JP2000289227A - 印字装置および画像読取装置 - Google Patents

印字装置および画像読取装置

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JP2000289227A
JP2000289227A JP10312399A JP10312399A JP2000289227A JP 2000289227 A JP2000289227 A JP 2000289227A JP 10312399 A JP10312399 A JP 10312399A JP 10312399 A JP10312399 A JP 10312399A JP 2000289227 A JP2000289227 A JP 2000289227A
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sheet material
printing
ink
unit
sheet
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JP10312399A
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Minoru Sashita
実 指田
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Canon Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シート材搬送路上に配置されて搬送シート材に
印字するインク吐出式印字装置701或は該印字装置を
備えた画像読取装置において、印字装置のインク予備吐
出動作を、煩わしくまた作業効率を低下させる通紙操作
無しに随時実行させ得るようにして常に印字装置の印字
状態を一様に保持させ安定・良好な印字を実行させるこ
と、印字状態の確認操作を省略することを可能にするこ
と。 【解決手段】シート材搬送路を挟んだ印字装置701の
対向位置に、シート材が印字位置Pに存在しない場合に
印字装置から吐出されたインクを受容するインク受容部
材753を配置したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材(シート
状物、枚葉物)の搬送路上に配置されて搬送シート材に
印字するインク吐出式印字装置、および該印字装置を備
えた画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シート状原稿(以下、原稿と記す)の搬
送路上に画像読取部と印字部を配置し、画像読取部で搬
送原稿に記録されている画像を読取らせ、印字部で搬送
原稿に印字する画像読取装置は知られている。
【0003】画像読取部は例えば画像を光電読取する密
着センサーであり、読取った画像データは送出または記
録媒体に記録される。
【0004】印字部はインクリボンを用いたインパクト
式印字装置やインク吐出式印字装置等が用いられ、画像
読取部の前後部のいずれかまたは両方に配置され、例え
ば通し番号や検索用に、読取られ記録された画像情報と
関連した番号、読取処理済みマークなどの必要な付加情
報が操作部で任意に指定され、その付加情報を搬送され
ている原稿に対して印字する。
【0005】印字部としての印字装置は、原稿搬送路の
原稿通過幅領域内の任意位置に固定的に配置され、原稿
が該印字装置の印字位置を通過しているときに印字動作
制御されて原稿に印字する。
【0006】このような画像読取装置において、装置の
静音化や装置全体の小型化などのために、近年は印字装
置としてはインク吐出式印字装置が用いられる事が多く
なってきている。
【0007】画像読取装置に用いられるインク吐出式印
字装置は複数のインク吐出口(ノズル)を有していて、
印字装置の印字位置を通る原稿の搬送速度に同期して各
吐出口毎にインク吐出を選択的に制御する事によって搬
送される原稿の面に所要の付加情報の印字を行う。
【0008】また、原稿が印字位置にないときにインク
の吐出が行われてしまうと搬送路を汚してしまうため、
原稿が印字位置に存在するとき以外にはインクの吐出は
禁止されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インク吐出
式の印字装置の場合、一定の文字数を印字するとインク
の吐出状態が吐出口毎に一様ではなくなり、印字ムラや
部分的なインク吐出不良が発生してしまう場合があるこ
とから、随時に、例えば、印字を行う原稿の搬送が行わ
れる直前とか、印字を伴う原稿の搬送が終了してから一
定時間以上間隔を空けて次の原稿の搬送を開始しようと
するときなどには、印字状態の確認を行うか、すべての
インク吐出口から同量のインクを吐出する予備吐出動作
(印字ヘッドクリーニング動作)を実行させることが必
要である。
【0010】この場合、前記したように、従来装置では
原稿が印字位置にないときにインクの吐出が行われてし
まうと搬送路を汚してしまうため、原稿が印字位置に存
在するとき以外にはインクの吐出は禁止されているの
で、上記の印字状態の確認或いはインクの予備吐出動作
はその都度テスト印字用の用紙を装置内に搬送させる操
作をすることで実行させるものであるが、これは煩わし
く、作業効率を低下させるものであった。
【0011】そこで本発明は、この種の装置において、
印字装置のインク予備吐出動作を、煩わしくまた作業効
率を低下させる通紙操作無しに随時実行させ得るように
して常に印字装置の印字状態を一様に保持させ安定・良
好な印字を実行させること、印字状態の確認操作を省略
することを可能にすること等を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする印字装置および画像読取装置である。
【0013】(1)シート材搬送路上に配置されて搬送
シート材に印字するインク吐出式印字装置において、シ
ート材搬送路を挟んだ該印字装置の対向位置に、シート
材が印字位置に存在しない場合に印字装置から吐出され
たインクを受容するインク受容部材を配置したことを特
徴とする印字装置。
【0014】(2)インク受容部材がインク吸収体であ
ることを特徴とする(1)に記載の印字装置。
【0015】(3)シート材の搬送開始が指示入力され
てからシート材が印字位置に到達するまでの間において
あらかじめ定められた量のインクを印字装置から吐出さ
せる制御モードを有することを特徴とする(1)または
(2)に記載の印字装置。
【0016】(4)連続的に搬送されるシート材相互の
間隔部である紙間が印字位置に対応しているときに、各
紙間毎或いは所定に間引いた紙間毎にあらかじめ定めら
れた量のインクを印字装置から吐出させる制御モードを
有することを特徴とする(1)ないし(3)の何れかに
記載の印字装置。
【0017】(5)一の搬送シート材に対する印字動作
が終了したことによって計時を開始する計時手段を有
し、該計時手段で計時された時間が規定の時間を越えて
から次のシート材の搬送開始が指示入力されたときに、
該次のシート材が印字位置に到達するまでの間において
あらかじめ定められた量のインクを印字装置から吐出さ
せる制御モードを有することを特徴とする(1)ないし
(4)の何れかに記載の印字装置。
【0018】(6)積載したシート材を分離・搬送する
搬送位置に移動させる移動自在なシート材積載部と、該
シート材積載部を移動させるシート材積載部駆動機構
と、シート材を分離部に送り込むピックアップ部と、シ
ート材を一枚ずつ分離搬送する分離部と、分離部によっ
て分離されたシート材を搬送する搬送機構を備えること
を特徴とする(1)ないし(5)の何れかに記載の印字
装置。
【0019】(7)シート材搬送路上に画像読取部と印
字部が配置され、画像読取部で搬送シート材に記録され
ている画像を読み取らせ、印字部で搬送シート材に印字
する画像読取装置において、印字部はインク吐出式印字
装置であり、シート材搬送路を挟んだ該印字装置の対向
位置に、シート材が印字位置に存在しない場合に印字装
置から吐出されたインクを受容するインク受容部材を配
置したことを特徴とする画像読取装置。
【0020】(8)インク受容部材がインク吸収体であ
ることを特徴とする(7)に記載の画像読取装置。
【0021】(9)シート材の読取開始が指示入力され
てからシート材が印字位置に到達するまでの間において
あらかじめ定められた量のインクを印字装置から吐出さ
せる制御モードを有することを特徴とする(7)または
(8)に記載の画像読取装置。
【0022】(10)連続的に搬送されるシート材相互
の間隔部である紙間が印字位置に対応しているときに、
各紙間毎或いは所定に間引いた紙間毎にあらかじめ定め
られた量のインクを印字装置から吐出させる制御モード
を有することを特徴とする(7)ないし(9)の何れか
に記載の画像読取装置。
【0023】(11)一の搬送シート材に対する印字動
作が終了したことによって計時を開始する計時手段を有
し、該計時手段で計時された時間が規定の時間を越えて
から次のシート材の読取開始が指示入力されたときに、
該次のシート材が印字位置に到達するまでの間において
あらかじめ定められた量のインクを印字装置から吐出さ
せる制御モードを有することを特徴とする(7)ないし
(10)の何れかに記載の画像読取装置。
【0024】(12)積載したシート材を分離・搬送す
る搬送位置に移動させる移動自在なシート材積載部と、
該シート材積載部を移動させるシート材積載部駆動機構
と、シート材を分離部に送り込むピックアップ部と、シ
ート材を一枚ずつ分離搬送する分離部と、分離部によっ
て分離されたシート材を搬送する搬送機構を備えること
を特徴とする(7)ないし(11)の何れかに記載の画
像読取装置。
【0025】〈作 用〉シート材搬送路を挟んだ印字装
置の対向位置に該印字装置から吐出されたインクを受容
するインク受容部材を配置することで、シート材が印字
位置に存在しない場合でも印字装置からのインクの吐出
をシート材搬送路をインク汚れさせることなく何ら問題
なく許容しうる。
【0026】従って、印字装置のインク予備吐出動作を
煩わしくまた作業効率を低下させる通紙操作無しに随時
に任意にあるいは自動制御モードにて、例えば、 .シート材の搬送開始が指示入力されてからシート材
が印字装置の位置に到達するまでの間においてあらかじ
め定められた量のインクを印字装置から吐出させる制御
モード .連続的に搬送されるシート材相互の間隔部である紙
間が印字装置の位置に対応しているときに、各紙間毎或
いは所定に間引いた紙間毎にあらかじめ定められた量の
インクを印字装置から吐出させる制御モード .一の搬送シート材に対する印字動作が終了したこと
によって計時を開始する計時手段を有し、該計時手段で
計時された時間が規定の時間を越えてから次のシート材
の搬送開始が指示入力されたときに、該次のシート材が
印字装置の位置に到達するまでの間においてあらかじめ
定められた量のインクを印字装置から吐出させる制御モ
ード等で実行させることが可能となり、常に印字装置の
印字状態を一様に保持させて安定した印字を実行させる
ことができる。
【0027】そして、このように常に印字装置の印字状
態を一様に保持させて安定した印字を実行させることが
できるので、別途の印字状態の確認作業・操作は省略す
ることが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】(A)画像読取装置例の概略構成 図1の(a)に本発明を適用した画像読取装置の一例の
構成模型図、図2に制御系のブロック図を示す。
【0029】図1の(a)において、100は原稿積載
部、200は給紙部、300はレジスト部、400は読
取部、500は搬送部、600は排紙部、700は印字
部、800は下部ユニット部、900は上部ユニット部
である。
【0030】1)原稿積載部100 101は原稿束Tを積載セットした積載台である。原稿
は通常のシート状原稿、各種書類、証券、小切手、株
券、帳票などである。また材質も紙に限られず、プラス
チック材、金属質材、木質材、セラミック質材等であっ
てもよい。102はこの積載台の揺動支点、103は積
載台を上下移動させるアームであり、積載台の下側に配
設してあり、一端側を回動自在に支持させ、他端側を積
載台101の先端側下面に当接させてある。このアーム
103の回動支点端側にはギア104が一体的に設けら
れており、このギア104はモータ105に一体的に固
着されたギア106と噛み合い、モータ105の駆動を
アーム103に伝え、積載台101を上下移動させる。
この積載台101の上下移動により、該積載台上に積載
セットした原稿束Tが上下移動される。
【0031】2)給紙部200 給紙部200は、ピックアップ部210と、検知手段2
30と、フィードローラユニット220と分離ユニット
260から成る分離搬送部250より構成される。
【0032】ピックアップ部210において、211は
原稿を原稿取り込み口から分離部に送り込むピックアッ
プローラ(給送回転体)であり、ベルト212にてモー
タ213からの駆動が伝達される。
【0033】230は原稿の高さを検知するレバー23
1とセンサー232から成る検知手段であり、原稿積載
部100の原稿積載台101に積載された原稿の最上位
置の原稿に接触しその位置を一定にするように原稿積載
台101の動作は制御される。
【0034】分離搬送部250は、フィードローラユニ
ット220の搬送回転体としてのフィードローラ221
と分離ユニット260の分離回転体としての分離ローラ
261とで構成されるシート材分離部(接触部もしくは
入り合い部)により、このシート材分離部にピックアッ
プローラ211により1枚若しくは複数枚送り込まれた
原稿から最も上の原稿を一枚だけ分離搬送するように構
成される。
【0035】フィードローラユニット220は、軸22
5を中心に揺動自在のフレーム224と、この揺動フレ
ーム224に回転自在に軸受けさせて保持させたフィー
ドローラ221と、このフィードローラ221を原稿搬
送方向に正転駆動するモータ222と、フィードローラ
221とモータ222を連結するベルト223と、揺動
フレーム224を軸225を中心に常時引き上げ方向に
回動付勢しているバネ226と、揺動フレーム224の
上面に当接させたカム228と、このカム228を回転
させるステッピングモータ227等からなる。
【0036】フィードローラ221を保持させたフレー
ム224は、上記のバネ226と、ステッピングモータ
227で回転されるカム228によって軸225周りに
揺動せしめられ、これにより、フィードローラ221
と、分離ユニット260側の分離ローラ261との軸間
距離を広げ調節・狭め調整できるようになっている。
【0037】分離ユニット260の分離ローラ261
は、ベルト262によってモータ263に連結され、フ
ィードローラ221とは逆方向(原稿戻し方向)に逆転
駆動される。
【0038】S1とS2は第1と第2の原稿検知センサ
ーであり、フィードローラ221と分離ローラ261と
で構成されるシート材分離部の原稿入口側と原稿出口側
とに配設してある。
【0039】3)レジスト部300 301はレジスト上ローラ、302はレジスト下ローラ
であり、これらは図示しないギヤによって連結されてい
る。
【0040】また、このレジストローラ対301・30
2は図示しないメインモータからの駆動に対して、図示
しないクラッチにて連結・非連結を制御され、分離搬送
部250より一枚分離搬送された原稿の読取部400へ
の搬送を制御している。
【0041】S3はレジスト部への原稿の到達を検知す
るセンサーである。
【0042】4)読取部400 410は上読取ユニットであり、内部には照明用の光源
であるLEDアレイ411、結像用のレンズアレイ41
2、画像読取用の密着センサー413がケーシング41
4に収められている。
【0043】420は下読取ユニットであり、内部には
照明用の光源であるLEDアレイ421、結像用のレン
ズアレイ422、画像読取用の密着センサー423がケ
ーシング424に収められている。
【0044】401・402は読取ガイドローラであ
り、メインモータからの駆動が図示しないベルトなどの
駆動伝達手段によって伝達されている。403・404
は夫々上述した読取ガイドローラ401・402と対に
なる従動ローラである。
【0045】S4は読取部400への原稿の到達を検知
するセンサーである。
【0046】5)搬送部500 501・502は夫々搬送ローラであり、メインモータ
からの駆動が連結されている。503・504は夫々搬
送ローラ501・502に対向する従動ローラである。
【0047】511〜516は原稿搬送路を形成させた
搬送ガイドであり、読取部400を通過した原稿を印字
部700を経由させて排紙部600へ案内する。
【0048】6)印字部700 印字部700は、搬送部500の搬送ローラ対501・
503と搬送ローラ対502・504との間の原稿搬送
路上に配設してあり、印字装置はインク吐出式印字ヘッ
ド701と、これを所定の位置に案内し印字信号を印字
ヘッド701に伝達する図示しない接点を有するキャリ
ッジ702とからなっている。図1の(b)は印字ヘッ
ド701の斜視図である。
【0049】キャリッジ702は原稿搬送路の原稿搬送
方向に直交方向に長い部材であり、印字ヘッド701は
このキャリッジ702の長手に沿って矢印Aの方向に移
動可能で、原稿搬送路の原稿通過幅領域内の任意に定め
た位置に固定配置する事が可能である。この印字ヘッド
701の着脱操作は排紙部600に設けた開閉蓋605
を開いて行なわれる。
【0050】520は搬送ガイド514の面に設けた印
字開口であり、印字ヘッド701の上記の固定位置(設
置位置)に応じて搬送ガイド514の幅方向に複数設け
られている。印字ヘッド701より吐出されたインクは
この印字開口520を通過し、搬送路上を搬送移動中の
原稿に到達する。制御部1000(図2)は印字ヘッド
701の複数の吐出口からのインク吐出を選択的に制御
する事によって原稿に到達したインクで文字やマークを
印字して形成する。
【0051】750はインク吸収体保持部であり、搬送
路ガイド513に一体的に取り付けられた保持部材75
1と、この保持部材751に着脱可能に取り付けられた
押え部材752と、保持部材751と押え部材752に
よって着脱可能に保持される、液体の吸収力・保持力に
優れた材質で形成された吸収体753よりなる。吸収体
753は、例えば、液体の吸収力・保持力に優れた天然
或は合成繊維のフェルト部材、スポンジ部材、紙質部材
などである。
【0052】印字部700と吸収体保持部750は印字
位置Pを形成している。搬送ガイド513には原稿が印
字位置Pに存在しないときに印字ヘッド701からイン
ク吐出が行われた場合に、その吐出きれたインクが通過
できる吸収開口部521が、前記搬送ガイド514側の
印字開口520と対応した位置に設けられている。この
吸収開口部521に上記の吸収体753が面している。
【0053】7)排紙部600 排紙部600において、601と602は排紙ローラと
その従動ローラである。搬送部500で搬送され印字部
700を通過してきた原稿は排紙ローラ601とその従
動ローラ602によって排紙口603から排紙トレイ6
04上に排出される。
【0054】また、排紙部600には原稿通過時に原稿
に搬送方向と直交する方向に波打たせるようにして搬送
方向の丸まりなどを防ぎ排紙の整列性を確保する図示し
ない弾性部材が複数設けられている。
【0055】8)下部ユニット800 装置の下部ユニット800には、原稿積載部100、分
離ローラユニット260、レジスト部300、読取ガイ
ドローラ401・402、下読取ユニット420、搬送
ローラ501、搬送ガイド502、搬送ガイド511・
513・515、及び排紙部600が配置されている。
【0056】9)上部ユニット900 上部ユニット900には、ピックアップ部210、フィ
ードローラユニット220、読取従動ローラ403・4
04、上読取ユニット410、搬送従動ローラ503・
504、搬送ガイド512・514・516などを収め
てある。
【0057】そして、この上部ユニット900は下部ユ
ニット800に対して開閉可能に配されている。
【0058】(B)給紙・読取・印字動作 画像読取装置に対して原稿の読取開始(搬送開始)が指
示されると、原稿積載台101の上昇動作がなされて原
稿束Tを給紙位置に移動させる。
【0059】その後、フィードローラ221、分離ロー
ラ261、図示しないメインモータによる搬送ローラ類
が動作を開始する。
【0060】その後、ピックアップローラ211によっ
て、該ピックアップローラ211が接触している原稿束
Tの最も上にある一枚の原稿、もしくはその直下に位置
する原稿が原稿同士の摩擦によって連れて行かれる場合
には複数枚の原稿が、フィードローラ221と分離ロー
ラ261とがなすシート材分離部に送り込まれる。
【0061】正転するフィードローラ221と逆転する
分離ローラ261からなるシート材分離部は初期状態に
おいては、いかなる原稿の通過も許容しない状態にフィ
ードローラ221と分離ローラ261の軸間距離が設定
されている。
【0062】フィードローラ221と分離ローラ261
の相対的な軸間距離の移動は原稿先端がシート材分離部
の直前にさしかかったことを検知する第1センサーSl
からの原稿検知信号によって開始される。
【0063】第1センサーSlが原稿の先端を検知する
と、制御部1000(図2)はステッピングモータ22
7を駆動してカム228をフィードローラ221と分離
ローラ261の軸間距離を図2中矢印B方向に相対的に
徐々に広げる方向に回転させる。
【0064】そしてフィードローラ221と分離ローラ
261の軸間距離が原稿束Tの最も上に位置する原稿一
枚だけが通過できるような距離になったときに、その一
枚の原稿がシート材分離部を通過する。
【0065】原稿先端がシート材分離部を通過したこと
を検知する第2センサーS2からの原稿先端検知信号に
よって制御部1000はステッピングモータ227の動
きを停止する。即ちカム228の回転を停止させて、そ
の停止時点での軸間距離を保持させる。
【0066】これにより、上記の原稿束Tの最も上に位
置する原稿一枚だけがフィードローラ221の正転力で
搬送され、これに連れて重送した次位以下の原稿は上記
の保持された軸間距離と、分離ローラ261の逆転によ
る押し戻し力で搬送が阻止される。即ち原稿の確実な一
枚分離搬送がなされる。
【0067】第2センサーS2が上記搬送の原稿の後端
がシート材分離部を通過したことを検知すると、制御部
1000はステッピングモータ227を逆回駆動してカ
ム228をフィードローラ221と分離ローラ261の
軸間距離を始めの初期状態に狭め戻す方向にに回転させ
る。
【0068】この軸間距離自動調整方式においては、シ
ート材分離部はいかなる原稿も通さない初期状態から軸
間距離を広げていき最上位の原稿一枚を通すだけの軸間
距離になったときに軸間距離の広げ動作を停止させる動
作を原稿毎に実行させるので、原稿積載部100に厚み
異なる原稿が混ざって積載されていても一枚ずつ装置内
に搬送される。
【0069】このようにして一枚分離搬送された原稿は
レジスト部300にて一旦停止する。一旦停止した原稿
は、規定の間隔をもって、あるいは先行する原稿の画像
処理の状況に応じて、レジスト部300によって原稿の
搬送を適宜再開し、センサーS4以降は等速で搬送さ
れ、読取部400を通過し、搬送部500に到る。
【0070】読取部400において、原稿が上下の読取
ユニット410・420の間を搬送される過程におい
て、該搬送原稿の上面側または/および下面側の画像情
報が上側の読取ユニット410または/および下側の読
取ユニット420で読み取り処理される。
【0071】読み取られた画像情報は不図示の画像処理
部(記録部、表示部、保存部、記憶部、送信部、複写部
など)に順次送られる。
【0072】次いで、読取部400を通過した原稿は印
字部700で印字処理を受ける。原稿に対する印字内容
および印字位置は画像読取装置に接続されたコンピュー
タPC等によって指示され、印字を行う場合には、セン
サーS4から印字位置Pまでの距離L(図2)と原稿の
搬送速度から算出した時間とによって、原稿の印字すべ
き位置が印字位置Pに到達したことを判断し印字が行な
われる。あるいは、メインモータにステッピングモータ
を用いた場合にはセンサーS4から印字位置Pまでの距
離と駆動総パルス数によって判断し印字が行なわれる。
【0073】原稿は搬送されながら印字ヘッド701に
よって印字され、排紙部600を経て排紙トレイ604
上に排出される。
【0074】(C)印字ヘッドクリーニング動作 前記のように、印字部700において、インク吐出式印
字装置(印字ヘッド)の原稿搬送路を挟んだ対向位置に
印字ヘッド701から吐出されたインクを受容するイン
ク受容部材としてのインク吸収体753を配置すること
で、原稿が印字位置Pに存在しない場合でも印字ヘッド
701からのインクの吐出を原稿搬送路をインク汚れ
(インクによる機内汚染)させることなく何ら問題なく
許容しうる。
【0075】従って、印字ヘッド701が持つ複数のイ
ンク吐出口の状態を一様に揃えるために印字ヘッド70
1のすべてのインク吐出口からあらかじめ定められた同
量(同ドット数)のインクを吐出する予備吐出動作(印
字ヘッドクリーニング動作)を、従来装置の場合のよう
に煩わしくまた作業効率を低下させる通紙操作無しに、
随時に任意に、あるいは自動制御モードで実行させるこ
とが可能となり、常に印字装置の印字状態を一様に保持
させて安定した印字を実行させることができる。そし
て、このようにして常に印字装置の印字状態を一様に保
持させて安定した印字を実行させることができるので、
別途の印字状態の確認作業・操作は省略することが可能
となる。
【0076】即ち、装置の例えば操作部・表示部100
1にクリーニングボタン1002(図2)を配設し、こ
のクリーニングボタンが押されると印字ヘッド701の
インク予備吐出動作が実行されるようにする。
【0077】そして随時に(必要な時に)このクリーニ
ングボタン1002を押すことで、煩わしくまた作業効
率を低下させる通紙操作無しに印字ヘッドクリーニング
を実行させて常に印字装置の印字状態を一様に保持させ
て安定した印字を維持させることができる。
【0078】また、印字ヘッドクリーニング動作の自動
制御モードとしては、例えば、下記の第1ないし第3の
制御モードの1つあるいは複数または全ての組み合わせ
が有効である。
【0079】.第1の制御モード 原稿の読取開始(搬送開始)が指示入力されてから原稿
が印字位置Pに到達するまでの間においてインク予備吐
出動作を自動的に実行させる制御モードである。
【0080】図3はこの第1の制御モードの具体例のフ
ローチャートであり、本例では、画像読取開始の指示が
なされたとき原稿積載台101が上昇移動を開始してか
ら給紙位置に到達するまでの間に上述したインク予備吐
出動作を自動的に実行するようにしたものである。
【0081】.第2の制御モード 連続的に搬送される原稿相互の間隔部である紙間が印字
位置Pに対応しているときに、各紙間毎或いは所定に間
引いた紙間毎にインク予備吐出動作を自動的に実行させ
る制御モードである。
【0082】図4はこの第2の制御モードの具体例のフ
ローチャートであり、本例では、ある間隔をもって連続
的に搬送される原稿と原稿の間で、上述したインク予備
吐出動作を自動的に実行するようにしたものである。
【0083】.第3の制御モード 一の搬送原稿に対する印字動作が終了したことによって
計時を開始する計時手段を有し、該計時手段で計時され
た時間が規定の時間を越えてから次の原稿の読取開始
(搬送開始)が指示入力されたときに、該次の原稿が印
字位置Pに到達するまでの間においてインク予備吐出動
作を自動的に実行させる制御モードである。
【0084】図5はこの第3の制御モードの具体例のフ
ローチャートである。インク吐出式印字装置は良好な印
字を得るためには、印字前に印字ヘッド701が持つ複
数のインク吐出口の状態を一様に揃えることが必要であ
るが、そのためのインク予備吐出動作は印字動作を伴う
画像の読取動作が一定時間以上の間隔を空けずに行われ
る場合、前記の第2の制御モードで述べたような原稿
間でのインクの吐出が行われていれば必ずしも必要では
ない。したがって、本例では制御部1000に計時手段
1003(図2)を設けて、画像読取動作が一定時間Q
以上行われないことを検出し得るようにし、一定時間以
上印字動作を伴う画像読取動作が行われなかった後に、
印字動作を伴った画像読取動作が行われる場合にインク
予備吐出動作を自動的に行うようにしたものである。こ
の制御モードにおいては、継続的な画像読取が行われる
場合にインクの消費量を押さえる効果があり、装置のラ
ンニングコストを改善する効果を奏する。
【0085】なお、原稿が何らかの理由で印字部700
の印字位置Pに存在しない場合、例えば、搬送原稿がセ
ンサーS4を通過後印字位置Pまで搬送される間に紙詰
まり(ジャム)等が発生してしまった、あるいは印字装
置の誤動作が発生し誤った印字動作が行われた等の場合
でも、印字装置の原稿搬送路を挟んだ対向する位置に印
字装置から吐出されたインクを受容するインク吸収体7
53が配されているので、印字装置から吐出されたイン
クは搬送ガイド513の吸収開口部521を通過して吸
収体753に吸収され、原稿搬送路をインク汚れさせる
ことが防止される。
【0086】(D)その他 1)シート材(原稿)搬送路を挟んだ印字装置の対向位
置に配置するインク受容部材はインク吸収体以外にも、
例えば、インク受け皿部材やダクト開口部にして、これ
に受けたインクをチューブなどの導液部材で廃液溜り部
に導くような構成にすることもできる。
【0087】2)画像読取部400の画像読取手段は光
電読取密着センサーに限られず、種々の読取原理・手段
の装置とすることができる。例えばマイクロフィルム撮
影装置、プロセッサカメラなどであってもよい。
【0088】3)印字部700は画像読取部400の前
後部のいずれかまたは両方に配置することができる。
【0089】4)給紙部200は積載原稿Tを上側から
順次に給紙する上側分離方式であるが、下側の原稿を順
次に給紙する下側分離方式にすることもできる。
【0090】5)本発明の印字装置は画像読取装置以外
の各種のシート材扱い装置に適用することができること
は勿論である。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、シート
材搬送路を挟んだ印字装置の対向位置に該印字装置から
吐出されたインクを受容するインク受容部材を配置する
ことで、シート材が印字位置に存在しない場合でも印字
装置からのインクの吐出をシート材搬送路をインク汚れ
させることなく何ら問題なく許容しうる。
【0092】従って、印字装置のインク予備吐出動作を
煩わしくまた作業効率を低下させる通紙操作無しに随時
に任意にあるいは自動制御モードにて実行させることが
可能となり、常に印字装置の印字状態を一様に保持させ
て安定した印字を実行させることができ、作業効率を向
上させることができる。
【0093】そして、このように常に印字装置の印字状
態を一様に保持させて安定した印字を実行させることが
できるので、別途の印字状態の確認作業・操作は省略す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明を実施した画像読取装置の概
略構成図、(b)は印字ヘッドの斜視図
【図2】 制御系のブロック図
【図3】 第1の制御モードのフローチャート
【図4】 第2の制御モードのフローチャート
【図5】 第3の制御モードのフローチャート
【符号の説明】
100…原稿積載部、200…給紙部、210…ピック
アップ部、230…検知手段、220…フィードローラ
ユニット、260…分離ユニット、250…分離搬送
部、300…レジスト部、400…読取部、500…搬
送部、700…印字部、750…インク受容部、600
…排紙部、701…インク吐出式印字ヘッド、702…
キャリッジ、520…印字開口、751…保持部材、7
52…押え部材、753…吸収体、P…印字位置、52
1…吸収開口、800…下部ユニット、900…上部ユ
ニット、T…原稿束

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート材搬送路上に配置されて搬送シート
    材に印字するインク吐出式印字装置において、シート材
    搬送路を挟んだ該印字装置の対向位置に、シート材が印
    字位置に存在しない場合に印字装置から吐出されたイン
    クを受容するインク受容部材を配置したことを特徴とす
    る印字装置。
  2. 【請求項2】インク受容部材がインク吸収体であること
    を特徴とする請求項1に記載の印字装置。
  3. 【請求項3】シート材の搬送開始が指示入力されてから
    シート材が印字位置に到達するまでの間においてあらか
    じめ定められた量のインクを印字装置から吐出させる制
    御モードを有することを特徴とする請求項1または2に
    記載の印字装置。
  4. 【請求項4】連続的に搬送されるシート材相互の間隔部
    である紙間が印字位置に対応しているときに、各紙間毎
    或いは所定に間引いた紙間毎にあらかじめ定められた量
    のインクを印字装置から吐出させる制御モードを有する
    ことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の印
    字装置。
  5. 【請求項5】一の搬送シート材に対する印字動作が終了
    したことによって計時を開始する計時手段を有し、該計
    時手段で計時された時間が規定の時間を越えてから次の
    シート材の搬送開始が指示入力されたときに、該次のシ
    ート材が印字位置に到達するまでの間においてあらかじ
    め定められた量のインクを印字装置から吐出させる制御
    モードを有することを特徴とする請求項1ないし4の何
    れかに記載の印字装置。
  6. 【請求項6】積載したシート材を分離・搬送する搬送位
    置に移動させる移動自在なシート材積載部と、該シート
    材積載部を移動させるシート材積載部駆動機構と、シー
    ト材を分離部に送り込むピックアップ部と、シート材を
    一枚ずつ分離搬送する分離部と、分離部によって分離さ
    れたシート材を搬送する搬送機構を備えることを特徴と
    する請求項1ないし5の何れかに記載の印字装置。
  7. 【請求項7】シート材搬送路上に画像読取部と印字部が
    配置され、画像読取部で搬送シート材に記録されている
    画像を読み取らせ、印字部で搬送シート材に印字する画
    像読取装置において、 印字部はインク吐出式印字装置であり、シート材搬送路
    を挟んだ該印字装置の対向位置に、シート材が印字位置
    に存在しない場合に印字装置から吐出されたインクを受
    容するインク受容部材を配置したことを特徴とする画像
    読取装置。
  8. 【請求項8】インク受容部材がインク吸収体であること
    を特徴とする請求項7に記載の画像読取装置。
  9. 【請求項9】シート材の読取開始が指示入力されてから
    シート材が印字位置に到達するまでの間においてあらか
    じめ定められた量のインクを印字装置から吐出させる制
    御モードを有することを特徴とする請求項7または8に
    記載の画像読取装置。
  10. 【請求項10】連続的に搬送されるシート材相互の間隔
    部である紙間が印字位置に対応しているときに、各紙間
    毎或いは所定に間引いた紙間毎にあらかじめ定められた
    量のインクを印字装置から吐出させる制御モードを有す
    ることを特徴とする請求項7ないし9の何れかに記載の
    画像読取装置。
  11. 【請求項11】一の搬送シート材に対する印字動作が終
    了したことによって計時を開始する計時手段を有し、該
    計時手段で計時された時間が規定の時間を越えてから次
    のシート材の読取開始が指示入力されたときに、該次の
    シート材が印字位置に到達するまでの間においてあらか
    じめ定められた量のインクを印字装置から吐出させる制
    御モードを有することを特徴とする請求項7ないし10
    の何れかに記載の画像読取装置。
  12. 【請求項12】積載したシート材を分離・搬送する搬送
    位置に移動させる移動自在なシート材積載部と、該シー
    ト材積載部を移動させるシート材積載部駆動機構と、シ
    ート材を分離部に送り込むピックアップ部と、シート材
    を一枚ずつ分離搬送する分離部と、分離部によって分離
    されたシート材を搬送する搬送機構を備えることを特徴
    とする請求項7ないし11の何れかに記載の画像読取装
    置。
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