JP2000291444A - 自動車エンジン潤滑系統の洗浄方法と洗浄用治具 - Google Patents

自動車エンジン潤滑系統の洗浄方法と洗浄用治具

Info

Publication number
JP2000291444A
JP2000291444A JP11096837A JP9683799A JP2000291444A JP 2000291444 A JP2000291444 A JP 2000291444A JP 11096837 A JP11096837 A JP 11096837A JP 9683799 A JP9683799 A JP 9683799A JP 2000291444 A JP2000291444 A JP 2000291444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
cleaning
engine
washing
injection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11096837A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3052083B1 (ja
Inventor
Kazuki Yukimoto
主樹 行本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eko Technics Japan Kk
Original Assignee
Eko Technics Japan Kk
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eko Technics Japan Kk filed Critical Eko Technics Japan Kk
Priority to JP11096837A priority Critical patent/JP3052083B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3052083B1 publication Critical patent/JP3052083B1/ja
Publication of JP2000291444A publication Critical patent/JP2000291444A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】静的洗浄法ではエンジンが停止状態であるため
カムシャフト15、コンロッド16、クランクシャフト
17、バルブリフター18等は回転していないため、こ
れら部品の全周に洗浄油がかからず不十分な洗浄となっ
ていた。また、エンジンオイルポンプ24が回転しない
ため、汚れが詰まりやすい下部潤滑系統また、最近のエ
ンジンに装着されているオイルクーラー、ターボチャー
ジャーの内部には洗浄油が流れ込まず洗浄は不可能であ
った。 【解決手段】エンジンを運転状態で行う動的洗浄法によ
り、洗浄効果を大幅に高める。また、オイル注入孔に接
続するオイル注入ブロックをワンタッチ装着が出来る構
造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用エンジン
の性能効率の向上と長寿命化を計るためのエンジンの潤
滑系統の洗浄方法とそれを実行するための洗浄用治具の
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ガソリンエンジン車、ディーゼルエンジ
ン車は、長期間の乗用により、エンジン内部に、オイル
の燃焼や不純物、摩耗金属粉等による、いわゆるスラッ
ジが付着し、エンジンの出力の低下、燃費の悪化,エン
ジン音の増大、エンジン振動の増加、排気ガスへの黒煙
の混入等の性能低下を生じる。
【0003】これらを改善することは、石油資源の節約
に寄与する低燃費化や排ガス中のCO2,NOX等の影響
による地球の温暖化現象を緩和するための対策として、
近年特に社会的に望まれてきている。
【0004】そのため従来、エンジンを分解掃除するオ
ーバーホールが行われて来たが、大幅な費用と、時間が
掛かり、簡便な方法が望まれていた。
【0005】最近では、エンジンを停止した状態で潤滑
系統を洗浄機を使用して洗浄する方法、所謂、静的洗浄
法が、採用されている。
【0006】この方法ではエンジンを分解する必要がな
いため、軽便でコストも安く、短時間で洗浄できるた
め、多く採用されてきている。
【0007】図10はガソリン車でエンジンを停止した
状態で洗浄機を使用する、従来法の静的洗浄法の一例の
外観を示すもので、エンジン本体1は洗浄機2にホース等
を介して接続されている。図11は従来法の静的洗浄法
の断面を示した洗浄方法の系統図である。
【0008】図11のエンジン本体1のドレン孔3にはド
レンブロック4を介してドレンホース5が洗浄機2のド
レン用管6に連通され、該ドレン用管6はドレン用ポン
プ7に接続され、洗浄油を吸引し、ドレン用ポンプ7よ
りフィルター8を介してスラッジや金属粉を除去し、溶
剤タンク9に排出される。
【0009】溶剤タンク9には洗浄に必要な量の洗浄油
が、事前に貯留され、排出ポンプ10により、注入配管
11を介して、オイルフィルター孔12に接続されたフ
ィルターブロック13を通ってエンジン内部の上部潤滑
流路14に供給され、該上部潤滑流路14を通ってエン
ジンのカムシャフト15やコンロッド16、クランクシ
ャフト17、バルブリフター18等のエンジンの潤滑必
要部分に洗浄油を滴下し、その流下した洗浄油はオイル
パン19に貯留され、前述のドレン孔3を介して、洗浄
機2のドレン用管6に接続され、循環経路をなしてい
る。
【0010】この静的洗浄法では、エンジンを停止した
状態で行うため、その洗浄される部分は上部潤滑流路1
4の内壁と静止した状態のカムシャフト15、コンロッ
ド16、クランクシャフト17、バルブリフター18等
の上面の一部に滴下された洗浄油が接触した部分のみを
伝って流下する。
【0011】エンジンが停止状態であるためカムシャフ
ト15、コンロッド16、クランクシャフト17、バル
ブリフター18等は回転していないため、本来、回転運
動の遠心力により潤滑油が飛散されて潤滑効果を与えて
いるが、部分的流下のみのため、これら部品の全周に洗
浄油がかからず不十分な洗浄となっていた。
【0012】また、静的洗浄法では、エンジンが静止状
態であるためエンジンオイルポンプ24が回転しないた
め、汚れが詰まりやすいストレーナー23とエンジンオ
イルポンプ24の間の流路、エンジンポンプ21の内
部、ベアリング内部、および、下部潤滑流路23、ま
た、最近のエンジンに装着されているオイルクーラー、
ターボチャージャーの内部には洗浄油が流れ込まず洗浄
は不可能であった。
【0013】また、エンジン各部の温度が静止状態で
は、大気温度であるため、温度が高まると向上する洗浄
油の洗浄効果が発揮されないという欠点も有していた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの静的洗浄
法では不十分なエンジンの洗浄度合を極度に高めるた
め、エンジンを運転状態で洗浄する所謂、動的洗浄を可
能にした画期的方法(以下、動的洗浄法という。)を提供
することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、洗浄機の溶剤タンクに貯留された洗浄油は排出ポ
ンプにより、エンジンのオイル注入孔を介してエンジン
室の上部に供給され、この時、エンジンを運転状態で行
うため、注入された洗浄油は回転状態のカムシャフトや
コンロッド、クランクシャフト、バルブリフター等に跳
ねかけられた後、オイルパン内に流下し、また、オイル
パン内に貯留された洗浄油はストレーナーを介して、エ
ンジンオイルポンプにより下部潤滑流路を流れ、オイル
フィルター孔に接続されたオイルフィルターブロックの
注入通路を通って上部潤滑流路に供給され、回転するカ
ムシャフトやコンロッド、クランクシャフト、バルブリ
フター等により、再度跳ねかけられ、その流下した洗浄
油はオイルパンに貯留され、オイルパンのドレン孔に
は、ドレン用管を介して洗浄機が接続され、洗浄機内の
ドレン用ポンプに接続され、洗浄油を吸引し、フィルタ
ーを介して、溶剤タンクに排出され、循環経路をなして
いる。
【0016】この状態で10〜60分程度、最も望まし
くは30分程度運転する洗浄工程が完了すると、エンジ
ンを停止し、空気源より空気を供給し、エンジン内部の
洗浄部に付着した洗浄油をエアーパージすることを特徴
とするエンジンの潤滑系統の洗浄方法を提供すると共
に、オイル注入孔に対しオイル注入ブロックを押し込み
装着するだけで、洗浄回路が連結されることを特徴とす
るエンジン潤滑系統の洗浄用治具を提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例につい図面
を参照しながら説明する。
【0018】(実施例1)この実施例は図1はガソリン車
でエンジンを運転した状態で洗浄機を使用する、動的洗
浄法の外観を示すものである。
【0019】エンジン本体1は洗浄機2にホース、または
配管を介して接続されている。図2は動的洗浄法の断面
を示した洗浄方法の系統図である。
【0020】洗浄機2は通常、図2に示す如く、ドレン
用管6、ドレン用ポンプ7、フィルター8、溶剤タンク
9、排出ポンプ10、接続配管30、逆止弁31、3
5、空気源32、分岐管33、圧力計34、等により構
成されているが、その範囲は自由に、構成できる。
【0021】洗浄機2のエンジン本体1のドレン孔3には
ドレンブロック4を介してドレンホース5が洗浄機2の
ドレン用管6に接続され、該ドレン用管6はドレン用ポ
ンプ7に接続され、洗浄油を吸引し、ドレン用ポンプ7
よりフィルター8を介してスラッジや金属粉が除去さ
れ、溶剤タンク9に排出される。
【0022】溶剤タンク9には事前に洗浄に必要な量の
洗浄油を貯留し、排出ポンプ10により、注入配管11
を介して、オイル注入孔20に接続されたオイル注入ブ
ロック21をエンジン室22の上部に洗浄油が供給され
る。
【0023】この時、従来法の静的洗浄法と異なってエ
ンジンを運転状態で行うため、エンジンのカムシャフト
15やコンロッド16、クランクシャフト17、バルブ
リフター18等は、運転時の回転状態となっている。
【0024】従って、オイル注入孔20より注入された
洗浄油はエンジンがアイドリング状態の時はアイドリン
グ回転数で跳ねかけられ、エンジン回転数を高速にする
と高度な跳ねかけが行われ、運転状態と同一の潤滑効果
を与えることが出来る。
【0025】一方、エンジンが運転状態であるため,エ
ンジンのオイルパン19内に貯留された洗浄油はストレ
ーナー23を介して、エンジンオイルポンプ24により
下部潤滑流路25を流れ、オイルフィルター孔12に接
続されたオイルフィルターブロック26の注入通路27
を通って供給流路28および接続流路29に連通されて
いる。
【0026】供給通路28に注入された洗浄油は上部潤
滑流路14に供給され、該上部潤滑流路14を通って洗
浄油を滴下する。この時エンジンが運転状態で、回転す
るカムシャフト15やコンロッド16、クランクシャフ
ト17、バルブリフター18等の上部からかけられるた
め、これらの部品の全周にかかり、回転部に遠心力によ
り跳ねかけられる状態となりエンジン室の内面全体に洗
浄油がはねかけ塗布される。その流下した洗浄油はオイ
ルパン19に貯留され、前述のドレン孔3を介して、洗
浄機2に接続され、循環経路をなしている。
【0027】更に、一方ではオイルフィルターブロック
26の注入通路27より接続流路29に接続された接続
配管30は2方向に分岐され、その一方は逆止弁31を
介して空気源32に接続されている。
【0028】もう一方の分岐管33には圧力計34が取
付けられさらに逆止弁35を介して注入配管11に連通
している。
【0029】分岐管33に流入した洗浄油は逆止弁31
と逆止弁35で分岐管33からの流れは制止され、その
時圧力計34はエンジンオイルポンプ24からの吐出圧
を表示するので、運転の正常状態の監視が出来ると共に
洗浄の進行に応じ内部のスラッジが除去され、洗浄効果
が上がると圧力損失が減少することより、潤滑系の配管
内圧力損失を検知し、洗浄の度合を確認することが出来
る。
【0030】また、逆止弁35により、分岐管33内の
洗浄油の圧力が供給ポンプ10の吐出し圧より低下した
場合は逆止弁35が開き、エンジン保護のため洗浄油を
供給ポンプ10より上部潤滑経路14に追加供給するこ
とが出来る。
【0031】この状態で10〜60分程度運転する洗浄
工程を実行する。特にこの洗浄工程は30分程度が最も
望ましい。洗浄工程が完了すると、空気源32より空気
を供給し、エンジン内部の洗浄部に付着した洗浄油をエ
アーパージする。これは洗浄後の洗浄油には除去したス
ラッジや金属粉が混入しているためと洗浄油が潤滑油内
に混入するとアスファルト状に変化し、エンジンに著し
い悪影響を与えるため、その除去を十分に行うため必要
な工程である。本発明の接続系統とすることによりこの
エアーパージ工程がスムースに能率良く行われるシステ
ムになっている。
【0032】このようにエンジン運転状態で洗浄を行う
動的洗浄法においては洗浄油の温度が約100℃〜70
℃の高温となる。
【0033】このことは洗浄油の洗浄効果を静的洗浄法
の大気温度に対し大幅に高めることとなるのである。
【0034】図3は同一の方法をオイルクーラー40、
ターボチャージャー41を装着したガソリン車に適用し
た系統図を示す。
【0035】以上、ガソリン車について説明したが、デ
ィーゼル車においても洗浄油の種類を代えるのみで、同
様の方法により可能である。
【0036】(実施例2)図4は請求項2に記載の動的洗
浄法の実施例を示すものである。
【0037】注入配管11をオイル注入孔20に接続せ
ず、供給ポンプ10より吐出した洗浄油をフィルターブ
ロック13を介してオイルフィルター孔より、潤滑経路
14に供給した実施例を示すものである。
【0038】図4の実施例でも同様に動的洗浄法が可能
であり、同一の効果を与えることが出来る。
【0039】この方法では接続配管の接続は簡単である
が、供給ポンプ10、ドレン用ポンプ7が万一故障した
時は、エンジンの潤滑経路14には洗浄油が流れなくな
り、エンジンの損傷を招く危険性が有るため、図1〜3
の実施例の方が安全面で優れている。
【0040】次に本発明の洗浄方法を実施するための治
具について説明すると、図5はフィルターブロック26
の一例の詳細構造を示すものである。
【0041】供給流路28の一端に設けられた固定用ネ
ジ゛42はエンジンで規定されたフィルターエレメント
取付け用ネジ゛と適合するサイズとなっており、オイル
フィルターをはずし、それに変えて本フィルターブロッ
ク26を螺着する。
【0042】接合側26−aにはOリング用溝43が設け
られ、Oリング44が装着され、本フィルターブロック
26を螺着することによりエンジン本体に対し密に接合
されるようになっている。
【0043】図5、6に示すように供給流路28と平行
して流入流路27が設けられており、該流入流路27は
図2に示す如く、エンジン内部の下部潤滑流路25と連
通されており、その反対側は直交部27―aを介して供
給流路28に連通している。また、直交部27―aの他
の端部は盲プラグ45により閉じられている。
【0044】供給流路28の反対側には連結流路29が
設けられており、その内部に設けられた連結ネジ゛46
により連結配管30が接続されるよう構成されている。
【0045】このようなフィルターブロック26を設け
ることにより、オイルフィルター取付け部の回路が短時
間に簡単に構成される構造となっている。
【0046】次にオイル注入孔20に接続されたオイル
注入ブロック21の構造の一例を図7、8、9に示す。
【0047】図7のオイル注入孔20にはその内面には
キャップ取付けネジ゛50が設けられており、このキャ
ップ取付けネジ゛50の直径はエンジンにより異なって
おり、すべてのエンジンに適合させるためにはその直径
にあった治具を作製する必要が有り時間と手間を要して
いた。特に急ぐ顧客に対しては治具を手配する時間が取
れず洗浄作業が出来ないケースも有った。
【0048】本発明の構造は図7〜9に示すごとくオイ
ル注入ブロック21の下部の挿入部51の外周には少な
くとも2個以上の接合バネ52が円周上に、止ビス53
等により取付けられている。
【0049】これらの接合バネ52はキャップ取付けネ
ジ゛50の内径に対し非圧縮時は、その外径がわずかに
大きく構成されており、挿入部51をキャップ取付けネ
ジ゛50内に挿入すると、接合バネ52が圧縮された状
態でキャップ取付けネジ゛50内面にバネのスプリング
力にて接合されるようになっている。
【0050】また、挿入部の上端の鍔部54の下面には
パッキング55が接着等により取付けられており、エン
ジン本体のキャップ取付け用シール面56に圧着され
て、洗浄油がもれないようシールされるように構成され
ている。
【0051】オイル注入ブロック21の中央には注入用
連結孔57が貫通しており、その上端部にはネジ58が
設けられ、注入管11が螺着され、洗浄機2よりの洗浄
油が注入されるようになっている。
【0052】したがってオイル注入キャップをはずした
後、オイル注入ブロック21を押し込み装着するだけで
洗浄回路が連結されるため極めて短時間での作業が可能
となり、またキャップ取付けネジ゛50のサイズの違い
による部品の変更手配が不必要となるため低コストでの
洗浄作業が可能になったのである。
【0053】
【発明の効果】以上、説明したように、従来の静的洗浄
法がエンジンの一部しか洗浄できなかったのに対し、本
発明による動的洗浄法では、エンジンの運転状態と同一
の潤滑油の流れとなるため、運転時の汚れ部分をそのま
ま洗浄することができると共に、エンジン作動時は潤滑
油温度が約100〜70℃位となり、高温により洗浄効
果が高められるため、より効率的な洗浄が可能となるの
である。
【0054】従って、従来の静的洗浄法では6ケ月から
12ケ月毎に洗浄が必要であったが、本発明による動的
洗浄では1.5から2倍の期間その効果が持続されるた
め9ケ月〜24ケ月毎の洗浄でよく、経済的であると共
に、洗浄不十分な個所がないため走行時の突然の故障の
可能性が低い、極めて信頼性の高い洗浄を行うことが出
来る。
【0055】またオイル注入ブロック21をオイル注入
孔20に押し込むだけのワンタッチ操作で注入回路を構
成することにより短時間、低コストでの洗浄作業が可能
になったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】動的洗浄法の外観図
【図2】動的洗浄法の断面を示した洗浄方法の系統図
【図3】オイルクーラー、ターボチャージャー装着車で
の動的洗浄法の断面を示した洗浄方法の系統図
【図4】動的洗浄法の断面を示した洗浄方法の実施例2
の系統図
【図5】フィルターブロックの断面図
【図6】フィルターブロックの平面図
【図7】オイル注入ブロックの斜視図
【図8】オイル注入ブロックの断面図
【図9】オイル注入ブロックの平面図
【図10】従来法の外観図
【図11】従来法の洗浄方法の断面を示した系統図
【符号の説明】
1……エンジン本体 2……洗浄機 7……ドレン用ポンプ 8……フィルター 9……溶剤タンク 10……注入ポンプ 20……オイル注入孔 21……オイル注入ブロック 26……フィルターブロック 30……接続配管 31、35……逆止弁 32……空気源 34……圧力計 51……挿入部 52……接合バネ 53……止ビス 54……鍔部 55……パッキン 57……注入用連結孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月9日(1999.9.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】溶剤タンク9には洗浄に必要な量の洗浄油
が、事前に貯留され、排出ポンプ10により、注入配管
11を介して、オイルフィルター孔12に接続されたフ
ィルターブロック13を通ってエンジン内部の上部潤滑
流路14に供給され、該上部潤滑流路14を通ってエン
ジンのカムシャフト15やコンロッド16、クランクシ
ャフト17、バルブリフター18等のエンジンの潤滑必
要部分に洗浄油を滴下し、その流下した洗浄油はオイル
パン19に貯留され、前述のドレン孔3を介して、洗浄
機2のドレン用管6に送給され、循環経路をなしてい
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】エンジンが停止状態であるためカムシャフ
ト15、コンロッド16、クランクシャフト17、バル
ブリフター18等は回転していないため、本来、回転運
動の遠心力により洗浄油が飛散されて洗浄効果を与えて
いるが、部分的流下のみのため、これら部品の全周に洗
浄油がかからず不十分な洗浄となっていた。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、洗浄機の溶剤タンクに貯留された洗浄油は排出ポ
ンプにより、エンジンのオイル注入孔を介してエンジン
室の上部に供給され、この時、エンジンを運転状態で行
うため、注入された洗浄油は回転状態のカムシャフトや
コンロッド、クランクシャフト、バルブリフター等によ
ってエンジン室の内面全体に跳ねかけられた後、オイル
パン内に流下し、また、オイルパン内に貯留された洗浄
油はストレーナーを介して、エンジンオイルポンプによ
り下部潤滑流路を流れ、オイルフィルター孔に接続され
たオイルフィルターブロックの注入通路を通って上部潤
滑流路に供給され、回転するカムシャフトやコンロッ
ド、クランクシャフト、バルブリフター等により、再度
跳ねかけられ、その流下した洗浄油はオイルパンに貯留
され、オイルパンのドレン孔には、ドレン用管を介して
洗浄機が接続され、洗浄機内のドレン用ポンプに接続さ
れ、洗浄油を吸引し、フィルターを介して、溶剤タンク
に排出され、循環経路をなしている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】この時、従来法の静的洗浄法と異なってエ
ンジンを運転状態で行うため、エンジンのカムシャフト
15やコンロッド16、クランクシャフト17、バルブ
リフター18等は、エンジンの運転と一体になって回転
している。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】従って、オイル注入孔20より注入された
洗浄油はエンジンがアイドリング状態の時はカムシャフ
ト15、コンロッド16、クランクシャフト17、バル
ブリフター18等によってエンジン室22の内面全体に
アイドリング回転数で跳ねかけられ、エンジン回転数を
高速にするとカムシャフト15、コンロッド16、クラ
ンクシャフト17、バルブリフター18等によってエン
ジン室22の内面全体に高度な跳ねかけが行われ、運転
状態と同一の洗浄効果を与えることが出来る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】一方、エンジンが運転状態であるため,エ
ンジンのオイルパン19内に貯留された洗浄油はストレ
ーナー23を介して、エンジンオイルポンプ24により
下部潤滑流路25を流れ、オイルフィルター孔12に接
続されたオイルフィルターブロック26の注入通路27
を通って供給流路28および接続流路29に送給されて
いる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】供給通路28に注入された洗浄油は上部潤
滑流路14に供給され、該上部潤滑流路14を通って洗
浄油をカムシャフト15、コンロッド16、クランクシ
ャフト17、バルブリフター18等に滴下する。この時
エンジンが運転状態で、回転するカムシャフト15やコ
ンロッド16、クランクシャフト17、バルブリフター
18等の上部からかけられるため、これらの部品の全周
にかかり、これら部品の回転運動の遠心力により跳ねか
けられる状態となりエンジン室の内面全体に洗浄油がは
ねかけ塗布される。その流下した洗浄油はオイルパン1
9に貯留され、前述のドレン孔3を介して、洗浄機2に
送給され、循環経路をなしている。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】また、分岐管33内の洗浄油の圧力が供給
ポンプ10の吐出し圧より低下した場合は逆止弁35が
開き、エンジン保護のため洗浄油を供給ポンプ10より
上部潤滑経路14に追加供給することが出来る。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】次に本発明の洗浄方法を実施するための治
具即ち、フィルターブロックについて説明すると、図5
はフィルターブロック26の一例の詳細構造を示すもの
である。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】供給流路28の一端に設けられた固定用ネ
ジ゛42はエンジンで規定されたフィルターエレメント
取付け用ネジ゛と適合するサイズとなっており、オイル
フィルターを固定用ネジ42からはずし、それに変えて
本フィルターブロック26を固定用ネジ42に螺着す
る。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】接合側26−aにはOリング用溝43が設け
られ、Oリング44が装着され、本フィルターブロック
26を固定用ネジ42に螺着することによりエンジン本
体に対し密に接合されるようになっている。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】図7のオイル注入孔20にはその内面には
キャップ取付けネジ゛50が設けられており、このキャ
ップ取付けネジ゛50の直径はエンジンにより異なって
おり、すべてのエンジンに適合させるためにはその直径
にあった治具即ちオイル注入ブロックを作製する必要が
有り時間と手間を要していた。特に急ぐ顧客に対しては
治具即ちオイル注入ブロックを手配する時間が取れず洗
浄作業が出来ないケースも有った。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】したがってオイル注入キャップをオイル注
入孔20からはずした後、オイル注入ブロック21をオ
イル注入孔20に押し込み装着するだけで洗浄回路が連
結されるため極めて短時間での作業が可能となり、また
キャップ取付けネジ゛50のサイズの違いによる部品の
変更手配が不必要となるため低コストでの洗浄作業が可
能になったのである。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】
【発明の効果】以上、説明したように、従来の静的洗浄
法がエンジンの一部しか洗浄できなかったのに対し、本
発明による動的洗浄法では、エンジンの運転状態と同一
の洗浄油の流れとなるため、運転時の汚れ部分をそのま
ま洗浄することができると共に、エンジン作動時は洗浄
油温度が約100〜70℃位となり、高温により洗浄効
果が高められるため、より効率的な洗浄が可能となるの
である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01M 11/04 B08B 9/02 Z Fターム(参考) 3B116 AA12 AB52 BB62 BB72 BB82 CD11 3B201 AA47 AB52 BB62 BB72 BB82 BB92 CB01 CD11 CD22 3G013 BD00 BD02 BD09 BD12 BD48 CA01 CA11 3G015 BB04 BJ08 BK01 DA06 DA10 EA00 EA10 EA18 EA22 FB07 FB09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガソリン車、ディーゼル車のエンジン潤滑
    系統の洗浄方法に関し、洗浄機の溶剤タンクに貯留され
    た洗浄油は排出ポンプにより、エンジンのオイル注入孔
    を介してエンジン室の上部に供給され、この時、エンジ
    ンを運転状態で行うため、注入された洗浄油は回転状態
    のカムシャフトやコンロッド、クランクシャフト、バル
    ブリフター等に跳ねかけられた後、オイルパン内に流下
    し、また、オイルパン内に貯留された洗浄油はストレー
    ナーを介して、エンジンオイルポンプにより下部潤滑流
    路を流れ、オイルフィルター孔に接続されたオイルフィ
    ルターブロックの注入通路を通って上部潤滑流路に供給
    され、回転するカムシャフトやコンロッド、クランクシ
    ャフト、バルブリフター等により、再度跳ねかけられ、
    その流下した洗浄油はオイルパンに貯留され、オイルパ
    ンのドレン孔には、ドレン用管を介して洗浄機内のドレ
    ン用ポンプに接続され、洗浄油を吸引し、フィルターを
    介して、溶剤タンクに排出され、循環経路をなしてお
    り、一方ではオイルフィルターブロックの注入通路より
    接続流路に接続された接続配管は2方向に分岐され、そ
    の一方は逆止弁を介して空気源に接続され、もう一方の
    分岐管には圧力計が取付けられ、さらに逆止弁を介して
    注入配管に連通しており、分岐管に流入した洗浄油はこ
    れらの逆止弁で分岐管からの流れは制止され、その時、
    圧力計は潤滑系の配管内圧力損失を検知し、洗浄の度合
    を確認することが出来ると共に、接続配管内の洗浄油の
    圧力が供給ポンプの吐出し圧より低下した場合は、逆止
    弁が開き、洗浄油を供給ポンプより上部潤滑経路に、追
    加供給することができる、循環系統が形成され、この状
    態で10〜60分程度運転する洗浄工程が完了すると、
    エンジンを停止し、空気源より空気を供給し、エンジン
    内部の循環経路に付着した洗浄油を、エアーパージする
    ことを特徴とする自動車エンジン潤滑系統の洗浄方法。
  2. 【請求項2】洗浄機の溶剤タンクに貯留された洗浄油
    は、排出ポンプよりエンジンのオイル注入孔より供給す
    る代りに、オイルフィルター孔より、上部潤滑流路に供
    給することを特徴とする請求項1に記載の自動車エンジ
    ン潤滑系統の洗浄方法。
  3. 【請求項3】オイル注入ブロックの挿入部の外周には、
    少なくとも2個以上の接合バネが円周上に、止ビス等で
    取付けられ、これらの接合バネはキャップ取付けネジの
    内径に対し非圧縮時は、その外径がわずかに大きく構成
    されており、挿入部をキャップ取付けネジ内に挿入する
    と、接合バネが圧縮された状態でキャップ取付けネジ゛
    内面にバネのスプリング力にて接合されるようになって
    おり、更に、挿入部の上端の鍔部の下面には、パッキン
    グが接着等により取付けられると共に、エンジン本体の
    キャップ取付け用シール面に圧着されて、洗浄油がもれ
    ないようシールされるように構成され、オイル注入ブロ
    ックの中央には注入用連結孔が貫通しており、該連結孔
    に注入管が螺着され、洗浄機よりの洗浄油が注入される
    ようになっていることを特徴とする自動車エンジン潤滑
    系統の洗浄方法に使用する洗浄用治具。
JP11096837A 1999-04-02 1999-04-02 自動車エンジン潤滑系統の洗浄方法と洗浄用治具 Expired - Fee Related JP3052083B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11096837A JP3052083B1 (ja) 1999-04-02 1999-04-02 自動車エンジン潤滑系統の洗浄方法と洗浄用治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11096837A JP3052083B1 (ja) 1999-04-02 1999-04-02 自動車エンジン潤滑系統の洗浄方法と洗浄用治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3052083B1 JP3052083B1 (ja) 2000-06-12
JP2000291444A true JP2000291444A (ja) 2000-10-17

Family

ID=14175649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11096837A Expired - Fee Related JP3052083B1 (ja) 1999-04-02 1999-04-02 自動車エンジン潤滑系統の洗浄方法と洗浄用治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3052083B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005299643A (ja) * 2004-03-12 2005-10-27 General Electric Co <Ge> 可動フラッシュ洗浄ユニット及びプロセス
JP2005330948A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Mitsuo Kobayashi エンジンのチューニング方法とこれを実施するためのエンジンのチューニング装置
CN101666268B (zh) * 2009-09-30 2012-07-11 上海工程技术大学 发动机燃烧室沉积物积炭免开缸快速清除工艺
CN106321237A (zh) * 2016-09-30 2017-01-11 麦特汽车服务股份有限公司 一种汽车润滑系统清洗设备及清洗方法

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104624543A (zh) * 2015-01-08 2015-05-20 佛山职业技术学院 一种发动机连杆清洗用支架装置及清洗系统
CN104550093B (zh) * 2015-01-08 2017-12-12 佛山职业技术学院 一种发动机连杆清洗方法
CN106368812A (zh) * 2016-08-31 2017-02-01 江苏云瀚股份有限公司 一种汽车发动机系统清洗工艺与清洗剂
CN106979049B (zh) * 2017-06-01 2023-03-24 山东零公里润滑科技有限公司 清洗机构及清洗机
CN107939524A (zh) * 2017-12-28 2018-04-20 北京天元陆兵汽车科技有限公司 一种发动机智能清洗养护系统及智能清洗养护方法
CN108612575A (zh) * 2018-06-01 2018-10-02 诸暨市高德机械有限公司 发动机机油净化工具及净化方法
CN114704377B (zh) * 2022-03-22 2023-03-28 吉林大学 一种发动机油环不拆解清洗系统

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005299643A (ja) * 2004-03-12 2005-10-27 General Electric Co <Ge> 可動フラッシュ洗浄ユニット及びプロセス
JP2005330948A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Mitsuo Kobayashi エンジンのチューニング方法とこれを実施するためのエンジンのチューニング装置
CN101666268B (zh) * 2009-09-30 2012-07-11 上海工程技术大学 发动机燃烧室沉积物积炭免开缸快速清除工艺
CN106321237A (zh) * 2016-09-30 2017-01-11 麦特汽车服务股份有限公司 一种汽车润滑系统清洗设备及清洗方法
CN106321237B (zh) * 2016-09-30 2018-11-06 麦特汽车服务股份有限公司 一种汽车润滑系统清洗设备及清洗方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3052083B1 (ja) 2000-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3052083B1 (ja) 自動車エンジン潤滑系統の洗浄方法と洗浄用治具
JP5455900B2 (ja) 車両への液体供給システムおよび一体型ポンプ/フィルタモジュール
KR101661373B1 (ko) 차량용 회전식 펌프
US8740549B2 (en) System for providing continuous lubrication to engine
JP4404546B2 (ja) 燃料供給装置
JP6757281B2 (ja) ターボチャージャ用ハウジング及びその製造方法
KR101459476B1 (ko) 요소수 펌프유닛
US6701900B1 (en) Quick priming fuel system and common passageway housing for same
JP6506305B2 (ja) ターボチャージャのインテーク継手構造
US20010029969A1 (en) Cleaning jig for cleaning lubrication system of an automobile engine
US7096858B2 (en) Air pump for internal combustion engine
JP2004011476A (ja) 内燃機関のカム軸々受装置
JP2000337123A (ja) エンジン装置
JP2008133818A (ja) 液化ガス用ポンプ
KR100993736B1 (ko) 실린더 헤드 장착용 베큠 펌프의 누유방지장치
JPH11336699A (ja) ウォータポンプ
CN108458241A (zh) 一种便于加工的防渗漏机油泵
JPH11324855A (ja) オイルシール付燃料噴射装置
CN208331743U (zh) 一种便于加工的防渗漏机油泵
JP3780365B2 (ja) 燃料フィルタ連結口の逆流防止装置
CN112648120B (zh) 一种装叶片式输油泵的单缸共轨供油泵
JP7405497B2 (ja) 排ガス浄化装置および作業機械
JP2006029225A (ja) 流体通路挿入型濾過装置
JP4676966B2 (ja) 燃料噴射ポンプ取付構造
KR100446439B1 (ko) 엔진의 윤활을 위한 보조 정유 장치

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080407

Year of fee payment: 8

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080407

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120407

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees