JP2000293140A - 表示装置の制御回路 - Google Patents

表示装置の制御回路

Info

Publication number
JP2000293140A
JP2000293140A JP11098438A JP9843899A JP2000293140A JP 2000293140 A JP2000293140 A JP 2000293140A JP 11098438 A JP11098438 A JP 11098438A JP 9843899 A JP9843899 A JP 9843899A JP 2000293140 A JP2000293140 A JP 2000293140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
display
character
signal
border
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11098438A
Other languages
English (en)
Inventor
Makiko Ikeda
牧子 池田
Tsutomu Furuhashi
勉 古橋
Tomohisa Kohiyama
智久 小檜山
Hideki Kamimaki
秀樹 神牧
Satoshi Konuma
智 小沼
Tetsuo Takagi
徹夫 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Hitachi Micro Software Systems Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
Hitachi Micro Software Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Video and Information System Inc, Hitachi Micro Software Systems Inc filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11098438A priority Critical patent/JP2000293140A/ja
Publication of JP2000293140A publication Critical patent/JP2000293140A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の液晶表示装置では、液晶パネルのボーダ
ー表示部には、ボーダーカラーのみが表示されている。
また、従来のOSD制御機能によるキャラクタデータ表示
は、液晶パネルの映像表示部分にのみ表示されている。
このように、ボーダー表示部分には情報を含む表示が行
われていない。このため、液晶パネルの表示能力を十分
に活用せず、表示できる情報量が少なくなっているとい
う問題がある。 【解決手段】液晶パネルのボーダー表示部の任意の位
置、またはボーダー表示部と映像表示部の両部分の任意
の位置に、OSD制御機能を用いて任意のキャラクタを表
示し、液晶パネルの表示能力を十分活用して表示できる
情報量を増やす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置など
の表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイ等の表示装置の画面に
は、パーソナルコンピュータ(以下PCと呼ぶ)等の情報
処理装置から転送される映像データを表示する映像表示
部と、映像データが表示されない、映像表示部の周辺部
分であるボーダー表示部がある。従来の表示装置では、
ボーダー表示部には、ボーダーカラーと呼ばれるボーダ
ーデータを表示している。従来のボーダーデータ表示制
御技術としては、「日立LCDコントローラ/ドライバLSI
データブック '94.3」P828〜P877記載の表示制御回路
がある。従来の表示制御回路について、図12から図14を
用いて説明する。
【0003】図12は、従来の表示装置の構成図である。
図12で、1201はPC等の情報処理装置である。1202、1203
はそれぞれデータバス、信号バスであり、各々映像デー
タ、制御信号とアドレスを転送する。1204はコントロー
ラであり、表示制御を行う。1205、1206はそれぞれデー
タ線、信号バスであり、各々表示データ、表示制御信号
を転送する。1207は液晶ディスプレイ(以下、LCDと呼
ぶ)であり、1208はLCD1207上に表示される映像表示部
であり、1209はボーダー表示部であり、映像表示部1208
の周辺の、映像データが表示されない部分である。
【0004】図13は、図12に記載した、従来のコントロ
ーラ1204の構成図である。図13で、1301は制御回路であ
り、1302は信号バスであり、制御回路1301で生成した表
示制御信号を転送する。1303、1304、1305はそれぞれデ
ータバス、信号バス、アドレスバスであり、各々映像デ
ータ、メモリ書き込み信号及び読み出し信号、書き込み
アドレス及び読み出しアドレスを転送する。1306、130
7、1308はそれぞれデータバス、信号バス、アドレスバ
スであり、各々ボーダーデータ、レジスタ書き込み信号
及び読み出し信号、書き込みアドレス及び読み出しアド
レスを転送する。1309、1310は信号線であり、それぞれ
スイッチ制御信号SW、データ変換制御信号を転送する。
1311は映像データメモリであり、映像データを格納す
る。1312はデータバスであり、映像データを転送する。
1312はデータ変換回路であり、1314はデータ線であり、
映像表示データを転送する。1315はボーダーデータレジ
スタであり、ボーダーデータを格納する。1316はデータ
線でありボーダーデータを転送する。1317はデータスイ
ッチであり、1318はデータ線であり、表示データを転送
する。図14は、コントローラ1204の表示制御タイミング
チャートである。なお、信号バス1302、データ線1318
は、それぞれ図1に記載した信号バス1206、データ線120
5と同一である。
【0005】始めに、図12、図13を用いて、映像デー
タ、ボーダーデータの書き込み制御について説明する。
映像データ、制御信号及び映像データのアドレスは、そ
れぞれデータバス1202、信号バス1203を介してコントロ
ーラ1204の制御回路1301に転送される。制御回路1301
は、転送された映像データを、データバス1303を介して
映像データメモリ1311に転送する。同時に、転送される
制御信号の、基準クロックである映像データに同期した
ドットクロック、1水平期間毎に有効になる水平同期信
号Hsync、1フレーム期間毎に有効になる垂直同期信号Vs
yncと、アドレスから、それぞれ映像データメモリ1311
の書き込み制御を行う書き込み信号、映像データに対応
する書き込みアドレスを生成し、各々信号バス1304、ア
ドレスバス1305を介して映像データメモリ1311に転送す
る。映像データメモリ1311は、映像データを、書き込み
信号と書き込みアドレスに従って格納する。また、制御
回路1301は、ボーダーデータを生成し、データバス1306
を介してボーダーデータレジスタ1315に転送する。
【0006】同時に、ボーダーデータレジスタ1315の書
き込み制御を行う書き込み信号、ボーダーデータに対応
するアドレスを生成し、それぞれ信号バス1307、アドレ
スバス1308を介してボーダーデータレジスタ1315に転送
する。ボーダーデータレジスタ1315は、ボーダーデータ
を、書き込み信号と書き込みアドレスに従って格納す
る。
【0007】次に、映像データとボーダーデータの切り
替え表示制御について、図13、図14を用いて説明する。
制御回路1301は、Hsync、Vsyncから、水平方向の映像デ
ータを有効にする、水平方向映像データ有効信号HDIS
P、垂直方向の映像データを有効にする、垂直方向映像
データ有効信号VDISPを生成する。LCD1207には、HDISP
及びVDISPがともに有効である場合(本従来例では'H')
に、映像データの表示が行われる。制御回路1301は、映
像データメモリ1311から映像データを読み出す読み出し
信号を、図14に示すように、映像データの表示が有効に
なるHDISP、VDISPがともに'H'である期間に同期して映
像データを読み出すよう生成し、さらに読み出しアドレ
スを生成して、それぞれ信号バス1304、アドレスバス13
05を介して映像データメモリ1311に転送する。映像デー
タメモリ1311は、読み出し信号と読み出しアドレスに従
って映像データを読み出し、データバス1312を介してデ
ータ変換回路1313に転送する。データ変換回路1313は、
転送される映像データを、信号線1310を介して転送され
る変換制御信号に従って、LCD1207の表示に適した構成
の映像表示データに変換し、データ線1314を介してデー
タスイッチ1317に転送する。
【0008】また、制御回路1301は、データスイッチ13
17で、HDISP及びVDISPがともに'H'の場合のみ映像デー
タを選択するよう制御するスイッチ制御信号SWを生成
し、信号線1309を介してデータスイッチ1317に転送す
る。スイッチ制御信号SWは、図14に示すように、HDISP
及びVDISPがともに'H'の場合'H'、それ以外の場合は'L'
となるよう生成される。データスイッチ1317は、SWが'
H'の場合は映像表示データを選択し、'L'の場合は、ボ
ーダーレジスタ1315からデータ1316線を介して転送され
るボーダーデータを選択し、表示データとしてデータ線
1318を介してLCD1207に転送する。LCD1207は、表示制御
信号に従って表示データの表示を行う。
【0009】このように、データスイッチ1317で、映像
データとボーダーデータを切り替えて出力することで、
LCD1207の映像表示部1208とボーダー表示部1209に、そ
れぞれ映像データ、ボーダーデータを適切に表示するこ
とができる。なお、映像表示部1208の表示位置は、コン
トローラ1204に対する設定を調節し、HDISP、VDISPのタ
イミングを変えることで変えることができる。
【0010】また、液晶ディスプレイ上に表示されてい
る映像データに重ねて、キャラクタデータ表示を行う技
術としては、オン・スクリーン・ディスプレイ(以下OS
Dと呼ぶ)技術がある。従来のOSD制御技術としては、特
願平8− (知本受付番号219600677)「表示制御装
置および表示装置の調整方法」記載の表示制御装置があ
る。次に、従来のOSD制御回路について、図15、図16を
用いて説明する。
【0011】図15はキャラクタが表示されている表示画
面である。図15で、1501は液晶ディスプレイ等の表示装
置である。1502は表示装置1501に表示されている映像表
示部であり、1503は、映像表示部1502上に表示されてい
るキャラクタ表示部である。図16は従来のOSD制御回路
の構成図である。
【0012】図16で、1600はPC等の情報処理装置であ
る。1601はOSD制御回路であり、1602はコントローラで
ある。1603はデータバスであり、情報処理装置1600から
映像データを転送する。1604は信号バスであり、情報処
理装置1600から制御信号、アドレス、映像データを転送
する。1605、1606はそれぞれ信号バス、データ線であ
り、各々表示制御信号、映像表示データを転送する。16
07は信号線であり、情報処理装置1600からキャラクタ表
示リクエスト信号を転送する。1608はMPUであり、1609
は信号バスであり、MPU1608が生成する制御信号、キャ
ラクタデータ、アドレスを転送する。1610はタイミング
制御回路であり、1611は信号線であり、タイミング制御
回路1610が生成するデータスイッチ2制御信号を転送す
る。1612、1613、1614はそれぞれデータバス、アドレス
バス、信号バスであり、各々コードデータ、コードデー
タアドレス、書込み/読み出し制御信号を転送する。
【0013】1615、1616、1617はそれぞれデータバス、
アドレスバス、信号バスであり、各々フォントデータ、
フォントデータアドレス、書込み/読み出し制御信号を
転送する。1618、1619、1620はそれぞれデータバス、ア
ドレスバス、信号バスであり、各々パレットデータ、パ
レットデータアドレス、書込み/読み出し制御信号を転
送する。1621はコードRAMであり、1622は信号バスであ
り、コードRAM1621から読み出されたコードデータであ
るフォントアドレスを転送する。1623−1、1623−2はそ
れぞれフォントRAM1、2であり、1624−1、1624−2はそ
れぞれデータバスであり、各々フォントRAM1、2から読
み出されたフォントデータを転送する。なお、本従来装
置では、1キャラクタを32バイトとし、フォントRAM1、2
に、それぞれ1キャラクタの半分のデータである16バイ
トずつを格納し、各フォントRAMから8ビットずつのデー
タとして読み出す。したがって、データバス1624−1、1
624−2はそれぞれ8ビット幅である。1625はパラレル/
シリアル変換回路であり、パラレルデータであるフォン
トデータを、表示装置1501に適した構成のシリアルデー
タに変換する。1626はデータ線であり、変換されたフォ
ントデータを転送する。1627、1628はそれぞれフォアパ
レット、バックパレットであり、各々キャラクタのキャ
ラクタカラー、バックカラー(背景色)を格納する。16
29、1630はデータ線であり、各々フォアパレットデー
タ、バックパレットデータを転送する。
【0014】1631はデータスイッチ1であり、データ線1
626から転送されるフォントデータに従って、フォアパ
レットデータとバックパレットデータを切り替えて、キ
ャラクタデータとして出力する。1632はデータ線であ
り、キャラクタデータを転送する。1633はデータスイッ
チ2であり、キャラクタデータと映像表示データを切り
替えて、表示データとして出力する。1634はデータ線で
あり、表示データを転送する。
【0015】始めに、コードRAM1621、フォントRAM1、2
(1623−1、2)、フォアパレット1627、バックパレット
1628へのコードデータ、フォントデータ、パレットデー
タ書き込み制御について説明する。MPU1608は、制御信
号である基準クロック、水平同期信号、垂直同期信号
と、コードRAM1621、フォントRAM1623、フォアパレット
1627、バックパレット1628に格納するそれぞれのコード
データ、フォントデータ、パレットデータと、各データ
に対応したアドレスを生成し、信号バス1609を介して、
タイミング制御回路1610に転送する。タイミング制御回
路1610は、転送される制御信号から、コードRAM書き込
み信号、フォントRAM書き込み信号、フォアパレット及
びバックパレット書き込み信号と各々のRAM、パレット
に対応した書き込みアドレスを生成し、それぞれ信号バ
ス1613、1617、1620を介してコードRAM1621、フォントR
AM1623、フォアパレット1627、バックパレット1628に転
送する。コードRAM1621では、転送される書き込み信号
と、データに対応したアドレスに従って、キャラクタの
フォントパレットでの格納アドレスであるコードデータ
を記憶する。同様にして、フォントRAM1623、フォアパ
レット1627、バックパレット1628に、キャラクタデータ
であるフォントデータ、キャラクタカラーであるフォア
パレットデータ、キャラクタのバックカラー(背景色)
であるバックパレットデータが格納される。次に、情報
処理装置1600から出力される映像データと、キャラクタ
データの切り替え表示制御について説明する。始めに、
キャラクタ表示を行う場合について説明する。キャラク
タ表示を行う場合、情報処理装置1600から出力されるキ
ャラクタ表示リクエスト信号が有効になる。タイミング
制御回路1610は、信号線1601を介して転送されるリクエ
スト信号と、MPU1608から信号バス1609を介して転送さ
れるアドレス、制御信号から、コードRAMの読み出しア
ドレス、コードRAM読み出し信号を生成し、アドレスバ
ス1613、信号バス1614を介してコードRAM1621に転送す
る。同時に、フォントRAM1623−1、2の読み出し信号を
生成し、信号バス1617を介して転送する。さらに、この
場合、キャラクタ表示を行うので、データスイッチ2
で、キャラクタ表示データを選択するように、リクエス
ト信号に従ってデータスイッチ2制御信号を生成し、信
号線1611を介してデータスイッチ2(1633)に転送す
る。コードRAM1621では、転送される読み出しアドレ
ス、読み出し信号に従って、表示したいキャラクタのフ
ォントRAM1623−1、2のフォントアドレスを読み出し、
データバス1622を介してフォントRAM1623−1、2に転送
する。フォントRAM1623−1、2では、転送されるフォン
トアドレスと、読み出し信号に従って、キャラクタフォ
ントデータを各RAMから8ビットずつ読み出し、データバ
ス1623−1、2を介してパラレル/シリアル変換回路1633
に転送する。
【0016】パラレル/シリアル変換回路1633では、8
ビットパラレルデータであるフォントデータを、表示制
御信号に従って、表示装置1501への表示に適した構成の
シリアルデータに変換し、データ線1626を介してデータ
スイッチ1(1631)に転送する。データスイッチ1では、
シリアルフォントデータが‘1’の場合、フォアパレッ
ト1627からデータ線1629を介して転送されるフォアパレ
ットデータを選択し、‘0’の場合、バックパレット162
8からデータ線1630を介して転送されるバックパレット
データを選択し、キャラクタ表示データとして、データ
線1632を介してデータスイッチ2(1633)に転送する。
データスイッチ2は、データスイッチ2制御信号に従っ
て、キャラクタ表示データを選択し、表示データとして
データ線1634を介して表示装置1635に出力する。コント
ローラ1602は、情報処理装置1600から信号バス1604を介
して転送される制御信号から、表示装置1635の表示制御
信号を生成し、信号バス1605を介して表示装置1635に転
送する。表示装置1635は、表示制御信号に従って、表示
データの表示を行い、図10に示すように、映像表示部15
02上に、キャラクタ1503が表示される。
【0017】次に、キャラクタデータの表示を行わない
場合について説明する。映像データは、情報処理装置16
00からデータバス1603を介してコントローラ1602に転送
され、表示装置1635に適した構成の映像表示データに変
換され、データ線1606を介してデータスイッチ2に転送
される。キャラクタデータ表示を行わない場合は、キャ
ラクタ表示リクエスト信号は有効にならず、タイミング
制御回路1610では、データスイッチ2で、映像データを
選択するよう、データスイッチ2制御信号を生成し、信
号線1633を介してデータスイッチ2に転送する。データ
スイッチ2は、データスイッチ2制御信号に従って映像表
示データを選択し、表示データとしてデータ線1634を介
して表示装置1635に転送する。表示装置1635は、表示制
御信号に従って、表示データの表示を行い、映像データ
のみが表示される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来の液晶表示装置で
は、液晶パネルのボーダー表示部には、ボーダーカラー
のみが表示されている。また、従来のOSD制御機能によ
るキャラクタデータ表示は、液晶パネルの映像表示部分
にのみ表示されている。このように、ボーダー表示部分
には情報を含む表示が行われなていない。このため、液
晶パネルの表示能力を十分に活用せず、表示できる情報
量が少なくなっているという問題がある。
【0019】
【課題を解決するための手段】液晶パネルのボーダー表
示部の任意の位置、またはボーダー表示部と映像表示部
の両部分の任意の位置に、OSD制御機能を用いて任意の
キャラクタを表示し、液晶パネルの表示能力を十分活用
して表示できる情報量を増やす。
【0020】また、より具体的には、以下の構成であ
る。情報処理装置と、表示制御装置と、映像表示装置か
らなる表示システムであって、該表示制御装置は、該表
示装置の表示制御を行う制御信号を生成する手段と、該
情報処理装置から転送される映像データを格納する機能
と、該表示装置の映像データが表示されない周辺部分で
あるボーダー表示部分へ表示するボーダーデータを格納
する機能と、任意のキャラクタのキャラクタデータを格
納する機能と、該映像データおよび該ボーダーデータお
よび該キャラクタデータを、該表示装置の構成に適した
構成とタイミングで読み出す機能と、該映像データを、
該表示装置の映像データを表示するよう設定された位置
に表示し、該ボーダーデータを、該ボーダー表示部分に
表示するよう、所定のタイミングで選択して切り替えて
出力する機能と、該選択されて出力される映像データま
たは周辺部分のデータと、前記キャラクタデータを、キ
ャラクタ表示要求が発生しない場合は、該選択された映
像データまたはボーダーデータを選択して出力し、キャ
ラクタ表示要求が発生した場合は、該キャラクタデータ
を選択して出力する機能を有するものである。
【0021】また、上記記載の表示システムにおいて、
前記表示制御装置は、前記任意のキャラクタを、前記ボ
ーダー表示部分の任意の位置に表示するよう、キャラク
タ表示要求発生を制御する機能と、キャラクタ表示要求
が発生した場合は、前記周辺部分のデータを、該キャラ
クタデータに切り替えて出力する機能を有するものであ
る。
【0022】また、上記記載の表示システムにおいて、
前記表示制御装置は、前記ボーダー表示部分と、映像デ
ータが表示されている両部分の任意の位置に、任意のキ
ャラクタ表示を行うよう、キャラクタ表示要求発生を制
御する機能と、キャラクタ表示要求が発生した場合は、
該映像データまたは前記周辺部分のデータと、該キャラ
クタデータを切り替えて出力する機能を有するものであ
る。
【0023】また、上記記載の表示システムにおいて、
前記表示制御装置は、複数枚数の表示装置を任意の形態
に組み合わせて一つの表示装置とする構成のマルチディ
スプレイであり、前記表示制御装置は、該表示装置の表
示制御に適した表示制御信号を生成する機能と、該表示
装置に表示するよう該表示制御装置の前記選択手段で選
択されたデータを、該表示装置の構成に適した構成に変
換し、表示に適したタイミングで出力する制御機能を有
するものである。
【0024】また、上記記載の表示システムにおいて、
前記キャラクタ表示要求は、前記情報処理装置で制御す
ることを特徴とするものである。
【0025】上記記載の表示システムで、前記キャラク
タ表示要求は、前記情報処理装置以外の装置で制御する
ものである。
【0026】上記記載の表示システムで、前記ボーダー
データと、前記キャラクタデータと、これらデータの前
記格納手段への書き込みを制御する制御手段は、前記情
報処理装置で生成するものである。
【0027】上記記載の表示システムで、前記ボーダー
データと、前記キャラクタデータと、これらデータの前
記格納手段への書き込みを制御する制御手段は、前記表
示制御回路に専用処理装置を設けるなど、前記情報処理
装置以外の装置で生成するものである。
【0028】上記記載の表示システムで、前記表示装置
は、液晶ディスプレイである。上記記載の表示システム
で、前記表示制御装置は、インターフェイスボード等の
外付け回路である。上記記載の表示システムで、前記表
示制御装置は、1チップのLSIである。上記記載のの表示
システムで、前記表示制御装置の機能は、前記情報処理
装置に内蔵されている。
【0029】
【発明の実施の形態】はじめに、図1から図7を用いて本
発明の実施例について説明する。図1は、本発明の液晶
表示装置のシステム構成図および表示画面である。
【0030】図1で、101はPC等の情報処理装置であり、
102、103は、それぞれ映像データ、制御信号及びメモリ
アドレスを転送するデータバス、信号バスである。104
は制御回路であり、105、106はそれぞれデータ線、信号
線であり、表示データ、表示制御信号を転送する。107
は液晶ディスプレイ(以下LCDと呼ぶ)であり、108、10
9、110は、それぞれ映像データを表示する映像表示部、
ボーダーデータを表示するボーダー表示部、キャラクタ
データを表示するキャラクタ表示部である。
【0031】図2は、本発明の制御回路104の構成図であ
る。図2で、201はタイミング制御回路である。202は信
号バスであり、タイミング制御回路201で生成した表示
制御信号を転送する。203、204、205はデータバスであ
り、それぞれ映像データ、ボーダーデータ、キャラクタ
データを転送する。206は信号バスであり、書き込み制
御信号、アドレスを転送する。207は信号バスであり、
映像データメモリから映像データを読み出す読み出し信
号を転送する。208は信号線であり、キャラクタ表示リ
クエスト信号RQを転送する。209は信号バスであり、タ
イミング制御回路201で生成した制御信号を転送する。2
10は信号バスであり、タイミング制御回路201で生成し
たデータ変換回路の変換制御信号を転送する。211はス
イッチ制御回路であり、212、213は信号線であり、それ
ぞれスイッチ制御回路211で生成したスイッチ制御信号S
Wa、SWbを転送する。214はキャラクタ制御回路である。
215はデータ線であり、キャラクタ表示データを転送す
る。216は信号線であり、キャラクタ制御回路214で生成
したフォントデータ読み出し信号FRを転送する。217は
ボーダーデータレジスタであり、ボーダーデータを記憶
する。218はデータ線であり、ボーダーデータを転送す
る。219は映像データメモリであり、映像データを記憶
する。220はデータバスであり、映像データを転送す
る。221はデータ変換回路であり、映像データメモリ219
から読み出された映像データを、LCD107への表示に適し
た構成の映像表示データに変換する。222はデータ線で
あり、映像表示データを転送する。223はデータスイッ
チaであり、スイッチ制御信号SWaに従って、ボーダーデ
ータと映像表示データを切り替えて出力する。224はデ
ータ線であり、データスイッチaから出力されるデータ
を転送する。225はデータスイッチbであり、スイッチ制
御信号SWbに従って、データスイッチaから転送されるデ
ータとキャラクタ表示データを切り替えて出力する。22
6はデータ線であり、データスイッチbから出力される表
示データを転送する。なお、信号バス202、データ線226
は、それぞれ図1に記載した信号バス106、データ線105
と同一である。
【0032】図3は、図2に記載したキャラクタ制御回路
214の構成図である。図3で、301はタイミング制御回路
である。302は信号バスであり、コードRAM、フォントRA
M、フォアパレット、バックパレットの書き込み制御信
号と書き込みアドレスを転送する。303、304、305、306
はデータバスであり、それぞれコードRAM、フォントRA
M、フォアパレット、バックパレットデータを転送す
る。307、308は信号バスであり、それぞれタイミング制
御回路301で生成した読み出し信号CR、FRを転送する。3
09は信号バスであり、パラレル/シリアル変換回路の制
御信号を転送する。310はコードRAMであり、キャラクタ
のフォントアドレスADを記憶する。311はアドレスバス
であり、フォントアドレスADを転送する。312はフォン
トRAMであり、キャラクタデータのフォントデータを記
憶する。313はデータバスであり、フォントデータを転
送する。314はパラレル/シリアル変換回路であり、パ
ラレルデータであるフォントデータをシリアルデータに
変換する。315はデータ線であり、シリアルフォントデ
ータを転送する。316、317はそれぞれフォアパレット、
バックパレットであり、各々キャラクタのキャラクタカ
ラー、バックカラー(背景色)のパレットである。31
8、319はデータ線であり、それぞれフォアパレットデー
タ、バックパレットデータを転送する。320はスイッチ
であり、シリアルフォントデータに従って、フォアパレ
ットデータとバックパレットデータを切り替えて出力す
る。321はデータ線であり、スイッチ320から出力される
キャラクタ表示データを転送する。なお、信号線308、
データ線321は、それぞれ図2に記載した信号線215、デ
ータ線216と同一である。
【0033】図4は、LCD表示画面である。図4で、ボー
ダー表示部B1、B2、B3、B4は、それぞれ映像表示部Dの
上側、左側、右側、下側に位置する。図5、図6は、それ
ぞれ映像データとボーダーデータの切換タイミングチャ
ートである。図7は、映像またはボーダーデータとキャ
ラクタデータの切換タイミングチャートである。
【0034】はじめに、図1を用いて本発明の液晶表示
装置の表示画面について説明する。液晶表示装置のLCD1
07の画面には、映像データを表示する映像表示部108
と、映像が表示されない部分であるボーダー表示部109
がある。映像表示部108には、情報処理装置101からデー
タバス102を介して転送される映像データが、信号バス1
06を介して転送される制御回路104で生成する表示制御
信号に従って表示される。同様に、ボーダー表示部109
には、制御回路104に記憶されているボーダーデータ
が、表示制御信号に従って表示される。さらに、ボーダ
ー表示部109の任意の位置に、制御回路104に記憶されて
いるキャラクタを、情報処理装置101からキャラクタ表
示リクエストが発生した場合に表示するキャラクタ表示
部がある。
【0035】次に、制御回路104の構成と、表示制御動
作について、図2から図7を用いて説明する。はじめに、
図2、図3を用いて制御回路104の構成と動作について説
明する。はじめに、映像データメモリ219、ボーダーデ
ータレジスタ217、キャラクタ制御回路214のコードRAM3
09、フォントRAM311、フォアパレット315、バックパレ
ット316に各々のデータを書込む制御について説明す
る。制御回路104のタイミング制御回路210には、データ
バス102介して、映像データ、ボーダーデータ、キャラ
クタデータが転送される。同様に、信号バス103を介し
て、映像データに同期した基準クロック、1水平周期毎
に有効になる水平同期信号、1フレーム毎に有効になる
水平同期信号及び、映像データメモリアドレスが転送さ
れる。タイミング制御回路201は、映像データを、デー
タバス203を介して映像データメモリ219に転送する。
【0036】また、映像データメモリ219へのデータ書
き込み制御を行う書き込み信号と、映像データを格納す
る書き込みアドレスを生成し、信号バス206を介して映
像データメモリ219へ転送する。映像データメモリ219
は、書き込み信号と書き込みアドレスに従って、データ
に対応するアドレスに映像データを書き込む。同様にし
て、タイミング制御回路201は、ボーダー表示部109に表
示するボーダーデータを、データバス204を介してボー
ダーデータレジスタ217に転送する。同時に、書き込み
信号と、ボーダーデータを格納する書き込みアドレスを
生成し、信号バス206を介してボーダーデータレジスタ2
17へ転送する。ボーダーデータレジスタ217は、書き
込み信号と書き込みアドレスに従って、ボーダーデータ
を書き込む。同様にして、タイミング制御回路201
は、キャラクタのフォントRAM312でのアドレスであるコ
ードデータ、フォントデータ、キャラクタのキャラクタ
カラーであるフォアパレットデータ、バックカラーであ
るバックパレットデータを生成し、データバス205を介
してキャラクタ制御回路214のタイミング制御回路301に
転送する。
【0037】また、書き込み信号と、書き込みアドレス
を生成し、信号バス206を介してタイミング制御回路310
へ転送する。タイミング制御回路は、転送されるコード
データ、フォントデータ、フォアパレットデータ、バッ
クパレットデータを、それぞれデータバス303、304、30
5、306を介して、各々コードRAM310、フォントRAM312、
フォアパレット316、バックパレット317に転送する。同
時に、それぞれの書き込み信号と書き込みアドレスを、
信号バス302を介して各々対応するRAM、パレットに転送
し、各RAM、パレットでは、各々の書き込み信号、書き
込みアドレスに従って、それぞれのデータを書き込む。
【0038】次に、各表示データを読み出し、選択表示
する表示制御について説明する。はじめに、キャラクタ
表示リクエストがない場合(本実施例ではキャラクタ表
示リクエスト信号RQが'L')の映像データとボーダーデ
ータの選択表示について、図2および図5から図7を用い
て説明する。
【0039】タイミング制御回路201は、信号バス103を
介して転送される基準クロック、水平同期信号、垂直同
期信号から、図5および図6に示すように、データに同期
したドットクロック、1水平周期毎に有効になるHSYNC、
1フレーム毎に有効になるVSYNC、水平方向映像データ有
効信号HDISP、垂直方向映像データ有効信号VDISPを生成
し、信号バス209を介してスイッチ制御回路211に転送す
る。さらに、変換制御信号を生成し、信号線210を介し
てデータ変換回路221に転送する。ここで、HDISPが'H'
のとき、水平方向の映像データ表示が有効になり、同様
に、VDISPが'H'のとき、水平方向の映像データ表示が有
効になる。したがって、HDISP、VDISPがともに'H'の場
合のみ、LCD107に映像データの表示が行われる。スイッ
チ制御回路211は、転送される各制御信号から、データ
スイッチa制御信号SWaを生成し、信号線212を介してデ
ータスイッチa(221)に転送する。データスイッチa制
御信号Swaは、'H'の場合ボーダーデータを選択し、'L'
の場合映像データを選択するようスイッチaを制御す
る。
【0040】従って、データスイッチa制御信号Swaは、
図5、図6に示すように、HDISP、VDISPがともに'H'の場
合のみ'L'になるように生成される。同様に、キャラク
タ表示リクエスト信号RQから、データスイッチb制御信
号Swbを生成し、信号線213を介してデータスイッチb(2
25)に転送する。データスイッチb制御信号Swbは、'H'
の場合キャラクタデータを選択し、'L'の場合、データ
スイッチaから転送される表示データを選択するようデ
ータスイッチbを制御する。従って、データスイッチb制
御信号Swbは、キャラクタ表示リクエスト信号RQが有効
(本実施例では'H')である場合、'H'になるように生成
される。さらに、タイミング制御回路201は、HDISP、VD
ISPがともに'H'の場合、映像データメモリ219から、映
像データを読み出すよう、読み出し信号を生成し、信号
バス208を介して映像データメモリ219に転送する。映像
データメモリ219からは、読み出し信号に従って映像デ
ータが読み出され、データバス220を介してデータ変換
回路221に転送される。データ変換回路221は、転送され
る映像データを、信号線210を介して転送される変換制
御信号に従って、LCD107への表示に適した構成の映像表
示データに変換し、データ線222を介してデータスイッ
チaに転送する。
【0041】データスイッチaは、図5、図6に示すよう
に、データスイッチa制御信号SWaが'H'の場合、ボーダ
ーデータレジスタ217からデータ線218を介して転送され
ているボーダーデータを選択し、データ線224を介して
データスイッチbに転送する。データスイッチa制御信号
SWaが'L'の場合、データ線222を介して転送される映像
表示データを選択し、同様にデータスイッチbに転送す
る。データスイッチbは、この場合、キャラクタ表示リ
クエストがないので、データスイッチb制御信号Swbに従
って、データスイッチaからの映像表示データまたはボ
ーダーデータを選択し、データ線226(105)を介してLC
D107に転送する。LCD107は、信号バス202を介して転送
される表示制御信号に従って、データスイッチbから出
力される映像表示データまたはボーダーデータを表示す
る。
【0042】したがって、図5、図6に示すように、LCD1
07には、HDISP'L'かつVDISP'L'、またはHDISP'H'かつVD
ISP'L'の場合、図4に示す、ボーダー表示部B1またはB4
にボーダーデータが表示され、HDISP'L'かつVIDISP'H'
の場合、ボーダー表示部B2またはB3にボーダーデータが
表示され、HDISP'H'かつVDISP'H'の場合、映像表示部D
に映像表示データが表示される。
【0043】次に、キャラクタ表示リクエストがある場
合の、映像データまたはボーダーデータと、キャラクタ
データの選択表示について、図2、図3および図7を用い
て説明する。本実施例の場合、キャラクタ表示リクエス
ト信号RQは、表示したいキャラクタをボーダー表示部の
みに表示するよう、情報処理装置101から出力され、信
号線206を介して、キャラクタ制御回路214のタイミング
制御回路301に転送される。タイミング制御回路301は、
信号バス206を介して転送される制御信号から、パラレ
ル/シリアル変換回路314を制御する変換制御信号を生
成し、信号線309を介してパラレル/シリアル変換回路3
14に転送する。同時に、キャラクタ表示リクエスト信号
RQから、コードRAM310に記憶されているキャラクタのフ
ォントアドレスを読み出す読み出し信号CRを生成し、さ
らに、読み出しアドレスを生成し、信号バス307を介し
てコードRAM310に転送する。コードRAM310は、図7に示
すように、CRと読み出しアドレスに従ってフォントアド
レスを読み出し、信号バス311を介してフォントRAM312
に転送する。また、タイミング制御回路301は、図7に
示すように、CRと読み出されるフォントアドレスに同期
して、フォントRAM312に記憶されているフォントデータ
を読み出す読み出し信号FRを生成し、信号バス308を介
してフォントRAM312に転送する。フォントRAM312は、転
送されるフォントアドレスとFRに従って、パラレルデー
タであるフォントデータを読み出し、データバス313を
介してパラレル/シリアル変換回路314に転送する。
【0044】シリアル/パラレル変換回路314では、パ
ラレルデータであるフォントデータを、信号線309を介
して転送される変換制御信号に従って、LCD107への表示
に適した構成のシリアルデータに変換し、データ線315
を介してスイッチ320に転送する。スイッチ320は、フォ
ントデータが'1'の場合、フォアパレット316からデータ
線318を介して転送されているフォアパレットデータを
選択し、表示データとして信号線321(215)を介してデ
ータスイッチbに転送する。フォントデータが'0'の場合
は、バックパレット317からデータ線319を介して転送さ
れているバックパレットデータを選択し、表示データと
して信号線321を介してデータスイッチbに転送する。ス
イッチ制御回路211は、信号線216を介して転送されるフ
ォントデータ読み出し信号FRから、前述したように、FR
が有効(RQが有効、本実施例では'H')の場合、キャラ
クタデータを選択するようデータスイッチb制御信号SWb
を生成し、信号線214を介してデータスイッチbに転送す
る。データスイッチbでは、データスイッチb制御信号
が'H'の場合、データスイッチaからデータ線224を介し
て転送されている映像表示データまたはボーダーデータ
を選択し、データ線226を介してLCD107に転送する。デ
ータスイッチb制御信号SWbが'L'の場合は、信号線216を
介して転送されているキャラクタ表示データを選択し、
信号線226を介してLCD107に転送する。転送された映像
表示データ/ボーダーデータ、またはキャラクタ表示デ
ータは、信号バス202を介して転送される表示制御信号
に従って、LCD107に表示される。
【0045】このように、キャラクタ制御回路、ボーダ
ーデータレジスタ、映像データメモリを設け、映像デー
タとボーダーデータを切り替えて出力するデータスイッ
チと、映像データまたはボーダーデータと、キャラクタ
表示データを切り替えて出力するデータスイッチを設け
ることで、ボーダー表示部の任意の位置ににキャラクタ
データを表示することができる。
【0046】なお、LCD107上の映像表示部とボーダー表
示部の表示位置は、タイミング制御回路210で生成するH
DISPとVDISPのタイミングを変えることで、任意の位置
に変えることができる。
【0047】また、本実施例では、キャラクタ表示リク
エスト信号の制御を情報処理装置101で行っているが、
制御回路104のタイミング制御回路201で、映像データ有
効信号HDISPおよびVDISPが有効でない場合(本実施例で
は'L')に有効になるように制御することもできる。こ
の場合は、キャラクタ制御回路214のタイミング制御回
路301に、タイミング制御回路201で生成する映像データ
有効信号HDISP、VDISPを転送し、制御を行うようにす
る。また、ボーダーデータ及びキャラクタデータ、書き
込みアドレス、書き込み信号の制御を、情報処理装置で
はなく、専用マイコン(MPU)等を用いて行うこともで
きる。
【0048】次に、ボーダー表示部と映像表示部の両部
分に任意にキャラクタ表示を行う第2の実施例につい
て、図8、図9を用いて説明する。
【0049】図8は、本発明の第2の実施例の表示画面で
ある。図9は、映像データまたはボーダーデータとキャ
ラクタデータの切り替えタイミングチャートである。
【0050】本実施例では、キャラクタ表示リクエスト
信号RQが、ボーダー表示期間だけでなく、映像データ表
示期間にも任意に有効になり、ボーダー表示部だけでな
く映像表示部にもキャラクタデータ表示を行う以外は、
第1の実施例の液晶表示システムの構成、動作と同一で
ある。
【0051】このように、ボーダー表示部だけでなく映
像表示部にもキャラクタ表示を行うことで、表示画面構
成が多様になり、表示できる情報量もさらに増加する。
【0052】また、本実施例において、ボーダーデータ
及びキャラクタデータ、アドレス、書き込み制御信号の
制御を、情報処理装置でなく、専用マイコン(MPU)等
を用いて行うこともできる。
【0053】次に、複数枚のLCDを組み合わせて表示を
行うマルチディスプレイ表示システムで、ボーダー表示
部にキャラクタ表示を行う第3の実施例について、図5、
図6、図7および図10、図11を用いて説明する。
【0054】マルチディスプレイ表示システムは、複数
枚のLCDを、任意の形態に組み合わせ、情報処理装置か
ら転送される映像データを、表示システムのLCDの枚
数、組み合わせ形態に合わせて拡大等の処理を行い、組
み合わせたディスプレイ全体に任意の表示状態で表示を
行う表示システムである。例えば、図10に示すように、
マルチディスプレイ表示システムを、LCDを4枚、上下左
右に配置した構成とし、一例として、LCD1枚分の640×4
80ドットの画像を、縦横2倍ずつ拡大処理し、4枚のLCD
全体に1つの映像として表示する。このマルチディスプ
レイ表示システムにおいても、図10に示すように、映像
表示部と、映像が表示されないボーダー表示部が存在す
る。そこで、本実施例では、マルチディスプレイ表示シ
ステムのボーダー表示部分にキャラクタ表示を行う制御
の一例について説明する。
【0055】図10は本発明の第3の実施例のシステム構
成図である。図10で、1001はPC等の情報処理装置であ
る。1002、1003はそれぞれデータバス、信号バスであ
り、各々映像データ、制御信号およびアドレスを転送す
る。1004は制御回路である。1005、1006はそれぞれデー
タ線、信号バスであり、各々表示データ、表示制御信号
を転送する。1007はLCDであり、複数枚の液晶パネルで
構成する。本実施例では、4枚の液晶パネルLCD1、LCD
2、LCD3、LCD4を上下左右に組み合わせた構成として説
明する。1008、1009、1010は、それぞれ映像表示部、ボ
ーダー表示部、キャラクタ表示部である。図11は、図1
に記載した制御回路1004の構成図である。
【0056】図11で、1101はタイミング制御回路であ
る。1102は信号バスであり、タイミング制御回路1101で
生成した表示制御信号を転送する。1103、1104、1105は
データバスであり、それぞれ映像データ、ボーダーデー
タ、キャラクタデータを転送する。1106は信号バスであ
り、書き込み制御信号とアドレスを転送する。1107は信
号線であり、映像データメモリのデータ読み出し制御を
行う読み出し信号を転送する。1108は信号線であり、キ
ャラクタ表示リクエスト信号RQを転送する。1109は信号
バスであり、タイミング制御回路1101で生成した制御信
号を転送する。1110は信号線であり、タイミング制御回
路1101で生成したデータ変換回路を制御する変換制御信
号を転送する。1111はスイッチ制御回路であり、1112、
1113は信号線であり、それぞれスイッチ制御回路1111で
生成したスイッチ制御信号SWa、SWbを転送する。1114は
キャラクタ制御回路である。1115は信号線であり、キャ
ラクタ制御回路1114で生成したフォントデータ読み出し
信号FRを転送する。1116はデータ線であり、キャラクタ
表示データを転送する。1117はボーダーデータレジスタ
であり、ボーダーデータを記憶する。1118はデータ線で
あり、ボーダーデータを転送する。1119は映像データメ
モリであり、映像データを記憶する。1120はデータ線で
あり、映像データを転送する。1121はデータ変換回路で
あり、映像データを、LCD107への表示に適した構成の映
像表示データに変換する。1122はデータ線であり、映像
表示データを転送する。1123はデータスイッチaであ
り、データスイッチa制御信号SWaに従って、ボーダーデ
ータと映像データを切り替えて出力する。1124はデータ
線であり、スイッチデータスイッチaから出力されるデ
ータを転送する。1125はデータスイッチbであり、デー
タスイッチb制御信号SWbに従って、データスイッチaか
ら転送されるデータと、キャラクタ表示データを切り替
えて出力する。1126はデータ線であり、データスイッチ
bから出力される表示データを転送する。1127はマルチ
ディスプレイ制御回路であり、それぞれデータ線1123、
信号バス1102を介して転送される表示データと表示制御
信号を、複数枚のLCDで構成するマルチディスプレイ構
成のLCD1007に対応した表示データ、表示制御信号に変
換し、データ線1005、信号バス1006を介してLCD1007に
転送する。
【0057】本実施例は、データスイッチb(1127)に
よる表示データ選択まで、システム構成、動作は第1の
実施例と同一である。本実施例では、データスイッチb
で表示データ選択を行った後、データ線1126を介して、
表示データをマルチディスプレイ制御回路1127に転送す
る。マルチディスプレイ制御回路1127では、タイミング
制御回路1101で生成する表示制御信号から、マルチディ
スプレイ構成のLCD1007に適した表示制御信号を
生成し、信号バス1005を介してLCD1007に転送す
る。さらに、データ線1126を介して転送される表示デー
タを、マルチディスプレイ構成のLCD1007に適した表示
データに変換し、データ線116を介してLCD1007に転送す
る。LCD1007は、表示制御信号に従って表示データの表
示を行い、第1の実施例と同様に、映像データ、ボーダ
ーデータ、キャラクタデータの表示を行う。
【0058】このように、マルチディスプレイ構成の表
示装置であっても、マルチディスプレイ制御回路を設け
ることで、ボーダー表示部にキャラクタ表示を行うこと
ができる。また、本実施例では液晶パネルの枚数を4と
し、上下左右に配置する構成としているが、これ以外の
枚数、組み合わせ方の液晶パネルを用いた液晶表示装置
でも、マルチディスプレイ制御回路で対応する制御を行
うことにより、同様に、任意の表示形態で、映像デー
タ、ボーダーデータ、キャラクタの表示を行うことがで
きる。
【0059】なお本実施例では、キャラクタ表示リクエ
スト信号RQの制御を情報処理装置1001で行っているが、
制御回路1004のタイミング制御回路1101で、映像データ
有効信号HDISPおよびVDISPが有効でない場合(本実施例
では'L')に有効になるように制御することもできる。
さらに、本実施例に第2の実施例を適用することもでき
る。また、本実施例において、ボーダー及びキャラクタ
データ、書き込み制御信号の制御を、専用マイコン(MP
U)等を用いて行うこともできる。
【0060】また、実施例1から3の制御回路104、1004
は、インターフェイスボード等の外付け回路構成とする
ことができる。また、実施例1から3の制御回路をそのま
ま、または、ワンチップ化して、情報処理装置、LCD、
その他の表示システムを構成する機器に塔載することも
できる。さらに、情報処理装置に、実施例1から3の機能
を有するようにすることもできる。
【0061】
【発明の効果】キャラクタ制御回路、ボーダーデータレ
ジスタ、映像データメモリを設け、映像データとボーダ
ーデータを切り替えて出力するデータスイッチと、映像
データまたはボーダーデータと、キャラクタデータを切
り替えて出力するデータスイッチを設けることで、ボー
ダー表示部またはボーダー表示部と映像表示部の両部分
にキャラクタを表示することができる。このように、ボ
ーダー表示部またはボーダー表示部と映像表示部の両部
分に、OSD制御機能を用いてキャラクタを表示すること
で、液晶パネルの表示能力を十分活用でき、表示できる
情報量を増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の液晶表示装置構成図お
よびLCD表示画面。
【図2】本発明の第1の実施例の制御回路構成図。
【図3】本発明の第1の実施例のキャラクタ制御回路構
成図。
【図4】本発明の第1の実施例の表示画面。
【図5】本発明の第1の実施例の映像データ及びボーダ
ーデータ切り替えタイミングチャート。
【図6】本発明の第1の実施例の映像データ及びボーダ
ーデータ切り替えタイミングチャート。
【図7】本発明の第1の実施例の映像データまたはボー
ダーデータ及びキャラクタデータ切り替えタイミングチ
ャート。
【図8】本発明の第2の実施例の表示画面。
【図9】本発明の第2の実施例の映像データまたはボー
ダーデータ及びキャラクタデータ切り替えタイミングチ
ャート。
【図10】本発明の第3の実施例の液晶表示装置構成図
およびLCD表示画面。
【図11】本発明の第3の実施例の制御回路構成図。
【図12】従来の液晶表示装置構成図とLCD表示画面。
【図13】従来の制御回路構成図。
【図14】従来の表示制御タイミングチャート。
【図15】従来のキャラクタを表示したLCD表示画面。
【図16】従来のOSD制御回路構成図。
【符号の説明】
101…情報処理装置、 102…データバス、103…信号
バス、104…制御回路、 107…LCD、201…タイミ
ング制御回路、202…信号バス、203、204、205…データ
バス、206、207…信号バス、208…信号線、 2
09…信号バス、210…信号線、211…スイッチ制御回路、
212、213…信号線、 214…キャラクタ制御回路、
215…データ線、216…信号線、 217…ボーダ
ーデータレジスタ、218…データ線、219…映像データメ
モリ、220…データバス、 221…データ変換
回路、222…データ線、 223…データスイッチ
a、 224…データ線、225…データスイッチb、226
…データ線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 牧子 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 古橋 勉 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 小檜山 智久 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 神牧 秀樹 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 小沼 智 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 高木 徹夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立マイクロソフトウェアシステム ズ内 Fターム(参考) 5C006 AA01 AA02 AF35 BB11 BF02 BF15 FA01 5C080 AA10 BB05 DD21 EE26 JJ01 JJ02 JJ04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理装置と、表示制御装置と、映像表
    示装置からなる表示システムであって、 該表示制御装置は、該表示装置の表示制御を行う制御信
    号を生成する手段と、該情報処理装置から転送される映
    像データを格納する機能と、該表示装置の映像データが
    表示されない周辺部分であるボーダー表示部分へ表示す
    るボーダーデータを格納する機能と、任意のキャラクタ
    のキャラクタデータを格納する機能と、該映像データお
    よび該ボーダーデータおよび該キャラクタデータを、該
    表示装置の構成に適した構成とタイミングで読み出す機
    能と、該映像データを、該表示装置の映像データを表示
    するよう設定された位置に表示し、該ボーダーデータ
    を、該ボーダー表示部分に表示するよう、所定のタイミ
    ングで選択して切り替えて出力する機能と、該選択され
    て出力される映像データまたは周辺部分のデータと、前
    記キャラクタデータを、キャラクタ表示要求が発生しな
    い場合は、該選択された映像データまたはボーダーデー
    タを選択して出力し、キャラクタ表示要求が発生した場
    合は、該キャラクタデータを選択して出力する機能を有
    することを特徴とする表示システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の表示システムにおいて、前
    記表示制御装置は、前記任意のキャラクタを、前記ボー
    ダー表示部分の任意の位置に表示するよう、キャラクタ
    表示要求発生を制御する機能と、キャラクタ表示要求が
    発生した場合は、前記周辺部分のデータを、該キャラク
    タデータに切り替えて出力する機能を有することを特徴
    とする表示システム。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の表示システムにおいて、 前記表示制御装置は、前記ボーダー表示部分と、映像デ
    ータが表示されている両部分の任意の位置に、任意のキ
    ャラクタ表示を行うよう、キャラクタ表示要求発生を制
    御する機能と、キャラクタ表示要求が発生した場合は、
    該映像データまたは前記周辺部分のデータと、該キャラ
    クタデータを切り替えて出力する機能を有することを特
    徴とする表示システム。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の表示システムにおいて、 前記表示制御装置は、複数枚数の表示装置を任意の形態
    に組み合わせて一つの表示装置とする構成のマルチディ
    スプレイであり、前記表示制御装置は、該表示装置の表
    示制御に適した表示制御信号を生成する機能と、該表示
    装置に表示するよう該表示制御装置の前記選択手段で選
    択されたデータを、該表示装置の構成に適した構成に変
    換し、表示に適したタイミングで出力する制御機能を有
    することを特徴とする表示システム。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の表示システムにおいて、 前記キャラクタ表示要求は、前記情報処理装置で制御す
    ることを特徴とすることを特徴とする表示システム。
JP11098438A 1999-04-06 1999-04-06 表示装置の制御回路 Pending JP2000293140A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11098438A JP2000293140A (ja) 1999-04-06 1999-04-06 表示装置の制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11098438A JP2000293140A (ja) 1999-04-06 1999-04-06 表示装置の制御回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000293140A true JP2000293140A (ja) 2000-10-20

Family

ID=14219795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11098438A Pending JP2000293140A (ja) 1999-04-06 1999-04-06 表示装置の制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000293140A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009186765A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Nec Access Technica Ltd 画像表示装置、ディスプレイ装置、表示画像作成装置、画像表示方法及びプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009186765A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Nec Access Technica Ltd 画像表示装置、ディスプレイ装置、表示画像作成装置、画像表示方法及びプログラム
JP4497209B2 (ja) * 2008-02-06 2010-07-07 Necアクセステクニカ株式会社 画像表示装置、ディスプレイ装置、表示画像作成装置、画像表示方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001166761A (ja) 画像表示システム、ホスト装置、画像表示装置、および画像表示方法
JPS60227296A (ja) 表示制御方式
JPH05119734A (ja) 表示制御装置
JPS5958538A (ja) 文字図形表示装置
JPS5848105B2 (ja) 表示装置
JP2002032063A (ja) 液晶表示装置およびウィンドウ表示拡大制御方法
JP4921642B2 (ja) 情報処理装置および表示制御方法
JP2000293140A (ja) 表示装置の制御回路
JP3017882B2 (ja) 表示制御システム
JP2004258212A (ja) 画面表示装置
JPH07234773A (ja) 表示制御装置
JP2003058117A (ja) 表示装置、電子機器および表示制御方法
JP3417204B2 (ja) 車両用ナビゲーション装置
JP3862983B2 (ja) 表示機構およびコンピュータシステム
JP3124166B2 (ja) Vramの表示アドレス演算回路
JP2626232B2 (ja) 画像マルチ表示方式
JPS5960482A (ja) Crt装置
KR20020028533A (ko) 가변 프레임수 기능의 4분할 다중 영상 입력 장치
KR20010100764A (ko) 화상처리장치 및 화상표시장치
JPH06243249A (ja) 表示制御装置
JPH0453991A (ja) 液晶ディスプレイ制御装置
JPH07199907A (ja) 表示制御装置
JPS62128366A (ja) デ−タスワツプ回路
JPH0213995A (ja) 画像処理装置
JPH07261722A (ja) 画像信号処理装置