JP2000284258A - 液晶表示装置の接続構造 - Google Patents

液晶表示装置の接続構造

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JP2000284258A
JP2000284258A JP9361799A JP9361799A JP2000284258A JP 2000284258 A JP2000284258 A JP 2000284258A JP 9361799 A JP9361799 A JP 9361799A JP 9361799 A JP9361799 A JP 9361799A JP 2000284258 A JP2000284258 A JP 2000284258A
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Yasumasa Nishi
恭正 西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数の低減を図ることで、液晶表示装置
をキャビネットなどの周辺部品に組み込む場合の組み込
み工数の低減および製造コストの低減を図ることができ
る液晶表示装置の接続構造を提供する。 【解決手段】 液晶表示装置1が有する金属製の外装ケ
ース12と一体的にばね性を有するGND信号接続部1
3が形成される。液晶表示装置1がキャビネット20に
装着されるときに、該キャビネット20の導電性を有す
る内面20aに上記GND信号接続部13の突起部13
aが圧接状態で接触される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置の接
続構造に関し、特に液晶表示装置と周辺部品とが接地信
号接続した場合の液晶表示装置の接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子機器から放出される電磁
波ノイズは、該電子機器の周辺に配置された他の電子機
器に対して悪影響を及ぼすことが知られている。この対
策として、電子機器に含まれるプリント基板などの電磁
波ノイズを放出する電子部品にGND信号接続を行うこ
とが考えられている。さらに、このGND信号接続を強
固なものとするために、プリント基板などの電子部品に
電気的に接続される電子機器の筐体としての外装ケース
をGND信号に接続することにより電磁シールドを形成
することが考えられている。
【0003】例えば、電子機器として液晶表示装置を用
いた場合の電磁シールドについて、図10を参照しなが
ら以下に説明する。
【0004】図10に示すように、液晶表示装置101
は、液晶表示パネル102と、この液晶表示パネル10
2の外周部を覆うように配置された外装ケース103と
を備えている。
【0005】上記液晶表示パネル102の外周部には、
該液晶表示パネル102を駆動するための駆動ドライバ
104が設けられている。この駆動ドライバ104は、
上記外装ケース103により覆われた状態となってい
る。
【0006】上記液晶表示装置101は、例えばノート
パソコンなどの筐体となるキャビネット105に組み込
まれる。
【0007】このキャビネット105の内面105aに
は、液晶表示装置101からの電磁波ノイズを遮断する
ための導電塗装などの処理が施されている。この内面1
05aに、ばね性を有する突起形状のGND金具106
が電気的に接触して設けられている。
【0008】上記GND金具106は、キャビネット1
05とは別パーツとして設けられており、突起部分10
6aが外装ケース103に対して線あるいは点で接触す
るようになっている。
【0009】このように、上記液晶表示装置101とキ
ャビネット105とがGND金具106を介してGND
信号接続されることで電磁シールドが形成される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記GND
金具106は、液晶表示装置101やキャビネット10
5とは別パーツとなっているので、上記液晶表示装置1
01を上記キャビネット105に組み込んでノートパソ
コンなどの機器を製造する場合、部品点数が増加し、こ
れによって、組み込み工数および製造コストが増加する
という問題が生じる。
【0011】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、部品点数の低減を図るこ
とで、液晶表示装置をキャビネットなどの周辺部品に組
み込む場合の組み込み工数の低減および製造コストの低
減を図ることのできる液晶表示装置の接続構造を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の液晶表示装置
の接続構造は、上記の課題を解決するために、接地され
た金属製の外装ケースを有する液晶表示装置と、該液晶
表示装置の周囲に配置される周辺部品とが接触して信号
接続された液晶表示装置の接続構造において、上記外装
ケースには、ばね性を有する突起部材が該外装ケースと
一体的に形成され、上記液晶表示装置が周辺部品に接触
するときに、該周辺部品の導電性を有する部分に上記突
起部材の突起部分が圧接状態で接触されることを特徴と
している。
【0013】上記の構成によれば、液晶表示装置と周辺
部品との信号接続は、金属製の外装ケースが接地されて
いるので接地信号接続(以下、GND信号接続と称す
る)となる。
【0014】このGND信号接続に用いられる上記突起
部材は、ばね性を有しており、その突起部分が周辺部品
の導電性を有する部分に圧接状態で接触するようになっ
ているので、周辺部品に対して点あるいは線により確実
に接触されることになる。
【0015】したがって、液晶表示装置と周辺部品とを
接触させた場合、GND信号接続を確実に行うことがで
き、この結果、安定した電磁シールドを形成することが
できる。
【0016】さらに、GND信号接続を行うための突起
部材は、外装ケースと一体的に形成されているので、従
来のように、別パーツとして設けられたGND金具を廃
止することができる。
【0017】これにより、液晶表示装置を周辺部品に組
み込んだ場合、部品点数の低減、部品の組み込み工数の
低減を図ることができ、コストダウンを図ることができ
る。
【0018】請求項2の液晶表示装置の接続構造は、上
記の課題を解決するために、請求項1の構成に加えて、
外装ケースを構成する金属は、ばね鋼であることを特徴
としている。
【0019】上記の構成によれば、請求項1の作用に加
えて、外装ケースを構成する金属が、ばね鋼であること
で、外装ケースの一部を突起状に形成するだけで容易に
ばね性を有する突起部材を形成することができる。
【0020】請求項3の液晶表示装置の接続構造は、上
記の課題を解決するために、請求項1または2の構成に
加えて、周辺部品の上記突起部材が接触する部分は、凹
状に形成されていることを特徴としている。
【0021】上記の構成によれば、請求項1または2の
作用に加えて、周辺部品の上記突起部材が接触する部分
が、凹状に形成されていることで、突起部材が周辺部品
に接触した状態での位置ズレを無くすことができる。こ
れにより、液晶表示装置を周辺部品に接触させる場合の
位置決めを容易に行うことができる。
【0022】請求項4の液晶表示装置の接続構造は、上
記の課題を解決するために、請求項1ないし3の何れか
の構成に加えて、周辺部品の突起部材が接触する部分に
は、液晶表示装置が周辺部品に接触したときに、該突起
部材を係止する係止部材が設けられていることを特徴と
している。
【0023】上記の構成によれば、請求項1ないし3の
何れかの作用に加えて、周辺部品の突起部材が接触する
部分には、液晶表示装置が周辺部品に接触したときに、
該突起部材を係止する係止部材が設けられていること
で、液晶表示装置が周辺部品から脱落するのを防止する
ことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕本発明の一実施
の形態について図1および図2に基づいて説明すれば、
以下の通りである。なお、本実施の形態では、液晶表示
装置の接続構造として、液晶表示装置をテレビやノート
パソコンなどの機器で使用されているキャビネットに組
み込む場合について説明する。また、以下に示す他の実
施の形態も同じとする。
【0025】図2に示すように、本実施の形態に係る液
晶表示装置1は、液晶表示パネル11と、この液晶表示
パネル11の周縁部に設けられ、図示しない接地信号線
(以下、GND信号線と称する)に電気的に接続された
金属製の外装ケース12とを備えている。
【0026】上記外装ケース12は、液晶表示パネル1
1の有効表示領域11aが露出できるように中央部が開
口された形状となっており、その側面12aには、突起
部材としてのGND信号接続部13が複数個形成されて
いる。
【0027】上記GND信号接続部13には、外装ケー
ス12の側面12aから外側に向かって断面略く字状の
突起部13aが形成されている。したがって、GND信
号接続部13は、外装ケース12の側面12aの外側に
向かって付勢力を有するようになる。
【0028】また、上記液晶表示パネル11は、図1に
示すように、画素基板14とこれに対向配置された対向
基板15との間に液晶16が封入された構成となってい
る。上記画素基板14と対向基板15とは、両側部にお
いて液晶16の外部への流出を防止するための封止材1
7により接着されている。
【0029】上記画素基板14の周縁部には、液晶表示
パネル11を駆動させるための駆動ドライバ18が設け
られている。この駆動ドライバ18は、図示しない電源
から供給される電圧に基づいて液晶表示パネル11を駆
動制御するものであり、外装ケース12に覆われた状態
となっている。
【0030】上記構成の液晶表示装置1は、図1に示す
ように、周辺部品の一つである断面略コ字状の箱型のキ
ャビネット20に装着された状態でテレビやノートパソ
コンなどの機器に組み込まれる。
【0031】液晶表示装置1がキャビネット20に装着
されるとき、該液晶表示装置1は、外装ケース12の側
面12aに形成されたGND信号接続部13の突起部1
3aがキャビネット20の内面20aに接触するように
なっている。
【0032】上記GND信号接続部13の突起部13a
は、液晶表示装置1がキャビネット20に装着されない
とき、キャビネット20の内面20aよりも外側に突出
するように形成されており、液晶表示装置1がキャビネ
ット20の装着されるとき、突起部13aが該GND信
号接続部13の付勢力により該キャビネット20の内面
20aに圧接されるようになる。これにより、液晶表示
装置1がキャビネット20に装着された状態では、GN
D信号接続部13の突起部13aは、キャビネット20
の内面20aに対して圧接状態で点あるいは線で接触す
ることができるようになっている。
【0033】このように、上記のGND信号接続部13
は、その付勢力により、液晶表示装置1とキャビネット
20との接触を確実なものにすることができる。
【0034】上記液晶表示装置1は、テレビやノートパ
ソコンなどの液晶ディスプレイ装置として使用されるの
で、キャビネット20は、通常プラスチック樹脂成型品
である。そして、このキャビネット20の内面20aに
は、装着される液晶表示装置1からの電磁波ノイズを遮
断するために導電塗装処理が施されている。
【0035】したがって、液晶表示装置1の外装ケース
12に一体的に形成されたGND信号接続部13が、キ
ャビネット20の導電塗装処理の施された内面20aに
圧接されることにより、GND信号接続が行われる。
【0036】これにより、液晶表示装置1がキャビネッ
ト20に装着されることにより、該液晶表示装置1の周
囲において電磁シールドが形成され、電磁波ノイズの外
部への放出を低減することができる。
【0037】しかも、上記構成の液晶表示装置の接続構
造では、GND信号接続部13が外装ケース12と一体
形成されているので、従来のように、GND金具106
(図10)を別パーツとして設けた場合に比べて、部品
点数を低減することができる。この結果、液晶表示装置
1をキャビネット20に組み込んでテレビやノートパソ
コンなどの液晶ディスプレイ装置を製造する場合の組み
立て工数の低減および製造に係るコストの低減を図るこ
とができる。
【0038】また、上記外装ケース12は、金属製であ
ればよいが、特にばね鋼を用いるのが望ましい。特に、
SUSを基材としたばね鋼で構成されるのが望ましい。
【0039】一般に、ばね鋼としては、ばね性を付与す
べき部分をばねの形状に加工した後に熱処理を施してば
ね性を付与する熱処理ばね鋼や、冷間加工や熱処理で予
めばね性を付与した後に、所望するばねの形状に加工す
る加工ばね鋼がある。具体的には、Si−Mn鋼、Mn
−Cr鋼、Cr−V鋼、Mn−Cr−B鋼などがある。
【0040】したがって、外装ケース12を構成する金
属が、上述のようにばね鋼であることで、外装ケース1
2の一部を突起状に形成するだけで容易にばね性を有す
る突起部材であるGND信号接続部13を形成すること
ができる。
【0041】また、上記キャビネット20は、導電性を
持たせるために内面20aに対して導電塗装処理を施し
ていたが、これに限定するものではなく、例えば、内面
20a表面に、導電箔あるいは金属板などの導電性を有
する部材を直接貼りつけてもよい。
【0042】さらに、外装ケース12におけるGND信
号接続部13の形成位置は、側面12aに限定されるも
のではなく、外装ケース12とキャビネット20とが接
触する部分にGND信号接続部13を形成すればよい。
【0043】〔実施の形態2〕本発明の他の実施の形態
について図3および図4に基づいて説明すれば、以下の
通りである。なお、説明の便宜上、前記実施の形態1に
記載の部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号
を付記しその説明は省略する。
【0044】本実施の形態に係る液晶表示装置は、前記
実施の形態1の図2で示した外装ケース12に代えて、
図3に示すように、金属製の外装ケース32を備えてい
る。
【0045】上記外装ケース32は、図示しないGND
信号線に接続されると共に、GND信号接続部33が底
面32bに形成されている。このGND信号接続部33
は、前記実施の形態1の図2で示したGND信号接続部
13と同じ形状および構造となっており、突起部33a
は該外装ケース32の外側に突出するように形成されて
いる。なお、図3に示す外装ケース32は、底面32b
を示しており、液晶表示パネル11も底面、すなわち表
示面とは反対面を示している。但し、外装ケース32の
側面32aには、GND信号接続部33は形成されてい
ない。
【0046】上記構成の液晶表示装置がキャビネット2
0に装着された状態では、図4に示すように、外装ケー
ス32のGND信号接続部33が、該キャビネット20
の導電塗装処理が施された内面20aの底面に接触する
ようになる。この場合においても、GND信号接続部3
3の突起部33aがキャビネット20の内面20aに点
あるいは線により接触する。このとき、GND信号接続
部33は、そのばね性によりキャビネット20に突起部
33aが圧接するようになり、上記の接触をより確実な
ものとしている。
【0047】以上のようにして、本実施の形態に係る液
晶表示装置は、キャビネット20に装着した状態でGN
D信号接続が行われ、電磁シールドを形成している。
【0048】上記の構成の液晶表示装置の接続構造によ
れば、GND信号接続部33が外装ケース32の底面3
2b、すなわちキャビネット20の内面20aの底面に
対向する面に形成されていることで、実施の形態1の場
合に比べて、液晶表示装置の自重によりGND信号接続
部33がキャビネット20の内面20aに対して確実に
接触させることができる。
【0049】よって、液晶表示装置とキャビネット20
とを接触させることにより、安定した電磁シールドを形
成することができる。
【0050】〔実施の形態3〕本発明のさらに他の実施
の形態について図5ないし図7に基づいて説明すれば、
以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施の形
態1に記載の部材と同一の機能を有する部材には、同一
の符号を付記しその説明は省略する。
【0051】本実施の形態に係る液晶表示装置は、前記
実施の形態1の図2で示した外装ケース12に代えて、
図5に示すように、金属製の外装ケース42を備えてい
る。
【0052】上記外装ケース42は、側面42aに複数
のGND信号接続部43が該外装ケース42と一体的に
形成されている。このGND信号接続部43は、前記実
施の形態1で示したGND信号接続部13と同じ構造と
なっている。
【0053】上記構成の液晶表示装置をキャビネット2
0に装着した場合、図6に示すように、GND信号接続
部43の突起部43aがキャビネット20の内面20a
に圧接した状態で点あるいは線で接触している。なお、
図では液晶表示装置のうち外装ケース42のみを示して
いる。
【0054】液晶表示装置がキャビネット20に装着さ
れた状態、すなわちGND信号接続部43が該キャビネ
ット20の内面20aに押し戻されている状態での外装
ケース42の側面42aからキャビネット20の内面2
0aまでの距離(以下、突起量と称する)Haは、少な
くとも0よりも大きな値になるように設定されている。
【0055】また、キャビネット20の内面20aの側
面の所定位置には、図7に示すように、液晶表示装置が
キャビネット20に装着された場合に、外装ケース42
のそれぞれのGND信号接続部43が嵌合するような凹
部20bが形成されている。
【0056】液晶表示装置がキャビネット20に装着さ
れた状態において、キャビネット20の凹部20bとG
ND信号接続部43との距離(以下、隙間量と称する)
Hbは、液晶表示装置の位置決めに支障のない寸法に設
定されている。
【0057】このように、キャビネット20の内面20
aにおいて、外装ケース42のGND信号接続部43が
接触する部分が、凹状の凹部20bに形成されているこ
とで、液晶表示装置をキャビネット20に装着する際、
GND信号接続部43の突起部43aがキャビネット2
0の凹部20bに押し当てられGND信号接続を行いな
がら、該液晶表示装置をキャビネット20の所定の位置
に位置決めを行うことができる。
【0058】これにより、GND信号接続部43がキャ
ビネット20に接触した状態での位置ズレを無くすこと
ができる。これにより、液晶表示装置をキャビネット2
0に装着した場合の位置決めを容易に行うことができ
る。
【0059】また、上記構成の液晶表示装置の接続構造
において、図6に示す突起量Haと図7に示す隙間量H
bは、液晶表示装置とキャビネット20との大きさなど
に応じて適宜変更することが可能である。
【0060】本実施の形態では、図7に示すように、外
装ケース42のGND信号接続部43の形成数と、キャ
ビネット20の凹部20bの形成数をそれぞれ4個とし
たが、これに限定されるものではない。
【0061】〔実施の形態4〕本発明のさらに他の実施
の形態について図8および図9に基づいて説明すれば、
以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施の形
態1に記載の部材と同一の機能を有する部材には、同一
の符号を付記しその説明は省略する。
【0062】本実施の形態に係る液晶表示装置は、前記
実施の形態1の図2で示した外装ケース12に代えて、
図8に示すように、金属製の外装ケース52を備えてい
る。
【0063】上記外装ケース52は、側面52aに複数
のGND信号接続部53が該外装ケース42と一体的に
形成されている。このGND信号接続部53は、前記実
施の形態1で示したGND信号接続部13と同じ構造と
なっている。
【0064】また、図8では、前記実施の形態2の図3
に示す外装ケース32と同様に、外装ケース52の底面
52b側を示している。したがって、外装ケース52を
キャビネット20に装着した場合には、図9に示すよう
に、底面52bがキャビネット20の内面20aに対向
するようになっている。
【0065】上記キャビネット20には、図9に示すよ
うに、内面20aの側面に外装ケース52が装着された
状態でGND信号接続部53の端部53bに当接する突
起20cが形成されている。
【0066】上記の突起20cは、液晶表示装置がキャ
ビネット20に装着された状態でGND信号接続部53
の端部53bと接触している面が該キャビネット20の
内面20aの底面とほぼ平行に形成されると共に、この
接触面の反対の面が該キャビネット20の内面20aの
底面20d側に向かって傾斜するように形成されてい
る。
【0067】これにより、液晶表示装置がキャビネット
20に装着される際、外装ケース52のGND信号接続
部53の傾斜面53cがキャビネット20の突起20c
の傾斜面に当接し、その後、GND信号接続部53が突
起20cに対して圧接しながら端部53bが該突起20
cを超えるまで下降する。そして、GND信号接続部5
3が突起20cを超えた時点で、液晶表示装置のキャビ
ネット20への装着が完了する。
【0068】このように、キャビネット20のGND信
号接続部53が接触する部分には、液晶表示装置がキャ
ビネット20に装着されたときに、該GND信号接続部
53を係止する係止部材としての突起20cが設けられ
ていることで、GND信号接続部53が形成された外装
ケース52を有する液晶表示装置がキャビネット20か
ら脱落するのを防止することができる。
【0069】
【発明の効果】請求項1の発明の液晶表示装置の接続構
造は、以上のように、接地された金属製の外装ケースを
有する液晶表示装置と、該液晶表示装置の周囲に配置さ
れる周辺部品とが接触して信号接続された液晶表示装置
の接続構造において、上記外装ケースには、ばね性を有
する突起部材が該外装ケースと一体的に形成され、上記
液晶表示装置が周辺部品に接触するときに、該周辺部品
の導電性を有する部分に上記突起部材の突起部分が圧接
状態で接触される構成である。
【0070】それゆえ、液晶表示装置と周辺部品とを接
触させた場合、GND信号接続を確実に行うことがで
き、この結果、安定した電磁シールドを形成することが
できる。
【0071】さらに、GND信号接続を行うための突起
部材は、外装ケースと一体的に形成されているので、従
来のように、別パーツとして設けられたGND金具を廃
止することができる。
【0072】これにより、液晶表示装置を周辺部品に組
み込んだ場合、部品点数の低減、部品の組み込み工数の
低減を図ることができ、コストダウンを図ることができ
るという効果を奏する。
【0073】請求項2の発明の液晶表示装置の接続構造
は、以上のように、請求項1の構成に加えて、外装ケー
スを構成する金属は、ばね鋼である構成である。
【0074】それゆえ、請求項1の構成による効果に加
えて、外装ケースを構成する金属が、ばね鋼であること
で、外装ケースの一部を突起状に形成するだけで容易に
ばね性を有する突起部材を形成することができるという
効果を奏する。
【0075】請求項3の発明の液晶表示装置の接続構造
は、以上のように、請求項1または2の構成に加えて、
周辺部品の上記突起部材が接触する部分は、凹状に形成
されている構成である。
【0076】それゆえ、請求項1または2の構成による
効果に加えて、周辺部品の突起部材が接触する部分は、
凹状に形成されていることで、突起部材が周辺部品に接
触した状態での位置ズレを無くすことができる。これに
より、液晶表示装置を周辺部品に接触させる場合の位置
決めを容易に行うことができるという効果を奏する。
【0077】請求項4の発明の液晶表示装置の接続構造
は、以上のように、請求項1ないし3の何れかの構成に
加えて、周辺部品の突起部材が接触する部分には、液晶
表示装置が周辺部品に接触したときに、該突起部材を係
止する係止部材が設けられている構成である。
【0078】それゆえ、請求項1ないし3の何れかの構
成による効果に加えて、周辺部品の突起部材が接触する
部分には、液晶表示装置が周辺部品に接触したときに、
該突起部材を係止する係止部材が設けられていること
で、液晶表示装置が周辺部品から脱落するのを防止する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る液晶表示装置の接
続構造を示す概略断面図である。
【図2】図1に示す液晶表示装置の概略斜視図である。
【図3】本発明の他の実施の形態に係る液晶表示装置の
概略斜視図である。
【図4】図3に示す液晶表示装置をキャビネットに装着
した場合の外装ケースのGND信号接続部とキャビネッ
トの内面との接触状態を示す説明図である。
【図5】本発明のさらに他の実施の形態に係る液晶表示
装置の概略斜視図である。
【図6】図5に示す液晶表示装置をキャビネットに装着
した場合の外装ケースのGND信号接続部とキャビネッ
トの内面との接触状態を示す説明図である。
【図7】図5に示す液晶表示装置をキャビネットに装着
した状態を示す平面図である。
【図8】本発明のさらに他の実施の形態に係る液晶表示
装置の概略斜視図である。
【図9】図8に示す液晶表示装置をキャビネットに装着
した場合の外装ケースのGND信号接続部とキャビネッ
トの内面との接触状態を示す説明図である。
【図10】従来の液晶表示装置をキャビネットに装着し
た状態の概略断面図である。
【符号の説明】
1 液晶表示装置 11 液晶表示パネル 12 外装ケース 13 GND信号接続部(突起部材) 13a 突起部 20 キャビネット(周辺部品) 20a 内面(導電性を有する部分) 20b 凹部 20c 突起(係止部材) 32 外装ケース 33 GND信号接続部(突起部材) 33a 突起部 43 GND信号接続部(突起部材) 43a 突起部 53 GND信号接続部(突起部材) 53a 突起部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接地された金属製の外装ケースを有する液
    晶表示装置と、該液晶表示装置の周囲に配置される周辺
    部品とが接触して信号接続された液晶表示装置の接続構
    造において、 上記外装ケースには、ばね性を有する突起部材が該外装
    ケースと一体的に形成され、 上記液晶表示装置が周辺部品に接触するときに、該周辺
    部品の導電性を有する部分に上記突起部材の突起部分が
    圧接状態で接触されることを特徴とする液晶表示装置の
    接続構造。
  2. 【請求項2】上記外装ケースを構成する金属は、ばね鋼
    であることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置の
    接続構造。
  3. 【請求項3】上記周辺部品の上記突起部材が接触する部
    分は、凹状に形成されていることを特徴とする請求項1
    または2記載の液晶表示装置の接続構造。
  4. 【請求項4】上記周辺部品の上記突起部材が接触する部
    分には、液晶表示装置が周辺部品に接触したときに、該
    突起部材を係止する係止部材が設けられていることを特
    徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の液晶表示装
    置の接続構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007232812A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Optrex Corp 電気光学表示装置の筐体
JP2009042574A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Fujitsu Ltd 電子機器
JP2011133558A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Canon Inc 電子機器

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