JP2000293086A - プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

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JP2000293086A
JP2000293086A JP11096237A JP9623799A JP2000293086A JP 2000293086 A JP2000293086 A JP 2000293086A JP 11096237 A JP11096237 A JP 11096237A JP 9623799 A JP9623799 A JP 9623799A JP 2000293086 A JP2000293086 A JP 2000293086A
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frame
process cartridge
developing
image forming
photosensitive drum
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Katsunori Yokoyama
勝則 横山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーニング枠体と現像枠体を一つの支点に
対して回転可能に結合する二枠体構成のカートリッジに
おいて、現像枠体の共振に起因するピッチムラ、ホワイ
トバンディング等の画像不良発生の防止を目的とする。 【解決手段】 現像ユニットDとクリーニングユニット
Cが穴20でピン結合されていて、両ユニット間にばね
23、緩衝部材101を配設した。現像ローラ9cのス
ペーサコロと感光体ドラム7を圧接してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真画像形成装
置に着脱可能なプロセスカートリッジ及び電子写真画像
形成装置に関する。ここで電子写真画像形成装置とは電
子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成する
ものである。そして画像形成装置の例としては電子写真
複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザービームプリ
ンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワー
ドプロセッサ等が含まれる。
【0002】またプロセスカートリッジとは帯電手段、
現像手段、または、クリーニング手段と電子写真感光体
ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少な
くとも1つと電子写真感光体ドラムとを一体的にカート
リッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするもので
ある。更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体ドラ
ムとを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に
着脱可能にするものをいう。
【0003】本発明は更にプロセスカートリッジの構成
に関する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は後述の従来の
技術を更に発展させたものである。本発明は2枠体の構
成のプロセスカートリッジの電子写真感光体ドラムへ現
像手段を加圧当接させる際の加圧手段の構成に振動減衰
要素を用いることにより、ピッチムラ、バンディング等
の画像不良のないプロセスカートリッジ及び電子写真画
像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】主要な本発明は請求項と
対応する番号を付して示せば以下のとおりである。
【0006】本出願に係る第1の発明は画像形成装置本
体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写
真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラム上に形成
された静電潜像をトナーを用いて現像する現像手段と、
前記電子写真感光体ドラムを支持してプロセスカートリ
ッジを画像形成装置本体に装着した際画像形成装置本体
に位置決めして支持される第1の枠体と、現像手段を支
持して第1の枠体に支持される第2の枠体と、前記第1
の枠体と第2の枠体を互いに回転可能に結合する結合手
段と、前記第1の枠体と第2の枠体を前記結合手段回り
で回動付勢して電子写真感光体ドラムと現像手段を圧接
する弾性部材と、前記第2の枠体が第1の枠体に対して
前記弾性部材の弾力に抗して変位しようとする際の振動
減衰用の緩衝部材と、を有することを特徴とするプロセ
スカートリッジである。
【0007】本出願に係る第10の発明はプロセスカー
トリッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子写
真画像形成装置において、 a.電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラ
ム上に形成された静電潜像をトナーを用いて現像する現
像手段と、前記電子写真感光体ドラムを支持してプロセ
スカートリッジを画像形成装置本体に装着した際画像形
成装置本体に位置決めして支持される第1の枠体と、現
像手段を支持して第1の枠体に支持される第2の枠体
と、前記第1の枠体と第2の枠体を互いに回転可能に結
合する結合手段と、前記第1の枠体と第2の枠体を前記
結合手段回りで回動付勢して電子写真感光体ドラムと現
像手段を圧接する弾性部材と、前記第2の枠体が第1の
枠体に対して前記弾性部材の弾力に抗して変位しようと
する際の振動減衰用の緩衝部材と、を有するプロセスカ
ートリッジを取り外し可能に装着して装着した際に前記
第1の枠体を位置決めすると共に支持する装着手段と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有す
ることを特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0008】
【従来の技術】電子写真画像成形プロセスを用いた画像
形成装置においては電子写真感光体及び電子写真感光体
に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化し
て、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能と
するプロセスカートリッジが採用されている。このプロ
セスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスを
サービスマンによらずにユーザー自身で行うことができ
るので、ユーザビリティが格段に向上する。
【0009】このようなプロセスカートリッジの典型的
な構成として2枠体を結合するものがある。例えば感光
体ドラム、帯電器及びクリーニング器を支持するクリー
ニング枠体と、現像手段を支持する現像枠体とトナー室
を有するトナー枠体とを結合した枠体と、を支点回りに
回転可能に結合する。そしてばね等の弾性部材により上
記支点回りに両枠体を付勢して感光体ドラムと現像手段
との相対位置を決めている。以上の構成をとることの機
能上の利点としては感光体ドラムに対する現像ローラの
加圧力の適正化、感光体ドラム表面と現像ローラ表面間
の間隔の維持等であり他方では2分割とすることにより
枠体成形の容易化、組立の容易化など多くのメリットが
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って詳細に説明する。
【0011】次に本発明の好適な形態について説明す
る。以下の説明において、プロセスカートリッジBの短
手方向とは、プロセスカートリッジBを装置本体14へ
着脱する方向であり、記録媒体の搬送方向と一致してい
る。またプロセスカートリッジBの長手方向とは、プロ
セスカートリッジBを装置本体14へ着脱する方向と交
差する方向(略直交する方向)であり、記録媒体の表面
と平行であり、且つ記録媒体の搬送方向と交差(略直
交)する方向である。また、プロセスカートリッジに関
し左右とは記録媒体の搬送方向に従って記録媒体を上か
ら見て右または左である。
【0012】図3は本発明の実施の形態を適用した電子
写真画像形成装置(レーザービームプリンタ)の構成説
明図、図4はその外観斜視図である。また図5〜図7は
本発明の実施の形態を適用したプロセスカートリッジに
関する図面である。また以下の説明において、プロセス
カートリッジBの上面とは、プロセスカートリッジBを
装置本体14へ装着した状態で上方に位置する面であ
り、下面とは下方に位置する面である。
【0013】(電子写真画像形成装置A及びプロセスカ
ートリッジB)まず、図3及び図4を用いて、本発明の
実施の形態を適用する電子写真画像形成装置としてのレ
ーザービームプリンタAについて説明する。また図5に
プロセスカートリッジBの側断面図を示す。
【0014】このレーザービームプリンタAは、図3に
示すように、電子写真画像形成プロセスによって記録媒
体(例えば、記録紙、OHPシート、布等)に画像を形
成するものである。そしてドラム形状の電子写真感光体
(以下、感光体ドラムと称す)にトナー像を形成する。
詳しくは、帯電手段によって感光体ドラムに帯電を行
い、次いでこの感光体ドラムに光学手段から画像情報に
応じたレーザ光を照射して前記感光体ドラムに画像情報
に応じた潜像を形成する。そしてこの潜像を現像手段に
よって現像してトナー像を形成する。そして前記トナー
像の形成と同期して、給紙カセット3aにセットした記
録媒体2をピックアップローラ3b、搬送ローラ対3
c,3d及びレジストローラ対3eで反転搬送する。次
いで、プロセスカートリッジBの有する前記感光体ドラ
ム7に形成したトナー像を転写手段としての転写ローラ
4に電圧を印加することによって記録媒体2に転写す
る。その後トナー像の転写を受けた記録媒体2を搬送ガ
イド3fで定着手段5へと搬送する。この定着手段5は
駆動ローラ5c及びヒータ5aを内蔵する定着ローラ5
bを有する。そして通過する記録媒体2に熱及び圧力を
印加して転写されたトナー像を定着する。そしてこの記
録媒体2を排出ローラ対3g,3h,3iで搬送して、
反転経路3jを通して排出トレイ6へと排出する。この
排出トレイ6は画像形成装置Aの装置本体14の上面に
設けられている。なお、揺動可能なフラッパ3kを動作
させ、排出ローラ対3mによって反転経路3jを介する
ことなく記録媒体2を排出することもできる。本実施の
形態においては、前記ピックアップローラ3b、搬送ロ
ーラ対3c,3d、レジストローラ対3e、搬送ガイド
3f、排出ローラ対3g,3h,3i及び排出ローラ対
3mによって搬送手段3を構成している。
【0015】一方、前記プロセスカートリッジBは、図
3及び図5に示すように、感光体ドラム7を回転し、そ
の表面を帯電手段である帯電ローラ8への電圧印加によ
って一様に帯電する。次いで光学系1からの画像情報に
応じたレーザービーム光を露光開口部1eを介して感光
体ドラム7へ照射して潜像を形成する。そしてこの潜像
をトナーを用いて現像手段9によって現像する。すなわ
ち、帯電ローラ8は感光体ドラム7に接触して設けられ
ており、感光体ドラム7に帯電を行う。なおこの帯電ロ
ーラ8は、感光体ドラム7に従動回転する。また、現像
手段9は、感光体ドラム7の現像領域へトナーを供給し
て、感光体ドラムに形成された潜像を現像する。なお光
学系1は、レーザーダイオード1a、ポリゴンミラー1
b、レンズ1c、反射ミラー1dを有している。
【0016】ここで、前記現像手段9は、トナー容器1
1A内のトナーをトナー送り部材9bの回転によって、
現像ローラ9cへ送り出す。そして、固定磁石を内蔵し
た現像ローラ9cを回転させると共に、現像ブレード9
dによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ロー
ラ9cの表面に形成し、そのトナーを感光体ドラム7の
現像領域へ供給する。そして、そのトナーを前記潜像に
応じて感光体ドラム7へ転移させることによってトナー
像を形成して可視像化する。ここで現像ブレード9d
は、現像ローラ9cの周面のトナー量を規定すると共に
摩擦帯電電荷を付与するものである。またこの現像ロー
ラ9cの近傍には現像室内のトナーを循環させるトナー
撹拌部材9eを回動可能に取り付けている。
【0017】そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極
性の電圧を印加して、感光体ドラム7に形成されたトナ
ー像を記録媒体2に転写した後に、クリーニング手段1
0によって感光体ドラム7上の残留トナーを除去する。
ここでクリーニング手段10は、感光体ドラム7に当接
して設けられた弾性クリーニングブレード10aによっ
て感光体ドラム7に残留したトナーを掻き落として除去
トナー溜め10bへ集める。
【0018】図3に示す装置本体14の右上に設けた開
閉部材35をヒンジ35aを支点にして開くと、図10
に示すように装置本体14の右上の左右両側には二点鎖
線で示すようにガイドレール16が右上から左下に向っ
て斜設してあるのが見える。一方図6に示すようにプロ
セスカートリッジBの感光体ドラム7の中心線上におい
てクリーニング枠体13には左右両側に前記ガイドレー
ル16の終端に設けた位置決め溝に嵌入する丸ガイド1
3mが設けられている。及び丸ガイド13mと一体また
は離れて前記ガイドレール16に嵌合する長い突条形状
の姿勢決めガイド13nが設けてあり、この丸ガイド1
3m及び姿勢決めガイド13nを前述のガイドレール1
6に挿入してプロセスカートリッジBを図1に示す矢印
X方向に装置本体14に装着する。すると、丸ガイド1
3mを中心にして生ずるクリーニングユニットCLによ
る反時計回りのモーメントよりも、現像ユニットDによ
る時計回りのモーメントが大きいので、クリーニング枠
体13に設けた上面の規制当接部13pは画像形成装置
本体14に固設した突き当て部材15に当り、前記した
差し引きのモーメントをとめる。そして、現像ユニット
Dは装置本体14には接触しておらず装置本体14には
直接支持されていない。
【0019】プロセスカートリッジBを装置本体14か
ら取り外すのは上述と逆に左下から右上に向って引き上
げると装置本体14外へ取り外せる。
【0020】上記プロセスカートリッジBの着脱に際し
ては上部枠体11aの凹部17の突条11c、下部枠体
11bの突条11cに手を掛けて取り扱う。トナー枠体
11は上部枠体11aと下部枠体11bとを接合面Uで
溶着して一体化してある。
【0021】(プロセスカートリッジの枠体構成)本実
施の形態に係るプロセスカートリッジBは、トナーを収
納するトナー容器(トナー収納部)11Aを有するトナ
ー枠体11と現像ローラ9c等の現像手段9を保持する
現像枠体12を符号701a,701bの個所で溶着に
より接合した現像ユニットDと感光体ドラム7、クリー
ニングブレード10a等のクリーニング手段10及び帯
電ローラ8をクリーニング枠体13に取り付けたクリー
ニングユニットCLを結合ピン22を支点として回転可
能に結合している。このために、トナー現像枠体12か
ら延出したアーム19をクリーニング枠体13の側板1
3a、その内側の仕切り板13f間へ挿入し側板13
a、アーム19a、仕切り板13fを貫通する穴20に
結合ピン22を嵌入してある(図6参照)。そして図2
に示すようにクリーニング枠体13の棒状のばね止め1
3bと現像枠体12の棒状のばね止め12aに夫々圧縮
コイルばね23の両端部を夫々挿入して、縮設し、結合
ピン22を差し込まれる穴20を中心にしてクリーニン
グ枠体13を反時計回り、現像枠体12を時計回りに付
勢して感光体ドラム7と図7に示す現像ローラ9cの両
端のスペーサコロ9iを圧接している。
【0022】(緩衝部材の構成)図1に本実施の形態の
圧縮コイルばね及び緩衝部材を示す。ここで圧縮コイル
ばね23はステンレス線であり、このばねのコイルの同
軸上にコイル全体を包む様に中空の緩衝部材101が一
体成形されている。ここで緩衝部材101の材質は硬質
のネオブチレンゴムを用いた。なお、本部材101の内
径部は、現像ユニットD上の取付ボス12aとクリーニ
ングユニットCL上の取付ボス13bに各々嵌合する
様、組立てられる。
【0023】本実施の形態では圧縮コイルばね、緩衝部
材を一体成形したため組立が容易であり、かつ部品機能
仕様、ばね定数、減衰係数の品質維持が容易である。
【0024】一方、一体成形を行なくても図9に示す様
に圧縮コイルばね23の内側に緩衝部材902を設けた
り、逆に圧縮コイルばね23の外側に緩衝部材(不図
示)を設けてもよい。また緩衝部材101,902等の
材質としてはゴム多孔質ラバー、樹脂等の何れか1つ又
は組合せが採用される。
【0025】(現像ユニットの運動)図8に現像ユニッ
トDの運動を考えるための簡略されたモデルを示す。こ
こで支点となる穴20回りの現像ユニットDの運動方程
式を導くと Id2 θ/dt2 +Cr2dθ/dt+Kr2θ=To cosωt−(1) ここで I: 支点(吊り穴20)回りの現像ユニットDの慣性モーメント [kg.m2] C: 緩衝部材101,901の減衰係数 [N/m/s] K: 圧縮コイルばね23のばね定数 [N/m] θ: 角変位 [rad] T0cosωt: 外力 [N.m] である。またこのモデルの非減衰固有振動数fnで与えられる。ここでIは現像ユニットDの機能上トナ
ーの量、及び現像ユニットDの姿勢に影響されることを
考慮して本実施の形態における仕様から慣性モーメント
I及びfn値を以下に得た。 ここでトナー0%はトナー容器11Aにトナーが空の状
態、100%はトナー容器11Aの仕様上のトナー満状
態を示す。
【0026】一般に、プロセスカートリッジでBは、5
0Hz前後の振動を発生するギア等の使用が避けられ
ず、本実施の形態においても図7に示す現像ローラ9c
に固定したギア9fとこのギア9fと噛み合うドラムギ
ア主18(60Hz)、図6に示すドラムギア副21と
このギアと噛み合う不図示の転写ローラ駆動ギア(37
Hz)の2つの振動源があり、先に得られた結果はこれ
らの振動源により現像ユニットDが共振する可能性を示
している。
【0027】現像ユニットDの共振が発生すると、現像
ローラ9cから感光体ドラム7が受ける作用力F0=f
r/Rが変化して、これが感光体ドラム7の回転ムラを
誘発し、画像上に周期的なムラのできるピッチムラが発
生したり、振幅がさらに大きい際には現像ローラ9cが
感光体ドラム7から離れ、その部分だけ画像の欠陥して
しまうホワイトバンディングという現象を起こす。
(1)式で示される強制振動における倍率比は ここで C : 緩衝部材の減衰係数 [N/m/s] CC: 臨界減衰係数 [N/m/s] である。
【0028】ここでC/Cc≧1/√2となる様に緩衝
部材の減衰係数101を設定すればω/ωnが0から増
加するとき倍率比MはM=1から単調に減少する。そこ
で本実施の形態ではCc=280[N/m/s]を見積
り、C≧Cc/√2=198[N/m/s] 現像ユニ
ット1ケ当り緩衝部材を2ケ使い、1ケ当りのCをC′
=99[N/m/s]とした。
【0029】実施の形態では第1の枠体を感光体ドラム
以外に帯電手段及びクリーニング手段を備えているが、
他の実施の形態としては第1の枠体は感光体ドラムのみ
備える場合、感光体ドラムと帯電手段又はクリーニング
手段の何れか1つを備える場合にも同様に適用できる。
【0030】実施の形態ではクリーニング枠体と現像枠
体間に圧縮コイルばねを縮設してクリーニング枠体と現
像枠体を結合部中心に回動付勢しているものについての
べたが、クリーニング枠体と現像枠体の長手方向の端面
に引張コイルばねを張設してクリーニング枠体と現像枠
体を結合部中心に回動付勢されるものについても同様に
適用される。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本出願に係る発明に
よれば、画像形成動作中の現像ユニットの共振現象を回
避できるため、機能上の利点としては、現像手段を有す
る第1の枠体の振動に起因するピッチムラ、ホワイトバ
ンディング等の画像不良の発生を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る圧縮コイルばね及び
緩衝部材の構成を示す側面図である。
【図2】プロセスカートリッジの枠体の結合部の構成を
示す縦断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の縦断
面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の外観
斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るプロセスカートリッ
ジの縦断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るクリーニングユニッ
トを示す斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る現像ユニットを示す
斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る現像ユニットの運動
モデルを示す側面図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るその他の構成例を示
す側面図である。
【図10】本発明の実施の形態に係るプロセスカートリ
ッジ装着手段を示す縦断面図である。
【符号の説明】
A…画像形成装置(レーザービームプリンタ) B…プロセスカートリッジ CL…クリーニングユニット D…現像ユニット U…接合面 1…光学系 1a…レーザーダイオード 1b…ポリゴ
ンミラー 1c…レンズ 1d…反射ミラー 1e…露
光開口部 2…記録媒体 3…搬送手段 3a…給紙カセット 3b…ピックアッ
プ 3c,3d…搬送ローラ対 3e…レジストローラ
対 3f…搬送ガイド 3g,3h,3i…排出ローラ
対 3j…反転経路 3k…フラッパ 3m…排出ロー
ラ対 4…転写ローラ 5…定着手段 5a…ヒータ 5b…定着ローラ 5c
…駆動ローラ 6…排出トレイ 7…感光体ドラム 8…帯電ローラ 9…現像手段 9b…トナー送り部材 9c…現像ロー
ラ 9e…トナー撹拌部材 9f…ギア 9i…スペー
サコロ 10…クリーニング手段 10a…弾性クリーニングブ
レード 10b…除去トナー溜め 11…トナー枠体 11A…トナー容器 11a…上部
枠体 11b…下部枠体 11c…突条 12…トナー現像枠体 12a…ばね止め 13…クリーニング枠体 13a…側板 13b…ばね
止め 13f…仕切り板 13m…丸ガイド 13n…
姿勢決めガイド 13p…規制当接部 14…装置本体 15…突き当て部材 16…ガイドレール 17…凹部 18…ドラムギア主 19…アーム 20…吊り穴 20a…穴 21…ドラムギア副 22…結合ピン 23…圧縮コイルばね 35…開閉部材 35a…ヒンジ 701a,701b…個所 101…緩衝部材 902…緩衝部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 電子写真感光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラム上に形成された静電潜像をト
    ナーを用いて現像する現像手段と、 前記電子写真感光体ドラムを支持してプロセスカートリ
    ッジを画像形成装置本体に装着した際画像形成装置本体
    に位置決めして支持される第1の枠体と、 現像手段を支持して第1の枠体に支持される第2の枠体
    と、 前記第1の枠体と第2の枠体を互いに回転可能に結合す
    る結合手段と、 前記第1の枠体と第2の枠体を前記結合手段回りで回動
    付勢して電子写真感光ドラムと現像手段を圧接する弾性
    部材と、 前記第2の枠体が第1の枠体に対して前記弾性部材の弾
    力に抗して変位しようとする際の振動減衰用の緩衝部材
    と、 を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材はばね部材であることを特
    徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記ばね部材はコイルばねであることを
    特徴とする請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 緩衝部材の形状は円筒形状であり、コイ
    ルばねの内側、あるいは外側の同軸上に配置されたこと
    を特徴とする請求項3に記載のプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 コイルばねの内側及び外側の同軸上にコ
    イルばねと一体化して成形されていることを特徴とする
    請求項3に記載のプロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 緩衝部材の材質はゴム、多孔質ラバー、
    樹脂の何れか1つ又は組合せであることを特徴とする請
    求項1から5の何れか1つに記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  7. 【請求項7】 前記プロセスカートリッジとは、帯電手
    段、またはクリーニング手段と現像手段及び電子写真感
    光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカート
    リッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とする請求
    項1から6の何れか1つに記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  8. 【請求項8】 前記プロセスカートリッジとは帯電手
    段、クリーニング手段の少なくとも一つと現像手段及び
    電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して
    画像形成装置本体に対して着脱可能とする請求項1から
    6の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  9. 【請求項9】 前記プロセスカートリッジとは現像手段
    と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し
    て画像形成装置本体に着脱可能とする請求項1から6の
    何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  10. 【請求項10】 プロセスカートリッジを着脱可能で記
    録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置におい
    て、 a.電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラ
    ム上に形成された静電潜像をトナーを用いて現像する現
    像手段と、前記電子写真感光体ドラムを支持してプロセ
    スカートリッジを画像形成装置本体に装着した際画像形
    成装置本体に位置決めして支持される第1の枠体と、現
    像手段を支持して第1の枠体に支持される第2の枠体
    と、前記第1の枠体と第2の枠体を互いに回転可能に結
    合する結合手段と、前記第1の枠体と第2の枠体を前記
    結合手段回りで回動付勢して電子写真感光体ドラムと現
    像手段を圧接する弾性部材と、前記第2の枠体が第1の
    枠体に対して前記弾性部材の弾力に抗して変位しようと
    する際の振動減衰用の緩衝部材と、を有するプロセスカ
    ートリッジを取り外し可能に装着して装着した際に前記
    第1の枠体を位置決めすると共に支持する装着手段と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有す
    ることを特徴とする電子写真画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100455324B1 (ko) * 2001-10-10 2004-11-06 캐논 가부시끼가이샤 현상 장치, 프로세스 카트리지 및 화상 형성 장치
EP1837716A2 (en) 2006-03-20 2007-09-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and developer cartridge
US7693450B2 (en) 2005-09-22 2010-04-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Developing unit and an image forming apparatus including the developing unit
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