JP2000292537A - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置

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JP2000292537A
JP2000292537A JP11100195A JP10019599A JP2000292537A JP 2000292537 A JP2000292537 A JP 2000292537A JP 11100195 A JP11100195 A JP 11100195A JP 10019599 A JP10019599 A JP 10019599A JP 2000292537 A JP2000292537 A JP 2000292537A
Authority
JP
Japan
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radio wave
radome
antenna
transmitting
radar
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11100195A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Taguchi
康治 田口
Yoshihide Agari
良英 上里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で複数方向のレーダビームを得
る。 【解決手段】 車両にレーダ送受信機10及び送受信ア
ンテナ12を設け、前方車両と路面を同時に監視する。
送受信アンテナ12を保護するレドーム14に傾斜面1
4aを形成し、この傾斜面14aで電波の一部を屈折さ
せて前方ビームと下方ビームを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーダ装置、特に車
両等に搭載され、前方や下方の障害物を検出する装置に
適用される。
【0002】
【従来の技術】車両にレーダ装置を搭載し、前方の車両
あるいは障害物を検出するとともに、路面に設けられた
レーンマーカ等を検出して自動走行する技術が提案され
ている。
【0003】図3には、このようなシステムの一例が示
されている。車両にレーダ送受信機10及び送受信アン
テナ12を設け、前方車両16や路面に設置されたレー
ンマーカ(あるいは路面そのもの)を検出する。ここ
で、前方及び下方を同時に検出するために、送受信アン
テナ12として前方監視用アンテナ12aと路面(ある
いは下方)監視用アンテナ12bの2個設け、これらを
方向性結合器11で結合する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来にお
いては前方と下方を同時に監視するためのアンテナをそ
れぞれ設けており、部品点数が増加してコスト高となる
とともに、構成が複雑化する問題があった。
【0005】本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑
みなされたものであり、その目的は、簡易な構成で複数
方向を同時に監視できるレーダ装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、送受信アンテナと、前記送受信アンテナ
の前面に配置され、電波を複数方向に分離する電波分離
手段とを有することを特徴とする。電波分離手段で複数
の方向に分離することで、従来のようにアンテナを複数
個設ける必要がなくなり、構成が簡易化される。
【0007】ここで、前記電波分離手段は、少なくとも
電波を前方と下方の2方向に分離することが好適であ
る。これにより、例えば車両に搭載した場合、前方の障
害物(車両など)と路面のレーンマーカなどを同時に検
出することが可能となり、レーンマーカに沿って走行し
つつ前方車両との衝突を避けることができる。
【0008】また、前記電波分離手段は、前記送受信ア
ンテナに対して傾斜面が形成されたレドーム(あるいは
レーダドーム)とするのが好適である。レドームとは、
アンテナ面を汚れ等から保護する保護カバーであり、電
波を透過する誘電体から構成される。このレドーム面に
傾斜面を形成して電波を複数方向に分離することで、部
品点数を増加させることなく所期の目的を達成できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態について、車両に搭載して自動走行するシステムに
適用した場合を例にとり説明する。
【0010】図1には、本実施形態のレーダ装置の構成
が示されている。レーダ送受信機10及び送受信アンテ
ナ12が設けられ、この送受信アンテナ12の前面にレ
ドーム14が設けられている。レドーム14は、送受信
アンテナ12を収容するような構成であってもよい。
【0011】そして、送受信アンテナ12前面のレドー
ム14面の下部には傾斜面14aが形成されており、こ
の傾斜面14aでの屈折作用により、電波は2方向、す
なわち傾斜面14aが形成されていない非傾斜面14b
に入射することで前方に射出する電波と、傾斜面14a
に入射することで屈折し下方に射出する電波に分離され
る。
【0012】レドーム14の非傾斜面14bから前方に
射出した電波ビームは、前方車などで反射して再びレド
ーム14の非傾斜面14bに入射し、送受信アンテナ1
2を介してレーダ送受信機10に供給される。一方、レ
ドーム14の傾斜面14aから下方に射出した電波ビー
ムは、路面あるいは路面上のレーンマーカで反射して再
びレドーム14の傾斜面14aに入射し、屈折して送受
信アンテナ12を介してレーダ送受信機10に供給され
る。
【0013】レーダ送受信機10では、これら2つの方
向の電波信号を互いに分離し、図示しない走行制御装置
に供給する。走行制御装置では、前方電波信号に基づい
て前方車両の存在や前方車両との車間距離を検出し、車
両のブレーキなどを制御する。また、下方電波信号に基
づいて車両が走行すべきレーンと車両との相対変位を検
出し、レーンに沿って走行すべくハンドルを制御する。
なお、2つの方向の電波信号(エコー)は距離や速度が
全く異なる、即ち、下方電波信号がレーンマーカ(ある
いは路面)を検出しているので、距離は短く、略一定と
なり、また相対速度は走行速度となるので、分離は容易
である。
【0014】図2には、レドーム14に形成される傾斜
面14aの拡大図が示されている。レドーム14は、上
述したように電波を透過する誘電体(通常は樹脂)で形
成されており、その一面の下端部に傾斜面14aを形成
する。非傾斜部と傾斜部との面積比を変化させること
で、前方に射出する電波と下方に射出する電波の比率を
調整することができる。下方に射出する電波ビームの俯
角をαとするために必要な傾斜角θ(図に示すように、
傾斜角θとは傾斜面14aが鉛直方向に対してなす角)
は、次式により算出することができる。
【0015】
【数1】sin(θ+α)/sinθ=ε0.5 但し、εはレドーム14の比誘電率である。例えば、レ
ドーム14の材質をポリプロピレン(ε=2.2)とし
た場合、傾斜角θ=20度で俯角α=10度が得られ
る。
【0016】このように、本実施形態ではレドームの形
状を変えることで、1個の送受信アンテナで2つの異な
る方向の電波ビームを生成することができる。
【0017】なお、本実施形態ではレドーム14に傾斜
面14aを1つだけ形成したが、必要に応じて他の傾斜
面を形成することもできる。また、レドーム14の上下
方向に傾斜面を形成する他に、左右方向(車幅方向)に
傾斜面を形成することもできる。この場合、左右の電波
ビームが生成されることになる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡易な構成で複数方向の電波ビームを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の構成図である。
【図2】 図1の一部拡大図である。
【図3】 従来装置の構成図である。
【符号の説明】
10 レーダ送受信機、12 送受信アンテナ、14
レドーム、14a 傾斜面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上里 良英 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 Fターム(参考) 5J020 AA02 BB01 BB03 BB10 BB11 BC02 CA04 DA09 5J046 AA04 AA08 AA19 MA09 RA03 RA05 5J070 AC02 AD01 AD13 AD20 AE01 AE07 AF03 AK27 AK40 BF02 BF10 BF16 BF30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受信アンテナと、 前記送受信アンテナの前面に配置され、電波を複数方向
    に分離する電波分離手段と、 を有することを特徴とするレーダ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記電波分離手段は、少なくとも電波を前方と下方の2
    方向に分離することを特徴とするレーダ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、2のいずれかに記載の装置に
    おいて、 前記電波分離手段は、前記送受信アンテナに対して傾斜
    面が形成されたレドームであることを特徴とするレーダ
    装置。
JP11100195A 1999-04-07 1999-04-07 レーダ装置 Withdrawn JP2000292537A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003121546A (ja) * 2001-10-16 2003-04-23 Omron Corp 車載用レーダ装置
JP2006337025A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Hitachi Ltd 絶対速度計測装置
WO2007009834A1 (de) * 2005-07-18 2007-01-25 Robert Bosch Gmbh Antenneneinrichtung mit einem radom zum einbau in einem kraftfahrzeug
JP2017150894A (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 株式会社Soken アンテナ装置

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WO2007009834A1 (de) * 2005-07-18 2007-01-25 Robert Bosch Gmbh Antenneneinrichtung mit einem radom zum einbau in einem kraftfahrzeug
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060704