JP2000290494A - ポリウレタン樹脂系スラッシュ成形用材料 - Google Patents
ポリウレタン樹脂系スラッシュ成形用材料Info
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Abstract
に優れる成形体を与えるウレタン樹脂系スラッシュ成形
用材料を提供する。 【解決手段】 水酸基および/またはカルボキシル基を
分子内に1個以上有し、数平均分子量が10,000〜
100,000で、熱軟化開始温度が120〜220℃
の熱可塑性ポリウレタンエラストマー(A)、アミノ樹
脂(B1)および/またはポリエポキシ化合物(B2)
からなる架橋剤(B)、および顔料(C)からなること
を特徴とする。
Description
料に関する。さらに詳しくは、特に自動車内装部品に適
したポリウレタン樹脂系スラッシュ成形用材料に関す
る。
ダーカット、深絞り等)の製品が容易に成形できるこ
と、肉厚が均一にできること、材料の歩留まり率が良い
ことから、近年、自動車の内装材等の用途に広く利用さ
れており、主に軟質のポリ塩化ビニル(以下PVCとい
う)系粉末がこのような用途に使用されている(例えば
特開平5−279485号公報)。しかし、軟質化され
たPVCは低分子量の可塑剤を多量に含有するため、可
塑剤の凝固点以下ではソフト感が消失してしまう問題が
あった。このような問題点を解決するものとして、熱可
塑性ポリウレタン樹脂系スラッシュ成形材料が知られて
いる(例えば特開平4−255755号公報)。
可塑性ポリウレタン樹脂系スラッシュ成形材料は、紫外
線照射もしくは高温下に長期間さらされるとスラッシュ
成形体の物性低下や外観を損ね易いという問題点があっ
た。本発明は、成形性が良好で、低温においてもソフト
感を有し、耐光性や耐熱性等の長期耐久性、耐薬品性な
どに優れるスラッシュ成形用材料を提供することを目的
とする。
を解決するポリウレタン樹脂系スラッシュ成形用材料を
得るべく鋭意検討した結果、本発明に到達した。すなわ
ち本発明は、水酸基および/またはカルボキシル基を分
子内に1個以上有し、数平均分子量が10,000〜1
00,000で、熱軟化開始温度が120〜220℃の
熱可塑性ポリウレタンエラストマー(A)、アミノ樹脂
(B1)および/またはポリエポキシ化合物(B2)か
らなる架橋剤(B)、および顔料(C)からなることを
特徴とするポリウレタン樹脂系スラッシュ成形用材料で
ある。
ストマー(A)は、過剰の脂肪族系ジイソシアネート
(a1)と、数平均分子量500〜10,000の高分
子ジオール(a2)および必要により低分子ポリオール
(a3)とから誘導されるイソシアネート基末端ウレタ
ンプレポリマー(a)に、脂肪族系ジアミン(b1)お
よび脂肪族モノアミン(b2)を反応させることにより
得られる。
しては、炭素数(NCO基中の炭素を除く、以下同様)
2〜18の脂肪族ジイソシアネート[エチレンジイソシ
アネート、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメ
チレンジイソシアネート(HDI)、ドデカメチレンジ
イソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレ
ンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、2,6
−ジイソシアナトメチルカプロエート、ビス(2−イソ
シアナトエチル)フマレート、ビス(2−イソシアナト
エチル)カーボネート、2−イソシアナトエチル−2,
6−ジイソシアナトヘキサノエート等];炭素数4〜1
5の脂環族ジイソシアート[イソホロンジイソシアネー
ト(IPDI)、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−
ジイソシアネート(水添MDI)、シクロヘキシレンジ
イソシアネート、メチルシクロヘキシレンジイソシアネ
ート(水添TDI)、ビス(2−イソシアナトエチル)
−4−シクロへキセン等];炭素数8〜15の芳香脂肪
族ジイソシアネート[m−もしくはp−キシリレンジイ
ソシアネート(XDI)、α,α,α’,α’−テトラ
メチルキシリレンジイソシアネート(TMXDI)
等];これらのジイソシアネートの変性物(カーボジイ
ミド基、ウレトジオン基、ウレトイミン基、ウレタン
基、ウレア基等を有する変性物);およびこれらの2種
以上の混合物が挙げられる。これらのうち好ましいもの
は脂肪族ジイソシアネートおよび脂環族ジイソシアネー
トであり、特に好ましいものはHDI、IPDIおよび
水添MDIである。
リエステルジオール、ポリエーテルジオール、ポリエー
テルエステルジオールおよびこれら2種以上の混合物が
挙げられる。
ば低分子ジオールとジカルボン酸もしくはそのエステ
ル形成性誘導体[酸無水物、低級アルキル(炭素数1〜
4)エステル、酸ハライド等]との縮合重合によるも
の;低分子ジオールを開始剤としてラクトンモノマー
を開環重合したもの;低分子ジオールと炭酸エステル
(炭酸ジメチル、エチレンカーボネートなど)とから誘
導されるもの;およびこれらの2種以上の混合物が挙げ
られる。
15の脂肪族ジオール類[直鎖ジオール(例えばエチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、1,3−プロパ
ンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタ
ンジオール、1,6−ヘキサンジオールなど)、分岐鎖
を有するジオール(例えばプロピレングリコール、ネオ
ペンチルグリコール、3−メチル−1,5−ペンタンジ
オール、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオー
ル、1,2−、1,3−もしくは2,3−ブタンジオー
ルなど)など];炭素数3〜12の環状基を有するジオ
ール類[脂環基含有ジオール{例えばシクロヘキサンジ
メタノール、4,4’−ビス(ヒドロキシエトキシ)−
ジシクロヘキシルプロパンなど}、芳香環含有ジオール
{例えばm−およびp−キシリレングリコール、2価フ
ェノール類(ハイドロキノン等の単環フェノール類、ビ
スフェノールA、ビスフェノールS、ビスフェノールF
等のビスフェノール類、ジヒドロキシナフタレン等の多
核フェノール類など)のアルキレンオキシド低モル付加
物(分子量500未満)など]およびこれらの2種以上
の混合物が挙げられる。上記および以下において、アル
キレンオキシドとしては炭素数2〜4のアルキレンオキ
シド[エチレンオキシド(EO)、プロピレンオキシド
(PO)、1,2−、2,3−、1,3−もしくは1,
4−ブチレンオキシド]、炭素数5〜10またはそれ以
上のα−オレフンオキサイド、エピハロヒドリン(エピ
クロルヒドリンなど)およびこれらの2種以上の併用系
(ランダムおよび/またはブロック)が挙げられる。好
ましいものはエチレンオキシド、プロピレンオキシド、
1,4−ブチレンオキシドおよびこれらの2種以上の併
用である。
は、脂肪族ジオールおよび脂環基含有ジオールであり、
特に好ましいものは、エチレングリコール、1,4−ブ
タンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチ
ルグリコール、3−メチル−1,5−ペンタンジオー
ル、シクロヘキサンジメタノールおよび4,4’−ビス
(ヒドロキシエトキシ)−ジシクロヘキシルプロパンで
ある。
ル形成性誘導体の具体例としては、炭素数4〜15の脂
肪族ジカルボン酸[コハク酸、アジピン酸、セバシン
酸、グルタル酸、アゼライン酸、マレイン酸、フマル酸
など]、炭素数8〜12の芳香族ジカルボン酸[テレフ
タル酸、イソフタル酸など]、これらのエステル形成性
誘導体[酸無水物、低級アルキルエステル(ジメチルエ
ステル、ジエチルエステルなど)、酸ハライド(酸クロ
ライド等)など]およびこれらの2種以上の混合物が挙
げられる。
4〜12のラクトン(γ−ブチロラクトン、ε−カプロ
ラクトン、γ−バレルラクトンなど)およびこれらの2
種以上の混合物が挙げられる。
示した低分子ジオールの1種以上にアルキレンオキシド
を(共)付加させて得られるジオール[例えばポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリオキ
シエチレン−ポリオキシプロピレン(ブロックおよび/
またはランダム)グリコール、ポリテトラメチレンエー
テルグリコール、ポリオキシブチレン−ポリオキシエチ
レン(ブロックおよび/またはランダム)グリコール、
ポリオキシブチレン−ポリオキシプロピレン(ブロック
および/またはランダム)グリコール、ビスフェノール
AのPO付加物など]が挙げられる。
ール類にアルキレンオキサイドが付加したものであり、
さらに好ましいものはビスフェノールAにPOが付加し
たものである。
ては、上記ポリエーテルジオールの1種以上と前記ポリ
エリエステルジオールの原料として例示したジカルボン
酸もしくはそのエステル形成性誘導体の1種以上とを縮
重合させて得られるものが挙げられる。
ましいものはポリエステルポリオールであり、さらに好
ましいものは縮合ポリエステルポリオールである。
10,000、好ましくは800〜5,000、さらに
好ましくは1,000〜3,000である。数平均分子
量が500未満では十分なソフト感が得られず、10,
000を越えると所望の強度が発現しない。
分子ジオール(a3)としては、前記ポリエステルジオ
ールの出発物質として例示した化合物、およびカルボキ
シル基を有するジオール[ジメチロールプロピオン酸な
ど]が挙げられる。該(a3)を併用する場合の使用量
は(a2)の重量に対して通常15重量%以下、好まし
くは10重量%以下である。
の製造において、イソシアネート基末端ウレタンプレポ
リマー(a)を形成する際の(a1)のイソシアネート
基1当量に対する(a2)および(a3)の水酸基の当
量比(NCO/OH)は、通常0.3〜0.9、好まし
くは0.4〜0.7である。また、該ウレタンプレポリ
マー(a)の遊離イソシアネート基含量は通常1〜10
重量%、好ましくは3〜6重量%である。
進するためにポリウレタンに通常用いられる触媒を使用
することができる。該触媒としては、金属触媒たとえば
錫系触媒[トリメチルチンラウレート、トリメチルチン
ヒドロキサイド、ジメチルチンジラウレート、ジブチル
チンジアセテート、ジブチルチンジラウレート、スタナ
スオクトエート、ジブチルチンマレエートなど];鉛系
触媒[オレイン酸鉛、2−エチルヘキサン酸鉛、ナフテ
ン酸鉛、オクテン酸鉛など];その他の金属触媒[ナフ
テン酸コバルトなどのナフテン酸金属塩、フェニル水銀
プロピオン酸塩など];およびアミン系触媒たとえばト
リエチレンジアミン、テトラメチルエチレンジアミン、
テトラメチルヘキシレンジアミン、ジアザビシクロアル
ケン類[1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデ
セン−7〔DBU(サンアプロ製,登録商標)〕な
ど];ジアルキルアミノアルキルアミン類[ジメチルア
ミノエチルアミン、ジメチルアミノプロピルアミン、ジ
エチルアミノプロピルアミン、ジブチルアミノエチルア
ミン、ジメチルアミノオクチルアミン、ジプロピルアミ
ノプロピルアミンなど]または複素環式アミノアルキル
アミン類[2−(1−アジリジニル)エチルアミン、4
−(1−ピペリジニル)−2−ヘキシルアミンなど]の
炭酸塩および有機酸塩(ギ酸塩など)等;N−メチルモ
ルホリン、N−エチルモルホリン、トリエチルアミン、
ジエチルエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン
等;およびこれらの2種以上の併用系が挙げられる。こ
れらの触媒の使用量は、(a)の重量に基づいて、通常
3重量%以下、好ましくは0.001〜2%重量であ
る。
(A)は、上記イソシアネート基末端ウレタンプレポリ
マー(a)に脂肪族系ジアミン(b1)および脂肪族モ
ノアミン類(b2)を反応させることにより得られる。
[4,4’−ジアミノ−3,3’−ジメチルジシクロヘ
キシルメタン、4,4’−ジアミノ−3,3’−ジメチ
ルジシクロヘキシル、ジアミノシクロヘキサン、イソホ
ロンジアミン等];脂肪族ジアミン[エチレンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン等];芳香脂肪族ジアミン
[キシリレンジアミン、α,α,α’,α’−テトラメ
チルキシリレンジアミン等];水酸基を有するジアミン
[N−(2−アミノエチル)エタノールアミンなど]お
よびこれらの2種以上の併用が挙げられる。
素数2〜4)アミン[モノエタノールアミン、モノイソ
プロパノールアミン、ジエタノールアミン、ジイソプロ
パノールアミンなど];アミノ酸[中性アミノ酸(DL
−アラニン、βーアラニン、γ−アミノ酪酸など)、酸
性アミノ酸(L−アスパラギン酸、L−グルタミン酸な
ど)];モノもしくはジアルキル(炭素数1〜8)アミ
ン[エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン、オ
クチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ジ
ブチルアミンなど]およびこれらの2種以上の併用が挙
げられる。
プレポリマー(a)のイソシアネート基1当量に対する
(b1)の当量比は、通常0.2〜0.98当量、好ま
しくは0.7〜0.85当量であり、また(b2)の当
量比は、通常0.02〜0.3当量、好ましくは0.0
5〜0.15当量である。
キシル基の導入は、たとえば プレポリマー(a)を構成するポリオール成分の一部
として(a3)の項で挙げたカルボキシル基を有する低
分子ジオールを用いる; (b1)として水酸基を有するジアミンを用いる; (b2)としてアルカノールアミンおよび/またはア
ミノ酸を用いる; または上記〜のいずれかを組み合わせることにより
達成できる。
0,000〜100,000、好ましくは20,000
〜60,000である。数平均分子量が10,000未
満では所望の破断強度のスラッシュ成形体を得ることが
できず、100,000を越えると熱溶融時の溶融粘度
が上昇し成形が困難になる場合がある。また、該(A)
の水酸基またはカルボキシル基1個当たりの分子量は通
常2,000〜40,000、好ましくは3,000〜
20,000である。
ストマー(A)は粉体の形状で用いられる。
定されないが、たとえば以下の方法が例示できる。 ブロック状またはペレット状の(A)を冷凍粉砕法、
氷結粉砕法等の方法で粉砕し、(A)の粉体を得る方
法。 (A)を溶解しない有機溶剤(n−ヘキサン、シクロ
ヘキサン、n−ヘプタンなど)中で(A)の非水分散体
を形成させ、該非水分散体から(A)を分離乾燥し、
(A)の粉体を得る方法(例えば特開平04−2557
55号公報明細書に記載の方法)。 分散剤を含有した水中で(A)の水分散体を形成さ
せ、該水分散体から(A)を分離乾燥し、(A)の粉体
を得る方法(例えば特開平07−133423号および
特開平08−120041号各公報明細書に記載の方
法)。 これらのうちでは、多量の有機溶剤を使用せずしかも所
望の粒度の粉体が容易に得られる点での方法が特に好
ましい。
より測定される熱軟化開始温度は通常120〜220
℃、好ましくは140〜180℃である。熱軟化開始温
度が120℃未満では樹脂粉体同士のブロッキングが発
生し易く、200℃を超えると平滑な表面を有する成形
体を得ることが困難になる。熱軟化開始温度は、(A)
の分子量、(A)中のウレア基濃度、使用するジイソシ
アネートの種類等を選択することにより上記範囲の温度
に適宜設定することが可能である。
ミノ樹脂(B1)および/またはポリエポキシ化合物
(B2)が用いられる。上記(B1)としては、アルキ
ル(炭素数1〜8)エーテル化メラミン樹脂、アルキル
(炭素数1〜8)エーテル化ベンゾグアナミン樹脂、ア
ルキル(炭素数1〜8)エーテル化尿素樹脂、スピログ
アナミン樹脂、フェニレン核に2個のトリアジン環が結
合したジグアナミンのアルキル(炭素数1〜8)エーテ
ル化樹脂および/またはこれら2種以上の混合物が挙げ
られる。これらのうち好ましいものはアルキルエ−テル
化メラミン樹脂およびアルキルエーテル化ベンゾグアナ
ミン樹脂である。
ましくは1.3〜3、特に好ましくは1.4〜2であ
る。重合度が上記範囲内のものを用いることで、架橋構
造がルーズにならず硬化物の耐薬品性、機械的強度等の
物性が良好となる。
個またはそれ以上、好ましくは2〜6のエポキシ基を有
し、エポキシ当量が通常65〜1,000、好ましくは
90〜500のポリエポキシ化合物が用いられる。エポ
キシ基数およびエポキシ当量が上記範囲内のものを用い
ることで、架橋構造がルーズにならず硬化物の耐薬品
性、機械的強度等の物性が良好となる。このようなポリ
エポキシ化合物としては、たとえば下記(1)〜(7)
のものが例示できる。これらは1種または2種以上を併
用することができる。
(例えばビスフェノールF、ビスフェノールA、ビスフ
ェノールB、ビスフェノールAD、ビスフェノールS、
臭素化ビスフェノールA、テトラクロロビスフェノール
A、ジヒドロキシビフェニル、オクタクロロ−4,4’
−ジヒドロキシビフェニルなど)、単環2価フェノール
(カテコール、レゾルシノール、ハイドロキノンな
ど)、多核2価フェノール(1,5−ジヒドロキシナフ
タレンなど)]のジグリシジルエーテル;ビスフェノー
ルA2モルとエピクロロヒドリン3モルとの反応から得
られるジグリシジルエーテル等; (ii)3〜6官能またはそれ以上の多価フェノール類
のポリグリシジルエーテル 炭素数6〜50またはそれ以上、分子量250〜3,0
00の3〜6価またはそれ以上の多価フェノール類のポ
リグリシジルエーテル[例えばピロガロールトリグリシ
ジルエーテル、ジヒドロキシナフチルクレゾールトリグ
リシジルエーテル、トリス(ヒドロキシフェニル)メタ
ントリグリシジルエーテル、ジナフチルトリオールトリ
グリシジルエーテル、テトラキス(4−ヒドロキシフェ
ニル)エタンテトラグリシジルエーテル、p−グリシジ
ルフェニルジメチルトリールビスフェノールAグリシジ
ルエーテル、トリスメチル−tert−ブチル−ブチル
ヒドロキシメタントリグリシジルエーテル、4,4’−
オキシビス(1,4−フェニルエチル)テトラクレゾー
ルグリシジルエーテル、4,4’−オキシビス(1,4
−フェニルエチル)フェニルグリシジルエーテル、ビス
(ジヒドロキシナフタレン)テトラグリシジルエーテ
ル、フェノール又はクレゾールノボラック樹脂のグポリ
リシジルエーテル、リモネンフェノールノボラック樹脂
のポリグリシジルエーテル、フェノールとグリオキザー
ル、グルタールアルデヒド又はホルムアルデヒドの縮合
反応によつて得られるポリフェノールのポリグリシジル
エーテル、レゾルシンとアセトンの縮合反応によって得
られる分子量400〜3,000のポリフェノールのポ
リグリシジルエーテル等; (iii)脂肪族2価アルコール類のジグリシジルエー
テル 炭素数2〜50またはそれ以上、分子量62〜2,00
0のジオール[例えばエチレングリコール、プロピレン
グリコール、テトラメチレングリコール、ネオペンチル
グリコール、1,6−ヘキサンジオール、ポリエチレン
グリコール(分子量150〜2,000)、ポリプロピ
レングリコール(分子量180〜2,000)、ポリオ
キシテトラメチレングリコール(分子量200〜2,0
00)、ビスフェノールAのアルキレンオキシド(エチ
レンオキシドおよび/又はプロピレンオキシド)2〜2
0モル付加物など]のジグリシジルエーテル等; (vi)3〜6官能またはそれ以上の脂肪族多価アルコ
ール類のポリグリシジルエーテル 炭素数6〜50またはそれ以上、分子量290〜5,0
00の3〜6価またはそれ以上の多価アルコール類[例
えばトリメチロールプロパン、グリセロール、ペンタエ
リスリトール、ソルビトール、ポリ(n=2〜5)グリ
セロール、これらのアルキレン(炭素数2〜4)オキシ
ド2〜20モル付加物など]のポリグリシジルエーテル
等;
以上の官能基数をもつ芳香族ポリカルボン酸[フタル
酸、イソフタル酸、レテフタル酸、トリメリット酸、ピ
ロメリット酸など]のポリグリシジルエステル;脂肪族
もしくは脂環式ポリカルボン酸[コハク酸、グルタル
酸、アジピン酸、アゼライン酸、重合脂肪酸(ダイマー
酸)、ナディック酸、芳香族ポリカルボン酸の核水素化
体など]のポリグリシジルエステル;グリシジル(メ
タ)アクリレートの(共)重合体等;
上の活性水素をもつ、芳香族アミン類[アニリン、トル
イジン、ジアミノベンゼン、ジエチルトルエンジアミ
ン、ジアミノジフェニルメタン、ジアミノジフェニルス
ルホン、p−アミノフェノールなど]のグリシジル化
体;脂肪族系アミン類[ブチルアミン、シクロヘキシル
アミン、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、
ジエチレントリアミン、芳香族アミン類の核水素化体な
ど]のポリグリシジル化体等;
00、エポキシ基数2〜4またはそれ以上の脂環式ポリ
エポキサイド[例えばビニルシクロヘキセンジオキシ
ド、リモネンジオキシド、ジシクロペンタジエンジオキ
シド、ビス(2,3−エポキシシクロペンチル)エーテ
ル、エチレングリコールビスエポキシジシクロペンチル
エーテル、3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシ
ルメチル−3’,4’−エポキシ−6’−メチルシクロ
ヘキサンカルボキシレート、ビス(3,4−エポキシ−
6−メチルシクロヘキシルメチル)アジペート、ビス
(3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチ
ル)ブチルアミンなど]等。
好ましいものは、グリシジルエーテル型のポリエポキシ
化合物であり、特に好ましいものは脂肪族多価アルコー
ル類のポリグリシジルエーテルである。また該(B2)
は前記(B1)と併用してもよい。
0.1〜20重量%、好ましくは0.3〜12重量%、
さらに好ましくは0.5〜7重量%である。この範囲内
とすることで耐薬品性、機械的強度、耐久性等に優れる
成形体が得られる。
ては、特に限定されず、公知の有機顔料および/または
無機顔料を使用することができる。有機顔料としては例
えば不溶性アゾ顔料、溶性アゾ顔料、銅フタロシアニン
系顔料、キナクリドン系顔料等が挙げられ、無機系顔料
としては例えばクロム酸塩、フェロシアン化合物、金属
酸化物、、金属塩類(硫酸塩、珪酸塩、炭酸塩、燐酸塩
など)、金属粉末(アルミ粉末、銅粉末など)、カーボ
ンブラック等が挙げられる。該(C)の量は、(A)と
(B)の合計重量に対して通常0.5〜7重量%、好ま
しくは1〜5重量%である。
より可塑剤、安定剤などの添加剤を含有させることがで
きる。
[フタル酸ジブチル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジ
ブチルベンジル、フタル酸ジイソデシル等];脂肪族2
塩基酸エステル[アジピン酸ジ−2−エチルヘキシル、
セバシン酸−2−エチルヘキシル等];トリメリット酸
エステル[トリメリット酸トリ−2−エチルヘキシル、
トリメリット酸トリオクチル等];脂肪酸エステル[オ
レイン酸ブチル等];安息香酸エステル[ジエチレング
リコールジ安息香酸エステル、ジプロピレングリコール
ジ安息香酸エステル等];脂肪族リン酸エステル[トリ
メチルホスフェート、トリエチルホスフェート、トリブ
チルフォスフェート、トリ−2−エチルヘキシルホスフ
ェート、トリブトキシホスフェート等];芳香族リン酸
エステル[トリフェニルホスフェート、トリクレジルホ
スフェート、トリキシレニルホスフェート、クレジルジ
フェニルホスフェート、キシレニルジフェニルホスフェ
ート、2−エチルヘキシルジフェニルホスフェート、ト
リス(2,6−ジメチルフェニル)ホスフェート等];
ハロゲン脂肪族リン酸エステル[トリス(クロロエチ
ル)ホスフェート、トリス(βークロロプロピル)ホス
フェート、トリス(ジクロロプロピル)ホスフェート、
トリス(トリブロモネオペンチル)ホスフェート等];
およびこれらの2種以上の混合物が挙げられる。可塑剤
の配合割合は、(A)100重量部あたり、通常0〜8
0重量部、好ましくは5〜50重量部である。80重量
部を越えると成形表皮の表面に可塑剤が経時的にブリー
ドアウトすることがあるので好ましくない。
防止剤および/または紫外線吸収剤を使用することがで
き、(A)100重量部あたり、通常0〜5重量部、好
ましくは0.01〜3重量部の割合で配合される。酸化
防止剤としては、フェノール系[2,6−ジ−t−ブチ
ル−p−クレゾール、ブチル化ヒドロキシアニソール
等]、ビスフェノール系[2,2’−メチレンビス(4
−メチル−6−t−ブチルフェノール)等]、リン系
[トリフェニルフォスファイト、ジフェニルイソデシル
フォスファイト等]およびこれらの2種以上の併用が挙
げられる。また、紫外線吸収剤としては、ベンゾフェノ
ン系[2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−メトキシベンゾフェノン等]、ベンゾトリ
アゾール系[2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール等]、サリチル酸系[フェ
ニルサリシレートなど]、ヒンダードアミン系[ビス
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セ
バケート等]およびこれらの2種以上の併用が挙げられ
る。
必要に応じて他の公知の添加剤(ブロッキング防止剤、
離型剤、耐熱安定剤、難燃剤等)を任意に含有させるこ
とができる。
は特に限定されないが、以下の方法が挙げられる。 (A)の粉体、(B)および添加剤を一括して混合装
置で混合する方法。 (A)の粉体を製造する任意の段階で、あらかじめ
(B)および添加剤の一部または全部を含有させておく
方法。
は特に限定されず、公知の粉体混合装置を使用すること
ができる。粉体混合装置としては、高速剪断混合装置
(例えばへンシェルミキサー等)、低速混合装置(例え
ばナウタミキサー、プラネタリーミキサー等)等が挙げ
られる。
径は通常50〜400μm、好ましくは100〜300
μm、特に好ましくは130〜200μmである。平均
粒子径が50μm未満では粉体の流動性が悪くなり、ス
ラッシュ成形時に金型の細部まで粉が入り込まず成形が
困難になり、400μmを越えると成形した表皮にピン
ホールが発生しやすくなる。また、100μm未満の粒
子の割合は通常50重量%以下、好ましくは30重量%
以下である。50重量%を越えると粉塵が発生し作業環
境が悪化するとともに粉体の流動性が悪くなり、スラッ
シュ成形時に金型の細部まで粉が入り込まず成形が困難
となることがある。
は33゜以下であり、スパチュラ角は通常50゜以下、
好ましくは40゜以下である。安息角およびスパチュラ
角が上記範囲外であると粉体の流動性が悪くなり、スラ
ッシュ成形時に金型の細部まで粉が入り込まず成形が困
難となることがある。なお、ここでいう平均粒子径は
[「TUBTEC」,レーゼンテック社製]などの粒度
分布測定機で測定した篩い下50%の粒子径の値であ
り、安息角およびスパチュラ角は[「パウダーテス
タ」,ホソカワミクロン社製]で測定される値である。
が、本発明はこれに限定されるものではない。以下の記
載において「部」は重量部、「%」は重量%を示す。
子量2,000のポリカプロラクトンジオール[「プラ
クセルL220AL」、(株)ダイセル製]720部を
投入し3mmHgの減圧下で110℃に加熱して1時間
脱水を行った。続いてジメチロールプロピオン酸6.7
部を加え、均一になるまで攪拌した後、イソホロンジイ
ソシアネート(IPDI)120部を投入し、85℃で
10時間反応を行い末端にイソシアネート基を有するウ
レタンプレポリマーを得た。該ウレタンプレポリマーの
遊離イソシアネート(NCO)含量は3.4%であっ
た。ビーカーに、該ウレタンプレポリマー230部およ
び、ポリビニルアルコール[「PVA−235」、
(株)クラレ製]3部を溶解した分散液750部を添加
し、「ウルトラディスパーザー」(ヤマト科学製)を使
用して回転数9000rpmで1分間混合した。この混
合液を撹拌棒および温度計をセットした反応容器に移
し、攪拌しながらイソホロンジアミン15部とジブチル
アミン1.84部を投入し、50℃で10時間反応を行
った。反応終了後濾別、乾燥を行い、次いでブロッキン
グ防止剤[「サイロイド978」、富士デヴィソン化学
製]1部および耐光安定剤[「DIC−TBS」、大日
本インキ化学工業製]0.5部を加えウレタンエラスト
マー粉末(U−1)を調製した。該(U−1)の数平均
分子量(GPCによる、以下同様)は50,000、熱
軟化開始温度(DSCによる、以下同様)は170℃、
粉末の平均粒子径は130μmであった。
子量2,000のポリカプロラクトンジオール[「プラ
クセルL220AL」、(株)ダイセル製]820部を
投入し3mmHgの減圧下で110℃に加熱して1時間
脱水を行った。続いてIPDIを120部投入し、11
0℃で10時間反応を行い末端にイソシアネート基を有
するウレタンプレポリマーを得た。該ウレタンプレポリ
マーのNCO含量は3.4%であった。ビーカーに、該
ウレタンプレポリマー230部および、ポリビニルアル
コール[「PVA−235」、(株)クラレ製]3部を
溶解した分散液750部を添加し、「ウルトラディスパ
ーザー」(ヤマト科学製)を使用して回転数9000r
pmで1分間混合した。この混合液を撹拌棒および温度
計をセットした反応容器に移し、攪拌しながらN−(2
−アミノエチル)エタノールアミン[「アミノアルコー
ルEA」、日本乳化剤(株)製]4.6部、イソホロン
ジアミン7.5部とジブチルアミン1.84部を投入
し、50℃で10時間反応を行った。以下製造例1同様
の操作を行うことによってウレタンエラストマー粉末
(U−2)を調製した。該(U−2)の数平均分子量は
50,000、熱軟化開始温度は170℃、粉末の平均
粒子径は133μmであった。
子量2,000のポリカプロラクトンジオール[「プラ
クセルL220AL」、(株)ダイセル製]820部を
投入し3mmHgの減圧下で110℃に加熱して1時間
脱水を行った。続いてIPDIを120部投入し、11
0℃で10時間反応を行い末端にイソシアネート基を有
するウレタンプレポリマーを得た。該ウレタンプレポリ
マーのNCO含量は3.4%であった。ビーカーに、該
ウレタンプレポリマー230部および、ポリビニルアル
コール[「PVA−235」、(株)クラレ製]3部を
溶解した分散液750部を添加し、「ウルトラディスパ
ーザー」(ヤマト科学製)を使用して回転数9000r
pmで1分間混合した。この混合液を撹拌棒および温度
計をセットした反応容器に移し、攪拌しながらイソホロ
ンジアミン15部とジエタノールアミン1.5部を投入
し、50℃で10時間反応を行った。以下製造例1と同
様の操作を行うことのよってウレタンエラストマー粉末
(U−3)を調製した。該(U−3)の数平均分子量は
50,000、熱軟化開始温度は170℃、粉末の平均
粒子径は128μmであった。
00部、グリセリントリグリシジルエーテル[「デナコ
ールEX−512」、長瀬産業(株)製]8部、ジフェ
ニルホスフェートのハイドロキノン縮合物[「CR73
3S」、大八化学(株)製]10部および酸化チタン
「タイペークR−820」、石原産業(株)製]1部を
へンシェルミキサー内に投入し200rpmで1分間混
合した。混合後、100℃で1時間熟成した後40℃ま
で冷却し、ブロッキング防止剤(シリカ)[「サイロイ
ド978」、富士デヴィソン化学製]1部を添加して、
本発明のスラッシュ成形用材料(S1)を得た。
トリグリシジルエーテル8部に代えて、製造例2で得た
(U−2)100部およびベンゾグアナミン樹脂メチル
エーテル化物[マイコート1123、三井サイテック
(株)製]0.9部を使用する以外は同じ方法により、
本発明のスラッシュ成形用材料(S2)を得た。
トリグリシジルエーテル8部に代えて、製造例3で得た
(U−3)100部およびメラミン樹脂メチルエーテル
化物[「サイメル303」、三井サイテック(株)製]
0.4部を使用する以外は同じ方法により、本発明のス
ラッシュ成形用材料(S3)を得た。
を使用しない以外は実施例1と同様にして比較のための
スラッシュ成形用材料(S4)を得た。
ル化物を使用しない以外は実施例2と同様にして比較の
ためのスラッシュ成形用材料(S5)を得た。
使用しない以外は実施例3と同様にして比較のためのス
ラッシュ成形用材料(S6)を得た。
6)をそれぞれ220℃に加熱した金型に10秒間接触
させ熱溶融後未溶融の粉末を除去し、室温中で1分間放
置した後、水冷して成形シートを作成した。得られた成
形シートについて下記試験方法により性能試験を行っ
た。その結果を表1に示す。破断強度および伸び率(2
5℃)、低温破断強度および伸び率(−35℃)、 硬度:JIS−K6301に準じて測定した。 外観:シート表面の色ムラを下記評価基準で目視判定し
た。 ○;均一、△;僅かに色ムラが確認できる、×;色ムラ
有り
成形シートをモールド内にセットした状態でその上にウ
レタンフォーム形成成分[EOチップドポリプロピレン
トリオール(数平均分子量5,000)95部、トリエ
タノールアミン5部、水2.5部、トリエチルアミン1
部およびポリメリックMDI61.5部からなる]を添
加し発泡密着させ、(S1)〜(S6)の各表皮層を有
するウレタンフォーム成形体を得た。これらの成形体を
120℃の循風オーブン内で500時間熱処理した後、
該成形体からウレタンフォームをとり除き、各成形シー
ト(表皮層)について下記試験方法により性能試験を行
った。その結果を表2に示す。 伸び率(25℃、−35℃):JIS−K6301に準
じて測定した。 外観:下記評価基準で目視判定した。 ○;変化無し、×;変化有り
するウレタンフォーム成形体をそれぞれブラックパネル
温度83℃のカーボンアークフェードメーター内で40
0時間処理した。処理後成形体からウレタンフォームを
とり除き、各成形シート(表皮層)について下記試験方
法により性能試験を行った。その結果を表3に示す。 伸び率(25℃、−35℃):JIS−K6301に準
じて測定した。 外観:下記評価基準で目視判定した。 ○;変化無し、×;変化有り
成形用材料は下記の効果を有する。 1.耐熱老化性および耐光老化性に優れ、外観の優れた
成形物を得ることができる。 2.低硬度のため触感に優れる。 3.低温での伸びが大きいため、寒冷地でのインパネ表
皮の割れを防止でき、また助手席のエアバッグをインパ
ネに内蔵型にした場合の寒冷地での動作時の乗員保護性
に優れている。 上記効果を奏することから本発明のスラッシュ成形用材
料は、インパネをはじめ自動車内装材として極めて有用
である。また、ソファー表皮等の家具など他の成形品へ
の応用も可能である。
Claims (5)
- 【請求項1】 水酸基および/またはカルボキシル基を
分子内に1個以上有し、数平均分子量が10,000〜
100,000で、熱軟化開始温度が120〜220℃
の熱可塑性ポリウレタンエラストマー(A)、アミノ樹
脂(B1)および/またはポリエポキシ化合物(B2)
からなる架橋剤(B)、および顔料(C)からなること
を特徴とするポリウレタン樹脂系スラッシュ成形用材
料。 - 【請求項2】 (A)が、過剰の脂肪族系ジイソシアネ
ート(a1)と、数平均分子量500〜10,000の
高分子ジオール(a2)および必要により低分子ジオー
ル(a3)とから誘導されるイソシアネート基末端ウレ
タンプレポリマー(a)に、脂肪族系ジアミン(b1)
および脂肪族モノアミン類(b2)を反応させて得られ
る熱可塑性ウレタンエラストマーである請求項1記載の
スラッシュ成形用材料。 - 【請求項3】 (B)の量が(A)の重量に対して0.
1〜20重量%である請求項1または2いずれか記載の
スラッシュ成形用材料。 - 【請求項4】 (C)の量が(A)と(B)の合計重量
に対して0.5〜7重量%である請求項1〜3記載のス
ラッシュ成形用材料。 - 【請求項5】 平均粒径が50〜400μmの粉体であ
り、かつ100μm未満の粒子の含有量が50重量%以
下である請求項1〜4いずれか記載のスラッシュ成形用
材料。
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WO2004096884A1 (ja) * | 2003-05-02 | 2004-11-11 | Bridgestone Corporation | 架橋ポリウレタン組成物 |
JP2005187528A (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-14 | Nippon Polyurethane Ind Co Ltd | スラッシュ成形用粉末ポリウレタン樹脂、並びにその製造方法及びスラッシュ成形方法 |
KR100581771B1 (ko) * | 2003-08-06 | 2006-05-22 | 주식회사 엘지화학 | 내충격성을 갖는 광변색성 프라이머 조성물과 이것이코팅된 투명 기재 |
US7405257B2 (en) | 2002-04-10 | 2008-07-29 | Sanyo Chemical Industries, Ltd. | Polyurethane resin-based material for slush molding |
JP2008202019A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-09-04 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 絶縁性樹脂組成物 |
-
1999
- 1999-04-12 JP JP10353099A patent/JP4226139B2/ja not_active Expired - Fee Related
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