JP2000288878A - 円盤刃研削装置、位置決め手段及び円盤刃研削方法 - Google Patents

円盤刃研削装置、位置決め手段及び円盤刃研削方法

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JP2000288878A
JP2000288878A JP2000025530A JP2000025530A JP2000288878A JP 2000288878 A JP2000288878 A JP 2000288878A JP 2000025530 A JP2000025530 A JP 2000025530A JP 2000025530 A JP2000025530 A JP 2000025530A JP 2000288878 A JP2000288878 A JP 2000288878A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用性を高め作業効率を高めることのできる
円盤刃研削装置及び円盤刃研削方法を提供する。 【解決手段】 円盤刃研削装置を、草刈り機12の円盤
刃14を位置決めする位置決め手段16と、研削砥石1
8を回転させるグラインダー20とから構成し、グライ
ンダー20を円盤刃14に対して離隔又は接近させるこ
とにより、円盤刃14を研削するように構成し、草刈り
機12に取り付けられた円盤刃14を研削できるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、草刈り機の円盤刃
をグラインダーを用いて研削する円盤刃研削装置及び円
盤刃研削方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、草刈り機の円盤刃を使用後に
廃却せずに何度も使用するために、円盤刃の研削作業が
行われている。そこで、この円盤刃の研削作業を行うた
めの円盤刃研削装置が本発明者によって案出されている
(実願平2−9471,実願平4−74913,特願平
8−273592,特願平9−305834)。また、
企業等によっても案出されている(特公昭63−229
42,特公平2−1611,特公平2−25730)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような円
盤刃研削装置によれば、研削作業を行う前に、草刈り機
のエンジンを止めて、円盤刃を草刈り機から取り外し、
円盤刃を円盤刃研削装置に取り付ける作業が必要であっ
た。このため、研削作業に取りかかるまでの作業が煩雑
であるとともに、研削作業に取りかかるまでに想到の時
間を要した。また、円盤刃を草刈り機から取り外す作業
は、より安全性を高める必要があった。
【0004】そこで、本発明者は、このような課題の原
因を究明してこのような課題を解決するべく、鋭意研究
を重ねた結果、本発明に至ったのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の円盤刃研削装置
の要旨は、研削砥石を回転させるグラインダーを取り付
けるグラインダー取り付け部と、草刈り機の円盤刃と該
グラインダーとの位置関係を位置決めする位置決め手段
とを備え、該グラインダーを該円盤刃に対して又は該円
盤刃を該グラインダーに対して、離隔又は接近させるこ
とにより、該円盤刃を研削する円盤刃研削装置におい
て、前記位置決め手段が前記草刈り機に取り付けられて
いる円盤刃と前記グラインダーとの位置関係を位置決め
することにより、該草刈り機に取り付けられている状態
の円盤刃を研削できることである。
【0006】このような円盤刃研削装置は、草刈り機に
取り付けられている円盤刃とグラインダーとの位置関係
を位置決めできるように構成することにより、草刈り機
に取り付けられたままの円盤刃を、草刈り機から取り外
すことなく、研削できるようにした円盤刃研削装置であ
る。ここで、本明細書において、位置決めとは、円盤刃
とグラインダーとの位置関係を、グラインダーによって
円盤刃を研削し得るように定めることを言う。また、こ
のような円盤刃研削装置においては、草刈り機を固定し
てグラインダーを離隔又は接近させる場合とグラインダ
ーを固定して草刈り機を離隔又は接近させる場合とに限
定されない。例えば、草刈り機を固定しておいて、グラ
インダー及び基板を含む円盤刃研削装置を離隔又は接近
させる場合をも含む。
【0007】また、本発明の円盤刃研削装置の要旨は、
前記円盤刃研削装置において、前記草刈り機から取り外
した円盤刃を前記位置決め手段によって位置決めして、
該円盤刃を研削することが可能であることである。
【0008】このような円盤刃研削装置は、草刈り機に
取り付けられたままの円盤刃を研削できるとともに、草
刈り機から取り外した円盤刃をも研削できるように構成
した円盤刃研削装置である。
【0009】また、本発明の円盤刃研削装置の要旨は、
前記円盤刃研削装置において、前記円盤刃研削装置をト
ラックの荷台の上に置き、前記草刈り機を地面の上に置
きながら前記位置決め手段によって位置決めした場合
に、前記円盤刃が円盤刃研削装置と略平行に位置決めさ
れることである。
【0010】このような円盤刃研削装置は、草刈り機に
取り付けられたままの円盤刃の研削をトラックを利用し
て行うことに限定した円盤刃研削装置であり、円盤刃研
削装置をトラックの荷台の上に置き、草刈り機を地面の
上に置きながら位置決め手段によって位置決めした場合
に、円盤刃が円盤刃研削装置と略平行に位置決めされる
ように構成して、トラックの荷台を利用して研削作業が
行いやすいように構成した円盤刃研削装置である。ま
た、農作業において頻繁に使用される軽トラック等の上
において円盤刃研削装置を使用できるように構成するこ
とにより、農作業中の円盤刃の研削作業を容易かつ迅速
に行えるように構成した円盤刃研削装置である。
【0011】また、本発明の円盤刃研削装置の要旨は、
前記円盤刃研削装置において、草刈り機が1点又は2点
で支持され、円盤刃研削装置が2点で支持されることで
ある。
【0012】このような円盤刃研削装置は、互いに固定
されている草刈り機及び円盤刃研削装置を、3点又は4
点で支持することにより、互いに固定されている草刈り
機及び円盤刃研削装置が安定して定置するように構成し
た円盤刃研削装置である。
【0013】また、本発明の円盤刃研削装置の要旨は、
前記円盤刃研削装置において、前記草刈り機の竿の方向
と略垂直方向の回動軸を備え、円盤刃研削装置が該回動
軸のまわりに回動可能であることである。
【0014】このような円盤刃研削装置は、円盤刃研削
装置が回動軸のまわりに回動可能なように構成すること
により、互いに固定されている草刈り機及び円盤刃研削
装置が安定して定置するように、円盤刃研削装置の傾き
をある程度変えることができるように構成した円盤刃研
削装置である。
【0015】また、本発明の円盤刃研削装置の要旨は、
前記円盤刃研削装置において、前記グラインダーを前記
円盤刃に対して又は該円盤刃を該グラインダーに対し
て、離隔又は接近させる作動に連動して、前記円盤刃を
所定量ずつ回転させていくことである。
【0016】このような円盤刃研削装置は、グラインダ
ーと、草刈り機の取り付けられたままの円盤刃とを、相
互に離隔又は接近させる作動に連動して円盤刃を所定量
ずつ回転させていき、円盤刃が有する複数の刃を順次研
削していく円盤刃研削装置である。
【0017】また、本発明の円盤刃研削装置の要旨は、
前記円盤刃研削装置において、弾性体を前記円盤刃に押
圧することにより該円盤刃を所定量ずつ回転させること
である。
【0018】このような円盤刃研削装置は、円盤刃を押
圧して円盤刃を回転させるための部材として、金属から
成るピン等を使用しないで、ゴム等の弾性体を使用する
ことにより、円盤刃の刃が損傷するのを防止する円盤刃
研削装置である。
【0019】また、本発明の円盤刃研削装置の要旨は、
前記円盤刃研削装置において、前記草刈り機を固定して
おき、前記グラインダーを該草刈り機に対して離隔又は
接近させることである。
【0020】このような円盤刃研削装置は、円盤刃の取
り付けられている草刈り機を固定しておき、グラインダ
ーを移動させるように構成した円盤刃研削装置である。
【0021】また、本発明の円盤刃研削装置の要旨は、
前記円盤刃研削装置において、前記位置決め手段が嵌合
部材を備え、前記草刈り機の竿の先端部分が該嵌合部材
に嵌合されて位置決めされることである。
【0022】このような円盤刃研削装置は、竿の先端部
分を嵌合できる嵌合部材を備えておき、草刈り機に取り
付けられたままの円盤刃の位置決めが容易なように構成
した円盤刃研削装置である。
【0023】また、本発明の円盤刃研削装置の要旨は、
前記円盤刃研削装置において、前記グラインダーを固定
しておき、前記草刈り機を該グラインダーに対して離隔
又は接近させることである。
【0024】このような円盤刃研削装置は、グラインダ
ーを固定しておき、草刈り機に取り付けられたままの円
盤刃を移動させるように構成した円盤刃研削装置であ
る。
【0025】また、本発明の円盤刃研削装置の要旨は、
前記円盤刃研削装置において、前記草刈り機の竿を前記
位置決め手段に固定することである。
【0026】このような円盤刃研削装置は、円盤刃の取
り付けられている草刈り機を固定する場合、棒状の竿が
最も固定しやすいため、草刈り機の竿を固定するように
構成した円盤刃研削装置である。
【0027】また、本発明の円盤刃研削装置の要旨は、
前記円盤刃研削装置において、前記草刈り機の竿の表面
の所定面積に渡って押圧部材を押圧させることにより該
竿を前記位置決め手段に固定することである。
【0028】このような円盤刃研削装置は、草刈り機の
竿の表面の所定面積に渡って押圧部材を当てる等して固
定することにより、草刈り機を安定して固定できるよう
に構成した円盤刃研削装置である。
【0029】また、本発明の円盤刃研削装置の要旨は、
前記円盤刃研削装置において、前記位置決め手段が前記
草刈り機の円盤刃に対して略直角の固定板を少なくとも
2枚備え、該固定板によって前記草刈り機の竿を挟んで
前記位置決め手段に固定することである。
【0030】このような円盤刃研削装置は、円盤刃に対
して略直角の固定板によって竿を挟んで固定する構成と
することにより、円盤刃に対する竿の角度が異なる種々
の草刈り機に対応できるようにした円盤刃研削装置であ
る。これは、草刈り機のメーカーによって、円盤刃に対
する竿の角度が異なることを考慮して、所定の面積を有
する固定板によって竿を挟むように構成したものであ
る。
【0031】また、本発明の円盤刃研削装置の要旨は、
研削砥石を回転させるグラインダーを取り付けるグライ
ンダー取り付け部を備え、該グラインダーを該円盤刃に
対して離隔又は接近させることにより、該円盤刃を研削
する円盤刃研削装置において、円盤刃研削装置全体を摺
動させる摺動手段を備え、前記草刈り機に取り付けられ
ている円盤刃を固定し、円盤刃研削装置全体を摺動させ
て前記グラインダーを該円盤刃に対して離隔又は接近さ
せることにある。
【0032】このような円盤刃研削装置は、草刈り機に
取り付けられたままの円盤刃を別途固定し、円盤刃研削
装置自体を移動させることにより、グラインダーを円盤
刃に対して離隔又は接近させる円盤刃研削装置である。
すなわち、草刈り機に取り付けられたままの円盤刃の固
定は、別途構成した位置決め手段によって行う。
【0033】また、本発明の位置決め手段の要旨は、草
刈り機に取り付けられた円盤刃を略水平に固定する位置
決め手段であり、該円盤刃に対して略直角の固定板を少
なくとも2枚備え、該固定板によって該草刈り機の竿を
挟んで固定することにある。
【0034】このような位置決め手段は、草刈り機に取
り付けられたままの円盤刃の研削を可能とするための位
置決め手段であり、草刈り機を固定しておいて、グライ
ンダーを離隔又は接近させる位置決め手段である。
【0035】次に、本発明の円盤刃研削方法の要旨は、
草刈り機の円盤刃を位置決めしておき、グラインダーを
前記円盤刃に対して又は該円盤刃を該グラインダーに対
して、離隔又は接近させることにより、該円盤刃を研削
する円盤刃研削方法において、前記草刈り機に取り付け
られている円盤刃を前記位置決め手段によって位置決め
した状態で、該円盤刃を研削することが可能であること
である。
【0036】このような円盤刃研削方法は、草刈り機に
取り付けられたままの円盤刃を、草刈り機から取り外す
ことなく、研削できる円盤刃研削方法である。
【0037】また、本発明の円盤刃研削方法の要旨は、
前記円盤刃研削方法において、少なくとも前記グライン
ダーをトラックの荷台の上に支持することである。
【0038】このような円盤刃研削方法は、農作業にお
いて頻繁に使用される軽トラック等を利用して円盤刃を
研削できる円盤刃研削方法である。
【0039】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る円盤刃研削装
置及び円盤刃研削方法の実施の形態について、図面に基
づいて詳しく説明する。
【0040】図1及び図2において、符号10は本発明
の円盤刃研削装置である。この円盤刃研削装置10は、
草刈り機12の円盤刃14を位置決めする位置決め手段
16と、研削砥石18を回転させるグラインダー20と
を備え、グラインダー20を円盤刃14に対して離隔又
は接近させることにより、円盤刃14を研削するように
構成されている。
【0041】この円盤刃研削装置10は、円盤刃14を
草刈り機12から取り外すことなく、草刈り機12に取
り付けられたままの円盤刃14を位置決め手段16によ
って位置決めして、円盤刃14を研削することが可能な
ように構成されている。また、この位置決め手段16
は、草刈り機12から取り外した円盤刃14を位置決め
して、円盤刃14を研削することも可能であるように構
成されている。
【0042】この位置決め手段16は、嵌合部材28と
竿固定手段30とを備えて構成されている。この位置決
め手段16は、図2及び図3に示すように、草刈り機1
2の竿24の先端部分26付近が、嵌合部材28の溝2
9に嵌合されて位置決めされるように構成されている。
また、位置決め手段16は、草刈り機12の竿24を固
定する竿固定手段30が備えられており、螺子31を回
動させることにより、押圧部材32を草刈り機12の竿
24の一定面積に渡って押圧することにより、竿12を
固定するように構成されている。
【0043】また、グラインダー20は、移動板(グラ
インダー取り付け部)34上に位置変更可能に固定され
ており、この移動板34は、基板36に対して移動可能
に取り付けられている。基板36は、裏側に2個の突起
部(回動軸)38が固定されており、2個の突起部38
によって、草刈り機12の竿24の方向と垂直方向の回
動軸を構成するように構成し、円盤刃研削装置10が2
個の突起部38によって構成される回動軸のまわりに回
動可能なように構成されている。すなわち、草刈り機1
2が地面40の上に1点で支持され、円盤刃研削装置1
0が軽トラック(トラック)42の荷台44の上に回動
可能に2点で支持されるように構成されている。
【0044】また、円盤刃研削装置10は、レバー46
を回動軸48を中心として時計まわりに回動させること
により、移動板34が移動してグラインダー20が円盤
刃14に接近するとともに、ピン50が円盤刃14を所
定量だけ回動させるように構成されている。また、レバ
ー46を反時計方向に回動させることにより、グライン
ダー20が円盤刃14から離隔するように構成されてい
る。
【0045】このような円盤刃研削装置10を使用して
草刈り機12に取り付けられている円盤刃14を研削す
る作用について以下に説明することにより、本発明の円
盤刃研削方法について説明する。
【0046】草刈り機12の円盤刃14を研削する時に
は、草刈り機12のエンジンが停止され、円盤刃14が
取り付けられたままの草刈り機12の先端部分26が嵌
合部材28の溝29に嵌合される。ここで、草刈り機1
2の先端部分26は、溝29の開口部側から、又は溝2
9の上から、溝29内に嵌合される。一方、草刈り機1
2の竿24は、竿固定手段30のコの字断面を有する係
合部材52内に挿入される。ここで、竿24の角度は草
刈り機メーカー毎に異なり、竿24を挿入する深さも草
刈り機メーカー毎に異なることとなるため、係合部材5
2を2枚の固定板53によって竿24を挟む構成とし、
竿24の円盤刃14に対する角度が異なっても両側から
挟んで固定できるように構成している。また、係合部材
52には一定の深さを設け、竿24を挿入する深さを種
々変えることができるように構成されている。竿24が
係合部材52内に挿入されると、螺子31が回動させら
れ、押圧部材32が係合部材52に押圧され、係合部材
52が弾性変形する。係合部材52が弾性変形すること
により、係合部材52の所定面積部分が竿24の所定面
積部分に押圧され、竿24の表面の所定面積に渡って係
合部材52によって押圧されて、竿24が固定される。
【0047】このようにして円盤刃14が取り付けられ
たままの草刈り機12が位置決めされて固定されると、
レバー46が時計まわりに回動させられて、グラインダ
ー20が円盤刃14に接近させられ、回転する研削砥石
18によって円盤刃14が研削される。ここで、適宣、
螺子54が螺回させられて弾性部材56が円盤刃14に
押圧されることにより、円盤刃14が固定される。な
お、バネによって弾性部材56を横方向から円盤刃14
の刃へ押圧する構成としても良い。バネによって弾性部
材56に付勢力を与え、円盤刃14の刃を押圧すれば、
円盤刃14が回転する時も回転しない時も押圧しておく
ことが可能であり、手で螺合して押圧する必要がなくな
る。
【0048】このような円盤刃研削装置10及び円盤刃
研削方法によれば、草刈り機12に取り付けられたまま
の円盤刃14を研削することができる。このため、円盤
刃14を草刈り機12から取り外す必要がなく、研削作
業に取りかかるまでの作業が容易であるとともに、研削
作業にすぐに取りかかることができる。また、円盤刃1
4を草刈り機12から取り外す作業を行う必要がないた
め、円盤刃14を手で持つ必要がなく、安全性の観点か
ら好ましい。
【0049】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明の円盤刃研削装置及び円盤刃研削方法は、
その他の形態でも実施し得るものである。
【0050】例えば、本発明の円盤刃研削装置10にお
いて、図3に示すように、突起部38を基板36へ螺合
して取り付けるように構成して、突起部38が取り付け
取り外し可能なように構成しても良い。突起部38が取
り付け取り外し可能なように構成した場合、草刈り機1
2に取り付けられたままの円盤刃14を研削する時に
は、図3(a)に示すように、草刈り機12の先端部2
6が嵌合部材28に嵌合されて固定される。一方、円盤
刃14を草刈り機12から取り外して研削する時には、
円盤刃研削装置10が、図3(b)に示すように、突起
部38が取り外されて荷台44上に置かれる。次に、円
盤刃14を嵌合部材28上に置き、溝29に嵌合可能な
ボルト58を下から円盤刃14に通し、ナット59に螺
入することにより、円盤刃14が固定される。このよう
に突起部38が取り付け取り外し可能なように構成する
ことにより、草刈り機12に取り付けられたままの円盤
刃14だけでなく、草刈り機12から取り外した円盤刃
14をも研削することができる。
【0051】また、本発明の円盤刃研削装置は、図4に
示すような円盤刃研削装置60であっても良い。この円
盤刃研削装置60は、レバー62を回動軸64を中心と
して反時計まわりに回動させることにより、移動板(グ
ラインダー取り付け部)66が回動して、移動板66に
固定されたグラインダー20が円盤刃68から離隔する
とともに、ゴム体(弾性体)70が円盤刃68を反時計
まわりに所定量ずつ回転させていくように構成されてい
る。また、ピン72を円盤刃68へ押圧することによ
り、円盤刃68の研削作業時に円盤刃68が回動しない
ように構成されている。
【0052】このような円盤刃研削装置60は、円盤刃
68を草刈り機12から取り外して研削する時には、図
5(a)に示すように、円盤刃固定部74の上に円盤刃
68が置かれ、ボルト76にナット78が螺合させられ
ることにより、円盤刃68が固定される。一方、草刈り
機12に取り付けられたままの円盤刃68を研削する時
には、円盤刃固定部74が取り外され、図5(b)及び
(c)に示すように、草刈り機12の竿24を固定する
位置決め手段80が取り付けられる。また、基板67の
裏側に螺合されて取り付けられる。
【0053】この位置決め手段80が取り付けられる
と、竿24の先端部分26が位置決め手段80の嵌合部
82に嵌合される。一方、竿24が竿固定手段83の係
合部84内に挿入され、螺子86が螺回させられること
により、ゴム等の弾性体である押圧部材88が竿24に
押圧させられ、竿24が係合部84に固定される。ここ
で、押圧部材88が弾性体であるため、竿24の表面の
所定面積に渡って係合部84に固定される。
【0054】このような円盤刃研削装置60によれば、
円盤刃固定部74と位置決め手段76とを相互に取り替
えることにより、円盤刃68を草刈り機12から取り外
して研削することができるとともに、草刈り機12に取
り付けられたままの円盤刃68を研削することができ
る。
【0055】また、本発明の円盤刃研削装置は、図6及
び図7に示すような円盤刃研削装置90であっても良
い。この円盤刃研削装置90は、草刈り機12に取り付
けられたままの円盤刃68が、摺動し得る位置決め手段
94に固定される。この位置決め手段94は、摺動部材
93と、竿24の先端部分26を載せて位置決めする嵌
合部材92と、竿24を固定する固定手段95とを備え
ている。なお、固定手段95はリンク97によって摺動
部材93にピン結合されている。ここで、固定手段95
は摺動部材93に対して移動可能であるため、メーカー
によって竿24の円盤刃68に対する角度が異なって
も、竿24を固定できる。一方、グラインダー22は基
板(グラインダー取り付け部)96に固定される。すな
わち、レバー98を把持してスライド部材92を摺動さ
せることにより、草刈り機12に取り付けられたままの
円盤刃68を、グラインダー22に対して離隔させなが
らピン100によって円盤刃68を所定量だけ回転させ
るように構成されている。また、草刈り機12に取り付
けられたままの円盤刃68を、グラインダー22に対し
て離隔させて研削できるように構成されている。なお、
草刈り機12のエンジン部付近を地面の上の摺動部材等
の上に置いて、草刈り機12が移動しやすいように構成
することが好ましい。
【0056】また、基板96は回動軸102を介して固
定板104に取り付けられており、回動軸102のまわ
りに回動可能なように構成されている。また、固定板1
04は、軽トラック42の荷台44と後部ハッチ106
との隙間に挿入しつつ、螺子108によって荷台44に
固定できるように構成されている。このような固定板1
04を備えることにより、円盤刃研削装置90を荷台4
4に固定して、研削作業の容易化を図り、安全性を向上
させることができる。
【0057】次に、本発明の円盤刃研削装置10におい
て、図8に示すように、固定板110を軽トラック42
の後部ハッチ106に固定することにより、円盤刃研削
装置10を後部ハッチ106上に取り付けるようにして
も良い。なお、円盤刃研削装置10は回動軸112のま
わりに回動可能なように構成されている。また、草刈り
機12の竿24のエンジン付近側が、支持部材114に
よって、回動軸116のまわりに回動可能に支持されて
おり、2点で支持されている。
【0058】また、本発明の円盤刃研削装置は、図9に
示すような円盤刃研削装置118であっても良い。この
円盤刃研削装置118は、研削砥石18を回転させるグ
ラインダー20を取り付けるグラインダー取り付け部1
26を備え、グラインダー20を円盤刃14に対して離
隔又は接近させることにより、円盤刃14を研削する円
盤刃研削装置である。この円盤刃研削装置118は、グ
ラインダー取り付け部126が基板(摺動手段)128
上に固定されており、レバー130を把持して、円盤刃
研削装置118全体を摺動させるように構成されてい
る。すなわち、本発明の円盤刃研削装置118は基板1
28自体が摺動するように構成されている。この円盤刃
研削装置118は、草刈り機12に取り付けられている
円盤刃14を別途固定し、円盤刃研削装置118全体を
摺動させてグラインダー20を円盤刃14に対して離隔
又は接近させることができる。すなわち、本発明の円盤
刃研削装置118には、位置決め手段を含まない。この
ため、草刈り機12に取り付けられたままの円盤刃14
を研削できる円盤刃研削装置118を容易かつ低コスト
で製造することができる。なお、草刈り機12に取り付
けられたままの円盤刃14の固定は、位置決め手段12
2によって行われる。この位置決め手段122は、軽ト
ラック42の側板120に草刈り機12を固定すること
により、円盤刃14を略水平に固定するように構成され
ている。また、基板128は、側板120に沿って摺動
するように構成されている。このため、軽トラック42
の側板118を利用して円盤刃14とグラインダー20
との位置関係を位置決めすることができる。なお、軽ト
ラック42の荷台44の上に草刈り機12に取り付けら
れたままの円盤刃14を固定し、円盤刃研削装置を荷台
44上を摺動させるように構成しても良い。
【0059】次に、本発明の円盤刃研削装置は、図10
及び図11に示すような円盤刃研削装置200であって
も良い。この円盤刃研削装置200は、円盤刃68を草
刈り機12へ固定するナット202を嵌合部材204へ
嵌合させ、この嵌合部材204を円盤刃68の方向へ押
圧させることによって、草刈り機12に取り付けられて
いる円盤刃68を位置決めする位置決め手段208を備
えている。この位置決め手段208は、基盤210に固
定された支柱212と、支柱212に蝶番214によっ
て回動可能に取り付けられたフレーム216と、スプリ
ング218を介して基盤210に固定されたフック22
0と、嵌合部材204が固定されるとともにフレーム2
16に螺合された螺子部材224とを備えている。ま
た、移動板228は、リンク230及び232を介して
基盤210上に移動可能に取り付けられている。リンク
230の回動軸234及びリンク230の回動軸236
は、基盤210側に取り付けられている。一方、リンク
230の回動軸238及びリンク230の回動軸240
は、移動板228側に取り付けられている。すなわち、
移動板228、リンク230及び232及び基盤210
は、自由度1の4節回転連鎖のリンク機構を構成してい
る。基盤210には、円盤刃68を押圧して回転させる
ためのピン50を有する押圧手段242と、グラインダ
ー20と、レバー244とが固定されている。
【0060】このような円盤刃研削装置200は、フレ
ーム216を上方へ回動させて開放した状態で、草刈り
機12に取り付けられている円盤刃68を嵌合部82へ
嵌合し、フレーム216を下方へ回動させてフック22
0をフレーム216の突起部226へ係合し、摘子22
9を螺回して螺子部材224を螺回して嵌合部材204
を下方向へ降下させながらナット202へ係合させるこ
とによって、草刈り機12に取り付けられている円盤刃
68を嵌合部材204によって押圧しながら固定し位置
決めすることができる。なお、嵌合部材204による円
盤刃68の押圧は、スプリング218の付勢力によって
弾性的に行われることとなる。
【0061】このようにして草刈り機12に取り付けら
れている円盤刃68を位置決めした状態で、レバー24
4を保持して円盤刃68に向かって力を加えることによ
り、ピン50が円盤刃68を1ピッチ分回転させた後に
グラインダー20の研削砥石18が円盤刃68に接触
し、円盤刃68の研削を行うことができる。また、レバ
ー244を円盤刃68から離隔させる方向へ力を加える
ことにより、グラインダーが円盤刃68から離隔する。
【0062】以上、本発明の実施形態について図面に基
づいて説明したが、本発明に係る円盤刃研削装置及び円
盤刃研削方法は、図示したものに限定されず、その他の
態様でも実施し得るものである。
【0063】例えば、本発明の円盤刃研削装置によって
研削する円盤刃の刃形状や刃数は特に限定されない。ま
た、本発明の円盤刃研削装置は、円盤刃を軽トラックの
上で研削することには限定されず、大型若しくは中型の
トラック、テーブル、机、又はその他の台の上に円盤刃
研削装置を支持して円盤刃を研削しても良い。
【0064】また、位置決め手段によって草刈り機を固
定する部分は、竿に限定されず、円盤刃又はエンジン部
分であっても良い。また、草刈り機を位置決めする部分
は竿の先端に限定されず、竿の中央部又はエンジン部分
であっても良い。
【0065】その他、本発明の技術的範囲には、その趣
旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々なる改
良,修正,変形を加えた態様も含まれる。
【0066】
【発明の効果】本発明の円盤刃研削装置及び円盤刃研削
方法によれば、草刈り機に取り付けられている円盤刃と
グラインダーとの位置関係を位置決めできるため、草刈
り機に取り付けられたままの円盤刃を、草刈り機から取
り外すことなく研削できる。このため、円盤刃を取り外
す作業が不用となり、円盤刃の研削作業の効率化を図る
ことができる。また、円盤刃を草刈り機から取り外すこ
となく研削できるため、農作業の現場において、すぐに
円盤刃の研削を行うことができる。また、円盤刃を手で
持って取り外す作業が不用となるため、作業の安全性を
向上させることができる。さらに、草刈り機のうち円盤
刃以外の部分を支持して位置決めする構成とすることに
より、草刈り機のエンジンの停止から円盤刃の研削まで
の一連の作業を、一度も円盤刃に手を触れることなく行
うことが可能となり、作業の安全性を向上させることが
できるだけでなく、作業者に研削作業に対する安心感を
与えることができる。
【0067】また、草刈り機から取り外した円盤刃を位
置決め手段によって位置決めして、円盤刃を研削するこ
とが可能であることを特徴とする本発明の円盤刃研削装
置によれば、草刈り機に取り付けられたままの円盤刃を
研削できるとともに、草刈り機から取り外した円盤刃を
も研削できる。このため、円盤刃研削装置の汎用性を高
めて、農作業の現場においても、家庭においても円盤刃
の研削を行うことができる。
【0068】また、円盤刃研削装置をトラックの荷台の
上に置き、草刈り機を地面の上に置きながら位置決め手
段によって位置決めした場合に、円盤刃が円盤刃研削装
置と略平行に位置決めされることを特徴とする本発明の
円盤刃研削装置によれば、円盤刃研削装置をトラックの
荷台の上に置き、草刈り機を地面の上に置きながら位置
決め手段によって位置決めした場合に、円盤刃が円盤刃
研削装置と略平行に位置決めされるため、トラックの荷
台を利用して研削作業を行った場合に、研削作業を容易
かつ確実に行うことができる。また、農作業において頻
繁に使用される軽トラック等のトラックを利用できるた
め、農作業中の円盤刃の研削作業を容易かつ迅速に行う
ことができる。
【0069】また、草刈り機が1点又は2点で支持さ
れ、円盤刃研削装置が2点で支持されることを特徴とす
る本発明の円盤刃研削装置によれば、草刈り機又は円盤
刃研削装置を傾けながら、互いに固定されている草刈り
機及び円盤刃研削装置を、3点又は4点で支持すること
ができる。このため、互いに固定されている草刈り機及
び円盤刃研削装置を安定して定置でき、研削作業の容易
化を図り、安全性を向上させることができる。
【0070】また、草刈り機の竿の方向と略垂直方向の
回動軸を備え、円盤刃研削装置が回動軸のまわりに回動
可能であることを特徴とする本発明の円盤刃研削装置に
よれば、円盤刃研削装置を回動軸のまわりに回動させな
がら、互いに固定されている草刈り機及び円盤刃研削装
置が安定して定置することができる。
【0071】また、グラインダーを円盤刃に対して又は
円盤刃をグラインダーに対して、離隔又は接近させる作
動に連動して、円盤刃を所定量ずつ回転させていくこと
を特徴とする本発明の円盤刃研削装置によれば、草刈り
機の取り付けられたままの円盤刃の複数の刃を順次研削
していくことができる。このため、研削作業の効率化を
図ることができる。
【0072】また、弾性体を円盤刃に押圧することによ
り円盤刃を所定量ずつ回転させることを特徴とする本発
明の円盤刃研削装置によれば、ゴム等の弾性体を円盤刃
に押圧して円盤刃を回動させるため、円盤刃に対する衝
撃を緩衝して、円盤刃の刃が損傷するのを防止すること
ができる。また、研削作業による騒音の発生を防止する
ことができる。
【0073】また、草刈り機を固定しておき、グライン
ダーを草刈り機に対して離隔又は接近させることを特徴
とする本発明の円盤刃研削装置によれば、従来から作業
者がグライダーを持って行っていた研削作業と同様に、
円盤刃を固定してグラインダーを当てる態様である。こ
のため、作業者の目による研削作業中の研削状態の確認
を容易に行うことができる。
【0074】また、位置決め手段が嵌合部材を備え、草
刈り機の竿の先端部分が嵌合部材に嵌合されて位置決め
されることを特徴とする本発明の円盤刃研削装置によれ
ば、竿の先端部分を嵌合部材等に嵌合することにより、
草刈り機に取り付けられたままの円盤刃の位置決めを容
易に行うことができる。このため、草刈り機に取り付け
られたままの円盤刃の研削作業の効率化を図ることがで
きる。
【0075】また、グラインダーを固定しておき、草刈
り機をグラインダーに対して離隔又は接近させることを
特徴とする本発明の円盤刃研削装置によれば、グライン
ダー側を固定する構成であるため、グラインダーをトラ
ックの荷台等の上に安定して固定することができる。
【0076】また、草刈り機の竿を位置決め手段に固定
することを特徴とする本発明の円盤刃研削装置によれ
ば、棒状の竿を固定する構成であるため、固定板、把持
部材、握持部材等を用いて容易に草刈り機を固定するこ
とがてきる。
【0077】また、草刈り機の竿の表面の所定面積に渡
って押圧部材を押圧させることにより該竿を位置決め手
段に固定することを特徴とする本発明の円盤刃研削装置
によれば、草刈り機の竿の表面の所定面積に渡って押圧
部材を当てることにより、竿と押圧部材との摩擦力を大
きくして草刈り機を安定かつ確実につ固定することがで
きる。
【0078】また、位置決め手段が草刈り機の円盤刃に
対して略直角の固定板を少なくとも2枚備え、固定板に
よって草刈り機の竿を挟んで位置決め手段に固定するこ
とを特徴とする本発明の円盤刃研削装置によれば、草刈
り機のメーカーによって、円盤刃に対する竿の角度が異
なっていても、円盤刃に対して略直角の固定板によって
竿を挟んで固定する構成とすることにより、種々の草刈
り機を位置決めすることができる。
【0079】また、研削砥石を回転させるグラインダー
を取り付けるグラインダー取り付け部を備え、グライン
ダーを円盤刃に対して離隔又は接近させることにより、
円盤刃を研削する円盤刃研削装置において、円盤刃研削
装置全体を摺動させる摺動手段を備え、草刈り機に取り
付けられている円盤刃を固定し、円盤刃研削装置全体を
摺動させてグラインダーを円盤刃に対して離隔又は接近
させることを特徴とする本発明の円盤刃研削装置によれ
ば、草刈り機に取り付けられたままの円盤刃を別途固定
するため、円盤刃研削装置には円盤刃研削装置全体を摺
動させる摺動手段を備えるだけでグラインダーを円盤刃
に対して離隔又は接近させることができる。このため、
草刈り機に取り付けられたままの円盤刃を研削できる円
盤刃研削装置を容易かつ低コストで製造することができ
る。
【0080】また、草刈り機に取り付けられた円盤刃を
略水平に固定する位置決め手段であり、円盤刃に対して
略直角の固定板を少なくとも2枚備え、固定板によって
草刈り機の竿を挟んで固定することを特徴とする位置決
め手段によれば、草刈り機に取り付けられたままの円盤
刃をトラックの上等に固定して研削することが可能とな
る。
【0081】また、少なくともグラインダーをトラック
の荷台の上に支持することを特徴とする本発明の円盤刃
研削方法によれば、農作業において頻繁に使用される軽
トラック等の上において円盤刃研削装置によって円盤刃
を研削できる。このため、農作業中の円盤刃の研削作業
を容易かつ迅速に行うことができ、農作業の効率化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の円盤刃研削装置及び円盤刃研削方法を
示す側面図である。
【図2】図1に示す円盤刃研削装置を示す平面図であ
る。
【図3】図1に示す円盤刃研削装置の使用状態を示す図
であり、同図(a)は草刈り機に取り付けられたままの
円盤刃を研削する状態を示す正面断面図であり、同図
(b)は草刈り機から取り外した円盤刃を研削する状態
を示す正面断面図である。
【図4】本発明の円盤刃研削装置の他の実施形態を示す
平面図である。
【図5】図4に示す円盤刃研削装置の使用状態を示す図
であり、同図(a)は草刈り機から取り外した円盤刃を
研削する状態を示す側面断面図であり、同図(b)は草
刈り機に取り付けられたままの円盤刃を研削する状態を
示す側面断面図であり、同図(c)は草刈り機に取り付
けられたままの円盤刃を研削する状態を示す平面図であ
る。
【図6】本発明の円盤刃研削装置の更に他の実施形態を
示す平面図である。
【図7】図6に示す円盤刃研削装置を示す側面断面図で
ある。
【図8】本発明の円盤刃研削装置の他の使用方法を示す
側面図である。
【図9】本発明の円盤刃研削装置の更に他の実施形態を
示す側面図である。
【図10】本発明の円盤刃研削装置の更に他の実施形態
を示す平面図である。
【図11】図10の円盤刃研削装置を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
10,60,90,118,200:円盤刃研削装置 12:草刈り機 14,68:円盤刃 16,60,94,122,208:位置決め手段 18:研削砥石 20:グラインダー 24:竿 26:先端部分 28:嵌合部材 30,83:竿固定手段 32,88:押圧部材 34,66,228:移動板(グラインダー取り付け
部) 36,67,210:基板 38:突起部 40:地面 42:軽トラック(トラック) 44:荷台 53:固定板 204:嵌合部材

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研削砥石を回転させるグラインダーを取
    り付けるグラインダー取り付け部と、草刈り機の円盤刃
    と該グラインダーとの位置関係を位置決めする位置決め
    手段とを備え、該グラインダーを該円盤刃に対して又は
    該円盤刃を該グラインダーに対して、離隔又は接近させ
    ることにより、該円盤刃を研削する円盤刃研削装置にお
    いて、 前記位置決め手段が前記草刈り機に取り付けられている
    円盤刃と前記グラインダーとの位置関係を位置決めする
    ことにより、該草刈り機に取り付けられている状態の円
    盤刃を研削できることを特徴とする円盤刃研削装置。
  2. 【請求項2】 前記草刈り機から取り外した円盤刃を前
    記位置決め手段によって位置決めして、該円盤刃を研削
    することが可能であることを特徴とする請求項1に記載
    する円盤刃研削装置。
  3. 【請求項3】 前記円盤刃研削装置をトラックの荷台の
    上に置き、前記草刈り機を地面の上に置きながら前記位
    置決め手段によって位置決めした場合に、前記円盤刃が
    円盤刃研削装置と略平行に位置決めされることを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載する円盤刃研削装置。
  4. 【請求項4】 草刈り機が1点又は2点で支持され、円
    盤刃研削装置が2点で支持されることを特徴とする請求
    項1乃至請求項3のいずれかに記載する円盤刃研削装
    置。
  5. 【請求項5】 前記草刈り機の竿の方向と略垂直方向の
    回動軸を備え、円盤刃研削装置が該回動軸のまわりに回
    動可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の
    いずれかに記載する円盤刃研削装置。
  6. 【請求項6】 前記グラインダーを前記円盤刃に対して
    又は該円盤刃を該グラインダーに対して、離隔又は接近
    させる作動に連動して、前記円盤刃を所定量ずつ回転さ
    せていくことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいず
    れかに記載する円盤刃研削装置。
  7. 【請求項7】 弾性体を前記円盤刃に押圧することによ
    り該円盤刃を所定量ずつ回転させることを特徴とする請
    求項1乃至請求項6のいずれかに記載する円盤刃研削装
    置。
  8. 【請求項8】 前記草刈り機を固定しておき、前記グラ
    インダーを該草刈り機に対して離隔又は接近させること
    を特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載す
    る円盤刃研削装置。
  9. 【請求項9】 前記位置決め手段が嵌合部材を備え、前
    記草刈り機の竿の先端部分が該嵌合部材に嵌合されて位
    置決めされることを特徴とする請求項1乃至請求項8の
    いずれかに記載する円盤刃研削装置。
  10. 【請求項10】 前記グラインダーを固定しておき、前
    記草刈り機を該グラインダーに対して離隔又は接近させ
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに
    記載する円盤刃研削装置。
  11. 【請求項11】 前記草刈り機の竿を前記位置決め手段
    に固定することを特徴とする請求項1乃至請求項10の
    いずれかに記載する円盤刃研削装置。
  12. 【請求項12】 前記草刈り機の竿の表面の所定面積に
    渡って押圧部材を押圧させることにより該竿を前記位置
    決め手段に固定することを特徴とする請求項11に記載
    する円盤刃研削装置。
  13. 【請求項13】 前記位置決め手段が前記草刈り機の円
    盤刃に対して略直角の固定板を少なくとも2枚備え、該
    固定板によって前記草刈り機の竿を挟んで前記位置決め
    手段に固定することを特徴とする請求項11又は請求項
    12に記載する円盤刃研削装置。
  14. 【請求項14】 研削砥石を回転させるグラインダーを
    取り付けるグラインダー取り付け部を備え、該グライン
    ダーを該円盤刃に対して離隔又は接近させることによ
    り、該円盤刃を研削する円盤刃研削装置において、 円盤刃研削装置全体を摺動させる摺動手段を備え、前記
    草刈り機に取り付けられている円盤刃を固定し、円盤刃
    研削装置全体を摺動させて前記グラインダーを該円盤刃
    に対して離隔又は接近させることを特徴とする円盤刃研
    削装置。
  15. 【請求項15】 草刈り機に取り付けられた円盤刃を略
    水平に固定する位置決め手段であり、該円盤刃に対して
    略直角の固定板を少なくとも2枚備え、該固定板によっ
    て該草刈り機の竿を挟んで固定することを特徴とする位
    置決め手段。
  16. 【請求項16】 草刈り機の円盤刃を位置決めしてお
    き、グラインダーを前記円盤刃に対して又は該円盤刃を
    該グラインダーに対して、離隔又は接近させることによ
    り、該円盤刃を研削する円盤刃研削方法において、 前記草刈り機に取り付けられている円盤刃を前記位置決
    め手段によって位置決めした状態で、該円盤刃を研削す
    ることが可能であることを特徴とする円盤刃研削方法。
  17. 【請求項17】 少なくとも前記グラインダーをトラッ
    クの荷台の上に支持することを特徴とする請求項16に
    記載する円盤刃研削方法。
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