JP2000283492A - 熱交換ユニット - Google Patents

熱交換ユニット

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JP2000283492A
JP2000283492A JP11089238A JP8923899A JP2000283492A JP 2000283492 A JP2000283492 A JP 2000283492A JP 11089238 A JP11089238 A JP 11089238A JP 8923899 A JP8923899 A JP 8923899A JP 2000283492 A JP2000283492 A JP 2000283492A
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JP
Japan
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heat exchanger
drain pan
room
plate
side edge
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Pending
Application number
JP11089238A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Shirane
貢治 白根
Kiyobumi Kemanai
清文 毛間内
Shigetada Mishiro
重忠 三代
Koichiro Seki
康一郎 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歪みやねじれが少なく、加工しやすい熱交換
器ユニットのドレンパンを提供する。 【解決手段】 圧縮機が内蔵された機械室2と、この機
械室2の上部に熱交換器3および送風機4が設けられた
熱交換器室5とを備えた熱交換器ユニット1において、
熱交換器3は熱交換器室5の側面に設けられ、機械室2
と熱交換器室5との間には両室を仕切るドレンパン6を
設け、このドレンパン6は熱交換器3の下面を支持する
側縁板13と両側縁板13を連結する中央板14とが組
み合わされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の熱交
換器ユニットに関し、特に熱交換器ユニットのドレンパ
ンに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の熱交換器ユニットの一部を
切り欠いて示した斜視図である。図において、熱交換器
ユニット1は圧縮機(図示せず)が内蔵された機械室2
と、この機械室2の上部に熱交換器3および送風機4が
設けられた熱交換器室5とから構成されている。機械室
2と熱交換器室5との間には両室を仕切るドレンパン6
が設けられている。
【0003】図7は図6に示すドレンパンの斜視図であ
る。このドレンパン6は平板に近い箱状をしており、鉄
板を折り曲げてコーナ部を溶接して形成されている。底
面7の大きさは横約170センチメートル、縦約100
センチメートルであり、板厚2〜2.5ミリメートルで
ある。底面7には配管孔8が2ヵ所設けられており、こ
の配管孔8に円筒形のダクト11が挿入され、機械室2
と熱交換器室5とを結ぶ配管等が通る。底面7の対向す
る側面の下部にはドレン水を排出するための排水孔12
が2ヵ所ずつ設けられている。その他にドレンパン6の
強度向上のため補強材等(図示せず)が溶接にて接続さ
れている。なお、このドレンパン6の重量は約25〜3
0キログラムである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように形成され
たドレンパン6において、ドレンパン6は重い上にほぼ
平板状をしているため、底面7の歪みやねじれなどが懸
念されていた。また、扱いにくいため、製造上作業や加
工がしにくいという問題もあった。
【0005】本発明は、上述した従来の技術が有する問
題を解消し、歪みやねじれが少なく、加工しやすい熱交
換器ユニットのドレンパンを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
圧縮機が内蔵された機械室と、この機械室の上部に熱交
換器および送風機が設けられた熱交換器室とを備えた熱
交換器ユニットにおいて、前記熱交換器は熱交換器室の
側面に設けられ、機械室と熱交換器室との間には両室を
仕切るドレンパンを設け、このドレンパンは前記熱交換
器の下面を支持する側縁板と両側縁板を連結する中央板
とが組み合わされているものである。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の熱
交換器ユニットにおいて、前記側縁板は内側上方に傾斜
した傾斜辺を有し、前記中央板は両側の辺に下方に傾斜
した傾斜辺を有し、両側縁板の傾斜辺と中央板の傾斜辺
とが連結されて中央板の下部に空間が形成されるもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
熱交換器ユニットの一部を切り欠いて示した斜視図であ
る。図2は図1に示したドレンパンの斜視分解図であ
る。なお、図6および図7と同一の構成要素には同一の
符号を付してその詳細な説明は省略する。図1におい
て、熱交換器ユニット1は圧縮機(図示せず)が内蔵さ
れた機械室2と、この機械室2の上部に熱交換器3およ
び送風機4が設けられた熱交換器室5とから構成されて
いる。機械室2と熱交換器室5との間には両室を仕切る
ドレンパン6が設けられている。9は外装パネルであ
り、熱交換器室の側面を覆っている。
【0009】図2において、ドレンパン6は谷型形状の
側縁板を2枚および山型形状の中央板を1枚の3つの部
品から構成されている。
【0010】13は側縁板であり、細長い鉄板の長手方
向の一辺を上方向に垂直に折り曲げ加工された垂直辺1
5、他辺を斜め上方向に鈍角に折り曲げ加工された上傾
斜辺16、および、垂直辺15と上傾斜辺16との間に
設けられた平面状の凹部17から形成されている。側縁
板13は垂直辺15を熱交換器ユニット1の外側に、上
傾斜辺16を内側にして、凹部17を機械室2のフレー
ムを形成する2本の支柱18に掛け渡されネジ止め固定
されている。同様にして、同形状の側縁板13が対向す
るフレームの2本の支柱18の上に、垂直辺15を熱交
換器ユニット1の外側に、上傾斜辺16を内側にして、
ネジ止め固定されている。
【0011】14はそれぞれの側縁板13と連結される
中央板であり、細長い鉄板の長手方向の両辺を斜め下方
向に鈍角に折り曲げ加工された下傾斜辺21を有し、両
下傾斜辺21の間には平面状の凸部22が形成されてい
る。この凸部22の一部には配管孔8が1ヵ所設けられ
ており、機械室2と熱交換器室5とを結ぶ配管等が通
る。それぞれの側縁板13の上傾斜辺16と中央板14
の各下傾斜辺21とが重ね合わされネジ止め固定され
る。
【0012】図3は本発明のドレンパン6と熱交換器3
との位置関係を示す側断面図である。各側縁板13の凹
部17には長手方向に沿って熱交換器3の下面が接して
固定されている。一方、中央板14は山型形状している
ため、熱交換器室5側に突出しており、この突出した部
分だけ機械室2側にスペース23ができる。
【0013】このような熱交換器ユニット1において、
熱交換器室5の送風機4や熱交換器3の隙間から雨水が
浸入すると、中央板14の凸部22に落ちた雨水は両側
の側縁板13に流れ凹部17に溜まって両端の排水孔1
2から外に排出される。同様に、熱交換器ユニット1が
冷却器として稼動している場合、熱交換器3に生じた結
露水が熱交換器3を伝わって流れ凹部17に溜まって排
水孔12から排出される。なお、凸部22の両端が接す
る機械室2の外装パネル9には凹部17に溜まった水を
排出するための排水孔12が設けられている。
【0014】本実施形態のドレンパン6は、3つの部品
から構成されていて、従来の1つの部品から成形された
ドレンパン6と異なり、それぞれの部品の大きさを小さ
くでき、軽くできるので、ドレンパン6の加工や組立が
容易になる。また、このドレンパン6を組み立てた場
合、上傾斜辺16と下傾斜辺21とが重ね合わされネジ
止め固定されるので、重ね合わされた部分が補強され歪
みやねじれを少なくすることができる。強度が増して補
強材の取り付けが不要になり、コストの低減が図れる。
【0015】図4は他の実施形態を示すドレンパンの斜
視図である。図5は図4に示したドレンパン6の中央板
14を取り付けるときの側面図である。中央板14の長
手方向の寸法を小さくすることにより、中央板14の端
と外装パネルとの隙間から配管等を通している。この隙
間から配管を通すことにより配管孔8をなくして中央板
14の加工を少なくしている。また、配管孔8がないの
で、中央板14が外れ、中央板14を外すことにより、
機械室2内の上部分が現れ内部の確認ができるので、保
守点検作業が容易になる。
【0016】以上、実施形態に基づいて本発明を説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではない。ドレン
パンの側縁板、中央板を別の形状にして組み立てても良
い。
【0017】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ドレン
パンを分割して組み立てることにより、分割された各部
品は単純な曲げ加工で成形できる。しかも、各部品は1
つ1つ大きさが小さくなり軽くなるため、部品が扱い易
くなり組立作業が容易になり、組立コストの低減が図れ
る。
【0018】請求項2に記載の発明によれば、部品同士
の端を重ね合わせて接続しているので、重ね合わせた部
分では強度が増し、従来のように補強材を溶接して取り
付ける作業が不要になり、コスト低減、作業の効率化が
図れる。また、中央板を山型に成形しているので、ドレ
ンパンの中央付近に落ちた水が側縁板の凹部に流れて排
水が円滑に行われる。さらに、中央板を山型に成形して
いるので、機械室のスペースを大きくできる。機械室の
スペースが大きくなるので、機械室の部品の収納スペー
スが大きくなり、製品の設計、製造に余裕ができ、ま
た、機械室の保守点検作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る熱交換器ユニットの
一部を切り欠いて示した斜視図である。
【図2】図1に示したドレンパンの分解斜視図である。
【図3】本発明のドレンパンと熱交換器とを示す側断面
図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示すドレンパンの斜視
図である。
【図5】図4に示したドレンパンの分解側面図である。
【図6】従来の熱交換器ユニットの一部を切り欠いて示
した斜視図である。
【図7】図6に示したドレンパンの斜視図である。
【符号の説明】
1 熱交換器ユニット 2 機械室 3 熱交換器 4 送風機 5 熱交換器室 6 ドレンパン 13 側縁板 14 中央板 16 上傾斜辺 21 下傾斜辺 23 スペース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三代 重忠 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 関 康一郎 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3L050 BE02 3L054 BA10 BB03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機が内蔵された機械室と、この機械
    室の上部に熱交換器および送風機が設けられた熱交換器
    室とを備えた熱交換器ユニットにおいて、 前記熱交換器は熱交換器室の側面に設けられ、機械室と
    熱交換器室との間には両室を仕切るドレンパンを設け、
    このドレンパンは前記熱交換器の下面を支持する側縁板
    と両側縁板を連結する中央板とが組み合わされているこ
    とを特徴とする熱交換ユニット。
  2. 【請求項2】 前記側縁板は内側上方に傾斜した傾斜辺
    を有し、前記中央板は両側の辺に下方に傾斜した傾斜辺
    を有し、両側縁板の傾斜辺と中央板の傾斜辺とが連結さ
    れて中央板の下部に空間が形成されることを特徴とする
    請求項1に記載の熱交換器ユニット。
JP11089238A 1999-03-30 1999-03-30 熱交換ユニット Pending JP2000283492A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3447394A4 (en) * 2016-10-14 2019-06-26 Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems, Ltd. COOLER WITH AIR COOLING

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3447394A4 (en) * 2016-10-14 2019-06-26 Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems, Ltd. COOLER WITH AIR COOLING

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