JP3013664B2 - 水中・空中観覧車 - Google Patents

水中・空中観覧車

Info

Publication number
JP3013664B2
JP3013664B2 JP5223346A JP22334693A JP3013664B2 JP 3013664 B2 JP3013664 B2 JP 3013664B2 JP 5223346 A JP5223346 A JP 5223346A JP 22334693 A JP22334693 A JP 22334693A JP 3013664 B2 JP3013664 B2 JP 3013664B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
ring frame
transparent tube
chain
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5223346A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0775690A (ja
Inventor
信行 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP5223346A priority Critical patent/JP3013664B2/ja
Publication of JPH0775690A publication Critical patent/JPH0775690A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3013664B2 publication Critical patent/JP3013664B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中に設けた基礎に支
柱を介してスポークフレームを取付け、そのスポークフ
レームにリングフレームを取付け、そのリングフレーム
の外周に透明チューブを取付け、上部が空中で下部が水
中である水中・空中観覧車に関する。
【0002】
【従来の技術】垂直面内をゆっくり回転するリング状の
フレームに座席である搬器を吊下げて空中だけを観覧す
る空中観覧車や、橋または船を利用した水上の遊覧や、
水槽内を貫通したチューブ内を通過する際に、水槽の外
側を透明窓で覗くような潜水艦状の船で遊覧する等の水
中観覧技術は知られている。しかしながら、いずれの方
法も観覧範囲が狭く、空中数十メートルの高さから水中
数十メートルの深さまで、安全に観覧できる遊戯施設は
ない。
【0003】例えば特開昭60−129072号公報に
は水中に透明な壁体で遮水域を形成し、その遮水域内で
観覧車を回転させる技術が開示されている。また透明な
チューブ内に列車を通過させる技術も示されている。し
かしながらかかる公知技術では回転する観覧車をチュー
ブ内で回転作動させこるとはできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明は、
観覧車がゆっくりとチューブ内を回転することによって
安全かつ容易に水中および空中を観覧することができる
水中・空中観覧車を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、水中お
よび空中で外部の状況を観覧することのできる水中・空
中観覧車において、水中に設けた基礎(1)に支柱
(2)を介してスポークフレーム(3)を取付け、その
スポークフレーム(3)にリングフレーム(4)を取付
け、そのリングフレーム(4)の半径方向外方にリング
状に透明チューブ(5)が取付けられ、前記支柱(2)
の上端部には乗降口・駆動装置部(6)が前記透明チュ
ーブ(5)を内側を通過させて設けられ、透明チューブ
(5)のリングフレーム(4)側にはレール(7)が設
けられ、カプセル(15)を揺動自在に支持する搬器搭
載台車(8)が駆動力伝達板(11)で駆動され走行ロ
ーラ(9)とガイドローラ(10)とでレール(7)上
を走行するようになっており、カプセル(15)内には
水平回動手段を有する回転座席(16)が取付けられ、
リングフレーム(4)に設けた駆動装置フレーム(2
2)には前記駆動力伝達板(11)を両側から挟む複数
の押送ローラ(26)を駆動する駆動装置(25)が設
けられている。さらに本発明によれば、水中および空中
で外部の状況を観覧することのできる水中・空中観覧車
において、水中に設けた基礎(1)に支柱(2)を介し
てスポークフレーム(3)を取付け、そのスポークフレ
ーム(3)にリングフレーム(4)を取付け、そのリン
グフレーム(4)の半径方向外方にリング状に透明チュ
ーブ(5)が取付けられ、前記支柱(2)の上端部には
乗降口・駆動装置部(6)が前記透明チューブ(5)を
内側に通過させて設けられ、透明チューブ(5)内には
下側がリングフレーム(4)側に位置し上側がリングフ
レーム(4)の反対側に位置するように偏心してチェー
ン(35)を案内するチェーンガイドレール(36)が
設けられ、そのチェーン(35)に設けた搬器支持バー
(37)の両側にスイング装置(38)を介してカプセ
ル(15)が吊下げられ、前記チェーン(35)は駆動
装置(25)で回転する駆動歯車(39)と係合してい
る。
【0006】
【作用効果の説明】上記のように構成された水中・空中
観覧車において、リング状に形成された透明なチューブ
の内側を座席を有するカプセルである搬器がゆっくりと
レールに案内され進行し、空中から水中まで常に搬器が
外側を向いているので、大人から子供まで安全に広い範
囲の観覧を楽しむことができる。そして請求項1に係る
発明は水平回動手段とウエイトとにより座席は搬器の回
転に伴い搬器が反転しても常に正しく位置しており、観
客は安全に観覧することができる。そして搬器搭載台車
に設けた駆動力伝達板を押送ローラが回転駆動させるの
で、簡単な構成で観覧車の回転を行うことができる。請
求項2に係る発明では吊下げ式であるから搬器は反転し
ないが、チューブと干渉しないようにチェンガイドレー
ルが偏心して設けてある。そしてチェンを駆動歯車で回
転するので、構成も簡単である。また搬器支持バーによ
り2台の搬器を安定して設けることができる。いずれに
しろリング状のチューブ内をゆっくり回転する搬器を設
置でき、上方の空中から下方の水中まで客を楽しませる
ことができる。チューブのため板体に比して下方の水圧
でも充分に耐えることができる。またチューブは上方が
空気中に開放されており、乗降を上方から円滑に行うこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
【0008】図において、同じ機能の部材に付いては同
じ符号を付して、その都度の説明は省略する。
【0009】図1において、水中には基礎1が設けら
れ、その基礎1には支柱2が取り付けられ、その支柱2
にはスポークフレーム3とリングフレーム4とを介して
リング上に形成された透明チューブ5がその半分が空中
なるよう取付けられている。
【0010】そして、支柱2の上端部には乗降口・駆動
装置部6が設けられ、前記チューブ5がその内側を通過
している。
【0011】図2〜図4を参照して、チューブ5のリン
グフレーム側には走行手段であるレール7が設けられ、
搬器であるカプセル15を揺動自在に支持する搬器搭載
台車8は走行ローラ9とガイドローラ10とでレール上
を走行し、駆動手段である駆動力伝達板11で駆動され
る。
【0012】また、搭載台車8は連結台車13を介して
連結され、チューブの内側にレール上にリング状の搬器
列を構成する。
【0013】そして、カプセル内には図示しない水平回
動手段を有する回転座席16が取付けられ、座席の下部
にはウエイト16aが取付けられている。
【0014】また、図5、図6において、リングフレー
ム4には駆動装置25を有する駆動装置フレーム22が
取付けられ、駆動装置25には複数(図示の例では8
個)の押送ローラ26が設けられ、チェーンで駆動され
るよう構成されている。
【0015】そして、これらのローラが前記駆動力伝達
板11を両側から挟んで駆動している。また、図7を参
照して、乗降デッキ30はゆっくり動いているカプセル
15に乗降可能な位置に設けられ、図8は連結台車13
が搭載台車8と同様な構成であることを示している。
【0016】したがって、駆動装置25でゆっくりした
速度で押送ローラ26で駆動力伝達板11を介して搭載
台車8を送り出せば、回転座席を有するカプセル15は
レールに添って移動する。そして、観覧者が乗降口から
乗車すれば、透明チューブ内を空中、水中と移動して広
く観覧することができる。そして、一巡すれば乗車と同
様に乗降口から乗降デッキ30を経て容易に降車でき
る。
【0017】図9ないし図16は本発明の別の実施例を
示している。図示の通り透明チューブ5内には図示の通
り下側がリングフレーム側に位置し、上側がリングフレ
ームの反対側に位置するように偏心してチェーン35を
案内するチェーンガイドレール36が設けられている。
このチェーン35には両側に延びる搬器支持バー37が
設けられ、その搬器支持バー37の両側にはスイング装
置38を介して搬器15が吊下げられている。したがっ
て搬器15は反転することなく常に正しい姿勢で吊下げ
られている。特に図14、図15に示されているように
チェーン35は駆動歯車39と係合しており、この駆動
歯車39はチェーンを介して駆動装置25により回転す
るようになっている。したがって駆動装置25を駆動す
ればチェーン35はチェーンガイドレール36に沿って
移動し、このチェーン35に取付けられて搬器15はチ
ューブ5内を回転する。
【0018】以上の通り本発明によれば下記のすぐれた
効果を奏する。 (a) 固定された透明チューブ内を搬器が空中および
水中をゆっくりと回転するので、観客に対して安全であ
り、かつ興味深い観覧車を得ることができる。 (b) 走行がスムーズであり、搬器も正しい姿勢で回
転できる。 (c) チューブのため耐圧性があり、前後左右の近い
位置で魚等を観察できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す観覧車の全体構成斜視
図。
【図2】図1の要部の拡大斜視図。
【図3】図1のカプセルと台車とフレームとの構成を示
す図。
【図4】図3のカプセルを含む断面図。
【図5】駆動部の詳細を示す斜視図。
【図6】駆動部の断面を示す図。
【図7】乗降デッキ部の断面を示す図。
【図8】連結台車部の断面を示す図。
【図9】本発明の別の実施例を示す斜視図。
【図10】図9のA矢視図。
【図11】図9の要部の拡大斜視図。
【図12】搬器を含む断面を示す図。
【図13】ガイドレール部の断面を示す図。
【図14】駆動装置を示す拡大斜視図。
【図15】駆動装置部を示す断面図。
【図16】駆動部、乗降部を示す斜視図。
【符号の説明】
2…支柱 3…スポークフレーム 4…リングフレーム 5…透明チューブ 6…乗降口・駆動装置 7…レール 8…搭載台車 9…走行ローラ 10…サイドローラ 11…動力伝達板 15…カプセル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中および空中で外部の状況を観覧する
    ことのできる水中・空中観覧車において、水中に設けた
    基礎(1)に支柱(2)を介してスポークフレーム
    (3)を取付け、そのスポークフレーム(3)にリング
    フレーム(4)を取付け、そのリングフレーム(4)の
    半径方向外方にリング状に透明チューブ(5)が取付け
    られ、前記支柱(2)の上端部には乗降口・駆動装置部
    (6)が前記透明チューブ(5)を内側に通過させて設
    けられ、透明チューブ(5)のリングフレーム(4)側
    にはレール(7)が設けられ、カプセル(15)を揺動
    自在に支持する搬器搭載台車(8)が駆動力伝達板(1
    1)で駆動され走行ローラ(9)とガイドローラ(1
    0)とでレール(7)上を走行するようになっており、
    カプセル(15)内には水平回動手段を有する回転座席
    (16)が取付けられ、リングフレーム(4)に設けた
    駆動装置フレーム(22)には前記駆動力伝達板(1
    1)を両側から挟む複数の押送ローラ(26)を駆動す
    る駆動装置(25)が設けられていることを特徴とする
    水中・空中観覧車。
  2. 【請求項2】 水中および空中で外部の状況を観覧する
    ことのできる水中・空中観覧車において、水中に設けた
    基礎(1)に支柱(2)を介してスポークフレーム
    (3)を取付け、そのスポークフレーム(3)にリング
    フレーム(4)を取付け、そのリングフレーム(4)の
    半径方向外方にリング状に透明チューブ(5)が取付け
    られ、前記支柱(2)の上端部には乗降口・駆動装置部
    (6)が前記透明チューブ(5)を内側に通過させて設
    けられ、透明チューブ(5)内には下側がリングフレー
    ム(4)側に位置し上側がリングフレーム(4)の反対
    側に位置するように偏心してチェーン(35)を案内す
    るチェーンガイドレール(36)が設けられ、そのチェ
    ーン(35)に設けた搬器支持バー(37)の両側にス
    イング装置(38)を介してカプセル(15)が吊下げ
    られ、前記チェーン(35)は駆動装置(25)で回転
    する駆動歯車(39)と係合していることを特徴とする
    水中・空中観覧車。
JP5223346A 1993-09-08 1993-09-08 水中・空中観覧車 Expired - Lifetime JP3013664B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5223346A JP3013664B2 (ja) 1993-09-08 1993-09-08 水中・空中観覧車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5223346A JP3013664B2 (ja) 1993-09-08 1993-09-08 水中・空中観覧車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0775690A JPH0775690A (ja) 1995-03-20
JP3013664B2 true JP3013664B2 (ja) 2000-02-28

Family

ID=16796727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5223346A Expired - Lifetime JP3013664B2 (ja) 1993-09-08 1993-09-08 水中・空中観覧車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3013664B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101064218B1 (ko) * 2009-04-23 2011-09-14 한국철도기술연구원 초고속 튜브 트레인의 추진 및 공력 시험장치

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1022960C2 (nl) * 2003-03-18 2004-10-01 Ronald Bussink Amusement Des Attractie.
JP2008246160A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 搬送装置
KR102313992B1 (ko) * 2019-05-27 2021-10-15 디엘이앤씨 주식회사 유희시설이 설치된 사장교의 출입구조물
KR102321121B1 (ko) * 2019-05-27 2021-11-02 디엘이앤씨 주식회사 유희시설이 설치된 사장교의 주탑 구조물

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6040081A (ja) * 1983-08-11 1985-03-02 泉陽興業株式会社 観覧車
JPS60129072A (ja) * 1983-12-19 1985-07-10 株式会社東京久栄 水中観覧装置
JPH0223595U (ja) * 1988-08-01 1990-02-16

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101064218B1 (ko) * 2009-04-23 2011-09-14 한국철도기술연구원 초고속 튜브 트레인의 추진 및 공력 시험장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0775690A (ja) 1995-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102226581B1 (ko) 펜던트 레일 바이크
JP5784007B2 (ja) 観覧車型の乗り物
JP7322015B2 (ja) 球体乗物のためのシステム及び方法
JP3013664B2 (ja) 水中・空中観覧車
JP2008188384A (ja) 塔形観覧車
JP2731129B2 (ja) 懸吊移動機
JP2002159758A (ja) 観覧車
JP4820018B2 (ja) 観覧車及びこれを備えた高層ビル
CN203170025U (zh) 抓举式动感轨道车
US3120197A (en) Trackway and yoke arrangement
GB2239636A (en) Self-propelled roll-about vehicle with hollow shell
KR102329542B1 (ko) 익사이팅 스윙 바이킹
JP4535520B2 (ja) 自由落下部を有する観覧車
US3085516A (en) Walking roundabout
JPH1134861A (ja) 空中・水中両用ロープウェー装置
US4512257A (en) Carousel and train for amusement parks
JP3439202B2 (ja) 観覧車
JP2002066150A (ja) チューブ式観覧装置
WO2022183534A1 (zh) 一种空中自行车及空中娱乐系统
JP2003512226A (ja) 自己推進式駆動車輪
JPS6040081A (ja) 観覧車
JP2004131009A (ja) 可動ホーム柵装置
CN218129964U (zh) 一种滚动特技装置
US2109041A (en) Amusement apparatus
JP2003275471A (ja) 回遊形観覧装置