JP7345080B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は空気調和機に関するものである。
一般に空気調和機の室内機は、吸込口と、熱交換器と、クロスフローファンと、吹出口と、を備え、吸込口から吸い込んだ空気は熱交換器で熱交換される。その後、クロスフローファンの働きで、熱交換された空気が吹出口から室外へ吹き出される。このとき熱交換器の制御によって、熱交換器の温度が変わり、室内に冷たい空気や暖かい空気を吹き出す。
特許文献1は、吸込口101と吹出口102を有する室内機本体103内に熱交換器(図示せず)と送風ファン(図示せず)とを備える空気調和機を開示する。さらに、特許文献1に開示する空気調和機は、熱交換器の前面部には空調動作を制御する制御ユニット104を設けて構成してある。
特許文献1に開示の空気調和機は、熱交換器の前面部に制御ユニット104を備えている。そのため、旧来、制御ユニット104を設けていた室内機本体103の側方部分103aにスペースが空いている。そして、特許文献1に開示の空気調和機は、側方部分103aの空いたスペースに熱交換器の長手方向の幅を伸ばして設けることで熱交換効率を向上させている。
特開2015-218993号公報
しかしながら、熱交換器の長手方向の幅を伸ばすことには限界がある。熱交換器の長手方向の幅を伸ばすと、熱交換器の側面と室内機本体の側面との空間が小さくなる。そのため、室内機本体の側面を下向きに落下するときに生じる熱交換器の瞬間的な動きによって、熱交換器が室内機本体の側面に衝突する。すると、衝突により室内機本体の側面が変形する。したがって、熱交換器の長手方向の幅を伸ばすことができず。省エネ性を向上させる構造が損なわれる。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、簡易的な構造で、室内機本体が側面側を下向きに落下した場合においても室内機本体の側面への熱交換器の衝突を防ぐものである。
本発明は、上記目的を達成するため、リアガイダの少なくとも一部を含む筐体部材と、前記筐体部材に設けられる熱交換器と、を備え、前記筐体部材が、前記リアガイダの上方側の先端部分の付近で、かつ、前記筐体部材の長手方向において前記熱交換器の一方の側面の位置に相当する位置に受け部突起を備える構成としてある。
受け部突起を備えるため、室内機本体が受け部突起側を下向きに落下したとき、熱交換器の荷重は受け部突起により受け止められる。これにより、熱交換器の落下方向へ瞬間的動きを低減できる。そのため、熱交換器を長手方向に延長した場合においても、熱交換器の側面から突出している配管の変形を防止できる。さらに、熱交換器と室内機本体の筐体の長手方向の隙間の間隙寸法を小さくして、熱交換器を長手方向に長くすることができる。そのため、熱交換性能を向上でき、吹き出し空気を室内の幅広い領域に送風することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機を示す斜視図 同実施の形態1に係る室内機の内部外観を示す斜視図 同実施の形態1に係る室内機の断面図 同実施の形態1に係る室内機の室内機本体とこれに保持された熱交換器の斜視図 同実施の形態1に係る室内機の室内機本体とこれに保持された熱交換器の平面図 同実施の形態1に係る室内機の室内機本体とこれに保持された熱交換器の正面図 同実施の形態1に係る室内機の室内機本体の斜視図 同実施の形態1に係る室内機の室内機本体から側板を切除した状態の斜視図 同実施の形態1に係る室内機の室内機本体の要部拡大斜視図 同実施の形態1に係る室内機の熱交換器を一部割愛して示す正面図 同実施の形態1に係る室内機の図10におけるA部の拡大断面図 従来の空気調和機の前面パネルを開けたときの室内機の斜視図
第1の発明は、リアガイダの少なくとも一部を含む筐体部材と、前記筐体部材に設けられる熱交換器と、を備え、前記筐体部材が、前記リアガイダの上方側の先端部分の付近で、かつ、前記筐体部材の長手方向において前記熱交換器の一方の側面の位置に相当する位置に受け部突起を備える構成としてある。
これにより、室内機本体が受け部突起側を下向きに落下したとき、熱交換器の荷重は受け部突起により受け止められる。これにより、熱交換器の落下方向へ瞬間的動きを低減できる。そのため、熱交換器を長手方向に延長した場合においても、熱交換器の側面から突出している配管の変形を防止できる。さらに、熱交換器と室内機本体の筐体の長手方向の隙間の間隙寸法を小さくして、熱交換器を長手方向に延長することができる。そのため、熱交換性能を向上でき、吹き出し空気を室内の幅広い領域に送風することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記熱交換器が、多数のフィンと、前記多数のフィンを貫通する配管と、前記多数のフィンの積層方向における一方の側面側に前記配管の入口配管と出口配管とを備え、前記筐体部材は前記入口配管と前記出口配管とがある側面側に前記受け部突起を備える構成としてある。
これにより、室内機本体が落下した際に熱交換器の荷重により変形しやすい側の配管の変形を防止できる。入口配管及び出口配管が設けられた側では、配管が分岐して設けられる等形状が各部分で異なり、衝撃時の耐久性も異なる。そのため、入口配管及び出口配管が設けられた側の方が変形しやすく、入口配管と出口配管とがある側面側に前記受け部突起を備える構成とすることで、変形を低減することができる。
第3の発明は、第2の発明において、前記熱交換器が、長手方向における一方の側面側に前記配管を互いに接続し合うU字状の接続配管を有し前記接続配管はカバーで覆われる構成としてある。
これにより、U字状の接続配管が繰り返し配置された側面側でも落下衝撃による変形を抑制することができる。
第4の発明は、第1~3のいずれかの発明において、前記受け部突起は、前記熱交換器と反対側部分に補強リブを備える構成としてある。
これにより、受け部突起の強度を高くすることができる。そのため、熱交換器を長手方向にさらに延長した場合においても、落下による衝撃を受け部突起が受け止めることができる。これにより、熱交換器をさらに延長して、熱交換の能力を高めることができる。
第5の発明は、第1~4の発明において、カバーの下方に前記筐体部材の水受け部品を備える構成としてある。
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図1~図11を用いて、実施の形態を説明する。
本実施の形態の空気調和機は、室内機と室外機が冷媒配管及び制御配線等により互いに接続されたセパレート型の空気調和機である。室内機と室外機によりヒートポンプが構成されており、室外機には圧縮機が設けられている。実施の形態の室内機は、室内の壁面に取り付ける壁掛け式室内機である。
図1は本実施の形態に係る空気調和機の室内機を示す斜視図、図2は同室内機の内部外観を示す斜視図、図3は同室内機の断面図、図4は室内機の室内機本体とこれに保持された熱交換器の斜視図、図5は同室内機の室内機本体とこれに保持された熱交換器の平面図、図6は同室内機の室内機本体とこれに保持された熱交換器の正面図である。
また、図7は同室内機の室内機本体の斜視図、図8は同室内機の室内機本体から側板を切除した状態の斜視図、図9は同室内機の室内機本体の要部拡大斜視図、図10は同室内機の熱交換器を一部割愛して示す正面図、図11は同室内機の図10におけるA部の拡大断面図である。
図1は、本実施の形態に係る空気調和機の室内機1を示す斜視図である。図1に示すように、室内機1は室内機筐体2により外装が構成され、室内機1の上方から室内の空気を吸い込み、室内機1の下方から空気を吹き出す構成である。また、室内機1の前面側は前面パネル3に覆われており、室内機1の側面は側板2bに覆われている。上下風向変更羽根8は室内機1の下方の空気を吹き出す吹出口6の位置に設けられている。図1には、空気調和機の停止時の室内機1を示しているため、上下風向羽根8が吹出口6を覆っている。図示しないが、空気調和機の稼働時には、上下風向羽根8が開き、吹出口6から空気が吹き出せるように開口する。
図2は、室内機1の内部外観を示す斜視図である。図2に示すように室内機1の上面には開口部2aが設けられており、開口部2aから室内の空気が吸い込まれる。開口部2aには、フィルタ10が設けられている。フィルタ10は、室内の空気に含まれる塵埃等を捕捉する。
図3は室内機1の断面を示す断面図である。図3に示すように、室内機1は室内機1の中央にファン5を備える。熱交換器4は、略コの字の形状をしており、開口している側が下方を向くようにファン5の周辺を覆っている。熱交換器4の上方には、開口部2aがあり、開口部2aにフィルタ10が設けられている。
図3に示すように、熱交換器4は、室内機1の後ろ側に位置する略直線状の多数のフィン12で構成された背面側熱交換部4aと、室内機1の前側に位置する略くの字の形状を前面側熱交換部4bとを備える。
筐体部材2cは、前面側に曲面形状のリアガイダ2caを備える。リアガイダ2caは、送風ファン5の回転により発生する吹き出し空気の下側の流れを制御する。また、リアガイダ2caに対抗するようにスタビライザ2cbが設けられている。スタビライザ2cbは、送風ファン5の回転により発生する吹き出し空気の上側の流れを制御する。リアガイダcaとスタビライザcbとに上下方向を挟まれ、筐体部材2cの側面により左右方向が挟まれた領域が通風路7であり、送風ファン5の回転により発生する吹き出し空気が流れる。
通風路7は吹き出し方向に吹出口6を備える。吹出口6には、上下風向変更羽根8が設けられており、空気調和機の停止時には上下風向変更羽根8が吹出口6を塞いでいる。上下風向変更羽根8の上面には、左右風向変更羽根9が設けられている。空気調和機の運転時には、上下風向変更羽根8が上下方向に駆動し、吹き出し空気の上下方向の風向きを調整する。空気調和機の運転時には、左右風向変更羽根9が左右方向に駆動し、吹き出し空気の左右方向の風向きを調整する。
また、前記室内機本体2の開口部2aと熱交換器4との間には、開口部2aから取り入れた室内空気に含まれる塵埃を除去するためのフィルタ10が設けられている。フィルタ10は、枠体部分と、当該枠体部分に保持された網部分とを備えている。本実施形態にかかる空気調和機は、フィルタ10の網部分に付着した塵埃を自動的に清掃するフィルタ掃除ユニット11を備えている。
空気調和機が空調運転を開始すると、上下風向変更羽根8が開制御されて吹出口6が開放される。この状態で送風ファン5が駆動されることで、室内空気が開口部2aを介して室内機の内部に取り入れられる。取り入れられた室内空気は、熱交換器4で熱交換され、送風ファン5を通過し、送風ファン5の送風方向の下流側に形成された通風路7を通過して、吹出口6より吹き出される。
図4に示すように、熱交換器4は、多数のフィン12と多数のフィン12を貫通する配管13と貫通する配管13同士をU字状に繋ぐU字配管13aとで構成されている。室外機から伸びる冷媒を流す管は、室内機1に繋がる。室内機1の入り口では、配管集合部13cのように、入口側と出口側の冷媒配管が一本ずつ設けられている。配管集合部13cの付近に配管連結部13bを設け、冷媒配管は配管連結部13bで複数の冷媒配管に分岐する。分岐した冷媒配管はそれぞれ、多数のフィン12を貫通する配管13に接続される。配管13は、多数のフィン12の積層方向に直線状に長い構造である。そして、多数のフィン12を貫通した配管13は、別の配管13と、U字状の冷媒配管で接続され、冷媒流路が多数のフィン12の積層方向で折り返すように構成されている。
図5は室内機1の室内機筐体2とこれに保持された熱交換器4の平面図であり、図6は室内機1の室内機筐体2とこれに保持された熱交換器4の正面図である。図5及び図6に示すように、熱交換器4に設けられるU字配管13aは、熱交換器4の長手方向の両側に設けられる。一方、配管連結部13b及び配管集合部13cは、熱交換器4の長手方向における一端側に設けられる。そのため、熱交換器4は左右非対称の形状となり、配管連結部13bや配管集合部13cが設けられる長手方向の一端側の冷媒配管は、突出し、U字配管で構成された側よりも変形しやすい構造となる。
図7は室内機1の室内機筐体2の斜視図であり、図8は室内機1の室内機筐体2から側板を切除した状態の斜視図である。また、図9は室内機1の室内機筐体2の要部拡大斜視図である。
図7~9に示すように熱交換器4を固定保持する室内機本体2の背面側熱交換部4aの右側コーナ部と対向する部分に受け部突起14を一体形成している。受け部突起14に背面側熱交換部4aの右側端部、例えば、フィン12のフィン面を当接させる。受け部突起14は室内機本体2の背面側熱交換部4aを支持する支持段部15の端部に隆起させる形で形成してある。そして、受け部突起14は背面側熱交換部4aを設ける側とは反対側に補強リブ16を立設形成して強度を向上させることができる。なお、補強リブ16を複数設けることでさらに強度を向上できる。
ここで、受け部突起14は、図9に示すように略三角柱の形状をしている。特に図9には受け部突起14が略直角三角形の底面を有する略三角柱の形状のものを示す。図9に示す受け部突起14は略直角三角形の形状をした面が室内機1の前面側と背面側を向くように設けられている。このように設けることで、室内機1が受け部突起14を下側にして落下した際に、落下の衝撃が室内機1の側板2bから室内機筐体2に伝わり、さらに室内機筐体2から受け部突起14に伝わる。続いて受け部突起14から熱交換器4の側面、例えばフィンに伝わる。そのため、落下の衝撃が側板2bから直接、配管13、特に配管連結部13bや配管集合部13cに伝わることを低減できるため、配管連結部13bや配管集合部13cの変形を抑えることができる。
図10は室内機1の熱交換器4を一部割愛して示す正面図であり、図11は図10におけるA部の拡大断面図である。図10に示すように、熱交換器4の配管連結部13bの反対側端部ではU字配管13aが複数並んでいる。そして図11に示すように、正面から見た際にU字配管13aの下側に室内機筐体2に固定された水受け皿等の水受け部品18が設けられている。
本実施の形態では図11に示すように、正面から見た際に熱交換器4の端部にU字配管13aを覆うカバー19を設けている。そして、カバー19の熱交換器4側は、熱交換器4の側面、例えばフィン12に当接している。カバー19の端縁を室内機本体構成部品となる水受け部品18の縦壁部18aに対向させ当接させてある。さらにカバー19の側面は、側板2bの方向に突出している。そのため、U字配管13aよりもカバー19の方が熱交換器4から離間する方向に延びている。これにより、室内機1がカバー19を下向きにして落下した際は、カバー19の方がU字配管13aよりも先に衝撃を受け、その衝撃を熱交換器4の側面、例えばフィン12に伝達する。そのため、U字配管13aに直接衝撃が伝わることを低減でき、U字配管の変形を抑えることができる。
次に上記のように構成した空気調和機において、その作用効果を説明する。
本実施の形態の空気調和機は、熱交換器4の全長を室内機筐体2の横幅のほぼ全域に長手方向に延長できる。そのため、図6に示すように、熱交換器4の端部に突出している配管連結部13bの配管集合部13cと室内機筐体2の側板2bとの間の間隙が狭いものとなっている。
しかしながら、本実施の形態の空気調和機は、室内機筐体2の配管連結部13b側の熱交換器4の端部、例えばフィン12の面は、図8、図9に示す受け部突起14に当接させてある。そのため、配管連結部13b側を下にして室内機筐体2が落下したとき、熱交換器4の荷重はフィン12に当接している熱交受け部14により受け止める。
これにより、熱交換器4が落下方向へ瞬間的に動くことを低減することができる。そのため、熱交換器4の全長を長くして熱交換器端部と室内機本体の一部を構成する室内機本体構成部品との間の間隙寸法を小さくしても、熱交換器4の端部の配管13、例えば配管連結部13bや配管集合部13cの変形を防止できる。そして、この変形防止とともに、熱交換器4の側面と室内機筐体の一部を構成する筐体部材2cとの間の間隙寸法を小さくできる。そして、間隙寸法を小さくした距離に合わせて熱交換器4の全長を長くすることができるため、熱交換性能を向上させることができる。
特に本実施の形態では、熱交受け部14は熱交換器4とは反対側部分に複数の補強リブ16を立設形成してあるから、熱交受け部14の強度が向上しており、熱交換器4の全長を長くして重量が増えていても、熱交換器4の落下荷重を確実に受け止めることができる。
これにより、熱交換器4の落下方向への動きを確実に低減することができ、配管連結部13bの配管集合部13cの変形防止効果を確実なものとすることができる。
また、本実施の形態では、熱交換器4の配管連結部13b側と他端側部分に、図11に示すように、配管13の端部となるU字配管13aを覆うカバー19を設け、このカバー19を室内機本体2の一部となる水受け部品18に当接させた構成としてある。
これにより、室内機筐体2を室内機1の長手方向において配管連結部13bを設ける側を上向きにした状態で落下させたときに、熱交換器4の動きは室内機筐体2の一部を構成する室内機本体構成部品である水受け部品18に当接させたカバー19によって低減することができる。熱交換器4の他端側の配管13のU字配管13aが室内機筐体2の筐体部材2cに当たり変形することを低減できる。
したがって、熱交換器4の一端部側を受ける受け部突起14と熱交換器4の他端部側を受けるカバー19とによって熱交換器4の左右両端部における室内機本体構成部品と熱交換器端部との間の間隙寸法をそれぞれ短くすることができる。そして、間隙寸法を短くした分、熱交換器4を長手方向に延長するでき、熱交換効率を高めることができる。
また、カバー19の下方には室内機本体構成部品として水受け部品18を設けてあるから、配管13のU字配管13aから冷輻射影響を受けてカバー19が低温化し結露が生じることがあっても、この結露水は水受け部品18に受け止めて所定の場所に排水することができる。したがって、カバー19を設けて結露水が発生するようになったことによる悪影響を防止しつつ熱交換性能を向上させることができる。
以上、本発明に係る空気調和機について、上記実施の形態を用いて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれるものである。
本発明は、熱交換器の配管の変形を防止しつつ熱交換器を長手方向に延長することができる。そのため、熱交換性能を向上させて省エネ性の高い空気調和機とすることができる。家庭用及び業務用の空気調和機に広く適用することができる。
1 室内機
2 室内機筐体
2a 開口部
2b 側板
2c 筐体部材
2ca リアガイダ
2cb スタビライザ
3 前面パネル
4 熱交換器
4a 背面側熱交換部
4b 前面側熱交換部
5 送風ファン
6 吹出口
7 通風路
8 上下風向変更羽根
9 左右風向変更羽根
10 フィルタ
11 フィルタ掃除ユニット
12 フィン
13 配管
13a U字配管
13b 配管連結部
13c 配管集合部
14 受け部突起
15 支持段部
16 補強リブ
17 断熱部材
18 水受け部品
18a 縦壁部
19 カバー

Claims (4)

  1. リアガイダの少なくとも一部を含む筐体部材と、前記筐体部材に設けられる熱交換器と、を備え、
    前記熱交換器は、多数のフィンと、前記多数のフィンを貫通する配管とを備え、
    前記筐体部材は、前記リアガイダの上方側の先端部分の付近で、かつ、前記筐体部材の長手方向において前記熱交換器の一方の側面の位置に相当する位置に、前記多数のフィンのうちの少なくとも1つのフィンのフィン面に当接する受け部突起を備え
    前記熱交換器は、前記多数のフィンの積層方向における一端側に前記配管の入口配管と出口配管とを備え、前記筐体部材は前記入口配管と前記出口配管とがある一方の側面側に前記受け部突起を備える空気調和機。
  2. 前記熱交換器は、長手方向における一方の側面側に前記配管を互いに接続し合うU字状の接続配管を有し前記接続配管はカバーで覆われる請求項に記載の空気調和機。
  3. 前記受け部突起は、前記熱交換器と反対側部分に補強リブを備える請求項1又は2に記載の空気調和機。
  4. カバーの下方に前記筐体部材の水受け部品を備える請求項1~のいずれか1項に記載の空気調和機。
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