JP2000291277A - 建物の構造 - Google Patents

建物の構造

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Publication number
JP2000291277A
JP2000291277A JP11100348A JP10034899A JP2000291277A JP 2000291277 A JP2000291277 A JP 2000291277A JP 11100348 A JP11100348 A JP 11100348A JP 10034899 A JP10034899 A JP 10034899A JP 2000291277 A JP2000291277 A JP 2000291277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building
roof
floor
passing
facility
Prior art date
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Pending
Application number
JP11100348A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Takeno
雅博 竹野
Jiro Takagi
二郎 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊戯設備の下部に対する防風効果を達成しなが
ら、しかも搭乗した乗客の視界を最初から最後まで遮る
ことのない、建物の構造を提供することを目的とする。 【解決手段】建物の屋上面にさらに複数の屋上建屋を配
置した建物において、建物の屋上面に支持脚を固定す
る。この支持脚によって一定範囲を移動する遊戯設備を
支持する。遊戯設備の客席の通過軌跡の、右側に一つの
屋上建屋を配置し、通過軌跡の左側に他の屋上建屋を配
置する。右側に配置した屋上建屋と、左側に配置した屋
上建屋とは、通過軌跡を横断する線に対して反対側に配
置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】建物の上部に回転遊戯装置を配置した建
物が存在する。特に図5に示すように、建物aの屋上に
2棟の建屋bを狭い間隔を介して設置し、その結果形成
される両建屋b間の凹部cに回転遊戯設備dの回転軌跡
の下部を収納した構造の建物が存在する。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】前記したような建物
aは、回転遊戯設備dの下部分においては、その両側に
屋上建屋bがそびえているから、下部分では側面からの
風を避けることができるという効果がある。しかし、 <イ>回転遊戯設備dの座席に座った乗客は、搭乗して
凹部cを抜け出るまでの時間、および凹部cに再度進入
した後には両側を屋上建屋bで挟まれた状態で通過する
ことになり、観覧車の乗客は両側からの強い圧迫感を感
じる。 <ロ>また両側に建屋bがそびえているから、凹部cを
抜け出るまでの間は両側の視界は遮られてしまい、観覧
車の乗客は周囲の風景をまったく楽しむことはできな
い。
【0004】
【本発明の目的】本発明は上記したような従来の問題を
解決するためになされたもので、遊戯設備の下部に対す
る防風効果を達成しながら、しかも搭乗した乗客の視界
を最初から最後まで遮ることのない、建物の構造を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明の建物の構造は、建物の屋上面にさ
らに複数の屋上建屋を配置した建物において、建物の屋
上面に支持脚を固定し、この支持脚によって移動する遊
戯設備を支持し、遊戯設備の客席の通過軌跡の、右側に
一つの屋上建屋を配置し、通過軌跡の左側に他の屋上建
屋を配置し、右側に配置した屋上建屋と、左側に配置し
た屋上建屋とは、通過軌跡を横断する線に対して反対側
に配置して構成した、建物の構造を特徴としたものであ
る。
【0006】
【本発明の実施の態様】以下図面を参照しながら本発明
の建物の構造の実施例について説明する。
【0007】<イ>建物1。 本発明の建物1は屋上面2を備え、さらにその屋上面2
の上に複数の屋上建屋3を配置した建物1である。
【0008】<ロ>遊戯設備の支持脚。 この建物1の屋上面2に支持脚4を固定する。そしてこ
の支持脚4によって、遊戯設備5を支持する。
【0009】<ハ>遊戯設備5 支持脚4によって支持する遊戯設備5は図1に示すよう
な、円心の軸を支持脚4で支持し、その軸を中心にフレ
ームが完全に回転するタイプ、あるはフレームが往復回
転するタイプなどを採用することができる。あるいはフ
レームが回転せず、固定したフレームにそって座席7を
移送するタイプを採用することもできる。その場合に図
3に示すように、フレーム6をおむすび型に形成し、そ
の水平部分を上部に配置すれば、高所において長時間滞
空することができる。あるいは図4に示すようにフレー
ム6を縦長に形成しすれば、回転タイプよりも長い上昇
時間、下降時間を楽しむことができる。その他、スキー
場のゴンドラを水平移動ではなく鉛直移動させるタイ
プ、エレベータのように上昇下降を繰り返すタイプな
ど、他の公知の遊戯設備5を設置することもできる。乗
客はこれらの遊戯設備5に対して移動軌跡の最下部から
座席に乗り込むことになる。最下部は、屋上面2に一致
するとは限らず、乗り込みのためのプラットフォームか
ら乗り込む構造を採用することもできる。
【0010】<ニ>屋上建屋3の配置。 この建物1の屋上面2の上には複数の屋上建屋3を配置
する。屋上建屋3は、遊戯設備5の客席が通過する軌跡
の、右側に一つの屋上建屋3を配置する。さらに、通過
する軌跡を挟んでその左側にも他の屋上建屋3を配置す
る。
【0011】<ホ>屋上建屋3の位置関係。 こうして遊戯設備5の客席が通過する軌跡の右側に配置
した屋上建屋3と、左側に配置した屋上建屋3とは、図
2に示すように、通過軌跡Yを横断する横断線Xに対し
て反対側に配置する。すなわちXY座標の交点に対して
対称位置に配置する。したがって移動軌跡の両側に同時
に屋上建屋3が存在することはなく、必ず一方は開放状
態にあることになる。
【0012】<ヘ>乗客の視界の確保。 上記のような構造の遊戯設備5に、移動軌跡の最下位置
から搭乗した乗客は一方の側(例えば左側)に屋上建屋
3の配置してある軌跡を通過する。しかし右側に配置し
た屋上建屋3と、左側に配置した屋上建屋3とは、通過
軌跡を横断する横断線Xに対して反対側に配置してあ
る。したがって左側に屋上建屋3が配置してあっても、
その右側は開放状態であるから、その視界を妨げられる
ことがなく、右側の観覧を楽しむことができる。屋上建
屋3の高さ以上に上昇すれば、両側の視界を楽しむこと
ができる。そして遊戯設備5がほぼ一周して、右側に屋
上建屋3が配置してある軌跡に入っても、その左側は開
放状態であるから、やはりその視界を妨げられることが
なく、観覧を楽しむことができる。
【0013】<ト>防風効果。 前記したように、右側に配置した屋上建屋3と、左側に
配置した屋上建屋3とは、遊戯設備5の通過軌跡を横断
する横断線Xに対して反対側に配置してある。したがっ
て支持脚4の下部においては少なくとも一方は屋上建屋
3によって遮断されていることになり、強風時において
も屋上面2を吹き抜ける風雨の影響を受けることがな
い。
【0014】
【本発明の効果】本発明の建物1の構造は以上説明した
ようになるから次のような効果を得ることができる。 <イ>遊戯設備の一方は屋上建屋に隠れることがなく、
常に開放状態であるから、乗客は常にその視界を妨げら
れずに観覧を楽しむことができる。 <ロ>支持脚4の下部においては少なくとも一方は屋上
建屋3によって遮断されていることになり、強風時にお
いても屋上面2を吹き抜ける風雨の影響を受けることが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建物の構造の実施例の説明図
【図2】その平面図。
【図3】他の遊戯設備の説明図。
【図4】他の遊戯設備の説明図。
【図5】従来の建物の例の説明図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の屋上面にさらに複数の屋上建屋を配
    置した建物において、 建物の屋上面に支持脚を固定し、 この支持脚によって、一定範囲を移動する遊戯設備を支
    持し、 遊戯設備の客席の通過軌跡の、右側に一つの屋上建屋を
    配置し、 通過軌跡の左側に他の屋上建屋を配置し、 通過軌跡の右側に配置した屋上建屋と、左側に配置した
    屋上建屋とは、 通過軌跡を横断する線に対して反対側に配置して構成し
    た、 建物の構造
JP11100348A 1999-04-07 1999-04-07 建物の構造 Pending JP2000291277A (ja)

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