JP2000290185A - Tggg配列を持つ修飾オリゴデオキシリボヌクレオチドを含有する抗エイズ剤 - Google Patents

Tggg配列を持つ修飾オリゴデオキシリボヌクレオチドを含有する抗エイズ剤

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JP2000290185A
JP2000290185A JP11101370A JP10137099A JP2000290185A JP 2000290185 A JP2000290185 A JP 2000290185A JP 11101370 A JP11101370 A JP 11101370A JP 10137099 A JP10137099 A JP 10137099A JP 2000290185 A JP2000290185 A JP 2000290185A
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JP11101370A
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Inventor
Makoto Koizumi
誠 小泉
Masakatsu Kaneko
正勝 金子
Hisanori Omine
寿典 大峰
Hidehiko Furukawa
秀比古 古川
Takashi Nishigaki
隆 西垣
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は優れた抗エイズウイルス(HIV−
1)作用を有する新規な修飾オリゴデオキシリボヌクレ
オチドを含有する抗エイズ剤を提供する。 【解決手段】一般式 【化1】 [式中、QはR123 Z基(式中、R1 、R2 及び
3はH、C1−4アルキル、置換可アリール、又は置
換可アントラキノニル;ZはC又はSiを示すか;R
2 、R3 及びZが一緒になってフルオレニル,キサンテ
ニル);R4 はH、置換可C1−4アルキル、置換可ア
リール、置換可アラルキル;Y1 、Y3 ,Y 4 はO,
S,NH;Y2 はO,S,NH,C1−4アルキレン,
フェニレン;ZはC,Si;XはOHで置換可のC1−
10アルキレン;m、nは0−10の整数;Bは配列T
GGGGT、TGGGGTT、TGGGGGT、TGG
GCG、TGGGTG、TGGGG、TGGGGG又は
TGGGAGを有するオリゴデオキシリボヌクレオチ
ド]で表わされる化合物またはその薬理上許容される
塩。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れた抗エイズウ
イルス作用を有する新規なオリゴデオキシリボヌクレオ
チドを含有する抗エイズ剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ある遺伝子に相補的な配列を有するオリ
ゴデオキシリボヌクレオチド(以下、アンチセンスオリ
ゴデオキシリボヌクレオチドという)は、その遺伝子の
機能発現を阻害することが知られている。また、ウイル
ス遺伝子またはオンコジーンのアンチセンスオリゴデオ
キシリボヌクレオチドは、その遺伝子の機能を阻害する
ことにより、それぞれウイルスの複製または細胞の増殖
を阻害しうることが報告されている(P.C. Zamecnik, M.
L. Stephenson, Proc. Natl. Acad. Sci. USA,75巻、1
号、280頁(1978)およびP.C. Zamecnik, J. G
oodchild, Y. Taguchi, Sarin, Proc. Natl. Acad. Sc
i. USA, 83巻、6 号、4143(1986)) 。該アンチセン
スオリゴデオキシリボヌクレオチドが、上記阻害作用を
示すためには、生体内で、標的となるRNA若しくはD
NAと安定なハイブリッドを形成しなくてはならず、さ
らに、このハイブリッド形成のためには、該アンチセン
スオリゴデオキシリボヌクレオチドは、少なくとも15
ヌクレオチド程度以上の長さを持つことが必要と言われ
ていた。
【0003】しかしながら、一般に、長さが15ヌクレ
オチド程度以上のものは、合成コストの問題により、そ
の実用化が困難である。また、長さが15ヌクレオチド
程度のアンチセンスオリゴデオキシリボヌクレオチドに
よるウイルスの複製または細胞の増殖阻害活性は、十分
満足するものとは言えないと考えられる。
【0004】本発明者らは,これまで特異的な阻害活性
を発揮しえないと考えられていた鎖長の短いオリゴデオ
キシリボヌクレオチドについて,種々の塩基配列並びに
5'末端及び3'末端側に種々の修飾基を有するオリゴデオ
キシヌクレオチドを鋭意検討した結果、一定の塩基配列
からなる修飾オリゴデオキシリボヌクレオチドは,顕著
に高い抗エイズウイルス作用を有し,宿主の正常細胞に
対する毒性は低く、かつ、合成も比較的容易で実用性が
あることを見出し、公開特許公報(特開平7−8798
2号)に記載の化合物を開示した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さらに、オリゴデオキ
シヌクレオチド誘導体の合成及び活性評価を継続して行
った結果、公開特許公報(特開平7−87982号)に
は具体的に開示されていない一群の化合物が、該公開特
許公報に具体的に記載された化合物に比べて、顕著に優
れた抗エイズウイルス活性を示すことを見出し、本発明
を完成するに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の新規なオリゴデ
オキシリボヌクレオチドを含有する抗エイズ剤の有効成
分は、一般式
【0007】
【化6】
【0008】を有し、また、本発明は、その薬理上許容
しうる塩も包含する。上記式(1)において、QはR1
23Z基(式中、R1 、R2 及びR3はそれぞれ独立
に同一又は異なって水素原子、炭素数1乃至4個のアル
キル基、置換基を有していてもよいアリール基又は置換
基を有していてもよいアントラキノニル基を示し、Zは
C又はSiを示すか、あるいは、R2、R3及びZが一緒
になってフルオレニル基又はキサンテニル基を示す。)
を示し、R4は水素原子、置換基を有していてもよい炭
素数1乃至4個のアルキル基、置換基を有していてもよ
いアリール基又は置換基を有していてもよいアラルキル
基を示し、Y1 、Y3 及びY4 は同一又は異なってO,
S又はNHを示し、Y2はO,S,NH,炭素数1乃至
4個のアルキレン基又はフェニレン基を示し、Xは水酸
基で置換されていてもよい直鎖又は分枝鎖の炭素数1乃
至10個のアルキレン基を示し、m及びnは同一又は異
なって0乃至10の整数を示し、Bは、配列TGGGG
T、TGGGGTT、TGGGGGT、TGGGCG、
TGGGTG、TGGGG、TGGGGGまたはTGG
GAGから選択されるオリゴデオキシリボヌクレオチド
(以下、ODNという)を示す。但し、Bにおいて、各
オリゴデオキシリボヌクレオチドの5’末端と3’末端
の水酸基は含まない。なお、各配列の左末端が5’末端
であり、右末端が3’末端である。さらに、Bが、TG
GGG又はTGGGGGの場合には、R1が3,4−
(ジベンジルオキシ)フェニル基であり、R2、R3及び
4がそれぞれ水素原子であり、Xがエチレン基であ
り、Y1、Y2、Y3及びY4がそれぞれ酸素原子であり、
Zが炭素原子であり、mが1乃至3であり、nが1であ
る。また、BがTGGGAGの場合には、R1が3,4
−(ジベンジルオキシ)フェニル基であり、R2、R3
びR4がそれぞれ水素原子であり、Xがエチレン基であ
り、Y1、Y2、Y3及びY4がそれぞれ酸素原子であり、
Zが炭素原子であり、mが2乃至3であり、nが1であ
る。
【0009】前記式(1)において、Q基のR1、R2
びR3 の炭素数1乃至4個のアルキル基としては、例え
ば、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブ
チル、イソブチル、s-ブチル、t-ブチル基があげられ、
好適には、t−ブチル基があげられる。前記式(1)に
おいて、Q基のR1、R2及びR3の置換基を有していて
もよいアリール基としては、例えば、フェニル基;4−
メチルフェニル、4−t−ブチルフェニルのような炭素
数1乃至4個のアルキル置換フェニル基;2−フェニルフ
ェニル、4−フェニルフェニルのようなアリール置換フ
ェニル基;4−フルオロフェニル、2−クロロフェニ
ル、4−クロロフェニル、4−ブロモフェニル、4−ヨ
ードフェニル、2,4−ジフルオロフェニルのようなモ
ノ又はジハロゲン置換のフェニル基;4ーニトロフェニ
ルのようなニトロ置換フェニル基;4−t−ブトキシフ
ェニル、4−メトキシフェニル、4−エトキシフェニル
のような炭素数1乃至4個のアルコキシ置換フェニル
基;3−フェノキシフェニル、4−フェノキシフェニル
のようなアリールオキシ置換フェニル基;2−ベンジル
オキシフェニル、4−ベンジルオキシフェニル、3,4
−(ジベンジルオキシ)フェニル、3,5−(ジベンジ
ルオキシ)フェニルのようなモノ又はジアラルキルオキ
シ置換フェニル基、3,5−ビス[3,5−(ジベンジ
ルオキシ)ベンジルオキシ]フェニルのようなモノ又は
ジアラルキルオキシ置換されたアラルキルオキシモノ又
はジ置換フェニル基;ナフタレン−1−イル、ナフタレ
ン−2−イルのようなナフチル基;フェナンスレン−4
−イルのようなフェナンスレニル基;アントラセン−9
−イル、アントラセン−2−イルのようなアントラセニ
ル基及びピレニル基があげられ、好適には、無置換のフ
ェニル基、アルコキシ置換フェニル基(特に、4−メト
キシフェニル)、ジアラルキルオキシ置換フェニル基
(特に、3,4−(ジベンジルオキシ)フェニル、3,
5−(ジベンジルオキシ)フェニル)及びモノ又はジア
ラルキルオキシ置換されたモノ又はジアラルキルオキシ
置換フェニル基(特に、3,5−ビス[3,5−(ジベ
ンジルオキシ)ベンジルオキシ]フェニル)であり、さ
らに好適には、3,4−(ジベンジルオキシ)フェニル
及び3,5−(ジベンジルオキシ)フェニル基(特に
3,4−(ジベンジルオキシ)フェニル基)があげられ
る。
【0010】前記式(1)において、Q基のR1 、R2
及びR3 の置換基を有していてもよいアントラキノニル
基としては、例えば、9,10- アントラキノン−1−イ
ル、9,10- アントラキノン−2−イルのような無置換ア
ントラキノニル基;9,10- アントラキノン−4−メチル
−1−イル、9,10- アントラキノン−6−エチル−2−
イルのような炭素数1乃至4個のアルキル置換アントラキ
ノニル基;9,10- アントラキノン−5−メトキシ−1−
イル、9,10- アントラキノン−8−エトキシ−2−イル
のような炭素数1乃至4個のアルコキシ置換アントラキノ
ニル基;9,10- アントラキノン−7−クロロ−1−イ
ル、9,10- アントラキノン−8−フルオロ−2−イルの
ようなハロゲン置換アントラキノニル基;9,10- アント
ラキノン−6−ヒドロキシ−1−イルのようなヒドロキ
シ置換アントラキノニル基があげられ、好適には無置換
のものがあげられる。前記式(1)において、Q基のR
2、R3及びZが一緒になって形成するフルオレニル基又
はキサンテニル基としては、好適には、フルオレン−9
−イル、キサンテン−9−イル基があげられる。前記式
(1)において、R4の置換基を有していてもよい炭素
数1乃至4個のアルキル基としては、例えば、メチル、
エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブ
チル、s-ブチル、t-ブチルのような無置換アルキル基;
2−アミノエチル、3−アミノプロピルのようなアミノ
置換アルキル基;2−メトキシエチル、3−メトキシプ
ロピルのような炭素数1乃至4個のアルコキシ置換アル
キル基があげられ、好適には、メチル、エチル、n-プロ
ピル、2−アミノエチル、2−メトキシエチル基があげ
られる。
【0011】前記式(1)において、R4 の置換基を有
していてもよいアリール基としては、例えば、フェニル
基;2−メチルフェニル、3−エチルフェニルのような
炭素数1乃至4個のアルキル置換フェニル基;2−フル
オロフェニル、2−クロロフェニル、4−クロロフェニ
ル、2−ブロモフェニル、2−ヨードフェニルのような
ハロゲン置換フェニル基;2−ニトロフェニル、4−ニ
トロフェニルのようなニトロ置換フェニル基;4−メト
キシフェニル、4−エトキシフェニルのようなアルコキ
シ置換フェニル基;4−メチルチオフェニル、4−エチ
ルチオフェニルのような炭素数1乃至4個のアルキルチ
オ置換フェニル基;ナフチル基;フェナンスレニル基;
アントラセニル基;ピレニル基があげられ、好適には、
フェニル、ハロゲン置換フェニル、ニトロ置換フェニル
基があげられる。前記式(1)において、R4 の置換基
を有していてもよいアラルキル基としては、例えば、ベ
ンジル基;メチルベンジル、エチルベンジルのような炭
素数1乃至4個のアルキル置換ベンジル基;メトキシベ
ンジル、エトキシベンジルのような炭素数1乃至4個の
アルコキシ置換ベンジル基;フルオロベンジル、クロロ
ベンジル、ブロモベンジルのようなハロゲン置換ベンジ
ル基;クロロナフチルメチルのようなハロゲン置換ナフ
チルメチル基;インデニルメチル基;フェナンスレニル
メチル基;アントラセニルメチル基;ジフェニルメチル
基;トリフェニルメチル基;1-フェネチル、2-フェネチ
ル、2,2-ジフェニルエチル、2,2,2-トリフェニルエチ
ル、3,3,3,-トリフェニルプロピルのようなモノ、ジ若
しくはトリフェニル置換エチル基;1-ナフチルエチル、
2-ナフチルエチルのようなナフチル置換エチル基;1-フ
ェニルプロピル、2-フェニルプロピル、3-フェニルプロ
ピル、1-ナフチルプロピル、2-ナフチルプロピル、3-ナ
フチルプロピルのようなアリール置換プロピル基;1-フ
ェニルブチル、2-フェニルブチル、3-フェニルブチル、
4-フェニルブチル、1-ナフチルブチル、2-ナフチルブチ
ル、3-ナフチルブチル、4-ナフチルブチルのようなフェ
ニル又はナフチル置換ブチル基;1-フェニルペンチル、
2-フェニルペンチル、3-フェニルペンチル、4-フェニル
ペンチル、5-フェニルペンチル、1-ナフチルペンチル、
2-ナフチルペンチル、3-ナフチルペンチル、4-ナフチル
ペンチル、5-ナフチルペンチルのようなフェニル又はナ
フチル置換ペンチル基;1-フェニルヘキシル、2-フェニ
ルヘキシル、3-フェニルヘキシル、4-フェニルヘキシ
ル、5-フェニルヘキシル、6-フェニルヘキシル、1-ナフ
チルヘキシル、2-ナフチルヘキシル、3-ナフチルヘキシ
ル、4-ナフチルヘキシル、5-ナフチルヘキシル、6-ナフ
チルヘキシルのようなフェニル又はナフチル置換ヘキシ
ル基があげられ、好適には、無置換のベンジル基又は2-
フェネチル基(特に無置換のベンジル基)である。
【0012】前記式(1)において、Y2 の炭素数1乃
至4個のアルキレンとしては、メチレン、エチレン、プ
ロピレン、テトラメチレン、ペンタメチレンがあげら
れ、好適にはメチレンである。前記式(1)において、
1 、Y3 及びY4 は、好適には、酸素原子である。前
記式(1)において、Y2 は、好適には、酸素又は硫黄
原子である。前記式(1)において、Q基のZは、好適
には、炭素原子である。前記式(1)において、Xの水
酸基で置換されていてもよい直鎖又は分枝鎖の炭素数1
乃至10個のアルキレン基としては、例えば、メチレ
ン、メチルメチレン、エチレン、プロピレン、テトラメ
チレン、メチルエチレン、1-メチルトリメチレン、2-メ
チルトリメチレン、2-メチルテトラメチレン、3-メチル
トリメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、へプ
タメチレン、オクタメチレン、ノナメチレン、デカメチ
レン、2-ヒドロキシトリメチレン、2-ヒドロキシテトラ
メチレン基があげられ、好適にはメチレン、メチルメチ
レン、エチレン、プロピレン、メチルエチレン基であ
る。前記式(1)において、mは、好適には0乃至6で
あり、更に好適には0乃至4である。但し、BがTGG
GG又はTGGGGGの場合には、mが1乃至3が好適
であり、BがTGGGAGの場合には、mが2乃至3が
好適である。前記式(1)において、nは、好適には0
乃至6であり、更に好適には1である。前記式(1)に
おいて、Bの配列TGGGGT、TGGGGTT、TG
GGGGT、TGGGCG、TGGGTG、TGGG
G、TGGGGGまたはTGGGAGから選択されるオ
リゴデオキシリボヌクレオチドのうち、好適なものは、
配列TGGGGT、TGGGGTT、TGGGGGT、
TGGGG、TGGGGGまたはTGGGAGである。
なお、Bの配列中、Aはアデニンデオキシリボヌクレオ
チド、Gはグアニンデオキシリボヌクレオチド、Cはシ
トシンデオキシリボヌクレオチド、Tはチミンデオキシ
リボヌクレオチドを示す。また、左端が5’末端であ
り、右端が3’末端である。但し、各オリゴデオキシリ
ボヌクレオチドの5’末端と3’末端の水酸基は含まな
い。
【0013】前記式(1)において、R1 、R2 、R
3 、Y1 及びZの組み合わせにより得られる5’末端の
好適な基(R123 Z−Y1 )としては、トリフェ
ニルメチルオキシ、3,4−(ジベンジルオキシ)ベン
ジルオキシ、3,5−(ジベンジルオキシ)ベンジルオ
キシ、t−ブチルジフェニルシリルオキシ、フェニルフ
ルオレニルオキシ、フェニルキサンテニルオキシ基があ
げられ、さらに好適には、トリフェニルメチルオキシ、
3,4−(ジベンジルオキシ)ベンジルオキシ、3,5
−(ジベンジルオキシ)ベンジルオキシ基又は3,5−
ビス[3,5−(ジベンジルオキシ)ベンジルオキシ]
ベンジルオキシ基であり、最も好適には3,4−(ジベ
ンジルオキシ)ベンジルオキシ基である。前記式(1)
において、R4 、X、Y2 、Y3 、Y4 、m及びnの組
み合わせにより得られる3’末端の好適な基([P
(O)(Y24 )−Y3 −(X−Y4 )n ]m H)と
しては、水素(H) 、メチルホスホリル[P(O)(OCH3)OH]、
2−クロロフェニルホスホリル[P(O)(O-2-Cl-Ph)OH] 、
(O−メチル)チオホスホリル[P(O)(OCH3)SH]、メチル
ホスホニル[P(O)(CH3)OH] 、メチルチオホスホニル[P
(O)(CH3)SH] 、フェニルホスホニル[P(O)(Ph)OH]、2−
ヒドロキシエチルホスホリル[P(O)(OH)OCH2CH2OH] 、
[O−(2−ヒドロキシエチル)]チオホスホリル[P
(O)(SH)OCH2CH2OH] 、フェニルホスホリル[P(O)(OPh)O
H] 、4−クロロフェニルホスホリル[P(O)(O-4-Cl-Ph)O
H] 、2−ニトロフェニルホスホリル[P(O)(O-2-NO 2-Ph)
OH]、4−ニトロフェニルホスホリル[P(O)(O-2-NO2-Ph)
OH]、エチルホスホリル[P(O)(OCH2CH3)OH] 、(O−エ
チル)チオホスホリル[P(O)(OCH2CH3)SH] 、2−(2−
ヒドロキシエチルホスホリルオキシ)エチルホスホリル
{ [P(O)(OH)OCH2CH2O]2H }、2−[2−(2−ヒドロキ
シエチルホスホリルオキシ)エチルホスホリルオキシ]
エチルホスホリル{ [P(O)(OH)OCH2CH2O]3H }基があげら
れ、さらに好適には、水素、メチルホスホリル、2−ク
ロロフェニルホスホリル、(O−メチル)チオホスホリ
ル、メチルホスホニル、メチルチオホスホニル、フェニ
ルホスホニル、2−ヒドロキシエチルホスホリル、[O
−(2−ヒドロキシエチル)]チオホスホリル、2−
(2−ヒドロキシエチルホスホリルオキシ)エチルホス
ホリル、2−[2−(2−ヒドロキシエチルホスホリル
オキシ)エチルホスホリルオキシ]エチルホスホリル基
であり、最も好適には2−ヒドロキシエチルホスホリ
ル、2−(2−ヒドロキシエチルホスホリルオキシ)エ
チルホスホリル、2−[2−(2−ヒドロキシエチルホ
スホリルオキシ)エチルホスホリルオキシ]エチルホス
ホリル基である。
【0014】本発明の抗エイズ剤に含有される化合物の
うち、好適な化合物としては、 1) Bが配列TGGGGT、TGGGGTT、TGG
GGGT、TGGGG、TGGGGGまたはTGGGA
Gから選択されるオリゴデオキシリボヌクレオチドであ
る化合物、 2) R1、R2、R3 、Y1 及びZの組み合わせにより
得られる5’末端の基(R123Z−Y1 )が、トリ
フェニルメチルオキシ、3,4−(ジベンジルオキシ)
ベンジルオキシ、3,5−(ジベンジルオキシ)ベンジ
ルオキシ、3,5−ビス[3,5−(ジベンジルオキ
シ)ベンジルオキシ]ベンジルオキシ、t−ブチルジフ
ェニルシリルオキシ、フェニルフルオレニルオキシ、フ
ェニルキサンテニルオキシ基であり、R4 、X、Y2
3 、Y4 、m及びnの組み合わせにより得られる3’
末端の基([P(O)(Y24 )−Y3 −(X−Y
4 )n ]m H)が、水素、メチルホスホリル、2−クロ
ロフェニルホスホリル、(O−メチル)チオホスホリ
ル、メチルホスホニル、メチルチオホスホニル、フェニ
ルホスホニル、2−ヒドロキシエチルホスホリル、[O
−(2−ヒドロキシエチル)]チオホスホリル、フェニ
ルホスホリル、4−クロロフェニルホスホリル、2−ニ
トロフェニルホスホリル、4−ニトロフェニルホスホリ
ル、エチルホスホリル、(O−エチル)チオホスホリ
ル、2−(2−ヒドロキシエチルホスホリルオキシ)エ
チルホスホリル、2−[2−(2−ヒドロキシエチルホ
スホリルオキシ)エチルホスホリルオキシ]エチルホス
ホリル基であり、Bが配列TGGGGT、TGGGGT
T、TGGGGGT、TGGGCGまたはTGGGTG
から選択されるオリゴデオキシリボヌクレオチドである
化合物、
【0015】3) R1 、R2 、R3 、Y1 及びZの組
み合わせにより得られる5’末端の基(R123Z−
1)が、トリフェニルメチルオキシ、3,4−(ジベ
ンジルオキシ)ベンジルオキシ、3,5−(ジベンジル
オキシ)ベンジルオキシ基であり、R4 、X、Y2 、Y
3 、Y4 、m及びnの組み合わせにより得られる3’末
端の基([P(O)(Y24 )−Y3 −(X−Y4
n ]m H)が水素、メチルホスホリル、2−クロロフェ
ニルホスホリル、(O−メチル)チオホスホリル、メチ
ルホスホニル、メチルチオホスホニル、フェニルホスホ
ニル、2−ヒドロキシエチルホスホリル、[O−(2−
ヒドロキシエチル)]チオホスホリル、2−(2−ヒド
ロキシエチルホスホリルオキシ)エチルホスホリル、2
−[2−(2−ヒドロキシエチルホスホリルオキシ)エ
チルホスホリルオキシ]エチルホスホリル基であり、B
が配列TGGGGT、TGGGGTTまたはTGGGG
GTから選択されるオリゴデオキシリボヌクレオチドで
ある化合物、 4) R1 、R2 、R3 、Y1 及びZの組み合わせによ
り得られる5’末端の基(R123Z−Y1 )が、
3,4−(ジベンジルオキシ)ベンジルオキシ基であ
り、R4 、X、Y2 、Y3 、Y4 、m及びnの組み合わ
せにより得られる3’末端の基([P(O)(Y2
4 )−Y3−(X−Y4 )n ]m H)が、2−ヒドロキ
シエチルホスホリル、2−(2−ヒドロキシエチルホス
ホリルオキシ)エチルホスホリル、2−[2−(2−ヒ
ドロキシエチルホスホリルオキシ)エチルホスホリルオ
キシ]エチルホスホリル基であり、Bが配列TGGGG
T、TGGGGTTまたはTGGGGGTから選択され
るオリゴデオキシリボヌクレオチドである化合物。ま
た、以下の5)及び6)に掲げる本発明の抗エイズ剤に
含有される化合物も好適である。 5) 一般式
【0016】
【化7】
【0017】[式中、Bは配列TGGGGまたはTGG
GGGで表わされるオリゴデオキシリボヌクレオチドを
示し、mは1、2または3を示す。但し、Bにおいて、
Gはグアニンデオキシリボヌクレオチド、Tはチミンデ
オキシリボヌクレオチドを示す。また各オリゴデオキシ
リボヌクレオチドの5’末端と3’末端の水酸基は含ま
ない。なお、各配列の左末端が5’末端であり、右末端
が3’末端である。]で表わされる化合物、 6) 一般式
【0018】
【化8】
【0019】[式中、Bは配列TGGGAGで表わされ
るオリゴデオキシリボヌクレオチドを示し、mは2また
は3を示す。但し、Bにおいて、Aはアデニンデオキシ
リボヌクレオチド、Gはグアニンデオキシリボヌクレオ
チド、Tはチミンデオキシリボヌクレオチドを示す。ま
た該オリゴデオキシリボヌクレオチドの5’末端と3’
末端の水酸基は含まない。なお、配列の左末端が5’末
端であり、右末端が3’末端である。]で表わされる化
合物。本発明の抗エイズ剤に含有される前記一般式
(1)を有する化合物は、「薬理上許容される塩」の形
で使用することができ、そのような塩としては、例えば
ナトリウム、カリウムのようなアルカリ金属;カルシウ
ムのようなアルカリ土類金属;アンモニア;リジン、ア
ルギニンのような塩基性アミノ酸;トリエチルアミンの
ようなアルキルアミン類;などの無機塩又は有機塩を挙
げることができ、好適には、ナトリウム、カリウムのよ
うなアルカリ金属塩である。また、一般式(1)を有す
る化合物及びその薬理上許容される塩は、その製造工程
で溶媒和物を形成したり、保存中に水和物を形成するこ
とがあるが、それらの溶媒和物及び水和物も本発明は包
含する。本発明の抗エイズ剤に含有される代表的化合物
としては、例えば、表1に記載する化合物を挙げること
ができるが、本発明はこれらの化合物に限定されるもの
ではない。表中、Meはメチルを、Etはエチルを、Prはプ
ロピルを、Buはブチルを、 tBuはt−ブチルを、3,4-DB
P は3、4−(ジベンジルオキシ)フェニルを、3,5-BD
BBP は3、5−ビス{3、5−(ジベンジルオキシ)ベ
ンジルオキシ}フェニルを、3,5-DBP は3、5−(ジベ
ンジルオキシ)フェニルを、 1-PYRはピレン−1−イル
を、 2-NAPはナフタレン−2−イルを、 4-PhPh は4−
(フェニル)フェニルを、2-PhPhは2−(フェニル)フ
ェニルを、 9-ANTはアントラセン−9−イルを、 2-ANT
はアントラセン−2−イルを、 1-NAPはナフタレン−1
−イルを、 2-ANQはアントラキノン−2−イルを、4-PH
E はフェナンスレン−4−イルを、 PhEは1、4−フェ
ニレンを、 2-NH2Etは2−アミノエチルを、 2-MeOEtは
2−メトキシエチルを、 1-Me-PrE は1−メチルプロピ
レンを、 2-Me-BuE は2−メチルブチレンを、 2-OH-Pr
E は2−ヒドロキシプロピレンを、はTGGGGT、
はTGGGGTT、はTGGGGGT、はTGG
GCG、はTGGGTG、はTGGGG、はTG
GGGG、はTGGGAGを示す。
【0020】
【化9】
【0021】
【表1】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 番号 R1 R2 R3 Z Y1 Y2 R4 Y3 X Y4 n m 配列 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 1 2 3,4-DBP H H C O S H O CH2CH2 O 1 1 3 3,4-DBP H H C O - - - - - 0 0 4 3,4-DBP H H C O O Me O - - 0 1 5 3,4-DBP H H C O O Me S - - 0 1 6 3,4-DBP H H C O O 2-ClPh O - - 0 1 7 3,4-DBP H H C O CH2 H O - - 0 1 8 3,4-DBP H H C O CH2 H S - - 0 1 9 3,4-DBP H H C O PhE H O - - 0 1 10 3,4-DBP H H C O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 11 3,4-DBP H H C O O Me NH (CH2)3 - 1 1 12 Ph Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 13 Ph Ph Ph C O S H O CH2CH2 O 1 1 14 Ph Ph Ph C O - - - - - 0 0 15 Ph Ph Ph C O O Me O - - 0 1 16 Ph Ph Ph C O O Me S - - 0 1 17 Ph Ph Ph C O O 2-ClPh O - - 0 1 18 Ph Ph Ph C O CH2 H O - - 0 1 19 Ph Ph Ph C O CH2 H S - - 0 1 20 Ph Ph Ph C O PhE H O - - 0 1 21 Ph Ph Ph C O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 22 Ph Ph Ph C O O Me NH (CH2)3 - 1 1 23 3,5-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 1 24 3,5-DBP H H C O S H O CH2CH2 O 1 1 25 3,5-DBP H H C O - - - - - 0 0 26 3,5-DBP H H C O O Me O - - 0 1 27 3,5-DBP H H C O O Me S - - 0 1 28 3,5-DBP H H C O O 2-ClPh O - - 0 1 29 3,5-DBP H H C O CH2 H O - - 0 1 30 3,5-DBP H H C O CH2 H S - - 0 1 31 3,5-DBP H H C O PhE H O - - 0 1 32 3,5-DBP H H C O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 33 3,5-DBP H H C O O Me NH (CH2)3 - 1 1 34 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 35 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O S H O CH2CH2 O 1 1 36 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O - - - - - 0 0 37 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O O Me O - - 0 1 38 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O O Me S - - 0 1 39 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O O 2-ClPh O - - 0 1 40 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O CH2 H O - - 0 1 41 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O CH2 H S - - 0 1 42 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O PhE H O - - 0 1 43 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 44 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O O Me NH (CH2)3 - 1 1 45 4-MeOPh Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 46 4-MeOPh Ph Ph C O S H O CH2CH2 O 1 1 47 4-MeOPh Ph Ph C O - - - - - 0 0 48 4-MeOPh Ph Ph C O O Me O - - 0 1 49 4-MeOPh Ph Ph C O O Me S - - 0 1 50 4-MeOPh Ph Ph C O O 2-ClPh O - - 0 1 51 4-MeOPh Ph Ph C O CH2 H O - - 0 1 52 4-MeOPh Ph Ph C O CH2 H S - - 0 1 53 4-MeOPh Ph Ph C O PhE H O - - 0 1 54 4-MeOPh Ph Ph C O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 55 4-MeOPh Ph Ph C O O Me NH (CH2)3 - 1 1 56 tBu Ph Ph Si O O H O CH2CH2 O 1 1 57 tBu Ph Ph Si O S H O CH2CH2 O 1 1 58 tBu Ph Ph Si O - - - - - 0 0 59 tBu Ph Ph Si O O Me O - - 0 1 60 tBu Ph Ph Si O O Me S - - 0 1 61 tBu Ph Ph Si O O 2-ClPh O - - 0 1 62 tBu Ph Ph Si O CH2 H O - - 0 1 63 tBu Ph Ph Si O CH2 H S - - 0 1 64 tBu Ph Ph Si O PhE H O - - 0 1 65 tBu Ph Ph Si O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 66 tBu Ph Ph Si O O Me NH (CH2)3 - 1 1 67 Ph Ph Ph C S O H O CH2CH2 O 1 1 68 Ph Ph Ph C S S H O CH2CH2 O 1 1 69 Ph Ph Ph C S - - - - - 0 0 70 Ph Ph Ph C S O Me O - - 0 1 71 Ph Ph Ph C S O Me S - - 0 1 72 Ph Ph Ph C S O 2-ClPh O - - 0 1 73 Ph Ph Ph C S CH2 H O - - 0 1 74 Ph Ph Ph C S CH2 H S - - 0 1 75 Ph Ph Ph C S PhE H O - - 0 1 76 Ph Ph Ph C S NH Pr O CH2CH2 O 1 1 77 Ph Ph Ph C S O Me NH (CH2)3 - 1 1 78 4-BnOPh H H C O O H O CH2CH2 O 1 1 79 4-BnOPh H H C O S H O CH2CH2 O 1 1 80 4-BnOPh H H C O - - - - - 0 0 81 4-BnOPh H H C O O Me O - - 0 1 82 4-BnOPh H H C O O Me S - - 0 1 83 4-BnOPh H H C O O 2-ClPh O - - 0 1 84 4-BnOPh H H C O CH2 H O - - 0 1 85 4-BnOPh H H C O CH2 H S - - 0 1 86 4-BnOPh H H C O PhE H O - - 0 1 87 4-BnOPh H H C O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 88 4-BnOPh H H C O O Me NH (CH2)3 - 1 1 89 Ph Xanthen-9-yl O O H O CH2CH2 O 1 1 90 Ph Xanthen-9-yl O S H O CH2CH2 O 1 1 91 Ph Xanthen-9-yl O - - - - - 0 0 92 Ph Xanthen-9-yl O O Me O - - 0 1 93 Ph Xanthen-9-yl O O Me S - - 0 1 94 Ph Xanthen-9-yl O O 2-ClPh O - - 0 1 95 Ph Xanthen-9-yl O CH2 H O - - 0 1 96 Ph Xanthen-9-yl O CH2 H S - - 0 1 97 Ph Xanthen-9-yl O PhE H O - - 0 1 98 Ph Xanthen-9-yl O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 99 Ph Xanthen-9-yl O O Me NH (CH2)3 - 1 1 100 Ph Fluoren-9-yl O O H O CH2CH2 O 1 1 101 Ph Fluoren-9-yl O S H O CH2CH2 O 1 1 102 Ph Fluoren-9-yl O - - - - - 0 0 103 Ph Fluoren-9-yl O O Me O - - 0 1 104 Ph Fluoren-9-yl O O Me S - - 0 1 105 Ph Fluoren-9-yl O O 2-ClPh O - - 0 1 106 Ph Fluoren-9-yl O CH2 H O - - 0 1 107 Ph Fluoren-9-yl O CH2 H S - - 0 1 108 Ph Fluoren-9-yl O PhE H O - - 0 1 109 Ph Fluoren-9-yl O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 110 Ph Fluoren-9-yl O O Me NH (CH2)3 - 1 1 111 1-PYR H H C O O H O CH2CH2 O 1 1 112 1-PYR H H C O S H O CH2CH2 O 1 1 113 1-PYR H H C O - - - - - 0 0 114 1-PYR H H C O O Me O - - 0 1 115 1-PYR H H C O O Me S - - 0 1 116 2-NAP H H C O O H O CH2CH2 O 1 1 117 2-NAP H H C O S H O CH2CH2 O 1 1 118 2-NAP H H C O - - - - - 0 0 119 2-NAP H H C O O Me O - - 0 1 120 2-NAP H H C O O Me S - - 0 1 121 Ph Ph H C O O H O CH2CH2 O 1 1 122 Ph Ph H C O S H O CH2CH2 O 1 1 123 Ph Ph H C O - - - - - 0 0 124 Ph Ph H C O O Me O - - 0 1 125 Ph Ph H C O O Me S - - 0 1 126 4-PhPh H H C O O H O CH2CH2 O 1 1 127 4-PhPh H H C O S H O CH2CH2 O 1 1 128 4-PhPh H H C O - - - - - 0 0 129 4-PhPh H H C O O Me O - - 0 1 130 4-PhPh H H C O O Me S - - 0 1 131 2-PhPh H H C O O H O CH2CH2 O 1 1 132 2-PhPh H H C O S H O CH2CH2 O 1 1 133 2-PhPh H H C O - - - - - 0 0 134 2-PhPh H H C O O Me O - - 0 1 135 2-PhPh H H C O O Me S - - 0 1 136 Ph Ph H C S O H O CH2CH2 O 1 1 137 Ph Ph H C S S H O CH2CH2 O 1 1 138 Ph Ph H C S - - - - - 0 0 139 Ph Ph H C S O Me O - - 0 1 140 Ph Ph H C S O Me S - - 0 1 141 Ph Ph Ph C NH O H O CH2CH2 O 1 1 142 Ph Ph Ph C NH S H O CH2CH2 O 1 1 143 Ph Ph Ph C NH - - - - - 0 0 144 Ph Ph Ph C NH O Me O - - 0 1 145 Ph Ph Ph C NH O Me S - - 0 1 146 3,4-DBP H H C O NH Me O CH2CH2 O 1 1 147 3,4-DBP H H C O O Ph O - - 0 1 148 3,4-DBP H H C O O 4-ClPh O - - 0 1 149 3,4-DBP H H C O NH 2-NH2Et O CH2CH2 O 1 1 150 3,4-DBP H H C O NH 2-MeOEt O CH2CH2 O 1 1 151 3,4-DBP H H C O S Me O - - 0 1 152 3,4-DBP H H C O S H O - - 0 1 153 3,4-DBP H H C O O H S CH2CH2 O 1 1 154 3,4-DBP H H C O O Et O - - 0 1 155 3,4-DBP H H C O O Et S - - 0 1 156 3,4-DBP H H C O O Bu O - - 0 1 157 3,4-DBP H H C O O Bu S - - 0 1 158 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 6 1 159 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 6 2 160 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 6 3 161 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 6 4 162 3,4-DBP H H C O O H O 2-OH-PrE NH 1 1 163 Ph Ph Ph C O NH Me O CH2CH2 O 1 1 164 Ph Ph Ph C O O Ph O - - 0 1 165 Ph Ph Ph C O O 4-ClPh O - - 0 1 166 Ph Ph Ph C O NH 2-NH2Et O CH2CH2 O 1 1 167 Ph Ph Ph C O NH 2-MeOEt O CH2CH2 O 1 1 168 Ph Ph Ph C O S Me O - - 0 1 169 Ph Ph Ph C O S H O - - 0 1 170 Ph Ph Ph C O O H S CH2CH2 O 1 1 171 Ph Ph Ph C O O Et O - - 0 1 172 Ph Ph Ph C O O Et S - - 0 1 173 Ph Ph Ph C O O Bu O - - 0 1 174 Ph Ph Ph C O O Bu S - - 0 1 175 Ph Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 6 1 176 Ph Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 6 2 177 Ph Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 6 3 178 Ph Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 6 4 179 Ph Ph Ph C O O H O 2-OH-PrE NH 1 1 180 3,5-DBP H H C O NH Me O CH2CH2 O 1 1 181 3,5-DBP H H C O O Ph O - - 0 1 182 3,5-DBP H H C O O 4-ClPh O - - 0 1 183 3,5-DBP H H C O NH 2-NH2Et O CH2CH2 O 1 1 184 3,5-DBP H H C O NH 2-MeOEt O CH2CH2 O 1 1 185 3,5-DBP H H C O S Me O - - 0 1 186 3,5-DBP H H C O S H O - - 0 1 187 3,5-DBP H H C O O H S CH2CH2 O 1 1 188 3,5-DBP H H C O O Et O - - 0 1 189 3,5-DBP H H C O O Et S - - 0 1 190 3,5-DBP H H C O O Bu O - - 0 1 191 3,5-DBP H H C O O Bu S - - 0 1 192 3,5-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 6 1 193 3,5-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 6 2 194 3,5-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 6 3 195 3,5-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 6 4 196 3,5-DBP H H C O O H O 2-OH-PrE NH 1 1 197 4-MePh Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 198 4-MePh 4-MePh Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 199 4-MePh 4-MePh 4-MePh C O O H O CH2CH2 O 1 1 200 4-tBuPh Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 201 4-tBuPh 4-tBuPh Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 202 4-tBuPh 4-tBuPh 4-tBuPh C O O H O CH2CH2 O 1 1 203 4-NO2Ph Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 204 4-NO2Ph 4-NO2Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 205 4-FPh Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 206 4-FPh 4-FPh Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 207 2,4-F2Ph Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 208 2-ClPh Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 209 4-ClPh Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 210 4-ClPh 4-ClPh Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 211 4-BrPh Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 212 4-BrPh 4-BrPh Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 213 4-IPh Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 214 4-tBuOPh Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 215 4-EtOPh Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 216 4-EtOPh 4-EtOPh Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 217 2-BnOPh H H C O O H O CH2CH2 O 1 1 218 4-BnOPh Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 219 4-BnOPh 4-BnOPh Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 220 4-MeOPh 4-MeOPh 4-MeOPh C O O H O CH2CH2 O 1 1 221 9-ANT H H C O O H O CH2CH2 O 1 1 222 2-ANT H H C O O H O CH2CH2 O 1 1 223 1-NAP H H C O O H O CH2CH2 O 1 1 224 3-PhOPh H H C O O H O CH2CH2 O 1 1 225 4-PhOPh H H C O O H O CH2CH2 O 1 1 226 2-ANQ H H C O O H O CH2CH2 O 1 1 227 4-PHE H H C O O H O CH2CH2 O 1 1 228 3,4-DBP H H C O S H O CH2CH2 O 6 1 229 3,4-DBP H H C O NH Et O CH2CH2 O 6 1 230 3,4-DBP H H C O NH Pr O CH2CH2 O 6 1 231 3,4-DBP H H C O NH 2-NH2Et O CH2CH2 O 6 1 232 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 2 1 233 3,4-DBP H H C O S H O CH2CH2 O 2 1 234 3,4-DBP H H C O O 2-NO2Ph O - 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- 0 1 994 Ph Ph Ph C O O Me S - - 0 1 995 Ph Ph Ph C O O 2-ClPh O - - 0 1 996 Ph Ph Ph C O CH2 H O - - 0 1 997 Ph Ph Ph C O CH2 H S - - 0 1 998 Ph Ph Ph C O PhE H O - - 0 1 999 Ph Ph Ph C O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 1000 Ph Ph Ph C O O Me NH (CH2)3 - 1 1 1001 3,5-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 1 1002 3,5-DBP H H C O S H O CH2CH2 O 1 1 1003 3,5-DBP H H C O - - - - - 0 0 1004 3,5-DBP H H C O O Me O - - 0 1 1005 3,5-DBP H H C O O Me S - - 0 1 1006 3,5-DBP H H C O O 2-ClPh O - - 0 1 1007 3,5-DBP H H C O CH2 H O - - 0 1 1008 3,5-DBP H H C O CH2 H S - - 0 1 1009 3,5-DBP H H C O PhE H O - - 0 1 1010 3,5-DBP H H C O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 1011 3,5-DBP H H C O O Me NH (CH2)3 - 1 1 1012 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 1013 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O S H O CH2CH2 O 1 1 1014 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O - - - - - 0 0 1015 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O O Me O - - 0 1 1016 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O O Me S - - 0 1 1017 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O O 2-ClPh O - - 0 1 1018 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O CH2 H O - - 0 1 1019 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O CH2 H S - - 0 1 1020 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O PhE H O - - 0 1 1021 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 1022 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O O Me NH (CH2)3 - 1 1 1023 4-MeOPh Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 1024 4-MeOPh Ph Ph C O S H O CH2CH2 O 1 1 1025 4-MeOPh Ph Ph C O - - - - - 0 0 1026 4-MeOPh Ph Ph C O O Me O - - 0 1 1027 4-MeOPh Ph Ph C O O Me S - - 0 1 1028 4-MeOPh Ph Ph C O O 2-ClPh O - - 0 1 1029 4-MeOPh Ph Ph C O CH2 H O - - 0 1 1030 4-MeOPh Ph Ph C O CH2 H S - - 0 1 1031 4-MeOPh Ph Ph C O PhE H O - - 0 1 1032 4-MeOPh Ph Ph C O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 1033 4-MeOPh Ph Ph C O O Me NH (CH2)3 - 1 1 1034 tBu Ph Ph Si O O H O CH2CH2 O 1 1 1035 tBu Ph Ph Si O S H O CH2CH2 O 1 1 1036 tBu Ph Ph Si O - - - - - 0 0 1037 tBu Ph Ph Si O O Me O - - 0 1 1038 tBu Ph Ph Si O O Me S - - 0 1 1039 tBu Ph Ph Si O O 2-ClPh O - - 0 1 1040 tBu Ph Ph Si O CH2 H O - - 0 1 1041 tBu Ph Ph Si O CH2 H S - - 0 1 1042 tBu Ph Ph Si O PhE H O - - 0 1 1043 tBu Ph Ph Si O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 1044 tBu Ph Ph Si O O Me NH (CH2)3 - 1 1 1045 Ph Ph Ph C S O H O CH2CH2 O 1 1 1046 Ph Ph Ph C S S H O CH2CH2 O 1 1 1047 Ph Ph Ph C S - - - - - 0 0 1048 Ph Ph Ph C S O Me O - - 0 1 1049 Ph Ph Ph C S O Me S - - 0 1 1050 Ph Ph Ph C S O 2-ClPh O - - 0 1 1051 Ph Ph Ph C S CH2 H O - - 0 1 1052 Ph Ph Ph C S CH2 H S - - 0 1 1053 Ph Ph Ph C S PhE H O - - 0 1 1054 Ph Ph Ph C S NH Pr O CH2CH2 O 1 1 1055 Ph Ph Ph C S O Me NH (CH2)3 - 1 1 1056 4-BnOPh H H C O O H O CH2CH2 O 1 1 1057 4-BnOPh H H C O S H O CH2CH2 O 1 1 1058 4-BnOPh H H C O - - - - - 0 0 1059 4-BnOPh H H C O O Me O - - 0 1 1060 4-BnOPh H H C O O Me S - - 0 1 1061 4-BnOPh H H C O O 2-ClPh O - - 0 1 1062 4-BnOPh H H C O CH2 H O - - 0 1 1063 4-BnOPh H H C O CH2 H S - - 0 1 1064 4-BnOPh H H C O PhE H O - - 0 1 1065 4-BnOPh H H C O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 1066 4-BnOPh H H C O O Me NH (CH2)3 - 1 1 1067 Ph Xanthen-9-yl O O H O CH2CH2 O 1 1 1068 Ph Xanthen-9-yl O S H O CH2CH2 O 1 1 1069 Ph Xanthen-9-yl O - - - - - 0 0 1070 Ph Xanthen-9-yl O O Me O - - 0 1 1071 Ph Xanthen-9-yl O O Me S - - 0 1 1072 Ph Xanthen-9-yl O O 2-ClPh O - - 0 1 1073 Ph Xanthen-9-yl O CH2 H O - - 0 1 1074 Ph Xanthen-9-yl O CH2 H S - - 0 1 1075 Ph Xanthen-9-yl O PhE H O - - 0 1 1076 Ph Xanthen-9-yl O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 1077 Ph Xanthen-9-yl O O Me NH (CH2)3 - 1 1 1078 Ph Fluoren-9-yl O O H O CH2CH2 O 1 1 1079 Ph Fluoren-9-yl O S H O CH2CH2 O 1 1 1080 Ph Fluoren-9-yl O - - - - - 0 0 1081 Ph Fluoren-9-yl O O Me O - - 0 1 1082 Ph Fluoren-9-yl O O Me S - - 0 1 1083 Ph Fluoren-9-yl O O 2-ClPh O - - 0 1 1084 Ph Fluoren-9-yl O CH2 H O - - 0 1 1085 Ph Fluoren-9-yl O CH2 H S - - 0 1 1086 Ph Fluoren-9-yl O PhE H O - - 0 1 1087 Ph Fluoren-9-yl O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 1088 Ph Fluoren-9-yl O O Me NH (CH2)3 - 1 1 1089 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 1 1090 3,4-DBP H H C O S H O CH2CH2 O 1 1 1091 3,4-DBP H H C O - - - - - 0 0 1092 3,4-DBP H H C O O Me O - - 0 1 1093 3,4-DBP H H C O O Me S - - 0 1 1094 3,4-DBP H H C O O 2-ClPh O - - 0 1 1095 3,4-DBP H H C O CH2 H O - - 0 1 1096 3,4-DBP H H C O CH2 H S - - 0 1 1097 3,4-DBP H H C O PhE H O - - 0 1 1098 3,4-DBP H H C O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 1099 3,4-DBP H H C O O Me NH (CH2)3 - 1 1 1100 Ph Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 1101 Ph Ph Ph C O S H O CH2CH2 O 1 1 1102 Ph Ph Ph C O - - - - - 0 0 1103 Ph Ph Ph C O O Me O - - 0 1 1104 Ph Ph Ph C O O Me S - - 0 1 1105 Ph Ph Ph C O O 2-ClPh O - - 0 1 1106 Ph Ph Ph C O CH2 H O - - 0 1 1107 Ph Ph Ph C O CH2 H S - - 0 1 1108 Ph Ph Ph C O PhE H O - - 0 1 1109 Ph Ph Ph C O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 1110 Ph Ph Ph C O O Me NH (CH2)3 - 1 1 1111 3,5-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 1 1112 3,5-DBP H H C O S H O CH2CH2 O 1 1 1113 3,5-DBP H H C O - - - - - 0 0 1114 3,5-DBP H H C O O Me O - - 0 1 1115 3,5-DBP H H C O O Me S - - 0 1 1116 3,5-DBP H H C O O 2-ClPh O - - 0 1 1117 3,5-DBP H H C O CH2 H O - - 0 1 1118 3,5-DBP H H C O CH2 H S - - 0 1 1119 3,5-DBP H H C O PhE H O - - 0 1 1120 3,5-DBP H H C O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 1121 3,5-DBP H H C O O Me NH (CH2)3 - 1 1 1122 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 1123 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O S H O CH2CH2 O 1 1 1124 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O - - - - - 0 0 1125 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O O Me O - - 0 1 1126 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O O Me S - - 0 1 1127 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O O 2-ClPh O - - 0 1 1128 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O CH2 H O - - 0 1 1129 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O CH2 H S - - 0 1 1130 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O PhE H O - - 0 1 1131 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 1132 4-MeOPh 4-MeOPh Ph C O O Me NH (CH2)3 - 1 1 1133 4-MeOPh Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 1 1134 4-MeOPh Ph Ph C O S H O CH2CH2 O 1 1 1135 4-MeOPh Ph Ph C O - - - - - 0 0 1136 4-MeOPh Ph Ph C O O Me O - - 0 1 1137 4-MeOPh Ph Ph C O O Me S - - 0 1 1138 4-MeOPh Ph Ph C O O 2-ClPh O - - 0 1 1139 4-MeOPh Ph Ph C O CH2 H O - - 0 1 1140 4-MeOPh Ph Ph C O CH2 H S - - 0 1 1141 4-MeOPh Ph Ph C O PhE H O - - 0 1 1142 4-MeOPh Ph Ph C O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 1143 4-MeOPh Ph Ph C O O Me NH (CH2)3 - 1 1 1144 tBu Ph Ph Si O O H O CH2CH2 O 1 1 1145 tBu Ph Ph Si O S H O CH2CH2 O 1 1 1146 tBu Ph Ph Si O - - - - - 0 0 1147 tBu Ph Ph Si O O Me O - - 0 1 1148 tBu Ph Ph Si O O Me S - - 0 1 1149 tBu Ph Ph Si O O 2-ClPh O - - 0 1 1150 tBu Ph Ph Si O CH2 H O - - 0 1 1151 tBu Ph Ph Si O CH2 H S - - 0 1 1152 tBu Ph Ph Si O PhE H O - - 0 1 1153 tBu Ph Ph Si O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 1154 tBu Ph Ph Si O O Me NH (CH2)3 - 1 1 1155 Ph Ph Ph C S O H O CH2CH2 O 1 1 1156 Ph Ph Ph C S S H O CH2CH2 O 1 1 1157 Ph Ph Ph C S - - - - - 0 0 1158 Ph Ph Ph C S O Me O - - 0 1 1159 Ph Ph Ph C S O Me S - - 0 1 1160 Ph Ph Ph C S O 2-ClPh O - - 0 1 1161 Ph Ph Ph C S CH2 H O - - 0 1 1162 Ph Ph Ph C S CH2 H S - - 0 1 1163 Ph Ph Ph C S PhE H O - - 0 1 1164 Ph Ph Ph C S NH Pr O CH2CH2 O 1 1 1165 Ph Ph Ph C S O Me NH (CH2)3 - 1 1 1166 4-BnOPh H H C O O H O CH2CH2 O 1 1 1167 4-BnOPh H H C O S H O CH2CH2 O 1 1 1168 4-BnOPh H H C O - - - - - 0 0 1169 4-BnOPh H H C O O Me O - - 0 1 1170 4-BnOPh H H C O O Me S - - 0 1 1171 4-BnOPh H H C O O 2-ClPh O - - 0 1 1172 4-BnOPh H H C O CH2 H O - - 0 1 1173 4-BnOPh H H C O CH2 H S - - 0 1 1174 4-BnOPh H H C O PhE H O - - 0 1 1175 4-BnOPh H H C O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 1176 4-BnOPh H H C O O Me NH (CH2)3 - 1 1 1177 Ph Xanthen-9-yl O O H O CH2CH2 O 1 1 1178 Ph Xanthen-9-yl O S H O CH2CH2 O 1 1 1179 Ph Xanthen-9-yl O - - - - - 0 0 1180 Ph Xanthen-9-yl O O Me O - - 0 1 1181 Ph Xanthen-9-yl O O Me S - - 0 1 1182 Ph Xanthen-9-yl O O 2-ClPh O - - 0 1 1183 Ph Xanthen-9-yl O CH2 H O - - 0 1 1184 Ph Xanthen-9-yl O CH2 H S - - 0 1 1185 Ph Xanthen-9-yl O PhE H O - - 0 1 1186 Ph Xanthen-9-yl O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 1187 Ph Xanthen-9-yl O O Me NH (CH2)3 - 1 1 1188 Ph Fluoren-9-yl O O H O CH2CH2 O 1 1 1189 Ph Fluoren-9-yl O S H O CH2CH2 O 1 1 1190 Ph Fluoren-9-yl O - - - - - 0 0 1191 Ph Fluoren-9-yl O O Me O - - 0 1 1192 Ph Fluoren-9-yl O O Me S - - 0 1 1193 Ph Fluoren-9-yl O O 2-ClPh O - - 0 1 1194 Ph Fluoren-9-yl O CH2 H O - - 0 1 1195 Ph Fluoren-9-yl O CH2 H S - - 0 1 1196 Ph Fluoren-9-yl O PhE H O - - 0 1 1197 Ph Fluoren-9-yl O NH Pr O CH2CH2 O 1 1 1198 Ph Fluoren-9-yl O O Me NH (CH2)3 - 1 1 1199 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 2 1200 Ph Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 2 1201 3,5-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 2 1202 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 3 1203 Ph Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 3 1204 3,5-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 3 1205 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 2 1206 Ph Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 2 1207 3,5-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 2 1208 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 3 1209 Ph Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 3 1210 3,5-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 3 1211 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 2 1212 Ph Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 2 1213 3,5-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 2 1214 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 3 1215 Ph Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 3 1216 3,5-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 3 1217 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 2 1218 Ph Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 2 1219 3,5-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 2 1220 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 3 1221 Ph Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 3 1222 3,5-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 3 1223 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 2 1224 Ph Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 2 1225 3,5-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 2 1226 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 3 1227 Ph Ph Ph C O O H O CH2CH2 O 1 3 1228 3,5-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 3 1229 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 1 1230 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 1 1231 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 2 1232 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 3 1233 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 2 1234 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 3 1235 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 2 1236 3,4-DBP H H C O O H O CH2CH2 O 1 3 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 上記例示化合物のうち、好適な化合物としては、1乃至
33、327乃至359、653乃至685、979乃
至1011、1089乃至1121、1199、120
5、1211及び1229乃至1234の化合物をあげ
ることができる。更に、好適な化合物としては、1乃至
11、327乃至337、653乃至663、979乃
至989、1089乃至1099、1199、120
5、1211、1229及び1231乃至1234の化
合物をあげることができる。最も、好適な化合物として
は、1、327、653、979、1089、122
9、1231及び1232の化合物をあげることができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の抗エイズ剤に含有される
一般式(1)の化合物は、下記A−1及びA−2法によ
り製造される下記化合物(2)
【0023】
【化10】
【0024】及び下記B−1、B−2、B−3、B−4
及びB−5により製造される下記化合物(3)、(4-
a)、(4-b)、(5)、(6a)、(6b)、(6
c)、(6d)、(7a)または(7b)
【0025】
【化11】 DMT−O−F−W1 (3) DMT−O−F−W4b (6b) DMT−O−F−W2a(4-a) DMT−O−F−W4c (6c) DMT−O−F−W2b(4-b) DMT−O−F−W4d (6d) DMT−O−F−W3 (5) DMT−O−F−W5a (7a) DMT−O−F−W4a(6a) DMT−O−F−W5b (7b)
【0026】の脱DMT(4,4’−ジメトキシトリチ
ル)体を原料として用い、下記C−1、C−2及びC−
3法で示す方法によって、製造することができる。
【0027】
【化12】
【0028】
【化13】
【0029】
【化14】
【0030】
【化15】
【0031】
【化16】
【0032】
【化17】
【0033】
【化18】
【0034】
【化19】
【0035】
【化20】
【0036】上記化合物(2)乃至(7b)、上記工程
表のA−1、A−2、B−1、B−2、B−3,B−
4、B−5、C−1、C−2及びC−3法中、R1 、R
2 、R3 、R4、Z、Y1、Y2、Y3、Y4、X、n、m
及びBは、前述のものと同意義を示し;A1 は一般にヌ
クレオシドの一級の水酸基を特異的に保護するために用
いられるトリチル基(Tr)、4−モノメトキシトリチ
ル(MMT)基、4,4’−ジメトキシトリチル(DM
T)基を示し;A2 は三級ブチルジメチルシリル(TB
DMS)基やトリイソプロピルシリル(TIPS)基の
ような3置換シリル基、トリクロロエトキシカルボニル
(Troc)基のようなトリハロゲノエトキシカルボニ
ル基、ベンジルオキシカルボニル(Z)基のようなアラ
ルキルオキシカルボニル基を示し;D’はチミン塩基又
は保護されたチミン塩基を示し、D''はアミノ基がアシ
ル基で保護された3’末端側ヌクレオチドの塩基部分を
示し;D''' はDNA合成に用いられる任意のヌクレオ
チドユニットの塩基部分を示し、アデニン、グアニン、
シトシンおよびチミンから選択される塩基又は保護され
た対応の塩基を示し;Fは所望の塩基配列の5’末端側
の一ヌクレオチドを除いたオリゴヌクレオチド部分で、
DNA合成において一般的に用いられる塩基部分、ある
いはリン酸部分の保護基によって保護されたオリゴヌク
レオチドを示し(但し、5’−末端ヌクレオシドの5’
位水酸基と3’末端ヌクレオシドの3’位水酸基は含ま
ない);Vはリン酸部分の保護基(特に、メトキシ基等
の低級アルキルオキシ基、シアノエチルオキシ基等のシ
アノアルキルオキシ基、第39工程においては、特にオ
ルトクロロフェノキシ基)を示し;Uはアミダイト部分
のアミノ基(特に、ジメチルアミノ基、ジイソプロピル
アミノ基等のジアルキルアミノ基、モルホリノ基等の1
又は2個の酸素原子及び/又は窒素原子を環内に有する
複素環基)を示し;W1 、W2a、W2b、W3、W4a、
4b、W4c、W5a又はW5b は、B−1乃至B−5
に示した方法において最終目的化合物のCPGからオリ
ゴヌクレオチドFの3’末端部分の3’水酸基の酸素原
子までを示し;l(エル)は1〜9の整数を示し;Eは
水素原子又は保護されていてもよい水酸基あるいはアミ
ノ基を示し;Kは酸素又は硫黄原子を示し;DMTは
4、4’−ジメトキシトリチル基を示し;Halはハロ
ゲン原子(好適には、塩素又は臭素原子)を示し;R5
はメチル、エチル、プロピル、ブチル、フェニル,メト
キシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、シアノエチル
オキシ又は置換されていてもよいフェニルオキシ基(好
適には、無置換のもの)を示す。
【0037】A−1法及びA−2法は、化合物(1)を
製造するための、重要中間体である化合物(2)を製造
する方法である。B−1法は、5’末端部分に保護基を
有するヌクレオシド(以下、3’末端ヌクレオシドとい
う)がリンカーを介してコントロールド・ポア・グラス
(以下、CPGという)と結合したものを、出発原料と
して、DNA合成機上、市販のDNA合成用ヌクレオチ
ド試薬(以下、ヌクレオチドユニットという)を用い
て、通常の方法で、順次ヌクレオチドを伸長させ、所望
のオリゴヌクレオチドより1つ少ないオリゴヌクレオチ
ド前まで結合させた化合物(3)を製造する方法であ
る。B−2法は、アルキレンジオール(4−1)の一方
の水酸基を、4,4’―ジメトシキトリチル基(以下、
DMT基という)で保護し、他の一方の水酸基にジカル
ボン酸無水物を縮合し、コハク酸ハーフエステル(スキ
ームにおいては、ジカルボン酸の代表としてのコハク酸
で記載している)とし、該エステルのカルボキシル基と
CPGのアミノ基を結合し、末端のDMT基を除去し
て、得られるCPG担体(4−6)を原料として、DN
A合成機上、ヌクレオチドユニットを用いて、通常の方
法で、順次ヌクレオチドを伸長した、所望のオリゴヌク
レオチドより1つ少ないオリゴヌクレオチド前まで結合
させた化合物(4−a)を製造する方法であり、また、
DNA合成機上、同原料であるCPG担体(4−6)
に、まず、ホスホロチオエート結合を生成できるヌクレ
オチド試薬を反応させ、さらに、ヌクレオチドユニット
を用いて、通常の方法で、順次ヌクレオチドを伸長し、
所望のオリゴヌクレオチドより1つ少ないオリゴヌクレ
オチド前まで結合した化合物(4−b)を製造する方法
でもある。B−3法は、アルキレンジオールとCPGを
ジカルボン酸を介して結合したCPG担体(5−1)
(すなわち、(4−6))を原料として、市販の化合物
(5−2)を用いて、DNA合成機上、化合物(5−
3)を製造し、次いで、置換アミンR4NH2と反応し
て、化合物(5−4)を製造し、さらに、ヌクレオチド
ユニットを用いて、通常の方法で、順次ヌクレオチドを
伸長し、所望のオリゴヌクレオチドより1つ少ないオリ
ゴヌクレオチド前まで結合した化合物(5)を製造する
方法である。B−4法は、ジオール化合物(6−1)の
一方の水酸基をDMT化して得られる化合物(6−2)
とした後、他の一方の水酸基にアミダイト化試薬(6−
3’)を反応させ、化合物(6−3)を得る方法であ
り、また、前述の化合物(6−2)を、B−3の方法と
同様に、ジカルボン酸を介してCPGと結合し、CPG
担体(6−6)を得、さらに、DMT基を除去して得ら
れる、CPG担体(6−7)を原料として、DNA合成
機上、ヌクレオチドユニットを用いて、通常の方法で、
順次ヌクレオチドを伸長し、所望のオリゴヌクレオチド
より1つ少ないオリゴヌクレオチド前まで結合させた化
合物(6a)を製造する方法であり、またさらに、DN
A合成機上、CPG担体(6−7)に、化合物(6−
3)を、1回,2回又は3回反応した後、得られる化合
物(6−9)、(6−10)又は(6−11)を原料と
して、ヌクレオチドユニットを用いて、通常の方法で、
順次ヌクレオチドを伸長し、所望のオリゴヌクレオチド
より1つ少ないオリゴヌクレオチド前まで結合した化合
物(6b)、(6c)又は(6d)を製造する方法であ
る。B−5法は、市販の保護された2’−デオキシヌク
レオシドをリンカーを介して結合したCPG(以下
D''' −CPGという)のDMT基を除去した化合物
(7−2)と、Thomas Hornらによって報告
されている(Tetrahedron Letter
s,27,4705(1986))(2−シアノエトキ
シ)−[2−(2’−O−4,4’−ジメトキシトリチ
ルオキシエチルスルホニル)エトキシ]−(N,N−ジ
イソプロピルアミノ)ホスフィン(7−1)とを反応し
て、化合物(7−3)を製造し、次いで、該化合物(7
−3)のDMT基を除去した化合物と、常法により別途
合成される化合物(7−4)とを、縮合して得られる化
合物(7−5)を製造し、さらに、該化合物(7−5)
を原料として、ヌクレオチドユニットを用いて、通常の
方法で、順次ヌクレオチドを伸長し、所望のオリゴヌク
レオチドより1つ少ないオリゴヌクレオチド前まで結合
した化合物(7a)を製造する方法であり、また、前述
の化合物(7−3)のDMT基を除去した化合物と、常
法により別途合成される化合物(7−6)とを、縮合し
て得られる化合物(7−7)を製造し、さらに、該化合
物(7−7)を原料として、ヌクレオチドユニットを用
いて、通常の方法で、順次ヌクレオチドを伸長し、所望
のオリゴヌクレオチドより1つ少ないオリゴヌクレオチ
ド前まで結合した化合物(7b)を製造する方法であ
る。C−1法は、化合物(2)に、亜リン酸化剤を反応
して、調製した3’−亜リン酸誘導体(8)と、B−1
乃至B−5法で合成した化合物(3),(4−a)、
(4−b),(5),(6a)、(6b)、(6c)、
(6d),(7a)又は(7b)のDMT基を除去した
対応化合物とを、それぞれ、DNA合成機上で縮合し、
次いで、酸化し、さらに、CPGとの結合を切断し、最
後に、保護基を除去して、本発明の化合物(1)を製造
する方法である。C−2法は、化合物(2)に、リン酸
化剤を反応して調製した3’−リン酸誘導体(9)と、
B−1乃至B−5法で合成した化合物(3),(4−
a)、(4−b),(5),(6a)、(6b)、(6
c)、(6d),(7a)又は(7b)のDMT基を除
去した対応化合物とを、それぞれ、DNA合成機上で縮
合し、CPGとの結合を切断し、最後に、保護基を除去
して、本発明の化合物(1)を製造する方法である。C
−3法は、化合物(2)の3’位にホスホン酸基を導入
した化合物(10)と、B−1乃至B−5法で合成した
化合物(3),(4−a)、(4−b),(5),(6
a)、(6b)、(6c)、(6d),(7a)及び
(7b)のDMT基を除去した対応化合物とを、それぞ
れ、縮合し、次いで、酸化して、リン酸ジエステル結合
を形成し、さらに、CPGとの結合を切断し、最後に、
保護基を除去して、本発明の化合物(1)を得る方法で
ある。以下にA−1法乃至C−3法における各工程につ
き詳しく説明する。なお、同様にして行うことができる
工程については、最先の工程を代表として説明する。
【0038】(第1、8及び18工程)本工程は、不活
性溶剤中、化合物(2−1)<但し、塩基部分がA、
G、Cの場合は、存在するアミノ基のアシル化保護工程
を前段階に含む。該保護工程は、公知の方法( J. Am.
Chem.Soc.,104,1316,(1982))により容易に実施すること
ができる。アミノ基の保護基としては、一般に、低級脂
肪族アシル又は芳香族アシルが用いられる。使用される
低級脂肪族アシルとしては、例えば、ホルミル、アセチ
ル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、ペンタノ
イル、ピバロイル、バレリル、イソバレリル基などがあ
げられ、使用される芳香族アシルとしては、例えば、ベ
ンゾイル、4−アセトキシベンゾイル、4−メトキシベ
ンゾイル、4−メチルベンゾイル、1−ナフトイルなど
があげられ、好適には、塩基部分がA又はCの場合はベ
ンゾイル基、Gの場合はイソブチリル基である。>に、
水酸基の保護化試薬を反応し、選択的に5’位の水酸基
のみを保護した化合物(2−2)を製造する工程であ
る。使用される溶剤としては、好適には、ベンゼン、ト
ルエン、キシレンのような芳香族炭化水素類;メチレン
クロリド、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタ
ン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼンのようなハロゲ
ン化炭化水素類;蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸プロピ
ル、酢酸ブチル、炭酸ジエチルのようなエステル類;ジ
エチルエ−テル、ジイソプロピルエ−テル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチレン
グリコールジメチルエーテルのようなエ−テル類;アセ
トン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、
イソホロン、シクロヘキサノンのようなケトン類;ニト
ロエタン、ニトロベンゼンのようなニトロ化合物類;ア
セトニトリル、イソブチロニトリルのようなニトリル
類;ホルムアミド、ジメチルホルムアミド(DMF)、
ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホロトリアミ
ドのようなアミド類;ジメチルスルホキシド、スルホラ
ンのようなスルホキシド類;トリメチルアミン、トリエ
チルアミン、N−メチルモルホリン等の脂肪族三級アミ
ン類;ピリジン、ピコリンのような芳香族アミンなどが
あげられ、さらに好適には、ハロゲン化炭化水素類(特
にメチレンクロリド)、アミド類(特にDMF)であ
る。使用される保護化試薬としては、5’位のみを選択
的に保護でき、酸性、中性の条件下、除去できるもので
あれば、特に制限はないが、好適には、トリチルクロリ
ド、モノメトキシトリチルクロリド、ジメトキシトリチ
ルクロリドのようなトリアリールメチルハライド類であ
る。保護化試薬としてトリアリールメチルハライド類を
用いる場合には、通常、塩基を用いる。その場合におい
て、使用される塩基としては、ピリジン、ジメチルアミ
ノピリジン、ピロリジノピリジン等の複素環アミン類、
トリメチルアミン、トリエチルアミン等の脂肪族三級ア
ミン類があげられ、好適には、ピリジン、ジメチルアミ
ノピリジン、ピロリジノピリジンである。溶剤として、
液状の塩基を用いる場合には、該塩基自体が脱酸剤とし
て働くので、改めて塩基を加える必要はない。反応温度
は、使用される原料、試薬、溶剤などにより通常0乃至
150℃であり、好適には20乃至100℃である。ま
た、反応時間は使用される原料、溶剤、反応温度などに
より異なるが、通常1乃至100時間であり、好適に
は、2乃至24時間である。反応終了後、反応液を水に
注ぎ、水と混和しない溶剤、たとえば、ベンゼン、エ−
テル、酢酸エチルなどで抽出し、抽出液より溶剤を留去
することによって、目的物(2−2)は得られ、通常、
そのまま次の工程に用いる。所望により、各種クロマト
あるいは再結晶法により、単離精製することもできる。
【0039】(第2工程)本工程は、不活性溶剤中、化
合物(2−2)に水酸基の保護化試薬を反応して、化合
物(2−3)を製造する工程である。使用される溶剤と
しては、好適には、ベンゼン、トルエン、キシレンのよ
うな芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、クロロホル
ム、四塩化炭素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジ
クロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;蟻酸エ
チル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、炭酸ジ
エチルのようなエステル類;ジエチルエ−テル、ジイソ
プロピルエ−テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチルエー
テルのようなエ−テル類;アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、イソホロン、シクロヘキ
サノンのようなケトン類;ニトロエタン、ニトロベンゼ
ンのようなニトロ化合物類;アセトニトリル、イソブチ
ロニトリルのようなニトリル類;ホルムアミド、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチル
ホスホロトリアミドのようなアミド類;ジメチルスルホ
キシド、スルホランのようなスルホキシド類があげら
れ、さらに好適には、エーテル類(特に、テトラヒドロ
フラン)、ハロゲン化炭化水素類(特に、塩化メチレ
ン)、芳香族炭化水素類(特に、トルエン)、アミド類
(特に、ジメチルホルムアミド)があげられる。使用さ
れる保護化試薬としては、通常、5’位の保護基と区別
して脱保護できるものであれば、特に制限はないが、好
適には、t−ブチルジメチルシリルクロリドあるいはト
リイソプロピルシリルクロリドのようなシリルハライド
類、トリクロロエトキシカルボニルクロリドのようなハ
ロアルコキシカルボニルハライド類、ベンジルオキシカ
ルボニルクロリドのようなアラルキルオキシカルボニル
ハライド類があげられる。保護化試薬として、シリルハ
ライド類、ハロアルコキシカルボニルハライド類やアラ
ルキルオキシカルボニルハライド類を用いる場合には、
通常、塩基を用いる。その場合において、使用される塩
基としては、好適には、有機塩基類(特にトリエチルア
ミン、ピリジン、N−メチルモルホリン、DBU及びイ
ミダゾールなど)である。反応温度は、使用される試
薬、原料、溶剤などにより通常−20乃至150℃であ
り、好適には、−10乃至50℃である。また、反応時
間は使用される原料、溶剤、反応温度などにより異なる
が、通常1乃至100時間であり、好適には、1乃至2
4時間である。反応終了後、たとえば、反応液を水に注
ぎ、水と混和しない溶剤、たとえばベンゼン、エ−テ
ル、酢酸エチルなどで抽出し、抽出液より溶剤を留去す
ることによって、目的物(2−3)は得られ、通常、そ
のまま次の工程に用いる。所望により、各種クロマトあ
るいは再結晶法により、単離精製することもできる。
【0040】(第3、11、22及び25工程)本工程
は、不活性溶剤中、化合物(2−3)、(4−5)、
(6−6)又は(6−8)に脱保護化試薬を反応させ
て、5’位の水酸基の保護基を選択的に除去して、化合
物(2−4)、(4−6)、(6−7)又は(6−9)
を製造する工程である。使用される溶剤としては、反応
を阻害しなければ、特に限定はないが、好適には、ベン
ゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭化水素類;
メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロ
ロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼンのような
ハロゲン化炭化水素類;蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸
プロピル、酢酸ブチル、炭酸ジエチルのようなエステル
類;ジエチルエ−テル、ジイソプロピルエ−テル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエ
チレングリコールジメチルエーテルのようなエ−テル
類;メタノ−ル、エタノ−ル、n-プロパノ−ル、イソプ
ロパノ−ル、n-ブタノ−ル、イソブタノ−ル、t-ブタノ
−ル、イソアミルアルコ−ル、ジエチレングリコール、
グリセリン、オクタノール、シクロヘキサノール、メチ
ルセロソルブ、のようなアルコ−ル類;アセトン、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、イソホロ
ン、シクロヘキサノンのようなケトン類;ニトロエタ
ン、ニトロベンゼンのようなニトロ化合物類;アセトニ
トリル、イソブチロニトリルのようなニトリル類;ホル
ムアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ヘキサメチルホスホロトリアミドのようなアミド
類;ジメチルスルホキシド、スルホランのようなスルホ
キシド類があげられ、さらに好適には、アルコ−ル類
(特にメタノール、エタノール)や塩化メチレン及び脱
保護化試薬として酢酸を用いる場合は酢酸と水の混液が
あげられる。使用される脱保護化試薬としては、通常用
いられるものであれば、特に制限はないが、保護基がト
リアリールメチル基の場合には、例えば酢酸、ジクロロ
酢酸、トリフルオロ酢酸、塩酸、及び臭化亜鉛のような
ルイス酸があげられ、好適には酢酸、ジクロロ酢酸、ト
リフルオロ酢酸である。反応温度は、使用される試薬、
原料、溶剤などにより異なるが、通常−10乃至100
℃であり、好適には0乃至50℃である。反応時間は使
用される原料、溶剤、反応温度などにより異なるが、通
常1分間乃至50時間であり、好適には、1分間乃至2
4時間である。反応終了後、たとえば、反応液をピリジ
ン等の塩基を用いて中和し、水に注ぎ、水と混和しない
溶剤、たとえばベンゼン、エ−テル、酢酸エチルなどで
抽出し、抽出液より溶剤を留去することによって、目的
物(2−4)は得られ、通常、そのまま次の工程に用い
る。所望により、各種クロマトあるいは再結晶法によ
り、単離精製することもできる。なお、第11、22及
び25工程においては、目的物(4−6)、(6−7)
及び(6−9)は濾取することができ、メチレンクロリ
ドのような有機溶剤で洗浄後、そのまま、次の工程に用
いる。
【0041】(第4、6工程)本工程は、不活性溶剤
中、塩基の存在下、化合物(2−1)又は(2−4)
に、化合物(2−5)を反応させ、化合物(2)又は
(2−6)を製造する工程である。使用される溶剤とし
ては、好適には、ベンゼン、トルエン、キシレンのよう
な芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、クロロホル
ム、四塩化炭素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジ
クロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;蟻酸エ
チル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、炭酸ジ
エチルのようなエステル類;ジエチルエ−テル、ジイソ
プロピルエ−テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチルエー
テルのようなエ−テル類;アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、イソホロン、シクロヘキ
サノンのようなケトン類;ニトロエタン、ニトロベンゼ
ンのようなニトロ化合物類;アセトニトリル、イソブチ
ロニトリルのようなニトリル類;ホルムアミド、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチル
ホスホロトリアミドのようなアミド類;ジメチルスルホ
キシド、スルホランのようなスルホキシド類があげら
れ、さらに好適には、エ−テル類(特に、テトラヒドロ
フラン)、ケトン類(特に、アセトン)、ハロゲン化炭
化水素類(特に、メチレンクロリド)、アミド類(特
に、ジメチルホルムアミド)及び芳香族アミン類(特
に、ピリジン)である。使用される塩基としては、好適
には、有機塩基類(特にトリエチルアミン、ピリジン、
N−メチルモルホリン、DBUなど)、アルカリ金属水
素化物(特に、水素化ナトリウム)及びアルカリ金属炭
酸塩(特に、炭酸ナトリウム、炭酸リチウム)である
が、化合物(2−5)のZが珪素原子の場合は、イミダ
ゾールのような有機塩基が最も好ましい。反応温度は、
特に限定はないが、通常0℃から100 ℃であり、好適
に、20乃至60℃で実施する。反応時間は、通常5分
から30時間であるが、反応を50℃で実施したときに
は、10時間で反応は終了する。例えば、反応終了後、
反応混合物を適宜中和し、又、不溶物が存在する場合に
は濾過により除去した後、水と酢酸エチルのような混和
しない有機溶媒を加え、水洗後、目的化合物を含む有機
層を分離し、無水硫酸マグネシウム等で乾燥後、溶剤を
留去することによって、目的物(2)又は(2−6)は得
られる。得られた目的化合物は必要ならば、常法、例え
ば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィ−等によって更
に精製できる。
【0042】(第5工程)本工程は、不活性溶剤中、化
合物(2−6)に脱保護剤を反応させ、化合物(2)を
製造する工程である。本工程は、化合物(2−6)の保
護基の種類により、その方法が異なる。 (1)3’位の保護基として、シリル原子を有する基を
使用した場合には、通常、弗化テトラブチルアンモニウ
ムのような弗化物イオンを生成する化合物で処理するこ
とにより除去される。使用される溶剤としては、反応を
阻害しないものであれば特に限定はないが、テトラヒド
ロフラン、ジオキサンのようなエ−テル類が好適であ
る。反応温度は、特に限定はないが、通常−30℃から
100℃であり、好適に、0℃乃至30℃で実施する。
反応時間は、通常5分から30時間であるが、反応を2
0℃で実施したときには、10時間で反応は終了する。
例えば、反応終了後、反応混合物を適宜中和し、又、不
溶物が存在する場合には濾過により除去した後、水と酢
酸エチルのような混和しない有機溶媒を加え、水洗後、
目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウ
ム等で乾燥後、溶剤を留去することによって、目的物
(2)が得られる。得られた目的化合物は必要ならば、
常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィ−等
によって更に精製できる。 (2)3’位の保護基としてハロアルコキシカルボニル
基を使用した場合には、通常、亜鉛末を用いる。使用さ
れる溶剤としては、反応を阻害しないものであれば特に
限定はないが、酢酸、アルコール又はこれらと水との混
合溶剤が好適である。反応温度は、特に限定はないが、
通常0℃から100 ℃であり、好適には、室温で実施す
る。反応時間は、通常5分から30時間であるが、反応
を室温で実施したときには、10時間で反応は終了す
る。例えば、反応終了後、反応混合物を適宜中和し、
又、不溶物が存在する場合には濾過により除去した後、
水と酢酸エチルのような混和しない有機溶媒を加え、水
洗後、目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグ
ネシウム等で乾燥後、溶剤を留去することによって、目
的物(2)は得られる。得られた目的化合物は必要なら
ば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィ
−等によって更に精製できる。 (3)3’位の脱保護としてアラルキルオキシカルボニ
ル基類を使用した場合には、接触還元又は酸化によって
行なうことができる。接触還元を行なう場合に使用され
る還元触媒としては、通常、接触還元反応に使用される
ものであれば、特に限定はないが、好適には、パラジウ
ム炭素、ラネ−ニッケル、酸化白金、白金黒、ロジウム
−酸化アルミニウム、トリフェニルホスフィン−塩化ロ
ジウム、パラジウム−硫酸バリウムが用いられる。圧力
は、特に限定はないが、通常1乃至10気圧で行なわれ
る。反応温度及び反応時間は、出発物質、溶媒及び触媒
の種類等により異なるが、通常、0乃至100℃で、5
分乃至24時間実施される。酸化による除去において使
用される溶剤としては、本反応に関与しないものであれ
ば特に限定はないが、好適には、含水有機溶剤である。
該有機溶剤としては、好適には、アセトンのようなケ
トン類、メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭素
のようなハロゲン化炭化水素類、アセトニトリルのよう
なニトリル類、ジエチルエ−テル、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサンのようなエ−テル類、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホロト
リアミドのようなアミド類及びジメチルスルホキシドの
ようなスルホキシド類をあげることができる。使用され
る酸化剤としては、酸化に使用される化合物であれば、
特に限定はないが、好適には、過硫酸カリウム、過硫酸
ナトリウム、アンモニウムセリウムナイトレイト(CAN)
、2,3-ジクロロ-5,6- ジシアノ-p- ベンゾキノン(DDQ)
が用いられる。反応温度及び反応時間は、出発物質、
溶媒及び触媒の種類等により異なるが、通常、0乃至1
50℃で、10分乃至24時間実施される。又、液体ア
ンモニア中若しくはメタノ−ル、エタノ−ルのようなア
ルコ−ル中において、−78乃至−20℃で、金属リチ
ウム、金属ナトリウムのようなアルカリ金属類を作用さ
せることによっても除去できる。更に、不活性溶剤中、
塩化アルミニウム−沃化ナトリウム、又はトリメチルシ
リルイオダイドのようなアルキルシリルハライド類を用
いても除去することができる。この場合に、使用される
溶剤としては、本反応に関与しないものであれば特に限
定はないが、好適には、アセトニトリルのようなニトリ
ル類、メチレンクロリド、クロロホルムのようなハロゲ
ン化炭化水素類又はこれらの混合溶剤が使用される。反
応温度及び反応時間は、出発物質、溶媒等により異なる
が、通常は0乃至50℃で、5分乃至3日間実施され
る。尚、反応基質が硫黄原子を有する場合は、好適に
は、塩化アルミニウム−沃化ナトリウムが用いられる。
反応終了後、例えば、反応混合物を適宜中和し、又、不
溶物が存在する場合には濾過により除去した後、水と酢
酸エチルのような混和しない有機溶媒を加え、水洗後、
目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウ
ム等で乾燥後、溶剤を留去することによって、目的物
(2)は得られる。得られた目的化合物は必要ならば、
常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等
によって更に精製できる。
【0043】(第7,12,14,17,23,26,
28,30,33及び35工程)本工程は、目的のオリ
ゴヌクレオチドの3’末端側のヌクレオチドとなる、ヌ
クレオシドを担持したCPG(3−1)を原料として、
DNA合成機上、通常DNA鎖の伸長反応に用いられる
操作を繰り返し、目的のオリゴヌクレオチドの5’末端
以外のヌクレオチドを除いたオリゴヌクレオチドまで伸
長し、CPGに担持された状態でのオリゴデオキシリボ
ヌクレオチド(3)等を得る工程である。以下、DNA
合成機上でのDNA鎖の伸長反応に関し、ホスホロアミ
ダイド法について述べるが、本方法に特に限定されるわ
けではない。第7工程において、市販又は前述若しくは
後述の方法で得られる、目的のオリゴヌクレオチドの
3’末端側のヌクレオチドとなる、ヌクレオシドを担持
したCPG(3−1)等を、DNA合成機上、脱DMT
化試薬を用いて、DMTを除去した後、ヌクレオチドユ
ニットを縮合して生成した亜リン酸トリエステル結合
を、酸化剤を用いて、リン酸トリエステルに酸化する。
上記の操作を繰り返し、目的のオリゴヌクレオチドの
5’末端以外のヌクレオチドを除いたオリゴヌクレオチ
ドまで伸長し、DMT基を5’末端に有するCPGに担
持されたオリゴデオキシヌクレオチド(3)(以下、オ
リゴデオキシヌクレオチドはODNと略記する)を得る
ことができる。5’末端がDMT基で保護された、所望
のヌクレオチド配列のODNを担持したCPGは、DN
A合成機(たとえば、アプライドバイオシステムズ社の
ホスホロアミダイト法によるモデル380Bや、ミリジ
エン/バイオサーチのホスホロアミダイト法によるサイ
クロンプラス)を用いて、Nucleic Acids
Res,12 4539(1984)における方法又は
その変法によって合成できる。また、オリゴヌクレオチ
ドの合成に用いるヌクレオチドユニットの塩基部として
は、脂肪族又は芳香族アシル基で保護されたものを用い
る。該アシル基としては、塩基部がA又はCの場合には
ベンゾイル基が、Gの場合にはイソブチリル基が、好適
に用いられる。本工程の縮合反応において、使用される
溶剤としては、反応を阻害しないものであれば特に限定
はしないが、アセトニトリル及びテトラヒドロフランが
好適であり、触媒として使用される酸性物質としては、
テトラゾールが、好適である。反応温度は、−30乃至
50℃までのいずれでもよいが、通常は、室温で実施す
る。反応時間は、1分乃至20時間まで反応温度によっ
て異なるが、室温で反応を実施した場合は、反応は10
分間で終了する。本工程の酸化反応において、使用され
る溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質をある程度
溶解するものであれば特に限定はないが、好適には、複
素環アミン類(特に、ピリジン)、ニトリル類(特に、
アセトニトリル)、エーテル類(特に、テトラヒドロフ
ラン)、ハロゲン化炭化水素類(特に、メチレンクロリ
ド)であり、使用される酸化剤としては、通常、酸化反
応に使用されるものであれば特に限定はないが、好適に
は、m−クロロ過安息香酸のような過酸類;t-ブチルヒ
ドロパーオキシドのようなパーオキシド類;よう素―ピ
リジン−水である。反応温度は−50乃至100 ℃で行な
われ、反応時間は、主に反応温度、原料化合物又は使用
される溶媒の種類によって異なるが、通常30分乃至1
5時間である。尚、上記酸化反応においては、トリエチ
ルベンジルアンモニウムクロライド、トリブチルベンジ
ルアンモニウムブロミドのような層間移動触媒を加える
ことによって反応が加速される。反応終了後、目的物
(3)は濾取され、メチレンクロリドのような有機溶剤
で洗浄され、そのまま次の工程に用いられる。第12、
14、15、17、23、26、28、30、33及び
35工程においても、上記に示した方法と同様にして行
うことができる。
【0044】(第9及び20工程)本工程は、化合物
(4−2)又は(6−2)に、塩基性触媒の存在下、ジ
カルボン酸の無水物を反応させ、ジカルボン酸ハーフエ
ステル(4−3)又は(6−4)を得る工程である。な
お、工程のスキームでは、代表としてコハク酸で記載す
るが、他のジカルボン酸についても同様に行うことがで
きる。使用されるジカルボン酸としては特に限定はない
が、好適には、炭素数2乃至10のものであり、最も好
適には、コハク酸又はグルタール酸である。使用される
塩基性触媒としては、ジメチルアミノピリジンやピロリ
ジノピリジンのようなアミノピリジン類、トリメチルア
ミンやトリエチルアミンのような三級アミン、炭酸水素
ナトリウム、炭酸カリウムのようなアルカリ金属の炭酸
塩などが好ましいが、ジメチルアミノピリジン、ピロリ
ジノピリジンが最も好ましい。使用される溶剤として
は、反応を阻害せず、出発物質をある程度溶解するもの
であれば特に限定はないが、好適には、ベンゼン、トル
エン、キシレンのような芳香族炭化水素類;メチレンク
ロリド、クロロホルムのようなハロゲン化炭化水素類;
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキ
シエタンのようなエーテル類;ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホロトリアミ
ドのようなアミド類;ジメチルスルホキシドのようなス
ルホキシド類;メタノール、エタノール、n-プロパノー
ル、イソプロパノール、n-ブタノール、イソブタノー
ル、イソアミルアルコールのようなアルコール類;硫酸
水のような希釈酸;水酸化ナトリウム水のような希釈塩
基;水;アセトン;メチルエチルケトンのようなケトン
類;ピリジンのような複素環アミン類又はアセトニトリ
ルのようなニトリル類をあげることができ、好適には、
ニトリル類(特にアセトニトリル)、エーテル類(特に
テトラヒドロフラン)、ハロゲン化炭化水素類(特にメ
チレンクロリド)である。反応温度は、−50乃至10
0℃で行なわれ、反応時間は、主に反応温度、原料化合
物又は使用される溶媒の種類によって異なるが、通常3
0分乃至15時間である。反応終了後、例えば、反応混
合物を適宜中和し、また、不溶物が存在する場合には濾
過により除去したのち、水と酢酸エチルのような水と混
和しない有機溶剤を加え、水洗後、目的化合物を含む有
機層を分取し、無水硫酸マグネシウム等で乾燥後、溶剤
を留去することにより、目的物(4−3)又は(6−
4)を得ることができる。
【0045】(第10及び21工程)本工程は、縮合剤
の存在下、第9又は20工程で得られるジカルボン酸の
ハーフエステル(4−3)又は(6−4)に、ペンタク
ロルフェノールのようなフェノール類を反応させ、活性
エステルとし、次いで、塩基の存在下、この活性エステ
ルと、アミノ−CPG(4−4)又は(6−5)とを反
応させ、目的物(4−5)又は(6−6)を得る工程で
ある。使用されるフェノール類としては、カルボン酸と
反応して活性エステルを形成するものであれば特に限定
はないが、ペンタクロロフェノールや4−ニトロフェノ
ールが好適である。使用される塩基としては、通常の反
応において塩基として使用されるものであれば、特に限
定はないが、好適には、トリエチルアミン、トリブチル
アミン、ジイソプロピルアミンである。使用される溶剤
としては、反応を阻害せず、出発物質をある程度溶解す
るものであれば特に限定はないが、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホロトリ
アミドのようなアミド類;ジメチルスルホキシドのよう
なスルホキシド類;アセトン;メチルエチルケトンのよ
うなケトン類;ピリジンのような複素環アミン又はアセ
トニトリルのようなニトリル類をあげることができ、好
適には、ジメチルホルムアミドのようなアミド類であ
る。使用される塩基としては、通常の反応において塩基
として使用されるものであれば、特に限定はないが、好
適には、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソ
プロピルアミンエチルアミン、N−メチルモルホリンピ
リジン、4−(N、N−ジメチルアミノ)ピリジン、
N、N−ジメチルアニリン、N、N−ジエチルアニリ
ン、1、5−ジアザビシクロ[4,3,0]ノナ−5−
エン、1、4−ジアザビシクロ[2,2,2]オクタン
(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5,4,
0]ウンデク−7−エン(DBU)のような有機塩基類
があげられ、好適には、トリエチルアミン、ピリジン、
N−メチルモルホリン、DBUである。反応温度は−5
0乃至100℃で行われ、反応時間は、主に反応温度、
原料化合物又は使用される溶媒の種類によって異なる
が、通常、反応を室温で行う場合には、30乃至50時
間である。反応終了後、目的物は濾取され、メチレンク
ロリドのような有機溶剤で洗浄された後、そのまま、次
の工程に用いられる。
【0046】(第13、32工程)第13工程は、第1
1工程で得られた化合物(4−6)に、DNA合成機
上、市販の5’−O−DMT−ヌクレオシド−3’−ホ
スホロアミダイト試薬を反応し、次いで、チオエート化
試薬を反応し、チオエート結合を有するCPG担体であ
る目的物(4−7)を得る工程である。チオエート化の
試薬としては、3価のリンに反応してチオエートを形成
することができる試薬であれば、特に限定はされない
が、硫黄のほか、アプライドバイオシステムズ社より入
手できるテトラエチルチウラムジスルフィド(TET
D)やミリジエン/バイオリサーチより入手できるBe
aucage試薬などが好適であり、反応終了後、前者
の場合は、Tetrahedron Letters3
2,3005(1991)に示された方法又はその変法
に従って処理し、また、後者の場合は、J.Am.Chem.Soc.
112 1253(1990)に示された方法又はその
変法に従って、処理することにより、目的物(4−7)
を得ることができる。第32工程においては、化合物
(7−3)に、5‘−O−DMT−ヌクレオチド−3’
−ホスホロアミダイト試薬を反応させた後、通常の処理
により、リン酸トリエステル結合を有するか、又は、チ
オエート化試薬を反応させて、目的物(7−7)を得る
ことができる。反応終了後、目的物は、濾取され、メチ
レンクロリドのような有機溶剤で洗浄され、そのまま次
の工程に用いられる。
【0047】(第15工程)本工程は、不活性溶剤中、
縮合剤及び脱酸剤の存在下、化合物(4−6)と同様に
して得られる化合物(5−1)と、市販のホスホン酸モ
ノエステル(5−2)(例えば、ミリジエン/バイオサ
ーチ社から入手できる)とを反応して、目的物(5−
3)を得る工程である。用いられる縮合剤としては、ホ
スホン酸モノエステルと混合酸無水物を形成するもので
あれば、特に限定はないが、好適には、アダマンタン−
1−カルボニルクロリドやピバロイルクロリドが用いら
れる。用いられる脱酸剤としては、脂肪酸ハライドを用
いて、アシル化する際に用いられる脱酸剤であれば、特
に限定はないが、通常は、ピリジンが用いられる。用い
られる溶剤としては、特に反応を阻害しなければ限定は
ないが、好適には、無水のアセトニトリルのようなニト
リル類が用いられる。反応時間は、室温で反応を実施す
る場合は5乃至60分である。反応終了後、目的物は濾
取され、メチレンクロリドのような有機溶剤で洗浄さ
れ、そのまま次の工程に用いられる。
【0048】(第16工程)本工程は、化合物(5−
3)に、所望のアルキルアミン及び四塩化炭素を反応さ
せ、ホスホロアミデート結合を形成する工程である。使
用される溶剤としては、通常、試薬である四塩化炭素を
用いる。反応温度は−50°乃至100℃まで、特に限
定はないが、室温の場合は、反応時間は1乃至10時間
である。反応終了後、目的物は、濾取され、メチレンク
ロリドのような有機溶剤で洗浄され、そのまま次の工程
に用いられる。
【0049】(第19、36工程)本工程は、不活性溶
剤中、脱酸剤の存在下、化合物(2)又は(6−2)
に、亜リン酸化剤(6−3’)を反応させて、3’亜リ
ン酸誘導体(3)又は(6−3)を製造する工程であ
る。亜リン酸化剤(6−3’)としては、クロロモルホ
リノメトキシホスフィン、クロロモルホリノシアノエト
キシホスフィン、クロロジメチルアミノメトキシホスフ
ィン、クロロジメチルアミノシアノエトキシホスフィ
ン、クロロジイソプロピルアミノメトキシホスフィン、
クロロジイソプロピルアミノシアノエトキシホスフィン
のようなホスフィン類があげられ、好適には、クロロモ
ルホリノメトキシホスフィン、クロロモルホリノシアノ
エトキシホスフィン、クロロジイソプロピルアミノメト
キシホスフィン、クロロジイソプロピルアミノシアノエ
トキシホスフィンである。使用される溶剤としては、反
応に影響を与えないものであれば、特に限定はないが、
好適には、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジ
オキサンのようなエーテル類である。使用される脱酸剤
としては、ピリジン、ジメチルアミノピリジンのような
複素環アミン類、トリメチルアミン、トリエチルアミ
ン、ジイソプロピルエチルアミンのような脂肪族アミン
類があげられるが、好適には、脂肪族アミン類(特にジ
イソプロピルエチルアミン)である。反応温度は、特に
限定はないが、通常−50乃至50℃であり、好適に
は、室温である。反応時間は、使用する原料、試薬、温
度等により異なるが、通常、5分から30時間であり、
好適には、室温で反応した場合、30分である。反応終
了後、目的化合物は、例えば、反応混合物を適宜中和
し、又、不溶物が存在する場合には、濾過により除去し
た後、水と酢酸エチルのような混和しない有機溶媒を加
え、水洗後、目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫
酸マグネシウム等で乾燥後、溶剤を留去することによっ
て得られる。得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば、再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィ−等によ
って更に精製できる。
【0050】(第24工程)本工程は、第7工程におい
て、DNA合成機上、ヌクレオチドユニットに代えて、
化合物(6−3)を使用する以外は、同様に行って、リ
ン酸トリエステル結合を有するCPG担体(6−8)を
得る工程である。
【0051】(第27、29工程)本工程は、第25工
程で得られたCPG担体(6−9)を、第24及び25
工程と同様にして(第29工程においては、これらの工
程を2度繰り返して)、リン酸トリエステル結合を2又
は3個有する、CPG担体(6−10)又は(6−1
1)を得る工程である。
【0052】(第31工程)本工程は、市販品から5’
位のDMT基を除去した化合物(7−2)と、市販の
(2−シアノエトキシ)−[2−[2’−O−(4,
4’−ジメトキシトリチルオキシエチルスルホニル]エ
トキシ)−(N,N−ジイソプロピルアミノ)ホスフィ
ン(7−1)[Thomas Hornら、Tetra
hedron Letters 27,4705(19
86)とを、第24工程と同様にして、反応し、4,
4’−ジメトキシトリチルオキシエチルスルホニルエト
キシ基を有するCPG担体(7−3)を得る工程であ
る。
【0053】(第34工程)本工程は、不活性溶剤中、
第31工程で得られるCPG担体(7−3)のDMT基
を除去して得られる化合物と、化合物(7−4)とを、
縮合剤の存在下、反応し、化合物(7−5)を得る工程
である。用いられる溶剤は、反応を阻害しないものであ
れば、特に限定はないが、好適には、ピリジンのような
芳香族アミンが用いられる。用いられる縮合剤として
は、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、メシ
チレンスルホン酸クロリド(Ms−Cl)、トリイソプ
ロピルベンゼンスルホニルクロリド、メシチレンスルホ
ン酸トリアゾリド(MST)、メシチレンスルホン酸−
3−ニトロトリアゾリド(MSNT)、トリイソプロピ
ルベンゼンスルホン酸テトラゾリド(TPS−Te)、
トリイソプロピルベンゼンスルホン酸ニトロイミダゾリ
ド(TPS−NI)、トリイソプロピルベンゼンスルホ
ン酸ピリジルテトラゾリド等をあげることができるが、
好適には、MSNT、TPS−Te、TPS−NIがあ
げられる。反応温度は、−10乃至100℃まで、特に
限定はないが、通常は、室温で実施する。反応時間は、
使用する溶剤、反応温度によって異なるが、反応溶剤と
してピリジンを使用し、室温で実施した場合には、30
分である。反応終了後、目的物は、濾取され、メチレン
クロリドのような有機溶剤で洗浄され、そのまま次の工
程に用いられる。
【0054】(第37工程)本工程は、第36工程で得
られる化合物(8)と、化合物(3),化合物(4−
a)、化合物(4−b),化合物(5),化合物(6
a)、化合物(6b)、化合物(6c)、化合物(6
d)、化合物(7a)又は化合物(7b)の5’位末端
のDMT基を除去して得られる化合物とを、酸触媒の存
在下、縮合し、次いで、酸化し、さらに、CPGを切断
し、最後に、保護基を除去して、精製操作を経て、本発
明の目的化合物(1)を得る工程である。縮合反応にお
いて、使用される酸触媒としては、好適には、テトラゾ
ールである。酸化反応において、使用される酸化剤とし
ては、通常、酸化反応に使用されるものであれば特に限
定はないが、好適には、m−クロロ過安息香酸のような
過酸類;t-ブチルヒドロパーオキシドのようなパーオキ
シド類;よう素―ピリジン−水である。使用される溶剤
としては、反応を阻害せず、出発物質をある程度溶解す
るものであれば特に限定はないが、好適には、複素環ア
ミン類(特に、ピリジン)、ニトリル類(特に、アセト
ニトリル)、エーテル類(特に、テトラヒドロフラ
ン)、ハロゲン化炭化水素類(特に、メチレンクロリ
ド)である。反応温度は、−50乃至100 ℃で行な
われ、反応時間は、主に、反応温度、原料化合物又は使
用される溶剤の種類によって異なるが、通常30分乃至
15時間である。尚、上記酸化反応においては、トリエ
チルベンジルアンモニウムクロリド、トリブチルベンジ
ルアンモニウムブロミドのような層間移動触媒を加える
ことによって反応が加速される。CPGの切断、及び、
最終段階における保護基の除去は、公知の方法(J.Am. C
hem.Soc.,103,3185, (1981))によって行なうことができ
る。このようにして得られる、一般式(1)の化合物を
含む反応混合物を、逆相およびイオン交換クロマトグラ
フィー(高速液体クロマトグラフィーを含む。)等の各
種クロマトグラフィーを用いて、通常のオリゴヌクレオ
チド精製で行なわれる操作で精製することにより、目的
化合物を得ることができる。
【0055】(第38工程)本工程は、不活性溶剤中
で、化合物(2)に、リン酸化試薬(例えば、ビストリ
アゾリド)を反応させ、中間体であるモノヌクレオチド
(9)を得る工程である。用いられる溶剤としては、反
応を阻害しないものであれば、特に限定はないが、通常
は、ピリジンのような芳香族アミンが用いられる。反応
温度は、−20乃至100℃まで特に限定はないが、通
常は、室温で実施する。反応時間は、溶剤、反応温度に
よって異なるが、反応溶剤として、ピリジンを用い、室
温で実施した場合は1時間である。反応終了後、目的化
合物は、例えば、反応混合物を適宜中和し、又、不溶物
が存在する場合には濾過により除去した後、水と酢酸エ
チルのような混和しない有機溶媒を加え、水洗後、目的
化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウム等
で乾燥後、溶剤を留去することによって得られる。得ら
れた目的化合物は、必要ならば、常法、例えば、再結
晶、再沈殿又はクロマトグラフィ−等によって更に精製
できる。
【0056】(第39工程)本工程は、第38工程で得
られる化合物(9)と、化合物(3)、化合物(4−
a)、(4−b)、(5)、(6a)、(6b)、(6
c)、(6d)、(7a)及び(7b)の5’末端のD
MT基のみを除去したものとを縮合し、次いで、CPG
を切断し、最後に、保護基を除去して、本発明の化合物
(1)を得る工程である。用いられる溶媒は、反応を阻
害しないものであれば、特に限定はないが、好適には、
ピリジンのような芳香族アミンが用いられる。縮合に用
いられる縮合剤としては、ジシクロカルボジイミド(D
CC)、メシチレンスルホン酸クロリド(Ms−C
l)、トリイソプロピルベンゼンスルホン酸クロリド、
メシチレンスルホン酸トリアゾリド(MST)、メシチ
レンスルホン酸−3−ニトロトリアゾリド(MSN
T)、トリイソプロピルベンゼンスルホン酸テトラゾリ
ド(TPS−Te)、トリイソプロピルベンゼンスルホ
ン酸ニトロイミダゾリド(TPS−NI)、及びトリイ
ソプロピルベンゼンスルホン酸ピリジルテトラゾリドな
どをあげることができるが、好適には、MSNTやTP
S−Te及びTPS−NIが用いられる。反応温度は、
−10乃至100℃まで、特に限定はないが、通常、室
温で実施する。反応時間は使用する溶剤、反応温度によ
って異なるが、反応溶剤としてピリジンを使用し、室温
で実施した場合は、30分である。CPGの切断、及
び、最終段階における保護基の除去は、公知の方法(J.A
m. Chem.Soc.,103,3185, (1981))によって行なうことが
できる。このようにして得られる、一般式(1)の化合
物を含む反応混合物を、逆相およびイオン交換クロマト
グラフィー(高速液体クロマトグラフィーを含む。)等
の各種クロマトグラフィーを用いて、通常のオリゴヌク
レオチド精製で行なわれる操作で精製することにより、
目的化合物を得ることができる。
【0057】(第40工程)本工程は、不活性溶剤中、
化合物(2)に、例えば、文献 (B.C. Freohler, P.G.N
g and MD.Matteucci,NucleicAcids Res.,14 5399 (198
6)) に従って三塩化リン及び1,2,4−トリアゾール
から調製したトリス−(1,2,4−トリアゾリル)ホ
スファイトを反応させ、ヌクレオシド3´H−ホスホネ
ート(10)を得る工程である。用いられる溶剤として
は、反応を阻害しないものであれば、特に限定はない
が、好適には、塩化メチレンのようなハロゲン化炭化水
素である。反応温度は−20乃至100℃まで、特に限
定はないが、通常は、室温で実施する。反応時間は、溶
剤、反応時間によって異なるが、塩化メチレン中で、室
温で反応した場合は、30分である。反応終了後、目的
化合物は、例えば、反応混合物を適宜中和し、又、不溶
物が存在する場合には濾過により除去した後、水と酢酸
エチルのような混和しない有機溶媒を加え、水洗後、目
的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウム
等で乾燥後、溶剤を留去することによって得られる。得
られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結晶、
再沈殿又はクロマトグラフィ−等によって更に精製でき
る。
【0058】(第41工程)本工程は、第40工程で得
られる化合物(10)と、化合物(3)、化合物(4−
a)、化合物(4−b)、化合物(5)、化合物(6
a)、化合物(6b)、化合物(6c)、化合物(6
d)、化合物(7a)又は化合物(7b)の5′末端の
DMT基を除去した化合物を、縮合剤と脱酸剤の存在
下、縮合させ、次いで、酸化し、最後に、塩基性条件
下、CPGを切断し、同時に、保護基を除去して、本発
明の化合物(1)を得る工程である。用いられる溶剤と
しては、反応を阻害しないものであれば、特に限定はな
いが、好適には、無水のアセトニトリルが使用される。
用いられる縮合剤としては、カルボン酸やリン酸の酸塩
化物が用いられるが、好適には、ピバロイルクロリドが
用いられる。用いられる酸化剤としては、通常、酸化反
応に使用されるものであれば特に限定はないが、好適に
は、m−クロロ過安息香酸のような過酸類;t-ブチルヒ
ドロパーオキシドのようなパーオキシド類;よう素―ピ
リジン−水である。使用される脱酸剤としては、ピリジ
ン、ジメチルアミノピリジンのような複素環アミン類、
トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピル
エチルアミンのような脂肪族アミン類があげられるが好
適には脂肪族アミン類(特にジイソプロピルエチルアミ
ン)である。 反応温度は、特に限定はないが、通常−
50乃至50℃であり、好適には、室温である。反応時
間は、使用する原料、試薬、温度等により異なるが、通
常、5分から30時間であり、好適には、室温で反応し
た場合、30分である。CPGの切断、及び、最終段階
における保護基の除去は、公知の方法(J.Am. Chem.So
c.,103, 3185, (1981))によって行なうことができる。
このようにして得られる、一般式(1)の化合物を含む
反応混合物を、逆相およびイオン交換クロマトグラフィ
ー(高速液体クロマトグラフィーを含む。)等の各種ク
ロマトグラフィーなど、通常の核酸の精製に用いる操作
で精製することにより、前記一般式(1)を有する化合
物を得ることができる。本発明の抗エイズ剤に含有され
る化合物(1)およびその薬理上許容される塩は、優れ
た抗HIV−1活性を示し、化合物(1)及びその薬理
上許容される塩を抗エイズ剤として使用する場合には、
それ自体あるいは適宜の薬理学的に許容される、賦形
剤、希釈剤等と混合し、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散
剤若しくはシロップ剤等による経口的又は注射剤等によ
る非経口的に投与することができる。
【0059】これらの製剤は、賦形剤(例えば、乳糖、
白糖、ブドウ糖、マンニット、ソルビットのような糖誘
導体;トウモロコシデンプン、馬鈴薯デンプン、α−デ
ンプン、デキストリン、カルボキシメチルデンプンのよ
うなデンプン誘導体;結晶セルロース、低置換度ヒドロ
キシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロースカルシウム、内部架橋カルボキシメチル
セルロースナトリウムのようなセルロース誘導体;アラ
ビアゴム;デキストラン;プルラン;軽質無水珪酸、合
成珪酸アルミニウム、メタ珪酸アルミン酸マグネシウム
のような珪酸塩類;リン酸カルシウムのようなリン酸塩
類;炭酸カルシウムのような炭酸塩類;硫酸カルシウム
のような硫酸塩類等)、結合剤(例えば、前記の賦形
剤;ゼラチン;ポリビニルピロリドン;マグロゴール
等)、崩壊剤(例えば、前記の賦形剤;クロスカルメロ
ースナトリウム、カルボキシメチルスターチナトリウ
ム、架橋ポリビニルピロリドンのような化学修飾され
た、デンプン、セルロース誘導体等)、滑沢剤(例え
ば、タルク;ステアリン酸;ステアリン酸カルシウム、
ステアリン酸マグネシウムのようなステアリン酸金属
塩;コロイドシリカ;ビーガム、ゲイロウのようなワッ
クス類;硼酸;グリココール;フマル酸;アジピン酸の
ようなカルボン酸類:安息香酸ナトリウムのようなカル
ボン酸ナトリウム塩;硫酸ナトリウムのような硫酸類
塩;ロイシン;ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸
マグネシウムのようなラウリル硫酸塩;無水珪酸、珪酸
水和物のような珪酸類;前記の賦形剤におけるデンプン
誘導体等)、安定剤(例えば、メチルパラペン、プロピ
ルパラペンのようなパラオキシ安息香酸エステル類;ク
ロロブタノール、ベンジルアルコール、フェニルエチル
アルコールのようなアルコール類;塩化ベンザルコニウ
ム;フェノール;クレゾールのようなフェノール類;チ
メロサール;無水酢酸;ソルビン酸等)、矯味矯臭剤
(例えば、通常使用される、甘味料、酸味料、香料
等)、懸濁化剤(例えば、ポリソルベート80、カルボ
キシメチルセルロースナトリウム等)、希釈剤、製剤用
溶剤(例えば、水、エタノール、グリセリン等)等の添
加物を用いて周知の方法で製造される。その使用量は症
状、年齢等により異なるが、成人に対して、経口投与の
場合には、1日当たり0.1乃至2000mg(好適に
は、1乃至1000mg)を、静脈内投与の場合には、一
日当たり0.1乃至2000mg(好適には、1乃至10
00mg)を、1乃至6回症状に応じて投与することが望
ましい。また、有効な治療に必要な化合物(1)の濃度
を維持するために、連続的に投与することもできる。
【0060】以下に、実施例、参考例及び製剤例を挙げ
て、本発明を更に詳細に説明する。尚、以下に示す化学
式中の塩基配列(例えば、TGGGGT)は、特に断りがない
場合は、それぞれ5′末端より対応する塩基配列をもつ
オリゴデオキシリボヌクレオチドのトリエチルアミン塩
を表わし、5′末端及び3′末端の水酸基を含まないも
のとする。また、目的化合物を示すのに、適宜、化学名
又は構造式を用いる。
【0061】
【実施例】(実施例1)
【0062】
【化21】
【0063】パーキンエルマー社製の392DNA/RNA シ
ンセサイザーに、付属する合成用試薬類を接続し、プロ
グラムとして10μmolDNA合成を使用した。但し、このと
き、#5のボトルに、約0.1 M に調製した5′−0−
[(3,4- ジベンジルオキシ)ベンジル]チミジン−3′
−0−(2−シアノエチル N,N−ジイソプロピル)
ホスホロアミダイト(特開平7−87982の実施例7
b に記載)のアセトニトリル溶液を用い、固相担体とし
ては、修飾されたコントロールドポアグラス(CPG)
【0064】
【化22】
【0065】(特開平7−87982の実施例12b に
記載)を7.5 μmol 分量りとり、10μmol 用エンプティ
ーカラムにつめて使用した。5GGGGTT という塩基配列を
入力し、最後の#5のボトルの試薬を結合させた後には酸
処理を行わない設定のプログラムを作動させることによ
って、CPG 上に保護されたオリゴヌクレオチドが構築さ
れた誘導体を得た。これを減圧下乾燥後、カラムからと
り出し、約10mLの29%アンモニア水に加えて、密閉
し、室温で約2日間反応した。CPG をろ過して除去し、
10mLの水で2回洗浄した。ろ液と洗浄液を合わせて、
減圧下に水溶液を約4mLに濃縮した。濃縮液を90℃で5
分間加熱し、氷冷した後、逆相シリカゲルカラムクロマ
トグラフィ−(Cosmosil 75C18-OPN、ナカライテスク、
1.5x 15 cm;A:50mM重炭酸トリエチ
ルアミン水溶液(TEAB)、pH7.5,B:アセト
ニトリル; 10−50%B/linear grad
ient; 254nm)に供与した。約30%アセト
ニトリルで溶出する分画を集め、減圧下、溶剤を留去
し、約10mLの水に溶解して、再度、溶媒の留去を繰り
返し、アモルファス状の目的化合物を166 OD(2
60nm)得た。本化合物は、逆相HPLC(Wakosil
WS-DNA、 4.6 x150mm;A:5%アセトニトリ
ル、0.1M 酢酸トリエチルアミン水溶液( TEA
A) 、pH7.0,B:アセトニトリル; 10−60
%B/20分;linear gradient;1m
l/分;260nm)で分析すると14. 06分に溶出
された。 UVmax(H2O):256 nm
【0066】(実施例2)
【0067】
【化23】
【0068】5GGGGTT に代えて、5GGGGTTTという塩基配
列を入力する以外は、実施例1と同様にして合成した。
精製においては、逆相シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィ−( Cosmosil 75C18-OPN 、ナカライテスク、 1.
5 x 15 cm;A:50mM TEAB、pH
7.5,B:アセトニトリル;5−40%B;line
ar gradient; 254nm)を用いた。実
施例1と同様の後処理を行い、アモルファス状の目的化
合物を230 OD(260nm)得た。本化合物は、
逆相HPLC(Wakosil WS-DNA、 4.6 x150mm;
A:5%アセトニトリル、0.1MTEAA、pH7.
0,B:アセトニトリル; 10−60%B/20分;
linear gradient;1ml/分;260
nm)で分析すると13. 82分に溶出された。 UVmax(H2O):258nm
【0069】(実施例3)
【0070】
【化24】
【0071】5GGGGTT に代えて5GGGGGTTという塩基配列
を入力する以外は、実施例1と同様にして合成した。精
製においては、逆相シリカゲルカラムクロマトグラフィ
−(Cosmosil 75C18-OPN 、ナカライテスク、 1.5
x 15 cm;A:50mM TEAB、pH7.
5,B:アセトニトリル;5−40%B;linear
gradient; 254nm)を用いた。実施例
1と同様の後処理を行い、アモルファス状の目的化合物
を151OD(260nm)得た。本化合物は、逆相H
PLC(Wakosil WS-DNA、 4.6 x150mm;A:5
%アセトニトリル、0.1MTEAA、pH7.0,
B:アセトニトリル; 10−60%B/20分;li
near gradient;1ml/分;260n
m)で分析すると13. 76分に溶出された。 UVmax(H2O):256nm
【0072】(実施例4)
【0073】
【化25】
【0074】5GGGGTT に代えて5GGGCGT という塩基配列
を入力し、修飾されたCPG 10μmolを用いて、実施例1
と同様にして合成した。精製においては、逆相シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィ−( Cosmosil 75C18-OPN 、
ナカライテスク、 1.5x 15 cm;A:50m
M TEAB、pH7.5,B:アセトニトリル;10
−40%B;linear gradient; 25
4nm)を用いた。実施例1と同様の後処理を行い、ア
モルファス状の目的化合物を270OD(260nm)
得た。本化合物は、逆相HPLC(Wakosil WS-DNA、
4.6x150mm;A:5%アセトニトリル、0.1M
TEAA、pH7.0,B:アセトニトリル; 10−
60%B/20分;linear gradient;
1ml/分;260nm)で分析すると15. 39分に
溶出された。 UVmax(H2O):256 nm
【0075】(実施例5)
【0076】
【化26】
【0077】5GGGGTT に代えて5GGGTGT という塩基配列
を入力し、修飾されたCPG 10μmolを用いて、実施例1
と同様にして合成した。精製においては、逆相シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィ−( Cosmosil 75C18-OPN 、
ナカライテスク、1.5 x15 cm;A:50mM
TEAB、pH7.5,B:アセトニトリル;10−
40%B;linear gradient; 254
nm)を用いた。実施例1と同様の後処理を行い、アモ
ルファス状の目的化合物を310OD(260nm)得
た。本化合物は、逆相HPLC(Wakosil WS-DNA、 4.6
x150mm;A:5%アセトニトリル、0.1MTE
AA、pH7.0,B:アセトニトリル; 10−60
%B/20分;linear gradient;1m
l/分;260nm)で分析すると15. 42分に溶出
された。 UVmax(H2O):255nm
【0078】(実施例6)表1において化合物番号12
29の化合物
【0079】
【化27】
【0080】5GGGGTT に代えて 5GGGGGTという塩基配列
を入力し、修飾されたCPG 10 μmolを用いて、実施例1
と同様に合成した。精製においては、逆相シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィ−(Cosmosil 75C18-OPN 、ナカ
ライテスク、 1.5x15cm;A:50mM重炭酸
トリエチルアミン水溶液(TEAB)、pH7.5,
B:アセトニトリル; 10−50%B/linear
gradient; 254nm)に供与した。約30
%アセトニトリルで溶出する分画を集め、減圧下留去し
た後、約10mLの水に溶解し、再度、溶媒留去を繰り返
して、アモルファス状の目的化合物を167 OD(2
60nm)得た。本化合物は、逆相HPLC(Wakosil
WS-DNA、 4.6x150mm;A:5%アセトニトリル、
0.1M 酢酸トリエチルアミン水溶液(TEAA)、p
H7.0,B:アセトニトリル; 10−60%B/2
0分;linear gradient;1ml/分;
260nm)で分析すると13.83分に溶出された。 UVmax(H2O): 254 nm
【0081】(実施例7)表1において化合物番号12
30の化合物
【0082】
【化28】
【0083】5GGGGGT の代わりに5GGGGTという塩基配列
に変更して入力する以外は、実施例6と同様にして合成
した。精製においては、逆相シリカゲルカラムクロマト
グラフィ−( Cosmosil 75C18-OPN、 1.5x15c
m;A:50mM TEAB、pH7.5,B:アセト
ニトリル;10−40%B;linear gradi
ent; 254nm)を用いた。実施例6と同様の後
処理を行い、アモルファス状の目的化合物を227 O
D(260nm)得た。本化合物は、逆相HPLC(Wa
kosil WS-DNA、 4.6x150mm;A:5%アセトニト
リル、0.1M TEAA、pH7.0,B:アセトニ
トリル; 10−60%B/20分;linear gr
adient;1ml/分;260nm)で分析すると
15.28分に溶出された。 UVmax(H2O): 255nm。
【0084】(実施例8)表1において化合物番号12
31の化合物
【0085】
【化29】
【0086】(8a)O-(4,4'-ジメトキシトリチル)エ
チレングリコール-O-(2-シアノエチル N、N-ジイソ
プロピル)ホスホロアミダイト O-(4,4'-ジメトキシトリチル)エチレングリコール
(特開平7−87982の実施例12a記載) 317mg
(0.84mmol)をピリジンに溶解し、留去して、乾燥
した。そこへ塩化メチレン(3ml)を加え、溶解し、
さらに、ジイソプロピルエチルアミン 0.61ml(3.48
mmol)を加え、窒素置換を行った。そこへ、2−シ
アノエチル N,Nージイソプロピルクロロホスホロア
ミダイト 0.23ml(1.04mmol)を2分かけて滴下
した。室温で60分攪拌し、原料が消失したことをTL
Cで確認後、酢酸エチル(30ml)を加え、有機層を
飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄した。有機層を1PS濾
紙(商標ワットマン社製)を用いて濾過後、溶媒を留去
し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−(70
−230mesh、16g、溶出液:ヘキサン:酢酸エ
チル=3:1)を行い、精製し、油状物質として270mg
(55%)の目的化合物を得た。 1H-NMR(270MHz、CDCl3、TMS)δppm: 7.48-7.19(9H,m,P
h)、 6.84-6.80(4H,m,Ph)、3.87-3.58(12H、m, -OCH3, POC
H2 and PNCH)、 3.26-3.21(2H,m,DMTr-O-CH2)、2.62-2.58
(2H,m,CH2CN),1.26-1.17 (12H,m,CH3)。 (8b)#6のボトルに、およそ0.1 Mに調製した(8a)
のアセトニトリル溶液を用い、5GGGGGT に代えて5GGGG6
Tという塩基配列に変更して入力し、修飾されたCPG 10
μmolを用いて、実施例1と同様にして合成した。精製
においては、逆相シリカゲルカラムクロマトグラフィ−
( Cosmosil 75C18-OPN、 1.5x15cm;A:50
mM TEAB、pH7.5,B:アセトニトリル;1
0−40%B;linear gradient; 25
4nm)を用いた。実施例6と同様の後処理を行い、ア
モルファス状の目的化合物を89 OD(260nm)
得た。本化合物は、逆相HPLC(Wakosil WS-DNA、
4.6x150mm;A:5%アセトニトリル、0.1M T
EAA、pH7.0,B:アセトニトリル; 10−6
0%B/20分;linear gradient;1
ml/分;260nm)で分析すると15.19分に溶
出された。 UVmax(H2O): 255 nm。
【0087】(実施例9)表1において化合物番号12
32の化合物
【0088】
【化30】
【0089】#6のボトルに、およそ0.1 Mに調製した
(8a)のアセトニトリル溶液を用い、5GGGGGT に代え
て5GGGG66Tという塩基配列に変更して入力し、修飾され
たCPG 10 μmolを用いて、実施例1と同様にして合成
した。但し、精製においては、逆相シリカゲルカラムク
ロマトグラフィ−( Cosmosil 75C18-OPN、 1.5x1
5cm;A:50mM TEAB、pH7.5,B:ア
セトニトリル;10−40%B;linear gra
dient; 254nm)を用いた。実施例6と同様
の後処理を行い、アモルファス状の目的化合物を196
OD(260nm)得た。本化合物は、逆相HPLC
(Wakosil WS-DNA、 4.6x150mm;A:5%アセトニ
トリル、0.1M TEAA、pH7.0,B:アセト
ニトリル; 10−60%B/20分;linear g
radient;1ml/分;260nm)で分析する
と15.04分に溶出された。 UVmax(H2O): 254nm。
【0090】(実施例10)表1において化合物番号1
233の化合物
【0091】
【化31】
【0092】5GGGGGT に代えて5GGGAG6Tという塩基配列
に変更して入力し、実施例6と同様にして合成した。実
施例1と同様の後処理を行い、アモルファス状の目的化
合物を150 OD(260nm)得た。本化合物は、
逆相HPLC(Symmetry、 3.9 x150mm;A:5%ア
セトニトリル、0.05 M TEAA、pH7.0,B:ア
セトニトリル; 10−40%B/45分;linea
r gradient;1ml/分;260nm)で分
析すると31.64分に溶出された。に溶出された。 UVmax(H2O): 254nm。
【0093】(実施例11)表1において化合物番号1
234の化合物
【0094】
【化32】
【0095】5GGGGGT に代えて5GGGAG66Tという塩基配
列に変更して入力し、実施例6と同様にして合成した。
実施例1と同様の後処理を行い、アモルファス状の目的
化合物を165 OD(260nm)得た。本化合物
は、逆相HPLC(Symmetry、 3.9 x150mm;A:5
%アセトニトリル、0.05 M TEAA、pH7.0,
B:アセトニトリル; 10−40%B/45分;li
near gradient;1ml/分;260n
m)で分析すると31.20分に溶出された。に溶出さ
れた。 UVmax(H2O): 254nm。
【0096】(参考例1)
【0097】
【化33】
【0098】特開平7−87982の実施例94に記載
された方法に従って、合成した。 (製剤例1)注射剤 1.5 重量% の実施例1の化合物を、10容量% のプロピレ
ングリコール中で撹拌し、次いで、注射用水で一定容量
にした後、滅菌して製造する。 上記のうち5)〜8)を混合し造粒した予製顆粒に、
1)〜4)を混合し粉砕したものを添加し、次いで打錠
機により打錠して1錠100mgの錠剤とする。 上記の1)〜5)を混合粉砕し,さらにふるいを通し、
よく混合したのち,常法に従いカプセル200mgのカ
プセル剤とする。 (製剤例4)ハ−ドカプセル剤 標準二分式ハ−ドゼラチンカプセルの各々に、100 mgの
粉末状の実施例1の化合物、150 mgのラクト−ス、50 m
g のセルロ−ス及び6 mgのステアリン酸マグネシウムを
充填することにより、単位カプセルを製造し、洗浄後、
乾燥する。 (製剤例5)ソフトカプセル剤 消化性油状物、例えば、大豆油、綿実油又はオリ−ブ油
中に入れた、実施例1の化合物の混合物を調製し、正置
換ポンプでゼラチン中に注入して、100 mgの活性成分を
含有するソフトカプセルを得、洗浄後、乾燥する。 (製剤例6)錠剤2 常法に従って、100 mgの実施例1の化合物、0.2 mgのコ
ロイド性二酸化珪素、5 mgのステアリン酸マグネシウ
ム、275 mgの微結晶性セルロ−ス、11 mg のデンプン及
び98.8 mg のラクト−スを用いて製造する。以下に、試
験例をあげて、本発明による効果を具体的に説明する。
【0099】(試験例1)修飾オリゴデオキシリボヌク
レオチドの抗HIV-1 活性の測定 抗HIV-1 活性はパウエルらの方法によって測定した(R.
Pauel et al., J. Virological Methods 20, 309-321(1
988)) 。すなわち, 対数増殖期にあるMT−4細胞を15
0 × gで5 分間遠心し,得られた細胞沈澱を培地にて懸
濁したのちHIV-1 (IIIB 型) を10 CCID50 の濃度で37℃
で1 時間感染させた。その後, 牛胎児血清10% を含むRP
MI-1640 培地( 以下「血清培地」と称する) で遠心し、
洗浄することによりHIV-1 感染MTー4細胞を得た。HI
V-1 感染MT-4細胞およびHIV-1 非感染MT-4細胞をそれぞ
れ4 ×105細胞/ mlになるように血清培地に懸濁した。9
6穴プラスチックマイクロタイタープレート中にあらか
じめ段階希釈した検体化合物溶液( 血清培地に溶解した
もの) を各穴に100 μl づつ入れ, 次いでこの各穴に上
記細胞懸濁液を各々100 μl づつ添加し, 5%の炭酸ガス
存在下で6 日間静置培養した。同様に, 検体化合物添加
のHIV-1 感染MT-4細胞および検体化合物無添加のHIV-1
非感染MT-4細胞を培養した。培養終了後、MTT(3-(4,5-d
imethylthiazole-2-yl)-2,5-diphenyltetrazoliumbromi
de)法に基づき, 生細胞数を測定し(L.M.Green et al.,
J. Immunol.Methods, 70, 257-268(1984)), HIV-1 によ
る細胞障害活性を求めた。検体化合物無添加のHIV-1 感
染MT-4細胞の細胞障害活性を100%とし、検体化合物無添
加のHIV-1 (IIIB 型) 非感染MT−4細胞の細胞障害活
性を0%として、HIV-1 感染MTー4細胞の細胞障害活
性を50%抑制しうる検体の濃度(IC50) を求めた。
また、検体化合物の細胞毒性活性として、HIV-1 非感染
MT−4細胞の増殖を50%抑制する濃度(CC50)を
求めた。これらの測定結果を表2に示す。なお、本試験
では、IC50及びCC50値が細胞の状態により試験ごと
に変動することがあるので、参考例1の化合物を比較化
合物とした。参考例1の化合物IC50値を1.0とし
て、各実施例の化合物のIC50値を参考例1の化合物の
IC 50値で除した値をIC50相対値とした。参考例1の
化合物は、特開平7−87982号において実施例94
に開示された化合物である。
【0100】
【表2】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 化合物 IC50 IC50相対値 CC50 ( μg/ml) ( μg/ml) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例1 0.2 0.4 > 50 2 0.2 0.4 > 50 3 0.16 0.32 > 50 6 0.2 0.4 > 50 8 0.2 0.4 > 50 9 0.18 0.36 > 50 10 1.2 0.75 > 50 参考例1 0.5 1.0 > 50 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0101】その結果、表2にあげた修飾オリゴデオキ
シリボヌクレオチドはいずれも、優れた抗HIV-1 活性を
有することが明らかとなった。ここで、実施例1、2及
び3の化合物は参考例1の化合物[特開平7−8798
2号において実施例94に開示された化合物]と比較し
て2.5倍以上の優れた抗HIV-1 活性を示した。
【0102】
【発明の効果】本発明の抗エイズ剤は、エイズウイルス
(HIV−1)に対して、特異的な障害活性を有し、感
染細胞における本ウイルスの増殖を特異的に抑制しう
る。したがって、本発明はエイズ疾患の治療および予防
薬として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大峰 寿典 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 古川 秀比古 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 西垣 隆 東京都中央区日本橋本町3丁目5番1号 三共株式会社内 Fターム(参考) 4B024 AA01 AA20 CA01 CA06 4C057 BB05 DD02 MM05 4C086 AA01 AA02 EA16 MA01 MA04 NA01 NA14 ZB33 ZC55

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) 【化1】 [ QはR123Z基(式中、R1 、R2 及びR3 は同
    一又は異なって水素原子、炭素数1乃至4個のアルキル
    基、置換基を有していてもよいアリール基又は置換基を
    有していてもよいアントラキノニル基を示し、ZはC又
    はSiを示すか、あるいは、R2 、R3 及びZが一緒に
    なってフルオレニル基又はキサンテニル基を示す。)を
    示し、R4 は水素原子、置換基を有していてもよい炭素
    数1乃至4個のアルキル基、置換基を有していてもよい
    アリール基又は置換基を有していてもよいアラルキル基
    を示し、Y1 、Y3 及びY4 は同一又は異なってO,S
    又はNHを示し、Y2はO,S,NH,炭素数1乃至4
    個のアルキレン基又はフェニレン基を示し、Xは水酸基
    で置換されていてもよい直鎖又は分枝鎖の炭素数1乃至
    10個のアルキレン基を示し、m及びnは同一又は異な
    って0乃至10の整数を示し、Bは、配列TGGGG
    T、TGGGGTT、TGGGGGT、TGGGCG、
    TGGGTG、TGGGG、TGGGGGまたはTGG
    GAGから選択されるオリゴデオキシリボヌクレオチド
    を示す。但し、Bにおいて、各オリゴデオキシリボヌク
    レオチドの5’末端と3’末端の水酸基は含まない。な
    お、各配列の左末端が5’末端であり、右末端が3’末
    端である。さらに、Bが、TGGGG又はTGGGGG
    の場合には、R1が3,4−(ジベンジルオキシ)フェ
    ニル基であり、R2、R3及びR4がそれぞれ水素原子で
    あり、Xがエチレン基であり、Y1、Y2、Y3及びY4
    それぞれ酸素原子であり、Zが炭素原子であり、mが1
    乃至3であり、nが1である。また、BがTGGGAG
    の場合には、R1が3,4−(ジベンジルオキシ)フェ
    ニル基であり、R2、R3及びR4がそれぞれ水素原子で
    あり、Xがエチレン基であり、Y1、Y2、Y3及びY4
    それぞれ酸素原子であり、Zが炭素原子であり、mが2
    乃至3であり、nが1である。]で表される化合物又は
    その薬理上許容しうる塩を含有する抗エイズ剤。
  2. 【請求項2】請求項1において、Bが配列TGGGG
    T、TGGGGTT、TGGGGGT、TGGGG、T
    GGGGGまたはTGGGAGから選択されるオリゴデ
    オキシリボヌクレオチドである化合物を含有する抗エイ
    ズ剤。
  3. 【請求項3】請求項1において、R1 、R2 、R3 、Y
    1及びZの組み合わせにより得られる5’末端の基(R1
    23 Z−Y1 )が、トリフェニルメチルオキシ、
    3,4−(ジベンジルオキシ)ベンジルオキシ、3,5
    −(ジベンジルオキシ)ベンジルオキシ、3,5−ビス
    [3,5−(ジベンジルオキシ)ベンジルオキシ]ベン
    ジルオキシ、t−ブチルジフェニルシリルオキシ、フェ
    ニルフルオレニルオキシ、フェニルキサンテニルオキシ
    基であり、R4 、X、Y2 、Y3 、Y4 、m及びnの組
    み合わせにより得られる3’末端の基([P(O)(Y
    24 )−Y3−(X−Y4 )n ]m H)が、水素、メ
    チルホスホリル、2−クロロフェニルホスホリル、(O
    −メチル)チオホスホリル、メチルホスホニル、メチル
    チオホスホニル、フェニルホスホニル、2−ヒドロキシ
    エチルホスホリル、[O−(2−ヒドロキシエチル)]
    チオホスホリル、フェニルホスホリル、4−クロロフェ
    ニルホスホリル、2−ニトロフェニルホスホリル、4−
    ニトロフェニルホスホリル、エチルホスホリル、(O−
    エチル)チオホスホリル、2−(2−ヒドロキシエチル
    ホスホリルオキシ)エチルホスホリル、2−[2−(2
    −ヒドロキシエチルホスホリルオキシ)エチルホスホリ
    ルオキシ]エチルホスホリル基であり、Bが配列TGG
    GGT、TGGGGTT、TGGGGGT、TGGGC
    GまたはTGGGTGから選択されるオリゴデオキシリ
    ボヌクレオチドである化合物を含有する抗エイズ剤。
  4. 【請求項4】請求項1において、R1 、R2 、R3 、Y
    1 及びZの組み合わせにより得られる5’末端の基(R
    123 Z−Y1 )が、トリフェニルメチルオキシ、
    3,4−(ジベンジルオキシ)ベンジルオキシ、3,5
    −(ジベンジルオキシ)ベンジルオキシ基であり、R
    4 、X、Y2 、Y3 、Y4 、m及びnの組み合わせによ
    り得られる3’末端の基([P(O)(Y24 )−Y
    3 −(X−Y4 )n ]mH)が水素、メチルホスホリ
    ル、2−クロロフェニルホスホリル、(O−メチル)チ
    オホスホリル、メチルホスホニル、メチルチオホスホニ
    ル、フェニルホスホニル、2−ヒドロキシエチルホスホ
    リル、[O−(2−ヒドロキシエチル)]チオホスホリ
    ル、2−(2−ヒドロキシエチルホスホリルオキシ)エ
    チルホスホリル、2−[2−(2−ヒドロキシエチルホ
    スホリルオキシ)エチルホスホリルオキシ]エチルホス
    ホリル基であり、Bが配列TGGGGT、TGGGGT
    TまたはTGGGGGTから選択されるオリゴデオキシ
    リボヌクレオチドである化合物を含有する抗エイズ剤。
  5. 【請求項5】請求項1において、R1 、R2 、R3 、Y
    1 及びZの組み合わせにより得られる5’末端の基(R
    123 Z−Y1 )が、3,4−(ジベンジルオキ
    シ)ベンジルオキシ基であり、R4 、X、Y2 、Y3
    4 、m及びnの組み合わせにより得られる3’末端の
    基([P(O)(Y24 )−Y3 −(X−Y4 )n ]
    m H)が、2−ヒドロキシエチルホスホリル、2−(2
    −ヒドロキシエチルホスホリルオキシ)エチルホスホリ
    ル、2−[2−(2−ヒドロキシエチルホスホリルオキ
    シ)エチルホスホリルオキシ]エチルホスホリル基であ
    り、Bが配列TGGGGT、TGGGGTTまたはTG
    GGGGTから選択されるオリゴデオキシリボヌクレオ
    チドである化合物を含有する抗エイズ剤。
  6. 【請求項6】一般式 【化2】 [ 式中、Bは配列TGGGGまたはTGGGGGで表
    わされるオリゴデオキシリボヌクレオチドを示し、mは
    1、2または3を示す。但し、Bにおいて、Gはグアニ
    ンデオキシリボヌクレオチド、Tはチミンデオキシリボ
    ヌクレオチドを示す。また各オリゴデオキシリボヌクレ
    オチドの5’末端と3’末端の水酸基は含まない。な
    お、各配列の左末端が5’末端であり、右末端が3’末
    端である。]で表わされる化合物を含有する抗エイズ
    剤。
  7. 【請求項7】一般式 【化3】 [ 式中、Bは配列TGGGAGで表わされるオリゴデ
    オキシリボヌクレオチドを示し、mは2または3を示
    す。但し、Bにおいて、Aはアデニンデオキシリボヌク
    レオチド、Gはグアニンデオキシリボヌクレオチド、T
    はチミンデオキシリボヌクレオチドを示す。また該オリ
    ゴデオキシリボヌクレオチドの5’末端と3’末端の水
    酸基は含まない。なお、配列の左末端が5’末端であ
    り、右末端が3’末端である。]で表わされる化合物を
    含有する抗エイズ剤。
  8. 【請求項8】下記化合物群から選択される化合物又はそ
    の薬理上許容しうる塩を含有する抗エイズ剤; 【化4】 【化5】
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102766183A (zh) * 2011-05-05 2012-11-07 中国人民解放军军事医学科学院毒物药物研究所 具有抗hiv-1融合活性的修饰的核酸结构
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