JP2000291882A - 真空断熱体の製造方法 - Google Patents
真空断熱体の製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、硬質ウレタンフォームの廃材の入
手ルートを明確にし、真空断熱体の原料としてリサイク
ルすることを目的とする。 【解決手段】 廃棄物処理装置から硬質ウレタンフォー
ム廃材を回収し、真空断熱体の原料としてリサイクルす
る真空断熱体の製造方法を提供することを特徴とする。
手ルートを明確にし、真空断熱体の原料としてリサイク
ルすることを目的とする。 【解決手段】 廃棄物処理装置から硬質ウレタンフォー
ム廃材を回収し、真空断熱体の原料としてリサイクルす
る真空断熱体の製造方法を提供することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物処理装置か
ら硬質ウレタンフォーム廃材を回収し、真空断熱体を製
造する真空断熱体の製造方法に関するものである。
ら硬質ウレタンフォーム廃材を回収し、真空断熱体を製
造する真空断熱体の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、大型廃棄物の処理は、そのまま埋
め立てる、若しくは破砕,焼却して埋め立てる方法が多
く行われていた。しかし、このことによって、埋め立て
地不足、地球温暖化の問題が深刻となってきた。また、
有害ガスの発生も懸念されていた。
め立てる、若しくは破砕,焼却して埋め立てる方法が多
く行われていた。しかし、このことによって、埋め立て
地不足、地球温暖化の問題が深刻となってきた。また、
有害ガスの発生も懸念されていた。
【0003】これら背景から、家電製品等の廃棄物から
有害物の処理と有用物の回収を効率的に行う廃棄物処理
装置の開発が急務となっていた。この課題に対し、特開
平8−10743号公報記載の技術が提案されている。
有害物の処理と有用物の回収を効率的に行う廃棄物処理
装置の開発が急務となっていた。この課題に対し、特開
平8−10743号公報記載の技術が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術は、廃棄物処理装置から硬質ウレタンフォーム廃
材を回収して製品に再生する製造システムにまで言及し
ていない。
来技術は、廃棄物処理装置から硬質ウレタンフォーム廃
材を回収して製品に再生する製造システムにまで言及し
ていない。
【0005】硬質ウレタンフォームについては、種々、
リサイクルの取り組みが検討されている。この中で、固
形化して燃料として利用する等のエネルギーリサイクル
やウレタン原料であるポリオールに戻す等のケミカルリ
サイクルが検討されているが、環境負荷低減の観点か
ら、マテリアルリサイクルが最も有効な技術である。
リサイクルの取り組みが検討されている。この中で、固
形化して燃料として利用する等のエネルギーリサイクル
やウレタン原料であるポリオールに戻す等のケミカルリ
サイクルが検討されているが、環境負荷低減の観点か
ら、マテリアルリサイクルが最も有効な技術である。
【0006】本発明は、廃棄物処理装置から硬質ウレタ
ンフォーム廃材を回収し、真空断熱体の原料としてリサ
イクルすることを特徴とする真空断熱体の製造方法であ
る。
ンフォーム廃材を回収し、真空断熱体の原料としてリサ
イクルすることを特徴とする真空断熱体の製造方法であ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の真空断熱体の製造方法は、廃棄物の破砕装
置と、前記破砕装置の後段に設けられた選別装置とから
なる廃棄物処理装置において、前記選別装置出口から硬
質ウレタンフォーム廃材を回収し、微粉砕した後、前記
硬質ウレタンフォーム廃材を通気性を有する内袋材に充
填してなる芯材とガスバリア性フィルムの外被材とから
なる真空断熱体の製造方法である。
め、本発明の真空断熱体の製造方法は、廃棄物の破砕装
置と、前記破砕装置の後段に設けられた選別装置とから
なる廃棄物処理装置において、前記選別装置出口から硬
質ウレタンフォーム廃材を回収し、微粉砕した後、前記
硬質ウレタンフォーム廃材を通気性を有する内袋材に充
填してなる芯材とガスバリア性フィルムの外被材とから
なる真空断熱体の製造方法である。
【0008】選別装置出口から回収した硬質ウレタンフ
ォーム廃材は、微粉砕を行うことにより、真空断熱体の
芯材としてリサイクルできる。
ォーム廃材は、微粉砕を行うことにより、真空断熱体の
芯材としてリサイクルできる。
【0009】上記課題を解決するため、本発明の真空断
熱体の製造方法は、廃棄物の破砕装置と、前記破砕装置
の後段に設けられた選別装置とを備え、前記選別装置の
後段に発泡剤処理装置を設けた廃棄物処理装置におい
て、前記発泡剤処理装置出口から硬質ウレタンフォーム
廃材を回収し、微粉砕した後、前記硬質ウレタンフォー
ム廃材を通気性を有する内袋材に充填してなる芯材とガ
スバリア性フィルムの外被材からなる真空断熱体の製造
方法である。
熱体の製造方法は、廃棄物の破砕装置と、前記破砕装置
の後段に設けられた選別装置とを備え、前記選別装置の
後段に発泡剤処理装置を設けた廃棄物処理装置におい
て、前記発泡剤処理装置出口から硬質ウレタンフォーム
廃材を回収し、微粉砕した後、前記硬質ウレタンフォー
ム廃材を通気性を有する内袋材に充填してなる芯材とガ
スバリア性フィルムの外被材からなる真空断熱体の製造
方法である。
【0010】発泡剤処理装置出口から回収した硬質ウレ
タンフォーム廃材は、発泡剤処理装置内の破砕機で破砕
することにより、硬質ウレタンフォームの独立気泡内の
フロンガス成分が除去されているため、フロンガスの放
出が少ない原料として、真空断熱体の芯材にリサイクル
できる。
タンフォーム廃材は、発泡剤処理装置内の破砕機で破砕
することにより、硬質ウレタンフォームの独立気泡内の
フロンガス成分が除去されているため、フロンガスの放
出が少ない原料として、真空断熱体の芯材にリサイクル
できる。
【0011】また、硬質ウレタンフォーム廃材が微粉砕
化されているため、分別処理のみで、真空断熱体用の芯
材としてリサイクルできる。
化されているため、分別処理のみで、真空断熱体用の芯
材としてリサイクルできる。
【0012】上記課題を解決するため、本発明の真空断
熱体の製造方法は、廃棄物の破砕装置と、前記破砕装置
の後段に設けられた選別装置とを備えた廃棄物の処理装
置において、前記選別装置の後段に発泡剤処理装置を設
け、更に前記発泡剤処理装置の後段、あるいは前記選別
装置の後段の少なくとも何れかにウレタン破砕品を減容
化するための押し出し機を設け、押し出し機出口から硬
質ウレタンフォーム廃材を回収し、解砕、微粉砕した
後、前記硬質ウレタンフォーム廃材を通気性を有する内
袋材に充填してなる芯材とガスバリア性フィルムの外被
材からなる真空断熱体の製造方法である。
熱体の製造方法は、廃棄物の破砕装置と、前記破砕装置
の後段に設けられた選別装置とを備えた廃棄物の処理装
置において、前記選別装置の後段に発泡剤処理装置を設
け、更に前記発泡剤処理装置の後段、あるいは前記選別
装置の後段の少なくとも何れかにウレタン破砕品を減容
化するための押し出し機を設け、押し出し機出口から硬
質ウレタンフォーム廃材を回収し、解砕、微粉砕した
後、前記硬質ウレタンフォーム廃材を通気性を有する内
袋材に充填してなる芯材とガスバリア性フィルムの外被
材からなる真空断熱体の製造方法である。
【0013】発泡剤処理装置の後段、あるいは選別装置
の後段の少なくとも何れかの押し出し機出口から回収し
た硬質ウレタンフォーム廃材は、減容化されているた
め、真空断熱体のリサイクル時において、廃材の保管ス
ペースが小さく、かつ取り扱い性に優れる。
の後段の少なくとも何れかの押し出し機出口から回収し
た硬質ウレタンフォーム廃材は、減容化されているた
め、真空断熱体のリサイクル時において、廃材の保管ス
ペースが小さく、かつ取り扱い性に優れる。
【0014】上記課題を解決するため、本発明の真空断
熱体の製造方法は、廃棄物の破砕装置と、前記破砕装置
の後段に設けられた選別装置とを備えた廃棄物の処理装
置において、前記選別装置の後段に発泡剤処理装置を設
け、更に前記発泡剤処理装置の後段、あるいは前記選別
装置の後段の少なくとも何れかにウレタン破砕品を減容
化するための押し出し機を設け、前記押し出し機の後段
に貯蔵容器を備えることを特徴とする廃棄物処理装置に
おいて、前記貯蔵容器内の硬質ウレタンフォーム廃材を
運送し、運送後、前記硬質ウレタンフォーム廃材を解
砕、微粉砕した後、通気性を有する内袋材に充填してな
る芯材とガスバリア性フィルムの外被材からなる真空断
熱体の製造方法である。
熱体の製造方法は、廃棄物の破砕装置と、前記破砕装置
の後段に設けられた選別装置とを備えた廃棄物の処理装
置において、前記選別装置の後段に発泡剤処理装置を設
け、更に前記発泡剤処理装置の後段、あるいは前記選別
装置の後段の少なくとも何れかにウレタン破砕品を減容
化するための押し出し機を設け、前記押し出し機の後段
に貯蔵容器を備えることを特徴とする廃棄物処理装置に
おいて、前記貯蔵容器内の硬質ウレタンフォーム廃材を
運送し、運送後、前記硬質ウレタンフォーム廃材を解
砕、微粉砕した後、通気性を有する内袋材に充填してな
る芯材とガスバリア性フィルムの外被材からなる真空断
熱体の製造方法である。
【0015】従って、廃棄物処理装置を有する施設が複
数存在する場合、個々の廃棄物処理施設から真空断熱体
の製造所などに運送し、安定的に硬質ウレタンフォーム
の廃材を入手することができ、真空断熱体の製造に支障
をきたすことがない。
数存在する場合、個々の廃棄物処理施設から真空断熱体
の製造所などに運送し、安定的に硬質ウレタンフォーム
の廃材を入手することができ、真空断熱体の製造に支障
をきたすことがない。
【0016】また、硬質ウレタンフォーム廃材は、減容
化されているため、運送に係るコストも低減できる。
化されているため、運送に係るコストも低減できる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の真空断熱体の製造方法
は、廃棄物の破砕装置と、前記破砕装置の後段に設けら
れた選別装置とからなる廃棄物処理装置において、前記
選別装置出口から硬質ウレタンフォーム廃材を回収し、
微粉砕した後、前記硬質ウレタンフォーム廃材を通気性
を有する内袋材に充填してなる芯材とガスバリア性フィ
ルムの外被材とからなることを特徴とする真空断熱体の
製造方法である。
は、廃棄物の破砕装置と、前記破砕装置の後段に設けら
れた選別装置とからなる廃棄物処理装置において、前記
選別装置出口から硬質ウレタンフォーム廃材を回収し、
微粉砕した後、前記硬質ウレタンフォーム廃材を通気性
を有する内袋材に充填してなる芯材とガスバリア性フィ
ルムの外被材とからなることを特徴とする真空断熱体の
製造方法である。
【0018】更には、廃棄物の破砕装置と、前記破砕装
置の後段に設けられた選別装置とを備え、前記選別装置
の後段に発泡剤処理装置を設けた廃棄物処理装置におい
て、前記発泡剤処理装置出口から硬質ウレタンフォーム
廃材を回収し、微粉砕した後、前記硬質ウレタンフォー
ム廃材を通気性を有する内袋材に充填してなる芯材とガ
スバリア性フィルムの外被材からなることを特徴とする
真空断熱体の製造方法である。
置の後段に設けられた選別装置とを備え、前記選別装置
の後段に発泡剤処理装置を設けた廃棄物処理装置におい
て、前記発泡剤処理装置出口から硬質ウレタンフォーム
廃材を回収し、微粉砕した後、前記硬質ウレタンフォー
ム廃材を通気性を有する内袋材に充填してなる芯材とガ
スバリア性フィルムの外被材からなることを特徴とする
真空断熱体の製造方法である。
【0019】更には、廃棄物の破砕装置と、前記破砕装
置の後段に設けられた選別装置とを備えた廃棄物の処理
装置において、前記選別装置の後段に発泡剤処理装置を
設け、更に前記発泡剤処理装置の後段、あるいは前記選
別装置の後段の少なくとも何れかにウレタン破砕品を減
容化するための押し出し機を設け、押し出し機出口から
硬質ウレタンフォーム廃材を回収し、解砕、被粉砕した
後、前記硬質ウレタンフォーム廃材を通気性を有する内
袋材に充填してなる芯材とガスバリア性フィルムの外被
材からなることを特徴とする真空断熱体の製造方法であ
る。
置の後段に設けられた選別装置とを備えた廃棄物の処理
装置において、前記選別装置の後段に発泡剤処理装置を
設け、更に前記発泡剤処理装置の後段、あるいは前記選
別装置の後段の少なくとも何れかにウレタン破砕品を減
容化するための押し出し機を設け、押し出し機出口から
硬質ウレタンフォーム廃材を回収し、解砕、被粉砕した
後、前記硬質ウレタンフォーム廃材を通気性を有する内
袋材に充填してなる芯材とガスバリア性フィルムの外被
材からなることを特徴とする真空断熱体の製造方法であ
る。
【0020】更には、廃棄物の破砕装置と、前記破砕装
置の後段に設けられた選別装置とを備えた廃棄物の処理
装置において、前記選別装置の後段に発泡剤処理装置を
設け、更に前記発泡剤処理装置の後段、あるいは前記選
別装置の後段の少なくとも何れかにウレタン破砕品を減
容化するための押し出し機を設け、前記押し出し機の後
段に貯蔵容器を備えることを特徴とする廃棄物処理装置
において、前記貯蔵容器内の硬質ウレタンフォーム廃材
を運送し、運送後、前記硬質ウレタンフォーム廃材を解
砕、微粉砕した後、通気性を有する内袋材に充填してな
る芯材とガスバリア性フィルムの外被材からなることを
特徴とする真空断熱体の製造方法である。
置の後段に設けられた選別装置とを備えた廃棄物の処理
装置において、前記選別装置の後段に発泡剤処理装置を
設け、更に前記発泡剤処理装置の後段、あるいは前記選
別装置の後段の少なくとも何れかにウレタン破砕品を減
容化するための押し出し機を設け、前記押し出し機の後
段に貯蔵容器を備えることを特徴とする廃棄物処理装置
において、前記貯蔵容器内の硬質ウレタンフォーム廃材
を運送し、運送後、前記硬質ウレタンフォーム廃材を解
砕、微粉砕した後、通気性を有する内袋材に充填してな
る芯材とガスバリア性フィルムの外被材からなることを
特徴とする真空断熱体の製造方法である。
【0021】本発明の廃材処理装置のうち、破砕装置は
汎用的なハンマー式破砕機、単軸剪断式破砕機、二軸剪
断式破砕機のような装置にて問題なく適用でき、粗砕を
行う。また、選別装置は、重量物である金属やプラスチ
ックと軽量物である硬質ウレタンフォーム廃材を分別す
る。発泡剤処理装置では、分別された硬質ウレタンフォ
ーム廃材を破砕機にて破砕することにより、硬質ウレタ
ンフォーム廃材の独立気泡内からフロンガスを脱気し、
脱フロン処理された硬質ウレタンフォーム廃材を得る。
また、押し出し機は、硬質ウレタンフォーム廃材を減容
化する。
汎用的なハンマー式破砕機、単軸剪断式破砕機、二軸剪
断式破砕機のような装置にて問題なく適用でき、粗砕を
行う。また、選別装置は、重量物である金属やプラスチ
ックと軽量物である硬質ウレタンフォーム廃材を分別す
る。発泡剤処理装置では、分別された硬質ウレタンフォ
ーム廃材を破砕機にて破砕することにより、硬質ウレタ
ンフォーム廃材の独立気泡内からフロンガスを脱気し、
脱フロン処理された硬質ウレタンフォーム廃材を得る。
また、押し出し機は、硬質ウレタンフォーム廃材を減容
化する。
【0022】このような廃棄物処理装置から硬質ウレタ
ンフォームを回収し、上記構成材料を適用することによ
り本発明の真空断熱体を製造する。
ンフォームを回収し、上記構成材料を適用することによ
り本発明の真空断熱体を製造する。
【0023】また、廃棄物処理装置の各プロセスから回
収した硬質ウレタンフォーム廃材の粉砕は、粉体粒度の
調製が容易に達成できる石うす状の汎用的な摩砕型粉砕
機が適している。
収した硬質ウレタンフォーム廃材の粉砕は、粉体粒度の
調製が容易に達成できる石うす状の汎用的な摩砕型粉砕
機が適している。
【0024】また、真空断熱体の構成材料としては、ガ
スバリア性フィルムからなる外装材について、片面に
は、表面保護層がポリエチレンテレフタレート(12μ
m)、中間層がアルミ箔(6μm)、熱シール層が高密
度ポリエチレン(50μm)からなるラミネートフィル
ム、もう一方の面には、表面保護層がポリエチレンテレ
フタレート(12μm)、中間層がエチレン−ビニルア
ルコール共重合体樹脂組成物(15μm)の内側にアル
ミニウム蒸着を施したフィルム層、熱シール層が高密度
ポリエチレン(50μm)からなるラミネートフィルム
を用いている。
スバリア性フィルムからなる外装材について、片面に
は、表面保護層がポリエチレンテレフタレート(12μ
m)、中間層がアルミ箔(6μm)、熱シール層が高密
度ポリエチレン(50μm)からなるラミネートフィル
ム、もう一方の面には、表面保護層がポリエチレンテレ
フタレート(12μm)、中間層がエチレン−ビニルア
ルコール共重合体樹脂組成物(15μm)の内側にアル
ミニウム蒸着を施したフィルム層、熱シール層が高密度
ポリエチレン(50μm)からなるラミネートフィルム
を用いている。
【0025】このように片面には、アルミニウム箔を中
間層に有しているためガスバリア性が高く、外被材から
侵入するガス量を小さくしている。また、もう一方の面
には、アルミニウム蒸着層を形成した高バリア性フィル
ムであるためアルミニウム蒸着層を伝わる熱量が小さ
く、外被材に起因したヒートリークによる断熱性能の悪
化をもたらす事がない。
間層に有しているためガスバリア性が高く、外被材から
侵入するガス量を小さくしている。また、もう一方の面
には、アルミニウム蒸着層を形成した高バリア性フィル
ムであるためアルミニウム蒸着層を伝わる熱量が小さ
く、外被材に起因したヒートリークによる断熱性能の悪
化をもたらす事がない。
【0026】また、内袋材は、ポリエチレンテレフタレ
ートとポリプロピレンで構成された不織布を熱シールに
より袋状に製袋したものを適用した。
ートとポリプロピレンで構成された不織布を熱シールに
より袋状に製袋したものを適用した。
【0027】請求項1の真空断熱体の製造方法につい
て、まず、廃棄物を破砕装置に投入し、粗破砕を行った
後、選別装置により軽量物である硬質ウレタンフォーム
廃材の破砕品を回収する。この回収した硬質ウレタンフ
ォーム破砕品を摩砕型粉砕装置で微粉砕を行い、真空断
熱体の芯材を構成する粉体を作製する。この後、無機質
粉体である合成シリカを混合攪拌し、通気性を有する内
袋材へ充填させ真空断熱体の芯材を作製する。
て、まず、廃棄物を破砕装置に投入し、粗破砕を行った
後、選別装置により軽量物である硬質ウレタンフォーム
廃材の破砕品を回収する。この回収した硬質ウレタンフ
ォーム破砕品を摩砕型粉砕装置で微粉砕を行い、真空断
熱体の芯材を構成する粉体を作製する。この後、無機質
粉体である合成シリカを混合攪拌し、通気性を有する内
袋材へ充填させ真空断熱体の芯材を作製する。
【0028】前記芯材は、120℃〜180℃にて加熱
乾燥処理を実施した後、ガス吸着剤と共に、ガスバリア
性フィルムの3方を熱シールより製袋した外被材へ挿入
し、内部を13パスカル以下に減圧真空後、残り一辺を
熱シールにより外装材端部を封止して真空断熱体を作製
するものである。
乾燥処理を実施した後、ガス吸着剤と共に、ガスバリア
性フィルムの3方を熱シールより製袋した外被材へ挿入
し、内部を13パスカル以下に減圧真空後、残り一辺を
熱シールにより外装材端部を封止して真空断熱体を作製
するものである。
【0029】なお、芯材の脱水,断ガスを目的とした加
熱処理工程、更には、真空排気工程など、真空断熱体の
製造工程の全てにおいて、汎用的な設備にて容易に作成
可能である。
熱処理工程、更には、真空排気工程など、真空断熱体の
製造工程の全てにおいて、汎用的な設備にて容易に作成
可能である。
【0030】よって、選別装置出口から回収した硬質ウ
レタンフォーム廃材は、微粉砕を行うことにより、真空
断熱体の芯材としてリサイクルできる。
レタンフォーム廃材は、微粉砕を行うことにより、真空
断熱体の芯材としてリサイクルできる。
【0031】また、請求項2の真空断熱体の製造方法に
ついて、選別装置で分別された硬質ウレタンフォーム廃
材を発泡剤処理装置内の破砕機にて破砕することによ
り、硬質ウレタンフォーム廃材の独立気泡内から脱気し
たフロンガスと脱フロン処理後の硬質ウレタンフォーム
廃材とに分離,回収する。ここで回収した脱フロン処理
後の硬質ウレタンフォーム廃材を、摩砕型粉砕装置を用
いて、真空断熱体の芯材を構成する粉体を作製する。こ
の時、分別のみで粉体を作製することも可能である。こ
の後の真空断熱体の製造方法は、請求項1記載と同様で
ある。
ついて、選別装置で分別された硬質ウレタンフォーム廃
材を発泡剤処理装置内の破砕機にて破砕することによ
り、硬質ウレタンフォーム廃材の独立気泡内から脱気し
たフロンガスと脱フロン処理後の硬質ウレタンフォーム
廃材とに分離,回収する。ここで回収した脱フロン処理
後の硬質ウレタンフォーム廃材を、摩砕型粉砕装置を用
いて、真空断熱体の芯材を構成する粉体を作製する。こ
の時、分別のみで粉体を作製することも可能である。こ
の後の真空断熱体の製造方法は、請求項1記載と同様で
ある。
【0032】よって、発泡剤処理装置出口から回収した
硬質ウレタンフォーム廃材は、発泡剤処理装置内の破砕
機で破砕することにより、硬質ウレタンフォームの独立
気泡内のフロンガス成分が除去されているため、フロン
ガスの放出が少ない原料として、真空断熱体の芯材にリ
サイクルできる。
硬質ウレタンフォーム廃材は、発泡剤処理装置内の破砕
機で破砕することにより、硬質ウレタンフォームの独立
気泡内のフロンガス成分が除去されているため、フロン
ガスの放出が少ない原料として、真空断熱体の芯材にリ
サイクルできる。
【0033】また、硬質ウレタンフォーム廃材が微粉砕
化されているため、分別処理のみで、真空断熱体用の芯
材としてリサイクルできる。
化されているため、分別処理のみで、真空断熱体用の芯
材としてリサイクルできる。
【0034】また、請求項3の真空断熱体の製造方法に
ついて、発泡剤処理装置において脱フロン処理された硬
質ウレタンフォーム廃材を押し出し機により、減容化
し、硬質ウレタンフォーム廃材の固形物を回収する。こ
の固形物をカッターミルなどで解砕後、摩砕型粉砕装置
を用いて、真空断熱体の芯材を構成する粉体を作製す
る。この時、解砕後、振動ふるいなどを適用した分別の
みで粉体を作製することも可能である。
ついて、発泡剤処理装置において脱フロン処理された硬
質ウレタンフォーム廃材を押し出し機により、減容化
し、硬質ウレタンフォーム廃材の固形物を回収する。こ
の固形物をカッターミルなどで解砕後、摩砕型粉砕装置
を用いて、真空断熱体の芯材を構成する粉体を作製す
る。この時、解砕後、振動ふるいなどを適用した分別の
みで粉体を作製することも可能である。
【0035】また、選別装置出口から回収した硬質ウレ
タンフォーム廃材についても、押し出し機により硬質ウ
レタンフォーム廃材を減容化し、硬質ウレタンフォーム
廃材の固形物を回収することができる。この固形物をカ
ッターミルで解砕し、摩砕型粉砕機を用いて、真空断熱
体の芯材を構成する粉体を作製する。この後の真空断熱
体の製造方法は、請求項1記載と同様である。
タンフォーム廃材についても、押し出し機により硬質ウ
レタンフォーム廃材を減容化し、硬質ウレタンフォーム
廃材の固形物を回収することができる。この固形物をカ
ッターミルで解砕し、摩砕型粉砕機を用いて、真空断熱
体の芯材を構成する粉体を作製する。この後の真空断熱
体の製造方法は、請求項1記載と同様である。
【0036】よって、発泡剤処理装置の後段、あるいは
選別装置の後段の少なくとも何れかの押し出し機出口か
ら回収した硬質ウレタンフォーム廃材は、減容化されて
いるため、真空断熱体のリサイクル時において、廃材の
保管スペースを小さく、かつ取り扱い性に優れる。
選別装置の後段の少なくとも何れかの押し出し機出口か
ら回収した硬質ウレタンフォーム廃材は、減容化されて
いるため、真空断熱体のリサイクル時において、廃材の
保管スペースを小さく、かつ取り扱い性に優れる。
【0037】また、請求項4の真空断熱体の製造方法に
ついて、発泡剤処理装置の後段、あるいは選別装置の後
段の少なくとも何れかの押し出し機から、減容された硬
質ウレタンフォーム廃材を貯蔵容器に保管後、必要に応
じて、真空断熱体製造所へ運送する。この後の真空断熱
体の製造方法は請求項3記載と同様である。
ついて、発泡剤処理装置の後段、あるいは選別装置の後
段の少なくとも何れかの押し出し機から、減容された硬
質ウレタンフォーム廃材を貯蔵容器に保管後、必要に応
じて、真空断熱体製造所へ運送する。この後の真空断熱
体の製造方法は請求項3記載と同様である。
【0038】従って、廃棄物処理装置を有する施設が複
数存在する場合、個々の廃棄物処理施設から真空断熱体
の製造所などに運送し、安定的に硬質ウレタンフォーム
の廃材を入手することができ、真空断熱体の製造に支障
をきたすことがない。
数存在する場合、個々の廃棄物処理施設から真空断熱体
の製造所などに運送し、安定的に硬質ウレタンフォーム
の廃材を入手することができ、真空断熱体の製造に支障
をきたすことがない。
【0039】また、硬質ウレタンフォーム廃材は、減容
化されているため、運送に係るコストも低減できる。
化されているため、運送に係るコストも低減できる。
【0040】以下、本発明の実施例にいて、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0041】(実施の形態1)図1に本発明の一実施例
における真空断熱体の製造フローを示す。1は廃家電製
品、2は破砕装置、3は選別装置、4は摩砕型粉砕機、
5は粉体混合機、6は温風循環型乾燥機、7は真空包装
機、8は選別装置出口から回収した硬質ウレタンフォー
ム廃材、9は真空断熱体である。
における真空断熱体の製造フローを示す。1は廃家電製
品、2は破砕装置、3は選別装置、4は摩砕型粉砕機、
5は粉体混合機、6は温風循環型乾燥機、7は真空包装
機、8は選別装置出口から回収した硬質ウレタンフォー
ム廃材、9は真空断熱体である。
【0042】また、図5に真空断熱体の模式図を示す。
19は芯材、20は内袋材、21は廃棄物処理装置から
回収した硬質ウレタンフォーム廃材、22は無機粉体、
23はガス吸着剤、24はガスバリア性ラミネートフィ
ルムからなる外被材である。
19は芯材、20は内袋材、21は廃棄物処理装置から
回収した硬質ウレタンフォーム廃材、22は無機粉体、
23はガス吸着剤、24はガスバリア性ラミネートフィ
ルムからなる外被材である。
【0043】まず、廃家電製品1を破砕装置2に投入
し、粗破砕を行った後、選別装置3により重量物である
金属やプラスチックなどの破砕物は別工程に出される。
一方、軽量物である硬質ウレタンフォーム廃材の破砕物
を選別装置3出口から回収する。このようにして、廃棄
物処理装置から硬質ウレタンフォームを回収することに
より本発明の真空断熱体を製造する。
し、粗破砕を行った後、選別装置3により重量物である
金属やプラスチックなどの破砕物は別工程に出される。
一方、軽量物である硬質ウレタンフォーム廃材の破砕物
を選別装置3出口から回収する。このようにして、廃棄
物処理装置から硬質ウレタンフォームを回収することに
より本発明の真空断熱体を製造する。
【0044】次に、選別装置出口から回収した硬質ウレ
タンフォーム廃材8を摩砕型粉砕機4を適用し、平均粒
径150〜300μmに粉砕を行う。なお、ウレタン破
砕品の平均粒径は、島津製作所製の粒度分布測定装置S
ALD−3000Jにより行った。この時、摩砕型粉砕
機4を適用する前に、選別装置出口から回収した硬質ウ
レタンフォーム廃材8表面に付着するアルミ箔などの不
純物を除去すると更に真空断熱体の芯材として良好なも
のとなる。
タンフォーム廃材8を摩砕型粉砕機4を適用し、平均粒
径150〜300μmに粉砕を行う。なお、ウレタン破
砕品の平均粒径は、島津製作所製の粒度分布測定装置S
ALD−3000Jにより行った。この時、摩砕型粉砕
機4を適用する前に、選別装置出口から回収した硬質ウ
レタンフォーム廃材8表面に付着するアルミ箔などの不
純物を除去すると更に真空断熱体の芯材として良好なも
のとなる。
【0045】よって、選別装置出口から回収した硬質ウ
レタンフォーム廃材は、微粉砕を行うことにより、真空
断熱体の芯材としてリサイクルできる。
レタンフォーム廃材は、微粉砕を行うことにより、真空
断熱体の芯材としてリサイクルできる。
【0046】更に、こうして得られた粉体と粉体重量の
5wt%にあたる無機粉体22を粉体混合機5にて混合
攪拌を行い、通気性を有する内袋材20へ充填させ真空
断熱体の芯材19を作製する。無機粉体22は、トクヤ
マ製の合成シリカ「トクシールP」を使用した。
5wt%にあたる無機粉体22を粉体混合機5にて混合
攪拌を行い、通気性を有する内袋材20へ充填させ真空
断熱体の芯材19を作製する。無機粉体22は、トクヤ
マ製の合成シリカ「トクシールP」を使用した。
【0047】この時に使用した内袋材20は、ポリエチ
レンテレフタレートとポリプロピレンで構成された不織
布を熱シールにより袋状に製袋したものである。
レンテレフタレートとポリプロピレンで構成された不織
布を熱シールにより袋状に製袋したものである。
【0048】この芯材19は、温風循環型乾燥機6内
で、150℃、2時間加熱乾燥処理を実施した後、ガス
バリア性ラミネートフィルムの3方を熱シールより製袋
した外被材24へ挿入し、真空包装機7内で、内部を1
3パスカル以下に減圧真空後、残り一辺を熱シールによ
り外装材端部を封止して真空断熱体9を作製する。
で、150℃、2時間加熱乾燥処理を実施した後、ガス
バリア性ラミネートフィルムの3方を熱シールより製袋
した外被材24へ挿入し、真空包装機7内で、内部を1
3パスカル以下に減圧真空後、残り一辺を熱シールによ
り外装材端部を封止して真空断熱体9を作製する。
【0049】この時、芯材19と共に、少なくとも窒
素,酸素,水分,二酸化炭素を吸着除去するガス吸着剤
24を適用すると、経時的な断熱性能に優れた真空断熱
体を製造することができる。
素,酸素,水分,二酸化炭素を吸着除去するガス吸着剤
24を適用すると、経時的な断熱性能に優れた真空断熱
体を製造することができる。
【0050】また、ガスバリア性フィルムからなる外装
材24としては、片面には、表面保護層がポリエチレン
テレフタレート(12μm)、中間層がアルミ箔(6μ
m)、熱シール層が高密度ポリエチレン(50μm)か
らなるラミネートフィルム、もう一方の面には、表面保
護層がポリエチレンテレフタレート(12μm)、中間
層がエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂組成物
(15μm)の内側にアルミニウム蒸着を施したフィル
ム層、熱シール層が高密度ポリエチレン(50μm)か
らなるラミネートフィルムを用いた。
材24としては、片面には、表面保護層がポリエチレン
テレフタレート(12μm)、中間層がアルミ箔(6μ
m)、熱シール層が高密度ポリエチレン(50μm)か
らなるラミネートフィルム、もう一方の面には、表面保
護層がポリエチレンテレフタレート(12μm)、中間
層がエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂組成物
(15μm)の内側にアルミニウム蒸着を施したフィル
ム層、熱シール層が高密度ポリエチレン(50μm)か
らなるラミネートフィルムを用いた。
【0051】このように片面には、アルミニウム箔を中
間層に有しているためガスバリア性が高く、外被材から
侵入するガス量を小さくしている。また、もう一方の面
には、アルミニウム蒸着層を形成した高バリア性フィル
ムであるためアルミニウム蒸着層を伝わる熱量が小さ
く、外被材に起因したヒートリークによる断熱性能の悪
化をもたらす事がない。
間層に有しているためガスバリア性が高く、外被材から
侵入するガス量を小さくしている。また、もう一方の面
には、アルミニウム蒸着層を形成した高バリア性フィル
ムであるためアルミニウム蒸着層を伝わる熱量が小さ
く、外被材に起因したヒートリークによる断熱性能の悪
化をもたらす事がない。
【0052】なお、芯材の脱水,脱ガスを目的とした加
熱処理工程、更には、真空排気工程あど、真空断熱体の
製造工程の全てにおいて、汎用的な設備にて容易に作成
可能である。
熱処理工程、更には、真空排気工程あど、真空断熱体の
製造工程の全てにおいて、汎用的な設備にて容易に作成
可能である。
【0053】(実施の形態2)図2に本発明の一実施例
における真空断熱体の製造プロセスを示す。実施例1と
製造プロセスが同じものについては、同一符号を付し、
その詳細な説明は省略する。10は発泡剤処理装置、1
1は発泡剤処理装置出口から回収した硬質ウレタンフォ
ーム廃材である。
における真空断熱体の製造プロセスを示す。実施例1と
製造プロセスが同じものについては、同一符号を付し、
その詳細な説明は省略する。10は発泡剤処理装置、1
1は発泡剤処理装置出口から回収した硬質ウレタンフォ
ーム廃材である。
【0054】選別装置3から回収された硬質ウレタンフ
ォーム廃材は、発泡剤処理装置10内の破砕機で破砕す
ると共に、硬質ウレタンフォームの独立気泡内からフロ
ンガスの除去を行い、脱フロン処理後の硬質ウレタンフ
ォームを回収する。このようにして、廃棄物処理装置か
ら硬質ウレタンフォームを回収することにより本発明の
真空断熱体を製造する。
ォーム廃材は、発泡剤処理装置10内の破砕機で破砕す
ると共に、硬質ウレタンフォームの独立気泡内からフロ
ンガスの除去を行い、脱フロン処理後の硬質ウレタンフ
ォームを回収する。このようにして、廃棄物処理装置か
ら硬質ウレタンフォームを回収することにより本発明の
真空断熱体を製造する。
【0055】次に、この発泡剤装置出口から回収した硬
質ウレタンフォーム廃材11を摩砕型粉砕機4を適用
し、平均粒径150〜300μmに粉砕を行う。なお、
ウレタン粉砕品の平均粒径は、島津製作所製の粒度分布
測定装置SALD−3000Jにより行った。
質ウレタンフォーム廃材11を摩砕型粉砕機4を適用
し、平均粒径150〜300μmに粉砕を行う。なお、
ウレタン粉砕品の平均粒径は、島津製作所製の粒度分布
測定装置SALD−3000Jにより行った。
【0056】また、発泡剤処理装置出口から回収した硬
質ウレタンフォーム廃材11は微粉砕化されているた
め、摩砕型粉砕機を適用することなく振動ふるいなどの
分別処理のみでも真空断熱体用の芯材として適用でき
る。
質ウレタンフォーム廃材11は微粉砕化されているた
め、摩砕型粉砕機を適用することなく振動ふるいなどの
分別処理のみでも真空断熱体用の芯材として適用でき
る。
【0057】その後の真空断熱体の製造方法は、実施例
1と同様である。
1と同様である。
【0058】よって、発泡剤処理装置出口から回収した
硬質ウレタンフォーム廃材は、発泡剤処理装置内の破砕
機で破砕することにより、硬質ウレタンフォームの独立
気泡内のフロンガス成分が除去されているため、フロン
ガスの放出が少ない原料として、真空断熱体の芯材にリ
サイクルできる。
硬質ウレタンフォーム廃材は、発泡剤処理装置内の破砕
機で破砕することにより、硬質ウレタンフォームの独立
気泡内のフロンガス成分が除去されているため、フロン
ガスの放出が少ない原料として、真空断熱体の芯材にリ
サイクルできる。
【0059】また、硬質ウレタンフォーム廃材が微粉砕
化されているため、分別処理のみで、真空断熱体用の芯
材としてリサイクルできる。
化されているため、分別処理のみで、真空断熱体用の芯
材としてリサイクルできる。
【0060】(実施の形態3)図3に本発明の一実施例
における真空断熱体の製造プロセスを示す。実施例2と
製造プロセスが同じものについては、同一符号を付し、
その詳細な説明は省略する。12,13は押し出し機、
14,15は押し出し機出口から回収した硬質ウレタン
フォーム廃材である。
における真空断熱体の製造プロセスを示す。実施例2と
製造プロセスが同じものについては、同一符号を付し、
その詳細な説明は省略する。12,13は押し出し機、
14,15は押し出し機出口から回収した硬質ウレタン
フォーム廃材である。
【0061】選別装置3で分別された硬質ウレタンフォ
ーム粗砕品を発泡剤処理装置10内の破砕機で破砕する
と共に、硬質ウレタンフォームの独立気泡内のフロンガ
ス成分の除去を行い、このフロン回収後の硬質ウレタン
フォーム廃材を押し出し機12により硬質ウレタンフォ
ーム廃材を200kg/m3 まで減容化し、回収する。
ーム粗砕品を発泡剤処理装置10内の破砕機で破砕する
と共に、硬質ウレタンフォームの独立気泡内のフロンガ
ス成分の除去を行い、このフロン回収後の硬質ウレタン
フォーム廃材を押し出し機12により硬質ウレタンフォ
ーム廃材を200kg/m3 まで減容化し、回収する。
【0062】このようにして、廃棄物処理装置から硬質
ウレタンフォームを回収することにより本発明の真空断
熱体を製造する。
ウレタンフォームを回収することにより本発明の真空断
熱体を製造する。
【0063】次に、この押し出し機出口から回収した硬
質ウレタンフォーム廃材14をカッターミルで解砕し、
摩砕型粉砕機4を適用し、平均粒径150〜300μm
に粉砕を行う。また、解砕後の硬質ウレタンフォーム廃
材は微粉砕化されているため、摩砕型粉砕機を適用する
ことなく振動ふるいなどの分別処理のみでも真空断熱体
用の芯材として適用できる。
質ウレタンフォーム廃材14をカッターミルで解砕し、
摩砕型粉砕機4を適用し、平均粒径150〜300μm
に粉砕を行う。また、解砕後の硬質ウレタンフォーム廃
材は微粉砕化されているため、摩砕型粉砕機を適用する
ことなく振動ふるいなどの分別処理のみでも真空断熱体
用の芯材として適用できる。
【0064】また、減容化後の硬質ウレタンフォーム廃
材の密度については、カッターミルでの解砕が容易にで
きれば、特に限定するものではない。
材の密度については、カッターミルでの解砕が容易にで
きれば、特に限定するものではない。
【0065】また、選別装置出口から回収した硬質ウレ
タンフォーム廃材については、押し出し機13により硬
質ウレタンフォーム廃材を100kg/m3 まで減容化
を行った。次に、この押し出し機出口から回収した硬質
ウレタンフォーム廃材14をカッターミルで解砕し、摩
砕型粉砕機4を適用し、平均粒径150〜300μmに
粉砕を行った。
タンフォーム廃材については、押し出し機13により硬
質ウレタンフォーム廃材を100kg/m3 まで減容化
を行った。次に、この押し出し機出口から回収した硬質
ウレタンフォーム廃材14をカッターミルで解砕し、摩
砕型粉砕機4を適用し、平均粒径150〜300μmに
粉砕を行った。
【0066】その後の真空断熱体の製造方法は、実施例
1と同様である。
1と同様である。
【0067】よって、発泡剤処理装置の後段、あるいは
選別装置の後段の少なくとも何れかの押し出し機出口か
ら回収した硬質ウレタンフォーム廃材は、減容化されて
いるため、真空断熱体のリサイクル時において、廃材の
保管スペースが小さく、かつ取り扱い性に優れる。
選別装置の後段の少なくとも何れかの押し出し機出口か
ら回収した硬質ウレタンフォーム廃材は、減容化されて
いるため、真空断熱体のリサイクル時において、廃材の
保管スペースが小さく、かつ取り扱い性に優れる。
【0068】(実施の形態4)図4に本発明の一実施例
における真空断熱体の製造プロセスを示す。実施例3と
製造プロセスが同じものについては、同一符号を付し、
その詳細な説明は省略する。16は貯蔵容器、17は真
空断熱体製造所、18は貯蔵容器内の硬質ウレタンフォ
ーム廃材である。
における真空断熱体の製造プロセスを示す。実施例3と
製造プロセスが同じものについては、同一符号を付し、
その詳細な説明は省略する。16は貯蔵容器、17は真
空断熱体製造所、18は貯蔵容器内の硬質ウレタンフォ
ーム廃材である。
【0069】発泡剤処理装置10の後段、あるいは選別
装置3の後段の少なくとも何れかの押し出し機により減
容された貯蔵容器内の硬質ウレタンフォーム廃材18を
貯蔵容器16に保管後、必要に応じて、真空断熱体製造
所17へ運送する。この後の真空断熱体の製造方法は実
施例3と同様である。
装置3の後段の少なくとも何れかの押し出し機により減
容された貯蔵容器内の硬質ウレタンフォーム廃材18を
貯蔵容器16に保管後、必要に応じて、真空断熱体製造
所17へ運送する。この後の真空断熱体の製造方法は実
施例3と同様である。
【0070】従って、廃棄物処理装置を有する施設が複
数存在する場合、個々の廃棄物処理施設から真空断熱体
製造所などに運送し、安定的に硬質ウレタンフォームの
廃材を入手することができ、真空断熱体の製造に支障を
きたすことがない。
数存在する場合、個々の廃棄物処理施設から真空断熱体
製造所などに運送し、安定的に硬質ウレタンフォームの
廃材を入手することができ、真空断熱体の製造に支障を
きたすことがない。
【0071】また、硬質ウレタンフォーム廃材は、減容
化されているため、運送に係るコストも低減できる。
化されているため、運送に係るコストも低減できる。
【0072】
【発明の効果】以上のように本発明の真空断熱体の製造
方法は、廃棄物の破砕装置と、前記破砕装置の後段に設
けられた選別装置とからなる廃棄物処理装置において、
前記選別装置出口から硬質ウレタンフォーム廃材を回収
し、微粉砕した後、前記硬質ウレタンフォーム廃材を通
気性を有する内袋材に充填してなる芯材とガスバリア性
フィルムの外被材とからなることを特徴とする真空断熱
体の製造方法である。
方法は、廃棄物の破砕装置と、前記破砕装置の後段に設
けられた選別装置とからなる廃棄物処理装置において、
前記選別装置出口から硬質ウレタンフォーム廃材を回収
し、微粉砕した後、前記硬質ウレタンフォーム廃材を通
気性を有する内袋材に充填してなる芯材とガスバリア性
フィルムの外被材とからなることを特徴とする真空断熱
体の製造方法である。
【0073】よって、選別装置出口から回収した硬質ウ
レタンフォーム廃材は、微粉砕を行うことにより、真空
断熱体の芯材としてリサイクルできる。
レタンフォーム廃材は、微粉砕を行うことにより、真空
断熱体の芯材としてリサイクルできる。
【0074】また、廃棄物の破砕装置と、前記破砕装置
の後段に設けられた選別装置とを備え、前記選別装置の
後段に発泡剤処理装置を設けた廃棄物処理装置におい
て、前記発泡剤処理装置出口から硬質ウレタンフォーム
廃材を回収し、微粉砕した後、前記硬質ウレタンフォー
ム廃材を通気性を有する内袋材に充填してなる芯材とガ
スバリア性フィルムの外被材からなることを特徴とする
真空断熱体の製造方法である。
の後段に設けられた選別装置とを備え、前記選別装置の
後段に発泡剤処理装置を設けた廃棄物処理装置におい
て、前記発泡剤処理装置出口から硬質ウレタンフォーム
廃材を回収し、微粉砕した後、前記硬質ウレタンフォー
ム廃材を通気性を有する内袋材に充填してなる芯材とガ
スバリア性フィルムの外被材からなることを特徴とする
真空断熱体の製造方法である。
【0075】従って、発泡剤処理装置出口から回収した
硬質ウレタンフォーム廃材は、発泡剤処理装置内の破砕
機で破砕することにより、硬質ウレタンフォームの独立
気泡内のフロンガス成分が除去されているため、芯材の
脱ガス処理工程の際、フロンガスの放出が少ない。
硬質ウレタンフォーム廃材は、発泡剤処理装置内の破砕
機で破砕することにより、硬質ウレタンフォームの独立
気泡内のフロンガス成分が除去されているため、芯材の
脱ガス処理工程の際、フロンガスの放出が少ない。
【0076】また、硬質ウレタンフォーム廃材が微粉砕
化されているため、分別処理のみでも真空断熱体用の芯
材として適用できる。
化されているため、分別処理のみでも真空断熱体用の芯
材として適用できる。
【0077】また、廃棄物の破砕装置と、前記破砕装置
の後段に設けられた選別装置とを備えた廃棄物の処理装
置において、前記選別装置の後段に発泡剤処理装置を設
け、更に前記発泡剤処理装置の後段、あるいは前記選別
装置の後段の少なくとも何れかにウレタン破砕品を減容
化するための押し出し機を設け、押し出し機出口から硬
質ウレタンフォーム廃材を回収し、解砕、微粉砕した
後、前記硬質ウレタンフォーム廃材を通気性を有する内
袋材に充填してなる芯材とガスバリア性フィルムの外被
材からなることを特徴とする真空断熱体の製造方法であ
る。
の後段に設けられた選別装置とを備えた廃棄物の処理装
置において、前記選別装置の後段に発泡剤処理装置を設
け、更に前記発泡剤処理装置の後段、あるいは前記選別
装置の後段の少なくとも何れかにウレタン破砕品を減容
化するための押し出し機を設け、押し出し機出口から硬
質ウレタンフォーム廃材を回収し、解砕、微粉砕した
後、前記硬質ウレタンフォーム廃材を通気性を有する内
袋材に充填してなる芯材とガスバリア性フィルムの外被
材からなることを特徴とする真空断熱体の製造方法であ
る。
【0078】よって、発泡剤処理装置の後段、あるいは
選別装置の後段の少なくとも何れかの押し出し機出口か
ら回収した硬質ウレタンフォーム廃材は、減容化されて
いるため、真空断熱体のリサイクル時において、廃材の
保管スペースが小さく、かつ取り扱い性に優れる。
選別装置の後段の少なくとも何れかの押し出し機出口か
ら回収した硬質ウレタンフォーム廃材は、減容化されて
いるため、真空断熱体のリサイクル時において、廃材の
保管スペースが小さく、かつ取り扱い性に優れる。
【0079】また、廃棄物の破砕装置と、前記破砕装置
の後段に設けられた選別装置とを備えた廃棄物の処理装
置において、前記選別装置の後段に発泡剤処理装置を設
け、更に前記発泡剤処理装置の後段、あるいは前記選別
装置の後段の少なくとも何れかにウレタン破砕品を減容
化するための押し出し機を設け、前記押し出し機の後段
に貯蔵容器を備えることを特徴とする廃棄物処理装置に
おいて、前記貯蔵容器内の硬質ウレタンフォーム廃材を
運送し、運送後、前記硬質ウレタンフォーム廃材を解
砕、微粉砕した後、通気性を有する内袋材に充填してな
る芯材とガスバリア性フィルムの外被材からなることを
特徴とする真空断熱体の製造方法である。
の後段に設けられた選別装置とを備えた廃棄物の処理装
置において、前記選別装置の後段に発泡剤処理装置を設
け、更に前記発泡剤処理装置の後段、あるいは前記選別
装置の後段の少なくとも何れかにウレタン破砕品を減容
化するための押し出し機を設け、前記押し出し機の後段
に貯蔵容器を備えることを特徴とする廃棄物処理装置に
おいて、前記貯蔵容器内の硬質ウレタンフォーム廃材を
運送し、運送後、前記硬質ウレタンフォーム廃材を解
砕、微粉砕した後、通気性を有する内袋材に充填してな
る芯材とガスバリア性フィルムの外被材からなることを
特徴とする真空断熱体の製造方法である。
【0080】従って、廃棄物処理装置を有する施設が複
数存在する場合、個々の廃棄物処理施設から真空断熱体
の製造所などに運送し、安定的に硬質ウレタンフォーム
の廃材を入手することができ、真空断熱体の製造に支障
をきたすことがない。
数存在する場合、個々の廃棄物処理施設から真空断熱体
の製造所などに運送し、安定的に硬質ウレタンフォーム
の廃材を入手することができ、真空断熱体の製造に支障
をきたすことがない。
【0081】また、硬質ウレタンフォーム廃材は、減容
化されているため、運送に係るコストも削減できる。
化されているため、運送に係るコストも削減できる。
【図1】本発明の一実施形態による真空断熱体の製造フ
ローチャート
ローチャート
【図2】本発明の一実施形態による真空断熱体の製造フ
ローチャート
ローチャート
【図3】本発明の一実施形態による真空断熱体の製造フ
ローチャート
ローチャート
【図4】本発明の一実施形態による真空断熱体の製造フ
ローチャート
ローチャート
【図5】本発明の一実施形態による真空断熱体の模式図
1 廃家電製品 2 破砕装置 3 選別装置 4 摩砕型粉砕機 5 粉体混合機 6 温風循環型乾燥機 7 真空包装機 8 選別機装置出口から回収をした硬質ウレタンフォー
ム廃材 9 真空断熱体 10 発泡剤処理装置 11 発泡剤処理装置出口から回収した硬質ウレタンフ
ォーム廃材 12,13 押し出し機 14,15 押し出し機出口から回収した硬質ウレタン
フォーム廃材 16 貯蔵容器 17 真空断熱体製造所 18 貯蔵容器内の硬質ウレタンフォーム廃材 19 芯材 20 内袋材 21 廃棄物処理装置から回収した硬質ウレタンフォー
ム廃材 22 無機粉体 23 ガス吸着剤 24 ガスバリア性フィルムからなる外被材
ム廃材 9 真空断熱体 10 発泡剤処理装置 11 発泡剤処理装置出口から回収した硬質ウレタンフ
ォーム廃材 12,13 押し出し機 14,15 押し出し機出口から回収した硬質ウレタン
フォーム廃材 16 貯蔵容器 17 真空断熱体製造所 18 貯蔵容器内の硬質ウレタンフォーム廃材 19 芯材 20 内袋材 21 廃棄物処理装置から回収した硬質ウレタンフォー
ム廃材 22 無機粉体 23 ガス吸着剤 24 ガスバリア性フィルムからなる外被材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 千恵 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3H036 AA08 AA09 AB18 AB23 AB29 AC03 AE13
Claims (4)
- 【請求項1】 廃棄物の破砕装置と、前記破砕装置の後
段に設けられた選別装置とからなる廃棄物処理装置にお
いて、前記選別装置出口から硬質ウレタンフォーム廃材
を回収し、微粉砕した後、前記硬質ウレタンフォーム廃
材を通気性を有する内袋材に充填してなる芯材とガスバ
リア性フィルムの外被材とならなる真空断熱体の製造方
法。 - 【請求項2】 廃棄物の破砕装置と、前記破砕装置の後
段に設けられた選別装置とを備え、前記選別装置の後段
に発泡剤処理装置を設けた廃棄物処理装置において、前
記発泡剤処理装置出口から硬質ウレタンフォーム廃材を
回収し、微粉砕した後、前記硬質ウレタンフォーム廃材
を通気性を有する内袋材に充填してなる芯材とガスバリ
ア性フィルムの外被材からなる真空断熱体の製造方法。 - 【請求項3】 廃棄物の破砕装置と、前記破砕装置の後
段に設けられた選別装置とを備えた廃棄物の処理装置に
おいて、前記選別装置の後段に発泡剤処理装置を設け、
更に前記発泡剤処理装置の後段、あるいは前記選別装置
の後段の少なくとも何れかにウレタン破砕品を減容化す
るための押し出し機を設け、押し出し機出口から硬質ウ
レタンフォーム廃材を回収し、解砕、微粉砕した後、前
記硬質ウレタンフォーム廃材を通気性を有する内袋材に
充填してなる芯材とガスバリア性フィルムの外被材から
なる真空断熱体の製造方法。 - 【請求項4】 廃棄物の破砕装置と、前記破砕装置の後
段に設けられた選別装置とを備えた廃棄物の処理装置に
おいて、前記選別装置の後段に発泡剤処理装置を設け、
更に前記発泡剤処理装置の後段、あるいは前記選別装置
の後段の少なくとも何れかにウレタン破砕品を減容化す
るための押し出し機を設け、前記押し出し機の後段に貯
蔵容器を備えることを特徴とする廃棄物処理装置におい
て、前記貯蔵容器内の硬質ウレタンフォーム廃材を運送
し、運送後、前記硬質ウレタンフォーム廃材を解砕、微
粉砕した後、通気性を有する内袋材に充填してなる芯材
とガスバリア性フィルムの外被材からなる真空断熱体の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11096319A JP2000291882A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 真空断熱体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11096319A JP2000291882A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 真空断熱体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000291882A true JP2000291882A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14161710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11096319A Pending JP2000291882A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 真空断熱体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000291882A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004016404A1 (ja) | 2002-08-06 | 2004-02-26 | Matsushita Refrigeration Company | 断熱材のリサイクル処理方法、リサイクル物品および冷蔵庫 |
JP2007263334A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-11 | Hitachi Appliances Inc | 真空断熱材及びその製造方法 |
CN103072321A (zh) * | 2011-10-25 | 2013-05-01 | 福建赛特新材股份有限公司 | 一种真空绝热板用芯材、其制备方法及其用途 |
CN105570617A (zh) * | 2014-09-29 | 2016-05-11 | 福建赛特新材股份有限公司 | 一种真空绝热板的制作方法 |
-
1999
- 1999-04-02 JP JP11096319A patent/JP2000291882A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004016404A1 (ja) | 2002-08-06 | 2004-02-26 | Matsushita Refrigeration Company | 断熱材のリサイクル処理方法、リサイクル物品および冷蔵庫 |
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