JP2000291790A - シフトレバーの支持装置 - Google Patents

シフトレバーの支持装置

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JP2000291790A
JP2000291790A JP9586399A JP9586399A JP2000291790A JP 2000291790 A JP2000291790 A JP 2000291790A JP 9586399 A JP9586399 A JP 9586399A JP 9586399 A JP9586399 A JP 9586399A JP 2000291790 A JP2000291790 A JP 2000291790A
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JP
Japan
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shift
shift lever
lever
compression spring
supported portion
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Application number
JP9586399A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Takashima
学 高島
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Aisin AI Co Ltd
Original Assignee
Aisin AI Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H2059/026Details or special features of the selector casing or lever support
    • F16H2059/0269Ball joints or spherical bearings for supporting the lever

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シフトレバーの操作性を向上する。 【解決手段】シフトレバー1は、桿部16と半球状の被
支持部11とをもつ。シフトレバー1は、桿部16が貫
通する上側開口枠部32と、その被支持部11の球表面
を受ける球面座31をもつシフトタワー3によってシフ
ト方向とセレクト方向Aに揺動自在に支持されている。
圧縮スプリング4は、上側開口枠部32に一端が当接
し、他端が被支持部11の上面11aあるいは該上面近
傍の桿部16にシフトレバー1の軸心Xと直交しかつセ
レクト方向Aに背向して延びる一対の凸部14に当接し
て、被支持部11を球面座31に密着させている。シフ
ト状態では一対の凸部14を結ぶ線(セレクト方向Aの
軸心Y)が上側開口枠部32と平行に保たれ、圧縮スプ
リング4の斜め圧縮状態を阻止し操作性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変速機におけるシ
フトレバーの支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシフトレバー(以下、レバーとい
う)の支持装置として、例えばCHRYSLER CORPORATION S
ERVICE MANUAL 1998 JEEP WRANGLERに記載されている
ものは、図4に示すように、レバー1と、ミッションケ
ース20の開口部(以下、ケース開口部という)2に図
示しない締結部材等で固定されレバー1の下方側がミッ
ションケース20内に貫通した状態のレバー1を回動可
能に支持する筒状のシフトタワー3と、シフトタワー3
内でレバー1を下方に押圧する圧縮スプリング4と、レ
バー1の回転を防止するようにセレクト方向Aの左右か
らシフトタワー3内に貫設した一対の回転規制ピン5、
5と、シフトタワー3の上側開口枠部32から延出した
桿部16(レバー操作側)を覆蓋するゴム製のブーツ6
とから構成されている。
【0003】具体的にレバー1は、シフトタワー3内に
位置する半球状の被支持部11と、該被支持部11から
下方に延びた小球部12をもち、被支持部11には、レ
バー1の軸方向とほぼ平行の方向に延びた溝13が形成
されている。被支持部11の球表面はシフトタワー3の
底部に配設された球面座31に圧縮スプリング4の押圧
力で密着した状態で当接している。
【0004】レバー1は、その下方側の小球部12が、
ミッションケース20内のレバーハウジング21に支持
されている。小球部12を保持したレバーハウジング2
1の部分には、ケース開口部2のシフト方向B(図5参
照)左右から突設した押圧具22が当接していて、小球
部12に対向方向の付勢力を付与している。これにより
レバー1が中立位置に保持されるようになっている。押
圧具22は、中立位置からセレクト方向Aにレバー1が
揺動されるときは、一方が退避するものである。 ま
た、被支持部11の溝13には、シフトタワー3内に貫
通した回転規制ピン5、5が係合されている。回転規制
ピン5、5は、図5に示すように、シフト方向Bの軸心
を形成するものである。
【0005】圧縮スプリング4は、上端側の巻径が大き
く下端側の巻径が小さくされたコニカルスプリングを採
用しており、その下端が被支持部11の上面11aに当
接され、上端がシフトタワー3の上側開口枠部32に当
接されている。上記構成の支持装置は、レバー1が中立
位置にあるとき、図1で小球部12に押圧具22によっ
てセレクト方向Aの対向力が作用している。この中立状
態では、被支持部11の上面11aはシフトタワー3の
上側開口枠部32と平行になり、圧縮スプリング4は、
図5に示すように、シフト方向の左右に均等に圧縮され
ている。従って、レバー1をセレクト操作する場合は、
押圧具22の対向力に逆らって被支持部11を中心に揺
動させる。
【0006】レバー1をシフト操作する場合は、図5の
状態よりレバー1をシフト方向Bに揺動し、例えば図6
に示すように傾動させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の支持装置におい
て、レバー1が図6に示すシフト状態のとき、被支持部
11の上面11aがシフトタワー3の上側開口枠部32
に対して回転規制ピン5(セレクト方向)を軸に角度を
もつため、圧縮スプリング4は、シフト方向Bの左右で
長さが異なった圧縮状態になっている。図6では、左側
が大きく圧縮され、右側が小さく圧縮されている。従っ
て、図6に示すシフト状態のレバー1は、符号Cに示す
ように、圧縮スプリング4のバネ力によるモーメントを
もつことになる。
【0008】このように従来の支持装置では、圧縮スプ
リング4を被支持部11の上面11aに押し付けている
ため、シフト状態にされたレバー1には、圧縮スプリン
グ4が斜め圧縮状態になることによってそのシフト方向
にモーメントCが作用し、シフト抜きする際にはシフト
抜き方向と反対方向のバネ力(モーメントC)に逆らっ
て操作しなければならない。
【0009】本発明は、簡単な構成でシフト操作時に圧
縮スプリングが斜め圧縮状態となるのを回避し操作性を
向上するシフトレバーの支持装置を提供することを解決
すべき課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明の発明者等は種々検討を重ね、圧縮スプリングが斜
め圧縮状態になる原因は、シフト操作時にシフトタワー
の上側開口枠部に対し被支持部の上面が傾斜するためで
あり、この傾斜状態でもシフトレバーの揺動中心を通る
セレクト方向の線上の被支持部上面位置は変位しないの
で、この位置に圧縮スプリングの下端が当接するように
すれば、問題を解決できること考えた。
【0011】すなわち、本発明のシフトレバーの支持装
置は、半球状の被支持部をもつシフトレバーと、該シフ
トレバーの被支持部を受ける球面座及び該被支持部の上
面に対向し該被支持部からレバー操作側に延びた桿部を
貫通させる開口枠部をもち該シフトレバーを該被支持部
を中心にセレクト方向とシフト方向とに揺動自在に支持
する支持体と、該開口枠部の下面に一端が当接され他端
で該被支持部の上面側を押圧する圧縮スプリングとを具
備するシフトレバーの支持装置において、該被支持部の
上面あるいは該上面近傍の該桿部にシフトレバーの軸心
と直交しかつセレクト方向に背向して延びる一対の凸部
を設け、該一対の凸部に該圧縮スプリングの他端を当接
させたことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明のシフトレバーの支持装置においては、
圧縮スプリングの下端をシフトレバーの軸心を通りセレ
クト方向に背向して延びた一対の凸部で受ける。この一
対の凸部を結ぶ位置は、シフトレバーがシフトされて被
支持部の上面が傾斜してもほとんど変位しないので、シ
フト状態時の圧縮スプリングの斜め圧縮程度を軽減ある
いは確実に阻止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のシフトレバーの支持装置
において、一対の凸部は、被支持部の上面より若干レバ
ー操作側の桿部に所定長さの1本のピンをシフトレバー
の軸心と直交するように貫設することにより構成するこ
とができる。勿論、ピンの方向はシフト方向と直交した
セレクト方向とする。
【0014】また、一対の凸部を結ぶ線あるいは上記ピ
ンは、シフトレバーの揺動中心を通ることが好ましい。
一層好ましくは、一対の凸部は、円柱又は円筒に形成す
るとよい。円柱又は円筒にすることにより、圧縮スプリ
ングの他端と一対の凸部との当接状態が線接触となり、
圧縮スプリングの斜め圧縮状態を確実に阻止することが
できる。
【0015】更に一対の凸部は、上記位置のレバー操作
側に溶接等により突起を形成したり、ネジを締着して形
成したりする等の後付けで構成してもよい。更に一対の
凸部は、被支持部の上面に直接に形成してもよい。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を更に詳細に説
明する。なお、従来と同一の機能を果す要素には同一の
符号を付す。また、シフトレバー下端の小球部12を中
立位置に付勢する押圧具の構成は具備するが省略してい
る。実施例のシフトレバーの支持装置は、図1に示すよ
うに、桿部16からレバー軸方向に延び途中に半球状の
被支持部11と下端に小球部12をもつレバー1と、該
レバー1の被支持部11の上面11aより桿部16側の
所定位置に揺動中心Oを通りかつレバー軸心Dと直交す
るセレクト方向Aに貫通された円柱状のピン部材15
と、桿部16が貫通した上側開口枠部32及びレバー下
端側が貫通した下側開口部をもつ筒状で内部にレバー1
の被支持部11を受ける球面座31と上側開口枠部32
の縁部を形成する金具33(図2及び図3参照)が配設
された支持体としてのシフトタワー3と、シフトタワー
3の上側開口枠部32の縁部と前記ピン部材15が桿部
16より突出して形成される凸部14との間に介装され
たコニカル形の圧縮スプリング4と、シフトタワー3か
らの桿部16を覆蓋したゴム製のブーツ6とを具備して
いる。
【0017】そして、上記シフトレバー1の被支持部1
1には、レバー1の軸方向とほぼ平行な方向に延びた溝
13、13が形成され、この溝13に係合するように、
シフトタワー3のセレクト方向Aの左右からは回転規制
ピン5、5が貫設されている。 圧縮スプリング4は、
被支持部11の球表面をシフトタワー3の球面座31に
密着した状態で当接させるように、ピン部材15を介し
てシフトレバー1の被支持部11を下方(ミッションケ
ース側)に押圧している。
【0018】上記構成の支持装置において、シフトレバ
ー1が中立状態のとき、圧縮スプリング4の下端を受け
たピン部材15は、図1に示すようにシフトタワー3の
上側開口枠部32に対してとなっている。従って、図2
に示すように、中立状態では、圧縮スプリング4は、シ
フト方向B及びセレクト方向Aにも左右均等に圧縮され
ている。
【0019】シフトレバー1を図3に示すようにシフト
操作すると、シフトレバー1がシフトされて被支持部1
1の上面が傾斜しても、ピン部材15はセレクト方向A
の軸心Yを中心に回転するだけで、シフトタワー3の上
側開口枠部32に対する平行関係は保っている。これに
より、シフト状態の圧縮スプリング4は、中立状態と同
じでシフト方向B及びセレクト方向Aにも左右均等に圧
縮された状態を維持している。
【0020】このように本実施例のシフトレバーの支持
装置は、シフト操作に関わらず圧縮スプリング4の圧縮
状態を均等にすることができ、シフト抜き時にモーメン
トが発生することを阻止することができる。なお、セレ
クト操作時、ピン部材15は、シフトタワー3の上側開
口枠部32に対し傾斜して圧縮スプリング4を斜め圧縮
状態にするが、このときシフトレバー1の小球部12側
に付与される圧縮スプリング4によるモーメントは、図
4に示した押圧具22からの力が対向するので、セレク
ト操作力には影響しない。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、シフ
トレバーの被支持部を押圧した圧縮スプリングがシフト
操作にかかわらず、斜め圧縮状態となることを軽減ある
いは阻止でき、シフト操作性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例をシフト方向から見た断面
図である。
【図2】 図1に示す中立状態のシフトレバーの支持装
置をセレクト方向から見た断面図である。
【図3】 図1に示すシフト状態のシフトレバーの支持
装置をセレクト方向から見た断面図である。
【図4】 従来のシフトレバーの支持装置をシフト方向
から見た断面図である。
【図5】 図4に示す中立状態のシフトレバーの支持装
置をセレクト方向から見た断面図である。
【図6】 図4に示すシフト状態のシフトレバーの支持
装置をセレクト方向から見た断面図である。
【符号の説明】
1…シフトレバー、11…被支持部、11a…被支持部
の上面、31…球面座、16…桿部、32…上側開口枠
部、3…シフトタワー(支持体)、4…圧縮スプリン
グ、X…シフトレバーの軸心、O…揺動中心。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半球状の被支持部をもつシフトレバー
    と、該シフトレバーの被支持部を受ける球面座及び該被
    支持部の上面に対向し該被支持部からレバー操作側に延
    びた桿部を貫通させる開口枠部をもち該シフトレバーを
    該被支持部を中心にセレクト方向とシフト方向とに揺動
    自在に支持する支持体と、該開口枠部の下面に一端が当
    接され他端で該被支持部の上面側を押圧する圧縮スプリ
    ングとを具備するシフトレバーの支持装置において、 前記被支持部の上面あるいは該上面近傍の該桿部にシフ
    トレバーの軸心と直交しかつセレクト方向に背向して延
    びる一対の凸部を設け、該一対の凸部に前記圧縮スプリ
    ングの他端を当接させたことを特徴とするシフトレバー
    の支持装置。
  2. 【請求項2】 前記一対の凸部を結ぶ線は、シフトレバ
    ーの揺動中心を通る請求項1記載のシフトレバーの支持
    装置。
JP9586399A 1999-04-02 1999-04-02 シフトレバーの支持装置 Pending JP2000291790A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102797836A (zh) * 2012-09-03 2012-11-28 中国重汽集团济南动力有限公司 带间隙自动补偿装置的换挡操纵机构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102797836A (zh) * 2012-09-03 2012-11-28 中国重汽集团济南动力有限公司 带间隙自动补偿装置的换挡操纵机构

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Effective date: 20081211

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