JP2000293084A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000293084A
JP2000293084A JP11099442A JP9944299A JP2000293084A JP 2000293084 A JP2000293084 A JP 2000293084A JP 11099442 A JP11099442 A JP 11099442A JP 9944299 A JP9944299 A JP 9944299A JP 2000293084 A JP2000293084 A JP 2000293084A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レジストレーションずれを正しく検知して色
ずれのない良好なから画像を形成する。 【解決手段】 レジストレーション補正用のパターン画
像を読み取る読取り手段10に対して、転写材搬送ベル
ト1を挟んで対向する位置に、転写材搬送ベルト1の裏
面に接触するような背面支持部材(駆動ローラ)を設け
る。転写材搬送ベルト1の波打ち、振動を押さえ、常に
転写材搬送ベルト1表面と読取り手段10との距離とを
適正に保つことができ、レジストレーションずれを正し
く検知して色ずれのない良好なから画像を形成すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の画像形成ス
テーションを有する複写機、レーザプリンタ等の画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10に、従来の、4個の画像形成ステ
ーションを有する電子写真方式の4色フルカラーの画像
形成装置を示す。
【0003】これら画像形成ステーションにおいては、
表面を均一に帯電した感光ドラム2、3、4、5上に、
記録情報に応じて光変調されたレーザビームやLEDな
どの発光素子により光L1、L2、L3、L4を照射し
て静電潜像を形成し、この静電潜像を現像してそれぞれ
色の異なるトナー像を形成する。これらトナー像は、転
写ベルトとしての転写材搬送ベルト1表面に担持されて
搬送される転写材Pに順次に転写されて重ね合わせられ
る。
【0004】さらに、感光ドラム2、3、4、5上に形
成したトナー像を、直接、転写材P上に重畳転写するか
わりに、図11に示すように、一旦、転写ベルトとして
の中間転写ベルト1Aなどの中間転写体上に重畳転写し
たのち、一括して転写材P上に転写するものもある。
【0005】この種の画像形成装置において、各感光ド
ラム間の機械的取り付け誤差及び各レーザビームの光路
長誤差、光路変化、LEDの環境温度による反りなどに
より、転写ベルト(転写材搬送ベルト)上の転写材に又
は転写ベルト(中間転写ベルト)上に直接、転写された
各トナー像のレジストレーションが合わなくなる。この
ため、従来から転写ベルトの搬送方向に沿っての各感光
ドラムの下流側の転写ベルト上に、レジストレーション
補正用のパターン画像を形成し、このパターン画像をC
CDセンサ10b等で読み取り、各色に相当する感光ド
ラム上でのレジストレーションずれを検出し、記録され
るべき画像信号に電気的補正をかけたり、レーザビーム
の光路中に設けられている反射ミラーを駆動して光路長
変化又は光路変化等の補正を行ったりしていた。
【0006】このような画像形成装置に用いられる転写
ベルトとしては、1010〜1015Ω・cm程度の導電性を
有し、それ自体、弾性的に伸縮するゴム系、あるいは伸
縮性を有さない樹脂系のベルト等が用いられる。これら
の転写ベルトを、相互に平行に配置したローラ42、4
3などの支持部材に張架し、転写ベルト自体の弾性力に
よって、又はばね44などの付勢部材によりローラ43
を付勢することによる付勢力によって所定のテンション
を与えつつ、ローラの回転等によって駆動する。
【0007】転写ベルトの材質の選択要因は様々ある
が、とくにベルトに耐久性を持たせたい、あるいはベル
トの伸びによる画像ずれ等を防ぎたい場合には、非伸縮
性の樹脂ベルトが選択される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の転写ベルトは、
ローラ間に張架され、テンションを与えられた状態にお
いて平面となることが望ましいが、特に、樹脂性のベル
トにおいては製造時に円筒状に成型された形状のクセが
残留したり、ローラによって与えられる屈曲の影響、内
部の材質の不均一などによって若干の波打ちを生ずるこ
とがある。また、ローラの偏心や回転むらに起因する振
動が発生し、ベルト面がその法線方向に細かく変動する
こともある。
【0009】このような現象によってベルト面とレジス
トレーション補正用のパターン画像を読み取るCCDセ
ンサ10との距離が変化すると、パターン読取り光学系
においてCCDセンサ10上に正しく補正用のパターン
画像が結像しなくなり、転写ベルト上でのレジストレー
ションずれを正しく検出することができなくなる。
【0010】本発明は、上述事情に鑑みてなされたもの
であり、常に転写ベルト表面と読取り手段との距離を適
正に保って、転写ベルト上のレジストレーションずれを
正しく検出することのできる画像形成装置を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1に係る本発明は、複数の画像形成ステーシ
ョンを、複数のローラに掛け渡した転写ベルトの進行方
向に沿って配設し、それぞれの画像形成ステーションの
像担持体上に形成した色の異なるトナー像を、前記転写
ベルトに直接的に又は間接的に順次に転写し重ね合わせ
てカラーのトナー像を形成する画像形成装置において、
前記各像担持体によって前記転写ベルト表面に形成した
レジストレーション補正用のパターン画像を検知する検
知手段と、該検知手段の検知結果に基づいて各色のレジ
ストレーションを補正する制御手段と、を備え、前記転
写ベルトの裏面に接触する背面支持手段と、を備え、前
記検知手段は、前記転写材ベルトの表面における、前記
背面支持手段が接触する裏面に対応する部分において、
前記パターン画像を検知する、ことを特徴とする。
【0012】請求項2に係る本発明は、請求項1の画像
形成装置において、前記転写ベルトが掛け渡される複数
のローラを有し、これらローラのうちの1つが前記背面
支持手段を兼ねる、ことを特徴とする。
【0013】請求項3に係る本発明は、請求項2の画像
形成装置において、前記背面支持手段を兼ねるローラ
が、前記転写ベルトを駆動する駆動ローラである、こと
を特徴とする。
【0014】請求項4に係る本発明は、請求項1の画像
形成装置において、前記背面支持手段が、前記転写ベル
トの裏面に沿うようにして接触する平板状部材である、
ことを特徴とする。
【0015】請求項5に係る本発明は、請求項1の画像
形成装置において、前記背面支持手段が、前記転写ベル
トの裏面に接しつつ回転するローラ部材である、ことを
特徴とする。
【0016】請求項6に係る本発明は、請求項1、2、
3、4、又は5の画像形成装置において、前記転写ベル
トを前記背面支持手段に対して密着させる密着手段を有
する、ことを特徴とする。
【0017】請求項7に係る本発明は、請求項6の画像
形成装置において、前記密着手段が、前記転写ベルトを
裏面側から表面側に向けて付勢するように配置した前記
背面支持手段である、ことを特徴とする。
【0018】請求項8に係る本発明は、請求項6の画像
形成装置において、前記密着手段が、前記転写ベルトを
その裏面側の前記背面支持手段に押圧する押圧手段であ
る、ことを特徴とする。
【0019】請求項9に係る本発明は、請求項8の画像
形成装置において、前記背面支持手段が、平板状部材で
あり、前記押圧手段が、前記平板状部材に対して前記転
写ベルトを押圧する少なくとも3個の押圧部材である、
ことを特徴とする。
【0020】請求項10に係る本発明は、請求項1、
2、3、4、5、6、7、8、又は9の画像形成装置に
おいて、前記転写ベルトが、前記複数の像担持体上に形
成されたトナー像が順次に転写される転写材を担持し搬
送する転写材搬送ベルトである、ことを特徴とする。
【0021】請求項11に係る本発明は、請求項1、
2、3、4、5、6、7、8、又は9の画像形成装置に
おいて、前記転写ベルトが、前記複数の像担持体上に形
成されたトナー像が順次に転写される中間転写ベルトで
ある、ことを特徴とする。
【0022】〔作用〕レジストレーション補正用のパタ
ーン画像を読み取る読取り手段に対して、転写ベルトを
挟んで対向する位置に、転写ベルトの裏面に接触するよ
うな背面支持部材を設けることによって、転写ベルトの
波打ち、振動を押さえ、常に転写ベルト表面と読取り部
の距離とを適正に保つことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
【0024】〈実施の形態1〉図1に、本発明に係る画
像形成装置の一例を示す。なお、同図は、電子写真方式
の画像形成装置の概略構成を示す図であるが、一次帯電
器、露光器、現像器、転写帯電器、クリーニング装置等
のプロセス機器については、周知のものを使用すること
ができるため、その説明及び図示は省略してある。この
点については、後述の実施の形態についても同様であ
る。
【0025】同図中の符号1は、その表面に転写材を担
持して搬送する転写材搬送ベルト(転写ベルト)であ
り、パルスモータ15の駆動が駆動ローラ42に伝達さ
れることによって、矢印R1方向に所定速度で回転(移
動)される。転写材搬送ベルト1の材質としては、ポリ
イミド等の非弾性樹脂フィルムが用いられている。43
はテンションローラであって、圧縮ばね44などの付勢
手段によって矢印F方向に付勢され、転写材搬送ベルト
1にテンションを与えている。40、41は、テンショ
ンローラである。このようにテンションを与えることに
よって、転写材搬送ベルト1は駆動ローラ42等のロー
ラと密着し、かつ、滑りなく矢印R1方向に駆動され
る。
【0026】2、3、4、5は感光ドラムであり、一次
帯電器(不図示)によって均一に帯電された後、それぞ
れマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブ
ラック(BK)に対応するレーザビームL1、L2、L
3、L4の走査により形成された静電潜像が、現像器
(不図示)に収容されたトナーにより現像(可視化)さ
れ、転写材搬送ベルト1上に順次に一次転写されて重ね
合わされる。11、12、13、14はドラムモータで
あり、感光ドラム2〜5を所定の速度(プロセススピー
ド)で回転させる。なお、本発明においてレジストレー
ション補正用のパターン画像を形成するパターン形成手
段は、ROM(不図示)等に記憶された所定のレジスト
レーション補正用のパターンデータを読み出して、この
パターンデータに基づいて変調されたレーザビームL
1、L2、L3、L4の走査により感光ドラム2〜5の
軸方向に互いに異なる2つの所定位置に一対のパターン
潜像を形成し、この潜像を各マゼンタ(M)、シアン
(C)、イエロー(Y)、ブラック(BK)の色トナー
で現像し、これを転写材搬送ベルト1に転写するという
手段に対応し、本実施の形態では、転写材搬送ベルト1
の回転方向(矢印R1方向)に直交する幅方向の所定位
置に対向するように一対形成される。図2に、転写材搬
送ベルト1上に形成した、4色のパターン画像を示す。
同図中のA1、A2は、読取り手段10によってパター
ン画像を読み取るときのパターン画像読取りエリアであ
る。
【0027】パターン画像の読取り手段(検知手段)1
0は、照明ランプ6、7、集光レンズ8、反射ミラー
9、CCDセンサ10a、10b等より構成され、パル
スモータ15の駆動に伴って移動する転写材搬送ベルト
1上に形成されたパターン画像、例えば所定幅を有する
十字マークを照明して得られる反射光を、CCDセンサ
10a、10bに結像させることにより、パターン読取
りを行う。このとき、ポリイミドベルトの自然色とコン
トラストを取りにくいブラック(BK)のパターン画像
は、一旦、背景色としてイエロー(Y)のパッチを形成
した上にパターン画像を形成するようにしている。
【0028】51は、コントローラ部であり、通常の画
像形成、及び所定のレジストレーション補正用のパター
ン画像の形成、所定のレジストレーション補正用のパタ
ーンの読取りをROM等に記憶された制御プロセスに基
づいて総括的に制御する。
【0029】読取り手段10は、その読取り位置(レン
ズ8の焦点位置)が、転写材搬送ベルト1にローラ42
が接する位置Aから転写材搬送ベルト1がローラ42か
ら離間する位置Bの間に位置するように配置されてい
る。
【0030】このように構成された画像形成装置におい
て、各画像形成プロセス機器により転写材搬送ベルト1
上にレジストレーション補正用のパターン画像を形成す
るパターン画像形成手段(本実施の形態ではコントロー
ラ部51のパッチ形成部)が所定のタイミングで転写材
搬送ベルト1上にパターン画像を形成すると、読取り手
段10が転写材搬送ベルト1上に転写されたレジストレ
ーション補正用のパターン画像の読取りを開始し、その
読取りデータに演算処理手段(本実施の形態ではコント
ローラ部51)が所定の演算処理を行い、その結果を各
色ごとに記憶手段に記憶させ、補正手段(本実施の形態
ではコントローラ部51)が記憶された演算結果を解析
して各画像形成ステーションのレジストレーションを機
械的又は電気的に補正し、感光ドラムの回転むらに影響
されない各感光ドラムのレジストレーションずれ情報を
正確に算出して、各感光ドラムのレジストレーションず
れを精度良く補正する。補正の方法としては、前述した
ように、レーザ光の反射ミラーを移動させたり、画像の
電気信号を加工したりする方法を取り得る。
【0031】ここにおいて、前述したように転写材搬送
ベルト1に付与されたテンションによって転写材搬送ベ
ルト1は、ローラ42の外周面に密着している。このた
め、転写材搬送ベルト1に成型時のクセが残っていた
り、転写材搬送ベルト1が振動したりする場合において
も、読取り位置においては転写材搬送ベルト1表面はレ
ンズ8と所定の最適な間隔を保持することができ、レジ
ストレーション補正用のパターン画像の読取りにおいて
読取り誤差等が発生するのを防止することができる。
【0032】本実施の形態においては駆動ローラ42上
に読取り位置がある。駆動ローラ42は一般に、画像形
成装置本体から駆動を伝達されるために、転写材搬送ベ
ルト1を支持する複数のローラのうち最も画像形成装置
本体に対する位置精度が良く、また、転写材搬送ベルト
1を駆動するために、転写材搬送ベルト1との間の摩擦
係数が高く設定されていてベルト走行方向のずれも少な
い等の利点がある。したがって、読取り位置を設定する
のに適している。
【0033】なお、駆動ローラ42以外の張架ローラで
あっても、読取り手段10に対して所定の位置に保持さ
れるローラであれば、相応の効果をあげることができ
る。
【0034】〈実施の形態2〉図3に、本実施の形態を
示す。
【0035】同図において、ブラック用の感光ドラム5
と駆動ローラ42との間における、転写材搬送ベルト1
の裏面に接する位置に背面支持板(背面支持手段)20
が設けられている。転写材搬送ベルト1は背面支持板2
0に接しつつ矢印R1方向に回転(走行)することによ
ってこの範囲においては振動を抑制される。
【0036】読取り手段10は、読取り位置(レンズ8
の焦点位置)が転写材搬送ベルト1が背面支持板20と
接する範囲に位置するように配置されている。
【0037】このように配置することによって、読取り
位置において転写材搬送ベルト1表面は正しくレンズ8
と所定の間隔を保持することができ、レジストレーショ
ン補正用のパターン画像の読取りにおいて、読取り誤差
等が発生するのを防止することができるのは実施の形態
1と同様であり、さらに実施の形態1よりも読取り手段
10の配置の自由度を増すことができる。
【0038】〈実施の形態3〉図4に、本実施の形態を
示す。
【0039】同図において、ブラック用の感光ドラム5
と駆動ローラ42との間には、背面支持板21が設けら
れている。背面支持板21は、転写材搬送ベルト1の裏
面に接触する面が緩やかに湾曲されている。転写材搬送
ベルト1は背面支持板21部において屈曲するようにな
っており、転写材搬送ベルト1に与えられたテンション
によって転写材搬送ベルト1の裏面は背面支持板21に
密着するようになっている。
【0040】読取り手段10は、読取り位置(レンズ8
の焦点位置)が、転写材搬送ベルト1が背面支持板21
に接する位置Cから、転写材搬送ベルト1が背面支持板
21から離間する位置Dの間に位置するように配置され
ている。
【0041】このように配置することによって、読取り
位置において転写材搬送ベルト1表面は正しくレンズ8
と所定の間隔を保持することができ、レジストレーショ
ン補正用のパターン画像の読取りにおいて、読取り誤差
等が発生するのを防止することができるのは実施の形態
2と同様であり、さらに、転写材搬送ベルト1に成型時
のクセなど振動以外に起因する波打ちが発生していて背
面支持板21を接触させることによる制振効果だけでは
中間転写ベルト21の法線方向の移動を押さえられない
場合などに有効である。
【0042】〈実施の形態4〉図5、図6に、本実施の
形態を示す。
【0043】同図において、ブラック用の感光ドラム5
と駆動ローラ42との間には、転写材搬送ベルト1の裏
面に接するように平板状の背面支持板22が設けられて
いる。転写材搬送ベルト1を挟んで背面支持板22と対
向する位置における、転写材搬送ベルト1の画像形成領
域外には、押圧コロ23、24が設けられており、転写
材搬送ベルト1を背面支持板22に対して押圧し、波打
ち、振動等による転写材搬送ベルト1の浮きを押さえて
いる。
【0044】読取り手段10は、読取り位置(レンズ8
の焦点位置)が、転写材搬送ベルト1が背面支持板22
に対して押圧された位置に配置されている。
【0045】このように配置することによって、読取り
位置において転写材搬送ベルト1表面は正しくレンズ8
と所定の間隔を保持することができ、レジストレーショ
ン補正用のパターン画像の読取りにおいて、読取り誤差
等が発生するのを防止することができるのは前述の実施
の形態1、2、3と同様である。
【0046】本実施の形態は、さらに転写材搬送ベルト
1の波打ち、振動に対応できる点は実施の形態3と同様
であるが、転写材搬送ベルト1を屈曲させる必要が無
く、配置の自由度がさらに広いという利点がある。
【0047】また、図7に示すように3個以上の押圧コ
ロ23、24A、24Bを用いて転写材搬送ベルト1が
背面支持板22に密着した平面領域(図7の斜線部)を
形成することによって、さらに読取り手段10の配置可
能範囲を広くすることもできる。
【0048】〈実施の形態5〉図8に、実施の形態5を
示す。
【0049】同図においてブラック用の感光ドラム5と
駆動ローラ42との間には、駆動ローラ42とほぼ平行
に、回転可能に支持された背面支持ローラ(背面支持手
段)25がベルトの裏面に接するように設けられてい
る。
【0050】読取り手段10は、読取り位置(レンズ8
の焦点位置)が、転写材搬送ベルト1が背面支持ローラ
25と接する位置に配置されている。
【0051】このように配置することによって、読取り
位置において転写材搬送ベルト1表面は正しくレンズ8
と所定の間隔を保持することができ、レジストレーショ
ン補正用のパターン画像の読取りにおいて、読取り誤差
等が発生するのを防止することができるのは前述の実施
の形態1、2、3、4と同様である。
【0052】本実施の形態によれば、さらに、背面支持
ローラ25が転写材搬送ベルト1の裏面に接しつつ回転
するので、背面支持手段(実施の形態2、3、4の背面
支持板20、21、22等)による構成の自由度を維持
しつつ、背面支持手段と転写材搬送ベルト1との摩擦に
よってベルト裏面が消耗するのを防ぐ利点がある。本実
施の形態においても、さらに背面支持ローラ25によっ
て転写材搬送ベルト1を屈曲させたり、押圧コロによっ
てベルトを背面支持ローラ25に密着させることによっ
てより高い効果を得ることができるのは実施の形態3、
4と同様である。
【0053】〈実施の形態6〉図9に、本実施の形態を
示す。
【0054】本実施の形態は、転写ベルトとして、前述
の転写材搬送ベルト1に代えて、中間転写ベルト1Aを
使用した例である。中間転写ベルト1Aは、モータ15
によって矢印方向に回転される駆動ローラ42と、従動
ローラ43と、二次転写対向ローラ45とに掛け渡され
ている。二次転写対向ローラ45は、中間転写ベルト1
Aをその裏面側から二次転写ローラ47に押し付けてい
る。各感光ドラム2〜5上に形成されたトナー像は、中
間転写ベルト1Aに順次に一次転写されて重ね合わされ
た後、二次転写ローラ47によって転写材P上に一括で
二次転写される。
【0055】読取り手段10は、読取り位置(レンズ8
の焦点位置)が中間転写ベルト1Aが駆動ローラ42に
接触する部分に対応する範囲に位置するように配置され
ている。
【0056】このように配置することによって、読取り
位置において中間転写ベルト1A表面は正しくレンズ8
と所定の間隔を保持することができ、レジストレーショ
ン補正用のパターン画像の読取りにおいて、読取り誤差
等が発生するのを防止することができる。
【0057】なお、上述の実施の形態中においてはレジ
ストレーション補正用のパターン画像を読み取る読取り
手段として、照明ランプ、集光レンズ、反射ミラー、C
CD等で構成されるものとして説明したが、読取り方式
としてはこれに限られるものではない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
レジストレーション補正用のパターン画像を読み取る読
取り手段に対して、転写ベルトを挟んで対向する位置
に、転写ベルトの裏面に接触するような背面支持部材を
設けることによって、転写ベルトの波打ち、振動を押さ
え、常に転写ベルト表面と読取り部の距離とを適正に保
つことができ、レジストレーションずれを正しく検知し
て色ずれのない良好なから画像を形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図。
【図2】レジストレーション補正用のパターン画像を示
す図。
【図3】実施の形態2の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図。
【図4】実施の形態3の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図。
【図5】実施の形態4の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図。
【図6】実施の形態4の読取り可能範囲を説明する斜視
図。
【図7】実施の形態4の別の読取り可能範囲を説明する
斜視図。
【図8】実施の形態5の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図。
【図9】実施の形態6の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図。
【図10】従来の画像形成装置の概略構成を示す縦断面
図。
【図11】従来の別の画像形成装置の概略構成を示す縦
断面図。
【符号の説明】
1 転写ベルト(転写材搬送ベルト) 1A 転写ベルト(中間転写ベルト) 2〜5 像担持体(感光ドラム) 10 検知手段(読取り手段) 20、21、22背面支持手段(背面支持板) 23、24、24A、24B押圧手段(押圧コロ) 25 背面支持手段(背面支持ローラ) 42 駆動ローラ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像形成ステーションを、複数の
    ローラに掛け渡した転写ベルトの進行方向に沿って配設
    し、それぞれの画像形成ステーションの像担持体上に形
    成した色の異なるトナー像を、前記転写ベルトに直接的
    に又は間接的に順次に転写し重ね合わせてカラーのトナ
    ー像を形成する画像形成装置において、 前記各像担持体によって前記転写ベルト表面に形成した
    レジストレーション補正用のパターン画像を検知する検
    知手段と、 該検知手段の検知結果に基づいて各色のレジストレーシ
    ョンを補正する制御手段と、を備え、 前記転写ベルトの裏面に接触する背面支持手段と、を備
    え、 前記検知手段は、前記転写材ベルトの表面における、前
    記背面支持手段が接触する裏面に対応する部分におい
    て、前記パターン画像を検知する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記転写ベルトが掛け渡される複数のロ
    ーラを有し、これらローラのうちの1つが前記背面支持
    手段を兼ねる、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記背面支持手段を兼ねるローラが、前
    記転写ベルトを駆動する駆動ローラである、 ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記背面支持手段が、前記転写ベルトの
    裏面に沿うようにして接触する平板状部材である、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記背面支持手段が、前記転写ベルトの
    裏面に接しつつ回転するローラ部材である、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記転写ベルトを前記背面支持手段に対
    して密着させる密着手段を有する、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、又は5に記載
    の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記密着手段が、前記転写ベルトを裏面
    側から表面側に向けて付勢するように配置した前記背面
    支持手段である、 ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記密着手段が、前記転写ベルトをその
    裏面側の前記背面支持手段に押圧する押圧手段である、 ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記背面支持手段が、平板状部材であ
    り、前記押圧手段が、前記平板状部材に対して前記転写
    ベルトを押圧する少なくとも3個の押圧部材である、 ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記転写ベルトが、前記複数の像担持
    体上に形成されたトナー像が順次に転写される転写材を
    担持し搬送する転写材搬送ベルトである、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、又は9に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記転写ベルトが、前記複数の像担持
    体上に形成されたトナー像が順次に転写される中間転写
    ベルトである、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、又は9に記載の画像形成装置。
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