JP2000293212A - Nc加工装置及びその割込処理方法 - Google Patents

Nc加工装置及びその割込処理方法

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JP2000293212A
JP2000293212A JP11096894A JP9689499A JP2000293212A JP 2000293212 A JP2000293212 A JP 2000293212A JP 11096894 A JP11096894 A JP 11096894A JP 9689499 A JP9689499 A JP 9689499A JP 2000293212 A JP2000293212 A JP 2000293212A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動運転中に割込要求が生じたとき、割込加
工及び元の加工プログラムの再開を無人で迅速に行う。 【解決手段】 割込判定部17が割込要求があると判定
したとき、実行中断部19は、実行中の加工プログラム
中の割込不可能な指令の実行を継続し、割込可能な指令
の実行を中断して前記加工プログラムの実行を中断させ
る。加工プログラム書換部21は、加工プログラム中の
先頭の加工送り指令から前記中断の直前に実行された加
工送りの終了までをスキップするように該加工プログラ
ムを書き換えたテンポラリファイルを作成し、テンポラ
リファイル記憶部29に記憶させる。割込実行部23に
よる割込加工プログラムの実行後、運転再開部25は、
テンポラリファイル記憶部29からテンポラリファイル
を呼び出して先頭から実行させることにより中断した加
工プログラムを再開させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はNC加工装置及びそ
の割込処理方法に係り、特に、予め決められた加工スケ
ジュールに従った自動運転中のNC加工装置に対して、
迅速に手動または自動の割込加工を許可するとともに、
割り込み後の元の加工プログラムへの復帰を容易とした
NC加工装置及びその割込処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種のNC加工装置で連続無人運
転が行われている。例えば、レーザー加工装置の分野で
は、ワークテーブルに材料載置パレットが交換可能に配
置され、ワークテーブルに対する材料の搬入出が材料載
置パレット毎に行われ、ワークテーブルに配置された材
料載置パレットの材料にレーザ加工を行うものがある。
更に、連続自動運転のために、複数個の材料載置パレッ
トを各棚に出し入れ可能に格納するパレットストッカ
と、材料載置パレットをパレットストッカから取り出し
てこれをワークテーブルに交換可能に搬送するパレット
チェンジャとを付属設備として有するレーザ加工装置が
知られている。
【0003】尚、レーザ加工装置においては、加工ヘッ
ドの軸移動量を少なくするために、材料単位の加工プロ
グラム(シートプログラム)を使用するよりも、一つの
製品をレーザ加工するための、即ち一つの製品の加工軌
跡を定義する製品加工プログラムを使用する場合が多
い。また一つの材料に同一製品を複数個加工する場合に
は一つの製品加工プログラムを製品加工数だけ繰り返し
実行する多数個取りプログラムを使用すること、また一
つの材料に複数種類の製品を加工する場合には各製品の
製品加工プログラムを材料に割り付け、各製品加工プロ
グラムを順次実行するマルチジョブプログラムを使用す
ることが行われている。
【0004】このような複数の加工プログラムを連続自
動運転で順次実行するNC加工装置は、通常、加工スケ
ジュールを登録した加工スケジュールファイルと、複数
の加工プログラムを登録した加工プログラムファイル
と、複数の加工条件データを登録した加工条件ファイル
とを備えている。
【0005】加工スケジュールファイルには、順次実行
すべき加工プログラムの順序、各加工プログラムにより
加工される加工枚数、即ち加工プログラムの繰り返し回
数、耳切り幅及び桟(サン)幅等のパラメータが登録さ
れる。加工プログラムファイルには、予め自動プログラ
ミング装置等で作成した複数の加工プログラムが登録さ
れる。加工条件ファイルには、加工対象材料の材質、板
厚などに応じて加工速度、レーザ出力及びパルス条件、
アシストガス供給仕様などからなる複数の加工条件が登
録される。
【0006】このようなNC加工装置のスケジュール運
転の途中で、スケジュールとは別に、緊急に加工を行わ
ねばならない事態が発生した場合、現在加工中の板の加
工プログラム終了を待ってから、割込加工を行ってい
た。そして割込加工が終わると、割込前に完了した加工
プログラムの次に実行すべきプログラムから、スケジュ
ール運転を再開していた。
【0007】また、すぐに割込加工を行いたい場合に
は、加工プログラムの途中でNC加工装置を停止させ
て、割込加工を行っていた。そして割込加工が終わる
と、割込により中断した加工プログラムの加工処理済み
の部分をスキップするようにオペレータが加工プログラ
ムを書き換えて(パッチして)、この書き換えられたプ
ログラムによりスケジュール運転を再開していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の割込方法では、スケジュール運転により実行中の加
工プログラムによる板の加工が終了するまで、割込加工
を行うことができず、ネスティングデータ等の長いプロ
グラムで加工中であれば、割込加工が可能となるまで長
時間を要し、迅速な割込加工ができないという問題点が
あった。
【0009】また、加工中の板を強制的に停止させて、
割込加工を行うことができるが、割込加工終了後、スケ
ジュール運転させていた元のプログラムを再開するため
には、割込前に加工終了した部分をスキップするために
オペレータがプログラムを修正しなければならず、熟練
者でなければプログラムを修正できないという問題点が
あった。
【0010】また熟練したオペレータでもネスティング
データのようにプログラムが長いと、修正に時間がかか
るという問題点があった。
【0011】以上の問題点に鑑み本発明の目的は、迅速
な割込加工が行えるNC加工装置及びその割込処理方法
を提供することである。また本発明の目的は、割り込ま
れた元のプログラムの人手修正を不要としたNC加工装
置及びその割込処理方法を提供することである。また本
発明の目的は、短時間で割り込まれた元のプログラムに
復帰することができるNC加工装置及びその割込処理方
法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の本発明は、加工プログラム実行中に割込
要求の有無を判定する割込判定手段と、前記割込判定手
段が割込要求があると判定した場合、前記加工プログラ
ム中の割込不可能な指令の実行を継続し、割込可能な指
令の実行を中断して前記加工プログラムの実行を中断さ
せる実行中断手段と、前記加工プログラム中の先頭の加
工送り指令から前記中断の直前に実行された加工送りの
終了までをスキップするように該加工プログラムを書き
換えたテンポラリファイルを作成する加工プログラム書
換手段と、前記テンポラリファイルを記憶する一時記憶
手段と、割込加工プログラムを実行させる割込実行手段
と、割込終了後、前記一時記憶手段からテンポラリファ
イルを呼び出して先頭から実行させることにより中断し
た前記加工プログラムを再開させる運転再開手段と、を
備えたことを要旨とするNC加工装置である。
【0013】また上記目的を達成するため請求項2記載
の本発明は、請求項1記載のNC加工装置において、前
記割込不可能な指令は加工送り指令及びユーザマクロ中
の指令及びサブプログラム中の指令を含み、前記割込可
能な指令はユーザマクロ中及びサブプログラム中ではな
い早送り指令を含むことを要旨とする。
【0014】また上記目的を達成するため請求項3記載
の本発明は、加工プログラム実行中に割込要求の有無を
判定する割込判定工程と、前記割込判定工程で割込要求
があると判定された場合、前記加工プログラム中の割込
不可能な指令の実行を継続し、割込可能な指令の実行を
中断して前記加工プログラムの実行を中断させる実行中
断工程と、前記加工プログラム中の先頭の加工送り指令
から前記中断の直前に実行された加工送りの終了までを
スキップするように該加工プログラムを書き換えたテン
ポラリファイルを作成する加工プログラム書換工程と、
前記テンポラリファイルを一時記憶手段に記憶させる記
憶工程と、割込加工プログラムを実行させる割込実行工
程と、割込終了後、前記一時記憶手段から前記テンポラ
リファイルを呼び出して先頭から実行させることにより
中断した前記加工プログラムを再開させる運転再開工程
と、を備えたことを要旨とするNC加工装置の割込処理
方法である。
【0015】また上記目的を達成するため請求項4記載
の本発明は、請求項3記載のNC加工装置の割込処理方
法において、前記割込不可能な指令は、加工送り指令及
びユーザマクロ中の指令及びサブプログラム中の指令を
含み、前記割込可能な指令はユーザマクロ及びサブプロ
グラム中ではない早送り指令を含むことを要旨とする。
【0016】また上記目的を達成するため請求項5記載
の本発明は、請求項3または請求項4記載のNC加工装
置の割込処理方法において、前記加工プログラム書換工
程は、前記加工プログラムの最後に実行された加工送り
指令の次ブロックに該加工プログラム内でユニークなシ
ーケンス番号nを挿入する工程と、前記加工プログラム
の加工を開始するために必要な指令の後に前記シーケン
ス番号nを有するブロックへの無条件分岐指令を挿入す
る工程と、前記実行が中断されたとき選択されていた加
工条件番号と同じ加工条件を指定する条件番号指令を前
記シーケンス番号nが挿入されたブロックの次ブロック
に挿入する工程と、を備えたことを要旨とする。
【0017】また上記目的を達成するため請求項6記載
の本発明は、請求項3ないし請求項5記載のNC加工装
置の割込処理方法において、前記NC加工装置はレーザ
加工装置であり、前記加工プログラム書換工程は、前記
加工プログラムの最後に実行された切断送り指令の次ブ
ロックに該加工プログラム内でユニークなシーケンス番
号nを挿入する工程と、前記加工プログラムの加工を開
始するために必要な指令の後にGOTOn指令を挿入す
る工程と、前記実行が中断されたとき選択されていた加
工条件番号と同じ加工条件を指定する条件番号指令を前
記シーケンス番号nが挿入されたブロックの次ブロック
に挿入する工程と、を備えたことを要旨とする。
【0018】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して、本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明に係るNC
加工装置の実施形態を示すシステム構成図であり、レー
ザ加工装置に適用した例を示している。
【0019】図1において、NC加工装置1は、加工セ
ル3と、それぞれ材料を載置したパレット(図示せず)
を出し入れ可能に収容する多数の棚を備えた自動倉庫5
と、制御部7と、を備えている。加工セル3は、NC加
工機51と、パレットをNC加工機51へ搬入する搬入
装置53と、NC加工機51からパレットを搬出する搬
出装置55と、を備えている。自動倉庫5は、付属装置
として、スタッカクレーン61と、スタッカクレーン走
行路63とを備え、スタッカクレーン61は、自動倉庫
5の棚から未加工の材料を載置したパレットを取り出し
て搬入装置53へ引き渡すとともに、搬出装置55から
加工済みの材料を載置したパレットを受け取って自動倉
庫5の棚に格納する。
【0020】制御部7は、加工機制御インタフェース9
と、自動倉庫インタフェース11と、加工スケジュール
に従った自動運転を制御するスケジュール運転制御部1
3と、加工プログラム実行制御部15と、加工スケジュ
ールファイル31と、加工プログラムファイル33と、
加工条件ファイル35とを備えている。
【0021】加工プログラム実行制御部15は、加工プ
ログラムの実行中に割込要求の有無を判定する割込判定
部17と、割込要求有りの場合、加工プログラムの実行
中の加工送り指令の終了まで加工を実行した後、次の早
送り指令で加工プログラムの実行を中断させる実行中断
部19と、中断した加工プログラムの先頭の加工送り指
令から中断の直前に実行された加工送りの終了までをス
キップするように該加工プログラムを書き換えたテンポ
ラリファイルを作成するプログラム書換部21と、この
テンポラリファイルを一時記憶するテンポラリファイル
記憶部29と、割込加工プログラムを実行させる割込実
行部23と、割込終了後、テンポラリファイル記憶部2
9からテンポラリファイルを呼び出して先頭から実行さ
せることにより中断した加工プログラムを再開させる運
転再開部25とを備えている。
【0022】加工プログラム実行制御部15は、スケジ
ュール運転制御部13からの指示に従って、自動倉庫制
御インタフェース11を介して自動倉庫5を制御し、板
材を載置したパレットを自動倉庫5の棚から搬入装置5
3へ供給するとともに、搬出装置55から加工済みの板
材を載置したパレットを取り出し、自動倉庫5の棚へ格
納する。
【0023】また、加工プログラム実行制御部15は、
スケジュール運転制御部13から指示された加工プログ
ラムを加工プログラムファイル33から運転バッファ2
7に呼び出す。そして、この加工プログラムを指令毎に
解釈して、加工機制御インタフェース9を介して加工機
51を制御することによりNC加工を実行する。
【0024】次に、図1の構成図及び図2のフローチャ
ートを参照して、本発明の第1実施形態の動作を説明す
る。本実施形態のNC加工装置1の動作サイクルには、
パレット毎の処理サイクルであるパレットサイクルと、
1つのパレットを処理するために呼び出される1つ又は
複数の加工プログラム毎の処理サイクルであるプログラ
ムサイクルと、各加工プログラムを構成するそれぞれの
加工指令(Gコード)毎の指令サイクルとがある。
【0025】図2には、記載しないが、スケジュール運
転の開始前に、自動倉庫5の棚に材料を載置した複数の
パレットが準備される。そして、スケジュール運転が開
始されると、スケジュール運転制御部13は、加工スケ
ジュールファイル31を参照して、最初の加工スケジュ
ールを呼び出し、この加工スケジュールで指定されたパ
レットを取り出して加工するように加工プログラム実行
制御部15へ指示する。加工プログラム実行制御部15
は、自動倉庫5へ指示することにより、自動倉庫5から
スタッカクレーン61によりパレットが取り出され、搬
入装置53に引き渡される。搬入装置53は、このパレ
ットを加工機51のワークテーブルへ設定する(ステッ
プS50)。
【0026】次いで、加工スケジュールで指定された加
工プログラムが加工プログラムファイル33から運転バ
ッファ27に呼び出される(ステップS52)。次いで
運転バッファ27から1ブロックの指令を取り出し(ス
テップS54)、この指令が終了指令か否かを判定する
(ステップS56)。
【0027】終了指令でなければ、早送り指令か否かを
判定する(ステップS58)。早送り指令でなければ、
割込要求の有無を判定することなく、1ブロック分の指
令をNC加工機に実行させ(ステップS62)、ステッ
プS54に戻って次の指令の取り出しを行う(指令サイ
クル)。
【0028】ステップS58の判定で早送り指令であれ
ば、次いで割込要求の有無を判定し(ステップS6
0)、割込要求がなければ、ステップS62へ移り、1
ブロック分の指令をNC加工機に実行させ、ステップS
54に戻って次の指令の取り出しを行う(指令サイク
ル)。
【0029】ステップS56の判定で終了指令であれ
ば、次いで同一パレット内の加工が全て終了したかどう
かを判定し(ステップS64)、マルチジョブ等でさら
に加工すべきプログラムがあれば、ステップS52へ移
り、新しい加工プログラムを運転バッファへ呼び出す
(プログラムサイクル)。
【0030】同一パレット内の加工が全て終了していれ
ば、加工終了パレットを自動倉庫の棚へ収納し(ステッ
プS66)、未加工のパレットが有るかどうかを判定す
る(ステップS68)。未加工のパレットがあれば、ス
テップS50へ戻り新しいパレットを取り出し、加工機
のワークテーブルへ設定する(パレットサイクル)。未
加工のパレットがなければ、全ての加工スケジュールが
終了したので、スケジュール運転を終了する。
【0031】ステップS60の判定で、割込要求が有れ
ば、割込処理(INT)の最初のステップであるS70
に移る。この割込要求は、加工機51の図示しない制御
盤や、制御部7と図示しない通信回線で接続された遠隔
制御ターミナルから入力することができるようになって
いる。そして、割込要求は、割込付随情報として、割込
加工すべきプログラム又はプログラム番号、割込加工パ
レットの棚番号等の情報を備えているものとする。
【0032】ステップS70では、運転再開に備えて、
加工プログラム書換部21により運転バッファ27中の
加工プログラムを書き換えてテンポラリファイルを作成
する。この加工プログラムの書換は、中断した加工プロ
グラムの先頭の加工送り指令から中断の直前に実行され
た加工送りの終了までをスキップするように該加工プロ
グラムを書き換える。
【0033】次いで、テンポラリファイルをテンポラリ
ファイル記憶部29に記憶させる(ステップS72)。
テンポラリファイル記憶部29は、プッシュダウン・ス
タック構造とすることにより、後述するような割込加工
中の更なる割込加工、即ち割込のネスティングを実現す
ることができる。
【0034】次いで、加工中断したパレットを自動倉庫
5の棚へ戻入し(ステップS74)、割込加工用のパレ
ットを自動倉庫5の棚から取り出して、加工機51のワ
ークテーブルへ設定する(ステップS76)。そして、
割込加工用のプログラムを運転バッファ27に呼び出し
(ステップS78)、この割込加工プログラムを実行さ
せる(ステップS80)。
【0035】次いで、割込加工プログラムの終了を判定
し(ステップS82)、終了すれば、割込加工用パレッ
トを自動倉庫5の棚に戻入し(ステップS88)、割込
により加工中断したパレットを再度自動倉庫から取り出
し加工機に設定する(ステップS90)。
【0036】次いで、テンポラリファイルをテンポラリ
ファイル記憶部29から運転バッファ27に呼び出し
(ステップS92)、先頭から指令を実行させるために
ステップS54へ分岐する。このテンポラリファイル
は、割込みにより中断した加工プログラムを先頭の加工
送り指令から中断の直前に実行された加工送りの終了ま
でをスキップするように書き換えられているので、中断
した早送り指令の直前までの加工済み指令はスキップさ
れて、その次の加工から再開されることとなる。
【0037】ステップS82の判定で、割込加工プログ
ラムが終了していなければ、次いで早送り指令か否かを
判定し(ステップS84)、早送り指令でなければ、割
込加工プログラムの次の指令を実行するためにステップ
S80へ移る。早送り指令であれば、次いで更なる割込
要求が有るか否かを判定する(ステップS86)。ここ
で更なる割込要求があれば、割込処理中の割込処理(I
NT)へ移るため(ステップS70へ分岐する。そし
て、割込処理中の割込処理が終了すれば、ステップS8
0へ戻る。
【0038】割込処理中の割込処理を行う必要がなけれ
ば、ステップS82の判定で割込加工プログラムが終了
していなければ、単にステップS80へ戻るように変更
すればよい。
【0039】図3は、本発明の第2実施形態の動作を説
明するフローチャートであり、図1の加工機51がレー
ザ加工機である場合の具体的な動作及び具体的な加工プ
ログラムの書換を説明するものである。図4(a)は、
第2実施形態における書換前の加工プログラムの例を示
し、図4(b)は、書換後の加工プログラムの例を示
す。
【0040】図3において、まずスケジュール運転が行
われる(ステップS10)。このスケジュール運転にお
いて実行される加工プログラムを図4(a)のプログラ
ムであるとする。次いでスケジュール運転が終了したか
否かが判定される(ステップS12)。終了していなけ
れば、割込要求が有るか否かが判定され(ステップS1
4)、割込要求がなければ、スケジュール運転を継続す
るためにステップS10へ戻る。割込要求が有れば、次
いで早送り中か否かが判定される(ステップS16)。
早送り中でなければ、切断送り終了指令(M104)ま
で加工が続行される(ステップS18)。早送り中であ
れば、加工機を停止させる(ステップS20)。
【0041】いま、図4(a)のS108からS118
までの間の切断送りで、割込要求が伝えられたとする
と、S118の切断送り終了指令(M104)まで加工
が続行され、S120の早送り指令G00で加工機が停
止する。
【0042】次いで、割込の実行と、バックグランド処
理としての加工プログラムを書き換えてテンポラリファ
イルを作成する処理とが平行に実行される。
【0043】割込実行は以下のようにして行われる。ま
ず加工中断したパレットを加工機から取り出し(ステッ
プS22)、割込用パレットを加工機へ呼び込み(ステ
ップS24)、割込加工プログラムを実行することによ
り割込加工を行い(ステップS26)、割込加工の終了
を判定し(ステップS28)、割込加工が終了すれば、
割込用パレットを取り出す(ステップS30)。
【0044】テンポラリファイル作成は以下のようにし
て行われる。まず中断直前の切断送り終了指令(M10
4、図4では、ステップS120)の次のブロック(S
120)に、この加工プログラム内でユニークなシーケ
ンス番号n(図4ではn=1となり「N1」)を挿入す
る(ステップS32)。次いで、この加工プログラムに
よるレーザ加工を開始するために必要な指令(M10
0、図4では、ステップS102)の後にシーケンス番
号nを有するブロックへの無条件分岐指令(GOTO
1)を挿入する(ステップS34)。次いで、加工機停
止の際に選択されていた加工条件番号と同じ加工条件を
指定する条件番号指令(E__)をシーケンス番号nが
挿入されたブロックの次ブロックに挿入する(ステップ
S36)。この加工条件番号は、レーザ加工機の場合、
加工速度、レーザ出力、アシストガス供給仕様等の加工
条件を予め登録した加工条件ファイルの番号であり、こ
の番号を指定することにより、加工条件指定を容易にす
るものである。
【0045】そして、こうして書き換えられた加工プロ
グラムをテンポラリファイルとして保存する(ステップ
S38)。
【0046】割込実行及びテンポラリファイル作成が共
に完了すると、次いで、テンポラリファイルを呼び出し
て、運転を再開し(ステップS40)、加工中断したパ
レットを加工機へ呼び込み(ステップS42)、テンポ
ラリファイルの先頭から加工プログラムとして実行する
(ステップS44)。このテンポラリファイルは、ステ
ップS32からS36の書換が行われているので、GO
TO指令により、シーケンス番号n(N1 G00X_
_Y__;図4(b)のS120)までジャンプして、
中断した加工の続きを再開することができ(ステップS
46)、スケジュール運転に復帰する。
【0047】図5及び図6は、他の実施形態を説明する
ものであり、NCレーザ加工機における他のNC加工プ
ログラム例における割込実行時のオリジナルプログラム
とテンポラリファイルとをそれぞれ示すものである。
【0048】図5のオリジナルプログラムにおいて、4
行目のE5の加工条件で、φ20の穴加工中に割り込み
が通知されたとする。NC加工機は、このφ20の穴加
工が終了したときに、スケジュール運転又はプログラム
運転を停止し、割込を許可する。そして、図5のオリジ
ナルプログラムを図6に示すテンポラリファイルのよう
に書き換える。
【0049】この例では、図6のプログラムの4行目
「GOTO1」と、同12行目「N1」と、同13行目
「E5」がオリジナルプログラムに自動追加されてい
る。
【0050】「GOTO1」の指令の追加位置は、レー
ザ加工を開始するためのレーザモード開始指令「M10
0」の直後である。「N1」指令の追加位置は、加工終
了まで継続した穴加工の加工終了指令「M104」に伴
う工具径補正キャンセル指令「G00G40」の次の位
置である。「E5」指令の追加位置は、先に追加した
「N1」の次の位置である。
【0051】そして、割込加工の終了後、図6のテンポ
ラリファイルを先頭から実行すると、「GOTO1」に
より「N1」へ分岐することにより既に加工が終了した
φ20の穴加工部分がスキップされ、「N1」の次の
「E5」により加工中断したときに設定されていた加工
条件と同じ加工条件が設定されて、続きの加工を行うこ
とができる。
【0052】尚、本発明は、上述した実施形態の例に限
定されることなく、適宜の変更を加えることにより、そ
の他の態様で実施することができる。例えば、実施形態
においては、自動倉庫とスタッカクレーンを利用するス
ケジュール運転としたが、これに限らず、複数段の棚を
備えたパレットストッカと、パレットチェンジャにより
パレットを自動交換するスケジュール運転にも本発明を
適用できる。
【0053】また実施形態では、レーザ加工装置に適用
した例について説明したが、レーザ加工装置以外に、タ
ーレットパンチプレス、ベンディングマシン等のあらゆ
る板材加工装置に適用可能である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
割込要求が発生したときに加工中の板の加工完了を待つ
ことなく、次の早送り指令で加工プログラムの実行を中
断するようにしているので、迅速な割込加工を行うこと
ができる。
【0055】また本発明によれば、加工プログラム書換
部が中断した加工プログラム中の先頭の加工送り指令か
ら中断の直前に実行された加工送りの終了までをスキッ
プするように、この加工プログラムを書き換えるように
しているので、割り込まれた元のプログラムの人手修正
を不要とし、割込加工に関連する熟練者の作業を無くす
ことができる。
【0056】また本発明によれば、人手による加工プロ
グラムの書換が無くなるので、短時間で割り込まれた元
のプログラムに復帰することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るNC加工装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明に係るNC加工装置の第1実施形態の割
込処理動作を説明するフローチャートである。
【図3】本発明に係るNC加工装置の第2実施形態の割
込処理動作を説明するフローチャートである。
【図4】第2実施形態における加工プログラムの自動書
換を説明するプログラムリストである。
【図5】他の加工プログラム例を示すオリジナルプログ
ラムリストである。
【図6】他の加工プログラム例における自動書換を説明
するテンポラリファイルリストである。
【符号の説明】
1 NC加工装置 3 加工セル 5 自動倉庫 7 制御部 9 加工機インタフェース 11 自動倉庫インタフェース 13 スケジュール運転制御部 15 加工プログラム実行制御部 17 割込判定部 19 実行中断部 21 加工プログラム書換部 23 割込実行部 25 運転再開部 27 運転バッファ 29 テンポラリファイル記憶部 31 加工スケジュールファイル 33 加工プログラムファイル 35 加工条件ファイル 51 加工機 53 搬入装置 55 搬出装置 61 スタッカクレーン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工プログラム実行中に割込要求の有無
    を判定する割込判定手段と、 前記割込判定手段が割込要求があると判定した場合、前
    記加工プログラム中の割込不可能な指令の実行を継続
    し、割込可能な指令の実行を中断して前記加工プログラ
    ムの実行を中断させる実行中断手段と、 前記加工プログラム中の先頭の加工送り指令から前記中
    断の直前に実行された加工送りの終了までをスキップす
    るように該加工プログラムを書き換えたテンポラリファ
    イルを作成する加工プログラム書換手段と、 前記テンポラリファイルを記憶する一時記憶手段と、 割込加工プログラムを実行させる割込実行手段と、 割込終了後、前記一時記憶手段からテンポラリファイル
    を呼び出して先頭から実行させることにより中断した前
    記加工プログラムを再開させる運転再開手段と、 を備えたことを特徴とするNC加工装置。
  2. 【請求項2】 前記割込不可能な指令は加工送り指令及
    びユーザマクロ中の指令及びサブプログラム中の指令を
    含み、前記割込可能な指令はユーザマクロ中及びサブプ
    ログラム中ではない早送り指令を含むことを特徴とする
    請求項1記載のNC加工装置。
  3. 【請求項3】 加工プログラム実行中に割込要求の有無
    を判定する割込判定工程と、 前記割込判定工程で割込要求があると判定された場合、
    前記加工プログラム中の割込不可能な指令の実行を継続
    し、割込可能な指令の実行を中断して前記加工プログラ
    ムの実行を中断させる実行中断工程と、 前記加工プログラム中の先頭の加工送り指令から前記中
    断の直前に実行された加工送りの終了までをスキップす
    るように該加工プログラムを書き換えたテンポラリファ
    イルを作成する加工プログラム書換工程と、 前記テンポラリファイルを一時記憶手段に記憶させる記
    憶工程と、 割込加工プログラムを実行させる割込実行工程と、 割込終了後、前記一時記憶手段から前記テンポラリファ
    イルを呼び出して先頭から実行させることにより中断し
    た前記加工プログラムを再開させる運転再開工程と、 を備えたことを特徴とするNC加工装置の割込処理方
    法。
  4. 【請求項4】 前記割込不可能な指令は、加工送り指令
    及びユーザマクロ中の指令及びサブプログラム中の指令
    を含み、前記割込可能な指令はユーザマクロ中及びサブ
    プログラム中ではない早送り指令を含むことを特徴とす
    る請求項3記載のNC加工装置の割込処理方法。
  5. 【請求項5】 前記加工プログラム書換工程は、前記加
    工プログラムの最後に実行された加工送り指令の次ブロ
    ックに該加工プログラム内でユニークなシーケンス番号
    nを挿入する工程と、 前記加工プログラムの加工を開始するために必要な指令
    の後に前記シーケンス番号nを有するブロックへの無条
    件分岐指令を挿入する工程と、 前記実行が中断されたとき選択されていた加工条件番号
    と同じ加工条件を指定する条件番号指令を前記シーケン
    ス番号nが挿入されたブロックの次ブロックに挿入する
    工程と、 を備えたことを特徴とする請求項3または請求項4記載
    のNC加工装置の割込処理方法。
  6. 【請求項6】 前記NC加工装置はレーザ加工装置であ
    り、 前記加工プログラム書換工程は、 前記加工プログラムの最後に実行された切断送り指令の
    次ブロックに該加工プログラム内でユニークなシーケン
    ス番号nを挿入する工程と、 前記加工プログラムの加工を開始するために必要な指令
    の後にGOTOn指令を挿入する工程と、 前記実行が中断されたとき選択されていた加工条件番号
    と同じ加工条件を指定する条件番号指令を前記シーケン
    ス番号nが挿入されたブロックの次ブロックに挿入する
    工程と、 を備えたことを特徴とする請求項3ないし請求項5記載
    のNC加工装置の割込処理方法。
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