JP2000283401A - 排熱回収ボイラおよびそのホットバンキング解除方法 - Google Patents
排熱回収ボイラおよびそのホットバンキング解除方法Info
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Abstract
部に滞留したドレン水を系外ブローさせる際、ハンマリ
ングの発生を防止し、管系を安定状態に維持させる排熱
回収ボイラおよびそのホットバンキング運転方法を提供
する。 【解決手段】本発明に係る排熱回収ボイラは、過熱器2
7の入口IN側を蒸気ドラム28に接続させる連絡管3
1と、この連絡管31からバイパスし、過熱器27の出
口EX側に設けた過熱蒸気管34に接続させる過熱器バ
イパス管48と、この過熱器バイパス管48に接続させ
る不凝縮ガス系41とを備えた。
Description
よびそのホットバンキング解除方法に係り、特に、過熱
器のドレン水を系外ブローする際に発生するハンマリン
グを防止する排熱回収ボイラおよびそのホットバンキン
グ解除方法に関する。
転、運転の多様化および起動時間の短縮化を求めてコン
ベンショナル(蒸気タービン単体)発電プラントからコ
ンバインドサイクル発電プラントに移行しつつある。こ
のコンバインドサイクル発電プラントは、ガスタービン
プラントの持つブレイトンサイクルと蒸気タービンプラ
ントの持つランキンサイクルとを組み合せたものであ
り、空気圧縮機、ガスタービン、排熱回収ボイラ、蒸気
タービンを主要構成機器として備えている。
ラはコンベンショナル発電プラントの蒸気発生器(ボイ
ラ)に相当するもので、ガスタービンプラントからの排
ガス(排熱)を熱源とし、蒸気タービンプラントからの
給水を被熱源とし、その被熱源を加熱源で加熱させて蒸
気を発生させ、発生した蒸気を蒸気タービンプラントに
動力源として供給するようになっている。
ントは、ガスタービンプラントの急速起動、停止の利便
性を利用して数多く起動・停止を繰り返す、いわゆるD
SS運転(Dairy Start Stop)やWS
S運転(Weekly Start Stop )に多
用されている。また、コンバインドサイクル発電プラン
トは停止時、蒸気の残余熱の有効活用を図るため、その
出口のダンパを閉じ、予熱されたドレン水や給水を蒸気
ドラム、蒸発器、熱交換器等に閉じ込める、いわゆるホ
ットバンキングを行っている。このホットバンキング
は、ガスタービンプラントおよび蒸気タービンプラント
の停止時、ドラム水等を器内に高温状態で維持させてい
るので、起動の再開の際、ガスタービンプラントの急速
起動に遅れることなく蒸気を蒸気タービンプラントに供
給し、急速起動に側面から寄与している。
の一例を示す概略系統図である。
に形成し、その入口側をダクト2を介してガスタービン
3に接続させるとともに、その出口側をダンパ5を介し
て煙突6に接続させる構成になっている。なお、ガスタ
ービン3と蒸気タービン4とは軸直結されている。
1内にガスタービン3から供給される排ガス(排熱)E
Gの流れに沿って過熱器7、蒸気ドラム8を備えた蒸発
器9および節炭器10等多くの熱交換器を収容してい
る。
差させて配置し、蒸気の入口(IN)側に蒸気ドラム8
からの飽和蒸気を案内する連絡管11を備えるととも
に、蒸気の出口(EX)側に過熱蒸気弁12、蒸気加減
弁13を介装して蒸気タービン4に接続する過熱蒸気管
14を備える一方、過熱器底部の連絡管路7cの底部に
ドレン弁15を介装してブローダウンタンク16に接続
するドレン管17を備えている。
発器9の排ガス下流側に位置する節炭器10は、その入
口側に給水ポンプ18、給水止め弁19を備えるととも
に、その出口側を給水流量調整弁20を介して蒸気ドラ
ム8に接続している。
おいて、負荷運転時、蒸気ドラム8のドラム水は蒸発器
9を自然循環中、排ガスEGと熱交換して気液二相流に
なり、気液二相流のうち、比重の軽い蒸気のみが連絡管
11を介して過熱器7に供給され、ここで過熱蒸気とな
って過熱蒸気弁12、過熱蒸気管14、蒸気加減弁13
を介して蒸気タービン4に供給される。
パ5を閉じるとともに、過熱蒸気弁12、ドレン弁1
5、給水止め弁19を閉弁させ、高温水を過熱器7、蒸
気ドラム8、節炭器10等に閉じ止めるホットバンキン
グを行い、例えば運転を再開させる際の併入運転待機用
とした利用していた。
ボイラには、幾つかの問題点があり、その一つにホット
バンキング解除の際に発生するハンマリングがある。
を蛇行状に形成しているので、ホットバンキング運転
中、図10に示すように、蒸気ドラム8から発生した飽
和蒸気が連絡管11を介して過熱器7に流れる間に自然
放熱し、温度が下がってドレン水DWとなり、過熱器7
の底部に溜ることが多い。その際、排熱回収ボイラはド
レン水DWの体積減少に伴って蒸気ドラム8からの飽和
蒸気の自然対流に誘引力が加わって水嵩が増す。
Wが溜った状態の中で、排熱回収ボイラはホットバンキ
ングを解除し、過熱蒸気弁12を開くと、蒸気ドラム8
と過熱器7との間に蒸気ドラム8の持つ残圧に基づく圧
力差が出、その圧力差がドレン水DWを押圧し、過熱蒸
気管14の蛇行部分やエルボ等に噴流衝突力を与え、配
管系に浸食等の損傷事故を与えることがあった。このた
め、排熱回収ボイラは、ホットバンキングの解除に先立
ち、図11に示すように、ドレン管17のドレン弁15
を開弁させてドレン水DWを系外のブローダウンタンク
16にブローさせていた。
際、ドレン水DWは過熱器7の入口(IN)側から早く
抜けるのに較べ出口(EX)側が蛇行状による抵抗も手
伝って抜け出ることが遅くなっている。この間、過熱器
7の入口(IN)側のドレン水DWがドレン管17に流
れる際に気泡BUが生成される。この気泡BUは、図1
2に示すように、過熱器7の出口(EX)側に滞留する
ドレン水DWに進入して成長し、蒸気ドラム8からの飽
和蒸気とドレン水DWとが接触を繰り返している間に消
滅する。このとき、飽和蒸気とドレン水DWの接触およ
び気泡BUの消滅に基づいてハンマリング(エネルギの
衝突に基づく振動)が発生する。このハンマリングが大
きくなると、配管、配管の支持装置、配管の保温材等の
管系に不測の損傷を与える等の問題点があった。
れたもので、ホットバンキング解除のとき、過熱器の底
部に滞留したドレン水を系外ブローさせる際、ハンマリ
ングの発生を防止し、管系を安定状態に維持させる排熱
回収ボイラおよびそのホットバンキング解除方法を提供
することを目的とする。
イラは、上記目的を達成するために、請求項1記載に記
載したように、胴体内に排ガスの流れに沿って、過熱
器、蒸気ドラムを備えた蒸発器、節炭器を収容し、上記
過熱器を構成する管路の入口側を上記蒸気ドラムに接続
させる連絡管と、上記過熱器を構成する管路の出口側を
蒸気タービンに接続させる過熱蒸気管と、上記過熱器を
構成する管路の底部に接続するドレン管とを備えた排熱
回収ボイラにおいて、上記蒸気ドラムに一端を直接的お
よび間接的のいずれか一方で接続し、上記過熱蒸気管に
他端を接続し、かつ過熱器バイパス弁を備えた過熱器バ
イパス管を設けたものである。
を達成するために、請求項2に記載したように、過熱器
を構成する管路は、少なくとも二つ以上を用意し、各管
路間をU字状の底部連絡管で接続させたものである。
を達成するために、請求項3に記載したように、胴体内
に排ガスの流れに沿って、過熱器、蒸気ドラムを備えた
蒸発器、節炭器を収容し、上記過熱器を構成する管路の
入口側を上記蒸気ドラムに接続させる連絡管と、上記過
熱器を構成する管路の出口側を蒸気タービンに接続させ
る過熱蒸気管と、上記過熱器を構成する管路の底部連絡
管を介して接続するドレン管とを備えた排熱回収ボイラ
において、上記過熱器を構成する管路を一つの直線状の
管路で構成し、この一つの直線状の管路の出口側と上記
過熱蒸気管との接続部分を上記ドレン管の接続部よりも
下流側に位置させるとともに、上記接続部分に立上り部
を形成する一方、上記蒸気ドラムに一端を直接的および
間接的のいずれか一方で接続し、上記立上り部の下流側
に他端を接続し、過熱バイパス弁を備えた過熱バイパス
管を設けたものである。
を達成するために、請求項4に記載したように、過熱器
バイパス管は、その中間部分に設けた過熱器バイパス弁
の上流側に不凝縮ガス系を接続させたものである。
を達成するために、請求項5に記載したように、胴体内
に排ガスの流れに沿って、過熱器、蒸気ドラムを備えた
蒸発器、節炭器を収容し、上記過熱器を構成する管路の
入口側を上記蒸気ドラムに接続させる連絡管と、上記過
熱器を構成する管路の出口側を蒸気タービンに接続させ
る過熱蒸気管と、上記過熱器を構成する管路の底部に接
続するドレン管とを備えた排熱回収ボイラにおいて、上
記蒸気ドラムに一端を直接的および間接的のいずれか一
方で接続し、上記過熱蒸気管に他端を接続し、かつ過熱
バイパス弁を備えた過熱器バイパス管と、上記過熱器を
構成する管路を少なくとも四つ以上を用意し、各管路の
頭部側および底部側のそれぞれを頭部連絡管および底部
連絡管のそれぞれで接続するとともに、ホットバンキン
グ解除の際、上記管路の中間部に上記過熱バイパス管と
同様な過熱器中間用バイパス管から飽和蒸気および不凝
縮ガスのうち、少なくとも一方を供給する構成にしたも
のである。
を達成するために、請求項6に記載したように、管路、
頭部連絡管および底部連絡管のうち、少なくとも一つ以
上は、型枠で形成したパネルに組み込んだものである。
キング解除方法は、上記目的を達成するために、請求項
7に記載したように、胴体内にガスタービンからの排ガ
スを閉じ込め、上記胴体内の給水を高温水に維持させた
ホットバンキングを解除する際、先ず、過熱器バイパス
管に設置した過熱器バイパス弁を開弁し、次に、過熱器
の底部に設けたドレン管に設置したドレン弁を開弁し、
蒸気ドラムから発生する飽和蒸気を連絡管および過熱器
バイパス管を介して上記過熱器の底部に滞留するドレン
水に押圧力を与え、ドレン水を上記ドレン弁を介して系
外ブローさせる方法である。
キング解除方法は、上記目的を達成するために、請求項
8に記載したように、胴体内にガスタービンからの排ガ
スを閉じ込め、上記胴体内の給水を高温水に維持させた
ホットバンキング運転を解除する際、蒸気ドラムの飽和
蒸気圧力が予め定められた設定圧力以下の場合、先ず、
不凝縮ガス系の弁を開弁し、次に、上記胴体内に収容す
る過熱器の入口側を蒸気ドラムに接続させる連絡管から
分岐し、かつ、上記過熱器の出口側に設けた過熱蒸気管
に接続させる過熱バイパス管に設置した過熱器バイパス
弁を開弁し、さらに、その次に、上記過熱器の底部に設
けたドレン管に設置したドレン弁を開弁し、上記不凝縮
ガス系からの不凝縮ガスを上記連絡管および上記過熱器
バイパス管を介して上記過熱器の底部に滞留するドレン
水に押圧力を与え、ドレン水を上記ドレン弁を介して系
外ブローさせ、その後、上記不凝縮ガス系の弁を閉弁
し、再び上記ドレン弁を一時期閉弁し、不凝縮ガスを上
記ドレン弁を介して系外ブローさせる方法である。
ラおよびそのホットバンキング解除方法の実施形態を図
面および図中に付した符号を引用して説明する。
びそのホットバンキング解除方法の第1実施形態を示す
概略系統図である。
21を横長筒状に形成し、その入口側をダクト22を介
して蒸気タービン24と軸直結したガスタービン23に
接続させるとともに、その出口側をダンパ25を介して
煙突26に接続させる構成になっている。
1内にガスタービン23から供給される排ガス(排熱)
EGの流れに沿って、過熱器27、蒸気ドラム28を備
えた蒸発器29および節炭器30等を収容している。
a,27bの底部ヘッダ27a−BH,27b−BH間
を、例えばU字形状の連絡管27cで連通して排ガスE
Gの流れ方向に対し、交差して設置される。また、過熱
器27は、一方の頭部ヘッダ(IN)側27a−UHを
蒸気ドラム28からの飽和蒸気を案内する連絡管31の
一端に連通させるとともに、他方の頭部ヘッダ(EX)
側27b−UHを過熱器出口蒸気弁32、蒸気加減弁3
3を介装して蒸気タービン24に接続する過熱蒸気管3
4に連通させる。さらに、過熱器27は、連絡管27c
の底部にドレン弁35を介装してブローダウンタンク3
6に接続するドレン管37を連通させる。
b、連絡管27c等を型枠で形成した、いわゆるパネル
内に組み込まれることが多い。管路27a,27b等を
パネル内に組み込むと、ロット生産が可能であり、また
胴体21への設置作業も容易となり、コスト、設置日
数、作業者の労力を考慮するときわめて効果的である。
さらに、管路27a,27bは、ソリッドフィンチュー
ブまたは特殊形状のフィン、例えばセレーテッドフィン
チューブ等で形成されている。
節炭器30は、その入口側に給水ポンプ38、節炭器入
口給水弁39を備えるとともに、その出口側を給水流量
調整弁40を介して蒸気ドラム28に接続している。な
お、蒸気ドラム28には、内圧が予め定められた設定圧
力よりも低下すると、作動し、後述の不凝縮ガス系41
の不凝縮ガス止め弁45を開弁させる圧力計54が設け
られている。ここで、予め定められた設定圧力は、運転
停止から再起動の再、過熱器27の底部に溜ったドレン
を系外ブローさせる飽和蒸気圧力である。
を連通させる連絡管31には、その中間部分に不凝縮ガ
ス系41が接続されている。この不凝縮ガス系41は、
蒸気ドラム28の内圧が低くなって蒸気によりドレンを
排出できない状態のときに実施するもので、不凝縮ガス
の流れに沿って順に、不凝縮ガス発生部42、不凝縮ガ
ス元弁43、蒸発器44、不凝縮ガス止め弁45、逆止
弁46を備え、不凝縮ガス発生部42からの湿分を含ん
だ不凝縮ガスを蒸発器44で蒸発させ、乾燥不凝縮ガス
を生成するようになっている。ここで、不凝縮ガス止め
弁45は、上述圧力計54が作動したとき開弁し、連絡
管31、後述の過熱器バイパス管48に不凝縮ガスを供
給する。なお、本実施形態は不凝縮ガス系41を設けて
いるが、この不凝縮ガス系41を設けない場合もある。
この不凝縮ガス系41は必要に応じて設けられる。
側、すなわち、頭部ヘッダ27a−UH側とその出口
(EX)側、すなわち、頭部ヘッダ27b−UH側とを
連通させる過熱器バイパス管48を設けている。この過
熱器バイパス管48は、その入口端Pを連絡管31の中
間部分に接続させ、中間部分に過熱器バイパス弁47を
介装させるとともに、その出口端Qを過熱器27の出口
(EX)側に接続させている。
ホットバンキングを説明する。
バンキングは、ホットバンキング開始とホットバンキン
グ解除とに区分けされる。
ときから開始される。
びガスタービン23の回転数がゼロになり、排ガスEG
が流れなくなるとダンパ25を閉じ、過熱器出口蒸気弁
32を閉弁させ、節炭器入口給水弁39を閉弁させた
後、給水ポンプ38を停止させ、ホットバンキングを開
始する。この状態では、ガスタービン23から供給され
た排ガスを胴体21に閉じ込め、給水を高温水の状態に
維持させる。
ラにホットバンキングを行わせ、胴体21内の給水を高
温水の状態に維持させてガスタービン23および蒸気タ
ービン24の次の再起動の際、急速起動を側面から促進
する。
た圧力計54が作動した場合、すなわち蒸気ドラム28
の飽和蒸気圧力が予め定められた設定圧力よりも低下し
た場合、図3のタイムチャートで示すように、不凝縮ガ
ス系41をホットバンキング解除終了まで開口し、給水
ポンプ38を起動させ、節炭器入口給水弁39を開弁さ
せ、給水流量調整弁40を適量に開弁して蒸気ドラム2
8の水位を上昇させる。その後、過熱器バイパス弁47
を開弁させ、さらにドレン弁35を一時的に開弁させ
る。ドレン弁35は、ドレンが系外にブローダウンした
後、一旦閉弁する。その後、過熱器出口蒸気弁32を開
弁させ、ダンパ25を開口させ、ガスタービン23と蒸
気タービン24とを起動させ、最後に、蒸気加減弁33
と給水流量調整弁40とを開弁させる。
蒸気ドラム28の飽和蒸気圧力が予め定められた設定圧
力よりも低下した場合、不凝縮ガス系41からの不凝縮
ガスを連絡管31および過熱器バイパス管48を介して
過熱器27の入口(IN)側および出口(EX)側にお
ける頭部ヘッダ27a−UH,27b−UHに供給し、
過熱器27のそれぞれの管路27a,27bの底部に溜
っているドレン水DWに押圧力を与え、そのドレン水D
Wをドレン弁35、ドレン管37を介してブローダウン
タンク36に容易にブローさせ易いようにしている。
入口(IN)側および出口(EX)側から蒸気および不
凝縮ガスのうち、少なくとも一方を供給して押圧力を与
えてドレン水DWのブローダウンタンク36へのブロー
を容易にさせたので、ドレン水DWのハンマリングの発
生を確実に抑制して配管系の不測の損傷を防止すること
ができる。
48の入口端Pを連絡管31の中間部分に接続させた
が、この例に限らず、例えば、図4に示すように、過熱
器バイパス管48の入口端Pを連絡管31と共通にして
蒸気ドラム28に接続させ、その出口端Qを過熱器27
の出口(EX)側に接続させてもよい。過熱器バイパス
管48の入口端Pを蒸気ドラム28に直接接続させる
と、蒸気ドラム28から発生する飽和蒸気の圧力が低い
場合、不凝縮ガス系41からの不凝縮ガスの誘引力によ
り飽和蒸気を誘引させて混合気にし、その混合気で過熱
器27の底部に溜っていあるドレン水DWに押圧力を与
え、そのドレン水DWを容易にブローダウンタンク36
にブローできる点で有効である。
る底部ヘッダ27a−BH,27b−BH同士をU字状
の底部連絡管27cで結んだが、この例に限らず、図5
に示すように、例えば管路27a,27bの下部を共通
底部ヘッダ49にしてもよい。この共通底部ヘッダ49
にした場合、容積大きくしてドレン水DWの圧力損失を
回復させることができる点でドレン水DWのハンマリン
グを抑制できるので効果的である。
2実施形態を示す概略系統図である。なお、第1実施形
態の構成部分と同一部分には同一符号を付す。
器27を、例えば四つ以上の直線状の管路27a,27
b,27dおよび27eで構成し、各管路27a,27
b,27dおよび27eの底部を、例えばU字状の底部
連絡管27c,27fで結び管路27b,27dを頭部
連絡管27gで結んで蛇行状に形成したもので、この過
熱器27の入口(IN)側に設けた連絡管31と過熱器
27の出口(EX)側に設けた過熱蒸気管34とを互い
に接続端P,Qで接続させる過熱器バイパス弁47およ
び逆止弁50を介装した過熱器バイパス管48を設ける
一方、過熱器バイパス管48からバイパスし、過熱器2
7の中間部分にあたる頭部連絡管27gに接続し、蒸気
のシートパスを防止する過熱器中間用逆止弁51を介装
した過熱器中間用バイパス管52を設けたものである。
器バイパス弁47の下流側から分岐しないで、その代り
逆止弁51を省き、別のバイパス弁を介して接続端Pに
接続してもよい。
ドラム28の飽和蒸気圧力が予め定められた設定圧力よ
りも低い場合、不凝縮ガス止め弁45を開弁し、不凝縮
ガスで押し出す。さらに、管路27a,27b,…、底
部連絡管27c,27fおよび頭部連絡管27gは、パ
ネルに組み込まれる。
入口(IN)側に設けた連絡管31と出口(EX)側に
設けた過熱蒸気管34とを互いに接続端P,Qで接続さ
せる過熱器バイパス弁47および逆止弁50を介装した
過熱器バイパス管48を設けるとともに、過熱器バイパ
ス管48の中間部分からバイパスし、過熱器27の中間
部分に接続する逆止弁51を介装させた過熱器中間バイ
パス管28を設け、蒸気ドラム28内の飽和蒸気および
不凝縮ガス系41からの不凝縮ガスのうち、少なくとも
一方を、連絡管31、過熱器バイパス管48および過熱
器中間用バイパス管58を介して過熱器27の入口(I
N)側、中間部分および出口(EX)側のそれぞれに供
給し、過熱器27の入口(IN)側、中間部分および出
口(EX)側の底部に滞留するドレン水DWに押圧力を
与えるので、ホットバンキング解除の際、過熱器27の
底部に滞留するドレン水DWをドレン弁35a,35
b、ドレン管37から容易にブローダウンタンク36へ
ブローさせてドレン水DWのハンマリングの発生を抑制
することができる。
3実施形態を示す概略系統図である。なお、第1実施形
態の構成部分と同一部分には同一符号を付す。
器27を、飽和蒸気の流れを1パスとしたもので、その
入口(IN)側とその出口(EX)側との間を1パネル
構成とするとともに、その出口(EX)側の管路にドレ
ンの溜り部ができるように、立上り部53を設けて過熱
蒸気管34に接続させたもので、過熱器27の入口(I
N)側に設けた連絡管31と、立上り部53を備えた過
熱器27の出口(EX)側に設けた過熱蒸気管34との
間を、第1実施形態と同様に、過熱バイパス弁47を介
装した過熱器バイパス管48および不凝縮ガス系41で
接続させたものである。なお、他の構成部分は第1実施
形態の構成部分と同一なので説明を省略する。
を、飽和蒸気の流れが1パスとなるように入口(IN)
側と出口(EX)側との間を1枚のパネルで形成すると
ともに、過熱器27の入口(IN)側に設けた連絡管3
1とその出口(EX)に設けられ、立上り部53を備え
た過熱蒸気管34とを互いに接続させる過熱器バイパス
管48を備え、蒸気ドラム28内の飽和蒸気を不凝縮ガ
ス系41からの不凝縮ガスとともに連絡管31および過
熱器バイパス管48を介して過熱器27の入口(IN)
側および出口(EX)側の立上り部53のそれぞれに供
給し、過熱器27の入口(IN)側および出口(EX)
側における立上り部53の底部に滞留するドレン水DW
に押圧力として与えたので、過熱器27の底部に滞留す
るドレン水DWをドレン弁35、ドレン管37からブロ
ーダウンタンク36へ容易にブローさせてドレン水DW
のハンマリングの発生を抑制することができる。
4実施形態を示す概略系統図である。なお、第1実施形
態の構成部分と同一部分には同一符号を付す。
ドラム28と過熱器27の出口(EX)側に設けた過熱
蒸気管24とを互いに接続させる過熱器バイパス弁47
を備えた過熱器バイパス管48の入口端P1を、直接蒸
気ドラム28に連通させたものであり、他の構成は、上
述の実施形態と同様にしたものである。なお、P2は連
絡管31の蒸気ドラム28側連通部(入口端)を示す。
8と過熱器27の出口(EX)側に設けた過熱蒸気管3
4とを互いに接続させる過熱器バイパス管48の入口端
P1と、蒸気ドラム28と過熱器27の入口(IN)側
とを互いに接続させる連絡管31の入口端P2とを別の
位置にして蒸気ドラム28に接続させ、蒸気ドラム28
から発生する飽和蒸気の圧力が低いとき、不凝縮ガス系
41からの不凝縮ガスを過熱器27の入口(IN)およ
び出口(EX)側に押圧力として与えたので、過熱器2
7のの底部に滞留するドレン水DWをドレン弁35、ド
レン管37からブローダウンタンク36へ容易にブロー
させてドレン水DWのハンマリングの発生を抑制するこ
とができる。
回収ボイラおよびホットバンキング解除方法は、ホット
バンキング解除の際、過熱器の入口側および出口側のそ
れぞれの底部に滞留するドレン水に蒸気ドラムから発生
する飽和蒸気を押圧力として与えるので、過熱器の底部
に滞留するドレン水を容易にブローさせてドレン水のハ
ンマリングの発生を抑制することができる。
和蒸気の圧力が低いとき、不凝縮ガスを過熱器の入口側
および出口側のそれぞれの底部に滞留するドレン水に押
圧力として与えるので、過熱器の底部に滞留するドレン
水を確実にブローさせてドレン水のハンマリングの発生
を抑制することができる。
示す概略系統図。
グ開始を説明するために用いたタイムチャート。
グ解除を説明するために用いたタイムチャート。
おける第1変形例を示す一部切欠き部分系統図。
おける第2変形例を示す一部切欠き部分系統図。
示す一部切欠き部分系統図。
示す一部切欠き部分系統図。
示す一部切欠き部分系統図。
部に滞留するドレン水の生成過程を説明する図。
部に滞留するドレン水をホットバンキング解除の際、系
外ブローさせるときのドレン水の挙動を説明するために
用いた図。
部に滞留するドレン水をホットバンキング解除の際、系
外ブローさせるときに生成される気泡の発生を説明する
ために用いた図。
Claims (8)
- 【請求項1】 胴体内に排ガスの流れに沿って、過熱
器、蒸気ドラムを備えた蒸発器、節炭器を収容し、上記
過熱器を構成する管路の入口側を上記蒸気ドラムに接続
させる連絡管と、上記過熱器を構成する管路の出口側を
蒸気タービンに接続させる過熱蒸気管と、上記過熱器を
構成する管路の底部に接続するドレン管とを備えた排熱
回収ボイラにおいて、上記蒸気ドラムに一端を直接的お
よび間接的のいずれか一方で接続し、上記過熱蒸気管に
他端を接続し、かつ過熱器バイパス弁を備えた過熱器バ
イパス管を設けたことを特徴とする排熱回収ボイラ。 - 【請求項2】 過熱器を構成する管路は、少なくとも二
つ以上を用意し、各管路間をU字状の底部連絡管で接続
させたことを特徴とする請求項1に記載の排熱回収ボイ
ラ。 - 【請求項3】 胴体内に排ガスの流れに沿って、過熱
器、蒸気ドラムを備えた蒸発器、節炭器を収容し、上記
過熱器を構成する管路の入口側を上記蒸気ドラムに接続
させる連絡管と、上記過熱器を構成する管路の出口側を
蒸気タービンに接続させる過熱蒸気管と、上記過熱器を
構成する管路の底部連絡管を介して接続するドレン管と
を備えた排熱回収ボイラにおいて、上記過熱器を構成す
る管路を一つの直線状の管路で構成し、この一つの直線
状の管路の出口側と上記過熱蒸気管との接続部分を上記
ドレン管の接続部よりも下流側に位置させるとともに、
上記接続部分に立上り部を形成する一方、上記蒸気ドラ
ムに一端を直接的および間接的のいずれか一方で接続
し、上記立上り部の下流側に他端を接続し、過熱バイパ
ス弁を備えた過熱バイパス管を設けたことを特徴とする
排熱回収ボイラ。 - 【請求項4】 過熱器バイパス管は、その中間部分に設
けた過熱器バイパス弁の上流側に不凝縮ガス系を接続さ
せたことを特徴とする請求項1に記載の排熱回収ボイ
ラ。 - 【請求項5】 胴体内に排ガスの流れに沿って、過熱
器、蒸気ドラムを備えた蒸発器、節炭器を収容し、上記
過熱器を構成する管路の入口側を上記蒸気ドラムに接続
させる連絡管と、上記過熱器を構成する管路の出口側を
蒸気タービンに接続させる過熱蒸気管と、上記過熱器を
構成する管路の底部に接続するドレン管とを備えた排熱
回収ボイラにおいて、上記蒸気ドラムに一端を直接的お
よび間接的のいずれか一方で接続し、上記過熱蒸気管に
他端を接続し、かつ過熱バイパス弁を備えた過熱器バイ
パス管と、上記過熱器を構成する管路を少なくとも四つ
以上を用意し、各管路の頭部側および底部側のそれぞれ
を頭部連絡管および底部連絡管のそれぞれで接続すると
ともに、ホットバンキング解除の際、上記管路の中間部
に上記過熱バイパス管と同様な過熱器中間用バイパス管
から飽和蒸気および不凝縮ガスのうち、少なくとも一方
を供給する構成にしたことを特徴とする排熱回収ボイ
ラ。 - 【請求項6】 管路、頭部連絡管および底部連絡管のう
ち、少なくとも一つ以上は、型枠で形成したパネルに組
み込んだことを特徴とする請求項1,2,3または5に
記載の排熱回収ボイラ。 - 【請求項7】 胴体内にガスタービンからの排ガスを閉
じ込め、上記胴体内の給水を高温水に維持させたホット
バンキングを解除する際、先ず、過熱器バイパス管に設
置した過熱器バイパス弁を開弁し、次に、過熱器の底部
に設けたドレン管に設置したドレン弁を開弁し、蒸気ド
ラムから発生する飽和蒸気を連絡管および過熱器バイパ
ス管を介して上記過熱器の底部に滞留するドレン水に押
圧力を与え、ドレン水を上記ドレン弁を介して系外ブロ
ーさせることを特徴とする排熱回収ボイラのホットバン
キング解除方法。 - 【請求項8】 胴体内にガスタービンからの排ガスを閉
じ込め、上記胴体内の給水を高温水に維持させたホット
バンキング運転を解除する際、蒸気ドラムの飽和蒸気圧
力が予め定められた設定圧力以下の場合、先ず、不凝縮
ガス系の弁を開弁し、次に、上記胴体内に収容する過熱
器の入口側を蒸気ドラムに接続させる連絡管から分岐
し、かつ、上記過熱器の出口側に設けた過熱蒸気管に接
続させる過熱バイパス管に設置した過熱器バイパス弁を
開弁し、さらに、その次に、上記過熱器の底部に設けた
ドレン管に設置したドレン弁を開弁し、上記不凝縮ガス
系からの不凝縮ガスを上記連絡管および上記過熱器バイ
パス管を介して上記過熱器の底部に滞留するドレン水に
押圧力を与え、ドレン水を上記ドレン弁を介して系外ブ
ローさせ、その後、上記不凝縮ガス系の弁を閉弁し、再
び上記ドレン弁を一時期閉弁し、不凝縮ガスを上記ドレ
ン弁を介して系外ブローさせることを特徴とする排熱回
収ボイラのホットバンキング解除方法。
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