JP2000291512A - 筒内噴射用燃料噴射弁 - Google Patents

筒内噴射用燃料噴射弁

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JP2000291512A
JP2000291512A JP11100659A JP10065999A JP2000291512A JP 2000291512 A JP2000291512 A JP 2000291512A JP 11100659 A JP11100659 A JP 11100659A JP 10065999 A JP10065999 A JP 10065999A JP 2000291512 A JP2000291512 A JP 2000291512A
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fuel
spray
annular groove
revolving
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Takeshi Munezane
毅 宗実
Mamoru Sumita
守 住田
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中心噴霧量の最少である完全なホロコーン状
の噴霧の実現を図る。 【構成】 弁体9の旋回体111に軸方向に移動可能に
支持された部分の外径寸法をD1、上記中心孔121の
内径寸法をD2、内周環状溝151の外径寸法をD3と
したとき、2×(D2−D1)<D3−D1となる寸法
関係を有し、かつ、弁体9の閉弁中における弁座171
と旋回体111と弁体9とによって囲まれる空間182
の容積と内周環状溝151の容積との合計容積が0.2
5mm以下に設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、燃料を旋回させ
つつ噴射口より内燃機関の燃焼室内に直接噴射する筒内
噴射用燃料噴射弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は特開平2−215963号公報で
開示された燃料噴射弁を示す軸方向断面図、図9は図8
の燃料噴射弁における旋回体を示す斜視図である。図8
において、51は弁ハウジング、52は弁ハウジング5
1内に装着されたソレノイド装置、53はソレノイド装
置52のコア、54はソレノイド装置52の電磁コイ
ル、55はソレノイド装置52のプランジャ、56はソ
レノイド装置52のばね力調整棒、57はソレノイド装
置52のばね、58はソレノイド装置52の端子、59
はソレノイド装置52と同軸状となるように弁ハウジン
グ51の先端部に装着された弁装置、60は弁装置59
の弁本体、61は弁装置59の弁体であるボール弁、6
2は弁本体60に形成された弁座面、63は弁本体60
に形成された噴射口、64は弁装置59の旋回体、65
はボール弁61を軸方向に摺動可能に支持するように旋
回体64に形成された中心孔、66は旋回体64の外周
面に形成された縦通路、67は旋回体64の弁本体側面
に形成された旋回溝、68は弁ハウジング51に形成さ
れた燃料供給孔、69は弁ハウジング51とソレノイド
装置52との隙間により形成された燃料通路、70は弁
ハウジング51が装着された燃料配管である。図9にお
いて、旋回溝67は旋回体64の中心に対し偏心して噴
射口63に接続されている。
【0003】次に、上記従来例の動作について説明す
る。燃料が燃料配管70より燃料供給孔68、燃料通路
69、縦通路66を順に経由して旋回溝67に誘導され
る。そして、端子58より電磁コイル54への通電が遮
断されていると、プランジャ55がばね57のばね力に
より押圧され、ボール弁61が弁座面62に接触して旋
回溝67から噴射口63への燃料の流れを阻止する。こ
のように、ばね57のばね力により弁装置59が閉弁動
作した状態において、電磁コイル54が端子58を介し
て通電を受けると、磁気回路が電磁コイル54とコア5
3と弁ハウジング51およびプランジャ55により形成
され、プランジャ55とボール弁61がコア53側に磁
気吸引され、ボール弁61と弁座面62との間に環状の
隙間が形成される。つまり、ソレノイド装置52の電磁
吸引により弁装置59が開弁動作することにより、ボー
ル弁61と弁座面62との間に環状の隙間が形成され、
燃料が旋回溝67より上記環状の隙間を経由して噴射口
63側に噴射される。このとき、旋回溝67が旋回体6
4の中心に対し偏心しているため、燃料は旋回溝67よ
りボール弁61の下面外周に沿って旋回しつつ上記環状
の隙間を経由して噴射口63より所定角度の円錐状なる
噴霧状に広がって噴射される。
【0004】図12は特開平10−47208号公報で
開示された筒状噴射用燃料噴射弁を示す軸方向断面図で
ある。図12において、1は弁ハウジングの前半部を構
成する第1弁ハウジング、2は第1弁ハウジング1の後
端部に同軸状に固定されて弁ハウジングの後半部を構成
する第2弁ハウジング、3は第1弁ハウジング2に装着
された弁装置、4は第1弁ハウジング1の内部に装着さ
れたスペーサ、5はスペーサ4に形成された内部通路、
6は第1弁ハウジング1の内部に装着された弁本体、7
は弁本体6に形成された内部通路、8は内部通路7より
大きな直径を以て内部通路7と同軸状となるように弁本
体6の先端内部に形成された収容室、9は内部通路4,
7を介してスリーブ4と弁本体6とにわたり軸方向へ移
動可能に収納された弁体としてのニードル弁、10はス
リーブ4と弁本体6とを第1弁ハウジング1に固定する
ために第1弁ハウジング1の先端外側部に結合されたホ
ルダ、11は収容室8に収納された弁装置3の旋回体、
12はニードル弁9を軸方向に摺動可能に支持するよう
に旋回体11に形成された中心孔、13は旋回体11の
上面に形成された横通路、14は旋回体11の外周面に
形成された縦通路、15は旋回体11の下面において中
心孔12より外側に環状に形成された内周環状溝、16
は旋回体11の下面において縦通路14と内周環状溝1
5とに連絡されるように形成された旋回溝である。旋回
溝16は内周環状溝15に接線方向より接続している。
【0005】17は旋回体11に下方より重ね合わされ
るように弁本体6の収容室8に密封状に収納固定された
弁座、18は弁座17の上面に形成された弁座面、19
は弁座面17と同軸状となるように弁座18の中心に形
成された噴射口、20は第1弁ハウジング1と弁本体6
との嵌合部に装着されて燃料漏れを防止する弁装置3の
シール部材である。21は弁装置3と同軸状となるよう
に第1弁ハウジング1と第2弁ハウジング2とにわたり
それらの内部に装着されたソレノイド装置、22は第1
弁ハウジング1と第2弁ハウジング2との内部に装着さ
れたコア、23はコア22に形成された内部通路、24
は内部通路23の中間部においてコア22に装着された
スリーブ、25はスリーブ24に形成された内部通路、
26はコア22の先端部の外側に装着されて第1弁ハウ
ジング1の内部に収納されたボビン、27はボビン26
に装着された電磁コイル、28は第1弁ハウジング1と
コア22とボビン26との嵌合部に装着されて燃料漏れ
を防止するシール部材、29はコア22より下方におい
て第1弁ハウジング1の内部軸方向に移動可能に収納さ
れたアーマチュアある。アーマチュア29はニードル弁
9の上部を支持している。30はアーマチュア29に形
成された内部通路、31はコア21の内部通路22にお
いてスリーブ23とアーマチュア28との間に挿入装着
されたばね、32は電磁コイル27に接続された端子、
33は燃料流入口部である内部通路23に装着されたフ
ィルタ、34はフィルタ33周りにおいて第2弁ハウジ
ング2とコア22とにわたり装着された燃料配管、35
は筒内噴射用燃料弁を取り付けた内燃機関のシリンダブ
ロックである。
【0006】なお、弁装置3は、スペーサ4、内部通路
5、弁本体6、内部通路7、収容室8、ニードル弁9、
旋回体11、中心孔12、横通路13、縦通路14、内
周環状溝15、旋回溝16、弁座17、弁座面18、噴
射口19を備える。また、ソレノイド装置21は、コア
22、内部通路23、スリーブ24、内部通路25、ボ
ビン26、電磁コイル27、アーマチュア29、内部通
路30、ばね31、端子32を備える。
【0007】次に、上記図12に示した筒状噴射用燃料
噴射弁の動作について説明する。燃料が燃料配管34よ
りフィルタ33、内部通路23,25,30,5,7、
横通路13、縦通路14、旋回溝16を順に経由して内
周環状溝15に誘導される。そして、端子32より電磁
コイル27への通電が遮断されていると、アーマチュア
29がばね31のばね力により押圧され、ニードル弁9
がアーマチュア29により弁座面18に接触して内周環
状溝15から噴射口19への燃料の流れを阻止する。こ
のように、ばね31のばね力により弁装置3が閉弁動作
した状態において、電磁コイル27が端子32を介して
通電を受けると、磁気回路が電磁コイル27とコア22
と第1弁ハウジング1およびアーマチュア29により形
成され、アーマチュア29がコア22側に磁気吸引さ
れ、ニードル弁9がアーマチュア29と一緒に軸方向上
方に移動し、ニードル弁9と弁座面18との間に環状の
隙間が形成される。つまり、ソレノイド装置21の電磁
吸引により弁装置3が開弁動作することにより、ニード
ル弁9と弁座面18との間に環状の隙間が形成され、燃
料が内周環状溝15より上記環状の隙間を経由して噴射
口19側に噴射される。このとき、旋回溝16が内周環
状溝15に接線方向より接触しているため、旋回溝16
より内周環状溝15に流入する燃料は、内周環状溝15
に沿って旋回しつつ上記環状の隙間を経由して噴射口1
9より所定角度の円錐状なる噴霧状に広がって噴射され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記図8の燃料噴射弁
について、ソレノイド装置52の電磁吸引により弁装置
59が開弁動作し、燃料が旋回溝67、ボール弁61と
弁座面62との間に形成された環状の隙間を順に経由し
て噴射口63より噴射される噴霧形状について測定した
ところ、図10および図11に示した結果を得た。図1
0および図11は噴射口63より噴射された燃料の噴霧
形状を示す水平方向断面図である。図10では旋回溝6
7の数に影響された斜線を付した多角形の噴霧形状71
であり、図11では一側に片寄った斜線を付した円周方
向に不均一な噴霧形状72である。これらの図10およ
び図11について考察すると、図8の燃料噴射弁が、上
記のように旋回溝67が噴射口63に直接的に接続され
た構造であるので、燃料が旋回溝67よりボール弁61
と弁座面62との間に形成された環状の隙間に流出され
る過程において、燃料が十分に旋回しきれないことが原
因と考えられる。
【0009】また、前記図12の筒内噴射用燃料噴射弁
について、ソレノイド装置21の電磁吸引により弁装置
3が開弁動作し、燃料が旋回溝16、内周環状溝15、
ニードル弁9と弁座面18との間に形成された環状の隙
間を順に経由して噴射口19より噴射される噴霧形状に
ついて測定したところ、図13および図14に示した結
果を得た。図13は噴射口19より噴射された燃料の噴
霧形状を示す軸方向断面図、図14は噴射口19より噴
射された燃料の噴霧形状を示す水平方向断面図である。
図13および図14では噴射口19を中心とした中心噴
霧37が存在した不完全なホロコーン状の噴霧形状38
である。これらの図13および図14について考察する
と、図12の筒内噴射用燃料噴射弁が、上記のように旋
回溝16が噴射口19に内周環状溝15を介して連絡さ
れていると共に内周環状溝15に接線方向より接続され
た構造であるので、燃料が内周環状溝15より旋回エネ
ルギーを十分に受けることにより、図14に斜線を付し
た円周方向に均一な噴霧形状39を得ることはできる
が、内周環状溝15の溝幅がある程度以上に大きくなる
と、弁装置3が開弁動作した時において旋回のかからな
い燃料が先走り噴射されることにより、燃料が微粒子化
されていない中心噴霧37を伴うことが原因と考えられ
る。
【0010】また、図12の筒内噴射用燃料噴射弁につ
いて、噴射口19より噴射された燃料の噴霧分配につい
て測定したところ、図15に示した結果を得た。この測
定としては、噴射口19より50mm離れた真下に、噴
射口19と同軸状に合わせた噴霧中心からの噴霧立体角
度θ(図3参照)毎に相当する直径の異なる複数の同心
円状の治具を設置し、これらの治具により噴射口19よ
り噴射された燃料の噴霧を受け止め、これらの治具が受
け止めた噴霧量を測定した。図15は全部の治具が受け
た全体の噴霧量に対する噴霧立体角度θ毎の各治具が受
けた噴霧量の割合をプロットした測定結果図である。こ
の図15について考察すると、噴霧立体角度5°〜18
°までは噴霧量割合が16%〜5.5%に徐々に減少
し、噴霧立体角度18°〜35°までは噴霧量割合が
5.5%〜32%まで急激に増加し、噴霧立体角度35
°で噴霧量割合が最大32%となり、噴霧立体角度35
°〜45°までは噴霧量割合が32%〜10%まで急激
に低下することが理解できる。
【0011】ところで、内燃機関における筒内噴射の燃
焼形態の一例としては、燃料の噴霧がピストンの頂面で
反射されて点火プラグ付近に集められて濃い混合気を形
成し、成層燃焼を実現するための先導役としての中心噴
霧が必要な場合もある。しかし、燃料の噴霧をピストン
の頂面で反射する方式を取らず、できるだけ完全なホロ
コーン状の噴霧を実現することにより、最良な燃焼を得
るような形式の内燃機関においては、中心噴霧量は最少
であるのが理想である。
【0012】この発明の目的は、中心噴霧量が最少であ
って完全なホロコーン状の噴霧が実現できる筒内噴霧用
燃料噴射弁を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、燃料供給管
に接続可能な中空状のハウジング本体と、このハウジン
グ本体の内部に装着された中空円筒形の弁本体と、この
弁本体の一端に設けられ中心に流体の噴射口を有する弁
座と、この弁座に離接して上記噴射口を開閉する弁体
と、この弁体を囲んで軸方向に移動可能に支持すると共
に上記噴射口に流入する燃料に旋回を与えるために上記
弁座と重ね合わされるように弁本体の内部に装着された
中空円筒状の旋回体と、上記ハウジング本体内に設けら
れて上記弁座に対し弁体を離接するように開閉動作させ
るソレノイド装置と、上記旋回体に設けられ上記弁本体
に対する旋回体の位置を規定する複数の外周面部と、こ
れらの外周面部間において上記旋回体と弁本体との間に
設けられて燃料の軸方向の流路を形成する縦通路と、上
記弁体を囲んで軸方向に移動可能に支持するために旋回
体に形成された中心孔と、この中心孔を同軸状に囲むよ
うに上記旋回体の弁座側面に設けられた内周環状溝と、
この内周環状溝と上記縦通路とを連絡すると共に内周環
状溝に接線方向より接続されるように上記旋回体に設け
られた旋回溝とを備えた筒内噴射用燃料噴射弁におい
て、上記弁体の旋回体に軸方向に移動可能に支持された
部分の外径寸法をD1、上記中心孔の内径寸法をD2、
上記内周環状溝の外径寸法をD3としたとき、2×(D
2−D1)<D3−D1となる寸法関係を有し、かつ、
上記弁体の閉弁中における弁座と旋回体と弁体とによっ
て囲まれる空間の容積と上記内周環状溝の容積との合計
容積が0.25mm以下に設定されたことを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜図7はこの発明の一実施の
形態であって、図1は筒内噴射用燃料噴射弁を示す軸方
向断面図、図2は弁装置先端部を示す軸方向断面図、図
3は図2のA−A線に沿い切断した断面に相当する弁装
置先端部を示す水平方向断面図、図4は噴射された燃料
の噴霧形状を示す軸方向断面図、図5は噴射された燃料
の噴霧形状を示す水平方向断面図、図6は噴霧分配を示
す特性図、図7噴霧割合を示す特性図である。図1にお
いて、この実施の形態に係る筒内噴射用燃料噴射弁は、
前記弁装置3に相当する弁装置311が前記旋回体11
に代わる旋回体111と前記弁座17に代わる弁座17
1とを有する特徴があり、それら以外の第1弁ハウジン
グ1、第2弁ハウジング2、スペーサ4、内部通路5、
弁本体6、内部通路7、収容室8、ニードル弁9、ホル
ダ10、横通路14、旋回溝16、噴射口19、シール
部材20、ソレノイド装置21、コア22、内部通路2
3、スリーブ24、内部通路25、ボビン26、電磁コ
イル27、シール部材28、アーマチュア29、内部通
路30、ばね31、端子32、フィルタ33などの要素
は図12の従来例と同じである。
【0015】図2において、旋回体111は、中心に弁
体であるニードル弁9を摺動可能に貫通支持する中心孔
121と、弁座171に接触する第1端面112と、弁
本体6における内部通路7と収容部8との直径差により
形成された肩部611に接触する第2端面113と、弁
本体6における収容部8の内周面81に接触する外周面
114とを持つ。第1端面112には内周環状溝151
と複数の旋回溝16とが形成され、第2端面113には
横通路13が形成され、外周面114には縦通路14が
形成されている。弁座171は、中心に直線円柱状の噴
射口19と截頭円錐状の弁座面181とを持つ。そし
て、旋回体111と弁座171とが収容部8に順に挿入
装着され、第1端面112と肩部611とが当接し、第
2端面112と弁座117とが当接した状態において、
弁本体6と弁座171との先端側嵌合部が溶接172に
より燃料漏れを防止するように密封状に封止されてい
る。
【0016】ニードル弁9と中心孔121と内周環状溝
151とは次のような寸法関係を有する。ニードル弁9
の旋回体111に支持されている部分の外径寸法(直
径)をD1とし、旋回体111におけるニードル弁9を
支持する中心孔121の内径寸法(直径)をD2とし、
内周環状溝151の内径寸法(直径)をD3としたと
き、2×(D2−D1)<D3−D1となる寸法に定め
られている。また、内周環状溝151の容積とニードル
弁9が弁座面181に接触した状態における弁座面18
1と第1端面112とニードル弁9とにより囲まれた空
間182の容積との合計容積(内周環状溝151の容積
と空間182の容積との合計容積)が、0.25mm
以下に定められている。また、弁座面181が弁座17
1における旋回体111と接触する面と交差する環状縁
183の直径をD4とすると、D1<D2<D4<D3
の寸法関係に定められている。また、前記D2−D1は
数ミクロンであって、係るニードル弁9と中心孔121
との隙間は燃料が流通しないが、ニードル弁9がソレノ
イド装置21(図1参照)の電磁吸引とばね31(図1
参照)のばね力とにより軸方向に移動できるように設定
されている。
【0017】図3にも示すように、旋回体111の外周
面114は正6角形に形成されている。その外周面11
4における6個の外周面部である頂角部114a,11
4b,114c,114d,114e,114fは弁本
体6における収容部8の内周面81に接触している。外
周面114における6個の平坦面114g,114h,
114i,114j,114k,114mは内周面81
との間に縦通路14としての平面視弓形の隙間を形成し
ている。旋回溝16は各平坦面114g〜114mと内
周環状溝151とにわたり形成されている。そして、旋
回溝16の相対峙する2つの側面のうちの一方の側面1
6a,16b,16c,16d,16e,16fが内周
環状溝151における外側周面L1に線接触している。
各旋回溝16は溝幅が各平坦面114g〜114mと内
周環状溝151とにわたり同一寸法に定められた平行溝
として形成されている。また、内周環状溝151の深さ
と各旋回溝16との深さは同一に定められたので、内周
環状溝151の外側周面L1は各旋回溝16が内周環状
溝151に連なることにより実際には存在しないが、図
3を見る人が外側周面L1を認識しやすいように、外側
周面L1が仮想線で描かれている。
【0018】次に、実施の形態の動作について説明す
る。燃料がフィルタ33周りにおいて第2弁ハウジング
2とコア22とにわたり装着された図示しない燃料配管
よりフィルタ33、コア22の内部通路23、スリーブ
24の内部通路25、アーマチュア29の内部通路3
0、スペーサ4の内部通路5、弁本体6の内部通路7、
横通路13、縦通路14、旋回溝16を順に経由して内
周環状溝151に誘導されており、ソレノイド装置21
の電磁吸引により弁装置3が開弁動作することにより、
燃料が旋回溝16より内周環状溝151に流入する際に
内周環状溝151に沿って旋回しつつ内周環状溝151
よりニードル弁9と弁座面181との間に形成された環
状の隙間を経由して噴射口19より所定角度の円錐状な
る噴霧状に広がって噴射される。
【0019】この実施の形態について、噴射口19より
噴射された燃料の噴霧形状について測定したところ、図
4および図5に示した結果を得た。図4は噴射口19よ
り噴射された燃料の噴霧形状を示す軸方向断面図、図5
は噴射口19より噴射された燃料の噴霧形状を示す水平
方向断面図である。図4では噴射口19を中心とした中
心噴霧が存在しない完全なホロコーン状の噴霧形状40
である。図5では斜線を付した均一幅を有する環状の噴
射形状41である。これらの図4および図5について考
察すると、この実施の形態に係る筒内噴射燃料噴射弁
が、上記のように旋回溝16が内周環状溝151に接線
方向より接続され、また、上記のようにニードル弁9と
中心孔121と内周環状溝151とにおいて2×(D2
−D1)<D3−D1となる寸法関係を有し、さらに、
内周環状溝151の容積と空間182の容積との合計容
積が0.25mm以下に定められた構造である。この
ため、開弁動作中におけるニードル弁9と内周環状溝1
51との偏心量が小さくなり、旋回溝16から内周環状
溝151に流れ込む燃料が周方向に均一となり、噴射口
19より噴射される燃料の噴霧形状に偏りが発生せず、
周方向に均一な噴霧形状になると考えられる。
【0020】また、この実施の形態について、噴射口1
9より噴射された燃料の噴霧分配について測定したとこ
ろ、図6に示した結果を得た。この測定としては、噴射
口19より50mm離れた真下に、噴射口と同軸状に合
わせた噴霧中心からの噴霧立体角度θ(図4参照)毎に
相当する直径の異なる複数の同心円状の治具を設置し、
これらの治具により噴射口19より噴射された燃料の噴
霧を受け止め、これらの治具が受け止めた噴霧量を測定
した。図6は全部の治具が受けた全体の噴霧量に対する
噴霧立体角度θ毎の各治具が受けた噴霧量の割合をプロ
ットした測定結果図である。この図6について考察する
と、噴霧立体角度5°〜20°までは噴霧量割合が5.
5%〜8%に徐々に増加し、噴霧立体角度20°〜35
°までは噴霧量割合が8%〜35%まで急激に増加し、
噴霧立体角度35°で噴霧量割合が最大35%となり、
噴霧立体角度35°〜45°までは噴霧量割合が35%
〜12.5%まで急激に低下することが理解できる。
【0021】また、この実施の形態について、噴霧立体
角度10°以下の中心噴霧量割合と上記合計容積(内周
環状溝151の容積と空間182の容積との合計容積)
との関係について測定したところ、図7に示した結果を
得た。この測定としては、噴射口19より50mm離れ
た真下に、噴射口と同軸状に合わせた噴霧中心からの噴
霧立体角度10°相当する1つの同心円状の治具を設置
する一方、合計容積を0.175mm、0.2m
、0.25mm、0.425mm、0.775
mmと変化させ、上記治具により中心噴霧を受け止
め、治具が受け止めた中心噴霧量を測定した。図7は全
部の治具が受けた全体の噴霧量に対する噴霧立体角度θ
毎において治具が受けた中心噴霧量の割合をプロットし
た測定結果図である。この図7について考察すると、合
計容積が0.25mm以下であれば、中心噴霧量の割
合が7%以下となることが理解できる。これは、弁装置
311が開弁動作した時において内周環状溝151と空
間182とに存在する燃料が旋回のかからない先走り噴
射となる。しかし、内周環状溝151の容積と空間18
2の容積との合計容積が0.25mm以下と小さいた
め、先走り噴射される燃料の貫徹力は小さく、周囲の空
気とのせん断力によりすぐに微粒子化されると考えられ
る。
【0022】内燃機関の排気量によって、アイドル回転
時の燃料必要量は異なるが、アイドル回転時の弁装置3
の開弁期間中における最少流量と最高回転時の弁装置3
の開弁期間中における最大流量との間でのダイナミック
レンジの燃料必要量は内燃機関の排気量が変わってもそ
れほど変わらない。そのため、アイドル回転時における
弁装置3の開弁期間は内燃機関の排気量によらずほぼ同
じ程度の値となる。また、噴霧立体角度10°以下の中
心噴霧量は弁装置3の開弁期間の幅によらず同じ量とな
る。このため、全体の噴霧量に対する中心噴霧量の割合
は、上記最少流量の時が一番大きいことになる。よっ
て、図7の測定結果によれば、合計容積が0.25mm
以下であれば、中心噴霧量の割合が7%以下となるた
め、実効的に微粒子化されない中心噴霧が存在しない噴
射を得ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、弁体
の旋回体に軸方向に移動可能に支持された部分の外径寸
法をD1、旋回体に弁体を軸方向に移動可能に支持する
中心孔の内径寸法をD2、中心孔を同軸状に囲むように
旋回体の弁座側面に設けられた内周環状溝の外径寸法を
D3としたとき、2×(D2−D1)<D3−D1とな
る寸法関係を有し、かつ、弁体の閉弁中における弁座と
旋回体と弁体とによって囲まれる空間の容積と内周環状
溝の容積との合計容積が0.25mm以下に設定され
たので、内周環状溝に対する弁体の偏心量が小さくな
り、旋回溝から内周環状溝に流れ込む燃料が周方向に均
一となり、弁体が弁座より離れる開弁動作を開始する時
における先走り噴射される燃料の貫徹力は小さく、周囲
の空気とのせん断力によりすぐに微粒子化される。よっ
て、中心噴霧量が最少である完全なホロコーン状の噴霧
が実現でき、燃料の噴霧をピストンの頂面で反射する方
式を取らない形式の内燃機関であっても、最良の燃焼形
態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態に係る筒内噴射用燃
料噴射弁を示す軸方向断面図である。
【図2】 同実施の形態に係る弁装置先端部を示す軸方
向断面図である。
【図3】 図1のA−A線断面に相当する弁装置先端部
を示す水平方向断面図である。
【図4】 同実施の形態に係る噴霧形状を示す軸方向断
面図である。
【図5】 同実施の形態に係る噴霧形状を示す水平方向
断面図である。
【図6】 同実施の形態に係る噴霧分配を示す測定結果
図である。
【図7】 同実施の形態に係る中心噴霧割合を示す測定
結果図である。
【図8】 従来の燃料噴射弁を示す軸方向断面図であ
る。
【図9】 図8の燃料噴射弁における旋回体を示す斜視
図である。
【図10】 図8の燃料噴射弁における噴霧形状を示す
水平方向断面図である。
【図11】 図8の燃料噴射弁における異なる噴霧形状
を示す水平方向断面図である。
【図12】 従来の筒状噴射用燃料噴射弁を示す軸方向
断面図である。
【図13】 図12の筒状噴射用燃料噴射弁における噴
霧形状を示す軸方向断面図である。
【図14】 図12の筒状噴射用燃料噴射弁における噴
霧形状を示す水平方向断面図である。
【図15】 図12の筒状噴射用燃料噴射弁における噴
霧分配を示す測定結果図である。
【符号の説明】
1 第1弁ハウジング、2 第2弁ハウジング、6 弁
本体、9 ニードル弁、13 横通路、14 縦通路、
16 旋回溝、19 噴射口、21 ソレノイド装置、
111 旋回体、121 中心孔、151 内周環状
溝、171 弁座、181 弁座面 182 空間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G066 AA02 AB02 AD12 BA03 CB05 CC06U CC14 CC20 CC43 CC48 CC66 CD28 CE22

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料供給管に接続可能な中空状のハウジ
    ング本体と、このハウジング本体の内部に装着された中
    空円筒形の弁本体と、この弁本体の一端に設けられ中心
    に流体の噴射口を有する弁座と、この弁座に離接して上
    記噴射口を開閉する弁体と、この弁体を囲んで軸方向に
    移動可能に支持すると共に上記噴射口に流入する燃料に
    旋回を与えるために上記弁座と重ね合わされるように弁
    本体の内部に装着された中空円筒状の旋回体と、上記ハ
    ウジング本体内に設けられて上記弁体が弁座に対し離接
    するように弁体を開閉動作させるソレノイド装置と、上
    記旋回体に設けられ上記弁本体に対する旋回体の位置を
    規定する複数の外周面部と、これらの外周面部間におい
    て上記旋回体と弁本体との間に設けられて燃料の軸方向
    の流路を形成する縦通路と、上記弁体を囲んで軸方向に
    移動可能に支持するために旋回体に形成された中心孔
    と、この中心孔を同軸状に囲むように上記旋回体の弁座
    側面に設けられた内周環状溝と、この内周環状溝と上記
    縦通路とを連絡すると共に内周環状溝に接線方向より接
    続されるように上記旋回体に設けられた旋回溝とを備え
    た筒内噴射用燃料噴射弁において、上記弁体の旋回体に
    軸方向に移動可能に支持された部分の外径寸法をD1、
    上記中心孔の内径寸法をD2、上記内周環状溝の外径寸
    法をD3としたとき、2×(D2−D1)<D3−D1
    となる寸法関係を有し、かつ、上記弁体の閉弁中におけ
    る弁座と旋回体と弁体とによって囲まれる空間の容積と
    上記内周環状溝の容積との合計容積が0.25mm
    下に設定されたことを特徴とする筒内噴射用燃料噴射
    弁。
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