JP2000292830A5 - - Google Patents

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JP2000292830A5
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【書類名】 明細書
【発明の名称】 バリア開閉装置、レンズ鏡筒およびカメラ
【特許請求の範囲】
【請求項1】 光学素子前面を覆う閉じ位置と前記光学素子の光軸に略沿った開き位置との間でバリア部材を移動可能に支持するバリア支持手段と、弾性復元力で前記バリア部材を前記開き位置の方向に付勢する付勢手段と、前記付勢手段弾性変形させ前記バリア部材を前記閉じ位置に移動させる作用部材とを有することを特徴とするバリア開閉装置。
【請求項2】 前記付勢手段は、一端部が固定され、他端部を自由端部とするバネ部材で構成され、前記作用部材で前記バネ部材を前方に向けて弾性変形させると、前記バネ部材の先端が変位して前記バリア部材を閉じ方向に移動させることを特徴とする請求項1に記載のバリア開閉装置。
【請求項3】 前記付勢手段は、前記光学素子前面に配され楕円リング形状に形成されたバネ部材で構成され、前記作用部材により前記バネ部材の長軸方向の両端部が光軸中心側に押圧されると、前記バネ部材の短軸方向の変位により前記バリア部材を閉じ方向に移動させることを特徴とする請求項1に記載のバリア開閉装置。
【請求項4】 前記バリア部材は、光軸を中心として対称に一対設けられ、前記閉じ位置において、前記バリア部材の周囲に配置される外装部材とともに凸球面を構成し、前記一対のバリア部材が前記閉じ位置で対向する合わせ辺の一方が凸状に湾曲し、他方が凹状に湾曲したことを特徴とする請求項1、2または3に記載のバリア開閉装置。
【請求項5】 請求項1、2、3または4に記載のバリア開閉装置を前端に有することを特徴とするレンズ鏡筒。
【請求項6】 群レンズを保持する前群レンズ保持枠を前記前群レンズのワイド端での光学設計位置より像面側繰り出し不足位置に繰り出、前記前群レンズ保持枠を他のレンズ群に対して個別に移動させる前群レンズ移動手段を有することを特徴とする請求項5に記載のレンズ鏡筒。
【請求項7】 前記繰り出し不足位置が、短焦点距離端の近傍であることを特徴とする請求項6に記載のレンズ鏡筒。
【請求項8】 請求項6または7に記載のレンズ鏡筒を有し、被写体距離情報を取得するための測距手段と、前記前群レンズの前記光学設計位置と前記繰り出し不足位置との差情報を記憶した記憶手段と前記前群レンズの現在位置を検出する前群レンズ位置検出手段と、前記前群レンズ位置検出手段からの前群レンズ位置情報と前記測距手段からの被写体距離情報と前記記憶手段からの差情報に基づいて、前記前群レンズの繰り出し量を算出し、前記前群レンズ駆動制御を行う制御手段とを有することを特徴とするカメラ。
【請求項9】 前記制御手段により前記前群レンズを駆動するタイミングがズーミング動作中であることを特徴とする請求項8記載のカメラ。
【請求項10】 前記制御手段により前記前群レンズを駆動するタイミングがズーミング動作完了後であることを特徴とする請求項8記載のカメラ。
【請求項11】 前記制御手段により前記前群レンズを駆動するタイミングがフォーカシング動作中であることを特徴とする請求項8記載のカメラ。
【請求項12】 短焦点距離側から中間焦点距離の間において、前記バリア部材を前記開き位置に対応した全開状態で保持し、長焦点距離側において、前記閉じ位置と前記開き位置との間の位置で前記バリア部材を光軸側に傾むかせて半開状態で保持することを特徴とする請求項8、9、10または11に記載のカメラ。
【請求項13】 前記レンズ鏡筒は、
前記レンズ鏡筒の先端に対して相対的に光軸方向に移動する直進筒と
前記バリア開閉装置の前記付勢手段と前記直進筒との間に位置するリング部材と
前記前群レンズよりも像面側に位置するレンズを保持し、前記レンズ鏡筒に対して相対的に光軸方向に移動するレンズ枠とを有し、
前記レンズ鏡筒が非撮影の沈胴状態から撮影可能な短焦点距離状態に動作する場合には、前記直進筒の前記リング部材に対する押圧による前記付勢手段の弾性変形を解除することで、前記バリア部材を前記全開状態とし、
前記レンズ鏡筒が長焦点距離状態に動作する場合には、前記レンズ枠により押圧された前記リング部材が前記付勢手段を弾性変形させることで、前記バリア部材を前記半開状態とすることを特徴とする請求項12に記載のカメラ。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主としてズームレンズカメラに係り、バリア開閉装置、およびこのバリア開閉装置を備えたレンズ鏡筒およびカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カメラのレンズ鏡筒内のレンズ先端部に設けられた一対もしくは複数のバリア部材をレンズ鏡筒等の繰り込み位置と繰り出し位置との移動動作を利用して、光軸に垂直な面内で開閉駆動するものが、特開平7−191380号公報に開示されている。
【0003】
また、手動で、レンズ先端の扉状のバリア部分が被写体側に向かって開閉するものが、実開平04−091341号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来例の特開平7−191380号公報に開示のバリア部材を有するカメラにおいては、レンズ鏡筒内に前記バリア部材を駆動するための複雑な機構を要し、前記バリア部材が開く際、レンズ鏡筒内に退避用の大きなスペースが必要となる。
【0005】
また、実開平04−091341号公報に開示のバリア機構は、開いたバリア部材の先端が尖っている為、バリア部材自体にフード効果が無く、フード部材とバリア部材の別々の部品が必要である為、部品点数が多くなる。
【0006】
本出願に係る発明の目的は、複雑な構造を必要とせず、少ない部品点数で、小型化することができ、フード効果を十分に発揮することができるバリア開閉装置、レンズ鏡筒及びカメラを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願発明の目的を実現するバリア開閉装置の第1の構成は、光学素子前面を覆う閉じ位置と前記光学素子の光軸に略沿った開き位置との間でバリア部材を移動可能に支持するバリア支持手段と、弾性復元力で前記バリア部材を前記開き位置の方向に付勢する付勢手段と、前記付勢手段弾性変形させ前記バリア部材を前記閉じ位置に移動させる作用部材とを有するものである。
【0008】
このバリア開閉装置の第1の構成では、バリア部材がレンズ等の光学素子前方に開く為、本発明のバリア開閉装置をカメラに適用した場合、撮影時バリア部材自体がフード効果を発揮し、より高画質な写真を撮影することが可能となり、しかもバリア開閉装置自体を小型化することができる。
【0009】
また、バリア部材が光学素子前方に開く為、本発明のバリア開閉装置をレンズ鏡筒に設けた場合、レンズ鏡筒内部にバリア部材の収納スペースが不要となり、大きい開口でもレンズ鏡筒外径を小さくすることが可能である。
【0010】
さらに、専用のカムやネジを使用せずに、少ない部品点数で、簡単な機構でバリア部材の開閉を行うことが可能である。
【0011】
本願発明の目的を実現するバリア開閉装置の第2の構成は、上記第1の構成において、前記付勢手段は、一端部が固定され、他端部を自由端部とするバネ部材で構成され、前記作用部材で前記バネ部材を前方に向けて弾性変形させると、前記バネ部材の先端が変位して前記バリア部材を閉じ方向に移動させるようにしたものである。
【0012】
本願発明の目的を実現するバリア開閉装置の第3の構成は、上記第1の構成において、前記付勢手段は、前記光学素子前面に配され楕円リング形状に形成されたバネ部材で構成され、前記作用部材により前記バネ部材の長軸方向の両端部が光軸中心側に押圧されると、前記バネ部材の短軸方向の変位により前記バリア部材を閉じ方向に移動させるようにしたものである。
【0013】
このバリア開閉装置の第2、第3の構成では、一つの弾性部材をバリア開閉の両方向で用いることができ、部品点数を減らす事ができる。
【0014】
本願発明の目的を実現するバリア開閉装置の第4の構成は、上記いずれかの構成において、前記バリア部材は、光軸を中心として対称に一対設けられ、前記閉じ位置において、前記バリア部材の周囲に配置される外装部材とともに凸球面を構成し、前記一対のバリア部材が前記閉じ位置で対向する合わせ辺の一方が凸状に湾曲し、他方が凹状に湾曲したものである。
【0015】
このバリア開閉装置の第4の構成では、バリア部材を開いた際のバリア部材先端が円弧型となり、入射する不要光線を効果的にカットすることが可能で、より高いフード効果が得られる。しかも、バリア部材が開いた際と閉まった際の両状態において、バリア部材と外装部材の隙間を小さくでき、その隙間からレンズ鏡筒内に入る迷光が少なくなり、ゴーストフレアの少ないより高いフード効果が可能となる。
【0016】
本願発明の目的を実現するレンズ鏡筒の第1の構成は、上記いずれかの構成のバリア開閉装置を前端に有するものである。
【0017】
本願発明の目的を実現するレンズ鏡筒の第2の構成は、上記第1のレンズ鏡筒の構成において前群レンズを保持する前群レンズ保持枠を前記前群レンズのワイド端での光学設計位置より像面側繰り出し不足位置に繰り出し、前記前群レンズ保持枠を他のレンズ群に対して個別に移動させる前群レンズ移動手段を有するものである。
【0018】
このレンズ鏡筒の第2の構成では、前群レンズとフードとして機能するバリア部材の先端の距離を変えて、有効フード長さを変える事が可能となり、各焦点距離(=各ズーム状態)で最適なフード効果を得る事が可能となる。
【0019】
本願発明の目的を実現するレンズ鏡筒の第3の構成は、上記第2のレンズ鏡筒の構成において、前記繰り出し不足位置を、短焦点距離端の近傍とするものである。
【0020】
このレンズ鏡筒の第3の構成では、ワイド端近傍での有効フード長を短くし、ワイド端近傍での画像を形成するのに必要な光線のケラレを防止でき、テレ端近傍での有効フード長を長くすることができ、テレ端近傍での不要な光線をより効果的にカットすることができる。
【0021】
本願発明の目的を実現するカメラの第1の構成は、上記第2または第3の構成のレンズ鏡筒を有し、被写体距離情報を取得するための測距手段と、前記前群レンズの前記光学設計位置と前記繰り出し不足位置との差情報を記憶した記憶手段と前記前群レンズの現在位置を検出する前群レンズ位置検出手段と、前記前群レンズ位置検出手段からの前群レンズ位置情報と前記測距手段からの被写体距離情報と前記記憶手段からの差情報に基づいて、前記前群レンズの繰り出し量を算出し、前記前群レンズ駆動制御を行う制御手段とを有するものである。
【0022】
このカメラの第1の構成では光学設計位置よりフィルム側に繰り込まれた前群レンズを、光学設計的位置に移動補正が可能となる。
【0023】
本願発明の目的を実現するカメラの第2の構成は、上記第1の構成のカメラにおいて、前記制御手段により前記前群レンズを駆動するタイミングがズーミング動作中とするものである。
【0024】
このカメラの第2の構成では、ピント移動の無いズーム動作が可能となる。
【0025】
本願発明の目的を実現するカメラの第3の構成は、上記第1の構成のカメラにおいて、前記制御手段により前記前群レンズを駆動するタイミングがズーミング動作完了後とするものである。
【0026】
このカメラの第3の構成では、ズーミング時と異なる時間に前群レンズを駆動できるので、少い電力の電源でカメラを駆動させることが可能となる。
【0027】
本願発明の目的を実現するカメラの第4の構成は、上記第1の構成のカメラにおいて、前記制御手段により前記前群レンズを駆動するタイミングがフォーカシング動作中とするものである。
【0028】
このカメラの第4の構成では光学設計位置よりフィルム側に繰り込まれた前群レンズを光学設計的位置へ補正する移動補正量を、一回のフォーカシング移動量に含める事ができる為、カメラの駆動制御手順が簡素になる。
【0029】
本願発明の目的を実現するカメラの第5の構成は、上記いずれかの構成のカメラにおいて短焦点距離側から中間焦点距離の間において前記バリア部材を前記開き位置に対応した全開状態で保持し、長焦点距離側において前記閉じ位置と前記開き位置との間の位置で前記バリア部材を光軸側に傾むかせて半開状態で保持するようにしたものである。
【0030】
このカメラの第5の構成では、同じフード長さでも、ワイド端近傍での画像を形成するのに必要な光線のケラレを防止でき、テレ端近傍での不要な光線をより効率的にカットすることができる。
【0031】
本願発明の目的を実現するカメラの第6の構成は、上記第5の構成のカメラにおいて、前記レンズ鏡筒は、前記レンズ鏡筒の先端に対して相対的に光軸方向に移動する直進筒と、前記バリア開閉装置の前記付勢手段と前記直進筒との間に位置するリング部材前記前群レンズよりも像面側に位置するレンズを保持し、前記レンズ鏡筒に対して相対的に光軸方向に移動するレンズ枠とを有し前記レンズ鏡筒が非撮影の沈胴状態から撮影可能な短焦点距離状態に動作する場合には、前記直進筒の前記リング部材に対する押圧による前記付勢手段の弾性変形を解除することで、前記バリア部材を前記全開状態とし、前記レンズ鏡筒が長焦点距離状態に動作する場合には、前記レンズ枠により押圧された前記リング部材が前記付勢手段を弾性変形させることで、前記バリア部材を前記半開状態とするようにしたものである。
【0032】
このカメラの第6の構成では、一つのリング部材をバリア部材を全開状態と半開状態にさせるために用いることにより、部品点数を減らし、小型化できる。
【0033】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
まず、本実施の形態のバリア開閉装置を組み込んだカメラの外観について説明する。
【0034】
図1(a)〜図1(c)は、本実施の形態のバリア開閉装置を組み込んだカメラがワイド状態にあるときの外観図である。また、図1(d)は、カメラがテレ状態にあるときの側面図である。レンズ鏡筒先端に配置されたバリア部材401411が開き、レンズ面が露出して撮影可能となる。
【0035】
図2(a)は、沈胴状態で、レンズ鏡筒先端のバリア部材401411が閉まっている。カメラを使用しない沈胴状態では、図2に示すようにバリア部材401411は閉まりレンズ面を覆っている。バリア部材401411の周りには外装部材である飾り部材としての前面化粧板406が配置されている。このバリア部材401411の外面と、前面化粧板406は同一曲率の円筒形状面を有している。
【0036】
バリア部材401411が閉まった状態で、バリア部材401と前面化粧板406の上側の境界線がバリア部材401の外面曲率とほぼ同一の為、図3(b)(d)のバリア部材401411が開いた状態においても、バリア部材401と前面化粧板406との境界に大きな隙間が生じない。
【0037】
次に、本実施の形態のバリア開閉装置について説明する。図4は本実施の形態の特徴をよく表す図面である。図4(a)はバリア部材が閉まった状態の斜視図である。
【0038】
バリア部材401は円筒の曲率を有する曲面から成り、その両端にバリア部材401をレンズ鏡筒前方において開閉させるための回転中心である回転軸部401aと、その付近に後述するバネ402が嵌入する穴部401を有している。また、その内面には反射防止の塗料が塗られている。
【0039】
バネ402は、バリア部材401の穴部401bに嵌入する先端部402と、後述する直進筒に接触する凸部402bと、後述するネジ403で固定される固定部402cとを有している。
【0040】
先端鏡筒404は、レンズ鏡筒の先端に位置し、バリア部材401の回転軸部401aを回転可能に固定する軸受け部404aと、バネ402を固定するバネ受け部404cと、バネ402の凸部402bを逃がしている穴部404bと、上述した前面化粧板406接着固定される接着面404dを有する。ネジ403は、先端鏡筒404のバネ受け部404cにバネ402(固定部402c)をネジ止めしている。
【0041】
前面化粧板406(図4(a、b)では左下のみ図示)は、バリア部材401の回転軸部401aを回転可能に固定する軸受け部406a(図5(b)参照)と、画像形成に必要な光束を通過させる樽型の開口部406bと、バリア部材401、411を逃がしている穴部406cと、先端鏡筒404と接着固定される接着面406dとを有する。また、前面化粧板406の表面は、前述したように、円筒面形状を成している。
【0042】
直進筒405は、先端鏡筒404の内面に配置され、沈胴状態ではバネ402の凸部402bを被写体側(先端鏡筒404の先端側)に押し出す凸部405bを有している。
【0043】
レンズ鏡筒がワイド状態およびテレ状態間の撮影状態にある場合では、図4(b)に示すように、バネ402の凸部402bが直進筒405の凸部405bによって被写体側に押し込まれていないため、バネ402両端に位置する先端部402aは像面であるフィルム側に撓もうとし嵌入穴部401bが回転軸部401aの外周に位置しているため、バリア部材401が開き方向に回転するように付勢されている(図6参照)。このバネ402の弾性力によって、レンズ鏡筒が撮影状態にある間は、バリア部材401は常に開いている。
【0044】
次に、カメラのスイッチ(電源)をオフにすると、レンズ鏡筒が沈胴状態に変化する。その時、先端鏡筒404の先端に対して直進筒405の先端が近づき、直進筒405の凸部405bがバネ402の凸部402bを先端鏡筒404前方に押し出そうとする。これにより、バネ402の先端部402aも先端鏡筒404前方に押し出される。
【0045】
バネ402の先端部402aと係合する嵌入穴部401bが回転軸部401aの外周に位置するため、バリア部材401は閉まる方向に回転し、バリア部材401は閉まる(図5(b)参照)。ここでのバリア部材401411は硬質ゴム等の弾性部材であっても良い。
【0046】
本実施の形態によれば以下の効果が得られる。
【0047】
バリア部材401、411を開き位置に付勢するための付勢手段として細い線バネ402、412を用いているため、付勢手段を配置するスペースが小さくなりレンズ鏡筒の小型化を図ることができるとともに、部品コストも低減することができる。
【0048】
バリア部材401、411の内面に反射防止の塗料を塗布しているため、内面の反射を低減でき、より高画質の写真を撮影できる。
【0049】
バリア部材401、411に曲率を持たせているため、上下の対角に近い部分でのフード効果、平面形状のバリア部材を用いた場合よりも向上させることができる
【0050】
前面化粧板406とバリア部材401のうち、バリア部材401の回転軸に平行で近い方の境界線がバリア部材の外面曲率とほぼ同一の為、バリア部材が開いた状態でも閉まった状態でも、その境界の隙間が小さく、その隙間からレンズ鏡筒内に入射する迷光を少なくできる。その事で、非撮影時のフィルム面への光漏れや、撮影時のゴーストフレアを少なくできる。バリア部材が上下に開くため、上側バリア部材は、上方からの太陽光線が先端のレンズ面に入射することを防ぎ、フレア・ゴーストを防止できる。
【0051】
また、上側のバリア部材401は、雨雪がレンズ面に付着するのを防ぎ、写真の画質が低下するのを抑制することができる。下側のバリア部材411は、水面での太陽の反射光等、下からの不要な光線が先端のレンズ面に入射することを防ぎ、フレア・ゴーストを防止できる。バリア部材401、411を硬質ゴム等の弾性部材で形成した場合には、カメラが落下し、レンズ鏡筒が地面等に先に接触する際、まずバリア部材401、411が地面に接触し、バリア部材401、411が閉まる方向に移動する際の付勢手段(バネ402、413)の変形とバリア部材401、411自身の変形により、衝撃を吸収するため、レンズ鏡筒やカメラボディの破損が軽減される。
【0052】
(第2の実施の形態)
図7および図8は本発明の第2の実施の形態を示す。
【0053】
図7を用いて本実施の形態のバリア開閉装置について説明する。
【0054】
バリア部材711は、平面のバリア面部を有し、先端鏡筒704に対する付け根中央に設けられた回転中心である回転軸部711aを介してレンズ鏡筒前方において開閉可能となるように配置されている。また、バリア部材701は、回転軸部701aを介してレンズ鏡筒の前方において開閉可能となるように配置されている。さらに、先端鏡筒704の前面には、前面化粧板706が設けられている。
【0055】
また、回転軸部711aは、この外周に後述するバネ702のラック部702aに噛み合うギヤ部711bを有している。また、バリア部材711の内面(閉じたときにレンズ前面側を向く面)に反射防止のための遮光線711cが刻まれている。
【0056】
バネ702は、全体が弾性部材で正面(図7(a))から見て略楕円リング状に形成されており、バリア部材711のギヤ部711bと噛み合いバリア部材711を開閉するラック部702a(バリア部材701の場合は、ラック部702b)、バネ702の楕円短軸上で上下一対として有し、後述するリンク714、715の球部714c715cが嵌入する穴部702c702dを、バネ702の楕円長軸上で左右一対として有している。
【0057】
先端鏡筒704は、レンズ鏡筒の先端に位置し、バリア部材711の回転軸部711aを回転可能に固定する軸受け部704a704b、後述するリンク714、715を回転可能に保持する保持部704c704dを有している。
【0058】
リンク714(715)先端鏡筒704の保持部704c704dに回転可能に保持される回転中心714a(715a)と、バネ702の穴部702c(702d)に嵌入している球部714c(715c)と、後述する直進筒705の先端705aに押される接触部714b(715b)を有している。尚、リンク715もリンク714と同様な機構である。
【0059】
直進筒705は、リンク714715の接触部714b715bと接触する先端705を有している。
【0060】
次に、図7及び図8を用いてバリア部材711が開いた状態から閉まる動作について説明する。
【0061】
カメラのスイッチ(電源)をオフにすると、レンズ鏡筒の直進筒705の先端は、図7(c)に示す状態から図8(c)に示すように、先端鏡筒704の先端に対して近づいてくる。この時、直進筒705の先端705aは、リンク714715の接触部714b715bをレンズ鏡筒の先端側に向けて押圧する。
【0062】
接触部714b、715bで押圧されたリンク714715は、その回転中心714a715a周りに回転し、球部714c715cは、レンズ鏡筒の光軸近づく。これにより、リンク714715の球部714c715cが嵌合しているバネ702の穴702c702d、光軸に近づくため、バネ702は楕円長軸方向に沿って左右の部分が圧縮され、これに伴い楕円短軸方向に沿って上下の部分が広がる。
【0063】
バネ702の下側に配置されたラック部702aは、下方に移動するため、そのラック部702aに嵌合したバリア部材711のギヤ部711bが回転し、バリア部材711が閉まる。バリア部材701も同様の動作で閉まる。
【0064】
カメラのスイッチ(電源)をオンにすれば、直進筒705の先端は、図7(c)に示すように、先端鏡筒704の先端から離れ。この時、直進筒705の先端705aで押されていたリンク714715の接触部714b715bは自由状態になる。
【0065】
この時バネ702は、図7(a)に示す様な自由形状に戻ろうとし、バネ702の穴部702c702dは左右方向に広がり、リンク714715は図7(c)の位置に戻る。
【0066】
バネ702のラック部702a、702bは上下狭まるため、ラック部702aは上方に移動し、そのラック部702aと嵌合しているバリア部材711のギヤ部711bが回転し、バリア部材711が開く。破線で示されているバリア部材701も同様の動作で開く。
【0067】
上記した本実施の形態によれば以下の効果が得られる。
【0068】
上下のバリア部材701、711を、一つのバネ702で開く方向に付勢しているため、部品点数を削減できる。
【0069】
バネ702が弾性部材で構成されているため、開いた状態のバリア部材701、711対して閉まる方向へ外力が加わっても、バネ702が弾性変形することで、その外力を吸収でき、バリア開閉装置の破損を防止できる。
【0070】
バリア部材701、711の内面に遮光線711cを設けているため、内面の反射を低減でき、より高画質の写真を撮影することができる。
【0071】
(第3の実施の形態)
図9〜図11、及び図15は本発明の第3の実施の形態を示す。
【0072】
図11により本実施の形態のカメラの構造を説明する。本実施の形態のカメラに設けられたレンズ鏡筒は、2群ズームレンズで、ズームモータ931によって繰り出される三段鏡筒である。また、フォーカス動作時には、先端鏡筒904内に配置されたフォーカスモータ(不図示)によって、1群レンズが繰り出される。
【0073】
また、先端鏡筒904は、カムとカムピンの係合作用で繰り出される三段鏡筒の先端に位置する。
【0074】
固定筒929はボディ930に固定されており、固定筒929の内面には、ズームモータ931によって回転しながら繰り出しされる第三鏡筒927と、その第三鏡筒927の内面に嵌合し、第三鏡筒927と共に非回転で繰り出される第三直進筒928が配置されている
【0075】
第三鏡筒927側には、第三鏡筒927に対して回転しながら繰り出しされる第二鏡筒925と、その内面に配置され第二鏡筒925と共に非回転で繰り出される直進筒926配置されている
【0076】
第二鏡筒925内側には先端鏡筒904が非回転で繰り出されるように設けられており、先端鏡筒904の前には、第1の実施の形態で述べたバリア開閉装置が配置されている。
【0077】
次に、前記構成からなる本実施の形態の動作を図15に示すブロック図を参照しながら以下に説明する。
【0078】
カメラがスイッチオフ(電源オフ)である図9に示す沈胴状態の時には、バリア開閉装置は、直進筒926(第1の実施の形態で説明した直進筒405に相当する)の押圧によって閉まっているカメラのスイッチ(電源)をオンにすると、ズームモータ931の回転によって、レンズ鏡筒は図9の沈胴状態から図10のワイド状態に変化し、直進筒926の先端が先端鏡筒904の先端から相対的に離れ、上側バネ902(第1の実施の形態で説明したバネ402に相当する)および下側バネ912(第1の実施の形態で説明したバネ412に相当する)の復元によってバリア開閉装置は開く。
【0079】
同様に、ズームモータ931の回転によって、二群枠922はワイド端の光学的設計位置に移動し、一群枠921は、光学的設計位置よりフィルム面側の繰り出し不足位置に移動する
【0080】
この時、焦点距離検知手段1101はワイド端であることを検知し、記憶手段1102からワイド端時での一群枠921の繰り出し不足量を一群レンズ制御手段1105に伝える。
【0081】
ここで、写真を撮影するためカメラに設けられたレリーズボタン操作すると、測距手段1104によって測定された被写体距離情報を一群レンズ制御手段1105に伝える。
【0082】
一群レンズ位置検出手段1103では、先端鏡筒904内での現在の一群枠921の位置を検出し、一群レンズ制御手段1105に伝える。
【0083】
一群レンズ制御手段1105では現在の一群レンズの位置と一群枠921の繰り出し不足量と被写体距離情報から、フォーカシングのための一群枠921の繰り出し量を算出する。
【0084】
算出された一群枠921の繰り出し量は、一群レンズ駆動手段1106に伝えられ、一群レンズ駆動手段1106が一群枠921を繰り出す。
【0085】
そして、フィルム面に露光、フィルム巻き上げ、一群レンズ駆動手段1106によって一群枠921を初期位置戻す。
【0086】
図11はワイド端の無限撮影状態であり、バリア開閉装置に対して一群枠921が被写体側に繰り出しているため、画像を形成する入射光線端SWがバリア部材901911(第1の実施の形態で説明したバリア部材401、411に相当する)の先端でケラレる事なく間近を通過している。
【0087】
次に、テレ端にズーミングすると、ズームモータ931の回転によって、レンズ鏡筒は図10のワイド端状態から図11のテレ端状態に変化し、一群枠921と二群枠922はテレ端の光学的設計位置に移動する
【0088】
バリア開閉装置に対する一群枠921の位置は、ワイド時よりフィルム面側に繰り込まれているため、画像を形成する入射光線端STがバリア部材901911の先端間近を通過している。
【0089】
上記した本実施の形態によれば以下の効果が得られる。
【0090】
フード装置に対して、ワイド時は一群を被写体側に繰り出し、テレ時はフィルム面側に繰り込んた位置を無限位置とし、またワイド時にはフード先端からレンズ第一面までの有効なフード長を短くする事で、画像を形成する有効光線がフードでケラレる事を防止し、テレ時は有効なフード長を長くすることで有害光線をより多くカットでき、高画質の写真を撮影することが可能となる。
【0091】
また、バリア部材901、911は、開く状態と閉まる状態の2状態のみの間で駆動され上述した第1の実施の形態で説明したようにバリア開閉装置の開閉機構を簡略化及び小型化することができる。
【0092】
(第4の実施の形態)
図12〜図14は本発明の第4の実施の形態を示す。
【0093】
図12に基づき本実施の形態のカメラの構造を説明する。本実施の形態のカメラに設けられたレンズ鏡筒は、2群ズームレンズで、一つのモータによってズーミングとフォーカシングを交互に行う三段鏡筒である。
【0094】
バリア開閉装置は、第1の実施の形態とほぼ同じ構成であり、以下に異なる点を述べる。
【0095】
リング部材1031は、先端鏡筒1004(第1の実施の形態で説明した先端鏡筒404に相当する)の内側前方に光軸方向へスライド嵌合し、直進筒1026と二群枠1022の凸部1022aによって前方に押圧される。
【0096】
二群枠1022は、外周上にリング部材1031を押圧する凸部1022aを有している。
【0097】
次に、沈胴からワイド、テレへのズーミング時のカメラの動作について述べる。
【0098】
カメラがスイッチオフ(電源オフ)である図12に示す沈胴状態の時には、バリア開閉装置は、直進筒1026がリング部材1031を被写体側に押圧し、そのリング部材1031はバネ1012(第1の実施の形態で説明したバネ402に相当する)の凸部1012bを被写体側に押し出す事で、バリア部材1011が閉まっている。このとき、バリア部材1001も同様な動作で閉まっている。
【0099】
カメラのスイッチ(電源)をオンにすると、図13に示すようにワイド状態になり、直進筒1026は、先端鏡筒1004に対して相対的に後方に移動し、変形していたバネ1012が元の状態に戻る。そして、バネ1012の凸部1012bによって、リング部材1031は、フィルム面側に押された後、他から力を受けない位置に停止する。
【0100】
バネ1012が元の形状に戻ることで、バリア部材10111001は開く。
【0101】
バリア部材10111001は全開状態で有るため、画像を形成する入射光線端SWがバリア部材10111001の先端でケラレる事なく間近を通過している。
【0102】
次に、ズーミングによってレンズ鏡筒が図14に示すテレ端状態にると、二群枠1022が一群枠1021に最接近し、二群枠1022の凸部1022aがリング部材1031を被写体側に押圧する。
【0103】
リング部材1031の押圧によって、バネ1012の凸部1012bが被写体側に押し出されるが、この時の押圧移動量は、直進筒1026による押圧移動量より少ないため、バリア部材10111001は、図14に示すように半開きの位置で停止する。
【0104】
バリア部材10111001が半開きのとき、画像を形成する入射光線端STがバリア部材10111001の先端間近を通過している。
【0105】
その後、逆にテレ端からワイド側へズーミングすれば、二群枠1022の凸部1022aは、フィルム面側に相対移動し、押圧する作用を受けなくなったリング部材1031はバネ1012の復元力を受け、バネ1012の凸部1012bでフィルム面側に押され移動する。バネ1012の復元力によって、バリア部材10111001は全開となり、画像を形成する入射光線をケル事は無い。
【0106】
上記した本実施の形態によれば以下の効果が得られる。
【0107】
バリア開閉装置のバリア部材1001、1011を、ワイド端から中間焦点距離では、開き角を全開にする事で、画像を形成する有効光線がフード(バリア部材1001、1011)でケラレる事を防止し、テレ端近傍では、バリア部材1001、1011の開き角を半開きにする事で、有害光線をより多くカットでき、高画質の写真を撮影することが可能となる。
【0108】
また、レンズ鏡筒内で機械的にフード部材としてのバリア部材1001、1011の開き角を制御しているため、カメラ内部の電気的制御回路に負担をかける事無く、電気的制御内容を簡略化できる。
【0109】
【発明の効果】
請求項1、5に係る発明によれば、バリア部材が前方に開く為、本発明のバリア開閉装置をレンズ鏡筒に設けカメラに用いれば、撮影時バリア部材自体がフード効果を発揮し、より高画質な写真を撮影することが可能となり、しかもバリア開閉装置自体を小型化することができる。
【0110】
また、バリア部材がレンズ鏡筒前方に開く為、レンズ鏡筒内部にバリア部材の収納スペースが不要となり、大きい開口でもレンズ鏡筒外径を小さくすることが可能である。さらに、専用のカムやネジを使用せずに、少ない部品点数で、簡単な機構でバリア部材の開閉動作を行うことが可能である。付勢手段によって、常時バリア部材を開き位置の方向に付勢しているため、指等で押した際、バリア部材が閉まり、レンズ面への指紋の付着を防止し、写真の画質が低下しない。また、落下等の衝撃を受けた際、バリア部材が閉まり、付勢手段が衝撃力を一部吸収するため、バリア部材の破損が少ない。
【0111】
請求項2、3に係る発明によれば、一つのバネ部材をバリア開閉の両方向で用いることができ、部品点数を減らす事ができる。
【0112】
請求項4に係る発明によれば、バリア部材を開いた際のバリア部材先端が円弧型となり、入射する不要光線を効果的にカットすることが可能で、より高いフード効果が得られる。
【0113】
請求項6に係る発明によれば、前群レンズとフード先端の距離を変えて、有効フード長さを変える事が可能となり、各焦点距離(=各ズーム状態)で最適なフード効果を得る事が可能となる。
【0114】
請求項7に係る発明によれば、ワイド端近傍での有効フード長を短くし、ワイド端近傍での画像を形成するのに必要な光線のケラレを防止でき、テレ端近傍での有効フード長を長くすることができ、テレ端近傍での不要な光線をより効果的にカットすることができる。
【0115】
請求項8に係る発明によれば光学設計位置よりフィルム側に繰り込まれた前群レンズを、光学設計的位置に移動補正が可能となる。
【0116】
請求項9に係る発明によれば、ピント移動の無いズーム動作が可能となる。
【0117】
請求項10に係る発明によれば、ズーミング時とは異なる時間に前群レンズを駆動できるので、少い電力の電源でカメラを駆動させることが可能となる。
【0118】
請求項11に係る発明によれば光学設計位置よりフィルム側に繰り込まれた前群レンズを光学設計的位置へ補正する移動補正量を、一回のフォーカシング移動量に含める事ができる為、カメラの駆動制御手順が簡素になる。
【0119】
請求項12に係る発明によれば、同じフード長さでも、ワイド端近傍での画像を形成するのに必要な光線のケラレを防止でき、テレ端近傍での不要な光線をより効率的にカットすることができる。
【0120】
請求項13に係る発明によれば、一つのリング部材をバリア部材を全開状態と半開状態とさせるために用いているため、部品点数を減らし、小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明に係る第1の実施の形態のバリア開閉装置を組み込んだカメラの外観を示し、(a)はワイド状態の上面図、(b)はワイド端状態の正面図、(c)はワイド端状態の側面図、(d)はテレ端状態の側面図
【図2】
本発明に係る第1の実施の形態のバリア開閉装置を組み込んだカメラの外観を示し、(a)は沈胴状態の上面図、(b)は沈胴状態の正面図、(c)は沈胴状態の側面図
【図3】
本発明に係る第1の実施の形態のレンズ鏡筒先端の拡大図を示し、(a)はバリアが閉まった状態の斜視図、(b)はバリアが開いた状態の斜視図、(c)はバリアが閉まった状態の正面図、(d)はバリアが開いた状態の正面図
【図4】
本発明に係る第1の実施の形態のレンズ鏡筒先端の一部部品を破断している拡大斜視図であり、(a)はバリアが閉まった状態を示し、(b)はバリアが開いた状態を示す
【図5】
本発明に係る第1の実施の形態のレンズ鏡筒先端の一部部品を破断している拡大図であり、(a)はバリアが閉まった状態の正面図、(b)はバリアが閉まった状態の側面図
【図6】
本発明に係る第1の実施の形態のレンズ鏡筒先端の一部部品を破断している拡大図であり、(a)はバリアが開いた状態の正面図、(b)はバリアが開いた状態の側面図
【図7】
本発明に係る第2の実施の形態のレンズ鏡筒先端の拡大図であり、(a)はバリアが開いた状態である正面図、(b)はバリアが開いた状態である側面図、(c)はバリアが開いた状態である上面図
【図8】
本発明に係る第2の実施の形態のレンズ鏡筒先端の拡大図であり、(a)はバリアが閉まった状態である正面図、(b)はバリアが閉まった状態である側面図、(c)はバリアが閉まった状態である上面図
【図9】
本発明に係る第3の実施の形態のカメラの沈胴状態を示す側断面図
【図10】
本発明に係る第3の実施の形態のカメラのワイド端状態を示す側断面図
【図11】
本発明に係る第3の実施の形態のカメラのテレ端状態を示す側断面図
【図12】
本発明に係る第4の実施の形態のカメラの沈胴状態側を示す断面図
【図13】
本発明に係る第4の実施の形態のカメラのワイド端状態を示す断面図
【図14】
本発明に係る第4の実施の形態のカメラのテレ端状態を示す断面図
【図15】
本発明に係る第3の実施の形態のカメラのズーミングとフォーカシングの制御に係るフローチャート
【符号の説明】
401…上側バリア部材、
411…下側バリア部材、
402…上側バネ
402a…先端部
402b…凸部
402c…固定部
412…下側バネ
403…ネジ
413…ネジ
404…先端鏡筒
405…直進筒
406…前面化粧板
701…バリア部材
702…バネ
702a…ラック部
702b…ラック部
702c…穴部
704…先端鏡筒
704a…軸受け部
704b…軸受け部
704c…保持部
704d…保持部
705…直進筒
705a…先端部
706…前面化粧板
711…バリア部材
711a…回転軸
711b…ギヤ部
711c…遮光線部
714…リンク
714a…回転中心
714b…接触部
714c…球部
715…リンク
715a…回転中心
715b…接触部
715c…球部
901…上側バリア部材
902…上側バネ
904…先端鏡筒
906…前面化粧板
911…下側バリア部材
912…下側バネ
921…一群枠
921a…ナット部
922…二群枠
923…送りネジ
926…直進筒924…スプリング
925…第二鏡筒
927…第三鏡筒
928…第三直進筒
929…固定筒
930…ボディ
931…ズームモータ
SW…ワイド端の画像を形成する入射光線端
ST…テレ端の画像を形成する入射光線端
1001…上側バリア部材
1002…上側バネ
1004…先端鏡筒
1011…下側バリア部材
1012…下側バネ
1012b…凸部
1021…一群枠
1022…二群枠
1022a…凸部
1026…直進筒
1031…リング部材
1101…焦点距離検知手段
1102…記憶手段
1103…一群レンズ位置検出手段
1104…測距手段
1105…一群レンズ制御手段
1106…一群レンズ駆動手段
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