JP2002221841A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002221841A
JP2002221841A JP2001016090A JP2001016090A JP2002221841A JP 2002221841 A JP2002221841 A JP 2002221841A JP 2001016090 A JP2001016090 A JP 2001016090A JP 2001016090 A JP2001016090 A JP 2001016090A JP 2002221841 A JP2002221841 A JP 2002221841A
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JP
Japan
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color shift
image forming
color
speed
forming apparatus
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JP2001016090A
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English (en)
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Itsutaka Miyamoto
厳恭 宮本
Kenji Watanabe
健二 渡辺
Seiji Ohata
征児 尾畑
Tsutomu Imaizumi
力 今泉
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置内部の温度変化による色ズレに対し、色
ズレ検知を行わず、または検知の実行回数を低減して、
また装置内部の温度の測定を必要とせずに、色ズレ補正
を実施可能とすることである。 【解決手段】 速度検出手段で検出した転写材搬送ベル
ト速度に基づき、ベルト速度を一定に制御するのに与え
る駆動ローラのモータ回転制御値は、装置内部の温度を
モニタしていることになり、温度変化による主走査幅色
ズレ、副走査書出し色ズレは、回転制御値の変化とスキ
ャナ部の変化による色ズレ量との間に相関がある(図
4)。この相関するモータ回転制御値と色ズレ量の情報
を予めテーブル化しておき、環境の変化や連続プリント
による温度上昇等でモータ制御値が変化した際、テーブ
ルからスキャナ部で発生する色ズレ量を推定して、色ズ
レ補正装置で色ズレ量に応じてスキャナのレーザ発光を
コントロールする等の色ズレ補正を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンター
やカラー複写機のように、複数の画像形成部で形成され
た画像を順次重ね合わせることによってカラー画像を得
る画像形成装置に関し、特に画像の色ズレを補正する色
ズレ補正技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式によるカラー画像形
成装置の普及にともない、カラー画像の画質に対する要
求に加え、画像出力の高速化に対する要求が高まってお
り、この要求に応えるために、いくつかの画像形成方式
が提案されている。
【0003】その代表的な例は、像担持体としての感光
ドラムと画像書き込み手段としてのスキャナ等とを有す
る画像形成部を複数備える装置形式を採るものが多く、
この各画像形成部で形成された各色の画像の転写方式と
しては、各画像形成部に転写材搬送ベルトと呼ばれるベ
ルトで搬送された転写材上に各色の画像を順次重ねて転
写を行っていくか、中間転写ベルトと呼ばれる中間転写
体に各色画像を順次重ねて転写した後、転写材上に一括
して転写するものが挙げられる。
【0004】この種の画像形成装置では、各画像形成部
相互の位置関係がくるったり、転写材搬送ベルトや中間
転写ベルトのスピードが変わったりすると、転写材に対
する各色の転写位置が所望の位置にならず、各色相互間
の色ズレが発生する。
【0005】この色ズレの具体的な種類について図を用
いて説明する。色ズレは各色相互間の全てにおいて発生
の可能性があるが、その様子は同様であるので、便宜
上、マゼンタとブラックの2色間について説明する。
【0006】図5は、スキャナと感光ドラムの距離が2
色間でずれた場合の色ズレを示す。図5(a)に示すよ
うに、ブラックのスキャナ34kと感光ドラム31の距
離が、マゼンタのスキャナ34mのそれよりも長い場
合、感光ドラム1に対するブラックスキャナ34kによ
る主走査方向(感光ドラム1の長手方向)の光走査幅
は、マゼンタスキャナ34mによる光走査幅よりも長く
なるので、図5(b)に示すように、主査方向に感光ド
ラム31の外側ほど大きくなる色ズレが発生する。この
色ズレを主走査幅色ズレと呼ぶ。
【0007】図6は、2色のスキャナのうち、ブラック
のスキャナ34kが主走査方向と同方向の矢印方向にず
れた場合の色ズレを示す。各スキャナ34m、34k
は、予め規定されたタイミングで主走査方向のレーザ点
灯を開始するので、図6(a)に示すように、スキャナ
そのものの位置が主査方向にずれていると、図主走査方
向の色ズレが発生する。この色ズレを主走査書出し色ズ
レと呼ぶ。
【0008】図7は、2色のスキャナ34m、34kの
間隔が設定値よりも長くなった場合の色ズレを示す。各
スキャナ34m、34kは、予め規定されたタイミング
で主走査方向のレーザ点灯を開始するので、図7(a)
において、スキャナ間の間隔が所定間隔より長くなって
いると、図7(b)に示すように、主走査方向と直行す
る副走査方向(感光ドラム1の周方向)の色ズレが発生
する。この色ズレを副走査書出し色ズレと呼ぶ。
【0009】ここでは代表的な色ズレ3種について述べ
たが、上記の他にも数種の色ズレ形態が存在する。
【0010】このような事態に対処するために、この種
の画像形成装置には、各色の色ズレ量を検知し、その情
報に基づいて色ズレ補正を行う方式を採っているものが
多い。具体的には、各色の色ズレ(レジストレーショ
ン、略してレジスト)を検知するためのマークとして色
ズレ検知パターン(レジストパターン)をベルト上に形
成し、そのレジストパターンをベルトの対向上に設けた
検知センサで検知する。そして検知センサで検知された
色ズレ情報に基づいて、レーザ点灯のタイミングを変更
したり、レーザ点灯の間隔を変えたりする方法によっ
て、色ズレの補正を行っている。
【0011】上記の各色相互間の色ズレを起こす要因に
は、静的なものと動的なものとがある。画像形成装置の
各画像形成部の部品やその組立精度のバラツキは静的要
因で、静的要因の場合は、初期に色ズレ補正処理を実施
することにより、その影響を排除した状態を継続でき
る。
【0012】画像形成装置の機内温度の変化、駆動系の
ムラ等は動的要因で、画像形成装置の使われ方等によっ
てその変化の度合いが変わってくる。たとえば連続プリ
ント時、機内温度が大きく上昇することは避けられな
い。しかし、機内温度上昇があっても、上記の色ズレ補
正処理を行えば、再び色ズレのない良好な画像を得るこ
とが可能である。
【0013】しかしながら、この色ズレ補正処理は画像
シーケンス開始前に実行する必要があり、通常の画像シ
ーケンス開始までに補正処理の時間をある程度要する。
このため本来ならば、プリントコマンドがパソコン等か
ら送られてきて、すぐ通常の画像形成シーケンスに入り
たいところであるのが、その前に色ズレ補正処理が入っ
てしまい、ユーザーがプリントコマンドを送ってから、
プリント出力画像を手に出来るまでの時間が長くなると
いう問題が発生する。
【0014】また色ズレ補正処理終了後、さらなる色ズ
レがどの程度発生するかは、装置の使用状態に応じて温
度上昇度合いが異なるため、まちまちになる。すなわち
どのタイミングで色ズレ補正処理を行えばよいのか、時
間的予測がつきにくい。一方、予め色ズレ補正処理のタ
イミングを限定して設定すると、本来必要のない色ズレ
補正処理を頻繁に行うことになって、画像生産性を著し
く低下させたり、逆に色ズレを補正しなければならない
状態であるにもかかわらず、色ズレ補正処理がかから
ず、画質の低下した画像しか得られなくなるという問題
が発生する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このような問題に対
し、従来は以下のような提案がなされてきた。例えば、
特許第2625130号は、画像形成装置内部の温度を
検出する温度検出手段を新たに設けて、その温度情報に
基づいて色ズレ補正処理の実行タイミングを制御するも
のである。
【0016】また、特開平8−286566号は、上記
と同様、新たに設けた温度検出手段による装置内部の温
度情報に基づいて色ズレ補正処理の実行タイミングを制
御するが、その温度検出手段の配置場所を画像形成手段
を支持するフレームの近傍等とすることにより、画像形
成手段により近いところで温度を検知して、色ズレ補正
処理の実行タイミングをより適切なものにしようとする
ものである。
【0017】上記の方法によれば、いずれも、色ズレ補
正の実行タイミングを適切化するので、色ズレ補正の実
行頻度を低減できるが、色ズレ補正処理そのものをなく
すことはできない。また、温度検出手段を別途設ける必
要があるため、製品のコストが上がってしまう等の問題
がある。
【0018】本発明の目的は、装置内部の温度変化によ
る色ズレに対し、色ズレ検知を行わず、または色ズレ検
知の実行回数を低減して、また装置内部の温度の測定を
必要とせずに、色ズレ補正を実施することができ、色ズ
レ補正にともなう画像形成休止時間を最小限に留めるこ
とを可能とした画像形成装置を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
トナー像が形成される複数の像担持体と、転写材を搬送
する転写材担持体と、前記複数の像担持体から前記転写
材に転写される複数色のトナー像間の色ズレを補正する
補正手段とを備えた画像形成装置において、前記転写材
搬送体の速度を検出する速度検出手段を有し、前記速度
検出結果を用いて色ズレ補正を行うことを特徴とする画
像形成装置である。
【0020】本発明によれば、前記転写材搬送体の速度
と前記複数色間の色ズレ量の関係を示すテーブルを備
え、前記速度検出結果を用いて前記テーブルに基づき色
ズレ補正を行う。前記転写材搬送体の移動方向と同方向
の色ズレを補正する。前記転写材搬送体の移動方向と直
交する方向の色ズレを補正する。前記速度検出結果に基
づき前記転写材搬送体の速度を所定速度に制御する。
【0021】また本発明は、トナー像が形成される複数
の像担持体と、転写材を搬送する転写材担持体と、前記
複数の像担持体から前記転写材担持体に転写された複数
色の色ズレパターン間の色ズレ量を検知する検知手段
と、前記複数の像担持体から前記転写材に転写される複
数色のトナー像間の色ズレを補正する補正手段とを備え
た画像形成装置において、前記転写材搬送体の速度を検
出する速度検出手段を有し、前記速度検出結果を用いて
色ズレ補正を行うことを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0022】本発明によれば、前記転写材搬送体の速度
と前記複数色間の色ズレ量の関係を示すテーブルを備
え、前記速度検出結果を用いて前記テーブルに基づき色
ズレ補正を行う。前記色ズレ量の検知結果とそのときの
転写材搬送体の速度検出結果とを記憶する記憶手段を有
し、前記速度検出結果を用いて前記記憶手段の記憶内容
に基づき色ズレ補正を行う。前記色ズレ量の検知結果に
基づき色ズレ補正をさらに実施可能である。前記速度検
出結果に基づく色ズレ補正と前記色ズレ量の検知結果に
基づく色ズレ補正の実行をユーザーが任意に選択可能で
ある。
【0023】また本発明は、トナー像が形成される複数
の像担持体と、前記複数の像担持体から複数色のトナー
像が転写される中間転写体と、前記中間転写体から転写
材に転写される複数色のトナー像間の色ズレを補正する
補正手段とを備えた画像形成装置において、前記中間転
写体の速度を検出する速度検出手段を有し、前記速度検
出結果を用いて色ズレ補正を行うことを特徴とする画像
形成装置である。
【0024】本発明によれば、前記中間転写体の速度と
前記複数色間の色ズレ量の関係を示すテーブルを備え、
前記速度検出結果を用いて前記テーブルに基づき色ズレ
補正を行う。前記中間転写体の移動方向と同方向の色ズ
レを補正する。前記中間転写体の移動方向と直交する方
向の色ズレを補正する。前記速度検出結果に基づき前記
中間転写体の速度を所定速度に制御する。
【0025】また本発明は、トナー像が形成される複数
の像担持体と、前記複数の像担持体から複数色のトナー
像が転写される中間転写体と、前記中間転写体に転写さ
れた複数色の色ズレパターン間の色ズレ量を検知する検
知手段と、前記中間転写体から前記転写材に転写される
複数色のトナー像間の色ズレを補正する補正手段とを備
えた画像形成装置において、前記中間転写体の速度を検
出する速度検出手段を有し、前記速度検出結果を用いて
色ズレ補正を行うことを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0026】本発明によれば、前記中間転写体の速度と
前記複数色間の色ズレ量の関係を示すテーブルを備え、
前記速度検出結果を用いて前記テーブルに基づき色ズレ
補正を行う。前記色ズレ量の検知結果とそのときの中間
転写体の速度とを記憶する記憶手段を有し、前記速度検
出を用いて前記記憶手段の記憶内容に基づき色ズレ補正
を行う。前記色ズレ量の検知結果に基づき色ズレ補正を
さらに実施可能である。前記速度検出結果に基づく色ズ
レ補正と前記色ズレ量の検知結果に基づく色ズレ補正の
実行をユーザーが任意に選択可能である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0028】実施例1 まず、本発明で使用する画像形成装置全体の基本構成に
ついて、図1により説明する。
【0029】図1に示すカラー画像形成装置は、装置本
体Aに、上下方向に直線状に並設されたイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)の4つの画像形成手段を具備し、それぞれ像担持
体として感光ドラム(ドラム状電子写真感光体)31
y、31m、31c、31kを備え、各感光ドラム31
(31y〜31k)に対向して転写材担持体である転写
材搬送ベルトが配置されている。
【0030】各感光ドラム31y、31m、31c、3
1kの周囲には、その回転方向上流側から順に、帯電器
33y、33m、33c、33k、露光手段(スキャ
ナ)34y、34m、34c、34k、現像手段35
y、35m、35c、35k、クリーニング手段36
y、36m、36c、36kが配置され、また搬送ベル
ト31を挟んで感光ドラム31y、31m、31c、3
1kに対向する位置には、転写手段として転写ローラ3
8y、38m、38c、38kが配置されている。
【0031】本例では、上記の感光ドラム31(31a
〜31k)と、帯電器33(33y〜33k)、現像手
段35(35y〜35k)およびクリーニング手段36
(36y〜36k)とは、一体的にカートリッジ化し
て、プロセスカートリッジ37(37y、37m、37
c、37k)として装置本体Aに着脱可能に構成されて
いる。
【0032】感光ドラム31は、直径30mmのアルミ
ニウム製のシリンダの外周面に有機光導電体(OPC)
の層を塗布形成して構成されており、その両端部をフラ
ンジにより回転自在に支持されている。感光ドラム31
は、一方の端部に図示しない駆動モータから駆動力を伝
達することにより、反時計回り方向に回転駆動される。
本例では、感光ドラム31の配置は、上下両端のイエロ
ー、ブラックの感光ドラム31y、31kに対し中側2
個のマゼンタ、シアンの感光ドラム31m、31cが1
mm程度搬送ベルト32側に突出されている。しかし、
このような突出配置でなくともよく、感光ドラム31を
4つとも直線状に配置することができる。
【0033】感光ドラム31は矢印方向の回転過程でス
キャナ34により静電潜像が形成される。スキャナ34
はポリゴンミラーを有し、図示しないレーザダイオード
から発生された画像信号に対応するレーザ画像光をポリ
ゴンミラーに照射し、ポリゴンミラーで走査して感光ド
ラム31の表面に照射し、感光ドラム31の表面に静電
潜像を形成する。
【0034】感光ドラム31上に形成された静電潜像は
現像手段35によって現像される。現像手段35a、3
5b、35c、35dは、各々イエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックの各色のトナーを収容したトナー収容部
39y、39m、39c、39kに、現像ローラ40
y、40m、40c、40k等を備えなっている。本例
では、トナーは帯電極性が負極性のものを使用した。現
像ローラ40(40y〜40k)は、感光ドラム31の
表面に隣接して設置され、図示しない駆動部により回転
駆動され、その表面に担持したトナーを感光ドラム31
と対向した現像部へ搬送する。そして現像ローラ31に
図示しない現像バイアス電源から印加した現像バイアス
電圧により、現像部でトナーを感光ドラム31の潜像に
付着して現像し、潜像をトナー画像として可視化する。
【0035】装置本体Aの下部には給送カセット41が
設置され、そこに転写材Sが収容されている。給紙カセ
ット41内の転写材Sは、半月状の間欠回転するピック
アップローラ42と、このローラ42に圧接された分離
パッド43とにより分離給送されてレジストローラ対4
4に到達し、ついでレジストローラ対44により所定の
タイミングで搬送ベルト32に送られる。
【0036】搬送ベルト32は、2軸の駆動ローラ48
および従動ローラ49と、駆動ローラ48のすぐ下流に
位置する従動ローラ50と、搬送ベルト32にテンショ
ンを付与するテンションローラ51の計4本のローラに
より、回転可能に張架支持されている。搬送ベルト32
は、モータ53で駆動ローラ48を回転することによ
り、駆動ローラ48により図の矢印方向に回転駆動され
る。
【0037】この搬送ベルト32は、通常1010〜10
14Ωcmの体積抵抗率を有する厚さ100〜150μm
のエンドレスのフィルム状部材で形成されている。ここ
で、体積抵抗率はJISK6911の規定に準じた測定
プローブを用い、ADVANTEST社製の高抵抗計R
8340を使用して、印加電圧100Vの条件で測定
し、得られた値を搬送ベルト32の厚さで割って正規化
したものである。
【0038】搬送ベルト32の転写材搬送方向最上流側
の位置には、搬送ベルト32を挟んで従動ローラ49と
対向した吸着ローラ52が配置されている。レジストロ
ーラ44から送られた転写材Sは、吸着ローラ52によ
り搬送ベルト32との間で挟持され、これと同時に吸着
ローラ52にバイアス電圧が接地した従動ローラ49を
対向極として印加される。これにより吸着ローラ52と
従動ローラ49との間で電界が形成され、その間の搬送
ベルト32および転写材Sが誘電分極されて両者に静電
吸着力が生じ、転写材Sが搬送ベルト32の表面に静電
吸着される。
【0039】搬送ベルト32上に吸着担持された転写材
Sは、搬送ベルト32の矢印方向の回転にともない各画
像形成部の感光ドラム31と転写ローラ38との間の転
写位置に搬送され、各感光ドラム31上のトナー画像が
転写ローラ38により順次重ねて転写される。
【0040】転写ローラ38(38a〜38k)は感光
ドラム31に対向設置され、搬送ベルト32を介して感
光ドラム31に当接している。転写ローラ38は図示し
ない転写バイアス電源に接続されており、電源から転写
ローラ38を介して正極性の帯電バイアスを搬送ベルト
32に印加することにより、正極性の電荷が転写材Sに
付与され、この電荷により転写部で電界が発生して、感
光ドラム31上の負極性のトナー画像が転写材Sに転写
される。
【0041】このようにして4色のトナー画像の転写が
終了した転写材Sは、定着装置45に搬送され、定着装
置45の駆動回転される加熱ローラ45aと、これに圧
接して従動回転する加圧ローラ45bとの当接ニップ部
に挿入される。当接ニップ部に挿入された転写材Sは、
当接ニップ部を通過する間に加熱および加圧されてトナ
ー画像が定着され、転写材Sに4色フルカラーの永久画
像が形成され、その後、排出ローラ対46により装置本
体A上部の排出トレイ47上に排出される。
【0042】本画像形成装置は、図1に示すように、搬
送ベルト32の駆動ローラ48の周上に配置した色ズレ
検知センサ54を備えている。本実施例では、検知セン
サ54は発光素子と受光素子を備えたフォトセンサから
なる。この検知センサ54の配置位置は、駆動ローラ4
8の周上でなく、搬送ベルト32のその他の張架ローラ
49、50、51の周上でもかまわない。また搬送ベル
ト32の裏面に摺動する平面バックアップ部材を設け
て、その対向面に検知センサを配置してもよい。
【0043】イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの
4色の画像のうち、どの色を基準として色ズレを検知す
るかは種々設定が可能であるが、ここでは、ブラックを
基準としてそれに対する色ズレを検知する方法について
述べる。またブラックに対するマゼンタの色ズレを検知
する方法について説明するが、ブラックに対して他のイ
エロー、シアンの色ズレを検知する場合も同様なので、
その説明は省略する。
【0044】画像形成装置は図示しない色ズレ補正装置
を有し、その補正装置により、スキャナ34m、34k
のレーザ発光をコントロールして、マゼンタとブラック
の色ズレ検知パターン(レジストパターン)を感光ドラ
ム31m、34kに形成し、これを搬送ベルト32に直
接転写して、搬送ベルト32上にマゼンタとブラックの
レジストパターンを重ね合わせずに形成する。この際、
画像形成装置は、色ズレ検知モードとされ、転写材は搬
送ベルト32に搬送されない。
【0045】搬送ベルト32上に形成されたマゼンタの
パターンとブラックのパターンは、搬送ベルト32の回
転により搬送されて検知センサ54の下を通過し、検知
センサ54によりマゼンタとブラックのパターン間の間
隔が時間をパラメータとして計測され、予め設定した基
準間隔に対する間隔のズレ量、つまり色ズレ量が検出さ
れる。その後、検出した色ズレ量に基づき、露光手段3
4mまたは34kのレーザ発光をコントロールして、ブ
ラックに対するマゼンタの色ズレを補正する。
【0046】本画像形成装置は、色ズレ補正処理を実施
するにあたり、搬送ベルト32のクリーニングを行う。
搬送ベルト32上に残存トナーがあるとパターンの誤検
知の可能性があるからである。このクリーニングは、搬
送ベルト32上の残存トナーを感光ドラム31に回収す
る方法で行われ、搬送ベルト32を感光ドラム31に対
し相対的に速度差を持たせながら駆動し、転写ローラ3
8y、38m、38c、38kの順に転写バイアスを逆
−正−逆−正(正は転写時と同極性)と印加することに
より、残存トナーを感光ドラム31に回収する。
【0047】これらの作業時間の一例を挙げると、色ズ
レ補正処理前の搬送ベルト32のクリーニングに約8秒
の時間を要し、その後、検知センサ54で搬送ベルト3
2上のレジストパターンの順次測定する時間に約7秒、
さらにそのレジストパターンをクリーニングするのに8
秒かかり、最低で合計23秒が必要とされる。
【0048】さて、本発明では、搬送ベルト32の速度
を検出して速度制御をしている。搬送ベルト32を駆動
する駆動ローラ48は、図2に示すように、金属の芯金
48aに、摩擦力を得るためのゴム層48bを厚さ1.
2mmに巻き付けて形成されている。この駆動ローラ4
8の外径は、製造時±0.2%程度の範囲でばらつきが
あり、予め決めておいたモータの回転数で駆動を行う
と、駆動ローラ48の外径のばらつきが速度のばらつき
となって現れる。またプリントの継続等により画像形成
装置内部の温度が上昇すると、駆動ローラ48の温度も
上昇するので、駆動ローラの直径も熱膨張により増加す
る。駆動ローラ48のゴム層48bの厚さにもよるが、
本実施例では厚さ1.2mmとしたので、温度が1℃変
化すると、搬送ベルト32の速度はおよそ0.007%
変化し、この速度変化を色ズレ量に換算すると約15μ
mとなる。実際の連続プリントにおいては、温度上昇が
10℃程度はあり、その際は150μmの色ズレとなる
ため、搬送ベルト32の速度を検出して、速度制御する
ことが必要となってくる。
【0049】本実施例では、図3に示すように、搬送ベ
ルト32の従動ローラ50に光学的な速度検出手段61
を設置した。この速度検出手段61は、従動ローラ50
の一方の端部に設けた切欠部(Dカット)を有する軸6
4と、これを挿入したフォトセンサ62とからなってい
る。センサ62の発光部から発射した光の受光部への光
路を軸63が遮断していたのが、従動ローラ50の回転
により軸63の切欠部(Dカット)が光路に位置する
と、発光部からの光が切欠部(Dカット)を通って受光
部に受光される。これにより従動ローラが1回転するご
とに1パルスを発生するように構成してある。
【0050】搬送ベルト32の速度が速くなれば従動ロ
ーラ50の単位時間当たりの回転数が増し、速度検出手
段61で発生するパルスの時間間隔が短くなるので、パ
ルス時間間隔を測定すれば搬送ベルト32の速度が検出
される。そこで、発生するパルス時間間隔を制御部63
で検知し、その情報よりパルス時間間隔が所定値になる
ように、つまり搬送ベルト32の速度が所定速度になる
ように、制御部63から駆動ローラ48のモータ53の
回転を所定値(回転制御値)にコントロールする信号を
送って、モータ53により駆動ローラ48を回転すれ
ば、搬送ベルト32は常時、所定の速度(本実施例では
約100mm/秒)で回転駆動される。
【0051】本実施例では、このような搬送ベルトの速
度制御を行っている。これにより、画像形成装置内部の
温度上昇等による搬送ベルト32の速度変化を防止で
き、上述した搬送ベルト32の速度変化に起因する色ズ
レを防止することができる。
【0052】ところが、従来技術の項で述べたように、
画像形成装置が置かれている環境の温度変化や連続プリ
ントによる温度上昇は、この搬送ベルト32の速度変化
に起因する色ズレをもたらすだけでなく、その他の種々
の色ズレにも影響を及ぼす。
【0053】たとえば、スキャナ34と感光ドラム31
の距離は、距離を決めている部材が温度上昇すると、熱
膨張により増加することになるが、この温度上昇が各色
間で異なると、すなわち各色間でスキャナ34と感光ド
ラム31の距離が異なると、前述した図5に示す主走査
幅色ズレが発生する。また各スキャナ34の間隔が同様
な理由で変化すると、前述した図7に示す副走査書出し
色ズレが発生する。
【0054】本発明の大きな特徴は、このような装置内
部の温度変化による色ズレに対し、レジストパターン検
知(色ズレ検知)動作を行うことなく、かつ装置内部の
温度を検出せずに、色ズレ補正を実施可能としたことで
ある。以下、説明する。
【0055】前述したモータ53の回転制御値の変化
は、画像形成装置内部の温度の変化に端を発して起きる
ので、逆に見れば、装置内部の温度をモニタしているこ
とになる。つまり、この回転制御値の情報により、スキ
ャナ部の温度がどの位かを予測できることになる。
【0056】以上から、モータ53の回転制御値の変化
とスキャナ部の変化による色ズレ量の関係を、図5に示
した主走査幅色ズレと図7に示した副走査書出し色ズレ
とについて実験により求めてみた。その結果を図4に示
す。図4に示されるように、両者の色ズレとも、モータ
回転制御値と色ズレ量との間に相関があることがわか
る。
【0057】そこで、本実施例では、この相関するモー
タ回転制御値と色ズレ量の情報を予めテーブル化して、
画像形成装置の画像制御部CPUに記憶させ、環境の変
化や連続プリントによる温度上昇等でモータ53の制御
値が変化した際、テーブルからスキャナ部で発生する色
ズレ量を推定するようにした。そして色ズレ補正装置を
作動させて、推定した色ズレ量の情報からその色ズレ量
に応じてスキャナのレーザ発光をコントロールする等の
色ズレ補正を行わせた。
【0058】したがって、本実施例によれば、装置内部
の温度変化による色ズレに対し、色ズレ検知動作を行う
ことなく、かつ新たに温度センサを設けて装置内部の温
度を測定せずに、色ズレ補正を行うことができる。
【0059】なお、本実施例においては、モータ回転制
御値と色ズレ量の相関情報を予めテーブル化して、画像
形成装置の画像制御部CPUに記憶させたが、この相関
情報を式にして、持たせておいてもよい。
【0060】実施例2 実施例1では、モータ53の回転制御値の変化とスキャ
ナ部の変化による色ズレ量の関係を予めテーブル化し
て、画像形成装置内のCPUに記憶させたが、本実施例
は、その両者の関係を画像形成装置に学習させる機能を
持たせた。
【0061】具体的には、レジストパターン検知(色ズ
レ検知)による色ズレ補正処理を実施した際、そのとき
のモータ53の回転制御値を測定し、レジストパターン
検知により測定された色ズレ量と、測定されたモータ5
3の回転制御値を記憶手段に順次記憶させるようにし
た。
【0062】本実施例では、このように、レジストパタ
ーン検知による色ズレ補正処理時のモータ回転制御値の
変化とスキャナ部の変化による色ズレ量の関係を学習す
るようにさせたので、画像形成装置個々に、モータ回転
制御値の変化とスキャナ部の変化による色ズレ量の相関
に多少のズレがあった場合でも、その影響を無くすこと
が可能となる。またユーザーの使用環境下において実際
の学習を行うので、環境変動による誤差をさらに低減さ
せることも可能である。
【0063】実施例3 実施例1〜2では、レジストパターン検知による色ズレ
補正処理と、モータ回転制御値の変化による色ズレ補正
処理の実行タイミングを特に限定しなかった。
【0064】これに対し、本実施例は、色ズレ量と画像
形成装置内部の温度には密接な関係があること、および
その温度は実施例1で述べた速度制御手段の情報により
予測が付くことを利用して、レジストパターン検知によ
る色ズレ補正処理を実行するか、モータ回転制御値の変
化による色ズレ補正処理を実行するかの別を、速度制御
手段の情報に基づいて制御することを可能とし、それに
よって不必要な色ズレ検知動作を避けることを図った。
【0065】具体的には、前述したモータ53の回転制
御値が、基準値に対して所定値N%、たとえば5%を越
えた場合には、色ズレ検知動作なしによる色ズレ補正処
理を行わずに、色ズレ検知動作を行い、その情報を基に
色ズレ補正する通常の色ズレ補正処理を行うようにし
た。
【0066】本実施例では、上記のN値を0.5%とし
たが、N値は画像形成装置の持つ特徴によって適宜設定
すればよい。
【0067】本実施例によれば、不必要な色ズレ検知動
作を避けることができる。
【0068】実施例4 本実施例では、画像形成装置に対しユーザーが求める画
質の要求の高さに応じて、レジストパターン検知による
色ズレ補正処理と、モータ回転制御値の変化による色ズ
レ処理の実行の別を規定する、モータ回転制御値N値
(%)を自由にユーザー自身が設定変更できるようにし
た。
【0069】例えば、色ズレをあまり気にしないユーザ
ーは、色ズレ検知動作が頻繁に入らないように、モータ
53の回転制御値が基準値に対して、N値が1.5%を
越えた場合にのみ、色ズレ検知動作が入るように設定
し、色ズレに対して非常に敏感なユーザーは、N値が
0.3%を越えたら色ズレ検知動作に入るように設定可
能とする。
【0070】本実施例では、このように、ユーザーにN
値の選択性を持たせたので、各々のユーザーに、より適
した色ズレのレベルを確保しつつ、色ズレ検知動作の回
数を低減し、画像形成装置で画像形成ができなくなる休
止時間を低減することが可能となる。
【0071】以上の実施例1〜4では、いずれも、転写
材搬送ベルトを有し、感光ドラム上のトナー画像を搬送
ベルトで担持搬送した転写材に直接転写して、転写材に
画像を得る画像形成装置について、本発明を適用した場
合を説明したが、本発明は、中間転写ベルトを有し、感
光ドラム上のトナー画像を記録材に転写する前に一旦、
中間転写ベルトに転写し、ついで中間転写ベルトから転
写材に転写して、転写材に画像を得る画像形成装置にも
適用することができる。同様に、中間転写ベルトの速度
を検出し、その速度検出結果を用いて中間転写ベルトの
速度を制御するとともに、そのとき得られる駆動モータ
の回転制御値情報により、色ズレ補正処理や色ズレ補正
処理実行のタイミンング制御を行うことができる。
【0072】また、転写材そのものの速度を検出して、
その速度を制御するとともに、そこから得られる情報に
より色ズレ補正処理や色ズレ補正処理実行のタイミンン
グ制御を行うようにしてもよい。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像形成装置内部の温度変化による色ズレに対し、温度
変化による影響を受ける転写材搬送ベルトや中間転写ベ
ルトの速度を検出して、その速度検出結果により色ズレ
補正を行うようにしたので、レジストパターンによる色
ズレ検知動作を行わずに、色ズレ補正処理を実行でき、
また装置内部の温度を検出する温度センサを設置する必
要がない。また色ズレ検知による色ズレ補正処理と、ベ
ルト速度検出による色ズレ処理の実行タイミングを制御
することによって、色ズレ検知による色ズレ補正で装置
の画像形成が休止する時間を最小限にとどめることがで
き、また休止時間を最小限に留めても、色ズレの少ない
高品位なカラー画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用する画像形成装置を示す概略図で
ある。
【図2】図1の画像形成装置に設置された転写材搬送ベ
ルトの駆動ローラを示す断面図である。
【図3】図2の搬送ベルトの従動ローラに速度検出手段
を設置したところを示す斜視図である。
【図4】本発明の色ズレ補正制御に使用するモータ回転
制御値と色ズレの関係を示す図である。
【図5】画像形成装置の主走査幅色ズレを示す説明図で
ある。
【図6】画像形成装置の主走査書出し色ズレを示す説明
図である。
【図7】画像形成装置の副走査書出し色ズレを示す説明
図である。
【符号の説明】
31y〜31k 感光ドラム 32 転写材搬送ベルト 34y〜34k スキャナ 48 駆動ローラ 50 従動ローラ 61 速度検出手段 62 フォトセンサ 63 制御部 64 軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾畑 征児 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 今泉 力 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA16 DA20 EB06 ED24 EE03 EE08 FA30 2H030 AA01 AB02 AD17 BB42 BB44 BB53 BB56 2H032 AA15 BA09 BA18 CA00 2H072 AB09

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像が形成される複数の像担持体
    と、転写材を搬送する転写材担持体と、前記複数の像担
    持体から前記転写材に転写される複数色のトナー像間の
    色ズレを補正する補正手段とを備えた画像形成装置にお
    いて、 前記転写材搬送体の速度を検出する速度検出手段を有
    し、前記速度検出結果を用いて色ズレ補正を行うことを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記転写材搬送体の速度と前記複数色間
    の色ズレ量の関係を示すテーブルを備え、前記速度検出
    結果を用いて前記テーブルに基づき色ズレ補正を行うこ
    とを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 トナー像が形成される複数の像担持体
    と、転写材を搬送する転写材担持体と、前記複数の像担
    持体から前記転写材担持体に転写された複数色の色ズレ
    パターン間の色ズレ量を検知する検知手段と、前記複数
    の像担持体から前記転写材に転写される複数色のトナー
    像間の色ズレを補正する補正手段とを備えた画像形成装
    置において、 前記転写材搬送体の速度を検出する速度検出手段を有
    し、前記速度検出結果を用いて色ズレ補正を行うことを
    特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記転写材搬送体の速度と前記複数色間
    の色ズレ量の関係を示すテーブルを備え、前記速度検出
    結果を用いて前記テーブルに基づき色ズレ補正を行うこ
    とを特徴とする請求項3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記色ズレ量の検知結果とそのときの転
    写材搬送体の速度検出結果とを記憶する記憶手段を有
    し、前記速度検出結果を用いて前記記憶手段の記憶内容
    に基づき色ズレ補正を行うことを特徴とする請求項3の
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記色ズレ量の検知結果に基づき色ズレ
    補正をさらに実施可能であることを特徴とする請求項3
    の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記速度検出結果に基づく色ズレ補正と
    前記色ズレ量の検知結果に基づく色ズレ補正の実行をユ
    ーザーが任意に選択可能であることを特徴とする請求項
    6の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記転写材搬送体の移動方向と同方向の
    色ズレを補正することを特徴とする請求項1〜7のいず
    れかの項に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記転写材搬送体の移動方向と直交する
    方向の色ズレを補正することを特徴とする請求項1〜7
    のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記速度検出結果に基づき前記転写材
    搬送体の速度を所定速度に制御することを特徴とする請
    求項1〜9のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 トナー像が形成される複数の像担持体
    と、前記複数の像担持体から複数色のトナー像が転写さ
    れる中間転写体と、前記中間転写体から転写材に転写さ
    れる複数色のトナー像間の色ズレを補正する補正手段と
    を備えた画像形成装置において、 前記中間転写体の速度を検出する速度検出手段を有し、
    前記速度検出結果を用いて色ズレ補正を行うことを特徴
    とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記中間転写体の速度と前記複数色間
    の色ズレ量の関係を示すテーブルを備え、前記速度検出
    結果を用いて前記テーブルに基づき色ズレ補正を行うこ
    とを特徴とする請求項11の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 トナー像が形成される複数の像担持体
    と、前記複数の像担持体から複数色のトナー像が転写さ
    れる中間転写体と、前記中間転写体に転写された複数色
    の色ズレパターン間の色ズレ量を検知する検知手段と、
    前記中間転写体から前記転写材に転写される複数色のト
    ナー像間の色ズレを補正する補正手段とを備えた画像形
    成装置において、 前記中間転写体の速度を検出する速度検出手段を有し、
    前記速度検出結果を用いて色ズレ補正を行うことを特徴
    とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記中間転写体の速度と前記複数色間
    の色ズレ量の関係を示すテーブルを備え、前記速度検出
    結果を用いて前記テーブルに基づき色ズレ補正を行うこ
    とを特徴とする請求項13の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記色ズレ量の検知結果とそのときの
    中間転写体の速度とを記憶する記憶手段を有し、前記速
    度検出を用いて前記記憶手段の記憶内容に基づき色ズレ
    補正を行うことを特徴とする請求項13の画像形成装
    置。
  16. 【請求項16】 前記色ズレ量の検知結果に基づき色ズ
    レ補正をさらに実施可能であることを特徴とする請求項
    13の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記速度検出結果に基づく色ズレ補正
    と前記色ズレ量の検知結果に基づく色ズレ補正の実行を
    ユーザーが任意に選択可能であることを特徴とする請求
    項16の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記中間転写体の移動方向と同方向の
    色ズレを補正することを特徴とする請求項11〜17の
    いずれかの項に記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記中間転写体の移動方向と直交する
    方向の色ズレを補正することを特徴とする請求項11〜
    17のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記速度検出結果に基づき前記中間転
    写体の速度を所定速度に制御することを特徴とする請求
    項11〜19のいずれかの項に記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005338164A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Kyocera Mita Corp 多色画像形成装置
JP2006011253A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
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