499A JP 2000293472 A JP2000293472 A JP 2000293472A
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shared device
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shared
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JP11103224A
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Masashi Kuroshima
黒島真砂司
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上の接続可能な共有機器を表示
する際に、ユーザオペレーション中などにネットワーク
を介してクライアント装置側からサーバ装置の共有機器
への折衝をいちいち行う必要がなく、高速で快適な共有
機器の使用をユーザに提供する共有機器制御方法及びサ
ーバ・クライアントシステムを提供する。 【解決手段】 ネットワークを介して接続された複数の
情報処理装置により共有される共有機器を制御する場合
に、前記共有機器が、前記複数の情報処理装置の1つに
ローカル接続されており、他の情報処理装置は、前記共
有機器の機能及び制御情報を記憶する記憶部4Bを有
し、前記共有機器の使用に先だって、前記共有機器の機
能及び制御情報を問合わせ、前記共有機器の機能及び制
御情報が前記記憶部4Bに有る場合は、前記記憶部4B
内の前記共有機器の機能及び制御情報を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上に
接続されている共有機器を制御する共有機器制御方法及
びサーバ・クライアントシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のサーバ・クライアントシ
ステムでサーバに接続されている機器のコントロール
は、以下のように行われていた。
【0003】すなわち、サーバシステムに接続されてい
る機器を同じ通信システムを用いて他のクライアントコ
ンピュータから使用する場合は、クライアントコンピュ
ータからおのおののコマンド毎に通信システムを用いて
サーバシステムに接続されている機器にコマンドを送信
し、そのコマンドの処理結果は、同じ通信システムを逆
方向に送信してクライアントコンピュータに返却してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】従って、従来のサ
ーバ・クライアントプログラムでは、サーバシステムに
接続されている機器に各処理毎にコマンドを送信してそ
の結果を受信しなければならないので、コマンド数が多
くなればなるほどトータル通信時間が長くなって、結果
的に処理時間が長くなってしまうという問題があった。
【0005】本発明は、かかる従来技術に鑑みなされた
ものであり、ネットワーク上の接続可能な共有機器を表
示する際に、共有機器の機能&制御情報である能力情報
を獲得してクライアント装置側に記憶しておき、この情
報を用いてユーザオペレーションに対する対応を行った
りアプリケーションからの要求に対する対応を行い、ユ
ーザオペレーション中などにネットワークを介してクラ
イアント装置側からサーバ装置の共有機器への折衝をい
ちいち行う必要がなくなって、高速で快適な共有機器の
使用をユーザに提供する共有機器制御方法及びサーバ・
クライアントシステムを提供する。
【0006】尚、前記共有機器が画像入力機器である場
合には、高速で快適な画像入力装置からの読込機能をユ
ーザに提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の共有機器制御方法は、ネットワークを介し
て接続された複数の情報処理装置により共有される共有
機器を制御する共有機器制御方法であって、前記共有機
器が、前記複数の情報処理装置の1つにローカル接続さ
れており、他の情報処理装置は、前記共有機器の機能及
び制御情報を記憶する記憶手段を有し、前記共有機器の
使用に先だって、前記共有機器の機能及び制御情報を問
合わせ、前記共有機器の機能及び制御情報が前記記憶手
段に有る場合は、前記記憶手段内の前記共有機器の機能
及び制御情報を表示することを特徴とする。ここで、前
記共有機器の機能及び制御情報が前記記憶手段に無い場
合は、前記共有機器がローカル接続された情報処理装置
にネットワークを介して前記共有機器の機能及び制御情
報を問合わせ、返答された前記共有機器の機能及び制御
情報を表示する。また、前記共有機器は画像入力機器で
あって、イメージスキャナを含む。
【0008】又、本発明のサーバ・クライアントシステ
ムは、ネットワークを介して接続された複数の情報処理
装置がサーバ及び/又はクライアントとして機能するサ
ーバ・クライアントシステムにおいて、前記複数の情報
処理装置の1つにローカル接続され、前記複数の情報処
理装置により共有される共有機器を有し、他の情報処理
装置は、前記共有機器の機能及び制御情報を記憶する記
憶手段と、前記共有機器の使用に先だって、前記共有機
器の機能及び制御情報を問合わせる問合手段と、前記共
有機器の機能及び制御情報が前記記憶手段に有る場合
は、前記記憶手段内の前記共有機器の機能及び制御情報
を表示する表示手段とを有し、前記共有機器がローカル
接続された情報処理装置は、前記他の情報処理装置から
の受信情報を解析する解析手段と、解析結果が前記共有
機器の機能及び制御情報の問合せである場合に、前記共
有機器の機能及び制御情報を、前記他の情報処理装置に
送信する送信手段とを有することを特徴とする。ここ
で、前記共有機器の機能及び制御情報が前記記憶手段に
無い場合は、前記共有機器がローカル接続された情報処
理装置にネットワークを介して前記共有機器の機能及び
制御情報を問合わせる第2の問合手段を有し、前記表示
手段は、返答された前記共有機器の機能及び制御情報を
表示する。また、前記共有機器は画像入力機器であっ
て、イメージスキャナを含む。
【0009】又、本発明の情報処理装置は、ネットワー
クを介して接続された複数の情報処理装置がサーバ及び
/又はクライアントとして機能するサーバ・クライアン
トシステムにあって、前記複数の情報処理装置の1つに
ローカル接続され、前記複数の情報処理装置により共有
される共有機器をネットワークを介してアクセス可能な
情報処理装置であって、前記共有機器の機能及び制御情
報を記憶する記憶手段と、前記共有機器の使用に先だっ
て、前記共有機器の機能及び制御情報を問合わせる問合
手段と、前記共有機器の機能及び制御情報が前記記憶手
段に有る場合は、前記記憶手段内の前記共有機器の機能
及び制御情報を表示する表示手段とを有することを特徴
とする。ここで、前記共有機器の機能及び制御情報が前
記記憶手段に無い場合は、前記共有機器がローカル接続
された情報処理装置にネットワークを介して前記共有機
器の機能及び制御情報を問合わせる第2の問合手段を有
し、前記表示手段は、返答された前記共有機器の機能及
び制御情報を表示する。また、前記共有機器は画像入力
機器であって、イメージスキャナを含む。
【0010】又、ネットワークを介して接続された複数
の情報処理装置がサーバ及び/又はクライアントとして
機能するサーバ・クライアントシステムにあって、前記
複数の情報処理装置により共有される共有機器がローカ
ル接続された情報処理装置であって、前記他の情報処理
装置からの受信情報を解析する解析手段と、解析結果が
前記共有機器の機能及び制御情報の問合せである場合
に、前記共有機器の機能及び制御情報を、前記他の情報
処理装置に送信する送信手段とを有することを特徴とす
る。ここで、前記共有機器は画像入力機器であって、イ
メージスキャナを含む。
【0011】又、本発明の記憶媒体は、ネットワークを
介して接続された複数の情報処理装置がサーバ及び/又
はクライアントとして機能するサーバ・クライアントシ
ステムにあって、前記複数の情報処理装置の1つにロー
カル接続され、前記複数の情報処理装置により共有され
る共有機器をネットワークを介してアクセス可能な情報
処理装置を制御する制御プログラムをコンピュータ読出
し可能に記憶する記憶媒体であって、前記制御プログラ
ムが、少なくとも、前記共有機器の機能及び制御情報を
記憶する記憶プログラムと、前記共有機器の使用に先だ
って、前記共有機器の機能及び制御情報を問合わせる問
合プログラムと、前記共有機器の機能及び制御情報が前
記記憶手段に有る場合は、前記記憶手段内の前記共有機
器の機能及び制御情報を表示する表示プログラムとを含
むことを特徴とする。ここで、前記共有機器の機能及び
制御情報が前記記憶手段に無い場合は、前記共有機器が
ローカル接続された情報処理装置にネットワークを介し
て前記共有機器の機能及び制御情報を問合わせる第2の
問合プログラムを有し、前記表示プログラムは、返答さ
れた前記共有機器の機能及び制御情報を表示する。
【0012】又、ネットワークを介して接続された複数
の情報処理装置がサーバ及び/又はクライアントとして
機能するサーバ・クライアントシステムにあって、前記
複数の情報処理装置により共有される共有機器がローカ
ル接続された情報処理装置を制御する制御プログラムを
コンピュータ読出し可能に記憶する記憶媒体であって、
前記制御プログラムが、少なくとも、前記他の情報処理
装置からの受信情報を解析する解析プログラムと、解析
結果が前記共有機器の機能及び制御情報の問合せである
場合に、前記共有機器の機能及び制御情報を、前記他の
情報処理装置に送信する送信プログラムとを含むことを
特徴とする。
【0013】又、ネットワークを介して接続された複数
の情報処理装置がサーバ及び/又はクライアントとして
機能するサーバ・クライアントシステムにあって、前記
複数の情報処理装置の1つにローカル接続された機器を
ネットワークを介して共有可能な情報処理装置を制御す
る制御プログラムをコンピュータ読出し可能に記憶する
記憶媒体であって、前記制御プログラムが、少なくと
も、前記共有機器の機能及び制御情報を記憶する記憶プ
ログラムと、前記共有機器の使用に先だって、前記共有
機器の機能及び制御情報を問合わせる第1の問合プログ
ラムと、前記共有機器の機能及び制御情報が前記記憶手
段に無い場合は、前記共有機器がローカル接続された情
報処理装置にネットワークを介して前記共有機器の機能
及び制御情報を問合わせる第2の問合プログラムと、前
記共有機器の機能及び制御情報が前記記憶手段に有る場
合は、前記記憶手段内の前記共有機器の機能及び制御情
報を表示し、無い場合は返答された前記共有機器の機能
及び制御情報を表示する表示プログラムと、前記他の情
報処理装置からの受信情報を解析する解析プログラム
と、解析結果が前記共有機器の機能及び制御情報の問合
せである場合に、前記共有機器の機能及び制御情報を、
前記他の情報処理装置に送信する送信プログラムとを含
むことを特徴とする。
【0014】ここで、前記共有機器は画像入力機器であ
って、イメージスキャナを含む。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る実施の形態を詳細に説明する。
【0016】<本実施の形態のサーバ・クライアントシ
ステムの構成例>図1は、本実施の形態を適用しようと
する大規模ネットワークの構成例を示す図である。
【0017】図1で、ネットワークボード(NB)10
1aは、開放型アーキテクチャを持つプリンタ101
を、ローカルエリアネットワーク(LAN)100へ、
例えば、同軸コネクタをもつEthernetインターフェース
10Base-2や、RJ−45を持つ10Base-T等のLAN
インターフェースを介して接続している。
【0018】PC103等のパーソナルコンピュータ
(PC)もまた、LAN100に接続されており、ネッ
トワークオペレーティングシステムの制御の下、PC1
03はNB101と通信することができる。この状態
で、例えばPC103を、ネットワーク管理部として使
用するように指定することができる。また、PC103
にもプリンタ105のようなプリンタを接続してもよ
い。
【0019】また、LAN100にはファイルサーバ1
06が接続されており、これは大容量(例えば100億
バイト)のネットワークディスク107に記憶されたフ
ァイルへのアクセスを管理する。プリントサーバ104
は、接続されたプリンタ105、又は遠隔地にあるプリ
ンタ109などのプリンタに印刷を行わせる。また他の
図示しない周辺機器をLAN100に接続してもよい。
【0020】更に、LAN100にはスキャナサーバ1
08が接続されており、スキャナ108aとプリンタ1
09とが接続されている。
【0021】図1に示すネットワークは、様々なネット
ワークメンバ間で効率良く通信を行うために、Novellや
UNIXのソフトウェアなどのネットワークソフトウェアを
使用することができる。どのネットワークソフトウェア
を使用することも可能であるが、例えば、Novell社のNe
tWare(Novell社の登録商標。以下省略)ソフトウェア
を使用することができる。このソフトウェアパッケージ
に関する詳細な説明は、NetWareパッケージに同梱され
ているオンラインドキュメンテーションを参照でき、こ
れは、Novell社からNetWareパッケージとともに購入可
能である。
【0022】図1の構成について簡潔に説明すると、フ
ァイルサーバ106は、LANメンバ間でデータのファ
イルの受信や、記憶、キューイング、キャッシング、及
び送信を行うファイル管理部としての役割を果たす。例
えば、PC103によって作られたデータファイルは、
ファイルサーバ106へ送られ、ファイルサーバ106
はこれらのデータファイルを順に並べ、そしてプリント
サーバ104からのコマンドに従って、並べられたデー
タファイルをプリンタ105へ送信する。PC103や
プリントサーバ104やスキャナサーバ108は、デー
タファイルの生成や、生成したデータファイルのLAN
100への送信や、また、LAN100からのファイル
の受信や、更にそのようなファイルの表示及び/又は処
理を行うことのできる適常のPCで構成される。
【0023】尚、図1では、PC103やプリントサー
バ104やスキャナサーバ108としてパーソナルコン
ピュータ機器が示されているが、ネットワークソフトウ
ェアを実行するのに適切であるような、他のコンピュー
タ機器を含んでもよい。例えば、UNIXのソフトウェアを
使用している場合に、UNIXワークステーションをネット
ワークに含んでもよく、これらのワ一クステーション
は、適切な状況下で、図示されているPCと共に使用す
ることができる。
【0024】通常、LAN100などのLANは、1つ
の建物内の1つの階又は速続した複数の階でのユーザグ
ループ等の、幾分ローカルなユーザグループにサービス
を提供する。例えば、ユーザが他の建物や他県にいるな
ど、あるユーザが他のユーザから離れるに従って、ワイ
ドエリアネットワーク(WAN)を作ってもよい。WA
Nは、基本的には、いくつかのLANを高速度サービス
総合デジタルネットワーク(ISDN)電話線等の高速
度デジタルラインで接続して形成された集合体である。
従って、図1に示すように、LAN100とLAN11
0、LAN120とは、変調/復調(MODEM)/ト
ランスポンダ及びバックボーン140を介して接続され
てWANを形成する。これらの接続は、数本のバスによ
る単純な電気的接続である。それぞれのLANは専用の
PCを含み、また、必ずしも必要なわけではないが、通
常はファイルサーバ及びプリントサーバを含む。
【0025】従って図1に示すように、LAN110
は、PC112と、ファルサーバ113と、ネットワー
クディスク114と、プリントサーバ115と、プリン
タ116及びプリンタ117と、スキャナサーバ111
と、クキャナ111a及びプリンタ111bと、さら
に、複写機118と、複写機サーバ119とを含む。対
照的に、LAN120は、PC121とPC122のみ
を含む。LAN100とLAN110とLAN120と
に接続されている機器は、WAN接続を介して、他のL
ANの機器の機能にアクセスすることができる。
【0026】又、エージェントの実装例として、プリン
タやスキャナをネットワークに接続するためのネットワ
ークボード上にエージェントを実装することが考えられ
る。これにより、プリンタやスキャナ、あるいは複写機
をネットワーク管理ソフトウェアによる管理の対象とす
ることができる。ユーザは、ネットワーク管理ソフトウ
ェアを用いて制卸対象のプリンタ、スキャナ及び複写機
の情報を得、また状態を変更することができる。より具
体的には、例えば各装置の液晶ディスプレイに表示され
ている文字列を取得したり、デフォルトの給紙カセット
等を変更したりすることができる。図1には、、エージ
ェントを実装したネットワークボード(NB)をプリン
タに接続した例が示されている。
【0027】<本実施の形態のスキャナサーバ装置の構
成例>図2は本実施の形態の画像読み取り装置であるス
キャナサーバ装置の構成例を示すブロック図である。
【0028】1はシステムバスであり、これから説明す
る各構成ブロックはこのシステムバスに接続されてい
る。2はCPU(Central Processin
g Unit)である。3はプログラムメモリ(以下P
MEMと称す)で、画像や文書の編集や読み取り機器制
御など各種処理のためのプログラムを適宜ハードディス
ク15から選択/読み込みし、CPU2にて実行する。
又、作成されたデータはデータ格納用メモリでもあるP
MEMに格納され、ユーザがキーボード9より入力した
テキストデータの一時格納用としてもPMEMが用いら
れる。4は、通信制御部であり、通信ポート18に於け
る入出力データの制御を行う。通信ポート18から出力
された信号は、通信回線19を経由して、ネットワーク
上の他の装置の通信ポートに伝えられる。20は通信回
線19を介してつながっている他の装置であり、本実施
の形態ではクライアント装置を示す。ネットワーク上で
共有されているプリンタや画像読み取り装置とのやり取
りは、この通信制御部4を介して行われる。また、本実
施の形態ではLANなどのネットワークに関して記述する
が、この通信制御部に接続される通信ポート及び通信回
線が一般の公衆回線など他の通信手段であっても本発明
が適応されることは言うまでもない。
【0029】5はイメージスキャナ、6は画像入出力制
御部、7と17はプリンタであり、イメージスキャナ5
から読み込まれた画像データは、PMEM3に展開され
たのちVRAM11上に展開され、CRT13に表示さ
れる。8は入力制御部であり、9のキーボード、10の
PD(ポインティングデバイス、以下PDと称す)等の入
力装置が接続される。操作者はこのキーボード9を操作
することによりシステムの動作指令等を行う。またPD
10はCRT13上で画像情報や文字データや数値デー
タを選択、加工指示したり、読み取りパラメータの設定
をするためのもので、本実施の形態ではマウスを使用し
ている。これによりCRT13上のマウスカーソルを
X,Y方向に任意に移動して、メニューの選択、画像デ
ータ、図形データ、文字データ、数値データ、読み取り
パラメータの選択、編集を行なう。
【0030】11はビデオ・イメージ・メモリ(以下V
RAMと称す)、12は表示出力制御部、13はCRT
である。13のCRTに表示されるデータはVRAM1
1上にビットマップデータとして展開されている。例え
ば図形データであれば、その位置、描画属性情報に対応
した図形パターンがVRAM上に展開されており、ま
た、ソフト制御によりVRAMの表示エリアに直接カー
ソルを発生して表示することが可能である。14は外部
記憶装置制御部、15、16は画像データや図形データ
や文字データや数値データなどを記録しておくデータフ
ァイル用のディスクで、例えば、15はハードディスク
(以下HDと称す)であり、16はフロッピーディスク
(以下FDと称す)である。本実施の形態では、HD1
5に読み取り機器選択機能や読み取り機器状態表示機能
や読み取り機器制御機能やサーバ拡張機能やネットワー
クサーバ機能などを実現するプログラムが記録される
が、これらのプログラムを格納する記録媒体としては、
ROMや、フロッピーディスク16や、 CD−RO
M、メモリカード、光磁気ディスクなどの他のデバイス
を用いることができる。
【0031】尚、クライアント装置のブロックに関して
も、基本的には図2と同様である。また、サーバ装置及
びクライアント装置が、スキャナとプリンタとを一体に
有する複写機として構成されていても、あるいはファク
シミリとして構成されていてもよい。
【0032】図3は本実施の形態のサーバ装置の外観図
である。
【0033】23は、システムバス1やCPU2やPM
EM3や通信制御部4を内蔵したサーバ装置の本体部で
ある。13はCRTで、9はキーボード、10はPD、
21はFDドライブであり、FD22がセットされて画
像データや図形データや文字データや数値データをFD
22に書き込んだり、またFD22に記録されている図
形データや文字データや数値データを読み込んだりす
る。クライアント装置の外観図に関しても、図2と同様
である。
【0034】尚、本実施の形態は、各種プログラムをH
D15に記録したサーバ装置またはクライアント装置に
おいて実現されるのはもちろんであるが、本実施の形態
の機能を実現可能なプログラムを記録媒体に記憶し、他
のシステムあるいはサーバ装置またはクライアント装置
に供給して、そのシステムあるいは装置のコンピュータ
が、記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し
実行することによっても、本実施の形態は達成される。
例えば、読み取り機器選択プログラムと、読み取り機器
状態表示プログラムと、読み取り機器制御機能プログラ
ムと、サーバ拡張機能プログラムと、ネットワークサー
バ機能プログラムとが記録されたFD22を、他のサー
バ装置のFDドライブ21にセットして、そのプログラ
ムをハードディスク15へロードし、そのロードしたプ
ログラムを実行することによって、本実施の形態は他の
サーバ装置やクライアント装置においても実現可能であ
る。
【0035】<本実施の形態のサーバ装置及びクライア
ント装置の機能構成例>第4図に、本実施の形態の画像
読み取りサーバ装置における各機能の構成例を示す。本
実施の形態では、画像読み取り機器として汎用的なイン
ターフェースを持つTWAIN機器を利用し、読み取った画
像データのやり取りを制御するための汎用的なネットワ
ークプロトコルとしてHTTPプロトコルを利用すると想定
して説明を行う。
【0036】31はHTTPサーバモジュールであり、HTTP
プロトコルを使用して、サーバ側で作成されたデータを
クライアントに送信する、或いは、クライアントから指
示された情報をサーバ拡張モジュールに32に渡すとい
う処理を行う。サーバ側で作成されたデータとしては、
TWAIN機器37の能力情報である機能&制御情報やTWAIN
機器37から読み込んだ画像情報などがある。
【0037】サーバ拡張モジュール32は、HTTPサーバ
モジュールから渡された情報を解析して、TWAIN制御用S
TUBモジュール33、OCR用モジュール34、イメージデ
ータ形式変換モジュール35の制御を行い、最終的にHT
TPサーバモジュール31を利用して、サーバに接続され
たTWAIN機器37で読み取ったデータをクライアントに
転送する。
【0038】TWAIN制御用STUBモジュール33は、TWAIN
マネージャモジュール38を介して接続されている複数
のTWAINドライバ36のリストアップ処理、及びその中
からクライアント指示に応じてTWAINドライバ36の選
択処理、及びTWAINマネージャモジュール38を介してT
WAINドライバ36からTWAIN機器37の能力情報である
機能&制御情報の獲得処理を行い、当該ドライバに対し
てパラメータの設定をし、更にその結果得られたイメー
ジデータをサーバ拡張モジュール32に渡す。
【0039】OCR用モジュール34は、クライアントか
ら、TAWIN機器37で読み取られたイメージデータを文
書データとして変換する要求があった場合に、サーバ拡
張モジュール32からcallされて文字認識を実行する。
【0040】イメージデータ形式変換モジュール35
は、TWAIN機器37から得られたイメージデータの形式
を、クライアントで指定されたイメージデータ形式に変
換するためのモジュールである。
【0041】TWAINドライバ36は、サーバ装置に接続
されている複数のTWAIN機器37に対して、個々の制御
を行うためのモジュールである。
【0042】尚、本実施の形態では、TWAIN制御用STUB
モジュール33が、TWAINマネージャ38を介して汎用
的なTWAINのインターフェースを利用してこれらドライ
バとやりとりするので、本モジュール群を利用すること
によって、任意のTWAIN機器37(及びそれに対応するT
WAINドライバ36)をネットワーク上で共有することが
可能となる。
【0043】図5は、本実施の形態のクライアント装置
における各機能の構成例を示す図である。図5の41〜
44の構成要素は、一般アプリケーションから、クライ
アント装置にローカルに接続されている画像入力機器を
アクセスするために必要なものであり、この部分は既存
の構成要素である。本実施の形態に於けるサーバ装置に
接続されている画像入力機器より画像を読み込むために
必要な構成要素は、図5の45〜4Bからなる。
【0044】41は、画像入力機能を有する一般のアプ
リケーション。 42は、そのアプリケーションに対し
て汎用の画像入出力インターフェースを提供する画像入
出力機器マネージャである。 同マネージャ42は、上
記入出力インターフェースによる指示に応じて、その管
理下にある画像入力機器制御モジュール43あるいは4
9の中から、指示されたものに対して情報のやりとりを
行う。43は、汎用i/oを持つ画像入力機器制御モジュ
ールである。 本モジュール43は、画像入力機器マネ
ージャ42との間で取り決めされた、汎用的なインター
フェースによって個々に接続された画像入力機器44を
制御するためのものである。 即ち、42は、例えば、T
WAINマネージャであり、43は、個々の機器に対応した
TWAINドライバに相当する。 44は、本装置にローカル
に接続されている個々の画像入力機器である。
【0045】以下に、サーバ装置に接続されている画像
入力機器より画像を読み込むために必要な構成要素につ
いて述べる。
【0046】クライアント機能制御モジュール45は、
以下に述べる個々のクライアント拡張機能を構成するモ
ジュールの全体管理を行うものである。 画像入力機器
接続情報生成モジュール46は、ネットワーククライア
ントモジュール48を利用して、サーバ装置側に接続さ
れている画像入出力装置の属性情報、及びネットワーク
接続に必要な情報を獲得して、個々の画像入力機器情報
4Aを生成するためのモジュールである。この時、同時
に仮想画像入力機器制御モジュール49も自動的に生成
される。このモジュールが生成されることによって、画
像入力機器マネージャ42は、ネットワーク上の機器を
仮想的に直接接続されているように扱うことが可能とな
る。
【0047】画像入力機器機能&制御情報生成モジュー
ル4Cは、ネットワーククライアントモジュール48を
利用して得られたサーバ装置側に接続されている画像入
出力装置の機能やどのような制御が可能であるかを示す
能力情報を獲得して、個々の画像入力機器機能&制御情
報4Bを生成するためのモジュールである。
【0048】汎用画像入出力インターフェース変換モジ
ュール47は、ネットワーククライアントモジュール4
8を利用して得られた、サーバ側の画像入力装置とに対
する制御情報を、画像入力機器マネージャ42に対応し
た汎用的なインターフェースに変換するためのものであ
る。 本モジュール47は、直接これらインターフェー
スを持つ機能を直接画像入力マネージャ42に提供する
のではなく、個々の仮想画像入力機器制御モジュール4
9を経由して提供する。
【0049】ネットワーククライアントモジュール48
は、上記各モジュールがサーバ側のモジュールと通信を
行うことのできるように、汎用のネットワークプロトコ
ルに対応し、ネットワーク上でやり取り可能なデータ形
式に変換する。
【0050】仮想画像入力機器制御モジュール49は、
設定されているネットワーク上の画像入力機器と1対1
に生成される。本モジュール49は、アプリケーション
41からの要求&問い合わせに対して、その要求&問い
合わせに対する回答が獲得された画像入力機器機能&制
御情報4B内に有るものならば、画像入力機器機能&制
御情報4Bを基に返答を行う。もし回答が獲得された画
像入力機器機能&制御情報4B内にないものならば、汎
用画像入出力インターフェース変換モジュール47を介
してサーバ装置上のTWAINドライバ36に対して問い合
わせを行う。基本的には、対応する画像入力機器機能&
制御情報4Bの情報を返す、或いは、アプリケーション
からの問い合わせを汎用画像入出力インタフェース変換
モジュール47に渡して、その結果を画像入力マネージ
ャ42に渡すといった、中間的に介在する処理のみを行
う。このように、実際の処理の大きな部分を、汎用画像
入出力インターフェース変換モジュール47が行ってく
れるので、当該モジュールは小さくて済み、複数のネッ
トワーク上の画像入力機器用のモジュールが作成されて
もオーバヘッドは少なくて済む。
【0051】<本実施の形態のネットワーク上の画像入
力機器の制御動作例>図6は、本実施の形態における、
画像の読み込みを行う画像入力機器を選択している状態
を示す図である。
【0052】50は画像入力機器の選択ダイアログであ
り、CRT13に表示されている。51は画像入力機器
の接続されているサーバ装置を指定するための”コンピ
ュータ選択”のためのリストボックスである。本実施の
形態では,選択されているコンピュータにはチェックマ
ークが表示され、ネットワーク上のクライアント装置と
同一ドメイン内に接続されている全コンピュータ名称を
表示するものとする。52は選択中のコンピュータにロ
ーカルに接続されている画像入力機器名称を表示するリ
ストボックスである。やはり、本実施の形態では、選択
されている画像入力機器にはチェックマークが表示され
ている。
【0053】画像入力機器の選択などには、PD10を
操作して連動して動作するポインタを選択したい画像入
力機器名称上に移動させ、PD10のボタンをクリック
することによって行う。また、キーボード9よりのキー
入力によって行ってもよい。そして、53は選択された
画像入力機器からの画像入力開始を指示するボタンであ
る。PD10やキーボード9によってその実行は指示さ
れる。
【0054】図7は、画像の読み込みを行う為の読込モ
ードを指示したりする画像読込ダイアログの一例を示す
図である。
【0055】60は画像読込モードを指定するダイアロ
グであり、CRT13に表示されている。61は、A4サ
イズで読み込むのかB5サイズで読み込むのかのように読
込サイズを指定するための読込サイズ指定ボックスであ
り、62は原稿を原稿台から読み込むのかADFから読み
込むのかを指定するための読込元指定ボックスであり、
63は原稿を白黒2値で読み込むのか8bit gray scale
で読み込むのか、24bitカラーで読み込むのかなど読込
モードを指定するための読込モード指定ボックスであ
り、64は原稿を72dpiで読み込むのか360dpiで読み込
むのかなどの解像度を指定する為の解像度指定ボックス
である。
【0056】本例では、読込サイズとしては"B4/A4/B5/
A5/葉書"が、読込元としては"原稿台/ADF"が、読込モー
ドとしては"カラー(24bit)/グレー(8bit)/白黒(1bit)"
が、解像度としては"72dpi/180dpi/200dpi/360dpi/400d
pi"が常に選択可能なものとする。
【0057】65は読み込んだ画像を表示するエリア、
66は設定された読込モードに従っての読込開始を指示
するスキャンボタン、67は画像の読込オペレーション
全体をキャンセルするためのキャンセルボタンである。
【0058】図8は、読込サイズ指定ボックス61をP
D10のボタンをクリックしたときに表示されるドロッ
プダウンリスト70の例である。71から74までの指
定ボックスは、このようにドロップダウンリストが表示
され、その中の項目をPD10のボタンをクリックして
選択することによって、設定の変更が可能である。
【0059】図9は、画像入力機器機能&制御情報4B
にあって、画像入力機器の機能&制御情報の記憶を行う
機能&制御テーブルを示す図である。本実施の形態では
画像入力機器がTWAIN機器である場合の例を示す。TWAIN
機器からは以下に示すような情報を獲得することは容易
である。
【0060】上記機能&制御テーブルは、自身及び他の
サーバ装置に接続されている画像入力機器へのアクセス
管理に使用されるアクセス管理テーブルによってポイン
トされる。
【0061】アクセス管理テーブルで、70と74に
は、それぞれネットワーク上のサーバ装置に接続されて
いる画像入力機器に対する情報が順に記録されている。
71と75は画像入力機器名称で、図6でダイアログ内
に表示されていた名称と同じものが記憶されている。7
2と76は、各々の画像入力機器が接続されているサー
バ装置のコピュータの名称を記憶している。この名称は
マイクロソフトネットワークで使用されている名称でも
いいし、TCP/IPで使用されているIPアドレスでもかまわ
ない。73と77は各々の画像入力機器の名称が記録さ
れていて、本実施の形態では各々の画像入力機器を制御
するTWAINドライバがこの画像入力機器に対してつけて
いる名称とする。ユーザはクライアント装置において、
今後使用したい画像入力機器をあらかじめ登録してお
く。この際にこのアクセス管理テーブルが作成され、H
Dに記録される。そして以降は、本アクセス管理テーブ
ルに記憶されている自機のクライアント装置に接続され
ている画像入力機器と他のサーバ装置に接続されている
画像入力機器とが、図6のように画像入力機器選択ダイ
アログに表示されて選択&使用が可能となる。
【0062】機能&制御テーブルで、80はADF情報を
記憶している構造体であることを示し、81にADFが接
続されているかどうかの情報が記憶され、82に原稿台
がある画像入力機器かどうかの情報が記憶されている。
83は読込が可能な原稿サイズ情報を記憶している構造
体であることを示し、84に読込可能なMAX.原稿サイズ
情報が記憶され、85に読込可能なMIN.原稿サイズ情報
が記憶されている。86は読込可能な解像度情報を記憶
している構造体であることを示し、87は読込可能なMA
X.解像度が記憶され、88は読込可能なMIN.解像度が記
憶される。89は読込可能な画像タイプの情報を記憶し
ている構造体であることを示し、8Aは白黒の2値画像
を読み込めるかどうかを示し、8Bは白黒の多値画像を
読み込めるかどうか、もし読み込める場合には読込可能
な階調のMAX.値も記録し、8Cはカラー画像を読み込め
るかどうかを示し、もし読み込める場合にはRGB各々の
色要素に対する階調のMAX.値も記録する。
【0063】図10は、本実施の形態の画像入力機器マ
ネージャの動作手順の一例を説明するフローチャートで
ある。
【0064】まずステップS1で、画像入力機器からの
画像読み込みの実行をキーボード9より指示する。する
とステップS2にて、画像読み込みを実行するための画
像入力機器選択ダイアログを表示する。この状態を示す
のが図6である。本例では、コンピュータ名称を表示す
るリストボックスに自機のコンピュータ名称も表示する
ものとする。つまり、自機のコンピュータ名称を選択す
ると、自機にローカルに接続されている画像入力機器名
称が表示される。ステップS3にて画像入力機器を選択
し、ステップS4にて読み込みの実行が指示されたかど
うかを判断する。実行が指示されたのでなければ、ステ
ップS4を繰り返し、実行が指示されたならばステップ
S5に移行する。
【0065】ステップS5にて、仮想画像入力機器制御
モジュール49からネットワーククライアントモジュー
ル48を通し、ネットワークを経由してTWAIN制御用STU
Bモジュール33に要求することにより、クライアント
装置からステップS3で選択された画像入力機器の機能
&制御情報をサーバ装置から獲得し、画像入力機器の機
能&制御情報4Bとしてクライアント装置のPMEM3上に
記憶する。尚、機能&制御情報4Bが既に記憶されてい
る場合は、ネットワークへのアクセスをせずにそれを返
す。ステップS5の詳細手順については、以下の図11
に示す。
【0066】そして、ステップS6にてクライアント装
置のCRT13上に画像読込ダイアログを表示し、この
時の状態を示す図が図7である。画像読込ダイアログを
表示後、ステップS7にてユーザによって入力があった
かどうかを判定し、入力がなければステップS7を繰り
返し、入力が有ればステップS8に進み入力が有効であ
るかどうかを画像入力機器機能&制御情報4Bを基に判
定し、有効であれば受け付け、有効でなければ入力を拒
絶する。例えば、獲得した画像入力機器機能&制御情報
4B内にMIN解像度として100dpiが、MAX解像度として40
0dpiが記憶されていた場合に、ユーザが画像読込ダイア
ログで読込解像度として72dpiを選択した場合にはこの
入力を有効でないとして拒絶する。
【0067】ステップS9でキャンセルボタン67が押
されたか否か、ステップS10でスキャンボタン66が
押されたか否かを判定し、キャンセルボタン67が押さ
れた場合は図10を終了し、スキャンボタン66が押さ
れた場合は、ステップS11で機能&制御情報の選択に
従って画像読込み処理を実行し、どちらも押されない場
合はステップS7に戻って、次の選択入力を待つ。尚、
ステップS11の画像入力処理については、以下の図1
2及び13で詳説する。
【0068】尚、本例では画像入力機器機能&制御情報
4Bを画像入力機器の選択の後に取得するものとした。
しかし、最初に一度画像入力機器機能&制御情報4Bを
獲得しておき、クライアント装置のHD15に記録して
おき、以降はこのHD15内に記録されている画像入力
機器機能&制御情報4Bを使用するようにしてもよい。
また、指定できるサーバ機器は同一ドメイン内のコンピ
ュータであるとしたが、他のドメイン内の画像入力機器
を指定できてもいいことは言うまでもない。また、画像
入力機器はTWAIN機器であるとしたが、その他のインタ
ーフェースを持つ画像入力機器でもいいこともいうまで
もない。
【0069】図11は、図10のステップS5の画像入
力機器の機能及び制御情報獲得のルーチンでの動作例を
示すフローチャートである。
【0070】まずステップS51で、アクセス管理テー
ブルから指定された画像入力機器の名称を読出す。ステ
ップS52で、この画像入力機器に対応する機能&制御
情報が4Bに登録されているかをチェックする。有れ
ば、図11の処理を終了する。一方、無ければ、ステッ
プS53に進んで、仮想画像入力機器制御モジュール4
9をロードして実行し、ステップS54で画像入力機器
接続情報4Aに基づいてネットワークを介した他のサー
バ装置への接続を行い、機能&制御情報要求コマンドを
送る。そして、ステップS55で、対象とする画像入力
機器の機能&制御情報を示す情報が返送されるのを待
つ。
【0071】サーバ装置では、以下のような手順で接続
されている画像入力機器の機能&制御情報を返送する。
尚、以下の説明では、画像読み取り機器がTWAINのイン
ターフェースに従っているとして説明する。
【0072】まず、最初のステップS61で、クライア
ント装置からの要求がHTTPプロトコルの形式で送られて
くるので、サーバ拡張モジュール32によって解析す
る。この解析の結果、TWAIN機器37の機能&制御情報
が要求されていると判定されると、ステップS62に移
り、TWAIN機器27にアクセスするために必要となるTWA
IN制御用STUBモジュールをロードして実行する。次に、
ステップS63では、TWAIN制御用STUBモジュールが、T
WAINドライバをロードして実行する。ステップS64で
接続された画像入力機器の機能&制御情報を取得する。
【0073】次に、ステップS65では、TWAINドライ
バを開放し、更に、TWAINドライバへのアクセスが終了
したので、TWAIN制御用STUBモジュールも解放する。ス
テップS66では、サーバ拡張モジュール32によっ
て、スデップS64で取得された情報から、クライアン
ト装置側で表示可能なHTML形式のデータを作成し、
HTTPサーバモジュール31を利用して、この情報をアク
セスのあったクライアントに送信して、本処理を終了す
る。
【0074】サーバ装置からの応答を受けると、クライ
アント装置では、ステップS56に進んで、サーバ装置
から送信された画像入力機器の機能&制御情報を受信す
る。ステップS57では、得られた画像入力機器の機能
&制御情報を4Bに記憶し、図9のステップS4が終了
する。
【0075】図12及び図13は、本実施の形態で画像
入力機器が選択されて画像入力が実行された場合の図1
0のステップS11の手順例を示すフローチャートであ
る。
【0076】まずステップS701で、アクセス管理テ
ーブルから選択された画像入力機器の情報を読出す。ス
テップS702で、この画像入力機器が自機に接続され
たもの(クライアント)か他のサーバ装置に接続された
もの(サーバ)かを判定する。クライアントであれば、
ステップS703に進んで、画像入力機器制御モジュー
ル43をロードして実行し、ステップS704で自機に
接続された画像入力機器44に画像入力を指示して画像
入力データが取得される。
【0077】一方、サーバであれば、ステップS705
に進んで、仮想画像入力機器制御モジュール49をロー
ドして実行し、ステップS706でアクセス管理テーブ
ルの内容(画像入力機器接続情報4A)に基づいてネッ
トワークを介した他のサーバ装置への接続を行い、画像
入力コマンドを送る。そして、ステップS707で、対
象とする画像入力機器から画像入力データが返送される
のを待つ。
【0078】サーバ装置では、以下のような手順で接続
されている画像入力機器から画像入力データを取得して
返送する。尚、以下の説明では、画像読み取り機器がTW
AINのインターフェースに従っているとして説明する。
ここでは、プリスキャンの場合と、本スキャン(正式な
イメージの読み込み)の場合について述べる。また、ネ
ットワーク上での送信データ量の負荷の面に鑑みて、本
例ではプリスキャンの結果得られるイメージデータの形
式をJPEGとして説明する。
【0079】処理が開始されると、まず、最初のステッ
プS801で、クライアント装置からの要求が、HTTPプ
ロトコルの形式で送られてくるので、サーバ拡張モジュ
ール32によって解折する。指示されたTWAIN機器37
からのイメージデータの読み込みが要求されていると判
断されると、クライアント装置側で設定されたパラメー
タを獲得して、次のステップS802に移る。ステップ
S802では、TWAIN機器37にアクセスするために必
要となるTWAIN制御用STUBモジュールをロードして、使
用可能の状態にする。
【0080】ステップS803では、TWAIN制御用STUB
モジュールが、汎用のTWAINインターフェースを利用し
て該当するTWAIN機器37を制御するTWAINドライバをロ
ードする。次に、ステップS804では、クライアント
装置側で指定された読み込みパラメータを当該TWAINド
ライバに対して設定する。これまでの処理で、サーバ装
置に接続されているTWAIN機器37の読み込み準備は整
ったことになるので、ステップS805では、当該TWAI
N機器37から(汎用のTWAINインターフェースを利用し
て)イメージデータを読み取る。
【0081】次に、ステップS806では、イメージデ
ータの獲得が終了したので、ロードされているTWAINド
ライバを解放する。更に、ステップS807でも同様
に、TWAIN制御用STUBモジュールを解放する。
【0082】ステップS808では、指示された読み込
みモードがプリスキャンであるか、否かを判断し、プリ
スキャンであると判断された場合にはステップS811
へ分岐する。また、本スキャンであると判断された場合
には、ステップS809へ分岐する。
【0083】ステップS809では、本スキャンモード
であるので、TWAIN機器37から得られたイメージデー
タ形式を、ユーザの指定するイメージデータ形式へ変換
する。これは、図4のイメージデータ形式変換モジュー
ル35によって実現される。次に、ステップS810で
は、サーバ拡張モジュール32が、変換された結果のイ
メージデータをHTTPサーバ機能を利用して、クライアン
ト装置側へ送信して、本処理を終了する。
【0084】一方、ステップS811以降の処理は、プ
リスキャンの結果表示画面を作成するためのものであ
る。ここで、ステップS811では、獲得されたイメー
ジのデータ形式がJPEGであるか否かを判断し、そう
であればステップS813へ分岐し、JPEGでなけれ
ばステップS812へ分岐する。ステップS812で
は、TWAIN機器27から得られたイメージデータをJP
EG形式のデータに変換する。次に、ステップS813
では、前のステップで得られたJPG形式のイメージデ
ータを利用して、サーバ拡張モジュール32に、クライ
アント装置側表示用のプレビュー画面を作成する。そし
て、HTTPサーバを利用してこの情報を送信して、本処理
を終了する。
【0085】サーバ装置からの応答を受けると、クライ
アント装置では、ステップS708に進んで、サーバ装
置から送信された画像入力データを受信する。ステップ
S709では、自機及び他のサーバに接続された画像入
力データがて記憶され、ステップS710では、画像入
力機器制御モジュール43あるいは49が解放されて、
ステップS711で獲得した入力画像を表示して、処理
が終了する。
【0086】なお、フローチャートにおいて、各セッシ
ョン毎にSTUBのロード/解放が行われているが、これは
あるモジュールが長時間常駐して、サーバ装置のメモリ
あるいはディスク資源を圧迫することを防止する目的で
ある。
【0087】尚、本実施の形態では、画像入力機器はTW
AIN機器であるとしたがその他のインターフェースを持
つ画像入力機器でもいいこともいうまでもない。
【0088】また、図14は本実施の形態においてサー
バ装置およびクライアント装置のPMEM3内にどのように
データが配置されているかを示すメモリマップの一例で
ある。91はオペレーティングシステムが占有する領域
を示し、92は読み取り機器選択機能や読み取り機器状
態表示機能や読み取り機器制御機能やサーバ拡張機能や
ネットワークサーバ機能などのプログラムが占有する領
域を示し、93は92の各種プログラムによって使用さ
れるデータ領域を示し、94はまだ使用されていないPM
EM3の領域を示している。また、図の上部がアドレスの
下位を示し、図の下部がアドレスの上位を示している。
【0089】また、図15及び図16は、本実施の形態
の他の動作例を説明する図である。
【0090】上記実施の形態ではユーザのオペレーショ
ンに対する対応として画像入力機器の機能&制御情報獲
得機能プログラムが使用されることを述べたが、もちろ
ん他の場合に使用されてもよい。以下の他の実施の形態
では、ユーザが図6の画像読込ダイアログにおいてスキ
ャンボタン66を指示した後の、実際の画像読込処理時
に、本画像入力機器の機能&制御情報獲得機能プログラ
ムを使用する例に関して述べる。
【0091】図15は、画像入力機器機能&制御情報4
Bで、選択された画像入力機器の機能&制御情報を記憶
するテーブルを示す他の例である。図9のテーブルに更
に追加されてこのテーブルが有るものとする。
【0092】110は読み込んだ画像をネットワークク
ライアントモジュール48を介してどのようにサーバ装
置からクライアント装置に転送できるかを記憶している
構造体であることを示し、111は読み込んだ画像情報
を一度に転送できるかどうかの一括転送方式をサポート
するかどうかの情報を記憶しており、112は読み込ん
だ画像情報を分割して転送できるかどうかのストリップ
転送方式をサポートするかどうかの情報を記憶してい
る。
【0093】113は読み込んだ画像をどの画像フォー
マットでサーバ装置からクライアント装置に転送できる
かを記録している構造体であることを示し、114はBM
Pフォーマットをサポートするかどうかの情報を記録し
ており、115はJPEGフォーマットをサポートするかど
うかの情報を記録している。
【0094】図16は、他の実施の形態において画像入
力機器の機能&制御の判定をクライアント装置側で行う
一例を説明するフローチャートである。
【0095】ユーザによって画像の読込開始が指示され
ると、アプリケーション41から画像の転送方式に関す
る問い合わせが画像入力機器マネージャ42を介して仮
想画像入力機器制御モジュール49に来る。すると、先
に記録しておいた画像入力機器機能&制御情報4Bより
サポート情報を取り出して仮想画像入力機器制御モジュ
ール49はアプリケーションに返答を行う。
【0096】まずステップS20にてストリップ転送方
式をサポートしているかどうかの問い合わせがなされ、
サポートされていればステップS21に進みストリップ
転送での読込がアプリケーション41より画像入力機器
マネージャ42に指示される。画像入力機器マネージャ
42はその指示を仮想画像入力機器制御モジュール49
に伝え、更にこの指示はネットワーククライアントモジ
ュール48を介してサーバ装置側の各モジュールにも伝
達される。
【0097】またストリップ転送方式をサポートしてい
なければステップS22に進み、それでは一括転送方式
をサポートしているかどうかの問い合わせがなされ、サ
ポートされていればステップS23に進み一括転送での
読込がアプリケーション41より画像入力機器マネージ
ャ42に指示される。また一括転送方式もサポートされ
ていなければサポートされている転送方式がないことに
なるので、エラー処理へジャンプする。このエラー処理
に関しては本実施の形態では説明は省略する。ステップ
S21もしくはステップS23で画像転送方式に関して
の処理が終了すると、ステップS24に進み、アプリケ
ーション41から転送画像のフォーマットに関する問い
合わせが画像入力機器マネージャ42を介して仮想画像
入力機器制御モジュール49に来る。まずステップS2
4にてBMPフォーマットをサポートしているかどうかの
問い合わせがなされ、サポートされていればステップS
25に進み、BMPフォーマットでの転送がアプリケーシ
ョン41より画像入力機器マネージャ42に指示され
る。またBMPフォーマットをサポートしていなければス
テップS26に進み、それではJPEGフォーマットをサポ
ートしているかどうかの問い合わせがなされ、サポート
されていればステップS27に進み、BMPフォーマット
での転送がアプリケーション41より画像入力機器マネ
ージャ42に指示される。またJPEGフォーマットでの転
送もサポートされていなければ、サポートされている画
像フォーマットがないことになるので、エラー処理へジ
ャンプする。
【0098】ステップS25もしくはステップS27で
画像フォーマットに関しての処理が終了すると、ステッ
プS28に進み、設定された画像転送方式や画像フォー
マットに従って画像の読込にクライアント装置への転送
がなされる。このステップS28は、前述の図11及び
図12と同様である。
【0099】尚、本他の実施の形態では、画像の転送に
おける情報として転送方式と画像フォーマットだけを扱
ったが、ストリップ転送時の各画像サイズや読込枚数な
どの他の情報を扱ってもよい。
【0100】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0101】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても達成される。
【0102】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0103】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0104】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0105】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0106】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
る処理を実行するプログラムコードを格納すればよい。
【0107】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、ネッ
トワーク上の接続可能な共有機器を表示する際に、共有
機器の機能&制御情報である能力情報を獲得してクライ
アント装置側に記憶しておき、この情報を用いてユーザ
オペレーションに対する対応を行ったりアプリケーショ
ンからの要求に対する対応を行い、ユーザオペレーショ
ン中などにネットワークを介してクライアント装置側か
らサーバ装置の共有機器への折衝をいちいち行う必要が
なくなって、高速で快適な共有機器の使用をユーザに提
供する共有機器制御方法及びサーバ・クライアントシス
テムを提供できる。
【0108】尚、前記共有機器が画像入力機器である場
合には、高速で快適な画像入力装置からの読込機能をユ
ーザに提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のサーバ・クライアントシステム
の構成例を示す図である。
【図2】本実施の形態におけるサーバ装置およびクライ
アント装置の構成例を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態におけるサーバ装置およびクライ
アント装置の外観図を示す図である。
【図4】サーバ装置のプログラムのモジュール構成例を
示す図である。
【図5】クライアント装置のプログラムのモジュール構
成例を示す図である。
【図6】本実施の形態の画像入力機器一覧の表示例を示
す図である。
【図7】本実施の形態の画像入力機器の機能&制御情報
の表示及び選択例を示す図である。
【図8】図7の読込サイズのドロップダウンリストの表
示例を示す図である。
【図9】本実施の形態の画像入力機器の機能&制御情報
の記憶例を示す図である。
【図10】本実施の形態の画像入力機器一覧表示におけ
るクライアント装置の処理手順例を示すフローチャート
である。
【図11】図10のステップS5の処理手順例を示すフ
ローチャートである。
【図12】本実施の形態の画像入力処理におけるクライ
アント装置の処理手順例を示すフローチャートである。
【図13】本実施の形態の画像入力処理におけるサーバ
装置の処理手順例を示すフローチャートである。
【図14】本実施の形態のメモリマップを示す図であ
る。
【図15】本実施の形態の他の画像入力機器の機能&制
御情報の記憶例を示す図である。
【図16】本実施の形態の他の画像入力機器の画像入力
処理におけるクライアント装置の処理手順例を示すフロ
ーチャートである。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して接続された複数の
    情報処理装置により共有される共有機器を制御する共有
    機器制御方法であって、 前記共有機器が、前記複数の情報処理装置の1つにロー
    カル接続されており、 他の情報処理装置は、 前記共有機器の機能及び制御情報を記憶する記憶手段を
    有し、 前記共有機器の使用に先だって、前記共有機器の機能及
    び制御情報を問合わせ、 前記共有機器の機能及び制御情報が前記記憶手段に有る
    場合は、前記記憶手段内の前記共有機器の機能及び制御
    情報を表示することを特徴とする共有機器制御方法。
  2. 【請求項2】 前記共有機器の機能及び制御情報が前記
    記憶手段に無い場合は、前記共有機器がローカル接続さ
    れた情報処理装置にネットワークを介して前記共有機器
    の機能及び制御情報を問合わせ、返答された前記共有機
    器の機能及び制御情報を表示することを特徴とする請求
    項1記載の共有機器制御方法。
  3. 【請求項3】 前記共有機器は画像入力機器であって、
    イメージスキャナを含むことを特徴とする請求項1又は
    2のいずれか1つに記載の共有機器制御方法。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介して接続された複数の
    情報処理装置がサーバ及び/又はクライアントとして機
    能するサーバ・クライアントシステムにおいて、 前記複数の情報処理装置の1つにローカル接続され、前
    記複数の情報処理装置により共有される共有機器を有
    し、 他の情報処理装置は、 前記共有機器の機能及び制御情報を記憶する記憶手段
    と、 前記共有機器の使用に先だって、前記共有機器の機能及
    び制御情報を問合わせる問合手段と、 前記共有機器の機能及び制御情報が前記記憶手段に有る
    場合は、前記記憶手段内の前記共有機器の機能及び制御
    情報を表示する表示手段とを有し、 前記共有機器がローカル接続された情報処理装置は、 前記他の情報処理装置からの受信情報を解析する解析手
    段と、 解析結果が前記共有機器の機能及び制御情報の問合せで
    ある場合に、前記共有機器の機能及び制御情報を、前記
    他の情報処理装置に送信する送信手段とを有することを
    特徴とするサーバ・クライアントシステム。
  5. 【請求項5】 前記共有機器の機能及び制御情報が前記
    記憶手段に無い場合は、前記共有機器がローカル接続さ
    れた情報処理装置にネットワークを介して前記共有機器
    の機能及び制御情報を問合わせる第2の問合手段を有
    し、前記表示手段は、返答された前記共有機器の機能及
    び制御情報を表示することを特徴とする請求項4記載の
    サーバ・クライアントシステム。
  6. 【請求項6】 前記共有機器は画像入力機器であって、
    イメージスキャナを含むことを特徴とする請求項4又は
    5記載のサーバ・クライアントシステム。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して接続された複数の
    情報処理装置がサーバ及び/又はクライアントとして機
    能するサーバ・クライアントシステムにあって、前記複
    数の情報処理装置の1つにローカル接続され、前記複数
    の情報処理装置により共有される共有機器をネットワー
    クを介してアクセス可能な情報処理装置であって、 前記共有機器の機能及び制御情報を記憶する記憶手段
    と、 前記共有機器の使用に先だって、前記共有機器の機能及
    び制御情報を問合わせる問合手段と、 前記共有機器の機能及び制御情報が前記記憶手段に有る
    場合は、前記記憶手段内の前記共有機器の機能及び制御
    情報を表示する表示手段とを有することを特徴とする情
    報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記共有機器の機能及び制御情報が前記
    記憶手段に無い場合は、前記共有機器がローカル接続さ
    れた情報処理装置にネットワークを介して前記共有機器
    の機能及び制御情報を問合わせる第2の問合手段を有
    し、前記表示手段は、返答された前記共有機器の機能及
    び制御情報を表示することを特徴とする請求項7記載の
    情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記共有機器は画像入力機器であって、
    イメージスキャナを含むことを特徴とする請求項7又は
    8記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介して接続された複数
    の情報処理装置がサーバ及び/又はクライアントとして
    機能するサーバ・クライアントシステムにあって、前記
    複数の情報処理装置により共有される共有機器がローカ
    ル接続された情報処理装置であって、 前記他の情報処理装置からの受信情報を解析する解析手
    段と、 解析結果が前記共有機器の機能及び制御情報の問合せで
    ある場合に、前記共有機器の機能及び制御情報を、前記
    他の情報処理装置に送信する送信手段とを有することを
    特徴とする情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記共有機器は画像入力機器であっ
    て、イメージスキャナを含むことを特徴とする請求項1
    0記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 ネットワークを介して接続された複数
    の情報処理装置がサーバ及び/又はクライアントとして
    機能するサーバ・クライアントシステムにあって、前記
    複数の情報処理装置の1つにローカル接続され、前記複
    数の情報処理装置により共有される共有機器をネットワ
    ークを介してアクセス可能な情報処理装置を制御する制
    御プログラムをコンピュータ読出し可能に記憶する記憶
    媒体であって、 前記制御プログラムが、少なくとも、 前記共有機器の機能及び制御情報を記憶する記憶プログ
    ラムと、 前記共有機器の使用に先だって、前記共有機器の機能及
    び制御情報を問合わせる問合プログラムと、 前記共有機器の機能及び制御情報が前記記憶手段に有る
    場合は、前記記憶手段内の前記共有機器の機能及び制御
    情報を表示する表示プログラムとを含むことを特徴とす
    る記憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記共有機器の機能及び制御情報が前
    記記憶手段に無い場合は、前記共有機器がローカル接続
    された情報処理装置にネットワークを介して前記共有機
    器の機能及び制御情報を問合わせる第2の問合プログラ
    ムを有し、前記表示プログラムは、返答された前記共有
    機器の機能及び制御情報を表示することを特徴とする請
    求項12記載の記憶媒体。
  14. 【請求項14】 ネットワークを介して接続された複数
    の情報処理装置がサーバ及び/又はクライアントとして
    機能するサーバ・クライアントシステムにあって、前記
    複数の情報処理装置により共有される共有機器がローカ
    ル接続された情報処理装置を制御する制御プログラムを
    コンピュータ読出し可能に記憶する記憶媒体であって、 前記制御プログラムが、少なくとも、 前記他の情報処理装置からの受信情報を解析する解析プ
    ログラムと、 解析結果が前記共有機器の機能及び制御情報の問合せで
    ある場合に、前記共有機器の機能及び制御情報を、前記
    他の情報処理装置に送信する送信プログラムとを含むこ
    とを特徴とする記憶媒体。
  15. 【請求項15】 ネットワークを介して接続された複数
    の情報処理装置がサーバ及び/又はクライアントとして
    機能するサーバ・クライアントシステムにあって、前記
    複数の情報処理装置の1つにローカル接続された機器を
    ネットワークを介して共有可能な情報処理装置を制御す
    る制御プログラムをコンピュータ読出し可能に記憶する
    記憶媒体であって、 前記制御プログラムが、少なくとも、 前記共有機器の機能及び制御情報を記憶する記憶プログ
    ラムと、 前記共有機器の使用に先だって、前記共有機器の機能及
    び制御情報を問合わせる第1の問合プログラムと、 前記共有機器の機能及び制御情報が前記記憶手段に無い
    場合は、前記共有機器がローカル接続された情報処理装
    置にネットワークを介して前記共有機器の機能及び制御
    情報を問合わせる第2の問合プログラムと、 前記共有機器の機能及び制御情報が前記記憶手段に有る
    場合は、前記記憶手段内の前記共有機器の機能及び制御
    情報を表示し、無い場合は返答された前記共有機器の機
    能及び制御情報を表示する表示プログラムと、 前記他の情報処理装置からの受信情報を解析する解析プ
    ログラムと、 解析結果が前記共有機器の機能及び制御情報の問合せで
    ある場合に、前記共有機器の機能及び制御情報を、前記
    他の情報処理装置に送信する送信プログラムとを含むこ
    とを特徴とする記憶媒体。
  16. 【請求項16】 前記共有機器は画像入力機器であっ
    て、イメージスキャナを含むことを特徴とする請求項1
    2乃至15のいずれか1つに記載の記憶媒体。
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