JP4146679B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置に係り、特に液晶表示パネルをフレームに収納した液晶表示装置に関する。
【0002】
液晶表示装置は、テレビ、パソコン、携帯用端末のディスプレイ等に使用されている。特に、液晶表示装置は、軽量で且つ消費電力が少ないため携帯電話機などの小型電子端末の表示手段として利用されている。
【0003】
【従来の技術】
アクティブ・マトリックス方式の液晶表示装置は、液晶を介在して互いに対向配置される透明基板を備えている。
【0004】
図15は従来の液晶表示装置の一部に断面を含む斜視図である。画像表示面は下側である。以下同じ機能を有する部位には同じ記号を付した。
【0005】
従来の液晶表示装置は、間に液晶を挟んだ2枚の基板と、光源を含むバックライト組立てとを樹脂製の枠(フレーム)に固定して一体化している。また、一方の基板は液晶駆動用のドライバチップを備えている。このドライバチップは折り曲げ可能なフレキシブル基板を介して電力や表示データなどが供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
近年、液晶表示装置は軽量化、薄型化が進んでいる。液晶表示装置を薄くするために、バックライト組立てや基板自体を薄くしており、バックライト群及び基板の強度が低下している。従来使用していた樹脂製の枠では液晶表示装置の強度向上には不十分である。
【0007】
樹脂製の枠に替えて金属製の枠を使用することで、液晶表示装置の強度を向上させることができる。
【0008】
一方、フレキシブル基板には配線をメッキするためのリードが設けられており、リードの端部はフレキシブル基板の端部から露出している。
【0009】
そのため、金属製の枠を使用すると、メッキリードと金属製の枠とで電気的に短絡する可能性がある。メッキリードと金属製の枠とで電気的に短絡すると、画面の表示異常、画面不点灯等の問題が発生する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の液晶表示装置は、画像を表示するパネルと、パネルに接続されたフレキシブル基板と、パネルを収納するフレームとを備えている。フレームは、導電性の材料で形成され、パネルの背面側に位置する背面部と、背面部からパネルの厚さ方向に延びる側壁部とを有している。またフレームは一部に絶縁領域を備えている。絶縁領域は背面部と側壁部との遷移部から離れた位置に配置してある。
【0011】
このように構成することで、フレキシブル基板に形成された配線とフレームとの絶縁が可能となる。また一部にのみ絶縁領域を設けたため、フレームを回路的接地として使うこともできる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0013】
図1は本発明を適用した表示装置の斜視図であり、特に薄膜トランジスタを備えた液晶表示装置の斜視図である。
【0014】
アクティブ・マトリックス方式の液晶表示装置は、液晶を介在して互いに対向配置される透明基板(パネル)を備えている。
【0015】
図1の液晶表示装置は第1のパネル3と第2のパネル4とを対向して配置し、この間に液晶を介在させて封止してある。第1のパネル3には3色のカラーフィルタが形成されカラー表示を可能にしている。また、第1のパネル3の前面に画像が表示される。
【0016】
第2のパネル4の液晶側の面は、X方向に延在しY方向に並設される複数のゲート線と、このゲート線と絶縁されてY方向に延在しX方向に並設されるドレイン(またはソース)線とを備えている。
【0017】
互いに交差するゲート線とドレイン線とで囲まれる各領域に、該ゲート線からの走査信号によってオンするスイッチング素子と、該ドレイン線からの映像信号が前記スイッチング素子を介して供給される画素電極とが形成されて、いわゆる画素が構成されている。これらゲート線とドレイン線とで囲まれた領域が画素領域である。代表的なスイッチング素子として薄膜トランジスタがある。
【0018】
画素領域を取り囲んで周辺領域が存在する。第2のパネル4の周辺領域は液晶駆動用の回路チップ(以下ドライバという)や接続用の配線が配置されている。
【0019】
また、第2のパネル4にはフレキシブル基板(Flexible Printed Circulate)2が接続されている。液晶表示装置に画像を表示するためのデータまたは電力はフレキシブル基板2を介してゲートドライバGDr及びドレインドライバDDrに供給される。
【0020】
第1のパネル3及び第2のパネル4は金属製のフレーム1に収められて一体化されている。
【0021】
図2は図1の液晶表示装置を裏面から見たときの図であり、一部に断面を含む斜視図である。液晶表示装置はバックライトからの光を透過または遮蔽して画像を表示している。バックライト組立ては導光板7を含み、図示していない光源、光反射板などを備えている。導光板7と液晶表示パネル4の間には拡散シートやプリズムシート等の光学補償シートが介挿されるが図示は省略した。液晶表示装置は、偏光板と、間に液晶を挟んだ2枚のパネルと、光源を含むバックライト組立てとを金属製の枠(フレーム)1に固定して一体化している。
【0022】
本実施例ではマグネシウムのフレームを使用した。マグネシウムのフレームを使用することで、液晶表示装置の強度を向上でき、かつ、軽量化することができる。マグネシウムの他にアルミニウム、ステンレススチールを使用しても良い。マグネシウムまたはアルミニウムのフレームの表面抵抗は化成処理(防錆処理)を実施した状態で約100Ω〜1000Ωが一般的である。表面抵抗が約100Ω〜1000Ωであれば、フレームは回路接地として利用することができる。フレームを回路接地として使用する場合は、酸化等により導電性の変化し難い材質を選ぶと良い。
【0023】
フレキシブル基板2は、一辺をドライバが配置された第2のパネルに固着され、折り返されている。折り返されたフレキシブル基板2はフレーム1の背面と対向している。フレキシブル基板2上にはICチップ8、コンデンサ9、抵抗10などが配置されている。また、フレキシブル基板2は接地用の電極6を有し、電極6はフレームと電気的に接続している。
【0024】
フレキシブル基板2の幅(X方向)はフレーム1の幅よりも小さい。そのため、フレキシブル基板の端部はフレーム1の背面部11上に位置している。
【0025】
フレーム1は背面部11に絶縁膜5が形成されている。なお、本発明における絶縁とは10MΩ以上のことを言う。
【0026】
また、フレキシブル基板2に形成されたリードは、その端部が絶縁膜5と重なるように配置してある。リード端部を集中して配置することで、絶縁膜の領域を小さくすることができる。
【0027】
図3は図2の絶縁膜近傍の領域を拡大した上面図であり、図4は図3の側面図である。
【0028】
フレキシブル基板2の端部にはリード14が露出している。このリード14はフレキシブル基板内部にてクローズしている配線に電解メッキする目的で使用される。フレキシブル基板内部の配線は外部の電極と接続できない。そのため、リード14を使って内部の配線に電流を流している。
【0029】
また、フレキシブル基板2のメッキ用リード14の他に、フレキシブル基板上の回路のチェックや電流電圧測定用のテストパットと金属フレームとを絶縁する場合にも絶縁膜5を利用できる。テストパットはフレーム1とフレキシブル基板の間に挿入される。絶縁膜5はテストパットとフレーム1とを確実に絶縁できる。
【0030】
本実施例で使用したフレキシブル基板2の厚さTfは約0.1mm〜0.15mmである。絶縁膜5の膜厚Tiは10μm〜20μmである。なお絶縁膜5の厚さのばらつきは±5μmである。
【0031】
絶縁膜5は遷移部13から離れている。本実施例において、絶縁部5と遷移部13との間隔Lは約2mmである。
【0032】
フレキシブル基板2の端部はフレーム1の絶縁膜5と重なっている。絶縁膜5上にフレキシブル基板のリード14の端部が配置される。このように構成することで、リード14とフレームとを確実に絶縁することができる。
【0033】
またリード14の端部は集中して配置してあるので、絶縁膜5の面積を小さくすることができる。
【0034】
図5はフレーム1の斜視図である。フレームは、パネルの背面側に位置する背面部11と、背面部11からパネルの厚さ方向に延びる側壁部12とを備えている。フレーム1には絶縁膜5が形成されている。絶縁膜は、背面部11と側壁部12との遷移部13から離れた位置に存在する。遷移部13は液晶表示装置の製造工程中に他の部品等と接触することが多い。遷移部13に絶縁膜5が存在しないため、絶縁膜5の剥離を抑制できる。
【0035】
本実施例では、絶縁膜を2個所に設けたが、フレキシブル基板のリードの配置により、絶縁膜5を1箇所に設けても良い。
【0036】
図5のフレーム1は導電体であり、かつ背面部11に貫通穴が無い。そのため図1の液晶表示装置を備えた携帯電話は電波の受信感度を向上でき、さらにノイズを防止することができる。
【0037】
図6は他の構成をもつ液晶表示装置の斜視図である。図7は図6のフレーム1の斜視図である。図8は図7のフレームにはめ込まれるインナーフレーム16の斜視図である。
【0038】
第1のパネル3及び第2のパネルはガラス製のため、金属のフレーム1との摩擦により、欠ける可能性がある。パネルの破損を防止するために、樹脂製のインナーフレームにパネルをはめ込む。さらに、パネルと一体化したインナーフレームを金属製のフレーム1にはめ込む。
【0039】
フレーム1は穴部15を持っている。穴部15にインナーフレーム16の爪部17を挿入して、パネルの固定及び位置決めをしている。また、フレーム1はボス18を備えている。このボス18はフレキシブル基板に開けられた穴がはめ込まれ、フレキシブル基板の位置決め及びフレキシブル基板を固定している。さらに、このボス18を液晶表示装置の位置決めに使用することもできる。
【0040】
フレームに形成された絶縁膜5は、背面部11と側壁部12との遷移部13から離れた位置に存在する。さらに絶縁膜5は、穴部15及びボス18を避けて存在する。
【0041】
フレーム1全体に絶縁膜を形成すると、爪を固定する穴部15構成する面にまで絶縁膜が形成され液晶表示装置が厚くなるため、好ましくない。穴部15を構成する面及びボス18は位置決めの際に、他の部品と嵌合する。特に、フレーム1の穴部15を形成する面に絶縁膜が存在すると、爪部17により絶縁膜が剥離することがある。また爪部17とフレーム1の間に絶縁膜が在ると液晶表示装置の厚さ方向(Z方向)の寸法が大きくなる。また、フレーム1の穴部15を形成する面に絶縁膜が存在すると、絶縁膜の膜厚のばらつきにより、液晶表示装置の厚さ方向(Z方向)の寸法が大きく変化する。
【0042】
本発明によれば、穴部15及びボス18以外に絶縁膜5が存在するため、絶縁膜の剥離を防止することができる。さらに、穴部15を形成する面に絶縁膜がないので、液晶表示装置の厚さ方向の寸法を小さくすることができると共に、絶縁膜の膜厚の変化に関係なく安定した厚さをもつ液晶表示装置を提供できる。
【0043】
また、フレーム1は遷移部13上に穴部15を備えている。フレーム1はフレキシブル基板2と対向する背面部11に貫通穴が無いので、フレーム1は十分な強度を持つ。そのためフレームの板厚を薄くすることができ、結果として、液晶表示装置の厚さを薄くすることができる。また図6の液晶表示装置を備えた携帯電話は電波の受信感度を向上でき、さらにノイズを防止することができる。
【0044】
図8のインナーフレーム16は白色の樹脂で形成されている。インナーフレーム16の側壁は導光板7の側面に対向して配置される。インナーフレーム16の側壁と導光板7の側面を対向配置することで、導光板の側面から漏れる光を導光板内に反射させている。フレーム1が十分な強度を持つため、インナーフレームはパネルを保持する程の強度は必要ない。そのためインナーフレームを軽くすることができる。
【0045】
また、インナーフレームは背面部に貫通穴を設けてある。そのため、液晶表示装置全体を軽量化することができる。
【0046】
図9は他の構成をもつ液晶表示装置の斜視図である。図10は図9の側面図である。図9、図10の液晶表示装置は、フレーム1の両面にパネルを配置してある。前面に配置した液晶表示装置と背面に配置した液晶表示装置はフレキシブル基板2aで接続している。
【0047】
フレーム1は背面に第2の液晶表示装置19を取り囲む第2の側壁20を備えている。第2の側壁20には液晶表示装置を挿入した樹脂フレームを固定するための穴部21が形成されている。
【0048】
また、フレーム1の背面11には絶縁膜5が形成さている。図10に示すように、絶縁膜5はフレーム1の背面と第2の側壁20とに跨って形成してもよい。このように形成することで、露出したリードが第2の側壁と対向していても、絶縁膜5により確実に絶縁することができる。ただし、ボス18及び第2の側壁の穴部21は他の部品が嵌るため、絶縁膜5を配置しない。
【0049】
次に絶縁膜5の製造方法について説明する。
【0050】
上述の絶縁膜はスタンプ、印刷、またはステンシルによって形成するとよい。絶縁膜の必要な個所をくり抜いた型板(マスク)を金属製フレームの背面にあて、その上から絶縁塗料を塗って形成した。
【0051】
また、図10の絶縁膜はスタンプによって形成することで、背面と第2の側面とを同時に形成することができる。
【0052】
その他の製造方法として、絶縁塗料をスプレーして絶縁膜を形成することもできる。まず、フレームの絶縁膜不要個所にテープを貼り、その上からスプレーで絶縁塗料を吹き付ける。絶縁塗料を焼成後にテープを剥がして絶縁膜を形成することができる。しかしながら、この製造方法はテープの貼り付け作業、剥がし作業があり、製造工程が多くなる。また、絶縁膜の位置精度、絶縁膜の厚さ精度が安定しない。さらに、テープを剥がす際に、絶縁膜も剥がれてしまい、ゴミが発生し不良となることがある。
【0053】
本発明の液晶表示装置はフレームの背面と側壁との遷移部13、ダボ18、穴部15に絶縁膜を有しない。そのため、遷移部13、ダボ18、穴部15をマスクの位置合わせに使用することができ、マスクの位置合わせが容易である。よって、本発明の液晶表示装置を製造するには、スタンプ、印刷、またはステンシルによって絶縁膜を形成するとよい。
【0054】
図11は液晶表示装置の要部拡大断面図である。
【0055】
図11の液晶表示装置はパネル3,4とフレーム1の間にプリント基板24が配置されている。プリント基板24とフレーム1とで電気的に短絡する可能性がある。フレーム1の側壁12内面に局所的に絶縁膜5を設けた。金属フレーム1に絶縁膜5を印刷したためプリント基板24と金属フレーム1とを確実に絶縁することができる。
【0056】
図12は金属製の外筐体22の内部に液晶表示装置を嵌めたフレーム1を配置したときの断面図である。外筐体22の一部に絶縁膜23を配置した。絶縁膜23はプリント基板24と外筐体22とを絶縁する目的で設けた。プリント基板24を挟んで上下に絶縁膜23を配置したので、上下方向から圧力を受けてもプリント基板24に設けた配線とフレーム1又は外筐体23との導通を防止することができる。
【0057】
図13は本発明の他の構成を示す上面図である。図14は図13のI−I線に沿った断面図である。
【0058】
絶縁部26は、金属フレーム1に対して絶縁性の樹脂による射出成形(インサート成型もしくはアウトサート成型)により形成した。樹脂と金属とが熱融着しているため絶縁部材の剥離を抑制できる。この絶縁部26の上にフレキシブル基板のリード端部がくるようにフレキシブル基板のリードを配置する。
【0059】
図14に示す通り、絶縁部26を射出成形により形成したため、絶縁部26はフレーム1の背面部と同一の面で形成できる。すなわち、フレーム1の背面部に対し、段差を形成せずに絶縁部を形成することができる。
【0060】
上記各実施例では金属フレームに絶縁性の膜を形成することを説明したが、印刷法またはスタンプによって局所的に膜を形成する場合、1Ω〜100Ω程度に導電性を向上させた導電膜を形成することも可能である。液晶表示装置の組立てに用いるボスや穴部を避けて局所的に導電膜を形成することで、導電膜の剥離を抑制することができる。
【0061】
さらに、上記各実施例では携帯電話用に液晶表示装置を例にあげて説明したが、モニタ用の液晶表示装置、テレビ用の液晶表示装置、その他の表示装置に用いられる金属製のフレームに適用できる。
【0062】
【発明の効果】
以上の実施例により説明したように、本発明によれば、液晶表示装置全体の薄型・軽量化が実現できる。また、液晶表示装置の製造工程においてゴミの発生を抑制でき、製造歩留りを向上できる。さらに、フレキシブル基板とフレームとを確実に絶縁できるので、表示画像の乱れを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液晶表示装置の斜視図である。
【図2】図1の液晶表示装置を裏面から見たときの斜視図である。
【図3】本発明による液晶表示装置の絶縁膜近傍の領域を拡大した上面図である。
【図4】図3の絶縁膜近傍の側面図である。
【図5】本発明による液晶表示装置のフレームの斜視図である。
【図6】本発明による液晶表示装置の斜視図である。
【図7】本発明による液晶表示装置のフレームの斜視図である。
【図8】本発明による液晶表示装置のインナーフレームの斜視図である。
【図9】本発明による液晶表示装置の斜視図である。
【図10】図9の液晶表示装置の側面図である。
【図11】本発明の液晶表示装置の断面図である。
【図12】金属製の外筐体の内部に液晶表示装置を配置したときの断面図である。
【図13】本発明の他の構成を示す上面図である。
【図14】図13のI−I線に沿った断面図である。
【図15】従来の液晶表示装置の一部に断面を含む斜視図である。
【符号の説明】
1・・・フレーム、2・・・フレキシブル基板、3・・・第1のパネル、4・・・第2のパネル、5・・・絶縁膜、7・・・導光板、11・・・背面部、12・・・側壁部、13・・・遷移部、14・・・リード、15・・・穴部、16・・・インナーフレーム、17・・・爪部、18・・・ボス、25・・・スペーサ。
Claims (3)
- 画像を表示するパネルと、前記パネルに接続されたフレキシブル基板と、前記パネルを収納するフレームとを備えた液晶表示装置であって、
前記フレームは、金属性の材料で形成され、前記パネルの背面側に位置する背面部と、前記背面部から前記パネルの厚さ方向に延びる側壁部とを有し、前記背面部と前記側壁部との遷移部から離れた位置に絶縁領域を有し、
前記フレキシブル基板は、一部が前記フレームと電気的に接続されているとともに、他の一部が前記絶縁領域により前記フレームから絶縁されており、
前記フレキシブル基板は、前記フレキシブル基板の端部まで延在された配線を有し、前記絶縁領域は前記配線の端部と重なり、
前記フレキシブル基板は、接地用の電極を有し、前記接地用の電極を介して前記フレームと電気的に接続されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1において、前記フレームはマグネシウムであることを特徴とする液晶表示装置。
- 請求項1において、前記フレームはアルミニウムであることを特徴とする液晶表示装置。
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