JP2000287454A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP2000287454A
JP2000287454A JP11084993A JP8499399A JP2000287454A JP 2000287454 A JP2000287454 A JP 2000287454A JP 11084993 A JP11084993 A JP 11084993A JP 8499399 A JP8499399 A JP 8499399A JP 2000287454 A JP2000287454 A JP 2000287454A
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正平 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズを低減させるシールド効果を持たせな
がらも、部品配置の設計が容易な電源装置を提供する。 【解決手段】 高周波電源回路1は、インダクタLr1
とコンデンサCr1との直列回路よりなる共振回路2と
コンデンサCm1〜Cm3よりなるマッチング回路4と
を介して無電極放電灯の励起コイルLp1に高周波電力
を供給する。両面プリント基板10aの表面には、高周
波電源回路1の出力端の電力側とインダクタLr1とを
接続する回路パターンP1が形成される。両面プリント
基板10aの裏面には、コンデンサCr1,Cm1〜C
m3の電力側を接続する回路パターンP2と、接地側を
接続する接地パターンGとが形成される。回路パターン
P1は両面プリント基板10aを挟んで接地パターンG
に近接し、回路パターンP2は接地パターンGから離れ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波電力を負荷
に供給する電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電源装置では動作周波数が高く
なるにつれて負荷回路の特性の変動などの影響を受けや
すくなり、回路動作を安定させることが難しくなってく
る。また、電源装置からのノイズの発生量が増加するか
ら、回路動作に影響を与え、外部回路にも誤動作などの
影響を与えるという問題が生じる。
【0003】この種の問題を解決する電源装置として
は、特開平9−306682号公報に記載されたものが
ある。この電源装置は、図17および図18に示すよう
に、高周波の発振を行う発振回路21と、発振回路21
の発振出力を増幅する前段増幅回路22および中段増幅
回路23と、フィルタ回路24とを備える。
【0004】発振回路21は、水晶振動子Xとトランジ
スタQ3とを用いて高周波の発振を行うものであり、コ
イルL6およびコンデンサC15により低Qの同調回路
を構成しており、無調整の発振器となっている。前段増
幅回路22は、発振回路21の発振出力をトランジスタ
Q4により増幅するものであり、コイルL5およびコン
デンサC17により発振回路21の発振周波数に同調す
るように構成している。また、抵抗R8〜R10は減衰
器を構成している。
【0005】中段増幅回路23は、電力用MOSFET
(以下では、トランジスタと呼ぶ)Q5により前段増幅
回路22の出力をさらに増幅するものである。コイルL
7はトランジスタQ5の入力キャパシタンスを打ち消す
ために挿入してあり、抵抗R12はトランジスタQ5の
入力インピーダンスを前段増幅回路22の出力と整合さ
せるために挿入してある。また、コイルL4とコンデン
サC18とにより発振回路21の発振周波数に同調させ
ている。フィルタ回路24は、コイルL3とコンデンサ
C9とにより構成され、高周波が直流電源26(図18
参照)に帰還することを防いでいる。図18における直
流電源26はフィルタ回路24を含むものとして示して
ある。
【0006】図17に示す回路のうち前段増幅回路22
と中段増幅回路23とを実装したプリント基板10を図
18に示す。図中において中段増幅回路23の出力端に
は中段増幅回路23の出力をさらに増幅する終段増幅回
路25が接続されている。図18に示すプリント基板1
0においては、接地パターンGが前段増幅回路22と中
段増幅回路23とをそれぞれ全周にわたって囲む形で形
成されている。したがって、接地パターンGのシールド
効果により、前段増幅回路22と中段増幅回路23とに
それぞれ流れる共振電流が他の回路に影響を及ぼすのを
防止することができ、結果的に共振電流の回り込みによ
る発振などが生じることがなく、回路動作が安定するこ
とになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来構成のよ
うに、不要な高周波の回り込みや輻射を防止するには、
対象となる回路の周囲を導体で囲むとともに、その導体
を接地する構成が一般的である。しかしながら、回路を
接地された導体で全周にわたって囲むと、回路の構成部
品の配置に制約が多くなり、部品配置の設計が難しくな
るという問題が生じる。とくに、プリント基板に回路部
品を実装する際には対象となる回路を接地パターンで囲
む構成を採用すると、接地パターンを除く回路パターン
の引き回しが複雑になるから、回路パターンの設計が難
しくなる。
【0008】本発明は上記事由に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、ノイズを低減させるシールド効果を
持たせながらも部品配置の設計が容易な電源装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、スイ
ッチング素子を含む高周波電源回路から共振回路を介し
て負荷回路に高周波電力を供給する電源装置であって、
上記高周波電源回路の出力端から上記共振回路までの部
位で接地線を除いた電路である第1の電路を接地線に近
い位置に配線し、上記共振回路と共振回路から負荷回路
に向かう経路とを含む部位で接地線を除いた電路である
第2の電路を接地線から遠い位置に配線したものであ
る。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記共振回路が両面プリント基板に実装され、両面
プリント基板の一面に形成される回路パターンが上記第
1の電路に用いられ、第1の電路として用いる回路パタ
ーンは両面プリント基板の他面に形成されている接地パ
ターンと対向する部分を有するものである。
【0011】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記共振回路が片面プリント基板に実装され、第1
の電路に用いる回路パターンの両側に近接して接地パタ
ーンが形成されているものである。
【0012】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、上記共振回路が、空芯コイルよりな
るインダクタを含むものである。
【0013】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、上記負荷回路が無電極放電灯を含む
ものである。
【0014】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、上記負荷回路が、上記無電極放電灯への電力供給経
路に挿入された電力供給用コイルを含むものである。
【0015】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
6の発明において、上記負荷回路が、上記共振回路と負
荷との間に挿入されたマッチング回路を含むものであ
る。
【0016】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、上記マッチング回路が、上記高周波電源回路とは別
のプリント基板に実装されているものである。
【0017】請求項9の発明は、請求項7または請求項
8の発明において、上記マッチング回路が両面プリント
基板に実装され、マッチング回路において接地線を除く
回路パターンが形成されている部位における両面プリン
ト基板の他面には接地パターンが形成されていないもの
である。
【0018】請求項10の発明は、スイッチング素子を
含む高周波電源回路と、高周波電源回路の出力端に接続
された共振回路と、放電ガスが封入されたバルブおよび
バルブの内部空間に高周波電磁界を形成する励起コイル
よりなる無電極放電灯と、共振回路と励起コイルとの間
に挿入されたマッチング回路とを備え、少なくとも高周
波電源回路と共振回路とは両面プリント基板に実装さ
れ、両面プリント基板の一面に形成される回路パターン
により高周波電源回路と共振回路との間が接続され、こ
の回路パターンは両面プリント基板の他面に形成された
接地パターンと対向する部分を有するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0020】(実施形態1)本実施形態は、図1および
図2に示すように、高周波電源回路1から出力された高
周波電力が共振回路2を介して負荷回路3に供給される
電源装置において、共振回路2と負荷回路3の一部であ
るマッチング回路4とを両面プリント基板10aに実装
したものである。
【0021】図1(a)に示すように、共振回路2はイ
ンダクタLr1とコンデンサCr1との直列回路からな
り、高周波電源回路1の出力端と負荷回路4との間に挿
入される。高周波電源回路1と負荷回路4との接地線G
Rは共通であり、共振回路2は接地線GRではないほう
の電路(以下では電力線と呼ぶ)に挿入される。高周波
電源回路1はスイッチング素子を用いて高周波電力を生
成する回路であって、共振回路2を通すことにより高調
波成分が低減される。
【0022】負荷回路3はマッチング回路4と負荷とし
ての無電極放電灯とを含む。無電極放電灯は、放電ガス
が封入されたバルブLPと、バルブLPに近接して配置
されている誘起コイルLp1とを備え、マッチング回路
4を通して誘起コイルLp1に高周波電流を流すことに
より、誘起コイルLp1の周囲に形成される高周波電磁
界をバルブLPの内部空間に作用させる。したがって、
放電ガスが高周波電磁界により励起・電離されて発光す
る。
【0023】マッチング回路4は、電力線に挿入された
コンデンサCm2と、コンデンサCm2の両端において
電力線と接地線GRとの間に接続された2個のコンデン
サCm1,Cm3とを備える。無電極放電灯はインピー
ダンスの変化が大きいから、マッチング回路4を用いる
ことにより前段側とのインピーダンスを整合させるので
ある。
【0024】以下では、電力線について、高周波電源回
路1の出力端から共振回路2までの部位を第1の電路P
R1と呼び、共振回路2と負荷回路4とのうち無電極放
電灯を除く部位を第2の電路PR2と呼ぶ。
【0025】本実施形態では、図1(a)の回路のうち
共振回路2とマッチング回路4とを両面プリント基板1
0aに実装しているのであって、図2に示すように、両
面プリント基板10aの一面に接地線GRとなる接地パ
ターンGおよび第2の電路PR2として用いられる回路
パターンP2が形成され、他面には第1の電路PR1と
して用いられる回路パターンP1が形成される。上記他
面の回路パターンの一部は第2の電路PR2となる部位
もあるが、回路パターンP1は第1の電路PR1となる
部位のみを意味することとする。以下では第1の電路P
R1が形成されている面(図2(a)に示す面)を表
面、第2の電路PR2および接地パターンGが形成され
ている面(図2(b)に示す面)を裏面と呼ぶ。なお、
図2では表面と裏面とは図中の辺Aを軸として回転させ
た状態で示してある。
【0026】図2(a)のように両面プリント基板10
aの表面にはインダクタLr1が表面実装され、また図
2(b)のように両面プリント基板10aの裏面にはコ
ンデンサCr1,Cm1〜Cm3が表面実装される。共
振回路2を構成するインダクタLr1とコンデンサCr
1との間の回路パターンは両面プリント基板10aの表
裏に形成されており、スルーホールHを通して互いに接
続される。つまり、インダクタLr1とコンデンサCr
1とはスルーホールHを介して接続される。
【0027】ところで、図1(b)に示すように、両面
プリント基板10aの表面に形成された回路パターンP
1は、両面プリント基板10aの裏面に形成された接地
パターンGと対向する部分を有している。つまり、回路
パターンP1は接地パターンPに近い位置に形成されて
いることになる。一方、両面プリント基板10aの裏面
に形成した回路パターンP2に対応する部位における両
面プリント基板10aの表面には接地パターンGは形成
されていない。また、回路パターンP2は両面プリント
基板10aの裏面における接地パターンGから遠い位置
に形成されていることになる。
【0028】上述したように、本実施形態では、高周波
電源回路1から共振回路2までの高調波成分が比較的多
い部位では、回路パターンP1を接地パターンGに近接
させることにより、高調波成分に対してシールド効果を
得ることができる。つまり、高周波電源回路1からの高
調波ノイズが負荷回路3に達するのを抑制して外部への
輻射を低減することができる。一方、共振回路2と負荷
回路3とを含む高調波成分の比較的少ない部位では回路
パターンP2を接地パターンGから遠い位置に設けるこ
とによって、無電極放電灯に供給する電力の損失を防止
することができる。。
【0029】さらに、本実施形態では、図2(b)のよ
うに、接地パターンGにおける負荷回路4寄りの部位
(図2(b)の右部)は開放されているから、プリント
基板における回路パターンの引き回しが容易であり、部
品配置の制約が少なくなる。つまり、部品配置の設計が
容易になる。
【0030】(実施形態2)本実施形態は、実施形態1
と同様に両面プリント基板10aを用いたものである
が、図3および図4に示すように、接地パターンGを両
面プリント基板10aの両面に形成しているものであ
る。部品の配置は実施形態1と同様であって、両面プリ
ント基板10aの表面にも裏面と略同形状の接地パター
ンG1を形成した点が実施形態1とは相違する。
【0031】接地パターンG1は、図4(a)に示すよ
うに、回路パターンP1に対応する部位では分離され、
回路パターンP1の両側に近接する形に形成される。ま
た、両面プリント基板10aの表裏の接地パターンG,
G1は複数箇所に形成したスルーホールHを介して接続
されている。このように両接地パターンG,G1を多箇
所で接続していることにより、両接地パターンG,G1
に電位差が生じるのを防止している。
【0032】接地パターンG1は接地パターンGと略同
形状であるから回路パターンP2とは対向せず、回路パ
ターンP2と接地パターンGとの結合による大きな損失
が生じないようにしてある。また、回路パターンP1は
接地パターンGに近接だけではなく、接地パターンG1
にも近接しているから、全体として接地パターンG,G
1と結合度が大きくなり、ノイズに対するシールド効果
が一層高くなる。他の構成および動作は実施形態1と同
様である。
【0033】(実施形態3)本実施形態は、図5および
図6のように、片面プリント基板10bを用い、共振回
路2のインダクタLr1として空芯コイルを用いたもの
である。片面プリント基板10bを用いるから、回路パ
ターンP1,P2は接地パターンGと同じ面(この面を
裏面とする)に形成される。また、片面プリント基板1
0bの表面にはインダクタLr1のみが配置される。イ
ンダクタLr1は表面実装ではなく裏面側において回路
パターンP1,P2に接続される。
【0034】接地パターンGは回路パターンP1の近傍
部位では回路パターンP1の両側に近接しており、シー
ルド効果を高めてある。また、回路パターンP2は接地
パターンGから遠い位置に形成され、損失の発生を抑制
してある。
【0035】本実施形態では、インダクタLr1として
空芯コイルを用いているが、インダクタLr1のみを片
面プリント基板10bの表面に実装してあり、しかもイ
ンダクタLr1の近傍にはパターンが形成されていない
から、インダクタLr1からの漏れ磁束による回路への
影響がなく、インダクタLr1に作成の容易な空芯コイ
ルを用いることができる。
【0036】(実施形態4)本実施形態は、図7に示す
ように、高周波電源回路1として直列接続された2個の
スイッチング素子Q1,Q2を出力段に備えるものを用
い、両スイッチング素子Q1,Q2の接続点を出力端と
している。また、図8および図9に示すように、スイッ
チング素子Q1,Q2と共振回路2とを両面プリント基
板10aに実装してある。スイッチング素子Q1,Q2
は両面プリント基板10aの周部に配置されており、両
面プリント基板10aに隣接して配置した放熱体5と熱
的に結合される。本実施形態では、負荷回路3は両面プ
リント基板10aとは別に設けられる。ここに、プリン
ト基板10aと負荷回路3とはコネクタCN1,CN2
を介して接続される。本実施形態では、両面プリント基
板10aに負荷回路3を実装していないから、共振回路
2および共振回路2からコネクタCN1,CN2までの
部位で接地パターンを除く部位を第2の電路PR2とし
ている。
【0037】両面プリント基板10aの裏面には第2の
電路PR2となる回路パターンP2が形成されるととも
に、接地パターンGが形成される。また、両面プリント
基板10aの表面に形成された回路パターンP1は、接
地パターンGに対向する部分を有している。本実施形態
では、両面プリント基板10aの表面にも裏面と略同形
状の接地パターンG1が形成される。接地パターンG1
は、回路パターンP1の両側に近接し、さらにスイッチ
ング素子Q1,Q2の間にも接地パターンG1が形成さ
れる。両面プリント基板10aの表裏の接地パターン
G,G1は適宜箇所に形成されたスルーホールHを介し
て接続される。また、実施形態1と同様にインダクタL
r1とコンデンサCr1とにそれぞれ接続された回路パ
ターンもスルーホールHを介して接続される。
【0038】本実施形態の構成では両面プリント基板1
0aに負荷回路3を実装していないが、他の構成は基本
的に実施形態2と同様であって、同様の効果が得られる
ものである。
【0039】(実施形態5)本実施形態は、図10に示
すように、実施形態4の構成において、高周波電源回路
1の接地端と負荷回路3の接地端との間にインピーダン
ス素子を挿入したものである。本実施形態では、インピ
ーダンス素子としてコンデンサCg1を用いており、高
周波電源回路1の接地端からコンデンサCg1までの接
地線GRと、コンデンサCg1およびコンデンサCg1
からコネクタCN2までの接地線GR’とに分けてい
る。コンデンサCg1は図11および図12に示すよう
に、コネクタCN2の近傍に配置され、接地パターンG
1とコネクタCN2との間に挿入される。
【0040】図12(b)に示すように、両面プリント
基板10aの裏面には、接地線GR’になる接地パター
ンG’が形成されるとともにコンデンサCg1が実装さ
れる。また、本実施形態では、接地線GRにはコネクタ
CN2が接続されないから、図12(a)に示すよう
に、両面プリント基板10aの表面では、スイッチング
素子Q2とコネクタCN2とは接続されない。他の構成
は実施形態4と同様である。
【0041】(実施形態6)本実施形態は、図13およ
び図14に示すように、図7に示した実施形態4の回路
を片面プリント基板10bに実装したものである。
【0042】図13に示すように、スイッチング素子Q
1,Q2は片面プリント基板10bの周部に配置され、
片面プリント基板10bに隣接するように配置した放熱
体5と熱的に結合する。図14(a)に示すように、片
面プリント基板10bの表面には、スイッチング素子Q
1,Q2およびインダクタLr1が配置される。また、
図14(b)に示すように、片面プリント基板10bの
裏面には、回路パターンP1,P2と接地パターンGと
が形成され、コンデンサCr1が表面実装される。スイ
ッチング素子Q1,Q2およびインダクタLr1は片面
プリント基板10bの裏面に形成した回路パターンP1
に接続される。
【0043】本実施形態における回路パターンP1の両
側には接地パターンGが近接するように形成され、回路
パターンP2は接地パターンGから遠い位置に形成され
る。ただし、本実施形態では回路パターンP2は接地パ
ターンGによってほぼ囲まれた形になっている。他の構
成は実施形態4と同様である。
【0044】(実施形態7)本実施形態は、図15およ
び図16に示すように、図1(a)に示した回路のうち
マッチング回路4を共振回路2とは別に設けた両面プリ
ント基板10cに実装し、両面プリント基板10cの両
面にそれぞれ接地パターンG2,G3を形成したもので
ある。
【0045】すなわち、図16(a)のように両面プリ
ント基板10aの表面に接地パターンG2が形成され、
図16(b)のように両面プリント基板10aの裏面に
回路パターンP2’および接地パターンG3が形成され
るとともに、マッチング回路4を構成するコンデンサC
m1〜Cm3が実装される。また、両面プリント基板1
0aにはスルーホールHが形成され、接地パターンG
2,G3はスルーホールHを介して接続される。
【0046】本実施形態においても、両面プリント基板
10cの裏面に形成した回路パターンP2’に対応する
部位において、両面プリント基板10cの表面には接地
パターンG2が形成されないから、回路パターンP2’
を接地パターンG2から遠い位置に形成したことにな
り、回路パターンP2’と接地パターンG2,G3との
近接による損失が生じない。
【0047】なお、上述した本発明の各実施形態では、
コンデンサに面実装部品を使用することを想定している
が、コンデンサにアキシャル部品を使用してプリント基
板に実装してもよい。また、無電極放電灯の電力供給経
路に、安定器となる電力供給用コイルを挿入してもよい
(例えば、電力供給用コイルを励起コイルLp1と直列
に接続する)。
【0048】
【発明の効果】請求項1の発明は、スイッチング素子を
含む高周波電源回路から共振回路を介して負荷回路に高
周波電力を供給する電源装置であって、上記高周波電源
回路の出力端から上記共振回路までの部位で接地線を除
いた電路である第1の電路を接地線に近い位置に配線
し、上記共振回路と共振回路から負荷回路に向かう経路
とを含む部位で接地線を除いた電路である第2の電路を
接地線から遠い位置に配線したものであり、高周波電源
回路の出力のうち共振回路に入力されるまでの比較的高
調波成分を多く含む電流が流れる第1の電路を接地線に
近接させることにより、第1の電路と接地側との間でノ
イズのシールド効果を持たせて高周波電源回路から発生
する高調波ノイズを低減させることができるという効果
がある。また、第2の電路を接地線から遠い位置に設け
ているから、部品配置スペースを確保することができ、
たとえば、プリント基板においては回路パターンの引き
回しが容易になり、部品配置の設計が容易になるという
利点がある。
【0049】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記共振回路が両面プリント基板に実装され、両面
プリント基板の一面に形成される回路パターンが上記第
1の電路に用いられ、第1の電路として用いる回路パタ
ーンは両面プリント基板の他面に形成されている接地パ
ターンと対向する部分を有するものであり、第1の電路
として用いる回路パターンを両面プリント基板の反対面
側に形成した接地パターンに近接させているので、第1
の電路として用いる回路パターンと接地パターンとの間
でノイズのシールド効果を持たせて高周波電源回路から
発生する高調波ノイズを低減させることができるという
効果がある。
【0050】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記共振回路が片面プリント基板に実装され、第1
の電路に用いる回路パターンの両側に近接して接地パタ
ーンが形成されているものであり、第1の電力側パター
ンを接地パターンの近傍に形成することにより、第1の
電路として用いる回路パターンを接地パターンに近接さ
せることができるので、第1の電路として用いる回路パ
ターンと接地パターンとの間でノイズのシールド効果を
持たせて高周波電源回路から発生する高調波ノイズを低
減させることができるという効果がある。
【0051】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、上記共振回路が、空芯コイルよりな
るインダクタを含むものであり、共振回路は接地線から
遠い位置に設けられているから、インダクタも接地線か
ら遠い位置に配置することができ、に作成の容易な空芯
コイルを用いながらもインダクタから外部に漏れる磁束
による回路への影響を低減させることができるという効
果がある。
【0052】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、上記負荷回路が、上記無電極放電灯への電力供給経
路に挿入された電力供給用コイルを含むものであり、電
力供給用コイルにより、無電極放電灯のような特性の大
きく変動する負荷に高周波電力を供給する場合において
も、高周波電源回路の出力波形を安定させ、無電極放電
灯を安定して点灯させることができるという利点があ
る。
【0053】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
6の発明において、上記負荷回路が、上記共振回路と負
荷との間に挿入されたマッチング回路を含むものであ
り、インピーダンスを整合させることによって、インピ
ーダンスの不整合による高調波ノイズを低減させること
ができるという効果がある。
【0054】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、上記マッチング回路が、上記高周波電源回路とは別
のプリント基板に実装されているものであり、マッチン
グ回路を高周波電源回路と別のプリント基板に実装する
ことにより、高周波電源回路からマッチング回路に高周
波ノイズが流れ込むことを防止することができるという
効果がある。
【0055】請求項9の発明は、請求項7または請求項
8の発明において、上記マッチング回路が両面プリント
基板に実装され、マッチング回路において接地線を除く
回路パターンが形成されている部位における両面プリン
ト基板の他面には接地パターンが形成されていないもの
であり、両面プリント基板の両面においてマッチング回
路の電力側パターンを接地パターンと対向させないこと
により、マッチング回路において高電位となる電力側パ
ターンを接地パターンから離すことができるので、電力
側パターンと接地パターンとが近接することによって生
じる損失を低減させることができるという効果がある。
【0056】請求項10の発明は、スイッチング素子を
含む高周波電源回路と、高周波電源回路の出力端に接続
された共振回路と、放電ガスが封入されたバルブおよび
バルブの内部空間に高周波電磁界を形成する励起コイル
よりなる無電極放電灯と、共振回路と励起コイルとの間
に挿入されたマッチング回路とを備え、少なくとも高周
波電源回路と共振回路とは両面プリント基板に実装さ
れ、両面プリント基板の一面に形成される回路パターン
により高周波電源回路と共振回路との間が接続され、こ
の回路パターンは両面プリント基板の他面に形成された
接地パターンと対向する部分を有するものであり、両面
プリント基板の両面において第1の電路となる回路パタ
ーンを接地パターンと対向させることにより、第1の電
路となる回路パターンを接地パターンに近接させるの
で、第1の電路となる回路パターンと接地パターンとの
間でシールド効果を持たせて高周波電源回路から発生す
る高調波ノイズを低減させることができるという効果が
ある。また、第2の電路となる回路パターンは接地パタ
ーンから遠い位置に形成されているから、両面プリント
基板における回路パターンの引き回しが簡単になり、部
品配置の設計が容易になるという利点がある。さらにま
た、共振回路とマッチング回路とによっても高調波ノイ
ズを低減させることができるので、無電極放電灯のよう
な特性の大きく変動する負荷に高周波電力を供給する場
合においても、高周波電源回路の出力波形を安定させ、
無電極放電灯を安定して点灯させることができるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施形態1の回路図であり、
(b)は同上のプリント基板を表面側から裏面部品まで
示す平面図である。
【図2】(a)は同上のプリント基板の表面図、(b)
は同上の裏面図である。
【図3】本発明の実施形態2のプリント基板を表面側か
ら裏面部品まで示す平面図である。
【図4】(a)は同上の表面図、(b)は同上の裏面図
である。
【図5】本発明の実施形態3のプリント基板を表面側か
ら裏面部品まで示す平面図である。
【図6】(a)は同上の表面図、(b)は同上の裏面図
である。
【図7】本発明の実施形態4の回路図である。
【図8】同上のプリント基板を表面側から裏面部品まで
示す平面図である。
【図9】(a)は同上の表面図、(b)は同上の裏面図
である。
【図10】本発明の実施形態5の回路図である。
【図11】同上のプリント基板を表面側から裏面部品ま
で示す平面図である。
【図12】(a)は同上の表面図、(b)は同上の裏面
図である。
【図13】本発明の実施形態6のプリント基板を表面側
から裏面部品まで示す平面図である。
【図14】(a)は同上の表面図、(b)は同上の裏面
図である。
【図15】本発明の実施形態7のプリント基板を表面側
から裏面部品まで示す平面図である。
【図16】(a)は同上の表面図、(b)は同上の裏面
図である。
【図17】従来例の回路図である。
【図18】同上のプリント基板を示す平面図である。
【符号の説明】
1 高周波電源回路 2 共振回路 3 負荷回路 4 マッチング回路 10a 両面プリント基板 10b 片面プリント基板 Cr1,Cm1〜Cm3 コンデンサ G,G1,G’ 接地パターン GR,GR’ 接地線 LP バルブ Lp1 励起コイル Lr1 インダクタ P1,P2,P2’ 回路パターン PR1,PR2 電路 Q1,Q2 スイッチング素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K072 AA16 BA03 BC01 BC03 FA08 GB12 HA05 5H007 AA01 BB03 CA02 CB17 CB22 HA03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング素子を含む高周波電源回路
    から共振回路を介して負荷回路に高周波電力を供給する
    電源装置であって、上記高周波電源回路の出力端から上
    記共振回路までの部位で接地線を除いた電路である第1
    の電路を接地線に近い位置に配線し、上記共振回路と共
    振回路から負荷回路に向かう経路とを含む部位で接地線
    を除いた電路である第2の電路を接地線から遠い位置に
    配線したことを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 上記共振回路は両面プリント基板に実装
    され、両面プリント基板の一面に形成される回路パター
    ンが上記第1の電路に用いられ、第1の電路として用い
    る回路パターンは両面プリント基板の他面に形成されて
    いる接地パターンと対向する部分を有することを特徴と
    する請求項1記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 上記共振回路は片面プリント基板に実装
    され、第1の電路に用いる回路パターンの両側に近接し
    て接地パターンが形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の電源装置。
  4. 【請求項4】 上記共振回路は、空芯コイルよりなるイ
    ンダクタを含むことを特徴とする請求項1ないし請求項
    3のいずれかに記載の電源装置。
  5. 【請求項5】 上記負荷回路は無電極放電灯を含むこと
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    の電源装置。
  6. 【請求項6】 上記負荷回路は、上記無電極放電灯への
    電力供給経路に挿入された電力供給用コイルを含むこと
    を特徴とする請求項5記載の電源装置。
  7. 【請求項7】 上記負荷回路は、上記共振回路と負荷と
    の間に挿入されたマッチング回路を含むことを特徴とす
    る請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の電源装
    置。
  8. 【請求項8】 上記マッチング回路は、上記高周波電源
    回路とは別のプリント基板に実装されていることを特徴
    とする請求項7記載の電源装置。
  9. 【請求項9】 上記マッチング回路は両面プリント基板
    に実装され、マッチング回路において接地線を除く回路
    パターンが形成されている部位における両面プリント基
    板の他面には接地パターンが形成されていないことを特
    徴とする請求項7または請求項8記載の電源装置。
  10. 【請求項10】 スイッチング素子を含む高周波電源回
    路と、高周波電源回路の出力端に接続された共振回路
    と、放電ガスが封入されたバルブおよびバルブの内部空
    間に高周波電磁界を形成する励起コイルよりなる無電極
    放電灯と、共振回路と励起コイルとの間に挿入されたマ
    ッチング回路とを備え、少なくとも高周波電源回路と共
    振回路とは両面プリント基板に実装され、両面プリント
    基板の一面に形成される回路パターンにより高周波電源
    回路と共振回路との間が接続され、この回路パターンは
    両面プリント基板の他面に形成された接地パターンと対
    向する部分を有することを特徴とする電源装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006234803A (ja) * 2005-01-31 2006-09-07 Ricoh Co Ltd プリント基板のノイズ注入装置
JP2009152168A (ja) * 2007-11-28 2009-07-09 Toshiba Lighting & Technology Corp 負荷制御装置および電気機器
US8829870B2 (en) 2009-08-03 2014-09-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Voltage conversion apparatus and electrical load driving apparatus
US9088202B2 (en) 2008-09-09 2015-07-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Voltage conversion apparatus and electrical load driving apparatus to reduce noise through magnetic field
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