JP2000292251A - 検出器一体型振動計 - Google Patents

検出器一体型振動計

Info

Publication number
JP2000292251A
JP2000292251A JP11101338A JP10133899A JP2000292251A JP 2000292251 A JP2000292251 A JP 2000292251A JP 11101338 A JP11101338 A JP 11101338A JP 10133899 A JP10133899 A JP 10133899A JP 2000292251 A JP2000292251 A JP 2000292251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibrometer
button
case
detector
integrated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11101338A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Sasaki
優一 佐々木
Mineaki Moriyama
峰明 森山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akashi Corp
Original Assignee
Akashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akashi Corp filed Critical Akashi Corp
Priority to JP11101338A priority Critical patent/JP2000292251A/ja
Publication of JP2000292251A publication Critical patent/JP2000292251A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定対象物が狭い隙間の奥にある場合などに
おいて、操作部を見なくても容易かつ確実に操作を行え
る検出器一体型振動計を提供する。 【解決手段】 検出器一体型振動計1の操作スイッチ1
4a…の上のボタン4…を、ケース2から突出するよう
に設ける。その他、ボタン4…に対応する部分が盛り上
がった形状を有する樹脂シートを、ケース2の操作面上
に貼り付ける。これにより、手の触覚によってボタン4
…の位置を確認できるため、目で確認しなくてもボタン
4…を押すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動を検出する検
出器を内蔵すると共に、検出器を測定対象物に接触させ
た状態でスイッチを操作することにより、測定対象物の
振動を測定する検出器一体型振動計に係り、詳細には、
操作部を見なくても容易に操作を行える検出器一体型振
動計に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、振動計には様々な形式がある
が、その一形式として、振動を検出するセンサとなる検
出器と、検出結果を表示したり記憶したりする装置とを
一体的に内蔵した、コンパクトで携帯可能なハンディタ
イプの振動計が知られている。上記振動計は、計測者が
手に持った状態で、検出器を測定対象物に接触させるこ
とにより、測定対象物の振動を計測するようになってい
る。このようなハンディタイプの振動計は、容易に持ち
運ぶことができ、かつ、測定対象物に接触させるだけで
振動の測定を行えるため、多くの測定対象物に対して極
めて簡単に振動の計測を行える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、振動測定は
再計測の機会が無く、従って測定ミスが許されない場合
もあるため、振動計を確実に操作する必要がある。しか
し、例えば測定対象物が隙間の奥の方にあるときなど、
振動計の操作部のボタンが見えない状態で振動計を操作
する場合があった。この場合、従来の振動計においては
操作を間違えたり、あるいはボタンを探している間に測
定すべき時間が経過してしまう可能性があった。
【0004】上記事情に鑑み、本発明は、操作部を見な
くても確実且つ容易に操作を行える検出器一体型振動計
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、振動を検出する検出器の本
体部分(11)をケース(2)内部に備え、この検出器
の検出値に基づいて振動を計測する検出器一体型振動計
(1)において、前記ケースの一部に備えられた操作ス
イッチ(14a)のボタンのうち少なくとも一つの表部
を、前記ケースの外表面と手触りが異なる形状にしたこ
とを特徴とする。
【0006】この請求項1に記載の発明によれば、前記
ボタンのうち少なくとも一つの表部は、前記ケースの外
表面と手触りが異なる形状であり、手の触覚によって前
記ボタンの位置を確認できるため、目で直接確認しなく
てもボタンを押すことができる。従って、前記ボタンが
見えない状態で振動の計測を行うときでも、操作者は容
易に検出器一体型振動計の動作を制御できる。
【0007】ここで、前記操作スイッチとしては、少な
くとも該検出器一体型振動計の動作の開始を指示する開
始スイッチおよび動作の終了を指示する終了スイッチ
を、一部または全部として含む構成とすることが好まし
い。この場合、前記操作スイッチの一つが、前記開始ス
イッチと前記終了スイッチの双方を兼ねる構成としても
よい。その他、測定結果を記憶部に保存する際に押す保
存スイッチや、測定条件を切り替えるスイッチなど、他
の機能のスイッチを前記操作スイッチとしても当然よ
い。また、前記操作スイッチの機能毎にその形状を変形
すると、前記操作スイッチの機能を特定できるため、誤
ってボタンを押す可能性は低くなり、従って、さらに操
作性は向上する。
【0008】この請求項1に記載の発明は、より具体的
には、例えば請求項2に記載するように、前記ボタン
(4)のうち少なくとも一つを、前記ケースの外表面よ
り外側に突出させた構造とする。その他、前記ボタンの
表部のみを凹凸のある形状としたり、あるいは前記ボタ
ンを凹ませた形状としても、同様の効果を得られる。
【0009】さらに、請求項1に記載の発明は、請求項
3に記載するように、前記のボタン(6)のうち少なく
とも一つを覆っており、かつ、前記ボタンの上に位置す
る部分(例えばボタン部7a)を外側に向けて突出させ
た、シート部材(例えば樹脂シート7)を備えた構成と
してもよい。
【0010】この請求項3に記載の発明によれば、請求
項1と同様の効果が得られるほか、前記シート部材上を
指を滑らせながらボタンの位置を特定できるため、操作
性はより向上する。また、前記部分を色分けすることに
より、該検出器一体型振動計の操作性を向上させつつ外
観の美観を容易に向上できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の一実
施例である検出器一体型振動計1(以下、振動計1と記
載)について詳細に説明する。図1(A)は振動計1の
正面概略図であり、同図(B)は振動計1の側面概略図
である。また、図2は振動計1の構成の概略を説明する
ためのブロック図である。
【0012】まず、振動計1の構成について説明する。
振動計1は、図1に示すように、ケース2の中には詳細
を後述する信号処理部を、また、ケース2の前面には表
示器3やボタン4…を、それぞれ備え、さらに、ケース
2の前端部に、検出器の一部である円錐形状の接触部5
を配置した構成であり、その大きさは片手で持てる大き
さである。また、ボタン4…は、片手で振動計1を持っ
たまま指で操作できるように配置されている。
【0013】ケース2は、例えば樹脂製であり、前部の
径を後ろの部分の径より太く形成することにより、持ち
やすさを向上させている。表示部3は例えば液晶ディス
プレイであり、その駆動部を含むものである。さらに、
表示部3は前記したケース2の前部の正面に配置されて
おり、振動を測定した際のリアルタイムの測定値や、後
述する記憶部10で算出された各種データや、記憶部1
0に記憶された各種データ等を表示する。
【0014】ボタン4…はケース2より突出するように
設けられており、その形状は、図1に示すようにすべて
同じとしてもよいが、その他、当該ボタン4の下にある
操作スイッチ14aの機能毎に異なった形状としてもよ
い。
【0015】また、前記した信号処理部は、図2に示す
ように、接触部5から伝えられる振動を検出する検出器
本体部分11と、検出器本体部分11から出力されるア
ナログ信号を増幅する増幅器12と、この増幅器12に
よって増幅して出力されたアナログ信号をデジタル信号
に変換するA/D変換器13と、このA/D変換器13
から出力されたデジタル信号を処理して振動データとし
て記憶する記憶部10と、操作スイッチ14a…を有す
る操作部14とを備えている。また、操作スイッチ14
a…としては、測定開始信号を出力する開始スイッチや
測定終了信号を出力する終了スイッチがある。
【0016】次に、振動計1の使用方法及び動作につい
て説明する。振動計1は、操作スイッチ14a…の一部
である開始スイッチをボタン4を介して押し、かつ、接
触部5を測定対象物に接触させることにより、振動の計
測を開始する。
【0017】この際、例えば測定対象物が隙間の奥の方
にある場合など、振動計1のボタン4…が見えない状態
で振動の計測を行うときでも、ボタン4はケース2より
突出しているため、手の触覚によってその位置を確認で
きる。また、接触部5と測定対象物との接触も、当然手
の感覚により容易に確認できる。従って、操作者は、ボ
タン4…が見えなくても容易に振動計1の動作を開始で
きる。
【0018】また、測定を終了する場合は、操作スイッ
チ14a…の一部である終了スイッチをボタン4を介し
て押す。この場合も、ボタン4はケース2より突出して
いて手の触覚によってその位置を確認できるため、操作
者は、ボタン4…が見えなくても容易に振動計1の動作
を開始できる。
【0019】さらに、測定結果を記憶部10に保存する
際に押す保存スイッチや、測定条件を切り替えるスイッ
チなど、他の機能を備えた操作スイッチ14a…も、同
様の構成とすることにより同様の効果を得る。
【0020】以上より、本発明の一実施例である振動計
1によれば、操作スイッチ14a…の上のボタン4…を
ケース2から突出するように設けたので、手の触覚によ
ってボタン4…の位置を確認できるため、目で確認しな
くてもボタン4…を押すことができる。従って、振動計
1のボタン4…が見えない状態で振動の計測を行うとき
でも、操作者は容易に振動計1の動作を開始したり、終
了したりすることができる。また、上述したようにスイ
ッチの機能毎にその形状を変形すると、誤ってボタンを
押す可能性は低くなるため、さらに操作しやすくなる。
【0021】なお、本発明は本実施例に限定されるもの
ではなく、趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形できる。
例えば、ボタン4…そのものをケース2から突出させな
くても、ボタン4の表部のみを凹凸のある形状とした
り、あるいは凹ませた形状としても、同様の効果を得ら
れる。
【0022】また、図3(A)の正面概略図および同図
(B)の側面概略図に示すように、ボタン部7a(ボタ
ンの上に位置する部分)を盛り上がらせた樹脂シート7
を、ケース2の操作面上に貼り付けてもよい。この場合
は、ケース2とほぼ面一となっているボタン6…を用い
ても、ボタン6…の上にボタン部7aが位置するため、
同様の効果を得られる他、指を滑らせながらボタンの位
置を特定できるため、操作性はさらに向上する。また、
例えばボタン部7aを色分けしたりすることにより、振
動計1の外観の美観を容易に向上させられる。
【0023】
【発明の効果】請求項1や請求項2に記載の発明によれ
ば、手の触覚によって前記ボタンの位置を確認できるた
め、目で直接確認することなしに意図するボタンを押す
ことができる。従って、前記ボタンが見えない状態で振
動の計測を行うときでも、操作者は容易に検出器一体型
振動計の動作を制御できる。
【0024】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明と同様の効果を得るほか、前記シー
ト部材上を指を滑らせながらボタンの位置を特定できる
ため、操作性はより向上する。また、前記部分を色分け
することにより、該検出器一体型振動計の操作性を向上
させつつ外観を容易に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明の一実施例である振動計1
の正面概略図であり、同図(B)は振動計1の側面概略
図である。
【図2】振動計1の構成の概略を説明するためのブロッ
ク図である。
【図3】図3(A)は振動計1の変形例の正面概略図で
あり、同図(B)はこの変形例の側面概略図である。
【符号の説明】
1 検出器一体型振動計 2 ケース 3 表示部 4 ボタン 5 接触部 6 ボタン 7 樹脂シート(シート部材) 7a ボタン部(ボタンの上に位置する部
分) 10 記憶部 11 検出器 12 増幅器 13 A/D変換器 14 操作部 14a 操作スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動を検出する検出器の本体部分をケース
    内部に備え、この検出器の検出値に基づいて振動を計測
    する検出器一体型振動計において、 前記ケースの一部に備えられた操作スイッチのボタンの
    うち少なくとも一つの表部を、前記ケースの外表面と手
    触りが異なる形状にしたこと、を特徴とする検出器一体
    型振動計。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の検出器一体型振動計にお
    いて、 前記ボタンのうち少なくとも一つを、前記ケースの外表
    面より外側に突出させたことを特徴とする検出器一体型
    振動計。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の検出器一体型振動計にお
    いて、 前記ボタンのうち少なくとも一つを覆っており、かつ、
    前記ボタンの上に位置する部分を外側に突出させた、シ
    ート部材を備えたこと、を特徴とする検出器一体型振動
    計。
JP11101338A 1999-04-08 1999-04-08 検出器一体型振動計 Pending JP2000292251A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11101338A JP2000292251A (ja) 1999-04-08 1999-04-08 検出器一体型振動計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11101338A JP2000292251A (ja) 1999-04-08 1999-04-08 検出器一体型振動計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000292251A true JP2000292251A (ja) 2000-10-20

Family

ID=14298063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11101338A Pending JP2000292251A (ja) 1999-04-08 1999-04-08 検出器一体型振動計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000292251A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107192542A (zh) * 2017-05-19 2017-09-22 北京车和家信息技术有限责任公司 手感检测装置、方法、系统、计算机设备及可读存储介质

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107192542A (zh) * 2017-05-19 2017-09-22 北京车和家信息技术有限责任公司 手感检测装置、方法、系统、计算机设备及可读存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8316324B2 (en) Method and apparatus for touchless control of a device
KR100790906B1 (ko) 디스플레이 버튼 입력장치 및 이를 구비한 휴대용 전자장치
JP3588201B2 (ja) 座標入力装置およびその制御方法
EP1262753B1 (en) Infrared clinical thermometer
US8411040B2 (en) Operating device of a motor vehicle and method for recording user inputs
EP1811363A3 (en) Contents navigation method and contents navigation apparatus thereof
US20110216806A1 (en) Ear thermometer with ear canal sensing device and measurement method thereof
JP2002182855A (ja) タッチパネル装置
US20030179184A1 (en) Fingerprint mouse with line sensor
KR20080051077A (ko) 입력부 제어 방법과 이를 이용한 입력 장치 및 전자 기기
WO2002071174A3 (en) Data display device
JP2000014670A (ja) 超音波医療診断装置
JP2000292251A (ja) 検出器一体型振動計
JPH10248843A (ja) 超音波診断装置
US20060082947A1 (en) Electronic clinical thermometer
JP3255229B2 (ja) 検出スイッチの表示装置
WO2007135814A1 (ja) 体動検出装置
JP2006238391A (ja) リモコン装置
JPH10105332A (ja) タッチパネル装置
JP2007200095A (ja) 情報端末装置
KR102353510B1 (ko) 센서를 구비한 스마트 컨트롤러
JPH075202A (ja) オシロスコープ用プローブ
KR200315143Y1 (ko) 이동 통신 단말기의 위치 센서를 이용한 메뉴 제어장치
JP2808524B2 (ja) 電気炊飯器
JP2002181590A (ja) 検出スイッチの表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050304