JP2000293009A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000293009A JP9701599A JP9701599A JP2000293009A JP 2000293009 A JP2000293009 A JP 2000293009A JP 9701599 A JP9701599 A JP 9701599A JP 9701599 A JP9701599 A JP 9701599A JP 2000293009 A JP2000293009 A JP 2000293009A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄いハーフトーン画像等の場合でも濃度ムラ
(ガサツキ)の発生を抑えて高画質な画像を得ることが
できるようにする。 【解決手段】 現像装置4にシアン、マゼンタ、イエロ
ー、ブラックの各色の第1トナーによって各色のトナー
像を感光ドラム1上に形成する各現像器を備え、更に、
前記第1シアントナーに、最大反射濃度が前記第1シア
ントナーより小さいシアン色の第2シアントナーを混ぜ
ると共に、前記第1マゼンタトナーに、最大反射濃度が
前記第1マゼンタトナーより小さいマゼンタ色の第2マ
ゼンタトナーを混ぜ、かつ、前記第2シアントナー、前
記第2マゼンタトナーの平均粒径が、前記第1シアント
ナー、前記第1マゼンタトナーの平均粒径よりも2μm
以上小さいようにすることにより、薄いハーフトーン画
像等の場合でも濃度ムラ(ガサツキ)の発生を抑えて高
画質な画像を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を利
用してカラー画像形成を行う複写機、プリンタ、ファク
シミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー画像を形成する画像形成装置とし
ては、例えば転写ドラム(転写フィルム)上に保持され
た紙などの転写材に、像担持体である感光ドラム上に形
成される各色のトナー像を順次重ね合わせて転写するこ
とによりカラー画像を形成する画像形成装置が実用化さ
れている。
【0003】このような画像形成装置では、入力される
画像信号に基づいて感光ドラム上に形成された静電潜像
を第1色目のトナー(例えばシアン)によって現像して
トナー像を形成し、このトナー像を転写ドラム(転写フ
ィルム)上に保持された紙などの転写材に転写する。こ
の転写工程を他の3色、即ちマゼンタ、イエロー、ブラ
ックの各色のトナーについても同様に行い、転写材上に
4色のトナー像を順次重ねて転写することによってカラ
ー画像を得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うなカラー画像形成装置が例えばカラー複写機の場合、
文字原稿等ではあまり発生しないが、写真原稿等の濃度
の薄いハーフトーンのある原稿では、複写によって形成
されるカラー画像に細やかな濃度ムラが生じ易い。一般
にこの濃度ムラは「ガサツキ」と言われている。
【0005】上記濃度ムラは、視覚的にシアン、マゼン
タ、イエローの各色のうち、シアン、マゼンタが特に目
立ち易い。
【0006】このような現象は、電子写真方式の画像形
成装置に特徴的な現象であるが、図8に示すように、理
想的複写線に対して実際の複写線Aでは、複写濃度(複
写反射濃度)は低濃度領域で原稿濃度(原稿反射濃度)
よりも濃度は低く、原稿濃度の中濃度辺りから急激に複
写濃度が増加し、速やかに最大濃度に到達するという特
徴を示す。
【0007】これは、1成分現像剤であればトナーと現
像スリーブ間、2成分現像剤であれば、トナーとキャリ
ア間の付着力(主としてトナーの現像剤担持体への鏡映
力)が強力である一方でトナーの帯電量分布が不均一な
ため、現像バイアスでこれらを引き剥がし、感光ドラム
へ飛翔させようとする時、ある場所のトナーは飛翔しや
すく、また、他の場所のトナーは飛翔しにくい、といっ
たことが起こり、上述した濃度ムラが発生してしまう。
【0008】更に、本発明者の検討によれば、上記濃度
ムラの現象をより際立たせているのが、トナー1個の持
つ「濃度」が大きい事であることが分かってきた。即
ち、ハーフトーン領域ではベタ部より、圧倒的に現像さ
れるトナー量が少ない。
【0009】例えば、ある濃度を出すために必要とする
色素の量を10とする。濃いトナー1個のもつ色素の量
を7とする。淡いトナー1個のもつ色素の量を半分程度
の3とする。すると、上述したトナーの帯電量分布の問
題がないとしても、濃いトナーでは、濃度を14か7に
しかできないので、目標値10に対する濃度差のために
必然的に濃度ムラが生じる度合いが大きいが、淡いトナ
ーでは12か9となるので、その濃度差を縮めることが
でき、濃度ムラも減らせられる。
【0010】即ち、トナー1個の「濃度」が小さかった
ら、上述したように急激にトナーの付着量が増えても、
ハーフトーン領域の濃度ムラ(ガサツキ)は目立たなく
なるはずである。しかしながら、トナー1個の「濃度」
が小さかったら、最大反射濃度(図8参照)が低下して
しまうという不具合が発生する。
【0011】また、本発明者の検討によれば、感光ドラ
ム上の現像直後のハーフトーン領域のドットトナー像を
観察してみたところ、初期的には平均トナー粒径(6μ
m)よりも1〜2μm小さいトナーが集まって、そのド
ットトナー像を形成していることが分かった。
【0012】即ち、低濃度領域のトナー粒径は、全体を
形成するトナーの平均粒径よりも小さめということであ
る。これは、小さいトナーは単位重量当たりの電荷量
(トリボ)が大きく、運動性能が良いため、現像時に微
小なドットが形成する静電潜像と現像バイアスで発生す
る電界に十分追従できるからである。
【0013】一方、濃い濃度を必要とする部分には低く
(現像するトナーのトリボが低ければ低い程、同じ静電
潜像なら多くのトナーが現像される)、大きめのトナー
(より多くの色素を含む)が付着するのが良い。
【0014】そこで本発明は、薄いハーフトーン画像等
の場合でも、濃度ムラ(ガサツキ)の発生を抑えて高画
質な画像形成を行うことができる画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数色のトナー像を重ね合わせてカラー画
像を形成する電子写真方式の画像形成装置において、シ
アン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色の第1トナ
ーによって各色のトナー像を像担持体上に現像する現像
手段を備え、前記第1シアントナーに、最大反射濃度が
前記第1シアントナーより小さいシアン色の第2シアン
トナーを混ぜると共に、前記第1マゼンタトナーに、最
大反射濃度が前記第1マゼンタトナーより小さいマゼン
タ色の第2マゼンタトナーを混ぜ、かつ、前記第2シア
ントナー、前記第2マゼンタトナーの各平均粒径が、前
記第1シアントナー、第1マゼンタトナーの各平均粒径
よりも2μm以上小さいことを特徴としている。
【0016】また、前記像担持体上に形成された反射濃
度測定用トナー像の反射濃度を測定する反射濃度測定手
段を有し、該反射濃度測定手段で測定された反射濃度情
報に基づいて、前記第2シアントナー、前記第2マゼン
タトナーを、それぞれ前記第1シアントナー、前記第1
マゼンタトナーに補給することを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について説明する。
【0018】〈実施の形態1〉図1は、本発明の実施の
形態1に係る画像形成装置(本実施の形態では、転写ド
ラムを備えたフルカラーの複写機)を示す概略構成図で
ある。
【0019】図1において、Aはプリンタ部、Bはこの
プリンタ部Aの上に搭載した画像読み取り部(イメージ
スキャナ)である。
【0020】画像読み取り部Bにおいて、20は固定の
原稿台ガラスであり、この原稿台ガラス20の上面に原
稿Gを複写すべき面を下側にして載置し、その上に不図
示の原稿板を被せてセットする。21は原稿照射用ラン
プ21a、短焦点レンズアレイ21b、CCDセンサー
21c等を配置した画像読み取りユニットである。
【0021】この画像読み取りユニット21は、不図示
のコピーボタンが押されることで、原稿台ガラス20の
下側においてこの原稿台ガラス20の左辺側のホームポ
ジションから右辺側にガラス下面に沿って往動駆動さ
れ、所定の往復終点に達すると復動駆動されて始めのホ
ームポジションに戻される。
【0022】画像読み取りユニット21の往動駆動過程
において、原稿台ガラス20上の載置セット原稿Gの下
向き画像面が原稿照射用ランプ21aにより左辺側から
右辺側にかけて順次照明走査され、その照明走査光の原
稿面反射光が短焦点レンズアレイ21bによってCCD
センサー21cに結像入射する。
【0023】CCDセンサー21cは、不図示の受光
部、転送部、出力部より構成されており、受光部におい
て光信号が電荷信号に変えられて、転送部でクロックパ
ルスに同期して順次出力部へ転送され、出力部において
電荷信号を電圧信号に変換し、増幅、低インピーダンス
化して出力する。このようにして得られたアナログ信号
を周知の画像処理によりデジタル信号に変換してプリン
タ部Aに出力する。即ち、画像読み取り部Bにより原稿
Gの画像情報が時系列電気デジタル画素信号(画像信
号)として光電読み取りされる。
【0024】一方、プリンタ部Aにおいて、像担持体と
しての感光ドラム1の周囲には、一次帯電器2、現像装
置4、転写ドラム5、クリーニング装置6、前露光ラン
プ7等が設置されている。また、転写ドラム5の転写材
搬送方向下流側には定着装置9が設置され、プリンタ部
Aの上部にはレーザビーム走査露光方式の露光装置(レ
ーザ走査装置)3が設置されている。
【0025】感光ドラム1は、本実施の形態では負帯電
の有機感光体で、アルミニウム等の導電性のドラム基体
(不図示)上に光電層を有しており、所定のプロセスス
ピードで矢印方向(反時計方向)に回転駆動され、一次
帯電器2により、本実施の形態では負極性の一様な帯電
処理を受ける。
【0026】露光装置3は、画像読み取りユニット21
から入力される画像信号に基づいて感光ドラム1表面を
レーザ走査露光Lして、静電潜像を形成する。
【0027】図2は、露光装置3を示す概略構成図であ
る。この露光装置3により感光ドラム1表面をレーザ走
査露光Lする場合には、先ず画像読み取りユニット21
から入力された画像信号に基づき発光信号発生器24に
より、固体レーザ素子25を所定タイミングで明減(O
N/OFF)させる。そして、固体レーザ素子25から
放射された光信号であるレーザ光を、コリメーターレン
ズ系26によりほぼ平行な光束に変換し、更に、矢印c
方向に高速回転する回転多面鏡22により感光ドラム1
を矢印d方向(長手方向)に走査することによって、f
θレンズ群23、反射ミラー27(図1参照)により感
光ドラム1表面にレーザスポットが結像される。このよ
うなレーザ走査により感光ドラム1表面には走査分の露
光分布が形成され、更に、各走査毎に感光ドラム1表面
に対して垂直に所定量だけスクロールさせれば、感光ド
ラム1表面に画像信号に応じた露光分布が得られる。
【0028】即ち、感光ドラム1の一様帯電面に画像信
号に対応してON/OFF発光される固体レーザ素子2
5の光を高速で回転する回転多面鏡22によって走査す
ることにより、感光ドラム1表面には走査露光パターン
に対応した各色の静電潜像が順次形成されていく。本実
施の形態では、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック
の4色である。
【0029】現像装置4は、図3に示すように、シアン
トナーを収納したシアン現像器4C、マゼンタトナーを
収納したマゼンタ現像器4M、イエロートナーを収納し
たイエロー現像器4Y、ブラックトナーを収納したブラ
ック現像器4Kが回転自在な回転体4Aに支持されてお
り、感光ドラム1上に形成される静電潜像を現像して可
視像化(顕像化)する。本実施の形態では、シアン現像
器4C、マゼンタ現像器4M、イエロー現像器4Y、ブ
ラック現像器4Kによって、C(シアン)、M(マゼン
タ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の順で現像され
る。
【0030】また、本実施の形態では、トナーとして、
シアン現像器4Cにはシアントナーに同色の最大反射濃
度が前記シアントナーより小さいシアントナー(以下、
C’トナーという)を混ぜ加え、マゼンタ現像器4Mに
はマゼンタトナーに同色の最大反射濃度が前記マゼンタ
トナーより小さいマゼンタトナー(以下、M’トナーと
いう)を混ぜ加えたものを使用した。
【0031】前記シアン現像器4C、マゼンタ現像器4
M、イエロー現像器4Y、ブラック現像器4Kとして、
本実施の形態では、図4に示すような2成分現像器を用
いた。
【0032】この2成分現像器は、矢印e方向に回転駆
動される現像スリーブ30を備えており、現像スリーブ
30内にはマグネットローラ31が固定配置されてい
る。現像容器32には、現像剤Tを現像スリーブ30表
面に薄層形成するための規制ブレード33が設置されて
いる。
【0033】また、現像剤容器32の内部は、隔壁36
によって現像室(第1室)Rlと攪拌室(第2室)R2
とに区画され、攪拌室R2の上方には、トナーホッパー
34が配置されている。現像室Rlと攪拌室R2には、
それぞれ搬送スクリュー37、38が設置されている。
なお、トナーホッパー34には補給口35が設けられて
おり、トナー補給時、トナーtが該補給口35を経て攪
拌室R2内に落下補給される。
【0034】一方、現像室Rl及び攪拌室R2内には、
上記トナー粒子と磁性キャリア粒子が混合された現像剤
Tが収容されている。
【0035】トナーtとしては、バインダー樹脂に着色
剤や帯電制御剤等を添加した公知の物が使用でき、トナ
ーtの体積平均粒径は6μmである。
【0036】トナーtの体積平均粒径は、例えば下記の
測定法で測定することができる。
【0037】測定装置としては、例えばコールターカウ
ンターTA−II型(コールター社製)を用い、個数平
均分布、体積平均分布を出力するインターフェイス(日
科機製)及びCX−iパーソナルコンピュータ(キヤノ
ン製)を接続し、電解液は一級塩化ナトリウムを用い
て、1%NaCl水溶液を調整する。
【0038】測定法としては、前記電解水溶液100〜
150ml中に分散剤として界面活性剤(好ましくはア
ルキルベンゼンスルホン酸塩)を0.1〜5ml加え、
更に測定試料0.5〜50mgを加える。この試料を懸
濁した電解液は、超音波分散器で約1〜3分間分散処理
を行ない、測定装置(コールターカウンターTA−II
型)によりアパチャーとして、100μmアパチャーを
用いて2〜40μmの粒子の粒度分布を測定し、体積分
布を求める。これら求めた体積分布により、サンプルの
体積平均粒径が得られる。
【0039】一方、磁性キャリアとしては磁性体粒子の
表面に極めて薄い樹脂コーティングを施したもの等が好
適に使用され、平均粒径は5〜70μmが好ましい。キ
ャリアの平均粒径は、水平方向最大弦長で示し、測定法
は顕微鏡法によりキャリア300個以上をランダムに選
び、その径を実測して算術平均をとることによって本実
施の形態のキャリア粒径とした。
【0040】また、現像室Rl内の現像剤Tは、搬送ス
クリュー37の回転駆動によって現像スリーブ30の長
手方向に向けて搬送される。攪拌室R2内の現像剤T
は、搬送スクリュー38の回転駆動によって現像スリー
ブ30の長手方向に向けて搬送される。搬送スクリュー
38による現像剤搬送方向は、搬送スクリュー37によ
るそれとは反対方向である。
【0041】隔壁36には、紙面と垂直方向である手前
側と奥側に開口部(不図示)がそれぞれ設けられてお
り、搬送スクリュー37で搬送された現像剤Tがこの開
口部の1つから搬送スクリュー38に受渡され、搬送ス
クリュー38で搬送された現像剤Tが上記開口部の他の
1つから搬送スクリュー36に受渡される。トナーは磁
性粒子との摩擦で、静電潜像を現像するための極性に帯
電する。
【0042】アルミニウムや非磁性ステンレス銅等の非
磁性材からなる現像スリーブ30は、現像剤容器32の
感光ドラム1に近接する部位に設けた開口部に設けられ
ており、矢印e方向(反時計方向)に回転してトナー及
びキャリアの混合された現像剤Tを現像部Cに担持搬送
する。現像スリーブ30に担持された現像剤Tの磁気ブ
ラシは現像部Cで矢印a方向(時計方向)に回転する感
光ドラム1に接触し、静電潜像はこの現像部Cで現像さ
れる。
【0043】現像スリーブ30には、電源(不図示)に
より交流電圧に直流電圧を重畳した振動バイアス電圧が
印加される。静電潜像の暗部電位(非露光部電位)と明
部電位(露光部電位)は、上記振動バイアス電位の最大
値と最小値の間に位置している。これによって、現像部
Cに、向きが交互に変化する交番電界が形成される。こ
の交番電界中で、トナーとキャリアは激しく振動し、ト
ナーが現像スリーブ30及びキャリアへの静電的拘束を
振り切って静電潜像に対応して感光ドラム1表面に付着
する。
【0044】振動バイアス電圧の最大値と最小値の差
(ピーク間電圧)は1〜5KVが好ましく、また、周波
数は1〜10KHzが好ましい。また、振動バイアス電
圧の波形は、矩形波、サイン波、三角波等が使用でき
る。
【0045】そして、上記直流電圧成分は、潜像の暗部
電位と明部電位の間の値のものであるが絶対値で最小の
明部電位よりも暗部電位の方により近い値であること
が、暗部電位領域へのカブリトナーの付着を防止するう
えで好ましい。また、現像スリーブ30と感光ドラム1
の最小間隙(この最小間隙位置は現像部C内にある)は
0.2〜1mmであることが好適である。
【0046】また、規制ブレード33で規制されて現像
部Cに搬送される現像剤Tの量は、マグネットローラ3
1の現像磁極Slによる現像部Cでの磁界により形成さ
れる現像剤Tの磁気ブラシの現像スリーブ30表面上で
の高さが、感光ドラム1を取り去った状態で、現像スリ
ーブ30と感光ドラム1間の最小間隙値の1.2〜3倍
となるような量であることが好ましい。
【0047】マグネットローラ31の現像磁極Slは、
現像部Cと対向する位置に配置されており、現像磁極S
lが現像部Cに形成する現像磁界により現像剤Tの磁気
ブラシが形成され、この磁気ブラシが感光ドラム1に接
触してドット分布静電潜像を現像する。その際、磁性キ
ャリアの穂(ブラシ)に付着しているトナーも、この穂
ではなくスリーブ表面に付着しているトナーも、静電潜
像の露光部に転移してこれを現像する。
【0048】現像磁極Slによる現像磁界の現像スリー
ブ30表面上での強さ(現像スリーブ30表面に垂直な
方向の磁束密度)は、そのピーク値が500〜2000
ガウスであることが好適である。また、マグネットロー
ラ31には、上記現像磁極Slの他に、Nl、N2、N
3、S2極を有している。
【0049】ここで、感光ドラム1表面の静電潜像を、
現像装置4を用いて2成分磁気ブラシ法により顕像化す
る現像工程と現像剤Tの循環系について説明する。
【0050】現像スリーブ30の回転によりN2極で汲
み上げられた現像剤TはS2極からNl極と搬送され、
その途中で規制ブレード33で層厚が規制され、現像剤
薄層を形成する。そして、現像磁極Slの磁界中で穂立
ちした現像剤Tが感光ドラム1上の静電潜像を現像す
る。その後、N3極、N2極間の反発磁界により現像ス
リーブ30上の現像剤Tは現像室Rl内へ落下する。現
像室Rl内に落下した現像剤Tは、搬送スクリュー37
により攪拌搬送される。
【0051】転写ドラム5は、表面に例えばポリエチレ
ンテレフタレート樹脂フィルムからなる転写シート5c
が張設されており、感光ドラム1に対して当接、離間自
在に設置されている。転写ドラム5は矢印方向(時計方
向)に回転駆動される。転写ドラム5内には、転写帯電
器5a、分離帯電器5b等が設置されている。
【0052】次に、上記した画像形成装置の画像形成動
作について説明する。
【0053】感光ドラム1は、中心支軸を中心に所定の
周速度(プロセススピード)で矢印a方向(反時計方
向)に回転駆動され、その回転過程において一次帯電器
2により、本実施の形態では負極性の一様な帯電処理を
受ける。
【0054】そして、感光ドラム1の一様帯電面に対し
て露光装置(レーザ走査装置)3から出力される、画像
読み取り部Bからプリンタ部A側に出力される画像信号
に対応して変調されたレーザ光による走査露光Lによっ
て、感光ドラム1上に画像読み取り部Bにより光電読み
取りされた原稿Gの画像情報に対応した各色の静電潜像
が順次形成される。感光ドラム1上に形成された静電潜
像は現像装置4により、上述した2成分磁気ブラシ法に
よって、先ずシアン現像器4Cのシアントナー(C’ト
ナー)により反転現像されてトナー像(第1色目のシア
ントナー像)として可視像化される。
【0055】一方、感光ドラム1上への上記トナー像の
形成に同期して、給紙カセット10内に収納された紙な
どの転写材Pが給紙ローラ11又は12により1枚づつ
給送され、レジストローラ13により所定のタイミング
で転写ドラム5に給紙され、吸着ローラ14によって転
写材Pが転写ドラム5上に静電吸着される。転写ドラム
5上に静電吸着された転写材Pは、転写ドラム5の矢印
方向(時計方向)の回転によって感光ドラム1と対向し
た位置に移動し、転写帯電器5aによって転写材Pの裏
側に前記トナーと逆極性の電荷が付与されて、表面側に
感光ドラム1上のトナー像(シアントナー像)が転写さ
れる。
【0056】この転写後、感光ドラム1上に残留してい
る転写残トナーはクリーニング装置6によって除去さ
れ、次の色のトナー像の形成に供される。
【0057】以下、同様にしてマゼンタ(M’トナ
ー)、イエロー、ブラックの各色のトナーをそれぞれ収
納したマゼンタ現像器4M、イエロー現像器4Y、ブラ
ック現像器4Kにより感光ドラム1上の静電潜像が現像
されて、感光ドラム1上に順次形成されたマゼンタトナ
ー像、イエロートナー像、ブラックトナー像が、転写帯
電器5aにより転写ドラム5(転写シート)上の転写材
Pに順次重ねて転写され、フルカラー画像が形成され
る。
【0058】そして、転写材Pを分離帯電器5bによっ
て転写ドラム5(転写シート)上から分離し、分離され
た転写材Pは搬送ベルト8を通して定着装置9に搬送さ
れる。定着装置9に搬送された転写材Pは、定着ローラ
9aと加圧ローラ9b間で加熱、加圧されて表面にフル
カラー画像が定着された後、排紙ローラ15によりトレ
イ16上に排紙される。
【0059】また、感光ドラム1表面は、クリーニング
装置6によって転写残トナーが除去され、更に感光ドラ
ム1表面は、前露光ランプ7で除電され、次の画像形成
に備える。
【0060】上述したように本実施の形態では、シアン
現像器4Cにはシアントナーに同色の最大反射濃度が前
記シアントナーより小さいC’トナーを混ぜ加え、マゼ
ンタ現像器4Mにはマゼンタトナーに同色の最大反射濃
度が前記マゼンタトナーより小さいM’トナーを混ぜ加
えたものを使用した構成であるが、特にシアントナーと
C’トナーについて、シアントナーの体積平均粒径が6
μmの場合に、C’トナーの体積平均粒径を変化させ
て、上述した課題であるハーフトーン画像のガサツキ
(濃度ムラ)について、その効果を評価したところ、図
5に示すような結果が得られた。
【0061】この評価結果から明らかなように、シアン
トナーに同色の最大反射濃度が前記シアントナーより小
さいC’トナーを混ぜ加える際に、C’シアントナーの
体積平均粒径が4μmの場合、つまり、シアントナーよ
りも2μm以上小さくすることにより、ハーフトーン画
像の濃度ムラ(ガサツキ)がなくなることが分かった。
なお、マゼンタトナーとM’トナーの場合も、同様な構
成にすることによりハーフトーン画像の濃度ムラ(ガサ
ツキ)がなくすことができた。
【0062】このように本実施の形態では、現像器の構
成は従来のままで、シアン現像器4Cにはシアントナー
に同色の最大反射濃度が前記シアントナーより小さい
C’トナーを混ぜ加え、マゼンタ現像器4Mにはマゼン
タトナーに同色の最大反射濃度が前記マゼンタトナーよ
り小さいM’トナーを混ぜ加え、かつ、C’トナー、
M’トナーの各平均粒径が、シアントナー、マゼンタト
ナーの各平均粒径よりも2μm以上小さくする簡単な構
成で、ハーフトーン画像の濃度ムラ(ガサツキ)をなく
すことができた。
【0063】〈実施の形態2〉本発明者の検討によれ
ば、ハーフトーン部の多い画像ばかり連続出力を行う
と、実施の形態1の場合においては、徐々に最大反射濃
度の小さい前記C’トナーやM’トナーが激しく消費し
て、単位体積中に占めるC’トナー、M’トナーの量
が、シアントナー、マゼンタトナーに対して相対的に少
なくなり、ハーフトーン部画像の濃度ムラ(ガサツキ)
が徐々に生じ易くなってくることが判明した。この時、
最初の反射濃度が例えば0.7であったところは反射濃
度が増加し始めた。
【0064】そこで、本実施の形態では、図6に示すよ
うに、感光ドラム1表面に対向して現像部Cの上流側に
反射濃度センサー40を設けて、シアン現像器4C、マ
ゼンタ現像器4Mによる測定用ハーフトーンドットトナ
ー像の反射濃度測定を逐次行い、例えば最初の反射濃度
が0.7であった場合に、画像形成枚数(耐久枚数)の
増加によって反射濃度の増加を検知すると、シアン現像
器Cにはトナーホッパー34から前記C’トナーをを攪
拌室R2内に補給して現像室Rlに搬送し、現像スリー
ブ30上に担持させるようにした。また、マゼンタ現像
器4Mにはトナーホッパー34からM’トナーを攪拌室
R2内に補給して現像室Rlに搬送し、現像スリーブ3
0上に担持させるようにした。
【0065】他の構成は、実施の形態1と同様である。
このC’トナーとM’トナーは、図5に示した粒径が4
μmのトナーである。また、反射濃度センサー40は、
不図示の発光素子と受光素子を備えており、発光素子か
ら感光ドラム1上のトナー像(測定用ハーフトーンドッ
トトナー像)に光を照射して、その反射光を受光素子で
受光し、制御装置(不図示)は入力されるこの信号に基
づいて、上記したC’トナーとM’トナーを補給するよ
う制御する。
【0066】このように本実施の形態では、図7に示す
ように、反射濃度の増加に応じてトナーb(C’トナ
ー、M’トナー)を補給することにより、速やかに初期
の濃度に収束し、ハーフトーン部画像の濃度ムラ(ガサ
ツキ)がなくなることが確認された。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1シアントナーに同色の最大反射濃度が前記第1シア
ントナーより小さい第2シアントナーを混ぜ加え、第1
マゼンタトナーに同色の最大反射濃度が前記第1マゼン
タトナーより小さい第2マゼンタトナーを混ぜ加えたも
のを使用し、かつ、第2シアントナーー、第2マゼンタ
トナーの各平均粒径が、第1シアントナー、第1マゼン
タトナーの各平均粒径よりも2μm以上小さくすること
により、ハーフトーン画像の場合でも濃度ムラ(ガサツ
キ)をなくして、高画質な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置を示
す概略構成図。
【図2】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の露
光装置(レーザビームスキャナ)を示す概略構成図。
【図3】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の現
像装置を示す概略構成図。
【図4】2成分現像器の構成を示す概略断面図。
【図5】実施の形態1における評価結果を示す図。
【図6】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の要
部を示す概略断面図。
【図7】実施の形態2における評価結果を示す図。
【図8】従来例における原稿反射濃度と複写反射濃度と
の関係を示す図。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体) 2 一次帯電器 3 露光装置 4 現像装置(現像手段) 4C シアン現像器 4M マゼンタ現像器 4Y イエロー現像器 4K ブラック現像器 5 転写ドラム 5a 転写帯電器 5b 分離帯電器 9 定着装置 30 現像ドラム 40 反射濃度センサー(反射濃度測定手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数色のトナー像を重ね合わせてカラー
    画像を形成する電子写真方式の画像形成装置において、 シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色の第1ト
    ナーによって各色のトナー像を像担持体上に現像する現
    像手段を備え、 前記第1シアントナーに、最大反射濃度が前記第1シア
    ントナーより小さいシアン色の第2シアントナーを混ぜ
    ると共に、前記第1マゼンタトナーに、最大反射濃度が
    前記第1マゼンタトナーより小さいマゼンタ色の第2マ
    ゼンタトナーを混ぜ、 かつ、前記第2シアントナー、前記第2マゼンタトナー
    の各平均粒径が、前記第1シアントナー、前記第1マゼ
    ンタトナーの各平均粒径よりも2μm以上小さい、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記像担持体上に形成された反射濃度測
    定用トナー像の反射濃度を測定する反射濃度測定手段を
    有し、該反射濃度測定手段で測定された反射濃度情報に
    基づいて、前記第2シアントナー、前記第2マゼンタト
    ナーを、それぞれ前記第1シアントナー、前記第1マゼ
    ンタトナーに補給する、 請求項1記載の画像形成装置。
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