JP2000289392A - 転写シート及びその製造方法 - Google Patents

転写シート及びその製造方法

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JP2000289392A
JP2000289392A JP11098347A JP9834799A JP2000289392A JP 2000289392 A JP2000289392 A JP 2000289392A JP 11098347 A JP11098347 A JP 11098347A JP 9834799 A JP9834799 A JP 9834799A JP 2000289392 A JP2000289392 A JP 2000289392A
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Masahiro Ozaki
正博 尾崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の転写シートの図柄は、印刷機で印刷さ
れていたため、図柄ごとに版が必要であり、多色刷りの
ものではその色ごとに印刷をする必要があり、さらにグ
ラデーション表現がしにくい。 【解決手段】 シート基材11の片面に透明又は半透明
の短繊維12を林立状態で仮接着した短繊維シート1を
使用し、該短繊維シート1の短繊維接着面にカラー複写
機でカラー印刷したトナー付着層2を形成するととも
に、該トナー付着層2上を接着剤層5で被覆することに
より、簡単且つ短時間でしかも高品位の転写シートを提
供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、例えば布地のよ
うな被転写物に図柄を転写させるための転写シート及び
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の転写シートは、例えば樹
脂フイルムのようなシート基材の片面全面に微小粒径の
透明ビーズを仮接着したビーズシートや透明又は半透明
の短繊維を林立状態で仮接着した短繊維シート等の転写
用シート原版を使用し、この転写用シート原版のビーズ
接着面や短繊維接着面に印刷機により適宜の図柄を印刷
(版による印刷)して製作されている。そして、この転
写シートは、その印刷面を被転写物(例えば布地)にあ
てがい、ホットプレスで転写シートを被転写物に加熱・
圧着するすることで転写シート側の図柄を被転写物に転
写させ得るようになっている。
【0003】ところで、転写シートに印刷される図柄
は、従来では印刷機によって印刷されている。図柄の印
刷方法としては、スクリーン印刷、オフセット印刷、グ
ラビア印刷等があるが、何れも版を使用し、インキによ
る印刷である。又、従来の転写シートにおける図柄印刷
方法では、図柄に複数色を使用している場合、その色ご
とに印刷を行う必要があり、色種類が多くなるほど印刷
回数が多くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、転写シート
において、従来から行われている印刷機による図柄印刷
方法では、次のような問題があった。 (1) 図柄ごとに版が必要であり、同一図柄のものを少枚
数しか印刷しない場合は、1枚当たりの印刷コストが高
くつく。又、このように印刷機による印刷では、同じ図
柄を比較的多数枚印刷しなければ採算に合わないので、
同じ図柄を転写した商品が多数出回るようになり、例え
ばファッション関係のように一品志向が望まれている商
品(例えば衣類)では、消費者に高級感のあるイメージ
を提供できない。 (2) 図柄が多色刷りのものでは、その色ごとに印刷をす
る必要があるので、色種類が多くなるほど、印刷コスト
が高くなり且つ仕上がり時間が長くかかる。 (3) 印刷機による印刷ではグラデーション表現がしにく
く、特に多色刷りの場合には、余計にグラデーション表
現が難しい。従って、印刷機による転写シートへの印刷
では、図柄が比較的単純になり、深み(高級感)のある
図柄を現出させるのが難しい。
【0005】尚、印刷機による図柄印刷でも、時間と手
間をかければかなり高級感のある印刷も可能となるが、
その場合、印刷コストが大幅に高くなり、この種の転写
シートへの図柄印刷ではコストとの関係で限度がある。
【0006】又、転写用シート原版として短繊維シート
を使用したものでは、短繊維接着面に汎用インクジェッ
ト印刷機によって印刷する方法も知られているが、イン
クジェット印刷機による印刷では、異色の色同士が滲み
合って図柄の輪郭が鮮明に出ないという問題があった。
【0007】本願発明は、転写シートに関する上記従来
の問題点に鑑み、安価に且つ単品製作が可能であり、し
かも高級感のある図柄を極めて簡単に現出させ得るよう
にした転写シート及びその製造方法を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記課題を
解決するための手段として次の構成を有している。本願請求項1の発明 本願請求項1の発明は、図柄を適宜の被転写物に転写さ
せるための転写シートを対象にしている。そして、本願
請求項1の転写シートは、短繊維シートの短繊維接着面
にトナーでカラー印刷したトナー付着層を形成している
とともに、該トナー付着層上を接着剤層で被覆して構成
されている。
【0009】転写用の短繊維シートは、市販のものであ
り、紙や樹脂フイルムのようなシート基材の片面全面
に、接着剤層を介して微細な短繊維を林立状態で仮接着
させたものである。又、短繊維としては透明又は半透明
のものが使用されている。短繊維を仮接着させている接
着剤層は、比較的低接着力に設定されており、転写時に
図柄に対応する部分の短繊維が簡単に剥離し得るように
なっている。尚、この短繊維シートは、各種のもの(シ
ート基材や短繊維の材質が異なるもの)が市販されてい
るが、カラー複写機にかけることができる性状のもので
あれば適宜のものが採用可能である。
【0010】短繊維シートの短繊維接着面には、トナー
でカラー印刷したトナー付着層(図柄)が形成されてい
るが、このトナー付着層(図柄)はカラー複写機を使用
すれば簡単に形成できる。尚、トナー中には、熱で溶融
する溶剤が混入されており、複写機で印刷されたトナー
は、短繊維に対して強固に付着するようになる。又、ト
ナーの顔料は、極めて微細な粒径(例えば数ミクロン)
であり、且つ複写時には静電気で印刷面に吸引されるの
で各短繊維間の隙間にも入り込み、該トナー中の溶剤の
結着力で短繊維を強固に保持するようになる。
【0011】又、該トナー付着層(図柄)の上には、接
着剤が塗布されているが、この接着剤層はトナー付着層
(図柄)及び短繊維を被転写物に熱転写させるためのも
ので、熱溶融性のある接着剤が使用される。又、この請
求項1の転写シートでは、該接着剤層を直接トナー付着
層上に被覆させてもよいが、該接着剤層とトナー付着層
との間に別の層を介在させることもできる。
【0012】この請求項1の転写シートでは、短繊維シ
ート上にトナー付着層(図柄)を形成しているが、この
図柄は、原図があればカラー複写機で極めて簡単に且つ
短時間で複写できる。又、このように図柄をカラー複写
機で印刷したものでは、従来の印刷機による版が不要と
なり、しかも1枚だけの印刷であってもコスト高になら
ない。さらに、原図をカラー複写で印刷できるので、複
雑なグラデーション表現も難無く再現できる。
【0013】この請求項1の転写シートは、次のように
して使用される。即ち、転写シートの図柄印刷面を被転
写物表面に接合させた状態で、ホットプレスで転写シー
トを被転写物に加熱・圧着させると、接着剤層が溶融し
て被転写物表面に接着する。そして、その後、短繊維シ
ートを剥がすとトナー付着層及び該トナー付着層に固着
している短繊維がシート基材から剥離して被転写物表面
に転写される。
【0014】尚、被転写物表面に転写された転写物(ト
ナー付着層と短繊維)は、短繊維が透明又は半透明であ
るので、短繊維間の隙間に入り込んだトナーが該短繊維
を透過して見え、短繊維が被転写物表面に露出するもの
でも、図柄を鮮明に現出させることができる。本願請求項2の発明 本願請求項2の発明は、請求項1の転写シートにおい
て、トナー付着層と接着剤層との間に白色樹脂層を介在
させている。このようにトナー付着層と接着剤層との間
に白色樹脂層を介在させると、この転写シートの図柄部
分を被転写物に転写した際に、白色樹脂層が被転写物と
トナー付着層の間に介在して遮蔽層となり、被転写物が
色付きであってもその地色を遮蔽してトナー付着層(図
柄)を鮮明に現出させることができる。本願請求項3の発明 本願請求項3の発明は、請求項2の転写シートにおい
て、トナー付着層と白色樹脂層との間に透明樹脂層を介
在させている。この透明樹脂層は、トナー付着層と白色
樹脂層間の遮蔽層となるものであり、この透明樹脂層を
介在させることにより、白色樹脂の色がトナー付着層側
に浸透しない(滲まない)ようにすることができる。従
って、この請求項3の転写シートでは、トナー付着層の
図柄がより一層鮮明になる。本願請求項4の発明 本願請求項4の発明は、請求項1の転写シートの製造方
法を対象にしている。そして、この請求項4の転写シー
ト製造方法では、短繊維シートの短繊維接着面にカラー
複写機によりトナーでカラー印刷を行う印刷工程と、ト
ナー付着層の上に接着剤を塗布する接着剤塗布工程を行
うことを特徴としている。
【0015】この請求項4の転写シート製造方法では、
短繊維シートに対して図柄をカラー複写機によりトナー
でカラー印刷するようにしているので、従来の印刷機に
よる図柄印刷(版を使用した印刷)に比して、版が不要
で且つ極めて簡単にしかも短時間で印刷でき、さらに1
枚だけの印刷であってもコスト高にならない。又、図柄
(原図)をカラー複写で印刷すると、複雑なグラデーシ
ョン表現も難無く再現できる。本願請求項5の発明 本願請求項5の発明は、請求項4の転写シート製造方法
において、印刷工程と接着剤塗布工程との間に、トナー
付着層の上に白色樹脂を塗布する白色樹脂塗布工程を行
うことを特徴としている。尚、この請求項5の転写シー
ト製造方法は、上記請求項2の転写シートを製造するた
めのものである。本願請求項6の発明 本願請求項6の発明は、請求項5の転写シート製造方法
において、印刷工程と白色樹脂塗布工程との間に、トナ
ー付着層の上に透明樹脂を塗布する透明樹脂塗布工程を
行うことを特徴としている。尚、この請求項6の転写シ
ート製造方法は、上記請求項3の転写シートを製造する
ためのものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して、本
願の実施形態を説明すると、この実施形態では、図1及
び図2の製造工程を経て、例えば図3に示すような転写
シートYを製造するようにしている。
【0017】この実施形態の転写シートYは、図2
(E)及び図3に示すように、短繊維シート1における
短繊維接着面に、トナー付着層2と透明樹脂層3と白色
樹脂層4と接着剤層5とを順次積層させて形成したもの
である。
【0018】短繊維シート1は、図2(A)に示すよう
に、紙や樹脂フイルム等のシート基材11の片面全面に
接着剤層13を介して短小で微細な短繊維12を林立状
態で仮接着させている。この短繊維12としては、例え
ばレーヨン、ナイロン、ポリエステル、グラスファイバ
ー等の使用される。又、この短繊維12は、透明又は半
透明であり、後述するように該各短繊維12,12間に
入り込んだトナーが該短繊維を通して見えるようになっ
ている。尚、各短繊維12,12・・間には、微細な隙
間Sが形成されている。接着剤層13は、接着力が弱
く、熱転写時に短繊維12を容易に剥離させ得るもので
ある。尚、この種の短繊維シート1は、既に市販されて
いるが、本願で使用される短繊維シート1としてはカラ
ー複写機にかけられるものを採用する。
【0019】そして、本願実施形態の転写シートYは、
上記短繊維シート1を使用し、図1に示すように印刷工
程F、透明樹脂塗布工程G、白色樹脂塗布工程H、接着
剤塗布工程Iを順次行って製造される。尚、印刷工程F
は図2(B)に、透明樹脂塗布工程Gは図2(C)に、
白色樹脂塗布工程Hは図2(D)に、接着剤塗布工程I
は図2(E)にそれぞれ対応している。
【0020】図1の印刷工程Fでは、図2(B)に示す
ように、短繊維シート1の短繊維接着面にカラー複写機
でトナーによりカラー印刷を行う(トナー付着層2を形
成する)。尚、トナー中には、熱で溶融する溶剤が混入
されており、カラー複写機で短繊維シート1に印刷され
たトナー付着層2は、短繊維12に対して強固に固着す
る。又、トナーの顔料は、極めて微細な粒径(例えば数
ミクロン)であり、且つ複写時には静電気で印刷面に吸
引されるので、図2(B)に示すように各短繊維12,
12間の隙間Sにも入り込み、該トナー中の溶剤の結着
力で短繊維12を強固に保持するようになる。
【0021】透明樹脂塗布工程Gでは、図2(C)に示
すように、短繊維シート1上に付着させたトナー付着層
2の上に透明樹脂を塗布する。この透明樹脂層3は、後
述するように図柄を鮮明に現出させるためのものであ
る。尚、この透明樹脂層3は、トナー付着層2の全面に
スクリーン印刷で形成する。
【0022】白色樹脂塗布工程Hでは、図2(D)に示
すように、透明樹脂層3の上に白色樹脂を塗布する。こ
の白色樹脂層4は、図柄(トナー付着層2)を被転写物
6に転写させたときに、該被転写物6とトナー付着層2
との間の遮蔽層となるもので、被転写物6が色付きであ
っても該トナー付着層2(図柄)を鮮明に現出させる機
能を有する。又、この実施形態では、白色樹脂層4を塗
布する前に、上記のようにトナー付着層2上に予め透明
樹脂層3を塗布しているので、白色樹脂の色がトナー付
着層2中に浸透(滲む)することがなくなる。従って、
遮蔽層として白色樹脂層4を使用したものであっても、
トナー付着層2の色が白色樹脂の色でぼけることがな
く、鮮明な図柄を現出させることができる。尚、この白
色樹脂層4も、透明樹脂層3の全面にスクリーン印刷で
形成する。
【0023】接着剤塗布工程Iでは、図2(E)に示す
ように、白色樹脂層4の上に接着剤を塗布する。この接
着剤層5は、熱転写時において図柄部分(短繊維12、
トナー付着層2、透明樹脂層3、白色樹脂層4)を被転
写物6に接着させるためのものであり、例えばアクリル
樹脂、ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂等が使用可能で
ある。尚、この接着剤層5も、白色樹脂層4の全面にス
クリーン印刷で形成する。
【0024】このようにして製造された転写シートYに
は、例えば図3に示すように、短繊維シート1上に原図
通りの図柄(トナー付着層2)が印刷され、その上に透
明樹脂層3、白色樹脂層4、接着剤層5が順次被覆され
ている。尚、図3に示す転写シートYの状態では、トナ
ー付着層2(図柄)が白色樹脂層4の下にあるので、該
トナー付着層2はぼやけた状態で現れるが、転写時には
トナー付着層2と白色樹脂層4とが表裏反転して正常に
現れる。
【0025】この実施形態の転写シートYでは、短繊維
シート1上にトナー付着層2による図柄を形成している
が、この図柄は、原図をカラー複写機で複写したもので
あるから、1回の複写で色彩及び色調が忠実に再現され
る。従って、該図柄は、極めて簡単に且つ短時間で印刷
でき、さらに複雑なグラデーション表現も難無く再現で
きる。又、このように図柄をカラー複写したものでは、
従来の印刷機による印刷のように版が不要となり、しか
も1枚だけの印刷であってもコスト高にならない。
【0026】この実施形態の転写シートYを使用するに
は、まず図4(A)に示すように、転写シートYの接着
剤層5側の面を被転写物(例えば布地)6の表面に接合
させた状態で、ホットプレスで転写シート1を被転写物
6側に加熱・圧着させる。すると、接着剤層5が溶融し
て被転写物6の表面に接着する。そして、その後、図4
(B)に示すように、短繊維シート1を剥がすと、図柄
対応部分の短繊維12がシート基材11から剥がれ、被
転写物6の表面に接着剤層5、白色樹脂層4、透明樹脂
層3、トナー付着層2、短繊維12が順に積層された状
態で転写される。尚、転写された図柄部分の表面には、
その全面に短繊維12が露出しているが、この短繊維1
2は透明又は半透明であるので該短繊維12を透過して
トナー付着層2が見える。
【0027】このように、図柄を被転写物6に転写した
状態では、トナー付着層2と被転写物6との間に白色樹
脂層4が介在しているので、トナー付着層2が被転写物
6の地色に影響されなくなり、図柄が鮮明になる。又、
白色樹脂層4は、透明樹脂層3を介してトナー付着層2
上に塗布されているので、白色樹脂がトナー付着層2に
滲み出ることはない。
【0028】
【発明の効果】本願発明の転写シート及びその製造方法
は、次の効果がある。本願請求項1及び4の効果 本願請求項1及び4では、短繊維シート1に印刷される
図柄(トナー付着層2)をカラー複写機で印刷している
ので、原図と同じ図柄を簡単に且つ短時間で印刷でき、
しかも複雑なグラデーション(色彩・色調)であっても
1回の複写で忠実に再現できる。又、このように図柄を
カラー複写したものでは、従来の印刷機による印刷のよ
うに版が不要となり、しかも1枚だけの印刷であっても
コスト高にならない。本願請求項2及び5の効果 本願請求項2及び5では、請求項1又は4において、ト
ナー付着層2と接着剤層5との間に白色樹脂層4を介在
させているので、転写された図柄が被転写物6の地色に
影響されなくなり、該図柄を鮮明に現出させることがで
きる。本願請求項3及び6の効果 本願請求項3及び6では、請求項2又は5において、ト
ナー付着層2と白色樹脂層4との間に透明樹脂層3を介
在させているので、白色樹脂層4がトナー付着層2に滲
み出ることがなく、従って図柄(トナー付着層2)をよ
り一層鮮明に現出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願実施形態の転写シートの製造工程を示すブ
ロック図である。
【図2】本願実施形態の転写シートの製造工程を示す各
段階の断面図である。
【図3】本願実施形態の製造方法で製造された転写シー
トの平面図である。
【図4】図2(E)の転写シートの転写方法説明図であ
る。
【符号の説明】
1は短繊維シート、2はトナー付着層、3は透明樹脂
層、4は白色樹脂層、5は接着剤層、6は被転写物、1
1はシート基材、12は短繊維、13は接着剤、Yは転
写シートである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート基材(11)の片面全面に接着剤
    層(13)を介して透明又は半透明の短繊維(12)を
    林立状態で仮接着させた短繊維シート(1)を使用し、
    該短繊維シート(1)の短繊維接着面にトナーでカラー
    印刷したトナー付着層(2)を形成しているとともに、
    該トナー付着層(2)上を接着剤層(5)で被覆してい
    ることを特徴とする転写シート。
  2. 【請求項2】 請求項1において、トナー付着層(2)
    と接着剤層(5)との間に白色樹脂層(4)を介在させ
    たことを特徴とする転写シート。
  3. 【請求項3】 請求項2において、トナー付着層(2)
    と白色樹脂層(4)との間に透明樹脂層(3)を介在さ
    せたことを特徴とする転写シート。
  4. 【請求項4】 請求項1の転写シートの製造方法であっ
    て、短繊維シート(1)の短繊維接着面にカラー複写機
    によりトナーでカラー印刷を行う印刷工程(F)と、ト
    ナー付着層(2)の上に接着剤を塗布する接着剤塗布工
    程(I)を行うことを特徴とする転写シート製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、印刷工程(F)と接
    着剤塗布工程(I)との間に、トナー付着層(2)の上
    に白色樹脂を塗布する白色樹脂塗布工程(H)を行うこ
    とを特徴とする転写シート製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、印刷工程(F)と白
    色樹脂塗布工程(H)との間に、トナー付着層(2)の
    上に透明樹脂を塗布する透明樹脂塗布工程(G)を行う
    ことを特徴とする転写シート製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005305748A (ja) * 2004-04-20 2005-11-04 Magu Style:Kk 磁石粉を均一に混合して所望の厚さ、所望の形状とした短繊維固着合成樹脂片を転写する転写材。
WO2008023439A1 (fr) * 2006-08-25 2008-02-28 New Order Co., Ltd. outil de transfert et son procédé de fabrication

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