JPH08299600A - 懸吊移動機 - Google Patents

懸吊移動機

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JPH08299600A
JPH08299600A JP10866095A JP10866095A JPH08299600A JP H08299600 A JPH08299600 A JP H08299600A JP 10866095 A JP10866095 A JP 10866095A JP 10866095 A JP10866095 A JP 10866095A JP H08299600 A JPH08299600 A JP H08299600A
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cords
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cord
moving
suspension
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Hiroshi Yamaguchi
博 山口
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SHIBAYAMA TEKKOSHO KK
Y S GIKEN KK
KYOWA KIKAI SEISAKUSHO KK
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SHIBAYAMA TEKKOSHO KK
Y S GIKEN KK
KYOWA KIKAI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】移動体1を3次元的に姿勢制御でき、該移動体
1を3次元空間における連続した任意の軌跡に沿ってね
らい通りに移動させ、ジェットコースター的な動きを実
現する。 【構成】移動体1を、4本の上ワイヤW1,W2,W
3,W4と、4本の下ワイヤW5,W6,W7,W8と
で3次元空間内に配し、各ワイヤW1〜W8を、各サー
ボモータM1〜M8によって互いに緊張させた状態でそ
の繰出長さを変更することにより、移動体1が転覆する
ことなく所定の軌跡をねらい通りに移動できるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人や荷物や機器類を3
次元的に移動させる懸吊移動機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の懸吊移動機として、本発
明者は、特願平6−260163号(平成6年10月2
5日出願)において、図12に示すように、各サーボモ
ータM1,M2,M3,M4から繰出す4本のワイヤー
W1,W2,W3,W4を移動体1に連結し、各ワイヤ
ーW1,W2,W3,W4を互いに緊張させた状態でそ
れぞれの繰出長さを連続的に変更することにより、移動
体1を2次元的又は3次元的に移動させるようにしたも
のを提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のものでは、移動
体1を2次元的すなわち平面的に移動させるのには何ら
支障はなく、又、移動体1が拡がりのない質点として扱
える場合には3次元移動の場合も問題はない。
【0004】しかしながら、実際には、移動体1は所定
の拡がりをもつため、図13に示すように、3次元空間
の高さ方向において、移動体1を任意の傾き姿勢に制御
することはできない。すなわち、図13において、第1
ワイヤーW1及び第2ワイヤーW2の長さが一意に決ま
っても、各ワイヤーW1,W2は、各繰出部F1,F2
を中心とした各円弧S1,S2上を自由に動き得るた
め、両円弧S1,S2間の距離が移動体1の長さに一致
する関係を満たす限り、移動体1はあらゆる傾き姿勢P
1,P2,P3をとり得ることになるからである。
【0005】従って、移動体1を3次元的に姿勢制御す
ることはできず、このため、移動体1を、3次元空間に
おける連続した任意の軌跡に沿ってねらい通りに移動さ
せることはできない問題がある。特に、この懸吊移動機
を、遊園地等のアトラクションに用いることを考え、移
動体1を上下に波打つように移動させて、ジェットコー
スターのような動きをさせようとしても、到底実現でき
ない問題があった。
【0006】本発明の主目的は、移動体1を3次元的に
姿勢制御でき、該移動体1を3次元空間における連続し
た任意の軌跡に沿ってねらい通りに移動させることがで
きる懸吊移動機を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、上記主目的を達
成するため、請求項1記載の発明は、図1〜図4に示す
ように、移動体1と、この移動体1から3以上の上部繰
出部F1,F2・・・・に延びる3本以上の上索状体W1,
W2・・・・と、移動体1から3以上の下部繰出部F5,F
6・・・・に延びる3本以上の下索状体W5,W6・・・・と、
各索状体W1,W2・・・・,W5,W6・・・・を互いに緊張
状態でその繰出長さを変更するモータM1,M2・・・・,
M5,M6・・・・とを備えている構成にした。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、移動体1の荷重を支える上索状体W1,W
2・・・・の操作負荷を軽減するため、図1に示すように、
移動体1を吊上げ方向に付勢して吊上げ負荷を軽減する
負荷軽減機構2を設けている構成にした。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、負荷軽減機構2を良好に構成するため、同
図1に示すように、負荷軽減機構2が、移動体1から各
上索状体W1,W2・・・・と並行状に延設する吊上用索状
体U1,U2・・・・と、その端部に垂下する錘L1,L2
・・・・とから成る構成にした。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、移動体1の移動に伴う錘L1,L2・・・・の
上下動の追従性を一層良くするため、図5に示すよう
に、上部繰出部F1,F2・・・・の近くに、各吊上用索状
体U1,U2・・・・の移動を案内する回転体D1,D2・・
・・を設けている構成にした。
【0011】請求項5記載の発明は、上記主目的を2組
の移動体1,1で共に達成すると同時に、この2組の構
成を有効活用して各移動体1,1の吊上げ負荷をも効果
的に軽減するため、図6〜図9に示すように、移動体1
と、この移動体1から3以上の上部繰出部F1,F2・・
・・に延びる3本以上の上索状体W1,W2・・・・と、移動
体1から3以上の下部繰出部F5,F6・・・・に延びる3
本以上の下索状体W5,W6・・・・とをもつ移動体ユニッ
ト10,20を2組備え、各ユニット10,20間の相
対応する上索状体同士W1とW1・・・・及び下索状体同士
W5とW5・・・・を各々可逆移動可能に連動させていると
共に、各ユニット10,20の各索状体W1,W2・・・
・,W5,W6・・・・を互いに緊張状態でその繰出長さを
変更するモータM1,M2・・・・,M5,M6・・・・を設け
ている構成にした。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、各ユニット10,20間の相対応する索状
体の可逆移動を良好に行わせると共に、2ユニット分の
各索状体を1ユニット分のモータで駆動させて構成の簡
易化をも図るため、図6に示すように、各ユニット1
0,20間の相対応する上索状体同士W1とW1・・・・及
び下索状体同士W5とW5・・・・を、正転出力及び逆転出
力の取出しを可能とした歯車機構3を介して、共通のモ
ータM1,M2・・・・,M5,M6・・・・に連動させている
構成にした。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項1〜請求項
6何れか一記載の発明において、移動体1の移動空間を
十分に確保すると共に、移動体1の移動に際する座標計
算を簡易にし、制御を簡易化するため、図1又は図6に
示すように、移動体1から延びる上索状体W1,W2,
W3,W4及び下索状体W5,W6,W7,W8がそれ
ぞれ4本である構成にした。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項1〜請求項
7何れか一記載の発明において、各索状体の繰出しを一
層滑らかにして、移動体1の動きを良好にするため、図
5又は図10に示すように、各繰出部F1,F2・・・・,
F5,F6・・・・に、各索状体W1,W2・・・・,W5,W
6・・・・の繰出しを案内する回転体R1,R2・・・・,R
5,R6・・・・を設けている構成にした。
【0015】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明において、各索状体の繰出しをより一層滑らかにし、
移動体1の動きを一層良好にするため、同図5又は図1
0に示すように、各回転体R1,R2・・・・,R5,R6
・・・・を、首振り自在な旋回支持体4に支持している構成
にした。
【0016】請求項10記載の発明は、請求項1〜請求
項9何れか一記載の発明において、移動体1の荷重を支
える上索状体に着目し、この上索状体の緩みや張り過ぎ
を検出して異常時に対処できるようにするため、図3又
は図8に示すように、各上索状体W1,W2・・・・に、該
各上索状体W1,W2・・・・の緊張力を検出して、異常判
定に用いるロードセル5を付設している構成にした。
【0017】請求項11記載の発明は、請求項1〜請求
項10何れか一記載の発明において、移動体1の移動を
空気抵抗に大きく邪魔されることなく円滑にするため、
図1又は図6に示すように、移動体1に、表裏を貫く空
気抜き部6を設けている構成にした。
【0018】請求項12記載の発明は、請求項1〜請求
項11何れか一記載の発明において、遊園地等のアトラ
クション用に好適なものとして、図2又は図7に示すよ
うに、移動体1に、搭乗者スペース7を設けている構成
にした。
【0019】
【作用】請求項1記載の発明では、図11の側面図に示
すように、3次元空間の高さ方向において、移動体1の
例えば先端側は、一の上索状体W1とその下に位置する
下索状体W5との各繰出部F1,F5を中心とした各円
弧S1,S5の交点に位置決めされ、移動体1の後端側
は、他の上索状体W2とその下に位置する下索状体W6
との各繰出部F2,F6を中心とした各円弧S2,S6
の交点に位置決めされる。他の正面図や背面図について
も同様であり、移動体1は、上下の索状体により、その
長さ方向両端側を任意の高さに位置決めされることにな
るため、移動体1は、3次元空間において、所定の傾き
姿勢に制御される。こうして、各索状体W1,W2・・・
・,W5,W6・・・・を、モータM1,M2・・・・,M5,
M6・・・・により、互いに緊張させた状態で、その繰出長
さを変更することにより、移動体1は、3次元空間にお
ける連続した任意の軌跡に沿って、ねらい通りに移動で
きることになる。
【0020】この懸吊移動機を、遊園地等のジェットコ
ースター的なアトラクションに適用することとした場
合、コースを決めるレールは不要であり、建設費の大幅
削減が可能であるし、搭乗者はコースターというより
も、あたかも空飛ぶジュータンに乗って空を飛んでいる
かのような実感を味わえると共に、コースが分からない
ことにより一層スリリングな体験をすることができる。
もちろん、スピードの速い恐怖マシンとしてだけではな
く、移動体1の移動速度は、各索状体W1,W2,・・・
・,W5,W6・・・・の繰出し速度すなわちモータM1,
M2・・・・,M5,M6・・・・の速度により変わるから、空
中を優雅に遊泳するファンタジックな乗り物にも好適で
ある。又、一義的にコースを決めるレールは無く、移動
体1の移動軌跡はモータM1,M2・・・・,M5,M6・・
・・の制御に従うため、例えば季替りや月替り、周替り或
は日替りでコースを容易に変えることができ、搭乗者の
飽きを防止することもできるし、移動体1の移動速度の
変更により恐怖マシンとファンタジックマシンとの使い
分けも可能である。
【0021】請求項2記載の発明では、図1に示すよう
に、上索状体W1,W2・・・・には、移動体1の荷重負荷
が作用し、移動体1の吊上げ側には大きな負荷が加わる
ことになるが、負荷軽減機構2により、移動体1は吊上
げ方向に付勢され、その吊上げ負荷が軽減されるため、
上索状体W1,W2・・・・の操作負荷を軽減でき、モータ
M1,M2・・・・の負担を軽減することができる。
【0022】請求項3記載の発明では、同図1に示すよ
うに、各上索状体W1,W2・・・・の繰出長さに応じて、
該各上索状体W1,W2・・・・と並行状に延びる吊上用索
状体U1,U2・・・・が、その繰出長さを変更し、これら
各吊上用索状体U1,U2・・・・の端部に垂下する錘L
1,L2・・・・の高さが追従して変化する。常時、各錘L
1,L2・・・・は、移動体1を吊上方向に付設する力を与
えるため、各上索状体W1,W2・・・・の操作負荷を軽減
することができる。こうして、各吊上用索状体U1,U
2・・・・と、その端部に垂下する錘L1,L2・・・・とによ
り、負荷軽減機構2を良好に構成することができる。
【0023】請求項4記載の発明では、図5に示すよう
に、各吊上用索状体U1,U2・・・・は、それぞれ、回転
体D1,D2・・・・によりその移動が案内され、移動体1
の移動に伴う各吊上用索状体U1,U2・・・・の動きがス
ムーズになり、移動体1の移動に伴う各錘L1,L2・・
・・の上下動の追従性を一層良くすることができる。
【0024】請求項5記載の発明では、図6に示すよう
に、各移動体ユニット10,20の移動体1,1は、各
ユニット10,20に具備する上索状体W1,W2・・・・
及び下索状体W5,W6・・・・により、それぞれユニット
毎に、3次元空間における連続した任意の軌跡に沿って
ねらい通りに移動できることになる。この場合、各ユニ
ット10,20間の相対応する上索状体同士W1とW1
・・・・及び下索状体同士W5とW5・・・・は、各々可逆移動
可能に連動しているため、第1ユニット10側の一の索
状体W1がその繰出長さを短くして第1ユニット10側
の移動体1を吊上げ方向に移動させようとしていると
き、逆に、第2のユニット20側の対応する索状体W1
はその繰出長さを長くして第2ユニット20側の移動体
1を吊下げ方向に移動させようとしている。このため、
第1ユニット10側の移動体1と第2ユニット20側の
移動体1とは互いに可逆的な動きをすることになるが、
第1ユニット10側の一の索状体W1がその第1ユニッ
ト10側の移動体1を重力に逆らって吊上げ方向に移動
させようとしているとき、この索状体W1と連動する第
2ユニット20側の対応した索状体W1は、その第2ユ
ニット20側の移動体1を重力の向きに沿って吊下げ方
向に移動させようとするのであるから、第2ユニット2
0側の移動体1が第1ユニット10側の吊下げ負荷を軽
減する錘の役目を担い、該第1ユニット10側の索状体
W1の操作負荷を軽減することができる。こうして、2
つのユニット10,20において、それぞれ移動体1,
1の3次元移動を良好に実現できると共に、この2つの
ユニット10,20間の相対応した索状体間の可逆的な
連携によって、各移動体1,1の吊上げ負荷を効果的に
軽減することもできるのである。
【0025】又、第1ユニット10側の移動体1と第2
ユニット20側の移動体1とは互いに可逆的な動きをす
ることになるから、遊園地等のジェットコースター的な
アトラクションに適用する場合、各移動体1,1の移動
軌跡が上下に別の軌跡を描き、搭乗者並びに傍らの看者
に対するアピール度が増すと共に、第1ユニット10側
と第2ユニット20側とで移動軌跡すなわちコースが違
うことになるから、搭乗者は第1ユニット10側で搭乗
体験した後に、第2ユニット20側で異なる搭乗体験を
することができ、2回にわたり別のスリルを味わうこと
もできる。
【0026】請求項6記載の発明では、同図6に示すよ
うに、第1ユニット10側の一の索状体W1は、歯車機
構3における正転側の出力取出系を介して一のモータM
1と連動し、これに対応する第2ユニット20側の索状
体W1は、歯車機構3における逆転側の出力取出系を介
して共通のモータM1と連動しており、この共通のモー
タM1の駆動によって、第1ユニット10側の一の索状
体W1とこれに対応する第2ユニット20側の索状体W
1とが可逆的に移動することになる。モータM1の出力
を歯車機構3において正逆転に分岐させて相対応する2
つの索状体W1とW1・・・・を駆動することとしているか
ら、これら相対応する索状体W1とW1・・・・の可逆移動
を良好にでき、又、2ユニット分の各索状体を1ユニッ
ト分のモータM1,M2・・・・,M5,M6・・・・で駆動で
き、構成の簡易化を図ることもできる。
【0027】請求項7記載の発明では、図1又は図6に
示すように、移動体1から延びる上索状体W1,W2,
W3,W4及び下索状体W5,W6,W7,W8がそれ
ぞれ4本であり、上部繰出部F1,F2,F3,F4及
び下部繰出部F5,F6,F7,F8がそれぞれ4点か
ら成り、平面的に見て、上下の4点の繰出部を頂点とす
る4角形の内方に、移動体1の移動領域が確保される。
上下の索状体を3本とした場合には、3点の繰出部を頂
点とする3角形の内方が移動領域となってその範囲が狭
まるが、上下の索状体を4本構成としているため、移動
体1の移動空間は4角形の内方となり、その領域を十分
に確保することができる。又、移動体1は、4角形の移
動領域内を移動することになるから、この移動体1の移
動に際する座標計算を簡易にでき、制御の簡易化をも図
ることができる。
【0028】請求項8記載の発明では、図5又は図10
に示すように、各索状体W1,W2・・・・,W5,W6・・
・・は、それぞれ、回転体R1,R2・・・・,R5,R6・・
・・によりその繰出しが案内され、その動きがスムーズに
なって、移動体1の動きを良好にすることができる。
【0029】請求項9記載の発明では、同図5又は図1
0に示すように、各回転体R1,R2・・・・,R5,R6
・・・・は、首振り自在な旋回支持体4に支持しているた
め、各索状体W1,W2・・・・,W5,W6・・・・の繰出し
をより一層滑らかにでき、移動体1の動きを一層良好に
することができる。
【0030】請求項10記載の発明では、図3又は図8
に示すように、ロードセル5により、移動体1の荷重を
支える各上索状体W1,W2・・・・の緊張力を検出でき、
この上索状体W1,W2・・・・の緩みや張り過ぎを検出で
き、異常時に対処することができる。
【0031】請求項11記載の発明では、図1又は図6
に示すように、移動体1に、表裏を貫く空気抜き部6を
設けているため、移動体1を空気抵抗に大きく邪魔され
ることなく円滑に移動させることができる。
【0032】請求項12記載の発明では、図2又は図7
に示すように、移動体1に搭乗者スペース7を設けてい
るため、遊園地等のアトラクション用に好適なものとで
きる。
【0033】
【実施例】図1〜図5に示す第1実施例は、例えば遊園
地等のアトラクションに適用する1ユニットタイプの懸
吊移動機であって、搭乗者を乗せる移動体1と、この移
動体1から4つの上部繰出部F1,F2,F3,F4に
延びる4本の上索状体W1,W2,W3,W4と、移動
体1から4つの下部繰出部F5,F6,F7,F8に延
びる4本の下索状体W5,W6,W7,W8と、これら
各索状体W1〜W8を互いに緊張状態でその繰出長さを
変更する8つのモータM1〜M8とを備えている。
【0034】移動体1には、該移動体1を吊上げ方向に
付勢して吊上げ負荷を軽減する負荷軽減機構2を設けて
いる。この負荷軽減機構2は、移動体1から各上索状体
W1〜W4と並行状に延設する4本の吊上用索状体U1
〜U4と、その端部に垂下する4つの錘L1〜L4とで
構成している。又、移動体1には、中央部に表裏を貫く
空気抜き部6を設けており、その周りに、図2に示すよ
うに、外向きに配置する搭乗者席70から成る搭乗者ス
ペース7を設けている。
【0035】各索状体W1〜W8、U1〜U4は、ワイ
ヤーやロープやチェーン等で構成している。上索状体W
1〜W4及び下索状体W5〜W8の繰出長さを変更する
8つのモータM1〜M8は、コントローラ100からの
指令により正逆方向に所定ピッチだけ回転するサーボモ
ータで構成している。各モータM1〜M8は、図2〜図
4に示すように、平地近くの下部位置に配置しており、
それぞれ、減速機30、クラッチ31、巻取リール32
を介して上下の各索状体W1〜W8に連結している。
【0036】各繰出部F1〜F8は、鉄骨等から成る各
4本の上部梁81、下部梁82、支柱83を枠組みして
構成した枠体8の各角部に設けている。
【0037】4つの上部繰出部F1〜F4には、図5に
示すように、繰出先端の縦回転ローラRa、一対の水平
回転ローラRb,Rc、中継用の縦回転ローラRdから
成り、各上索状体W1〜W4の繰出しを案内する回転体
R1〜R4と、同様な構成のローラDa、Db,Dc、
Ddから成り、各吊上用索状体U1〜U4の繰出しを案
内する回転体D1〜D4とをそれぞれ設けている。繰出
先端の縦回転ローラRa,Da及び水平回転ローラR
b,Rc,Db,Dcは、ホルダー43及びホルダー軸
44,45を介して、角部静止部材41の旋回軸42周
りに首振り自在に支持する旋回支持体4に支持してい
る。又、中継用の縦回転ローラRd,Ddはホルダー4
6を介して角部静止部材41に支持している。尚、上索
状体側の水平回転ローラRb,Rcと吊上用索状体側の
水平回転ローラDb,Dcとは各々独立して回転するも
のである。又、水平回転ローラRb,Rc間の最近接点
Oと旋回軸12の中心Sとを一致させており、首振り角
度によらず、水平回転ローラRb,Rc間の最近接点O
を不動点としている。
【0038】4つの下部繰出部F5〜F8には、図5に
示したものにおいて、吊上用索状体U1〜U4に対応し
たローラDa、Db,Dc、Ddを取り除いてローラR
a,Rb,Rc,Rdのみとしたものと同じ構造をも
ち、各下索状体W5〜W8を案内する回転体R5〜R8
を旋回支持体4を介して首振り自在に設けている。
【0039】各上索状体W1〜W4には、図3に示すよ
うに、該各上索状体W1〜W4の緊張力を検出して、異
常判定に用いるロードセル5を付設している。50は、
ロードセル5の両側に配置するテンションローラであ
る。このロードセル5で上索状体W1〜W4の何れか1
本でも張り過ぎ又は緩みが検出された場合、図1に示す
ように、コントローラ100から各モータM1〜M8に
停止指令を出力し、緊急停止するようにしている。
【0040】尚、図2〜図4において、91は、上下に
対応した2本の索状体W1とW5,W2とW6,W3と
W7,W4とW8を上下個別に案内する2連式の中継ロ
ーラである。
【0041】こうして、図1に示すように、コントロー
ラ100から、予め定めた移動コースVに従って各モー
タM1〜M8に移動指令を出力するのであり、移動体1
は、枠体8で囲まれた内方領域において、そのコースV
上を3次元的に移動できるのである。コースVはキーボ
ード101からの入力や、フロッピィディスク等の外部
記憶手段102からの入力により変更できるようにして
いる。
【0042】尚、移動体1は、その各4辺を、対向する
枠体8の各梁にそれぞれ平行に保ったままの状態で移動
コースV上を移動し、進行方向に向きを変えることはで
きない。このため、搭乗者席70を別途に設ける旋回機
構を介して移動体1に支持し、移動コースVの前方向き
に搭乗者席70を旋回させるようにしてもよい。
【0043】図6〜図10に示す第2実施例は、同じく
遊園地等のアトラクションに適用する2ユニットタイプ
の懸吊移動機であって、搭乗者を乗せる移動体1と、こ
の移動体1から4つの上部繰出部F1〜F4に延びる4
本の上索状体W1〜W4と、移動体1から4つの下部繰
出部F5〜F8に延びる4本の下索状体W5〜W8とを
もつ移動体ユニット10,20を2組備え、各ユニット
10,20間の相対応する上索状体同士W1とW1,W
2とW2,W3とW3,W4とW4及び下索状体同士W
5とW5,W6とW6,W7とW7,W8とW8を各々
可逆移動可能に連動させていると共に、各ユニット1
0,20の各索状体W1〜W8を互いに緊張状態でその
繰出長さを変更する1ユニット分のモータM1〜M8を
設けている。
【0044】各ユニット10,20間の相対応する上索
状体同士W1とW1,W2とW2,W3とW3,W4と
W4及び下索状体同士W5とW5,W6とW6,W7と
W7,W8とW8を、正転歯車3Aと逆転歯車3Bとを
もち、正転出力及び逆転出力の取出しを可能とした歯車
機構3を介して、共通のモータM1,M2,M3,M
4,M5,M6,M7,M8に連動させている。
【0045】各ユニット10,20の各索状体W1〜W
8は、それぞれ、図10に示すように、旋回支持体4に
支持する繰出先端の縦回転ローラRa及び一対の水平回
転ローラRb,Rc、並びに、角部静止部材41に支持
する中継用の縦回転ローラRdから成る回転体R1〜R
8を介して案内するようにしている。
【0046】尚、図6〜図9において、92,93は、
各々独立して各1本の索状体を案内する多連式の中継ロ
ーラである。
【0047】この第2実施例では、図6の矢印で示すよ
うに、第1ユニット10側の移動体1が上方に移動する
とき、第2ユニット側の位置体1は下方に移動し、両者
は可逆的に移動することになる。
【0048】以上説明した各実施例では、移動体1をコ
ントローラ100からの制御により予め定めた移動軌跡
上を移動させるようにしたが、例えば、移動体1に操縦
コクピットを設けて、そのハンドル操作信号を送信機を
介して地上局側の受信機に出力し、受信信号に基づいて
コントローラ100から各モータM1〜M8を駆動する
ようにしてもよく、このような仕様にした場合、航空機
等の操縦シュミレーションに適用できる。
【0049】又、アトラクション的な利用の他、荷物運
搬用としての利用や、各種計測器やカメラ等の機器類の
移動用としての利用や、或は、映画等の撮影用飛行物の
移動用としての利用等にも好適である。
【0050】更に、以上のものでは、上下の索状体を各
4本構成としたが、3本以上であればよく、3本構成、
5本構成、6本構成、或はそれ以上の構成としてもよ
く、それぞれ、平面的に見た多角形の内方領域が移動領
域となる。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、3本以上
の上索状体W1,W2・・・・及び下索状体W5,W6・・・・
を、モータM1,M2・・・・,M5,M6・・・・により互い
に緊張させた状態でその繰出長さを変更することによ
り、移動体1を3次元空間における連続した任意の軌跡
に沿ってねらい通りに移動させることができる。特に、
遊園地等のジェットコースター的なアトラクションに適
用する場合、レールは不要で建設費の大幅削減ができる
し、搭乗者は空を飛んでいる実感を味わえるし、移動コ
ースを察知できないスリリングな体験もでき、更に、恐
怖マシンだけではなくファンタジックマシンにも使え、
日替り等のコース変更や恐怖マシンとファンタジックマ
シンとの使い分けもでき、搭乗者の飽きを防止できるな
ど、極めて有効である。
【0052】請求項2記載の発明によれば、負荷軽減機
構2により、移動体1は吊上げ方向に付勢され、その吊
上げ負荷が軽減されるため、上索状体W1,W2・・・・の
操作負荷を軽減でき、モータM1,M2・・・・の負担を軽
減することができる。
【0053】請求項3記載の発明によれば、各上索状体
W1,W2・・・・と並行状に延設する吊上用索状体U1,
U2・・・・とその端部に垂下する錘L1,L2・・・・とによ
り、負荷軽減機構2を良好に構成することができる。
【0054】請求項4記載の発明によれば、回転体D
1,D2・・・・により、移動体1の移動に伴う各吊上用索
状体U1,U2・・・・の動きがスムーズになり、移動体1
の移動に伴う各錘L1,L2・・・・の上下動の追従性を一
層良くすることができる。
【0055】請求項5記載の発明によれば、2つのユニ
ット10,20において、それぞれ移動体1,1の3次
元移動を良好に実現できると共に、この2つのユニット
10,20間の相対応した索状体間の可逆的な連携によ
って、各移動体1,1の吊上げ負荷を効果的に軽減する
こともできる。特に、各ユニット10,20の移動体
1,1が可逆的な動きをするため、遊園地等のジェット
コースター的なアトラクションに適用する場合、各移動
体1,1の移動軌跡が上下に分かれ、搭乗者並びに傍ら
の看者に対するアピール度が増すと共に、ユニット1
0,20別に移動コースが違うことになるから、各ユニ
ット10,20で2回にわたり別のスリルを味わうこと
もでき、更に、搭乗者は2つの移動体1,1に分かれて
乗ることができ、客はけも良くすることができる。
【0056】請求項6記載の発明によれば、モータM1
の出力を歯車機構3において正逆転に分岐させて相対応
する2つの索状体W1とW1・・・・を駆動することとして
いるから、これら相対応する索状体W1とW1・・・・の可
逆移動を良好にでき、又、2ユニット分の各索状体を1
ユニット分のモータM1,M2・・・・,M5,M6・・・・で
駆動でき、構成の簡易化を図ることもできる。
【0057】請求項7記載の発明によれば、移動体1か
ら延びる上索状体W1,W2,W3,W4及び下索状体
W5,W6,W7,W8がそれぞれ4本としているか
ら、移動体1の移動空間は4角形の内方において十分に
確保することができると共に、移動体1は、4角形の移
動領域内を移動するため、移動に際する座標計算を簡易
にでき、制御の簡易化をも図ることができる。
【0058】請求項8記載の発明によれば、回転体R
1,R2・・・・,R5,R6・・・・により各索状体W1,W
2・・・・,W5,W6・・・・の動きがスムーズになり、移動
体1の動きを良好にすることができる。
【0059】請求項9記載の発明によれば、各回転体R
1,R2・・・・,R5,R6・・・・は、首振り自在な旋回支
持体4に支持しているため、移動体1の動きを一層良好
にすることができる。
【0060】請求項10記載の発明によれば、ロードセ
ル5により、移動体1の荷重を支える各上索状体W1,
W2・・・・の緩みや張り過ぎを検出でき、異常時に対処す
ることができる。
【0061】請求項11記載の発明によれば、移動体1
に、表裏を貫く空気抜き部6を設けているため、移動体
1を空気抵抗に大きく邪魔されることなく円滑に移動さ
せることができる。
【0062】請求項12記載の発明によれば、移動体1
に搭乗者スペース7を設けているため、遊園地等のアト
ラクション用に好適なものとできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明懸吊移動機の第1実施例の全体構成を示
す斜視図。
【図2】同第1実施例の平面図。
【図3】同第1実施例の側面図。
【図4】同第1実施例の正面図。
【図5】同第1実施例の要部斜視図。
【図6】同第2実施例の全体構成を示す斜視図。
【図7】同第2実施例の平面図。
【図8】同第2実施例の側面図。
【図9】同第2実施例の正面図。
【図10】同第2実施例の要部斜視図。
【図11】本発明の作用説明図。
【図12】先行技術の平面図。
【図13】先行技術の問題点の説明図。
【符号の説明】
1;移動体 F1,F2,F3,F4;上部繰出部 F5,F6,F7,F8;下部繰出部 W1,W2,W3,W4;上索状体 W5,W6,W7,W8;下索状体 M1,M2,M3,M4,M5,M6,M7,M8;モ
ータ 2;負荷軽減機構 U1,U2,U3,U4;吊上用索状体 L1,L2,L3,L4;錘 D1,D2,D3,D4;回転体 3;歯車機構 R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7,R8;回
転体 4;旋回支持体 5;ロードセル 6;空気抜き部 7;搭乗者スペース 10;第1移動体ユニット 20;第2移動体ユニット

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体(1)と、この移動体(1)から
    3以上の上部繰出部(F1,F2・・・・)に延びる3本以
    上の上索状体(W1,W2・・・・)と、移動体(1)から
    3以上の下部繰出部(F5,F6・・・・)に延びる3本以
    上の下索状体(W5,W6・・・・)と、各索状体(W1,
    W2・・・・,W5,W6・・・・)を互いに緊張状態でその繰
    出長さを変更するモータ(M1,M2・・・・,M5,M6
    ・・・・)とを備えていることを特徴とする懸吊移動機。
  2. 【請求項2】 移動体(1)を吊上げ方向に付勢して吊
    上げ負荷を軽減する負荷軽減機構(2)を設けている請
    求項1記載の懸吊移動機。
  3. 【請求項3】 負荷軽減機構(2)が、移動体(1)か
    ら各上索状体(W1,W2・・・・)と並行状に延設する吊
    上用索状体(U1,U2・・・・)と、その端部に垂下する
    錘(L1,L2・・・・)とから成る請求項2記載の懸吊移
    動機。
  4. 【請求項4】 上部繰出部(F1,F2・・・・)の近く
    に、各吊上用索状体(U1,U2・・・・)の移動を案内す
    る回転体(D1,D2・・・・)を設けている請求項3記載
    の懸吊移動機。
  5. 【請求項5】 移動体(1)と、この移動体(1)から
    3以上の上部繰出部(F1,F2・・・・)に延びる3本以
    上の上索状体(W1,W2・・・・)と、移動体(1)から
    3以上の下部繰出部(F5,F6・・・・)に延びる3本以
    上の下索状体(W5,W6・・・・)とをもつ移動体ユニッ
    ト(10,20)を2組備え、各ユニット(10,2
    0)間の相対応する上索状体同士(W1とW1・・・・)及
    び下索状体同士(W5とW5・・・・)を各々可逆移動可能
    に連動させていると共に、各ユニット(10,20)の
    各索状体(W1,W2・・・・,W5,W6・・・・)を互いに
    緊張状態でその繰出長さを変更するモータ(M1,M2
    ・・・・,M5,M6・・・・)を設けていることを特徴とする
    懸吊移動機。
  6. 【請求項6】 各ユニット(10,20)間の相対応す
    る上索状体同士(W1とW1・・・・)及び下索状体同士
    (W5とW5・・・・)を、正転出力及び逆転出力の取出し
    を可能とした歯車機構(3)を介して、共通のモータ
    (M1,M2・・・・,M5,M6・・・・)に連動させている請求項
    5記載の懸吊移動機。
  7. 【請求項7】 移動体(1)から延びる上索状体(W
    1,W2,W3,W4)及び下索状体(W5,W6,W
    7,W8)がそれぞれ4本である請求項1〜請求項6何
    れか一記載の懸吊移動機。
  8. 【請求項8】 各繰出部(F1,F2・・・・,F5,F6
    ・・・・)に、各索状体(W1,W2・・・・,W5,W6・・・
    ・)の繰出しを案内する回転体(R1,R2・・・・,R
    5,R6・・・・)を設けている請求項1〜請求項7何れか
    一記載の懸吊移動機。
  9. 【請求項9】 各回転体(R1,R2・・・・,R5,R6
    ・・・・)を、首振り自在な旋回支持体(4)に支持させて
    いる請求項8記載の懸吊移動機。
  10. 【請求項10】 各上索状体(W1,W2・・・・)に、該
    各上索状体(W1,W2・・・・)の緊張力を検出して、異
    常判定に用いるロードセル(5)を付設している請求項
    1〜請求項9何れか一記載の懸吊移動機。
  11. 【請求項11】 移動体(1)に、表裏を貫く空気抜き
    部(6)を設けている請求項1〜請求項10いずれか一
    記載の懸吊移動機。
  12. 【請求項12】 移動体(1)に、搭乗者スペース
    (7)を設けている請求項1〜請求項11何れか一記載
    の懸吊移動機。
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