JP2000286910A - ディジタル復調装置 - Google Patents
ディジタル復調装置Info
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Abstract
クロックを生成する。 【解決手段】直交検波部20で復調された信号I、Qを
ベースバンド信号Ia、Qaに変換するDTF24i、
24q、信号Ia、Qaの位相を補正して同相成分Ib
と直交成分Qbを生成する位相補正部28、搬送波の位
相誤差を算出し位相補正の制御信号として位相補正部2
8へフィードバックするCR30、位相誤差の平均値を
算出し位相補正の制御信号として位相補正部28へフィ
ードバックするAFC32、A/D変換部18の実サン
プル点と理想サンプル点の時間差を算出するBTR3
6、2受信シンボル点間のゼロクロス点を検出するPR
Z38、DTF24i、24qのインパルス応答尖頭値
を検出し、対応したタイミング信号を基準信号としてP
LL42へ出力するフィルタタップ中心位置検出部40
とを具備し、PLL42で所定のクロックCKを生成す
る。
Description
られるディジタル復調装置であって、基地局から伝送さ
れてきた位相変調信号を受信し、この位相変調信号を周
波数FifのIF信号(中間周波数信号)に変換し、この
IF信号を周波数Fsp(FspはFif×4/mに等しい条
件を満たす周波数を表す。mは5以上の奇数を表す。)
のクロックで標本化してディジタル信号に変換し、つい
で直交検波部で互いに直交する復調信号I、Qを生成す
るようにしたディジタル復調装置に関するものである。
要求され、移動機側において基地局側の伝送速度と同期
した一定レートのクロックを生成して送信を行う必要が
ある。一方、移動機の小型化及び低消費電力化を図るた
めに、直交検波部及び直交検波部で生成した信号I、Q
から伝送情報を復調するためのディジタル信号処理回路
としてDSP(ディジタル信号処理プロセッサ)が用い
られている。
DSPを用いたディジタル復調装置は、直交検波部の内
部メモリにデータを蓄えた後にまとめて割り込み処理を
行っていたため、バーストタイミングでしか信号処理が
できず、移動機側から基地局側へ送信する際に各シンボ
ルレートが不均一になるという問題点があった。
もので、基地局側の伝送速度と同期した一定レートのク
ロックを生成することのできるディジタル復調装置を提
供することを目的とするものである。
復調装置は、伝送されてきた位相変調信号を受信して周
波数FifのIF信号(中間周波数信号)に変換し、この
IF信号を周波数Fsp(FspはFif×4/mに等しい条
件を満たす周波数を表す。mは5以上の奇数を表す。)
のサンプリングクロックで標本化してディジタル信号に
変換し、ついで直交検波部で互いに直交する復調信号
I、Qを生成するようにしたディジタル復調装置におい
て、直交検波部の出力する信号I、Qをベースバンド信
号Ia、Qaに変換する低域フィルタと、この低域フィ
ルタの出力する信号Ia、Qaの位相を補正して同相成
分Ibと直交成分Qbを生成する位相補正部と、この位
相補正部で生成された信号Ib、Qbに対応した受信シ
ンボル点の位相と期待されるシンボル点の位相を比較し
て搬送波の位相誤差を算出し、算出信号を位相補正のた
めの制御信号として位相補正部へフィードバックする位
相誤差算出部と、この位相誤差算出部で算出された位相
誤差の平均値を算出し、算出信号を位相補正のための制
御信号として位相補正部へフィードバックする自動周波
数補正部と、位相補正部で生成された信号Ib、Qbに
基づいて2受信シンボル点間のゼロクロス点を検出する
ゼロクロス検出部と、位相補正部で生成された信号I
b、Qbとゼロクロス検出部で検出された信号に基づい
てA/D変換部の実サンプリング点と理想サンプリング
点との時間差を算出するビットタイミング補正部と、ゼ
ロクロス検出部の検出信号とビットタイミング補正部の
算出データに基づいて低域フィルタのインパルス応答尖
頭値を検出し、対応したタイミング信号を出力するフィ
ルタタップ中心位置検出部と、このフィルタタップ中心
位置検出部の出力するタイミング信号を基準信号として
クロックを生成する位相同期ループ回路とを具備してな
ることを特徴とする。
域フィルタでベースバンド信号Ia、Qaに変換し、位
相補正部で位相を補正して同相成分Ibと直交成分Qb
を生成する。位相誤差算出部で搬送波の位相誤差を算出
し位相補正の制御信号として位相補正部へフィードバッ
クし、自動周波数補正部で位相誤差の平均値を算出し位
相補正の制御信号として位相補正部へフィードバックす
る。ゼロクロス検出部で2受信シンボル点間のゼロクロ
ス点を検出し、ビットタイミング補正部でA/D変換部
の実サンプリング点と理想サンプリング点との時間差を
算出し、フィルタタップ中心位置検出部で低域フィルタ
のインパルス応答尖頭値を検出し、対応したタイミング
信号を基準信号として位相同期ループ回路でクロックを
生成する。低域フィルタのインパルス応答尖頭値に対応
したタイミング信号を基準信号として位相同期ループ回
路でクロックを生成しているので、基地局側の伝送速度
に同期したデューティ比が50%に近いクロックを生成
できる。
面により説明する。図1は本第1発明(請求項1に対応
した発明)によるディジタル復調装置の一実施形態例を
示すもので、この図において、12はアンテナ、14は
高周波回路(以下RFと記述する)、16はBPF(バ
ンドパスフィルタ)、18はA/D(アナログ/ディジ
タル)変換部、20は直交検波部、22iはI部メモ
リ、22qはQ部メモリ、24i、24qは低域フィル
タとしてのディジタルフィルタ(以下DTFと記述す
る)、26は係数記憶部としてのリードオンリメモリ
(以下ROMと記述する)、28は位相補正部、30は
位相誤差算出部(以下CRと記述する)、32は自動周
波数補正部(以下AFCと記述する)、34は復号部
(以下D/Dと記述する)、36はビットタイミング補
正部(以下BTRと記述する)、38はゼロクロス検出
部(以下PRZと記述する)、40はフィルタタップ中
心位置検出部、42は位相同期ループ回路(以下PLL
と記述する)である。前記直交検波部20から前記フィ
ルタタップ中心位置検出部40までは、LSI(大規模
集積回路)で構成された汎用のDSP44内の素子の組
み合わせで構成されている。
によって伝送されてきた位相変調信号(例えばQPSK
(Quadrature Phase Shift Keying)変調された信号)
を受信する。前記RF14は、前記アンテナ12の受信
信号を周波数FifのIF信号に変換する周波数変換部
と、このIF信号を増幅する中間周波増幅部と、AGC
(自動利得制御)部とを具備し、増幅されたIF信号を
出力する。前記BPF16は、前記RF14から出力し
たIF信号のうちの目的とする信号の周波数範囲を通過
させる。前記A/D変換部18は、前記BPF16から
出力したIF信号を、サンプリングクロック発生部(図
示省略)から出力したサンプリング周波数Fspのサンプ
リングクロックで標本化してディジタル信号に変換す
る。このサンプリング周波数Fspは次ぎの(1)式を満
たすように設定されている。 Fsp=Fif×4/m…(1) (1)式においてmは5以上の奇数(5、7、9、…)
を表し、IF信号を4Fif/5以下のサンプリング周波
数でサンプリング(以下、単にアンダーサンプリングと
いう。)していることを表している。
18の出力信号を直交検波して互いに直交する復調信号
I、Qを生成する。前記I部メモリ22i、Q部メモリ
22qは、前記直交検波部20で生成された信号I、Q
を所定のタイミングで交互に格納し、前記フィルタタッ
プ中心位置検出部40からのタイミング信号によって前
記I部メモリ22i、Q部メモリ22qから信号I、Q
が読み出される。前記DTF24i、24qは、前記I
部メモリ22i、Q部メモリ22qから読み出された信
号I、Qに対し、前記ROM26から適宜に読み出され
たタップ係数を用いたナイキスト処理を行うことによっ
て、信号I、Qをベースバンド信号Ia、Qaに変換す
る。前記ROM26には予め複数組のタップ係数が記憶
されている。前記位相補正部28は、前記CR30及び
AFC32から出力する信号を制御信号として前記DT
F24i、24qから出力する信号Ia、Qaの位相を
補正する。
する信号Ib、Qbに対応した受信シンボル点の位相と
期待されるシンボル点(例えばベースバンド信号の理想
シンボル点)の位相とを比較し搬送波の位相誤差を算出
し、算出信号を位相補正のための制御信号として前記位
相補正部28へフィードバックする。受信シンボル点と
は、QPSKの信号点配置図において位相が直交関係に
ある信号Ib、Qbをベクトルで表したときの合成ベク
トルを表す。前記AFC32は、前記CR30で算出さ
れた位相誤差の平均値を算出し、算出信号を位相補正の
制御信号として前記位相補正部28へフィードバックす
る。前記D/D34は、IQ判定部とP/S(パラレル
/シリアル)変換部からなり、前記位相補正部28の出
力する信号Ib、Qbから伝送情報を復号して出力す
る。
生成された信号Ib、Qbに基づいて2受信シンボル点
間のゼロクロス点を検出し、検出信号を出力する。前記
BTR36は、前記位相補正部28で生成された信号I
b、Qbと前記PRZ38の検出信号とに基づいて、前
記A/D変換部18の実サンプリング点と理想サンプリ
ング点(ベースバンド信号の理想シンボル点、理想ゼロ
クロス点に対応したサンプリング点)との時間差を算出
する。
は、図2に示すように、最近隣理想サンプル点検出器4
6、メモリ最終部検出器48及びフィルタ処理開始点算
出器50を具備し、前記PRZ38の検出信号と前記B
TR36の算出データとに基づいて前記DTF24i、
24qのインパルス応答尖頭値を検出し、対応したタイ
ミング信号をタップ係数選択信号として前記ROM26
へ出力するとともに、この対応したタイミング信号を前
記I部メモリ22i、Q部メモリ22q及び前記PLL
42へ出力する。前記最近隣理想サンプル点検出器46
は、前記PRZ38の検出信号と前記BTR36の算出
データとに基づいて、前記A/D変換部18の実サンプ
リング点のうちの理想サンプリング点に最も近いサンプ
リング点を検出し、前記メモリ最終部検出器48は前記
最近隣理想サンプル点検出器46の検出値に基づいて前
記I部メモリ22i、Q部メモリ22qのフィルタ処理
の最終番地を検出し、前記フィルタ処理開始点算出器5
0は、前記最近隣理想サンプル点検出器46の検出値と
前記メモリ最終部検出器48の検出値とに基づいてフィ
ルタ処理の開始点を算出し、この算出信号(タイミング
信号)を次の割込み時のフィルタ処理開始点データとし
て前記I部メモリ22i、Q部メモリ22qへ出力する
とともに、タップ係数選択信号として前記ROM26へ
出力し、さらにこの算出信号を前記PLL42へ出力す
る。このフィルタ処理の開始点は、前記DTF24i、
24qのインパルス応答尖頭値が出現するタイミングに
対応している。
て説明する。 (1)基地局側から搬送波によって伝送されてきた位相
変調信号(例えばQPSK変調された信号)はアンテナ
12で受信され、RF14によって周波数Fif(例えば
455KHz)のIF信号に変換され、BPF16で目
的とする信号の周波数帯域に制限され、A/D変換部1
8で周波数Fsp(式(1)のmを25とすると72.8
KHz)のサンプリングクロックによる標本化によりデ
ィジタル信号に変換される。このとき、式(1)が成立
するサンプリング周波数FspでIF信号をアンダーサン
プリングしているので、A/D変換部18の出力側には
Fsp/4の周波数に周波数変換された信号が生成され
る。すなわち、IF信号をsin波とし、式(1)でm
=25とすると、アンダーサンプリングのサンプリング
周波数FspはIF信号の周波数Fifの4/25倍となる
ので、アンダーサンプリングの標本化周期1/FspはI
F信号の周期1/Fifの25/4倍となる。このため、
IF信号に対して90°位相が遅れた点をサンプリング
することになり、その周期はサンプリング周期1/Fsp
の4倍となる。
8から出力した128サンプル分(1バースト処理分)
の信号を直交検波して互いに直交する復調信号I、Qを
生成し、内部メモリへ一旦格納した後、所定の係数を掛
けて奇数番目のサンプル値をI部メモリ22iに、偶数
番目のサンプル値をQ部メモリ22qにバーストモード
で転送する。I部メモリ22iに転送された信号Iと、
Q部メモリ22qに転送された信号QはROM26のタ
ップ係数を用いたDTF24iとDTF24qのフィル
タ処理によってベースバンド信号Ia、Qaに変換さ
れ、位相補正部28による位相補正で同相成分Ibと直
交成分Qbが生成する。
した受信シンボル点の位相と期待されるシンボル点の位
相とを比較して搬送波の位相誤差を算出し、算出信号を
位相補正の制御信号として位相補正部28へフィードバ
ックし瞬時的な位相安定を図る。AFC32は、CR3
0で算出した位相誤差の平均値を算出し、算出信号を位
相補正の制御信号として位相補正部28へフィードバッ
クし長期的な位相安定を図る。D/D34は、IQ判定
部によって同相成分Ibと直交成分Qbから伝送情報の
同相デ−タと直交デ−タを判定し、P/S変換部によっ
て同相デ−タと直交デ−タから元の伝送情報である直列
デ−タを合成し復号信号を出力する。
成された信号Ib、Qbに基づいて2受信シンボル点間
のゼロクロス点を検出し、BTR36は、位相補正部2
8で生成された信号Ib、QbとPRZ38の検出信号
とに基づいてA/D変換部18の実サンプリング点と理
想サンプリング点との時間差を算出する。
は、A/D変換部18のサンプリングのタイミングと同
時に動作を行い、PRZ38の検出信号とBTR36の
算出データとに基づいてDTF24i、24qのインパ
ルス応答尖頭値を検出し、検出信号をタップ係数選択信
号としてROM26へ出力するとともに、タイミング信
号としてI部メモリ22i、Q部メモリ22q及びPL
L42へ出力する。つまり、A/D変換部18のサンプ
リングのタイミングでDSP44へ割込みを行い、この
割込み動作時に、1バースト前にDSP44内の復調処
理で得られた検出信号をタイミング信号としてI部メモ
リ22i、Q部メモリ22q及びPLL42へ出力す
る。すなわち、最近隣理想サンプル点検出器46がA/
D変換部18の実サンプリング点のうちの理想サンプリ
ング点に最も近いサンプリング点を検出し、メモリ最終
部検出器48がI部メモリ22i、Q部メモリ22qの
フィルタ処理の最終番地を検出し、フィルタ処理開始点
算出器50がフィルタ処理の開始点を算出し、この算出
信号をフィルタ処理の開始点データとしてI部メモリ2
2i、Q部メモリ22qへ出力することによってメモリ
巡回が行われる。このフィルタ処理の開始点が、例えば
図3に示すようなI部メモリ22i(Q部メモリ22
q)のフィルタ処理時の中心位置範囲内の最初の1サン
プル分記憶領域Sであるとすると、1バースト毎に図中
矢印で示すようなフィルタ処理時の中心位置範囲内で記
憶領域Sを開始点としてメモリ巡回が行われ、連続した
受信シンボル点の検出が可能となる。図3のフィルタ処
理時の中心位置範囲内の1サンプル分記憶領域C(斜線
で示した領域)は、最近隣理想サンプル点検出器46の
検出タイミングに対応し、メモリ巡回においてDTF2
4i、24qのインパルス応答尖頭値が出現するタイミ
ングに対応している。
から検出信号(タイミング信号)がI部メモリ22i
(Q部メモリ22q)に入力すると、このI部メモリ2
2i(Q部メモリ22q)からはメモリ巡回の開始点
(図3の記憶領域Sに対応)から順にサンプリングデー
タが読み出されてDTF24i(DTF24q)に入力
する。このDTF24i(DTF24q)では、フィル
タタップ中心位置検出部40から検出信号によってRO
M26から順次読み出されたタップ係数によるナイキス
ト処理がなされる。すなわち、DTF24i(DTF2
4q)に供給されるタップ係数の時間的な制御によっ
て、A/D変換部18の実サンプリング点を理想サンプ
リング点に擬似的に一致させる制御が行われる。
から検出信号(タイミング信号)が基準信号としてPL
L42に入力すると、このPLL42は位相同期ループ
制御によってクロックCKを生成する。このPLL42
は、DTF24i、24qのインパルス応答尖頭値が出
現するタイミングに対応したタイミング信号を基準信号
とした位相同期ループ制御でクロックCKを生成してい
るので、このクロックCKを基地局側の伝送速度と同期
のとれたデューティ比が50%に近いクロックとするこ
とができる。
/D変換部、直交検波部、低域フィルタ、位相補正部、
位相誤差算出部、自動周波数補正部、ゼロクロス検出
部、ビットタイミング補正部、フィルタタップ中心位置
検出部及び位相同期ループ回路を具備し、直交検波部で
生成した復調信号I、Qを低域フィルタでベースバンド
信号Ia、Qaに変換し、位相補正部で位相を補正して
同相成分Ibと直交成分Qbを生成し、位相誤差算出部
で搬送波の位相誤差を算出し位相補正の制御信号として
位相補正部へフィードバックし、自動周波数補正部で位
相誤差の平均値を算出し位相補正の制御信号として位相
補正部へフィードバックし、ゼロクロス検出部で2受信
シンボル点間のゼロクロス点を検出し、ビットタイミン
グ補正部でA/D変換部の実サンプリング点と理想サン
プリング点の時間差を算出し、フィルタタップ中心位置
検出部で低域フィルタのインパルス応答尖頭値を検出
し、対応したタイミング信号を基準信号として位相同期
ループ回路でクロックCKを生成するようにしたので、
このクロックCKを基地局側の伝送速度に同期したデュ
ーティ比が50%のクロックにすることができる。さら
に、A/D変換部のサンプリング周波数FspはIF信号
の周波数Fifの4/m倍に設定され、IF信号の情報デ
−タ成分が保持されたままサンプリング周波数Fspの1
/4の周波数にダウンコンバートされた信号を生成でき
るようにしたので、A/D変換部の後段の回路の処理速
度を低く抑えることができ、汎用のDSPを用いて小型
化及び低消費電力化を図ることができる。
ディジタル復調装置の一実施形態例を示すブロック図で
ある。
体的な構成例を示すブロック図である。
って、I部メモリ22i、Q部メモリ22qのフィルタ
タップ中心位置(DTF24i、24qのインパルス応
答尖頭値に対応)が検出される作用の説明図である。
…BPF(バンドパスフィルタ)、 18…A/D(ア
ナログ/ディジタル)変換部、 20…直交検波部、
22i…I部メモリ、 22q…Q部メモリ、 24
i、24q…DTF(ディジタルフィルタ)(低域フィ
ルタの一例)、 26…ROM(係数記憶部の一例)、
28…位相補正部、 30…CR(位相誤差算出
部)、 32…AFC(自動周波数補正部)、 34…
D/D(復号部)、 36…BTR(ビットタイミング
補正部)、 38…PRZ(ゼロクロス検出部)、 4
0…フィルタタップ中心位置検出部、 42、66…P
LL(位相同期ループ回路)、44、44a…DSP
(ディジタル信号処理プロセッサ)、 46…最近隣理
想サンプル点検出器、 48…メモリ最終部検出器、
50…フィルタ処理開始点算出器、 CK…クロック、
Fif…中間周波数、 Fsp…A/D変換部のサンプリ
ング周波数(アンダーサンプリング周波数)、 IF…
中間周波数信号、I、Q…直交検波で得られた復調信
号、 Ia、Qa…フィルタ処理で得られたベースバン
ド信号、 Ib、Qb…位相補正で得られた同相成分、
直交成分。
Claims (1)
- 【請求項1】伝送されてきた位相変調信号を受信して周
波数FifのIF信号(中間周波数信号)に変換し、この
IF信号を周波数Fsp(FspはFif×4/mに等しい条
件を満たす周波数を表す。mは5以上の奇数を表す。)
のサンプリングクロックで標本化してディジタル信号に
変換し、ついで直交検波部で互いに直交する復調信号
I、Qを生成するようにしたディジタル復調装置におい
て、前記直交検波部の出力する信号I、Qをベースバン
ド信号Ia、Qaに変換する低域フィルタと、この低域
フィルタの出力する信号Ia、Qaの位相を補正して同
相成分Ibと直交成分Qbを生成する位相補正部と、こ
の位相補正部で生成された信号Ib、Qbに対応した受
信シンボル点の位相と期待されるシンボル点の位相を比
較して搬送波の位相誤差を算出し、算出信号を位相補正
のための制御信号として前記位相補正部へフィードバッ
クする位相誤差算出部と、この位相誤差算出部で算出さ
れた位相誤差の平均値を算出し、算出信号を位相補正の
ための制御信号として前記位相補正部へフィードバック
する自動周波数補正部と、前記位相補正部で生成された
信号Ib、Qbに基づいて2受信シンボル点間のゼロク
ロス点を検出するゼロクロス検出部と、前記位相補正部
で生成された信号Ib、Qbと前記ゼロクロス検出部で
検出された信号に基づいて前記A/D変換部の実サンプ
リング点と理想サンプリング点との時間差を算出するビ
ットタイミング補正部と、前記ゼロクロス検出部の検出
信号と前記ビットタイミング補正部の算出データに基づ
いて前記低域フィルタのインパルス応答尖頭値を検出
し、対応したタイミング信号を出力するフィルタタップ
中心位置検出部と、このフィルタタップ中心位置検出部
の出力するタイミング信号を基準信号としてクロックを
生成する位相同期ループ回路とを具備してなることを特
徴とするディジタル復調装置。
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---|---|---|---|
JP09013799A JP4172086B2 (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | ディジタル復調装置 |
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---|---|---|---|
JP09013799A JP4172086B2 (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | ディジタル復調装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2000286910A true JP2000286910A (ja) | 2000-10-13 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100398879B1 (ko) * | 2001-07-09 | 2003-09-19 | 삼성전자주식회사 | 입력신호의 영점교차 특성을 이용한 위상오차 검출장치 |
US7046968B2 (en) | 2001-08-31 | 2006-05-16 | Nec Corporation | Frequency correcting method for cellular phone terminal |
US7333573B2 (en) | 2002-08-23 | 2008-02-19 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Radio communication apparatus and method having automatic frequency control function |
-
1999
- 1999-03-30 JP JP09013799A patent/JP4172086B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US7333573B2 (en) | 2002-08-23 | 2008-02-19 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Radio communication apparatus and method having automatic frequency control function |
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JP4172086B2 (ja) | 2008-10-29 |
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