JP2000292370A - 印字検査装置 - Google Patents

印字検査装置

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JP2000292370A
JP2000292370A JP11102887A JP10288799A JP2000292370A JP 2000292370 A JP2000292370 A JP 2000292370A JP 11102887 A JP11102887 A JP 11102887A JP 10288799 A JP10288799 A JP 10288799A JP 2000292370 A JP2000292370 A JP 2000292370A
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JP11102887A
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English (en)
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Shojiro Ozaki
昌二郎 尾崎
Takahiro Yoneda
貴博 米田
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Asahi Breweries Ltd
Original Assignee
Asahi Breweries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】連続的に搬送される検査対象物を全数検査する
場合であっても、正常に印字されているものを不良であ
ると誤判断する可能性を低減したい。 【解決手段】シーケンサ25は、時刻に応じて印字文字
が切り換わる印字部分の検査に関しては、画像処理装置
23aから供給された抽出文字情報Wa と、時刻に応じ
て切り換えられた現時刻と正常文字情報Rn とを比較
し、両者が一致した場合には、その印字部分への印字は
良であると判断するともに、仮にそれが一致しなかった
場合であっても、抽出文字情報Wa が、現時刻の一つ前
の正常文字情報Rn-1 若しくは現時刻の一つ後の正常文
字情報Rn+1 のいずれかと一致した場合にも、印字部分
1 への印字は良であると判断するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば瓶製品等
に張り付けられるバックラベルの文字や記号等の印字状
態の良否を判断するための印字検査装置に関し、特に、
バックラベル等に印字されている文字情報を画像情報か
ら抽出し、その抽出された文字情報と、印字されている
はずの文字に関する正常文字情報との比較結果に基づい
て、印字の良否を判断するようになっている装置におい
て、連続的に搬送される製品の印字状態を全数検査する
場合における良否判断の精度を向上できるようにしたも
のである。
【0002】
【従来の技術】瓶製品等に張り付けられるバックラベル
には、その瓶製品の製造年月日や賞味期限等が印字され
るため、それら各文字情報を一般消費者が読み取れる程
度に良好に印字されているか否かを検査する必要があ
る。そして、かかる印字検査の手法として、最も単純な
のは、人による目視検査であるが、目視検査は多大な労
力が必要であるばかりか、全数検査が困難であるため不
良印字状態を見逃しそのまま出荷してしまう可能性が比
較的高かった。
【0003】一方、レーザー印字装置を導入している場
合には、印字時のレーザーがラベルインクを焼き飛ばす
ときに発生する光の量を測定し、その測定された発光量
の大小に基づいて印字の良否を判断する、という手法も
採用可能であり、これによれば検査の自動化も可能であ
る。しかし、この手法は発光量に基づいた間接的な検査
であるため、検出精度がそれほど高くはない。
【0004】このため、上記のような発光量に基づいた
検査装置を導入した場合でも、目視検査を皆無にするこ
とはできず、両者を併用するというのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような現状に鑑
み、本発明者等は、画像処理装置を利用した印字検査装
置の開発に着手した。即ち、瓶製品等に張られた状態で
バックラベルを画像情報として取り込み、その取り込ん
だ画像情報から文字情報を抽出し、抽出された文字情報
と、その時点で印字されているはずの文字に関する文字
情報とを比較し、両者が一致した場合には印字状態は良
であると判断する一方、両者が一致しなかった場合には
印字状態は不良であると判断する、という印字検査装置
の開発に着手した。かかる印字検査装置であれば、印字
状態を直接的に検査するため、検査精度は飛躍的に向上
するし、全数チェックも可能であるから目視検査をなく
す又は簡易な目視検査に置き換えることも可能である。
【0006】しかしながら、製品そのものに不良が発見
された場合のその不良情報の製造工程へのフィードバッ
クをより確実にするために、製造年月日の項目にさらに
製造時分までをも加えて印字する場合のように、印字さ
れる文字が比較的短時間のうちに切り換わるようなラベ
ルにあっては、正常に印字されているにも関わらず、こ
れを不良として検出してしまうケースがあることが確認
された。
【0007】本発明は、そのような開発段階において認
識された問題点に着目してなされたものであって、印字
状態良を印字状態不良と誤判断してしまう可能性を低減
することができる印字検査装置を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、検査対象物の印字部分を画
像情報として取り込み、その取り込んだ画像情報から文
字情報を抽出し、その抽出された抽出文字情報と、前記
印字部分に印字されているはずの文字に関する正常文字
情報とを比較することにより、前記検査対象物の印字状
態の良否を判断するようになっている印字検査装置にお
いて、前記抽出文字情報が前記正常文字情報であること
が確認された場合に印字状態は良であると判断するとと
もに、前記抽出文字情報が所定の過去又は将来の正常文
字情報であることが確認された場合にも印字状態は良で
あると判断するようにした。
【0009】上記目的を達成するために、請求項2に係
る発明は、検査対象物の印字部分を画像情報として取り
込み、その取り込んだ画像情報から文字情報を抽出し、
その抽出された抽出文字情報と、前記印字部分に印字さ
れているはずの文字に関する正常文字情報とを比較する
ことにより、前記検査対象物の印字状態の良否を判断す
るようになっている印字検査装置において、前記印字部
分に印字される文字情報及び前記正常文字情報のそれぞ
れは、時刻に応じて順次切り換わるようになっており、
前記抽出文字情報が、現時刻の一つ前の正常文字情報、
現時刻の正常文字情報及び現時刻の一つ後の正常文字情
報のうちのいずれかであることが確認された場合に、印
字状態は良であると判断するようにした。
【0010】上記目的を達成するために、請求項3に係
る発明は、検査対象物の印字部分を画像情報として取り
込み、その取り込んだ画像情報から文字情報を抽出し、
その抽出された抽出文字情報と、前記印字部分に印字さ
れているはずの文字に関する正常文字情報とを比較する
ことにより、前記検査対象物の印字状態の良否を判断す
るようになっている印字検査装置において、前記印字部
分に印字される文字情報は、時刻に応じて順次切り換わ
るようになっており、前記抽出文字情報が、現時点の正
常文字情報及びその一つ後の正常文字情報のうちのいず
れかであることが確認された場合に、印字状態は良であ
ると判断するようになっており、前記抽出文字情報が前
記一つ後の正常文字情報であると確認されたことに応じ
て、その一つ後の正常文字情報を、新たな現時点の正常
文字情報とするようにした。
【0011】上記目的を達成するために、請求項4に係
る発明である印字検査装置は、検査対象物の印字部分を
撮像して画像情報を生成する画像情報生成手段と、前記
画像情報から認識可能な文字情報を抽出する文字情報抽
出手段と、前記印字部分に印字されているはずの文字に
関する正常文字情報を時刻に応じて順次切り換えて設定
する正常文字情報設定手段と、前記文字情報抽出手段が
抽出した抽出文字情報と前記正常文字情報とを比較し両
者が一致した場合に印字状態は良であると判断する印字
状態判断手段と、を備え、前記印字状態判断手段は、前
記抽出文字情報が、現時刻の一つ前の正常文字情報、現
時刻の正常文字情報及び現時刻の一つ後の正常文字情報
のうちのいずれかであることが確認された場合に、印字
状態は良であると判断するようにした。
【0012】上記目的を達成するために、請求項5に係
る発明である印字検査装置は、検査対象物の印字部分を
撮像して画像情報を生成する画像情報生成手段と、前記
画像情報から認識可能な文字情報を抽出する文字情報抽
出手段と、前記印字部分に印字されているはずの文字に
関する正常文字情報を順次切り換えて設定する正常文字
情報設定手段と、前記文字情報抽出手段が抽出した抽出
文字情報と前記正常文字情報とを比較し両者が一致した
場合に印字状態は良であると判断する印字状態判断手段
と、を備え、前記印字状態判断手段は、前記抽出文字情
報が、現時点の正常文字情報及びその一つ後の正常文字
情報のうちのいずれかであることが確認された場合に、
印字状態は良であると判断するようになっており、前記
正常文字情報設定手段は、前記抽出文字情報が前記一つ
後の正常文字情報であると確認されたことに応じて、そ
の一つ後の正常文字情報を、新たな現時点の正常文字情
報とするようにした。
【0013】ここで、請求項1に係る発明である印字検
査装置にあっては、抽出された抽出文字情報と、印字さ
れているはずの文字に関する正常文字情報とが一致した
場合が、印字状態が良であると判断される最も普通のケ
ースである。また、実際に印字されている文字の一部が
欠けていたために正確に文字を認識できなかった場合
(例えば、数字の「8」の一部が欠けていたためにこれ
を数字の「0」であると認識した場合、或いは、印字が
不鮮明であるため文字として認識できなかった場合)に
は、抽出文字情報と、正常文字情報とが一致しないた
め、通常はこれを印字不良と判断することになる。
【0014】しかし、この請求項1に係る発明にあって
は、抽出文字情報と、正常文字情報とが一致しなかった
場合であっても、その抽出文字情報が、所定の過去又は
将来の正常文字情報に一致する場合にも、その印字状態
が良であると判断する。これは、印字される文字が時刻
に応じて順次切り換わるような場合には、正常文字情報
も適宜切り換える必要があるのに、実際の装置では、検
査対象物に印字する位置と、その印字状態を検査する位
置とが離れているのが通常であるため、正常文字情報の
切換を厳密なタイミングで行えない場合があるからであ
る。
【0015】つまり、検査対象物の印字部分に印字され
る文字が切り換わった時刻と、検査対象物が印字されて
から印字検査位置に至るまでに要する時間とに基づいた
タイミングで、正常文字情報も切り換える必要がある
が、例えば、印字装置に内蔵された時計と、印字検査装
置に内蔵された時計とが数秒ずれていると、正常文字情
報の切換がそれだけ遅れる又は早まることがあり、その
ずれた時間の間は抽出文字情報と正常文字情報とが一致
せず、これを不良と判断してしまう場合がある。これ
は、印字装置の問題ではなく、検査装置の問題であるか
ら、印字は良であると判断しなければならない。
【0016】そこで、この請求項1に係る発明であれ
ば、仮に抽出文字情報と現時点の正常文字情報とが一致
しなくても、その抽出文字情報と、所定の過去又は将来
の正常文字情報とが一致した場合には、印字状態は良で
あると判断するから、印字状態が不良であると誤判断す
る可能性が低減される。ここで、「所定の過去又は将
来」という具合に、過去又は将来の正常文字情報に「所
定の」と付したのは、本発明が適用される適用される印
字装置毎に事情が異なるからである。つまり、検査対象
物の印字部分に印字される文字情報の切換間隔と、印字
装置及び印字検査装置の間に生じ得るずれの大きさとに
基づいて、どのくらい過去又は将来の正常文字情報まで
考慮するべきかが決まってくるからである。例えば、印
字部分に印字される文字情報の切換間隔が10分で、印
字装置及び印字検査装置の間に生じ得る最大のずれが1
0秒程度であれば、少なくとも一つ前又は一つ後の正常
文字情報を考慮すれば済む。これに対し、印字部分に印
字される文字情報の切換間隔が10秒で、印字装置及び
印字検査装置の間に生じ得る最大のずれが30秒分程度
であれば、三つ前又は三つ後の正常文字情報まで考慮す
る必要が出てくる。
【0017】請求項2に係る発明は、印字部分に印字さ
れる文字情報と正常文字情報とのそれぞれが時刻に応じ
て順次切り換わる場合であって、それら切り換わる時刻
の間のずれがさほど大きくない場合に好適な例である。
つまり、この請求項2に係る発明では、抽出文字情報
が、現時刻の正常文字情報及びその前後の正常文字情報
のいずれかに一致した場合には、印字状態が良であると
判断するから、印字部分に印字される文字情報の切り換
わりタイミングと正常文字情報の切り換わりタイミング
とが、その印字部分に印字される文字情報の切り換わり
時間以内のずれで済むことが明らかなような場合に、印
字状態が不良であると誤判断する可能性が低減される。
【0018】請求項3に係る発明は、印字部分に印字さ
れる文字情報は、時刻に応じて順次切り換わるのに対
し、正常文字情報は、抽出文字情報の判断結果に応じて
適宜切り換わるようにしたものである。即ち、この請求
項3に係る発明では、抽出文字情報が、現時点の正常文
字情報に一致するか、若しくは、その一つ後の正常文字
情報に一致したときに、印字状態は良であると判断する
ようになっているが、印字部分に印字される文字情報は
時刻に応じて順次切り換わるようになっているから、通
常は「抽出文字情報が現時点の正常文字情報に一致する
から印字状態は良」という状態が連続し、印字されてい
る文字情報が切り換わってから所定時間経過した後に、
「抽出文字情報が現時点の一つ後の正常文字情報に一致
するから印字状態は良」という状態に移行する。
【0019】すると、かかる判断がなされたことに応じ
て、その「一つ後の正常文字情報」が新たな「現時点の
正常文字情報」になる。つまり、正常文字情報とその一
つ後の正常文字情報とが、一つシフトすることになるか
ら、それ以降は、再び「抽出文字情報が現時点の正常文
字情報に一致するから印字状態は良」という状態が連続
する、という具合に通常状態に戻ることになる。
【0020】このように、この請求項3に係る発明にあ
っては、印字状態の良否判断に現時点及びその一つ後の
正常文字情報を用いるとともに、現時点の正常文字情報
の切換タイミングを判断の内容に関連させたため、印字
状態が不良であると誤判断する可能性が低減される。さ
らに、請求項4に係る発明にあっても、上記請求項2に
係る発明と同様の作用が得られる。また、請求項5に係
る発明にあっても、上記請求項3に係る発明と同様の作
用が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2は本発明の第1の実
施の形態の構成を示す図であって、この実施の形態は、
本発明に係る印字検査装置を、連続的に搬送される瓶製
品に張り付けられるバックラベルの印字状態の良否判断
に適用したものである。
【0022】先ず、構成を説明する。即ち、図1は検査
対象物としての瓶製品1,…,1の搬送ラインの一部を
示す平面図であって、全搬送ラインのうち、バックラベ
ルへの印字工程、瓶製品1へのバックラベルの張り付け
工程、バックラベルの印字検査工程及び印字不良の瓶製
品1の排斥工程を含む部分を示している。
【0023】瓶製品1,…,1は、図1中では左方から
右方に連続的に搬送されるようになっていて、その上流
側から、バックラベル張り付け装置10、印字検査装置
20及び排斥装置30が、この順で配設されている。バ
ックラベル張り付け装置10は、各瓶製品1の所定の位
置にバックラベルを一枚ずつ張り付ける装置であって、
このバックラベル張り付け装置10には、図示しないラ
ベルストッカーから、バックラベル11が連続的に供給
されるようになっている。
【0024】バックラベル11には、「製造年月日」、
「賞味期限」等の文字や、製造メーカーの社名、住所、
電話番号等が予め印刷されていて、バックラベル張り付
け装置10に供給される直前で、レーザー印字装置15
によって、製造年月日及び賞味期限が所定部分に印字さ
れるようになっている。本実施の形態のレーザー印字装
置15は、バックラベル11のそれぞれに製造年月日及
び賞味期限を印字する装置であるが、本実施の形態で
は、レーザー印字装置15は時計を内蔵していて、製造
年月日に関しては、年、月、日の他に時刻(時分)をも
印字するようになっている。なお、賞味期限について
は、年、月、日のみを印字するようになっている。
【0025】ただし、製造年月日とともに印字する時刻
は、本実施の形態では10分刻みとしている。例えば、
実際の時刻が12:00を経過してから12:10にな
る前までは「12:00」を印字し、12:10を経過
してから12:20になる前までは「12:10」を印
字する、という具合である。図2は、レーザー印字装置
15での印字が完了した状態でのバックラベル11の一
例を示す図であって、この例では、上段の印字部分P1
に、製造年月日として年、月、日及び時刻が印字されて
おり、下段の印字部分P2 に、賞味期限として年、月及
び日が印字されている。つまり、図2の例では、印字部
分P1 に印字される各文字のうち、時刻を表す部分(図
2の「14:10」という部分)が、レーザー印字装置
15に内蔵されている時計が示す時刻に応じて、10分
刻みで順次切り換わるようになっている。
【0026】一方、印字検査装置20は、バックラベル
張り付け装置10から瓶製品1の数本分の距離だけ離れ
た位置に配設されていて、瓶製品1に張り付けられた状
態でのバックラベル11の印字状態の良否を検査するよ
うに構成されている。具体的には、この印字検査装置2
0は、そのシステム構成を示すブロック図である図3に
も示すように、2台のカメラ21a、21bを有してい
る。一方のカメラ21aは、バックラベル11の上段の
印字部分P1 を正面から撮像できる位置に配され、他方
のカメラ21bは、バックラベル11の下段の印字部分
2 を正面から撮像できる位置に配されている。なお、
カメラ21a、21bによる撮像を鮮明にするために、
バックラベル11を上方から照らせるように照明装置2
2を設けている。
【0027】また、印字検査装置20は、2台の画像処
理装置23a、23bを有し、カメラ21aが撮像した
画像情報は一方の画像処理装置23aに供給され、カメ
ラ21bが撮像した画像情報は他方の画像処理装置23
bに供給されるようになっている。各画像処理装置23
a、23bには、図1にも示すように、瓶製品1の搬送
位置の検出を行う位置検出センサ40から検査タイミン
グ信号Tが入力されるようになっている。位置検出セン
サ40は、例えば瓶製品1の搬送ラインの駆動装置の回
転位置を検出することにより、或いは、印字検査装置2
0に到達した瓶製品1の一つ後の瓶製品1の位置を検出
することにより、印字検査装置20のカメラ21a、2
1bの正面に瓶製品1が到達した時点を認識し、それを
認識したことに同期して、検査タイミング信号Tを出力
するようになっている。
【0028】そして、各画像処理装置23a、23b
は、検査タイミング信号Tの入力に同期して、カメラ2
1a、21bから供給されている画像情報を取り込み、
その取り込んだ画像情報について画像処理を実行すると
ともに、取り込んだ画像情報はオペレータの確認に供す
るためにモニタ24a、24bに供給され表示されるよ
うになっている。
【0029】画像処理装置23a、23bにおける画像
処理は、取り込んだ画像情報から文字情報を抽出すると
いう文字抽出処理である。かかる文字抽出処理として
は、例えば画像情報の濃淡に基づいて文字を認識する処
理が採用可能である。より具体的には、印字部分P1
2 に印字される文字は数字や「年」、「月」、「日」
等の一部の漢字等に限定されるため、その印字される可
能性のある文字を予め登録しておき、画像処理装置23
a、23bが画像情報から認識した文字と思われる部分
と、登録されている全ての文字とについて相関値を演算
し、その相関値が最大のものを、画像情報から読み取っ
た文字の候補とする。そして、その候補となった文字の
相関値が所定のしきい値よりも大きい場合には、その候
補を正式に抽出文字とするが、候補となった文字の相関
値が所定のしきい値よりも小さい場合には、文字は読み
取られなかったものとする。このような作業を、画像情
報から認識した文字と思われる部分の全てについて行っ
て、印字部分P1 、P2 に印字されていると思われる文
字列を抽出する。
【0030】各画像処理装置23a、23bによって抽
出された抽出文字情報Wa 、Wb のそれぞれは、シーケ
ンサ25に供給されるようになっている。シーケンサ2
5は、各抽出文字情報Wa 、Wb と、バックラベル11
に印字されているはずの文字に関する正常文字情報とを
比較し、両者が一致した場合にはバックラベル11の印
字状態は良であると判断するようになっている。
【0031】ここで、バックラベル11の印字部分P2
に印字される賞味期限は、時刻までは表示しないため、
その賞味期限に対する正常文字情報Rb も、終日同一の
ままで構わない。これに対し、バックラベル11の印字
部分P1 に印字される製造年月日は、時刻まで表示する
ため、その製造年月日に関する正常文字情報Rn も、時
刻に応じて切り換える必要がある。
【0032】そこで、シーケンサ25も時計を内蔵して
いて、レーザー印刷装置15が印字部分P1 に対する印
字文字を切り換えるのと同様に、時計が示す時刻に応じ
て、10分刻みで正常文字情報Rn を切り換えるように
なっている。例えば、時刻が12:00になったら、正
常文字情報Rn を「99年03月15日12:00」に
切り換え、時刻が12:10になったら正常文字情報R
n を「99年03月15日12:10」に切り換える、
という具合である。
【0033】そして、シーケンサ25は、印字部分P1
の検査に関しては、画像処理装置23aから供給された
抽出文字情報Wa と、上記のように時刻に応じて切り換
えられた現時刻と正常文字情報Rn とを比較し、両者が
一致した場合には、その印字部分P1 への印字は良であ
ると判断するようになっているが、仮にそれが一致しな
かった場合であっても、抽出文字情報Wa が、現時刻の
一つ前の正常文字情報Rn-1 若しくは現時刻の一つ後の
正常文字情報Rn+1 のいずれかと一致した場合にも、印
字部分P1 への印字は良であると判断するようになって
いる。
【0034】例えば、現時刻が12:10であれば、現
時刻の正常文字情報Rn は「99年03月15日12:
10」であり、その一つ前の正常文字情報Rn-1 は「9
9年03月15日12:00」、その一つ後の正常文字
情報Rn+1 は「99年03月15日12:20」である
から、画像処理装置23aから供給された抽出文字情報
a が、それら三つの正常文字情報Rn 、Rn-1 、R
n+1 のいずれかに一致した場合に、印字部分P1 への印
字は良であると判断し、いずれにも一致しなかった場合
に、印字部分P1 への印字は不良であると判断するよう
になっている。
【0035】なお、印字部分P2 に関しては、上述のよ
うに印字される文字は終日同一であるため、正常文字情
報Rb も終日同一でよい。例えば、本日の日付が「99
年03月15日」であり、賞味期限が製造日から六カ月
であれば、印字される賞味期限は終日「99年06月1
5日」であり、それに対応した正常文字情報Rb も終日
「99年06月15日」であるから、画像処理装置23
bから供給された抽出文字情報Wb が、その正常文字情
報Rb に一致すれば印字部分P2 への印字状態は良、一
致しなければ印字部分P2 への印字状態は不良であると
判断するようになっている。
【0036】そして、シーケンサ25は、印字部分P1
及びP2 のいずれか一方でも印字状態が不良であると判
断した場合には、排斥装置30に対して、不良瓶製品を
搬送ラインから排斥するための排斥指令信号Eを出力す
るようになっている。排斥装置30は、排斥指令信号E
を受け取った場合には、その排斥指令信号Eの出力時刻
や搬送ラインの搬送速度等に基づいた所定のタイミング
で作動して、不良瓶製品を搬送ラインから押し出すよう
になっている。
【0037】図4は、印字検査装置20で実行される処
理の概要を示すフローチャートであって、以下、この図
4を伴って本実施の形態の動作、特に印字検査装置20
の動作を中心に説明する。即ち、印字検査装置20に電
源が投入されると、所定の初期設定を行った後にステッ
プ101に移行し、位置検出センサ40から検査タイミ
ング信号Tが入力されたか否かを判定し、その検査タイ
ミング信号Tが入力されるまでその状態のまま待機す
る。
【0038】この状態で、検査タイミング信号Tの入力
が確認されたら、ステップ101の判定が「YES」と
なってステップ102に移行し、そのときカメラ21
a、21bから供給されている画像情報を画像処理装置
23a、23bが取り込む。そして、ステップ103に
移行し、画像処理装置23a、23bが、ステップ10
2で取り込んだ画像情報をモニタ24a、24bに出力
するとともに、ステップ104に移行し、画像処理装置
23a、23bは、取り込んだ画像情報から文字情報を
抽出する。この文字情報の抽出を終えた時点で、画像処
理装置23aは印字部分P1 に印字されていると認識し
た抽出文字情報Wa をシーケンサ25に出力する一方、
画像処理装置23bは印字部分P2 に印字されていると
認識した抽出文字情報Wb をシーケンサ25に出力す
る。
【0039】次いで、ステップ105に移行し、シーケ
ンサ25は、印字部分P1 に対応した正常文字情報とし
て、本日の日付と現時刻とに対応した正常文字情報Rn
と、その一つ前の正常文字情報Rn-1 と、一つ後の正常
文字情報Rn+1 との三つを読み込むとともに、印字部分
2 に対応した正常文字情報として、本日の日付に対応
した一つの正常文字情報Rb を読み込む。
【0040】そして、ステップ106以降の処理におい
て、抽出文字情報Wa 、Wb と、正常文字情報Rn 、R
n-1 、Rn+1 、Rb とを比較し、両者が一致するか否か
を判定する。先ず、ステップ106において、抽出文字
情報Wa と正常文字情報Rn とを比較し、両者が一致し
た場合にはステップ107に移行し、抽出文字情報Wb
と正常文字情報Rb とを比較し、ここでも両者が一致す
ると判定された場合には、印字部分P1 及びP2 のいず
れにも印字不良が発見されなかった判断し、今回のこの
図4の処理を終了する。
【0041】これに対し、ステップ106の判定が「N
O」の場合には、ステップ108に移行し、抽出文字情
報Wa と正常文字情報Rn-1 とを比較し、両者が一致し
なかった場合にはステップ109に移行し、抽出文字情
報Wa と正常文字情報Rn+1とを比較する。そして、ス
テップ108又はステップ109のいずれかの判定が
「YES」の場合には、ステップ107に移行するが、
ステップ108又はステップ109のいずれの判定も
「NO」の場合、並びに、ステップ107の判定が「N
O」の場合には、ステップ110に移行し、シーケンサ
25は、排斥指令信号Eを排斥装置30に出力してか
ら、今回のこの図4の処理を終了する。排斥指令信号E
が供給された排斥装置30は、印字不良が確認された瓶
製品1を搬送ラインから押し出し、これにより、その瓶
製品1が誤って出荷されることを防止する。
【0042】ここで、レーザー印字装置15は、自己に
内蔵された時計の示す時刻に従って印字部分P1 に印字
される文字を順次切り換えるとともに、印字検査装置2
0のシーケンサ25も、自己に内蔵された時計の示す時
刻に従って印字部分P1 に対応した正常文字情報Rn
順次切り換える。このため、それらレーザー印字装置1
5に内蔵されている時計と、シーケンサ25に内蔵され
ている時計との間にずれが生じると、それら両者の切り
換えタイミングもずれてしまう。しかし、切り換えタイ
ミングがずれたとしても、シーケンサ25は、現時刻の
正常文字情報Rn の他に、その前後の正常文字情報R
n-1、Rn+1 をも抽出文字情報Wa と比較するようにな
っているから、本実施の形態のように連続的に搬送され
る瓶製品1のバックラベルの印字状態を全数検査する場
合であっても、正常に印字されているものを不良である
と誤判断する可能性を低減することができる。
【0043】また、本実施の形態では、抽出文字情報W
a と、正常文字情報Rn 、Rn-1 、Rn+1 とを比較する
際の順序を、最初に抽出文字情報Wa と現時刻に対応し
た正常文字情報Rn とを比較し、それが一致しなかった
場合にのみ一つ前又は一つ後の正常文字情報Rn-1 、R
n+1 との比較を行うようにしている。これは、抽出文字
情報Wa と正常文字情報Rn とが一致するケースが最も
多く、その一致が確認された時点で他の二つの正常文字
情報Rn-1 、Rn+1 との比較は実行しないで済みその分
処理時間の短縮が図られるという利点があるからであ
る。
【0044】なお、シーケンサ25において、抽出文字
情報Wa が、現時刻の一つ前又は一つ後の正常文字情報
n-1 、Rn+1 に一致したと判断された場合には、シー
ケンサ25に内蔵されている時計が、レーザー印字装置
15に内蔵されている時計に比べて進んでいる又は遅れ
ていることが明らかになったと判断できるから、その進
んでいる又は遅れているという判断に応じて、シーケン
サ25に内蔵されている時計の時刻を遅らせる又は進め
るような処理を実行するようにしてもよい。
【0045】ここで、本実施の形態では、カメラ21a
が画像情報生成手段に対応し、画像処理装置23aが文
字情報抽出手段に対応し、図4のステップ105の処理
が正常文字情報設定手段に対応し、ステップ106、1
08及び109の処理が印字状態判断手段に対応する。
図5は、本発明の第2の実施の形態を示す図であって、
上記第1の実施の形態における図4と同様に印字検査装
置20の処理の概要を示すフローチャートである。な
お、装置構成は上記第1の実施の形態と同様であるため
その図示及び説明は省略するとともに、上記第1の実施
の形態と同様の処理には、同じ符号を付し、その重複す
る説明は省略する。
【0046】即ち、本実施の形態では、印字部分P1
対応した正常文字情報として、現時点の正常文字情報R
n と、その一つ後の正常文字情報Rn+1 との二つの正常
文字情報を用いるようになっている。なお、抽出文字情
報Wb 及び正常文字情報Rbとの比較処理は、上記第1
の実施の形態と同様である。そして、本実施の形態で
は、ステップ106の判定が「NO」の場合には、ステ
ップ109に移行して、抽出文字情報Wa と、現時点の
一つ後の正常文字情報Rn+1 とを比較する。その判定が
「YES」の場合には、ステップ201に移行する。
【0047】ステップ201では、二つの正常文字情報
n 、Rn+1 の切り換えを行う。具体的には、それまで
一つ後の正常文字情報Rn+1 としていたものを、新たな
現時点の正常文字情報Rn として設定する(Rn =R
n+1 )。新たな現時点の正常文字情報Rn にRn+1 が代
入された結果、現時点の一つ後の正常文字情報Rn+1
は、それまでの現時点の正常文字情報Rn の二つ後の正
常文字情報Rn+2 が設定される(Rn+1 =Rn+2 )。つ
まり、各正解文字情報Rn 、Rn+1 、Rn+2 …を一つず
つシフトする。そして、ステップ201の処理を終えた
ら、ステップ107に移行する。
【0048】ステップ201の処理を実行することによ
り、適切なタイミングで、正常文字情報Rn の切り換え
を行うことができる。つまり、ステップ106の判定が
「NO」となってステップ109の判定が「YES」と
なった時点は、印字検査装置20に達している瓶製品1
のバックラベルの製造年月日の時刻が、一つ進んだとき
であるから、それ以降に印字検査装置20に達する瓶製
品1のバックラベルの製造年月日の時刻は、その一つ進
んだ時刻になっているからである。
【0049】そして、本実施の形態であっても、抽出文
字情報Wa が正しいか否かを判断するための正常文字情
報として、現時点の正常文字情報Rn の他に、現時点の
一つ後の正常文字情報Rn+1 をも用いているため、第1
の実施の形態と同様に、連続的に搬送される瓶製品1の
バックラベルの印字状態を全数検査する場合であって
も、正常に印字されているものを不良であると誤判断す
る可能性を低減することができる。
【0050】ここで、本実施の形態では、ステップ10
6及び109の処理が印字状態判断手段に対応し、ステ
ップ201の処理が正常文字情報設定手段に対応する。
なお、上記各実施の形態では、瓶製品1のバックラベル
の印字状態を検査する装置に本発明を適用した場合につ
いて説明しているが、これに限定されるものではなく、
その他の製品等の印字状態を検査する装置であっても当
然に適用可能である。
【0051】また、上記各実施の形態では、現時刻又は
現時点の一つ前及び/又は一つ後の正常文字情報を印字
状態の判断に用いるようにしているが、例えば、ラベル
に印字される文字情報がもっと短い周期で切り換えられ
るような場合には、一つ前や一つ後に限られることな
く、それ以上の過去又は将来の正常文字情報を判断に用
いるようにしてもよい。
【0052】さらに、上記各実施の形態では、カメラ2
1a、21bや、画像処理装置23a、23b等を2台
ずつ設けているが、これらの台数は任意である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
抽出文字情報が正常文字情報であることが確認された場
合に印字状態は良であると判断するとともに、抽出文字
情報が所定の過去又は将来の正常文字情報であることが
確認された場合にも印字状態は良であると判断するよう
な構成としたため、連続的に搬送される検査対象物を全
数検査する場合であっても、正常に印字されているもの
を不良であると誤判断する可能性を低減することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の全体構成を示す平
面図である。
【図2】バックラベルの印字状態の一例を示す図であ
る。
【図3】印字検査装置のシステム構成を示すブロック図
である。
【図4】第1の実施の形態の処理の概要を示すフローチ
ャートである。
【図5】第2の実施の形態の処理の概要を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 瓶製品(検査対象物) 10 バックラベル張り付け装置 11 バックラベル 15 レーザー印字装置 20 印字検査装置 21a、21b カメラ(画像情報生成装置) 23a、23b 画像処理装置(文字情報抽出手段) 25 シーケンサ(印字状態判断手段、正常
文字情報設定手段) 30 排斥装置 40 位置検出センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象物の印字部分を画像情報として
    取り込み、その取り込んだ画像情報から文字情報を抽出
    し、その抽出された抽出文字情報と、前記印字部分に印
    字されているはずの文字に関する正常文字情報とを比較
    することにより、前記検査対象物の印字状態の良否を判
    断するようになっている印字検査装置において、 前記抽出文字情報が前記正常文字情報であることが確認
    された場合に印字状態は良であると判断するとともに、
    前記抽出文字情報が所定の過去又は将来の正常文字情報
    であることが確認された場合にも印字状態は良であると
    判断するようになっていることを特徴とする印字検査装
    置。
  2. 【請求項2】 検査対象物の印字部分を画像情報として
    取り込み、その取り込んだ画像情報から文字情報を抽出
    し、その抽出された抽出文字情報と、前記印字部分に印
    字されているはずの文字に関する正常文字情報とを比較
    することにより、前記検査対象物の印字状態の良否を判
    断するようになっている印字検査装置において、 前記印字部分に印字される文字情報及び前記正常文字情
    報のそれぞれは、時刻に応じて順次切り換わるようにな
    っており、 前記抽出文字情報が、現時刻の一つ前の正常文字情報、
    現時刻の正常文字情報及び現時刻の一つ後の正常文字情
    報のうちのいずれかであることが確認された場合に、印
    字状態は良であると判断するようになっていることを特
    徴とする印字検査装置。
  3. 【請求項3】 検査対象物の印字部分を画像情報として
    取り込み、その取り込んだ画像情報から文字情報を抽出
    し、その抽出された抽出文字情報と、前記印字部分に印
    字されているはずの文字に関する正常文字情報とを比較
    することにより、前記検査対象物の印字状態の良否を判
    断するようになっている印字検査装置において、 前記印字部分に印字される文字情報は、時刻に応じて順
    次切り換わるようになっており、 前記抽出文字情報が、現時点の正常文字情報及びその一
    つ後の正常文字情報のうちのいずれかであることが確認
    された場合に、印字状態は良であると判断するようにな
    っており、 前記抽出文字情報が前記一つ後の正常文字情報であると
    確認されたことに応じて、その一つ後の正常文字情報
    を、新たな現時点の正常文字情報とするようになってい
    ることを特徴とする印字検査装置。
  4. 【請求項4】 検査対象物の印字部分を撮像して画像情
    報を生成する画像情報生成手段と、前記画像情報から認
    識可能な文字情報を抽出する文字情報抽出手段と、前記
    印字部分に印字されているはずの文字に関する正常文字
    情報を時刻に応じて順次切り換えて設定する正常文字情
    報設定手段と、前記文字情報抽出手段が抽出した抽出文
    字情報と前記正常文字情報とを比較し両者が一致した場
    合に印字状態は良であると判断する印字状態判断手段
    と、を備え、 前記印字状態判断手段は、前記抽出文字情報が、現時刻
    の一つ前の正常文字情報、現時刻の正常文字情報及び現
    時刻の一つ後の正常文字情報のうちのいずれかであるこ
    とが確認された場合に、印字状態は良であると判断する
    ようになっていることを特徴とする印字検査装置。
  5. 【請求項5】 検査対象物の印字部分を撮像して画像情
    報を生成する画像情報生成手段と、前記画像情報から認
    識可能な文字情報を抽出する文字情報抽出手段と、前記
    印字部分に印字されているはずの文字に関する正常文字
    情報を順次切り換えて設定する正常文字情報設定手段
    と、前記文字情報抽出手段が抽出した抽出文字情報と前
    記正常文字情報とを比較し両者が一致した場合に印字状
    態は良であると判断する印字状態判断手段と、を備え、 前記印字状態判断手段は、前記抽出文字情報が、現時点
    の正常文字情報及びその一つ後の正常文字情報のうちの
    いずれかであることが確認された場合に、印字状態は良
    であると判断するようになっており、 前記正常文字情報設定手段は、前記抽出文字情報が前記
    一つ後の正常文字情報であると確認されたことに応じ
    て、その一つ後の正常文字情報を、新たな現時点の正常
    文字情報とするようになっていることを特徴とする印字
    検査装置。
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