JP2000290441A - 熱可塑性エラストマー組成物および該組成物からなる成形体 - Google Patents
熱可塑性エラストマー組成物および該組成物からなる成形体Info
- Publication number
- JP2000290441A JP2000290441A JP9929699A JP9929699A JP2000290441A JP 2000290441 A JP2000290441 A JP 2000290441A JP 9929699 A JP9929699 A JP 9929699A JP 9929699 A JP9929699 A JP 9929699A JP 2000290441 A JP2000290441 A JP 2000290441A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- ethylene
- thermoplastic elastomer
- elastomer composition
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
性に優れる熱可塑性エラストマー組成物および該組成物
からなる成形体を提供すること。 【解決手段】熱可塑性エラストマー組成物は、(A)オ
レフィン系共重合体ゴムが、酸無水基、エポキシ基、カ
ルボキシル基およびカルボン酸エステルから選ばれる少
なくとも1種の官能基を含有するビニル単量体で変性さ
れてなる官能基含有オレフィン系共重合体ゴムと、
(B)エチレンと炭素原子数が6以上のα−オレフィン
とから得られるエチレン系共重合体と、(C)ポリアミ
ド樹脂とからなり、前記官能基含有オレフィン系共重合
体ゴム(A)を10〜60重量%の割合で含有し、前記
エチレン系共重合体(B)10〜60重量%割合で含有
し、ポリアミド樹脂(C)10〜50重量%(但し、
(A)、(B)、(C)の合計量は100重量%)の割
合で含有する。
Description
マー組成物および該組成物からなる成形体に関し、さら
に詳しくは、官能基含有オレフィン系共重合体ゴムと、
エチレン系共重合体およびポリアミド樹脂とからなり、
優れた耐油性、耐熱性、機械的特性、成形性を有した熱
可塑性エラストマー組成物および該組成物からなる成形
体に関する。
重合体ゴムなどのオレフィン系ゴムは低比重、成形加工
性、耐加水分解性および経済性に優れ、また吸水性をほ
とんど示さないなど優れた点が多い。しかし、このよう
なオレフィン系ゴムには、耐油性、耐熱性、機械的強度
などが不十分であるという欠点がある。
えば、特開昭63-41554号に、エチレン・プロピ
レン・エチリデンノルボルネン共重合体ゴムにポリアミ
ドおよび酸変性のエチレン-ブテン共重合体ゴムをブレ
ンドした後、架橋剤により共架橋する手法が記載されて
いる。この組成物は、耐油性、引張伸びなどの機械的特
性の悪化や流動性が著しく低下することによる成形性の
悪化という欠点がある。
ポリアミド樹脂と、エチレンと炭素原子数6〜20のα
−オレフィンとから得られるエチレン・α−オレフィン
ランダム共重合体をグラフト変性したグラフト変性エチ
レン・α−オレフィンランダム共重合体とからなるポリ
アミド樹脂組成物が記載されているが、この組成物は、
ポリアミド樹脂を主成分とするものであり、またポリア
ミド樹脂組成物の柔軟性、耐低温衝撃性、耐吸水性、耐
塩水性および成形性を改善しようとするものである。
耐油性、機械的特性、成形性に優れた熱可塑性エラスト
マー組成物を得るべく鋭意検討した結果、官能基含有オ
レフィン系共重合体ゴムと、エチレンと炭素原子数が6
以上のα−オレフィンとから得られるエチレン系共重合
体と、ポリアミド樹脂とからなる組成物は、前記要件を
満たすことを見出して本発明を完成するに至った。
耐油性、耐熱性、機械的特性、成形性に優れている熱可
塑性エラストマー組成物および該組成物からなる成形体
を提供することにある。
物は、(A)オレフィン系共重合体ゴムが、酸無水基、
エポキシ基、カルボキシル基およびカルボン酸エステル
から選ばれる少なくとも1種の官能基を含有するビニル
単量体で変性されてなる官能基含有オレフィン系共重合
体ゴムと、(B)エチレンと炭素原子数が6以上のα−
オレフィンとから得られるエチレン系共重合体と、
(C)ポリアミド樹脂とからなり、前記官能基含有オレ
フィン系共重合体ゴム(A)を10〜60重量%の割合
で含有し、前記エチレン系共重合体(B)を10〜60
重量%割合で含有し、ポリアミド樹脂(C)を10〜5
0重量%(但し、官能基含有オレフィン系共重合体ゴム
(A)、エチレン系共重合体(B)およびポリアミド樹
脂(C)の合計量は100重量%)の割合で含有するこ
とを特徴としている。
エチレンとエチレン以外のα−オレフィンとポリエンと
の共重合体がある。前記エチレン系共重合体(B)は、
密度が878〜905kg/m3 の範囲内にあることが
好ましい。
は成形体用途に好適である。
ストマー組成物および該組成物からなる成形体について
具体的に説明する。
は、(A)官能基含有オレフィン系共重合体ゴムと、
(B)エチレン系共重合体と、(C)ポリアミド樹脂と
を含んでいる。まず、本発明に係る熱可塑性エラストマ
ー組成物を形成する各成分について説明する。
(A) 本発明で用いられる官能基含有オレフィン系共重合体ゴ
ム(A)は、オレフィン系共重合体ゴムが、官能基含有
ビニル単量体で変性されてなるレフィン系共重合体ゴム
である。
体ゴム(A)は、オレフィン系共重合体ゴム(i)と、
官能基含有ビニル単量体(ii)とを、有機過酸化物(ii
i)などの重合開始剤の存在下に、溶融混練するか、ま
たはオレフィン系共重合体ゴム(i)と官能基含有ビニ
ル単量体(ii)とを有機溶媒に溶解した溶液中で有機過
酸化物(iii)などの重合開始剤の存在下に混練するこ
とにより得られる。
以上のオレフィンを共重合して得られる共重合体であ
り、例えばエチレン、エチレン以外のα−オレフィンお
よびポリエンを共重合して得られた共重合体である。
ては、プロピレン、1-ブテン、1-ヘキセン、1-ヘプテ
ン、1-オクテン、1-ノネン、1-デセン、1-ウンデセン、
1-ドデセン、1-トリデセン、1-テトラデセン、1-ペンタ
デセン、1-ヘキサデセン、1-ヘプタデセン、1-オクタデ
セン、1-ノナデセン、1-エイコセン、3-メチル-1-ペン
テン、3-エチル-1-ペンテン、4-メチル-1-ペンテン、4-
メチル-1-ヘキセン、4,4-ジメチル-1-ペンテン、4-エチ
ル-1-ヘキセン、9-メチル-1-デセン、11-メチル-1-ドデ
セン、12-エチル-1-テトラデセンなどの炭素原子数が3
〜20、好ましくは3〜10のα−オレフィンを例示す
ることができる。
ソプレン、4-メチル-1,3-ペンタジエン、1,3-ペンタジ
エン、1,4-ペンタジエン、1,5-ヘキサジエン、1,4-ヘキ
サジエン、1,3-ヘキサジエン、1,3-オクタジエン、1,4-
オクタジエン、1,5-オクタジエン、1,6-オクタジエン、
1,7-オクタジエン、5-エチリデン-2-ノルボルネン、5-
ビニルノルボルネン、ジシクロペンタジエン;7-メチル
-1,6-オクタジエン、4-エチリデン-8-メチル-1,7-ノナ
ジエン、5,9-ジメチル-1,4,8-デカトリエンなどの炭素
原子数が4〜30、好ましくは4〜20であり二個以上
の二重結合を有する化合物が挙げられ、これらの中では
1,4-ヘキサジエン、5-エチリデン-2-ノルボルネン、ジ
シクロペンタジエン、5-ビニルノルボルネンなどが好ま
しい。
レンから導かれる繰り返し単位を50〜87モル%、特
に63〜80モル%の割合で含有することが好ましく、
ヨウ素価は、通常50以下、特に5〜40であることが
好ましい。
ムーニー粘度ML1+4(100℃)が、3〜300、特
に5〜200の範囲にあることが好ましい。ムーニー粘
度が上記範囲内にあると、引張特性および流動性に優れ
た熱可塑性エラストマー組成物が得られる。
は、X線回折法により測定した結晶化度が20%以下で
あることが好ましい。前記官能基含有ビニル単量体(i
i)としては、酸無水基、エポキシ基、カルボキシル
基、カルボン酸エステルなどの極性基から選ばれる少な
くとも1種の官能基を含有するビニル単量体が挙げら
れ、具体的にはアクリル酸、メタクリル酸、マレイン
酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸、テトラヒド
ロフタル酸、ビシクロ(2,2,1)ヘプト-2-エン-5,6-ジ
カルボン酸などの不飽和カルボン酸およびその無水物、
アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、マレイン酸ジ
メチル、マレイン酸モノメチル、フマル酸ジエチル、イ
タコン酸ジメチル、シトラコン酸ジエチル、テトラヒド
ロ無水フタル酸ジメチル、ビシクロ(2,2,1)ヘプト-2-
エン-5,6-ジカルボン酸ジメチルなどの不飽和カルボン
酸のエステル;グリシジルアクリレート、グリシジルメ
タクリレート、p-スチリルカルボン酸グリシジルなどの
不飽和モノカルボン酸のグリシジルエステル;マレイン
酸、イタコン酸、シトラコン酸、ブテントリカルボン
酸、エンド-シス-ビシクロ(2,2,1)ヘプト-5-エン-2,3
-ジカルボン酸、エンド-シス-ビシクロ(2,2,1)ヘプト
-5-エン-2-メチル-2,3-ジカルボン酸などの不飽和ポリ
カルボン酸のモノグリシジルエステルあるいはポリグリ
シジルエステル;アリルグリシジルエーテル、2-メチル
アリルグリシジルエーテル、o-アリルフェノールのグリ
シジルエーテル、m-アリルフェノールのグリシジルエー
テル、p-アリルフェノールのグリシジルエーテル、イソ
プロペニルフェノールのグリシジルエーテル、o-ビニル
フェノールのグリシジルエーテル、m-ビニルフェノール
のグリシジルエーテル、p-ビニルフェノールのグリシジ
ルエーテルなどの不飽和グリシジルエーテルなどが挙げ
られる。
(2,2,1)ヘプト-2-エン-5,6-ジカルボン酸またはこれ
らの無水物が好ましい。前記有機過酸化物(iii)とし
ては、有機ペルオキサイドおよび有機ペルエステルが挙
げられ、具体的には、ベンゾイルペルオキシド、ジクロ
ルベンゾイルペルオキシド、ジクミルペルオキシド、ジ
-tert-ブチルペルオキシド、2,5-ジメチル-2,5-ジ(ペ
ルオキシドベンゾエート)ヘキシン-3、1,4-ビス(tert
-ブチルペルオキシイソプロピル)ベンゼン、ラウロイ
ルペルオキシド、1,3-ビス(tert-ブチルペルオキシイ
ソプロピル)ベンゼン、2,5-ジメチル-2,5-ジ(tert-ブ
チルペルオキシ)ヘキシン-3、2,5-ジメチル-2,5-ジ(t
ert-ブチルペルオキシ)ヘキサンなどの有機ペルオキシ
ド;tert-ブチルペルアセテート、tert-ブチルペルベン
ゾエート、tert-ブチルペルフェニルアセテート、tert-
ブチルペルイソブチレート、tert-ブチルペル-sec-オク
トエート、tert-ブチルペルピバレート、クミルペルピ
バレート、tert-ブチルペルジエチルアセテートなどの
有機ペルエステルが挙げられる。
シドが好ましく、特に、ジクミルペルオキシド、ジ-ter
t-ブチルペルオキシド、2,5-ジメチル-2,5-ジ(tert-ブ
チルペルオキシ)ヘキシン-3、2,5-ジメチル-2,5-ジ(t
ert-ブチルペルオキシ)ヘキサン、1,3-ビス(tert-ブ
チルペルオキシイソプロピル)ベンゼン、1,4-ビス(te
rt-ブチルペルオキシイソプロピル)ベンゼンが好まし
く使用される。
(A)は、オレフィン系共重合体ゴム(i)と、官能基
含有ビニル単量体(ii)とを、有機過酸化物(iii)な
どの重合開始剤の存在下に溶融混練するか、またはオレ
フィン系共重合体ゴム(i)と官能基含有ビニル単量体
(ii)とを有機溶媒に溶解した溶液中で、有機過酸化物
(iii)などの重合開始剤の存在下に混練することによ
り得られるが、この場合のオレフィン系重合体ゴム
(i)、官能基含有ビニル単量体(ii)および有機過酸
化物(iii)の重量比は、通常、オレフィン系重合体ゴ
ム(i)100重量部に対して、官能基含有ビニル単量
体(ii)を0.01〜20重量部、好ましくは0.05
〜10重量部の量で、有機過酸化物(iii)を0.00
1〜2重量部、好ましくは0.005〜1重量部の量で
あることが望ましい。
280℃、好ましくは180〜260℃であることが好
ましい。溶液中で混練する場合、反応温度は、60〜2
00℃、好ましくは80〜180℃であることが好まし
く、使用する溶媒としては、キシレン、トルエン、ジク
ロロベンゼンなどが挙げられる。
ィン系共重合体ゴム中の官能基の量(変性量)は、0.
01〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%の割合
であることが望ましい。官能基の割合が上記範囲内にあ
ると、熱安定性に優れ、ポリアミド樹脂(C)とのブレ
ンド性に優れた官能基含有オレフィン系共重合体ゴムが
得られ、かつ機械的強度に優れた熱可塑性エラストマー
組成物が得られる。
レンと炭素原子数6以上のオレフィンとを共重合して得
られた共重合体である。
ンとしては、例えば1-ヘキセン、1-ヘプテン、1-オクテ
ン、1-ノネン、1-デセン、1-ウンデセン、1-ドデセン、
1-トリデセン、1-テトラデセン、1-ペンタデセン、1-ヘ
キサデセン、1-ヘプタデセン、1-オクタデセン、1-ノナ
デセン、1-エイコセン、3-メチル-1-ペンテン、3-エチ
ル-1-ペンテン、4-メチル-1-ペンテン、4-メチル-1-ヘ
キセン、4,4-ジメチル-1-ペンテン、4-エチル-1-ヘキセ
ン、9-メチル-1-デセン、11-メチル-1-ドデセン、12-エ
チル-1-テトラデセンなどの炭素原子数が6〜20、好
ましくは6〜10のα-オレフィンが挙げられる。
α−オレフィンであると、耐油性に優れた熱可塑性エラ
ストマー組成物が得られる。エチレン系共重合体(B)
は、エチレンから導かれる繰り返し単位が75〜98モ
ル%、好ましくは78〜96モル%の割合であり、炭素
原子数が6以上のα−オレフィンから導かれる繰り返し
単位が2〜25モル%、好ましくは4〜22モル%の割
合であることが望ましい。エチレンから導かれる繰返し
単位と炭素原子数が6以上のα−オレフィンから導かれ
る繰り返し単位の割合が上記範囲内にあると、柔軟性に
優れた熱可塑性エラストマー組成物が得られる。
8〜905kg/m3 、好ましくは880〜903kg
/m3 、より好ましくは882〜900kg/m3の範
囲内にあることが好ましい。密度が上記範囲内にある
と、耐油性およびゴム弾性に優れた熱可塑性エラストマ
ー組成物が得られるまた、エチレン系共重合体(B)
は、ASTM D1238に準拠して、250℃、2.
16kg荷重で測定したメルトフローレートが0.05
〜200g/10分、好ましくは0.1〜150g/10分
の範囲にあることが望ましい。メルトフローレートが上
記範囲内にあると、ポリアミド樹脂(C)とのブレンド
性が良好な官能基含有オレフィン系共重合体ゴムが得ら
れ、かつ成形性に優れた熱可塑性エラストマー組成物が
得られる。
線回折法により測定した結晶化度が5%以上、好ましく
は10〜50であることが望ましい。このようなエチレ
ン系共重合体(B)を製造する際に用いられるオレフィ
ン重合用触媒としては、固体状チタン触媒成分と有機ア
ルミニウム化合物とからなるチタン系触媒、可溶性バナ
ジウム化合物と有機アルミニウム化合物とからなるバナ
ジウム系触媒、周期表第4族から選ばれる遷移金属のメ
タロセン化合物と、有機アルミニウムオキシ化合物およ
び/またはイオン化イオン性化合物とからなるメタロセ
ン系触媒などが挙げられ、これらのうちでは特にメタロ
セン系触媒が好ましい。
なアミノカルボン酸類もしくはそのラクタム類またはジ
カルボン酸類、ジアミン類などを原料とし、これらの開
環重合または重縮合により得られるものである。
アミノカプロン酸、7-アミノヘプタン酸、9-アミノノナ
ン酸、11-アミノウンデカン酸、12-アミノドデカン酸な
どが挙げられる。なお、これらのアミノ酸類は2種以上
の混合物で使用することもできる。
プロラクタム、エナントラクタム、カプリルラクタム、
ラウロラクタムなどを例として挙げることができ、これ
らのうち、カプロラクタム、ラウロラクタムの使用が好
ましく、ε-カプロラクタムの使用が最も好ましい。な
お、これらのラクタム類は2種以上の混合物で使用する
こともできる。
ン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン
酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ウンデカ
ン二酸、ドデカン二酸、トリデカン二酸、テトラデカン
二酸、ペンタデカン二酸、オクタデカン二酸などの脂肪
族ジカルボン酸;シクロヘキサンジカルボン酸などの脂
環式ジカルボン酸;フタル酸、イソフタル酸、テレフタ
ル酸、ナフタレンジカルボン酸などの芳香族ジカルボン
酸などが挙げられる。なお、これらのジカルボン酸は2
種以上の混合物で使用することもできる。
ン、1,5-ジアミノペンタン、1,6-ジアミノヘキサン、2-
メチル-1,5-ジアミノペンタン(MDP)、1,7-ジアミ
ノヘプタン、1,8-ジアミノオクタン、1,9-ジアミノノナ
ン、1,10-ジアミノデカン、1,11-ジアミノウンデカン、
1,12-ジアミノドデカン、1,13-ジアミノトリデカン、1,
14-ジアミノテトラデカン、1,15-ジアミノペンタデカ
ン、1,16-ジアミノヘキサデカン、1,17-ジアミノヘプタ
デカン、1,18-ジアミノオクタデカン、1,19-ジアミノノ
ナデカン、1,20-ジアミノエイコサンなどの脂肪族ジア
ミン、シクロヘキサンジアミン、ビス-(4-アミノヘキ
シル)メタンなどの脂環式ジアミン;キシリレンジアミ
ンなどの芳香族ジアミンなどが挙げられる。これらのジ
アミンは2種以上の混合物で使用することもできる。
も、混合物としても用いることができる。ポリアミド樹
脂の中でもナイロン6、ナイロン66、ナイロン6/6
6系共重合体、ナイロン66/6T系共重合体(T:テ
レフタル酸)、ナイロン6T/6I系共重合体(I:イ
ソフタル酸)、ナイロン6T/M5T系共重合体(M
5:2-メチルペンタメチレンジアミン、T:テレフタル
酸)、あるいはこれらの混合物の使用が好ましく、特に
ナイロン6単独またはナイロン6を主成分とするポリア
ミド混合物の使用が好ましい。
量には特に制限はないが、23℃、98%硫酸中1g/
100ml濃度で測定した相対粘度が、2.0〜4.0
のものが好ましく、より好ましくは2.1〜3.8であ
り、特に好ましくは2.2〜3.6である、相対粘度が
2.0未満であると機械物性が低下することがあり、一
方、4.0を越えると成形時の流動性が低下する傾向が
みられる。
要に応じてカルボン酸化合物またはアミン化合物で末端
を封鎖されたものを使用することができる。モノカルボ
ン酸および/またはモノアミンにより末端封鎖される場
合には、得られるポリアミド樹脂の末端アミノ基および
末端カルボキシル基の濃度(以下単に「末端基濃度」と
記す。)が、末端封鎖前に比べて低下する。一方、ジカ
ルボン酸またはジアミンにより末端封鎖される場合に
は、末端基濃度は変化しないが、末端アミノ基濃度と末
端カルボキシル基濃度との比率が変わる。
ルボン酸化合物の具体例としては、酢酸、プロピオン
酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、エナント酸、カプリル
酸、ペラルゴン酸、ウンデカン酸、ラウリル酸、トリデ
カン酸、ミリスチン酸、ミリストレイン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、アラキン
酸などの脂肪族モノカルボン酸;シクロヘキサンカルボ
ン酸、メチルシクロヘキサンカルボン酸などの脂環式モ
ノカルボン酸;安息香酸、トルイル酸、エチル安息香
酸、フェニル酢酸などの芳香族モノカルボン酸;シュウ
酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピ
メリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ウ
ンデカン二酸、ドデカン二酸、トリデカン二酸、テトラ
デカン二酸、ペンタデカン二酸、オクタデカン二酸など
の脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸な
どの脂環式ジカルボン酸;フタル酸、イソフタル酸、テ
レフタル酸、ナフタレンジカルボン酸などの芳香族ジカ
ルボン酸などが挙げられる。
ミン化合物の具体例としては、ブチルアミン、ペンチル
アミン、ヘキシルアミン、ペプチルアミン、オクチルア
ミン、2-エチルヘキシルアミン、ノニルアミン、デシル
アミン、ウンデシルアミン、ドデシルアミン、トリデシ
ルアミン、テトラデシルアミン、ペンタデシルアミン、
ヘキサデシルアミン、オクタデシルアミン、ノナデシル
アミン、イコシルアミンなどの脂肪族モノアミン;シク
ロヘキシルアミン、メチルシクロヘキシルアミンなどの
脂環式モノアミン;ベンジルアミン、β-フェニルエチ
ルアミンなどの芳香族モノアミン;1,4-ジアミノブタ
ン、1,5-ジアミノペンタン、1,6-ジアミノヘキサン、1,
7-ジアミノヘプタン、1,8-ジアミノオクタン、1,9-ジア
ミノノナン、1,10-ジアミノデカン、1,11-ジアミノウン
デカン、1,12-ジアミノドデカン、1,13-ジアミノトリデ
カン、1,14-ジアミノテトラデカン、1,15-ジアミノペン
タテカン、1,16-ジアミノヘキサデカン、1,17-ジアミノ
ヘプタデカン、1,18-ジアミノオクタデカン、1,19-ジア
ミノノナデカン、1,20-ジアミノエイコサンなどの脂肪
族ジアミン;シクロヘキサンジアミン、ビス-(4-アミ
ノヘキシル)メタンなどの脂環式ジアミン;キシリレン
ジアミンなどの芳香族ジアミンなどが挙げられる。
有オレフィン系重合体ゴム(A)と、エチレン系共重合
体(B)と、ポリアミド樹脂(C)とを溶融混練などの
方法によりブレンドすることにより得ることができる。
組成比は、官能基含有オレフィン系共重合体ゴム(A)
が10〜60重量%、エチレン系共重合体(B)が10
〜60重量%、ポリアミド樹脂(C)が10〜50重量
%、好ましくは官能基含有オレフィン系重合体ゴム
(A)が15〜55重量%、エチレン系共重合体(B)
が15〜55重量%、ポリアミド樹脂(C)が15〜4
5重量%、より好ましくは官能基含有オレフィン系共重
合体ゴム(A)が20〜50重量%、エチレン共重合体
が20〜50重量%、ポリアミド樹脂(C)が20〜4
0重量%であることが望ましい。但し、官能基含有オレ
フィン系共重合体ゴム(A)、エチレン系共重合体
(B)およびポリアミド樹脂(C)の合計量は100重
量%である。
製時においては、必要に応じて鉱物油やそれ自体公知の
ゴム用配合剤を、得られる組成物の強度、成形性及びゴ
ム的性質を損なわない範囲で配合することができる。
する際、ゴムの分子間引力を弱め、加工を容易にすると
ともに、カーボンブラック、ホワイトカーボンなどの分
散を促しあるいは加硫ゴムの硬さを低下せしめて柔軟
性、ゴム弾性を増す目的で使用されている高沸点の石油
留分で、パラフィン系、ナフテン系、芳香族系などに区
別されている。本発明においてはパラフィン系のプロセ
スオイルが特に有効に使用される。かかる鉱物油柔軟剤
は熱可塑性エラストマー組成物100重量部当り、20
0重量部以下の量で使用し得る。この範囲より多く使用
すると得られる熱可塑性エラストマー組成物の強度が低
下し、あるいは軟化剤が滲出して外観を損うなどの不都
合を生じる。
剤、着色剤、老化防止剤、帯電防止剤、耐光または耐光
安定剤、加工助剤、帯電防止剤、その他の物性改良剤が
適宜使用できる。
ク、酸化亜鉛、クレー、タルク、重質炭酸カルシウム、
カオリン、珪藻土、シリカ、アルミナ、アスベスト、グ
ラファイト、ガラス繊維などが例示でき、また酸化防止
剤としては、フェニル−α−ナフチルアミン、p-イソプ
ロポキシ・ジフェニルアミン、N,N'-ジフェニル・エチ
レンジアミン、ノニル化ジフェニルアミンなどのアミン
系酸化防止剤;2,6-ジターシャリーブチルフェノール、
スチレン化フェノール、ブチルヒドロキシアニソール、
4,4'-ヒドロキシジフェニル、2,2-メチレン-ビス-(4-
メチル-6-シクロヘキシル・フェノール)、テトラキス-
(メチレン-3-(3',5'-ジターシャリーブチル-4'-ヒド
ロキシフェニル)プロピオネート)メタン、トリ-(2-
メチル-ヒドロキシ-5-ジターシャリーブチルフェニル)
ブタンなどのフェニル系酸化防止剤が例示できる。
従来の熱可塑性エラストマーが用いられてきた分野、例
えば自動車部品(内装材、外装材、バンパーなど)、電
気部品(掃除機、洗濯機など)、電子部品、機械機構部
品などの分野で特に制限されることなく用いることがで
きる。特に内装用シート、ベローズ、チューブ、泥除
け、ブーツ類などの自動車部品;耐圧ホース、燃料油ホ
ース、ガスケット、ダイアフラムなどの工業用機械部
品;電線ケーブル被覆材、建材、履き物ソールなどに有
用である。本発明の熱可塑性エラストマー組成物は、特
に耐油性が必要な用途に好適であり、例えば耐油性が必
要な自動車部品用に好適である。
械的特性が優れた、熱可塑性エラストマー組成物が提供
される。また、この組成物を用いて得られる成型体は、
耐油性、耐熱性、機械的強度、ゴム弾性に優れているの
で、自動車部品、電気部品、電子部品、機械機構部品な
どに幅広く用いることができる。
的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるも
のではない。なお、本発明の実施例で用いた測定方法は
次のとおりである。 (1)引張試験(強度、伸び) ASTM D638に準拠して、厚み1mmのプレスシ
ートから打ち抜いたダンベル型試験片を、23℃、スパ
ン間隔30mm、引張速度30mm/分で試験した。 (2)耐油性(ΔV) JIS K6301に準拠して、厚み3mmの矩形型の
プレスシートを50℃でJIS3号油に7日間浸漬し、
浸漬前に対する浸漬後の体積増加率(パーセント)を測
定した。 (3)ゴム弾性(PS) JIS K6301に準拠して、厚み1mmのプレスシ
ートから打ち抜いたダンベル型試験片を、引張試験機に
より、23℃で100%伸張を10分間保持し、荷重除
去10分後の残留歪みを測定した。
場合は「測定不可」とした。 (4)耐熱性、軟化温度 JIS K7196に準拠し、厚み2mmのプレスシー
トから切り出した試験片を、市販のTMA測定装置によ
り、2kg/cm2 荷重下、昇温速度5℃/minで測
定し、得られた軟化曲線より求めた。 (5)メルトフローレート(MFR) ASTM D1238−65Tに準拠して250℃、
2.16kg荷重で測定した。なお、分子鎖間架橋、ゲ
ル化などにより流動しないため測定できない場合は、
「測定不可」とした。
ン・5-エチリデン-2-ノルボルネン共重合体の調製]エ
チレン・プロピレン・5-エチリデン-2-ノルボルネン共
重合体(エチレン含量=72mol%、ムーニー粘度
(ML1+4(100℃)=67、ヨウ素価=8.5、以
下「EPT-1」と記載する。)100重量部に対して、
無水マレイン酸を1重量部、2,5-ジメチル-2,5-ジ(t-
ブチルパーオキシ)ヘキサンを0.05重量部配合し、
30mmφ二軸押出機により、230℃にて溶融混練す
ることにより無水マレイン酸変性エチレン・プロピレン
・5-エチリデン-2-ノルボルネン共重合体(以下「変性
EPT-1」と記載する。)を得た。得られた変性物の無
水マレイン酸含有量(変性量)は0.4重量%であっ
た。
重合体(1)/ナイロン6組成物の調製]上記で得られた
変性EPT-1を35重量部、エチレン・1-オクテン共重
合体(1)(エチレン含有量=91mol%、密度=88
9kg/m3 、MFR=23g/10分、「以下「EOR
-1」と記載する。)を35重量部、ナイロン6(相対粘
度=2.30、融点=225℃、末端アミノ基濃度=
4.4×10-5eq/g、末端カルボキシル基濃度=
7.3×10-5eq/g、以下「Ny6-1」と記載す
る。)を30重量部の量で配合し、20mmφ二軸押出
機により240℃で溶融混練して、熱可塑性エラストマ
ー組成物を得た。
定の条件によりプレス成形し、前述の試験法に従い物性
測定をした。測定結果を表1に示す。
重合体(2)/Ny6-1組成物の調製]実施例1のEOR-
1をエチレン・1-オクテン共重合体(2)(エチレン含有量
=96mol%、密度=897kg/m3 、MFR=2
7g/10分、以下「EOR-2」と記載する。)に変えた
こと以外は実施例1と同様の操作により、熱可塑性エラ
ストマー組成物を得た。
定の条件によりプレス成形し、前述の試験法に従い物性
測定をした。測定結果を表1に示す。
物の調製]実施例2の樹脂の配合量を、変性EPT-1を
30重量%、EOR-2を40重量%、Ny6-1を30重
量%に変えたこと以外は実施例2と同様の操作により熱
可塑性エラストマー組成物を得た。
定の条件によりプレス成形し、前述の試験法に従い物性
測定をした。測定結果を表1に示す。
重合体(3)/Ny6-1組成物の調製]実施例1のEOR-
1をエチレン・1-オクテン共重合体(3)(エチレン含有量
=95mol%、密度=896kg/m3 、MFR=7
0g/10分、以下「EOR-3」と記載する。)に変えた
こと以外は実施例1と同様の操作により、熱可塑性エラ
ストマー組成物を得た。
定の条件によりプレス成形し、前述の試験法に従い物性
測定をした。測定結果を表1に示す。
物の調製]実施例4の樹脂の配合量を、変性EPT-1を
40重量%、EOR-3を30重量%、Ny6-1を30重
量%に変えたこと以外は実施例4と同様の操作により熱
可塑性エラストマー組成物を得た。
定の条件によりプレス成形し、前述の試験法に従い物性
測定をした。測定結果を表1に示す。
物の調製]実施例5の樹脂の配合量を、変性EPT-1を
35重量%、EOR-3を30重量%、Ny6-1を35重
量%に変えたこと以外は実施例4と同様の操作により熱
可塑性エラストマー組成物を得た。
定の条件によりプレス成形し、前述の試験法に従い物性
測定をした。測定結果を表1に示す。
成物の調製]実施例1のNy6-1を末端アミノ基濃度が
高いナイロン6(相対粘度=2.35、末端アミノ基濃
度=9.0×10-5eq/g、末端カルボキシル基濃度
=4.6×10-5eq/g、以下「Ny6-2」と記載す
る。)に変えたこと以外は実施例1と同様の操作により
熱可塑性エラストマーを得た。
定の条件によりプレス成形し、前述の試験法に従い物性
測定をした。測定結果を表1に示す。
変性EPT-1を70重量%、Ny6-1を30重量%配合
し、20mmφ二軸押出機により240℃で溶融混練し
て、熱可塑性エラストマー組成物を得た。
定の条件によりプレス成形し、前述の試験法に従い物性
測定をした。測定結果を表1に示す。
OR-1を70重量%、Ny6-1を30重量%配合し、2
0mmφ二軸押出機により240℃で溶融混練して、熱
可塑性エラストマー組成物を得た。
定の条件によりプレス成形し、前述の試験法に従い物性
測定をした。測定結果を表1に示す。
物の調製]実施例1のEOR-1をエチレン・1-ブテン共
重合体-1(エチレン含有量=88mol%、密度=88
5kg/m3 、MFR=35g/10分、以下「EBR-
1」と記載する。)に変えたこと以外は実施例1と同様
の操作により、熱可塑性エラストマー組成物を得た。
定の条件によりプレス成形し、前述の試験法に従い物性
測定をした。測定結果を表1に示す。
ノルボルネン共重合体(1)/EBR-1/Ny6-1組成物
の調製]実施例1の変性EPT-1を未変性のエチレン・
プロピレン・5-エチリデン-2-ノルボルネン共重合体(1)
に変えたこと以外は実施例1と同様の操作により、熱可
塑性エラストマー組成物を得た。
定の条件によりプレス成形し、前述の試験法に従い物性
測定をした。測定結果を表1に示す。
Claims (4)
- 【請求項1】(A)オレフィン系共重合体ゴムが、酸無
水基、エポキシ基、カルボキシル基およびカルボン酸エ
ステルから選ばれる少なくとも1種の官能基を含有する
ビニル単量体で変性されてなる官能基含有オレフィン系
共重合体ゴムと、(B)エチレンと炭素原子数が6以上
のα−オレフィンとから得られるエチレン系共重合体
と、(C)ポリアミド樹脂とからなり、前記官能基含有
オレフィン系共重合体ゴム(A)を10〜60重量%の
割合で含有し、前記エチレン系共重合体(B)を10〜
60重量%割合で含有し、ポリアミド樹脂(C)を10
〜50重量%(但し、官能基含有オレフィン系共重合体
ゴム(A)、エチレン系共重合体(B)およびポリアミ
ド樹脂(C)の合計量は100重量%)の割合で含有す
ることを特徴とする熱可塑性エラストマー組成物。 - 【請求項2】 前記オレフィン系共重合体ゴムが、エチ
レンとエチレン以外のα−オレフィンとポリエンとの共
重合体である請求項1に記載の熱可塑性エラストマー組
成物。 - 【請求項3】 前記エチレン系共重合体(B)が、密度
が878〜905kg/m3 の範囲内にある請求項1ま
たは2に記載の熱可塑性エラストマー組成物。 - 【請求項4】 請求項1〜3いずれかに記載の熱可塑性
エラストマー組成物からなることを特徴とする成形体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9929699A JP2000290441A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 熱可塑性エラストマー組成物および該組成物からなる成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9929699A JP2000290441A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 熱可塑性エラストマー組成物および該組成物からなる成形体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000290441A true JP2000290441A (ja) | 2000-10-17 |
JP2000290441A5 JP2000290441A5 (ja) | 2005-09-22 |
Family
ID=14243681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9929699A Pending JP2000290441A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 熱可塑性エラストマー組成物および該組成物からなる成形体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000290441A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004210853A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Mitsui Chemicals Inc | ポリアミド樹脂組成物 |
-
1999
- 1999-04-06 JP JP9929699A patent/JP2000290441A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004210853A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Mitsui Chemicals Inc | ポリアミド樹脂組成物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7915336B2 (en) | Crosslinkable compositions, thermoplastic elastomers obtainable therefrom and their use | |
JP5230443B2 (ja) | 新規なゴムと熱可塑性樹脂との多成分系、これから製造されるゴムと熱可塑性樹脂との複合成形部品、その製造方法およびその使用 | |
BRPI0900769A2 (pt) | composições reticuláveis, processo para a produção de composições e de elastÈmeros termoplásticos, elastÈmeros termoplásticos, uso de composições e de elastÈmeros termoplásticos, moldes, revestimentos de cabo, adesivos a quente ou pelìculas | |
US4755552A (en) | Impact-resistant polyamide molding compounds | |
KR101835311B1 (ko) | 올레핀계 TPE-Vs 및 TPE-Os와 같은 접착-개질된 올레핀계 열가소성 엘라스토머 | |
EP1743918B1 (en) | Low mooney nitrile rubber thermoplastic elastomer composition with improved processability | |
KR102196802B1 (ko) | 공기입 타이어 조립체용 내부 라이너 | |
JP2017530242A (ja) | 改良された機械特性を有する熱可塑性ポリマー組成物 | |
JP6121995B2 (ja) | 熱安定化ポリアミド充填アクリレートポリマーの製造方法 | |
CN107325552A (zh) | 一种具有高承压能力和高柔韧性的尼龙管材及其制备方法 | |
EP1771506B1 (en) | A process for the preparation of thermoplastic polyamide compositions exhibiting increased melt flow and articles formed therefrom | |
US20150337186A1 (en) | Hot melt adhesive containing a polyamide/ polyolefin hybrid polymer | |
JPH0725943A (ja) | 変性ポリオレフィンおよび該変性ポリオレフィン含有熱可塑性樹脂組成物 | |
JP2000290441A (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物および該組成物からなる成形体 | |
JPS6341554A (ja) | 熱可塑性エラストマ−組成物 | |
US20240182699A1 (en) | Graft-modified ethylene-based polymer, polyamide composition containing graft-modified ethylene-based polymer and application thereof | |
JP2000290446A (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物および該組成物からなる成形体 | |
CN107325551A (zh) | 一种耐醇柔性尼龙材料及其制备方法 | |
JP2002060567A (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物および該組成物からなる成形体 | |
JPS6341555A (ja) | 熱可塑性エラストマ−性組成物 | |
JP2019163360A (ja) | ポリアミド系熱可塑性エラストマー組成物、成形体および中空成形体 | |
JP2569296B2 (ja) | ポリアミド樹脂組成物 | |
JP2003096245A (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物、その製造方法および該組成物からなる成形体 | |
JP2011057864A (ja) | 環状オレフィン系樹脂組成物 | |
Vaghela et al. | Modification of Nylon 6, 6 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20050407 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050407 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20070423 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070508 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070709 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071211 |