JP2000287893A - 現場内清掃システム - Google Patents

現場内清掃システム

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JP2000287893A
JP2000287893A JP11097152A JP9715299A JP2000287893A JP 2000287893 A JP2000287893 A JP 2000287893A JP 11097152 A JP11097152 A JP 11097152A JP 9715299 A JP9715299 A JP 9715299A JP 2000287893 A JP2000287893 A JP 2000287893A
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JP
Japan
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suction
dust
vertical pipe
cleaning system
pipe
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JP11097152A
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English (en)
Inventor
Ryoji Yoshitake
亮二 吉武
Yukihiro Watabe
幸浩 渡部
Tadahiro Sugawara
忠弘 菅原
Kazunori Kotani
和徳 小谷
Tomoaki Murase
智明 村瀬
Katsushi Ishii
克史 石井
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TOKI SEISAKUSHO KK
Fujita Corp
Original Assignee
TOKI SEISAKUSHO KK
Fujita Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置や移動を容易に行うことができる現場内
清掃システムを提供する。 【解決手段】 建築作業中の建築物10のリフトなどの
昇降設備用の収容空間14内に縦配管100を配設す
る。縦配管100は、複数の管部110A乃至110C
と、45度Yジョイント120A乃至120Cとを組み
合わせて構成される。1階の床壁12A上にゴミ回収機
500と吸引機600を設置し、縦配管100の下端を
接続管140を介して回収用サイクロン530に接続
し、フィルタ部540の接続口544を接続管610を
介して吸引機600に接続する。ゴミ回収機500に
は、コンテナバッグ550を取り付ける。配線部300
は制御盤560に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば建設作業現
場などで用いられる現場内清掃システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の建設作業現場などにおけ
る清掃は、ほうき、移動式電気掃除機、手押し式掃除
機、定置式集塵装置などによって行われている。ほうき
を用いる場合には、塵埃が空中に舞い上がり作業環境が
悪化しやすく、塵埃などを完全には回収できないため、
繰り返して掃除を行わなくてはならないという問題があ
る。また、移動式電気掃除機を用いる場合には、吸引力
が不足しがちであり塵埃の回収が不完全であり、また、
回収ホッパの容量が少ないため塵埃を回収する袋の交換
頻度が高く面倒であるという問題がある。また、手押し
式掃除機を用いる場合には、この手押し式掃除機を床面
に沿って移動させることでブラシが回転して床面の塵埃
を回収するが、ブラシ式であるため細かい塵埃の回収が
不完全とならざるを得ず、ブラシに絡まるゴミを頻繁に
除去する必要があり手間がかかるという問題がある。さ
らに、移動式電気掃除機と同様に、回収ホッパの容量が
少ないため塵埃を回収する袋の交換頻度が高く面倒であ
るという問題がある。また、ほうき、移動式電気掃除
機、手押し式掃除機の何れを用いても、回収したゴミや
塵埃を所定箇所に搬送して集めるのに手間がかかり、作
業現場が建築物の複数の階にまたがっている場合には、
これらのゴミや塵埃を建築物に設けられているエレベー
タなどの昇降施設を用いて搬送して所定箇所に集めなけ
ればならないという問題もある。
【0003】一方、定置式集塵装置は、集塵装置本体
と、集塵用配管と、吸引ホース部とを備えて構成されて
いる。集塵装置本体は、建築物の所定箇所に設けられ集
塵用配管と連通され、集塵用配管を介してゴミや塵埃を
空気と共に吸引してサイクロンによってゴミや塵埃を回
収するように構成されている。集塵用配管は、一端が集
塵装置本体に連通され、他端が作業現場の箇所に位置す
るように設けられている。吸引ホース部は一方の開口部
が集塵用配管の他端に連通され、他方の開口部が空気を
吸引するように構成されている。そして、集塵装置本体
が作動することによって吸引ホース部の内部の空気が吸
引され、吸引ホース部の他方の開口部から空気と共に吸
引されたゴミや塵埃が吸引ホース部と集塵用配管を介し
て集塵装置本体に回収されるように構成されている。こ
のような定置式集塵装置は、吸引力が高いため、作業現
場に塵埃を舞い上がらせることなく塵埃を完全に回収す
ることができ、また、回収ホッパの容量が大きいため、
ゴミや塵埃を回収した袋が多くなることもなく、また、
ゴミや塵埃を集塵装置本体に回収するため、ゴミや塵埃
を回収した袋を建築物の昇降施設を用いて搬送する必要
もない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
定置式集塵装置は、集塵用配管の移動や分解を想定して
いないため、設置作業に手間がかかり、建築作業現場な
どのように設置場所を頻繁に移動するような環境には不
向きであるという欠点がある。本発明は前記事情に鑑み
案出されたものであって、本発明の目的は、設置や移動
を容易に行うことができる現場内清掃システムを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、複数階を有する建築物の内部を清掃する現場
内清掃システムであって、縦配管と、吸引ホース部と、
吸引部とを備え、前記縦配管は、管部とジョイント部を
備え、前記管部同士が前記ジョイント部で接続されるこ
とにより前記複数階にわたって上下に延在すると共に、
各ジョイント部がそれぞれ階上に位置するように構成さ
れ、前記吸引ホース部は長さを有し、その長さ方向の一
方の開口部が前記ジョイント部と接続可能に設けられ、
前記一方の開口部が前記ジョイント部に接続された状態
で吸引ホースの内部が前記縦配管の内部と連通し他方の
開口部から空気を吸引可能に構成され、前記吸引部は前
記縦配管に接続可能で、前記縦配管に接続した状態で縦
配管の空気を吸引し、かつ、前記空気に含まれるゴミや
塵埃を回収するように構成され、前記吸引部が作動する
ことにより、前記吸引ホース部の他方の開口部から吸引
された空気が前記縦配管を経由して吸引部に至り、前記
空気に含まれるゴミや塵埃が前記吸引部で回収されるよ
うに構成されていることを特徴とする。また、本発明
は、前記吸引ホース部の長さ方向の他方の開口部には吸
引ノズルが接続されていることを特徴とする。また、本
発明は、前記ジョイント部は、前記管部が接続される管
部接続用開口部と前記吸引ホース部の一方の開口部が接
続される吸引ホース部接続用開口部を有し、前記管部が
接続されていない前記管部接続用開口部と、前記吸引ホ
ース部が接続されていない前記吸引ホース部接続用開口
部とはキャップが装着されて閉塞されることを特徴とす
る。また、本発明は、前記縦配管は、前記建築物の昇降
設備を収容する上下方向に延在する収容空間内に配設さ
れることを特徴とする。また、本発明は、前記吸引部
は、ゴミ回収機と吸引機とを備え、前記ゴミ回収機は、
回収用サイクロンとコンテナバッグを備え、前記回収用
サイクロンは、前記縦配管に接続可能に設けられた第1
接続口と、前記吸引機に接続可能に設けられた第2接続
口と、前記回収用サイクロンの下部に設けられた排出口
とを有し、前記吸引機は、前記第2接続口に接続され前
記回収用サイクロンを介して前記縦配管の内部に連通し
た状態で前記縦配管の内部から空気を吸引するように構
成され、前記コンテナバッグは、前記排出口の下方にお
いて前記ゴミ回収機に対して着脱可能に設けられ、前記
吸引機によって空気が吸引されることによって、前記縦
配管から前記第1接続口を経由して空気と共に運ばれる
ゴミや塵埃が前記回収用サイクロンで回収され前記排出
口から前記コンテナバッグの内部に排出されるように構
成されたことを特徴とする。また、本発明は、前記ゴミ
回収機は、支持フレームを備え、前記支持フレームは、
前記回収用サイクロンを支持すると共に、前記コンテナ
バッグを前記回収用サイクロンの下方位置に釣り下げた
状態で支持するように構成されていることを特徴とす
る。また、本発明は、前記回収用サイクロンから前記吸
引機に吸引される空気をろ過する1次フィルタと2次フ
ィルタが前記空気の吸引方向に沿ってその順番に配設さ
れており、前記1次フィルタが通過を阻止する塵埃の大
きさは、前記2次フィルタが通過を阻止する塵埃の大き
さより大きくなるように設定されていることを特徴とす
る。また、本発明は、前記1次フィルタは前記回収用サ
イクロンの内部において前記第2接続口の直前の箇所に
配設されていることを特徴とする。また、本発明は、前
記1次フィルタは、パンチングメタルまたはメッシュか
ら構成されていることを特徴とする。また、本発明は、
前記排出口と前記コンテナバッグの間に弁を回転させる
ロータリーバルブを設け、前記弁を連続的に回転させる
ことによって前記回収用サイクロン内部が外部に対して
気密状態を保持したままで前記回収用サイクロンで回収
されたゴミや塵埃を前記排出口から前記コンテナバッグ
に排出するように構成されていることを特徴とする。ま
た、本発明は、前記縦配管に沿って延在する配線部と、
前記配線部の前記ジョイント部に対応した箇所に配設さ
れた接続部と、前記配線部に接続された制御盤と、前記
配線部と接続可能に設けられた手元スイッチとを設け、
前記制御盤は、前記配線部を介して伝達される前記手元
スイッチのオンオフ信号に基いて前記ゴミ回収機と前記
吸引機の動作をオンオフするように構成されていること
を特徴とする。また、本発明は、前記手元スイッチは、
前記吸引ホース部の箇所に取り付けられ、前記手元スイ
ッチと前記接続部を接続する接続コードを設け、前記接
続コードは、前記吸引ホース部にその長さ方向に沿って
取り付けられていることを特徴とする。
【0006】本発明では、管部同士がジョイント部で接
続されて縦配管が構成され、この縦配管が複数階にわた
って上下に延在され、各ジョイント部がそれぞれ階上に
位置するように構成される。吸引ホース部の一方の開口
部をジョイント部と接続することによって吸引ホースの
内部が縦配管の内部と連通し他方の開口部から空気が吸
引可能となる。そして、吸引部が縦配管に接続された状
態で縦配管の空気を吸引することで、吸引ホース部の他
方の開口部から吸引された空気が縦配管を経由して吸引
部に至り、空気に含まれるゴミや塵埃が吸引部で回収さ
れる。したがって、管部をジョイント部で接続して複数
階にわたって上下に延在する縦配管を構成することがで
きるので、縦配管を建築物に設置することが容易であ
り、建築作業の進捗状況に応じて縦配管を延長したり、
解体することが簡単に行え、現場内清掃システムの設置
や移動を容易に行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明に係る現場内清掃シ
ステムの実施の形態の構成を示す縦断面図、図2は同実
施の形態のゴミ回収機の構成を示す構成図、図3は各階
における要部の構成を示す構成図である。
【0008】まず、図1を参照して全体構成について説
明する。本実施の形態の現場内清掃システム1000
は、縦配管100、吸引ホース部200、配線部30
0、手元スイッチ400、ゴミ回収機500、吸引機6
00などを備えて構成されている。この現場内清掃シス
テム1000が設置される建築作業中の建築物10は、
複数階、例えば4階建ての構造を有し、1階乃至4階に
対応してそれぞれ床壁12A乃至12Dが設けられてい
る。2階乃至4階の床壁12B乃至12Dの平面から見
て対応する箇所には、それぞれ平面視矩形状を呈する開
口12B1乃至12D1が設けられており、これら開口
12B1乃至12D1によって、図略のリフト(特許請
求の範囲の昇降設備に相当)を上下方向に移動可能に収
容する収容空間14が構成されている。
【0009】縦配管100は、建築物10の収容空間1
4内において上下方向に延在して配設されている。縦配
管100は、例えば隣接する床壁の間隔に相当する長さ
を有して円筒状に形成された管部110A、110B、
110Cと、これら管部の間を接続する45度Yジョイ
ント120A、120B(特許請求の範囲のジョイント
部に相当)と、最上部の管部110Cの上端部に接続さ
れたYジョイント120B(特許請求の範囲のジョイン
ト部に相当)とを備えて構成されている。2階乃至4階
の側壁(不図示)の上記収容空間14に臨む箇所には、
配管受け架台130A乃至130Cがそれぞれ設けられ
ており、これら配管受け架台130A乃至130Cが4
5度Yジョイント120A乃至120Cを支持すること
で縦配管100が建築物100に対して固定されてい
る。また、各45度Yジョイント120A乃至120C
が各階上に位置するように構成されている。
【0010】図3を参照して45度Yジョイントの構成
について詳細に説明する。なお、以下では、各45度Y
ジョイント120A乃至120Cは同一構造であるた
め、2階の45度Yジョイント120Aについてのみ説
明し、説明の重複を避ける。45度Yジョイント120
Aは、上下の管部110B、110Aと同軸上にすなわ
ち鉛直方向に軸心を向けた第1の円筒部121と、この
第1の円筒部121の軸心に対してすなわち鉛直方向に
対して45度上方に傾斜した方向に軸心を向けた状態で
上記第1の円筒部121の中間箇所から延在する第2の
円筒部122とを有している。第1、第2の円筒部12
1、122の内部は互いに連通している。そして、第1
の円筒部121の上下の開口部123、124(特許請
求の範囲の管部接続用開口部に相当)がそれぞれ上下の
管部110B、110Aと接続され、第2の円筒部12
2の端部に設けられた開口部125(特許請求の範囲の
吸引ホース部接続用開口部に相当)が2階の空間に臨ん
だ状態となるように構成されている。この開口部125
は、後述する吸引ホース部200に接続されるように構
成されているが、吸引ホース部200が接続されていな
い場合には、開口部125を閉塞する図略のキャップが
装着されるようになっている。また、4階の45度Yジ
ョイント120Cは、上側の開口部123に管部が接続
されておらず開放されているが、この開口部123にも
図略のキャップが装着されて閉塞されるようになってい
る。
【0011】図3に示すように、吸引ホース部200
は、長さを有するフレキシブルホース210と吸引ノズ
ル220を備えている。フレキシブルホース210の長
さ方向の一方の開口部211は、45度Yジョイント1
20Aの開口部125と接続することによって縦配管1
00の内部と連通するように構成されている。フレキシ
ブルホース210の長さ方向の他方の開口部212に
は、吸引ノズル220が接続されフレキシブルホース2
10の内部と吸引ノズル220の内部とが互いに連通す
るように構成されている。吸引ノズル220は、床壁1
2B上などに存在するゴミや塵埃を吸引するために適し
た形状となるように構成されている。
【0012】図1、図3に示すように、縦配管100に
沿って配線部300が延在しており、配線部300の一
端部は、後述する制御盤560に接続されている。そし
て、配線部300の45度ジョイント120A乃至12
0Cに対応した箇所には、それぞれ接続部310A、3
10B、310Cが設けられている。手元スイッチ40
0は、吸引ホース部210の箇所に取り付けられ、手元
スイッチ400は、吸引ホース部210にその長さ方向
に沿って取り付けられた接続コード410を介して上記
接続部310Aに接続可能に設けられている。手元スイ
ッチ400が接続部310B、310Cに対しても同様
に接続可能に設けられていることはもちろんである。接
続コード410と接続部310A乃至310Cの接続に
は、例えば周知のコネクタなどが用いられる。そして、
手元スイッチ400に対して行われるオンオフ操作に対
応してオンオフ信号が生成されると、このオンオフ信号
は、接続コード410、接続部310A、配線部300
を介して制御盤560に伝達されるようになっている。
制御盤560は、このオンオフ信号に基いて後述するゴ
ミ回収機500と吸引機600の動作をオンオフするよ
うに構成されている。
【0013】図1、図2に示すように、1階の床壁12
A上には、ゴミ回収機500と吸引機600が設置され
ている。なお、本実施の形態では、ゴミ回収機500と
吸引機600によって特許請求の範囲の吸引部が構成さ
れている。ゴミ回収機500は、支持フレーム510、
ロータリーバルブ520、回収用サイクロン530、フ
ィルタ部540、コンテナバッグ550、制御盤56
0、パレット570などを備えて構成されている。支持
フレーム510は、矩形状を呈する上壁部510Aと、
この上壁部510Aの対向する2つの周縁部から下方に
延在する側壁部510B、510Cとを備えている。側
壁部510B、510Cの下端の両端部には、床壁12
A上を移動するためのキャスタ512が設けられてい
る。
【0014】支持フレーム510の上壁部510Aの上
側には、回収用サイクロン530が固定されており、回
収用サイクロン530の下部には、ロータリーバルブ5
20が設けられている。回収用サイクロン530は、上
下方向に軸心を有する円筒状を呈する上部周壁部530
Aと、この上部周壁部530Aと同一の軸心を有しその
下部に底部が接続された截頭円錐形状を呈する下部周壁
部530Bと、上部周壁部530Aの上部に形成される
円形状の上壁部530Cとを備え、これら上部周壁部5
30A、下部周壁部530B、上壁部530Cによって
内部空間を区画している。そして、上部周壁部530A
には回収用サイクロン530の内部空間と連通する第1
接続口532が接続され、上壁部530Cには回収用サ
イクロン530の内部空間と連通する第2接続口534
が接続され、下部周壁部530の下端には回収用サイク
ロン530の内部空間と連通する排出口536が接続さ
れている。第1接続口532は、接続管140を介して
縦配管100に接続可能に設けられている。第2接続口
534は、接続管538を介してフィルタ部540に連
通され、このフィルタ部530に接続された接続管61
0を介して後述する吸引機600に連通されている。回
収用サイクロン530は、第1接続口532を介して縦
配管100の内部と連通された状態で、縦配管100か
ら第1接続口532を経由して空気と共に運ばれるゴミ
や塵埃を回収して排出口536に排出すると共に、第2
接続口534を介して吸引機600の内部に連通した状
態で第2接続口534から空気が吸引機600に吸引さ
れるように構成されている。
【0015】ロータリーバルブ520は、回収用サイク
ロン530の排出口536を開閉するように回転可能に
設けられた回転弁521と、この回転弁521と一体的
に回転するプーリ522とを有している。回転弁521
は、水平方向に延在する支軸521Aと、この支軸52
1Aに放射状に設けられた複数の板状の弁体521B
(特許請求の範囲の弁に相当)を有し、支軸521Aが
回転されることによって各弁体521Bが排出口536
を開閉するように構成されている。そして、支持フレー
ム510の上壁部510Aの上側に設けられているギア
ドモータ525にはプーリ524が取り付けられてお
り、このプーリ524と上記プーリ522にはベルト5
23が掛けまわされている。したがって、ギアドモータ
525が作動することによって回転駆動力がギアドモー
タ525からプーリ524、ベルト523、プーリ52
2を介して回転弁521に伝達されてこの回転弁521
を回転させ、排出口536の開閉動作を行うように構成
されている。ギアドモータ525は、後述する制御盤5
60によって動作が制御されるように構成されている。
【0016】また、ロータリバルブ520の下部には、
下方に向かって延出しその下端部が開放された筒状の排
出部526が設けられている。すなわち、ロータリバル
ブ520の回転弁521が回転することで回収用サイク
ロン530の排出口536と排出部526の間が気密状
態を保持したまま、回収用サイクロン530の排出口5
36から排出されたゴミや塵埃が回転弁521から排出
部526に排出されるようになっている。ロータリバル
ブ520によって回収用サイクロン530の内部の気密
状態を保持する理由は、回収用サイクロン530の内部
が外部に対して負圧になっているため、外部から排出口
536に向かって空気が吸入されることを防止するため
である。
【0017】コンテナバッグ550は、袋状を呈してお
り、上部の所定箇所、例えば2箇所には輪状の引っかけ
部552がそれぞれ設けられている。支持フレーム51
0の上壁部510Aの下面側には、上記引っかけ部55
2に対応して2つのフック部510A1が設けられてお
り、これらのフック部510A1に上記引っかけ部55
2を引っかけることで、コンテナバッグ550が支持フ
レーム510によって釣り下げられた状態で支持される
ように構成されている。コンテナバッグ550の上部の
中央には、開口部554が設けられており、この開口部
554には、ロータリバルブ520の排出部526が挿
入され、排出部526の下端がコンテナバッグ550の
内部に位置した状態となっている。したがって、ロータ
リバルブ520が開放されている際には、回収用サイク
ロン530の排出口536から排出されるゴミや塵埃
は、ロータリバルブ520の排出部526を経由してコ
ンテナバッグ550の内部に排出されるようになってい
る。また、コンテナバケット550は、例えばビニルな
どで編んで構成されており、軽量かつ安価である。パレ
ット570は、床壁12Aの上においてコンテナバッグ
550の底部の下方に載置されており、ゴミや塵埃が満
杯となったコンテナバッグ550を搬送する際に用いら
れる。
【0018】回収用サイクロン530の内部には、第2
接続口534の直前の箇所に1次フィルタ537が配設
されている。この1次フィルタ537は、比較的大きな
塵埃の通過を阻止する部材、例えばパンチングメタルま
たはメッシュによって構成されている。また、フィルタ
部540は、接続管538が接続される吸引側の接続口
542と、接続管610が接続される排出側の接続口5
44と、回収用サイクロン530の第2接続口534か
ら接続管538を介して吸引される空気をろ過するため
の2次フィルタ546とを備えている。2次フィルタ5
46は、比較的細かな塵埃の通過を阻止することで外気
と同程度の塵埃を含む空気を排出するように構成されて
いる。制御盤560は、前述した手元スイッチ400と
配線部300を介して接続され、手元スイッチ400か
ら出力されるオンオフ信号に基いてゴミ回収機500の
ギアドモータ525の動作と吸引機600の動作をオン
オフ制御するように構成されている。
【0019】図1に示すように、吸引機600は、フィ
ルタ部540の接続口544と接続管610を介して回
収用サイクロン530の内部に連通され、かつ、この回
収用サイクロン530の内部を介して縦配管100の内
部に連通された状態で縦配管100の内部から空気を吸
引するように構成されている。吸引機600の下部に
は、床壁12A上を移動するためのキャスタ610が設
けられている。
【0020】次に、上述のように構成された現場内清掃
システムの動作について説明する。まず、現場内清掃シ
ステム1000を建築作業中の建築物10に設置する際
の作業について説明する。図1のように建築作業中の建
築物10に縦配管100をリフトなどの昇降設備用の収
容空間14内に配設する。縦配管100は、複数の管部
110A乃至110Cと、45度Yジョイント120A
乃至120Cとを組み合わせて構成される。すなわち、
管部同士を45度Yジョイントで接続することで縦配管
組み立てられる。また、各45度Yジョイント120A
乃至120Cの箇所を配管受け架台130A乃至130
Cによって建築物100に対して固定する。また、配線
部300は縦配管100に沿って配線する。この際、配
線部300の各45度Yジョイント120A乃至120
Cに対応する箇所には接続部310A、310B、31
0Cが設けられている。また、各45度Yジョイント1
20A乃至120Cの開口部125のうち、吸引ホース
部200に接続されていないものには、図略のキャップ
が装着されて閉塞される。また、4階の45度Yジョイ
ント120Cの開口部126にも図略のキャップが装着
されて閉塞される。そして、1階の床壁12A上にゴミ
回収機500と吸引機600を設置し、縦配管100の
下端を接続管140を介して回収用サイクロン530に
接続し、フィルタ部540の接続口544を接続管61
0を介して吸引機600に接続する。ゴミ回収機500
には、コンテナバッグ550を取り付ける。すなわち、
コンテナバッグ550の開口部554をロータリバルブ
520の排出部526に挿入して引っかけ部552を支
持フレーム510のフック部510A1に引っかけるこ
とにより、コンテナバッグ550を支持フレーム510
に釣り下げる。また、配線部300を制御盤560に接
続する。したがって、管部を45度Yジョイントによっ
て接続して複数階にわたって上下に延在する縦配管10
0を容易に構成することができるので、縦配管100を
建築物に設置することが容易である。このため、建築作
業の進捗状況に応じて縦配管を延長したり、解体するこ
とも簡単に行える。
【0021】次に、具体的な清掃時の動作について説明
する。図1に示すように、2階の床壁12Bの清掃を行
う場合について説明する。作業者Pは、手元スイッチ4
00と接続コード410が付いた状態の吸引ホース部2
00を2階まで運搬する。そして、45度Yジョイント
120Aの開口部125に装着されているキャップを取
り外して、開口部125にフレキシブルホース210を
接続すると共に、接続コード410を接続部310Aに
接続する。そして、手元スイッチ400をオン操作する
と、オン操作を示すオンオフ信号が手元スイッチ400
から接続コード410、接続部310A、配線部30
0、制御盤560に伝送され、制御盤560は、上記オ
ンオフ信号に基いてゴミ回収機500のギアドモータ5
25の動作と吸引機600の動作をする。これにより、
ギアドモータ525によるロータリーバルブ520の回
転動作と、吸引機600による吸引動作とが開始され
る。作業者Pは、吸引ホース部200を操作して吸引ノ
ズル220を床壁12Bの上面で移動させてゴミや塵埃
を吸引して清掃を行う。一般的に、建築作業現場におい
ては、大量のゴミや塵埃が発生する。これらのゴミや塵
埃は、建築材料の一部、例えば釘、吹き付け材、コンク
リートの破片、切断された線材などを含む。吸引ノズル
220から空気と共に吸引されたゴミや塵埃は、フレキ
シブルホース200、縦配管100を経由して1階のゴ
ミ回収機500に向かって搬送され、ゴミ回収機500
の回収用サイクロン530の第1接続口532から回収
用サイクロン530の内部に吸引される。回収用サイク
ロン530に空気と共に吸引されたゴミや塵埃は、回収
用サイクロン530の作用によって空気から分離され排
出口536からロータリーバルブ520の回転弁521
を構成する各弁体521Bのうち、回収用サイクロン5
30の内部に臨んだ状態の弁体521Bの上に排出され
る。ここで、回転弁521は、ギアドモータ525の回
転駆動力によって連続的に回転しているため、各弁体5
21Bの上に排出されたゴミや塵埃は、回転弁521の
回転動作にともなってロータリバルブ520の下部に接
続されている排出部526へ順次移送され、この排出部
526からコンテナバッグ550の内部へ排出されて回
収される。一方、回収用サイクロン530に吸引された
空気は、1次フィルタ537を通過した後、第2接続口
534、接続管538を経由してフィルタ部540に至
り、このフィルタ部540の2次フィルタ546を通過
する。前述したように、1次フィルタ537は、比較的
大きな塵埃の通過を阻止するように構成されている、つ
まり、1次フィルタ537が通過を阻止する塵埃の大き
さは、2次フィルタ546が通過を阻止する塵埃の大き
さより大きくなるように設定されている。このため、2
次フィルタ546には、比較的小さな塵埃が到達する。
したがって、大量のゴミや塵埃がゴミ回収機500によ
って回収されても2次フィルタ546が汚れにくいた
め、2次フィルタ546の保守回数が少なくて済む。
【0022】作業者Pは、2階での清掃作業が終了する
と、手元スイッチ400を操作してゴミ回収機500と
吸引機600の動作を停止させる。そして、45度Yジ
ョイント120Aの開口部125からフレキシブルホー
ス210を取り外し、開口部125にキャップを装着し
て作業を終了する。他の階における清掃作業も上述と全
く同様に行われる。
【0023】コンテナバッグ550に回収されたゴミや
塵埃が満杯になった場合には、ゴミ回収機500と吸引
機600の動作を停止させた状態で、支持フレーム51
0のフック部510A1からコンテナバッグ550の引
っかけ部552を外してロータリバルブ520の排出部
526からコンテナバッグ550の開口部554を抜去
してコンテナバッグ550をパレット570の上に載置
する。そして、パレット570毎、フォークリフトなど
の運搬装置によって搬送する。次の清掃のために、新た
なコンテナバッグ550を用意し、その開口部554を
ロータリバルブ520の排出部526に挿入して引っか
け部552を支持フレーム510のフック部510A1
に引っかけることにより、コンテナバッグ550を支持
フレーム510に釣り下げる。
【0024】以上詳述したように、本実施の形態によれ
ば、次のような作用効果を奏する。管部を45度Yジョ
イントによって接続して複数階にわたって上下に延在す
る縦配管100を構成することができるので、縦配管1
00を建築物に設置することが容易であり、例えばリフ
ト収容空間などに容易に設置することができる。このた
め、建築作業の進捗状況に応じて縦配管を延長したり、
解体することが簡単に行え、現場内清掃システムの設置
や移動を容易に行うことができるという効果がある。
【0025】また、従来の定置式集塵装置では、回収ホ
ッパに回収されたゴミや塵埃を回収ホッパから運搬用の
かごなどに移し替えなくてはならず、作業が面倒なもの
となっていた。これに対して、本実施の形態では、従来
と違って、回収ホッパが不要となり軽量かつ安価なコン
テナバッグ550にゴミや塵埃を回収することができ
る。このため、回収ホッパからゴミや塵埃を移し替える
手間がかからず、コンテナバッグ550ごと廃棄するこ
とができる。
【0026】また、従来の定置式集塵装置では、回収ホ
ッパが金属材料から構成されているため、装置の重量が
重くなりがちであり、また、回収ホッパからゴミ運搬用
のカゴなどにゴミを移動させるために、回収ホッパを回
転可能な機構としているため、装置の規模が大きくなり
がちである。したがって、移動が不便で広い設置スペー
スが必要となり、建築作業現場などのように設置場所の
移動が多い場合に不便であった。これに対して本実施の
形態では、回収ホッパが不要となり軽量かつ安価なコン
テナバッグ550にゴミや塵埃を回収することができ
る。このため、ゴミ回収機を小型かつ軽量にすることが
でき、設置場所の移動が容易に行える。また、ゴミ回収
機500と吸引機600には移動用キャスタを設けたの
で、建築中の作業現場においてこれらゴミ回収機500
と吸引機600をより簡単に移動することができる。
【0027】また、従来の定置式集塵装置では、建築作
業現場などで大量のゴミや塵埃が発生するため、集塵装
置本体における空気をろ過するフィルタが汚れやすくな
り、フィルタの保守頻度が高くなるという問題があっ
た。これに対して、本実施の形態では、ゴミ回収機50
0において1次フィルタを2次フィルタの前に設けてい
るため、大量のゴミや粉塵を空気と共に吸引して回収用
サイクロンで回収しても2次フィルタの汚れが少なくな
り、2次フィルタの保守回数が少なくて済むという効果
がある。
【0028】なお、1つのゴミ回収機に対して準備して
おく手元スイッチと清掃用ホースを各1個に限定してお
けば、同時に2つ以上の場所で清掃が行われて、吸引さ
れるゴミや塵埃の量がゴミ回収機と吸引機の能力を超え
ることが防止される。また、1つのゴミ回収機に対して
準備しておく手元スイッチと清掃用ホースを各1個に限
定しておけば、この現場内清掃システムの稼動状態を容
易に管理することができる。
【0029】なお、上述した実施の形態では、管部を接
続するジョイント部として45度Yジョイントを用いた
が、本発明はこれに限定されるものではない。また、建
築物の階数、管部とジョイント部と接続部の個数は任意
である。また、吸引部を構成するゴミ回収機と吸引機の
設置場所は建築物の1階でなくてもよく任意の場所でよ
い。
【0030】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明は、
複数階を有する建築物の内部を清掃する現場内清掃シス
テムであって、縦配管と、吸引ホース部と、吸引部とを
備え、前記縦配管は、管部とジョイント部を備え、前記
管部同士が前記ジョイント部で接続されることにより前
記複数階にわたって上下に延在すると共に、各ジョイン
ト部がそれぞれ階上に位置するように構成され、前記吸
引ホース部は長さを有し、その長さ方向の一方の開口部
が前記ジョイント部と接続可能に設けられ、前記一方の
開口部が前記ジョイント部に接続された状態で吸引ホー
スの内部が前記縦配管の内部と連通し他方の開口部から
空気を吸引可能に構成され、前記吸引部は前記縦配管に
接続可能で、前記縦配管に接続した状態で縦配管の空気
を吸引し、かつ、前記空気に含まれるゴミや塵埃を回収
するように構成され、前記吸引部が作動することによ
り、前記吸引ホース部の他方の開口部から吸引された空
気が前記縦配管を経由して吸引部に至り、前記空気に含
まれるゴミや塵埃が前記吸引部で回収されるように構成
した。
【0031】そのため、本発明では、管部同士がジョイ
ント部で接続されて縦配管が構成され、この縦配管が複
数階にわたって上下に延在され、各ジョイント部がそれ
ぞれ階上に位置するように構成される。吸引ホース部の
一方の開口部をジョイント部と接続することによって吸
引ホースの内部が縦配管の内部と連通し他方の開口部か
ら空気が吸引可能となる。そして、吸引部が縦配管に接
続された状態で縦配管の空気を吸引することで、吸引ホ
ース部の他方の開口部から吸引された空気が縦配管を経
由して吸引部に至り、空気に含まれるゴミや塵埃が吸引
部で回収される。したがって、管部をジョイント部で接
続して複数階にわたって上下に延在する縦配管を構成す
ることができるので、縦配管を建築物に設置することが
容易であり、建築作業の進捗状況に応じて縦配管を延長
したり、解体することが簡単に行え、現場内清掃システ
ムの設置や移動を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る現場内清掃システムの実施の形態
の構成を示す縦断面図である。
【図2】同実施の形態のゴミ回収機の構成を示す構成図
である。
【図3】各階における要部の構成を示す構成図である。
【符号の説明】
10 建築物 100 縦配管 120A乃至120C ジョイント部 200 吸引ホース部 500 ゴミ回収機(吸引部) 600 吸引機(吸引部) 1000 現場内清掃システム
フロントページの続き (72)発明者 渡部 幸浩 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 菅原 忠弘 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 小谷 和徳 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 村瀬 智明 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 石井 克史 埼玉県八潮市大字2丁目1096−6 株式会 社東輝製作所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数階を有する建築物の内部を清掃する
    現場内清掃システムであって、 縦配管と、吸引ホース部と、吸引部とを備え、 前記縦配管は、管部とジョイント部を備え、前記管部同
    士が前記ジョイント部で接続されることにより前記複数
    階にわたって上下に延在すると共に、各ジョイント部が
    それぞれ階上に位置するように構成され、 前記吸引ホース部は長さを有し、その長さ方向の一方の
    開口部が前記ジョイント部と接続可能に設けられ、前記
    一方の開口部が前記ジョイント部に接続された状態で吸
    引ホースの内部が前記縦配管の内部と連通し他方の開口
    部から空気を吸引可能に構成され、 前記吸引部は前記縦配管に接続可能で、前記縦配管に接
    続した状態で縦配管の空気を吸引し、かつ、前記空気に
    含まれるゴミや塵埃を回収するように構成され、 前記吸引部が作動することにより、前記吸引ホース部の
    他方の開口部から吸引された空気が前記縦配管を経由し
    て吸引部に至り、前記空気に含まれるゴミや塵埃が前記
    吸引部で回収されるように構成されている、 ことを特徴とする現場内清掃システム。
  2. 【請求項2】 前記吸引ホース部の長さ方向の他方の開
    口部には吸引ノズルが接続されていることを特徴とする
    請求項1記載の現場内清掃システム。
  3. 【請求項3】 前記ジョイント部は、前記管部が接続さ
    れる管部接続用開口部と前記吸引ホース部の一方の開口
    部が接続される吸引ホース部接続用開口部を有し、前記
    管部が接続されていない前記管部接続用開口部と、前記
    吸引ホース部が接続されていない前記吸引ホース部接続
    用開口部とはキャップが装着されて閉塞されることを特
    徴とする請求項1または2記載の現場内清掃システム。
  4. 【請求項4】 前記縦配管は、前記建築物の昇降設備を
    収容する上下方向に延在する収容空間内に配設されるこ
    とを特徴とする請求項1、2または3記載の現場内清掃
    システム。
  5. 【請求項5】 前記吸引部は、ゴミ回収機と吸引機とを
    備え、前記ゴミ回収機は、回収用サイクロンとコンテナ
    バッグを備え、前記回収用サイクロンは、前記縦配管に
    接続可能に設けられた第1接続口と、前記吸引機に接続
    可能に設けられた第2接続口と、前記回収用サイクロン
    の下部に設けられた排出口とを有し、前記吸引機は、前
    記第2接続口に接続され前記回収用サイクロンを介して
    前記縦配管の内部に連通した状態で前記縦配管の内部か
    ら空気を吸引するように構成され、前記コンテナバッグ
    は、前記排出口の下方において前記ゴミ回収機に対して
    着脱可能に設けられ、前記吸引機によって空気が吸引さ
    れることによって、前記縦配管から前記第1接続口を経
    由して空気と共に運ばれるゴミや塵埃が前記回収用サイ
    クロンで回収され前記排出口から前記コンテナバッグの
    内部に排出されるように構成されたことを特徴とする請
    求項1乃至5に何れか1項記載の現場内清掃システム。
  6. 【請求項6】 前記ゴミ回収機は、支持フレームを備
    え、前記支持フレームは、前記回収用サイクロンを支持
    すると共に、前記コンテナバッグを前記回収用サイクロ
    ンの下方位置に釣り下げた状態で支持するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項5記載の現場内清掃シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記回収用サイクロンから前記吸引機に
    吸引される空気をろ過する1次フィルタと2次フィルタ
    が前記空気の吸引方向に沿ってその順番に配設されてお
    り、前記1次フィルタが通過を阻止する塵埃の大きさ
    は、前記2次フィルタが通過を阻止する塵埃の大きさよ
    り大きくなるように設定されていることを特徴とする請
    求項5または6記載の現場内清掃システム。
  8. 【請求項8】 前記1次フィルタは前記回収用サイクロ
    ンの内部において前記第2接続口の直前の箇所に配設さ
    れていることを特徴とする請求項7記載の現場内清掃シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記1次フィルタは、パンチングメタル
    またはメッシュから構成されていることを特徴とする請
    求項7または8記載の現場内清掃システム。
  10. 【請求項10】 前記排出口と前記コンテナバッグの間
    に弁を回転させるロータリーバルブを設け、前記弁を連
    続的に回転させることによって前記回収用サイクロン内
    部が外部に対して気密状態を保持したままで前記回収用
    サイクロンで回収されたゴミや塵埃を前記排出口から前
    記コンテナバッグに排出するように構成されていること
    を特徴とする請求項5乃至9に何れか1項記載の現場内
    清掃システム。
  11. 【請求項11】 前記縦配管に沿って延在する配線部
    と、前記配線部の前記ジョイント部に対応した箇所に配
    設された接続部と、前記配線部に接続された制御盤と、
    前記配線部と接続可能に設けられた手元スイッチとを設
    け、前記制御盤は、前記配線部を介して伝達される前記
    手元スイッチのオンオフ信号に基いて前記ゴミ回収機と
    前記吸引機の動作をオンオフするように構成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至10に何れか1項記載の
    現場内清掃システム。
  12. 【請求項12】 前記手元スイッチは、前記吸引ホース
    部の箇所に取り付けられ、前記手元スイッチと前記接続
    部を接続する接続コードを設け、前記接続コードは、前
    記吸引ホース部にその長さ方向に沿って取り付けられて
    いることを特徴とする請求項10記載の現場内清掃シス
    テム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007297880A (ja) * 2006-05-02 2007-11-15 Kotogawa:Kk 石綿スレート板の留め具の除去装置及び除去方法
KR101245671B1 (ko) 2012-05-24 2013-03-20 이춘우 전기 진공청소기에서 방출된 고형물을 수거하는 수거대
JP2013231328A (ja) * 2012-05-01 2013-11-14 Shimizu Corp 仮設設備ユニット架台
CN104305935A (zh) * 2014-10-14 2015-01-28 江苏瑞宇医疗用品有限公司 灰尘清洁装置

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