JP2000286201A - 半導体結晶成長装置 - Google Patents

半導体結晶成長装置

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JP2000286201A
JP2000286201A JP9395999A JP9395999A JP2000286201A JP 2000286201 A JP2000286201 A JP 2000286201A JP 9395999 A JP9395999 A JP 9395999A JP 9395999 A JP9395999 A JP 9395999A JP 2000286201 A JP2000286201 A JP 2000286201A
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reaction gas
substrate
gas supply
supply pipe
semiconductor crystal
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Yasuji Seko
保次 瀬古
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 渦流を発生し難く、押圧ガスの流量を大幅に
増やすことができ、再現性よく基板表面全体に良好な半
導体結晶を成長させることができる半導体結晶成長装置
を提供すること。 【解決手段】 基板3に対向して設けられた反応ガス供
給管1と、基板に対向して設けられ反応ガス10と略平
行に且つ反応ガス10を取り囲むように押圧ガス11を
供給する押圧ガス供給管2とを備え、基板3の表面が、
重力方向、乃至重力方向に対して平行に向いている、或
いは反応ガス供給管1が、複数の個別反応ガス供給管の
集合体からなる半導体結晶成長装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、GaN系結
晶やSiC系結晶などのように、比較的高温で半導体結
晶を成長する装置に関する。通常、これらの半導体結晶
は、積層構造を有し、半導体レーザや半導体発光素子に
使用されたり、電気信号を処理する電子デバイスとして
使用される。
【0002】
【従来の技術】GaN系半導体材料を結晶成長する方法
としては、特許第2628404号が有名である。この
発明は、基板表面全体にわたり高品質の半導体結晶膜を
高い歩留りで成長することを目的とし、基板の表面に平
行ないし傾斜する方向から反応ガスを供給し、基板の表
面に対して実質的に垂直な方向からは、反応ガスを含ま
ない不活性ガスの押圧ガスを供給する方法を採用してい
る。当該発明を利用した装置の模式的概略図を図5に示
す。図5において、サセプタ21上に載置された基板2
2表面には、図5に示される方向から、反応ガスと押圧
ガスとが各々供給される。
【0003】しかし、この方法では、反応ガスは基板2
2表面に平行な方向から供給され、押圧ガスは基板22
表面に垂直な方向から供給されるために、反応ガスと押
圧ガスの供給方向は直交している。実質的なガスの流れ
としては、反応ガスと押圧ガスが流れる方向は逆方向と
なる。即ち、押圧ガスが基板22表面に到達した後に
は、基板22表面の中心部から外側の方向(円周の法線
方向)へ流れるので、基板22の外側から中心方向に流
れてくる反応ガスとちょうど逆方向に流れることにな
る。そのために、基板22表面でガスの渦流が発生しや
すく、これを抑さえる条件を見出すことが容易ではなか
った。また、渦流が発生しない条件範囲が狭いために、
わずかな変化で結晶成長に適正な条件から外れてしま
い、再現性をとることが難しかった。
【0004】また、押圧ガスの流量を多くすると、押圧
ガスが反応ガスを基板の外に押し戻すことになり、基板
表面全体に良好な膜を成長することができなくなる。す
なわち、押圧ガスによる押圧効果を高めようとして押圧
ガス流量を増加させると、反応ガスが基板に到達しにく
くなるために、押圧効果をある程度以上には大きくでき
ないという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、反応ガ
スと押圧ガスが基板表面で逆方向に流れるので、そのガ
ス流の界面で渦流が発生しやすい。渦流が発生すると良
好な結晶を成長することができない。渦流を発生させな
い結晶成長条件は範囲が狭いために、その条件範囲を見
出すことが容易ではなく、また、再現性よく結晶を成長
することができなかった。さらに、押圧ガスの流量を増
やすと、反応ガスを基板の外側に押し戻すことになり、
基板表面全体に良好な膜を成長できないという課題があ
った。
【0006】即ち、本発明の第1の目的は、反応ガスと
押圧ガスとの界面での渦流を発生し難く、且つ渦流を発
生させない結晶成長の条件範囲が広く、その条件範囲を
見出すことが容易であり、再現性よく基板表面全体に良
好な半導体結晶を成長させることができる半導体結晶成
長装置を提供することにある。本発明の第2の目的は、
押圧ガスの流量を大幅に増やすことができ、再現性よく
基板表面全体に良好な半導体結晶を成長させることがで
きる半導体結晶成長装置を提供することにある。本発明
の第3の目的は、供給ガスによる熱対流を防止し、再現
性よく基板表面全体に良好な半導体結晶を成長させるこ
とができる半導体結晶成長装置を提供することにある。
本発明の第4の目的は、膜厚均一性に優れ、再現性よく
基板表面全体に良好な半導体結晶を成長させることがで
きる半導体結晶成長装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の本発
明により達成される。即ち、本発明の半導体結晶装置
は、基板を載置し回転可能なサセプタと、基板に対向し
て設けられ、基板に対して垂直乃至傾斜して反応ガスを
供給する反応ガス供給管と、基板に対向して設けられ、
基板に対して垂直乃至傾斜して、反応ガス供給管から供
給された反応ガスと略平行に、且つ反応ガスを取り囲む
ように押圧ガスを供給する押圧ガス供給管と、を備え、
且つ下記(1)及び/又は下記(2)の構成を有するこ
とを特徴とする。 (1)基板の表面が、重力方向、乃至重力方向に対して
平行に向いていること。 (2)反応ガス供給管が、複数の個別反応ガス供給管の
集合体からなること。
【0008】本発明の半導体結晶装置は、下記(3)〜
(7)の構成を有することが好適である。 (3)反応ガス供給管が、押圧ガス供給管の内側に備え
られること。 (4)反応ガス供給管の開口端部が、押圧ガス供給管の
開口端部よりも基板表面から遠い位置、乃至等しい位置
に備えてなること。 (5)少なくとも1本の個別反応ガス供給管からIII
族原料ガスが供給され、他の少なくとも1本の個別反応
ガス供給管からV族原料ガスが供給されること。 (6)反応ガス供給管から供給された反応ガスの流速
と、押圧ガス供給管から供給された押圧ガスの流速が略
等しいこと。 (7)反応ガス供給管の中心軸と、サセプタの回転軸と
が、ずれていること。
【0009】本発明の半導体結晶成長装置では、反応ガ
スと、反応ガスに対し略平行に、且つ反応ガスを取り囲
むように押圧ガスとを、同時に基板表面に対して垂直乃
至傾斜した方向から、基板表面に供給して半導体結晶を
成長させる。
【0010】本発明の半導体結晶成長装置によれば、反
応ガスが、押圧ガスに取り囲まれ、且つ押圧ガスと略平
行に流れるので、反応ガスと押圧ガスが直交あるいは逆
方向に流れることはなく、渦流などが発生しにくい。そ
のために、良好な結晶成長の条件範囲が広く、その条件
を容易に見出すことができ、再現性よく結晶を成長させ
ることができる。
【0011】本発明の半導体結晶成長装置によれば、反
応ガスは、押圧ガスに取り囲まれ、且つ押圧ガスと略平
行に流れ、さらに基板表面に到達すると基板表面全体に
広がり、基板の外側に向かって流れる。従って、反応ガ
スは、基板全面に広がる時に、押圧ガスの圧力により基
板表面に押し付けられる。上記理由から供給ガスによる
渦流などが発生しにくいことから、押圧ガスの流量を多
くすることができ、反応ガスを基板表面に強く押し付け
ることができるため、押圧ガスの押圧効果がさらに強く
発揮される。
【0012】上記(1)の構成を有する本発明の半導体
結晶成長装置によれば、基板の表面を、重力方向、乃至
重力方向に対して平行に向ける、即ち、基板の表面に、
重力方向に対して垂直、乃至重力方向とは逆方向から反
応ガス及び押圧ガスを供給することにより、過熱された
供給ガスを重力方向とは逆方向に逃がしてやることがで
き、熱対流の発生を防止することができる。このような
構成をとることにより、良好な結晶を成長できる条件範
囲が広がると同時に、結晶成長の再現性が高まる。
【0013】上記(2)の構成を有する本発明の半導体
結晶成長装置によれば、反応ガス供給管が、複数の個別
反応ガス供給管からなる集合体であることにより、基板
表面に到達する反応ガスの部位を2個以上の複数点とす
ることができる。このため、基板表面での結晶成長膜の
均一性をさらに高めることができる。
【0014】本発明の半導体結晶装置は、上記(1)と
(2)の構成を併せ持つことで、両者による効果も併せ
持つことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明に係
る半導体結晶成長装置について、さらに説明する。 第1の実施の形態 以下に、図1に示す第1の実施の形態に係る半導体結晶
成長装置を説明する。
【0016】先ず、装置の構成を説明する。なお、本発
明において、径Φとは、内径を示す。反応容器7の中に
円柱状の反応ガス供給管1と、反応ガス供給管1(径Φ
10mm)の外側に同心円をなすように截頭円錐状の押
圧ガス供給管2(最小径Φ20mm、最大径(開口端部
2a)Φ50mm)とがサセプター4の表面に垂直に対
向するように設置されている。サセプター4はヒータ6
により加熱させられ、シャフト5により回転することが
できる。結晶を成長する基板3(サイズΦ50mm)は
サセプター4にフェースダウンに(表面が重力方向に向
いて)取りつけられ、固定される。排気口8は真空ポン
プ(図示せず)に連結されており、強制的に排気され、
反応容器7の内部の圧力を一定に保持することができ
る。反応ガス供給管1は、その中心軸が、サセプター4
の回転軸(シャフト5の中心軸)と同軸上に位置するよ
うに設置されている。また、反応ガス供給管1の開口端
部1aは、押圧ガス供給管2の開口端部2aよりも基板
3表面から遠い位置に設置されている。
【0017】次に、結晶成長の方法を説明する。基板3
を洗浄した後、サセプター4に固定する。基板3に、不
活性ガス(例えば、水素ガス、窒素ガス等)を反応ガス
供給管1と押圧ガス供給管2とから供給しながら、ヒー
ター6により基板3を昇温(1050〜1150℃)
し、保持(5〜10分間)して、基板3表面の酸化膜等
を除去する。反応容器7内の圧力は、排気口8と連結さ
れた真空ポンプにより、常に一定(1.013×105
Pa)となるように排気量を設定した。
【0018】次に基板3を降温(約500〜550℃)
し、反応ガス10としてGa原料(例えば、トリメチル
ガリウム(TMG)等)と窒素原料(例えば、NH
3等)とを反応ガス供給管1から供給し、押圧ガス11
として不活性ガスを押圧ガス供給管2から供給すること
により、GaNバッファー層を成長させる。この際、基
板3が固定されているサセプタ4をシャフト5により一
定の回転数で回転させる。
【0019】次に基板3を昇温(約1000〜1050
℃)し、基板3を一定の回転数で回転させながら、反応
ガス10としてGa原料と窒素原料とを反応ガス供給管
1から供給し、押圧ガス11として不活性ガスを押圧ガ
ス供給管から供給することにより、GaNバッファー層
上にGaN結晶を成長させる。
【0020】第1の実施の形態に係る半導体結晶成長装
置は、反応ガス10が、押圧ガス11に取り囲まれ、且
つ押圧ガス11と略平行に流れるので、反応ガス10と
押圧ガス11が直交あるいは逆方向に流れることなく、
渦流などが発生しにくい。そのために、良好な結晶成長
の条件範囲が広く、その条件を容易に見出すことがで
き、再現性よく結晶を成長させることができる。反応ガ
ス10と押圧ガス11との流れの方向は、その角度差
が、0〜20度程度の範囲内にあれば、略平行であると
いえ、本発明の効果が発揮される。
【0021】第1の実施の形態に係る半導体結晶成長装
置は、反応ガス10が、押圧ガス11に取り囲まれ、且
つ押圧ガス11と略平行に流れ、さらに基板3表面に到
達すると基板3表面全体に広がり、基板3の外側に向か
って流れる。従って、反応ガス10は、基板3全面に広
がる時に、押圧ガス11の圧力により基板3表面に押し
付けられる。供給ガスによる渦流などが発生しにくいこ
とから、押圧ガス11の流量を多くすることができ、反
応ガス10を基板3表面に強く押し付けることができる
ため、押圧ガス11の押圧効果が強く発揮される。
【0022】押圧ガス11による反応ガス10の押圧効
果は、窒素原子抜けなどの結晶欠陥を減少させる効果を
もつので、結晶の光学的特性と電気的特性を向上させる
ことができる。これは発光デバイスや電子デバイスの高
性能化に寄与する。
【0023】第1の実施の形態に係る半導体結晶成長装
置は、基板3の表面を重力方向に向ける、即ち、基板3
の表面に、重力方向とは逆方向から反応ガス10及び押
圧ガス11を供給することにより、過熱された供給ガス
を重力方向とは逆方向、即ち上方に逃がしてやることが
でき、熱対流の発生を防止することができる。基板3は
高温に加熱されるために、特にガスの流速が比較的遅い
場合には、基板3表面付近のガスは熱対流を発生する。
熱対流が発生すると、基板3表面に良好な結晶を成長す
ることができないため、熱対流を抑制する手段として、
基板3の表面を、重力方向に向けることは、非常に有効
である。このような構成をとることにより、良好な結晶
を成長できる条件範囲が広がると同時に、結晶成長の再
現性が高めることができる。
【0024】第1の実施の形態に係る半導体結晶成長装
置は、押圧ガス供給管2の内側に反応ガス供給管1が設
けられているため、簡易に反応ガス10が、押圧ガス1
1に取り囲まれ、且つ押圧ガス11と略平行に流れさせ
ることができる構成をとる。
【0025】第1の実施の形態に係る半導体結晶成長装
置は、反応ガス供給管1の開口端部1aが押圧ガス供給
管の開口端部2aよりも基板3表面から遠い位置になる
ように設けられているため、押圧ガス11は、反応ガス
10が基板3表面に到達し、基板3全面に広がる時に、
より効果的に反応ガス10を基板3表面に押し付けるこ
とができ、押圧ガス11の押圧効果がさらに強く発揮さ
れる。
【0026】第1の実施の形態に係る半導体結晶成長装
置は、基板3が固定されているサセプター4をシャフト
5により一定の回転数で回転させることにより、膜厚均
一性を向上させることができる。この回転数としては、
毎分30回転以上が好ましい。
【0027】上記第1の実施の形態に係る半導体結晶成
長装置では、基板3表面を重力方向に向ける(フェース
ダウン)構造について説明したが、基板3表面を重力方
向、乃至重力方向に対して平行に向ける構造でも、上記
第1実施の形態と同様の効果が得られる。
【0028】上記第1の実施の形態に係る半導体結晶成
長装置では、反応ガス10及び押圧ガス11の流量、及
び流速は、特に説明していないが、良好な結晶を成長で
きる条件範囲が広いため、その範囲内で任意に設定する
ことができる。
【0029】第2の実施の形態 以下に、図3に示す第2の実施の形態に係る半導体結晶
成長装置を説明する。なお、第1の実施の形態と同一の
構成となる部分は、図1と同様の符号を付し、その説明
を省略する。
【0030】第2の実施の形態に係る半導体結晶成長装
置は、第1の実施の形態に係る半導体結晶成長装置の変
形例であり、第1の実施の形態に係る半導体結晶成長装
置と異なる点は、反応ガス供給管1が、その中心軸と、
サセプター4の回転軸(シャフト5の中心軸)とが1c
mずれる位置になるように配置されていることである。
【0031】第2の実施の形態に係る半導体結晶成長装
置は、反応ガス供給管1が、その中心軸と、サセプター
4の回転軸とがずれる位置になるように配置されている
ことにより、基板3表面に到達する反応ガス10の部位
が、サセプター4の回転軸即ち基板3の中心からずれる
ため、基板3表面での半導体結晶の膜厚均一性をさらに
高めることができる。
【0032】上記第2の実施の形態に係る半導体結晶成
長装置では、反応ガス供給管1の中心軸と、サセプター
4の回転軸とのずれの大きさは、1cmであるが、特に
これに限定されない。このずれの大きさとしては、0〜
2cmが好ましいが、このずれの大きさが大きすぎる
と、反応ガス10の一部が基板3に供給されず直接排気
されるため、無駄が多く、効率が悪くなる傾向があり好
ましくない。
【0033】第3の実施の形態 以下に、図3に示す第3の実施の形態に係る半導体結晶
成長装置を説明する。なお、第1の実施の形態と同一の
構成となる部分は、図1と同様の符号を付し、その説明
を省略する。
【0034】第3の実施の形態に係る半導体結晶成長装
置は、第1の実施の形態に係る半導体結晶成長装置の変
形例であり、第1の実施の形態に係る半導体結晶成長装
置と異なる点は、以下の(A)〜(D)である。 (A)重力方向に対して逆の構成、即ち反応ガス10及
び押圧ガス11を重力方向から供給する構成をとる(図
1の上下反転)。 (B)反応ガス供給管1として、4本の個別反応ガス供
給管からなる集合体が配置されている。 (C)押圧ガス供給管2が円柱状であり、且つその開口
端部2aのサイズ(形状、大きさ)が、基板3のサイズ
と同じである。 (D)反応ガス10と押圧ガス11とを、互いの流速が
略等しくなるように供給する。
【0035】図4は、反応ガス供給管1と押圧ガス供給
管との位置関係を示す概略断面図であり、図4に示すよ
うに4本の個別反応ガス供給管1b、1c、1d、1f
を、押圧ガス供給管2断面の中心を軸とした円周(Φ2
0mm)上に等間隔に配置した。また、個別反応ガス供
給管1b、1c、1d、1fの径は、各々Φ12.5m
m、押圧ガス供給管2の径は、Φ50.8mmである。
【0036】第3の実施の形態に係る半導体結晶成長装
置は、反応ガス供給管1が、4本の個別反応ガス供給管
1b、1c、1d、1fの集合体からなることにより、
基板3表面に到達する反応ガス10の部位を4点とする
ことができる。このため、基板3表面での結晶成長膜の
均一性をさらに高めることができる。
【0037】第3の実施の形態に係る半導体結晶成長装
置は、押圧ガス供給管2の開口端部2aのサイズを基板
3と同じサイズにすることにより、反応ガス10及び押
圧ガス11を効率よく供給することができ、少ない原料
で良品質の半導体結晶を成長させることができる。押圧
ガス供給管2の開口端部2aのサイズを基板3とのサイ
ズが違いするきると、開口端部2aが大きすぎる場合、
基板3を押圧しない押圧ガス11が多く存在することに
なり、また逆に開口端部2aが小さすぎる場合、基板3
周縁部に押圧ガス11による押圧効果が得られなくなる
虞がでてくる。
【0038】第3の実施の形態に係る半導体結晶成長装
置は、反応ガス10と押圧ガス11とを、互いの流速が
略等しくなるように供給することにより、反応ガス10
と押圧ガス11の界面での渦流の発生を抑制することが
でき、その後のガス流を良好な層流状態とすることがで
きる。このため、高品質の半導体結晶を成長させること
ができる。反応ガス10と押圧ガス11との流速は、そ
の差が±50%程度であれば、略等しいといえ、本発明
の効果が発揮されが、好ましくは±10%程度である。
【0039】第3の実施の形態に係る半導体結晶成長装
置では、反応ガス供給管1として、4本の個別反応ガス
供給管1b、1c、1d、1fからなる集合体を用いた
構成を説明したが、個別反応ガス供給管が複数であれ
ば、上記第3の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0040】第3の実施の形態に係る半導体結晶成長装
置では、4本の個別反応ガス供給管1b、1c、1d、
1fを、押圧ガス供給管2断面の中心を軸とした円周
(Φ20mm)上に等間隔に配置した構成について説明
したが、個別反応ガス供給管を、押圧ガス供給管内に不
規則に配置しても、上記第3の実施の形態と同様の効果
が得られる。
【0041】第4の実施の形態以下に、第4の実施の形
態に係る半導体結晶成長装置(図示せず)を説明する。
【0042】第4の実施の形態に係る半導体結晶成長装
置は、第3の実施の形態に係る半導体結晶成長装置の変
形例であり、第3の実施の形態に係る半導体結晶成長装
置と異なる点は、4本の個別反応ガス供給管1b、1
c、1d、1fのうち、個別反応ガス供給管1b、1d
からはGa原料を、個別反応ガス供給管1c、1fから
は窒素原料を供給することである。
【0043】第4の実施の形態に係る半導体結晶成長装
置は、2本の個別反応ガス供給管1b、1dからIII
族原料ガスが供給され、他の2本の個別反応ガス供給管
1c、1fからV族原料ガスが供給されることにより、
III族原料ガスとV族原料ガスが基板3表面付近で混
合され反応するため、原料ガスを効率良く、基板3表面
でGaN結晶を生成すると同時に、基板3表面以外での
反応副生成物の発生を抑制することができる。反応副生
成物の抑制は、反応ガス供給管1や押圧ガス供給管2の
汚れを防止し、再現性の高い結晶成長を実現することが
できる。
【0044】第4の実施の形態に係る半導体結晶成長装
置では、2本の個別反応ガス供給管1b、1dからII
I族原料ガスが供給され、他の2本の個別反応ガス供給
管1c、1fからV族原料ガスが供給される構成を説明
したが、少なくとも1本の個別反応ガス供給管からII
I族原料ガスが供給され、他の少なくとも1本の個別反
応ガス供給管からV族原料ガスが供給される構成(例え
ば、1本の個別反応ガス供給管からIII族原料ガスが
供給され、他の複数の個別反応ガス供給管からV族原料
ガスが供給される構成)をとっても、上記第4の実施の
形態と同様の効果が得られる。
【0045】上記各実施の形態に係る半導体結晶成長装
置では、基板3に対して垂直に反応ガス10及び押圧ガ
ス11を供給する構造について説明したが、基板3に対
して傾斜して反応ガス10及び押圧ガス11を供給して
も、上記各実施の形態と同様の効果を得られることは言
うまでもない。この傾斜可能な角度(基板3表面の法線
と、反応ガス10及び押圧ガス11を供給する方向とが
成す角)は、30〜90度程度が好ましい。
【0046】上記各実施の形態に係る半導体結晶成長装
置では、反応ガス供給管1は、押圧ガス供給管の内側、
且つ同心円となるように配置した構造を説明したが、反
応ガス10が、押圧ガス11に取り囲まれ、且つ押圧ガ
ス11と略平行に流れうる形態であれば、如何なる形態
をとっても、上記各実施の形態と同様の効果が得られ
る。
【0047】上記各実施の形態に係る半導体結晶成長装
置では、反応ガス供給管1及び押圧ガス供給管の形状
(開口端部1a、2aの形状、太さ等)が、特定の円柱
状、或いは截頭円錐状である構成を説明したが、多角柱
状、截頭多角錐状、その他如何なる形状である構成をと
っても、上記各実施の形態と同様の効果が得られる。
【0048】上記各実施の形態に係る半導体結晶成長装
置では、押圧ガス供給管は、反応容器とは独立して設け
られた構造について説明したが、押圧ガス供給管が反応
容器の一部を成した構造をとっても、上記各実施の形態
と同様の効果が得られる。
【0049】上記各実施の形態に係る半導体結晶成長装
置では、GaN結晶の成長に関する実施の形態を挙げた
が、他のAlN系、InN系、及びこれらの混晶等のI
II−V族化合物半導体結晶は言うまでもなく、SiC
系等のIV−IV族化合物半導体結晶、GaAs系等の
III−VI族化合物半導体結晶等、何れの半導体結晶
成長にも適用できる。
【0050】なお、上記いずれの実施の形態も限定的に
解釈されるべきものではなく、本発明の構成要件を満足
する範囲内で他の方法によって実現可能であるというこ
とは言うまでもない。
【0051】
【実施例】(実施例1)前期第1の実施の形態に係る半
導体結晶成長装置(図1)を用いてGaN結晶を成長さ
せた。具体的な方法は以下の通りである。(0001)
面のサファイヤ基板3を洗浄した後、サセプター4に固
定する。水素ガスを反応ガス供給管1と押圧ガス供給管
2から4リットル/minの流速で基板3に供給しなが
ら、基板3を1050℃に昇温し、15分間保持して、
基板3表面の酸化膜等を除去する。反応管7内の圧力
は、排気口8と連結された真空ポンプにより、常に1気
圧となるように排気量を設定した。
【0052】次に基板3を510℃に降温し、反応ガス
10としてGa原料のTMG(トリメチルガリウム)2
5cc/minと、窒素原料のNH3(アンモニア)を
4リットル/minとを反応ガス供給管1から供給し、
押圧ガス11として水素5リットル/minと窒素5リ
ットル/minとを押圧ガス供給管2から供給すること
により、GaNバッファー層を25nm厚さ成長する。
この際、基板3が固定されているサセプタ4をシャフト
5により毎分60回転で回転させた。
【0053】次に基板3を1020℃に昇温し、基板3
は毎分60回転で回転させながら、反応ガス10として
Ga原料のTMG(トリメチルガリウム)25cc/m
inと、窒素原料のNH3(アンモニア)4リットル/
minを反応ガス供給管1から供給し、押圧ガス11と
して水素5リットル/minと窒素5リットル/min
とを押圧ガス供給管から供給した。1時間後、厚さ2μ
mのGaN結晶が得られた。
【0054】得られた結晶は、基板3全面にわたって鏡
面状態の結晶であり、その膜厚均一性は10%以内に収
まっており、高い膜厚均一性が得られた。また、フォト
ルミネッセンスでGaN結晶の発光性を評価したとこ
ろ、非常に強い発光が観測された。本発明により良好な
結晶が成長できることが確認できた。
【0055】(実施例2)前期第2の実施の形態に係る
半導体結晶成長装置(図2)を用いて、実施例1と同様
な方法でGaN結晶を成長させた。得られた結晶は、基
板3全面にわたって鏡面状態の結晶であり、膜厚均一性
は4%以内に収まっており、極めて高い膜厚均一性が得
られた。フォトルミネッセンスの発光強度も強く、良好
な結晶が成長できることが確認できた。
【0056】(実施例3)前期第3の実施の形態に係る
半導体結晶成長装置(図3)を用いて、以下に示すよう
に反応ガス10と押圧ガス11の供給量を変えた以外
は、実施例1と同様な方法でGaN結晶を成長させた。
【0057】反応ガス10として、4本の個別反応ガス
供給管1b、1c、1d、1fの合計で、TMG(トリ
メチルガリウム)25cc/min、キャリア水素2リ
ットル/min、NH33リットル/minを供給し
た。また、押圧ガス11として、水素10リットル/m
in、窒素10リットル/minを押圧ガス供給管2か
ら供給した。
【0058】反応ガス10の流量は、約5リットル/m
inであり、個別反応ガス供給管1b、1c、1d、1
fの径は各々Φ12.5mmであり、さらにこれが4本
あるので、個別反応ガス供給管1b、1c、1d、1f
各々の開口端部1aにおける反応ガス10の流速は、5
[リットル/min]/(4×π×6.25×6.25
[mm2])=1.02[リットル/min・cm2]と
なる。また、押圧ガス供給管2の径は、約Φ50mmで
あり、全流量は20リットル/minであるので、押圧
ガス11の流速は、20[リットル/min]/(π×
25×25[mm2])=1.02[リットル/min
・cm2]となる。即ち、個別反応ガス供給管1b、1
c、1d、1f各々から放出された反応ガス10の流速
は、これを取り囲む押圧ガス11の流速と同じとなる。
【0059】得られた結晶は、高品質、さらに表面モフ
ォロジーが非常にスムーズな鏡面の結晶であり、そのフ
ォトルミネッセンス発光特性が良好であった。
【0060】(実施例4)前記第4の実施の形態に係る
半導体結晶成長装置を用いて、以下に示すように4本の
個別反応ガス供給管1b、1c、1d、1fの内、2本
からはIII族原料ガス、他の2本からV族原料ガスを
供給した以外は実施例3と同様にGaN結晶を成長し
た。
【0061】個別反応ガス供給管1b、1c、1d、1
fの内、個別反応ガス供給管1b、1dからは、その2
本の合計で、Ga原料としてTMG25cc/min、
キャリア水素2リットル/minを供給し、個別反応ガ
ス供給管1c、1fからは、その2本の合計で、窒素原
料ガスとしてNH3ガス3リットル/minを供給し
た。押圧ガス供給管2には、水素10リットル/min
と窒素10リットル/minを流した。
【0062】得られた結晶は、基板3全面にわたって膜
厚均一性が高い結晶が得られた。また、原料ガスが効率
良く、基板3表面でGaN結晶を生成し、反応ガス供給
管1や押圧ガス供給管2の汚れを防止し、再現性の高い
結晶成長を実現することができた。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る半導
体結晶成長装置によれば、反応ガスが、押圧ガスに取り
囲まれ、且つ押圧ガスと略平行に流れる構成をとること
により、反応ガスと押圧ガスとの界面での渦流を発生し
難く、且つ渦流を発生させない結晶成長の条件範囲が広
く、その条件範囲を見出すことが容易であり、押圧ガス
の流量を大幅に増やすことができ、再現性よく基板表面
全体に良好な半導体結晶を成長させることができる。前
記(1)の構成を有する本発明に係る半導体結晶成長装
置によれば、基板の表面を、重力方向、乃至重力方向に
対して平行に向ける構成をとることにより、供給ガスに
よる熱対流を防止し、再現性よく基板表面全体に良好な
半導体結晶を成長させることができる。前記(2)の構
成を有する本発明に係る半導体結晶成長装置によれば、
反応ガス供給管が、複数の個別反応ガス供給管からなる
集合体である構成をとることにより、膜厚均一性に優
れ、再現性よく基板表面全体に良好な半導体結晶を成長
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施の形態に係る半導体成長装置の模式
的な概略構成図である。
【図2】 第2実施の形態に係る半導体成長装置の模式
的な概略構成図である。
【図3】 第3及び4の実施の形態に係る半導体成長装
置の模式的な概略構成図である。
【図4】 第3及び4の実施の形態に係る半導体成長装
置の反応ガス供給管と押圧ガス供給管との関係を示した
概略断面図である。
【図5】 従来の技術に係る半導体成長装置の概略構成
図である。
【符号の説明】
1 反応ガス供給管 1a 反応ガス供給管の開口端部 1b、1c、1d、1f 個別反応ガス供給管 2 押圧ガス供給管 2a 押圧ガス供給管の開口端部 3 基板 4 サセプター 5 シャフト 6 ヒータ 7 反応容器 8 排気口 10 反応ガス 11 押圧ガス 21 サセプタ 22 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G077 AA02 BE08 BE15 DB08 EA08 ED06 EG22 HA02 HA06 TG06 TH06 5F041 AA40 CA40 CA46 5F045 AB06 AB10 AB14 AC08 AC12 AD09 AD14 AF09 AF13 BB02 BB12 BB16 CA10 CA12 DA53 DP05 DP28 EB15 EE14 EE17 EE20 EF01 EF08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を載置し回転可能なサセプタと、基
    板に対向して設けられ、基板に対して垂直乃至傾斜して
    反応ガスを供給する反応ガス供給管と、基板に対向して
    設けられ、基板に対して垂直乃至傾斜して、反応ガス供
    給管から供給された反応ガスと略平行に、且つ反応ガス
    を取り囲むように押圧ガスを供給する押圧ガス供給管
    と、を備える半導体結晶成長装置であって、 前記基板の表面が、重力方向、乃至重力方向に対して平
    行に向いていることを特徴とする半導体結晶成長装置。
  2. 【請求項2】 反応ガス供給管が、複数の個別反応ガス
    供給管の集合体からなることを特徴とする請求項1に記
    載の半導体結晶成長装置。
  3. 【請求項3】 基板を載置し回転可能なサセプタと、基
    板に対向して設けられ、基板に対して垂直乃至傾斜して
    反応ガスを供給する反応ガス供給管と、基板に対向して
    設けられ、基板に対して垂直乃至傾斜して、反応ガス供
    給管から供給された反応ガスと略平行に、且つ反応ガス
    を取り囲むように押圧ガスを供給する押圧ガス供給管
    と、を備える半導体結晶成長装置であって、 前記反応ガス供給管が、複数の個別反応ガス供給管の集
    合体からなることを特徴とする半導体結晶成長装置。
  4. 【請求項4】 反応ガス供給管が、押圧ガス供給管の内
    側に備えられることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の半導体結晶成長装置。
  5. 【請求項5】 反応ガス供給管の開口端部が、押圧ガス
    供給管の開口端部よりも基板表面から遠い位置、乃至等
    しい位置に備えてなることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載の半導体結晶成長装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも1本の個別反応ガス供給管か
    らIII族原料ガスが供給され、他の少なくとも1本の
    個別反応ガス供給管からV族原料ガスが供給されること
    を特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の半導体結
    晶成長装置。
  7. 【請求項7】 反応ガス供給管から供給された反応ガス
    の流速と、押圧ガス供給管から供給された押圧ガスの流
    速が略等しいことを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    に記載の半導体結晶成長装置。
  8. 【請求項8】 反応ガス供給管の中心軸と、サセプタの
    回転軸とが、ずれていることを特徴とする請求項1〜7
    に記載の半導体結晶成長装置。
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