JP2000282959A - Egr装置 - Google Patents

Egr装置

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JP2000282959A
JP2000282959A JP11093503A JP9350399A JP2000282959A JP 2000282959 A JP2000282959 A JP 2000282959A JP 11093503 A JP11093503 A JP 11093503A JP 9350399 A JP9350399 A JP 9350399A JP 2000282959 A JP2000282959 A JP 2000282959A
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pipe
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egr cooler
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    • F28F9/007Auxiliary supports for elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 EGRクーラ内のエア抜きの改善によるEG
Rクーラへの熱的負荷の低減とクーラ特性の保全、及び
EGR弁の熱負荷を低減させるEGR装置の提供。 【解決手段】 EGRクーラ(2)と、EGRガスを調
整するEGR弁(8)と、EGR管(7)、とを含んで
構成されるEGR装置(1)において、排気マニホール
ド(4)の側面にEGRクーラ(2)が装着されかつそ
のEGRクーラ(2)内の冷却液液面がサーモスタット
ハウジング(3)内の冷却液液面より低位にあるよう構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、EGRガス冷却用
のEGRクーラと、EGRガス流量を調整するEGR弁
と、EGR管、とを備えたEGR装置に関する。
【0002】
【従来の技術】排気ガスの主としてNOx低減に効果の
あるEGRガスを冷却することが、EGR本来の目的で
ある高温燃焼の抑制、新吸気量の増加によるサイクル効
率の向上に効果が大きいことは公知である。その冷却方
法は、複数の伝熱管をエンジン冷却水で冷却する水冷方
式が最も一般的である。図12は、従来のEGR装置E
Aと周辺の斜視構成図を示し、図13はこの構成を模式
的に示した図である。排気マニホールド34の排気ガス
分岐口部34Cに、EGRクーラ32のガス入口部32
Aが接続され、EGRガスは一旦前方に導かれた後に複
数の伝熱管内をガス出口部32Bに向う。この伝熱管内
をEGRガスが流れる間に冷却水によって冷却される。
そしてEGRガスは、EGR弁38の出口部38Aから
EGR管37を介して吸気マニホールド39に到る。ま
た、EGRクーラ32には明示しない冷却水管が接続さ
れている。
【0003】このような従来のEGRクーラ32の配置
では、 1)EGRクーラ32の水位位置Hcが、図1
3に示されるように、冷却水中の気泡を分離除去するた
めのサーモスタットハウジング33の水位位置Htより
高位置にあってエア抜きが困難である。冷却水中に気泡
が存在すると、冷却水の流れが少なくなること及び熱容
量が少なくなること、によってエンジンとしての熱バラ
ンスがくずれ出力低下からオーバヒートに到る懸念があ
る。また、EGRクーラ32内では伝熱管が冷却水に吸
熱されずに膨張による応力も加わって伝熱管破損の懸念
もある。また、EGRクーラ32が排気マニホールド3
4の至近上方に配置されているので、受熱量が多く熱的
に過酷な状態にあると考えられる。 2)EGR弁が、
排気マニホールドの至近位置にあって受熱が大であると
考えられる。EGR弁が加熱されることで、弁中の部品
類が作動不良または損傷または耐久性の低下の懸念があ
る。
【0004】上記の、とくに伝熱管破損による伝熱管内
への冷却水の流入は、エンジン燃焼室に冷却水が入って
不具合が発生する可能性がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した従来
技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、EGRク
ーラ内のエア抜きの改善によるEGRクーラへの熱的負
荷の低減とクーラ特性の保全、及びEGR弁の熱負荷を
低減させるEGR装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のEGR装置は、
EGRクーラと、EGRガス流量を調整するEGR弁
と、EGR管と、とを含んで構成されるEGR装置にお
いて、排気マニホールドの側面に前記EGRクーラが装
着されかつそのEGRクーラ内の冷却液液面がサーモス
タットハウジング内の冷却液液面より低位にあるよう配
置されている。
【0007】この発明によって、EGRクーラ内に発生
した気泡がサーモスタットハウジングに移動して、EG
Rクーラ内に空気溜まりを作って冷却水流を低減させた
り、ひいてはEGRクーラの熱損傷を起こすこともな
い。また、EGRクーラを排気マニホールド側面に配置
したので受熱が低減されている。
【0008】別発明のEGR装置は、EGRクーラと、
EGRガスを調整するEGR弁と、EGR管、とを含ん
で構成されるEGR装置において、前記EGR弁が吸気
マニホールドに装着されている。
【0009】この発明によれば、EGR弁を排気マニホ
ールド側から吸気マニホールド側に移設し低温環境に移
動させるのでEGR弁の熱損傷がない。
【0010】別発明のEGR装置では、EGRクーラ
と、EGRガス流量を調整するEGR弁と、EGR管、
とを含んで構成されるEGR装置において、前記EGR
クーラと排気マニホールドとが中間パイプで連結されて
いる。
【0011】この発明によれば、中間パイプによってE
GRクーラに入るEGRガスを空冷し低温にして、EG
Rクーラ内での伝熱管の過熱予防、冷却水の沸騰予防を
する。
【0012】また、前記中間パイプのEGRクーラへの
接続個所は変形自在に構成されていることが好ましい。
【0013】これによって、中間パイプのEGRクーラ
への取付け作業性が向上する。
【0014】また、前記中間パイプは、蛇腹状の変形自
在部が設けられていることが好ましい。
【0015】これによって、中間パイプの熱膨張及び熱
収縮の吸収と、EGRクーラの熱膨張及び熱収縮の吸収
が図られ、取付け作業性とが向上する。
【0016】また、前記中間パイプは、入口部と出口部
を直管状に接続してシリンダヘッドに装着されたロッカ
カバとの距離を拡大させることが好ましい。
【0017】これによって、中間パイプからの放熱によ
るロッカカバ、とくに樹脂製ロッカカバへの熱害を予防
できる。
【0018】また、前記中間パイプの蛇腹状の変形自在
部は中央部が糸巻き状に膨れて形成されていることが好
ましい。
【0019】これによれば、変形自在部のせん断強度が
向上して、振動による破損が予防できる。
【0020】また、別発明のEGR装置では、EGRク
ーラと、EGRガス流量を調整するEGR弁と、EGR
管、とを含んで構成されるEGR装置において、前記E
GRクーラのガス入口部はガス出口部より低位置または
高位置に配置されている。
【0021】この発明によれば、EGRガス内に凝縮水
が発生しても、ガス入口部に凝縮水が流れて、または、
ガス出口部に凝縮水が流れて、EGRクーラ内に凝縮水
がたまらない。また、EGRクーラガス入口部がガス出
口部より低位置には位置されている場合には、仮に伝熱
管が破損して冷却水が伝熱管内に流入しても吸気側には
入らない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明のEG
R装置1の実施の形態を説明する。図1にEGR装置1
が含まれる周辺の斜視図を示し、図2にその模式図を示
している。排気マニホールド4の中央側部にEGR用排
気ガスの分岐口部4Cが設けられ、その分岐口部4Cに
EGRクーラ2のガス入口部2Bが締結されている。E
GRクーラ2は、ガス入口部2Bと伝熱管が冷却される
冷却部2Cとが、ほぼ同軸心に形成されている。その冷
却部2Cの前端部からガス出口部2Aが立ち上がってE
GR管7の入口部7Aに接続されている。EGR管7
は、配置上の制約によって屈曲して吸気マニホールド9
のエアヒータ10の下流側に装着されたEGR弁8の入
口部8Aに、出口部7Bが接続されている。
【0023】図2に示すように、EGRクーラ2は排気
マニホールド4の側方に位置し、サーモスタットハウジ
ング3より低位置に装着されてEGRクーラ2内の水位
が低位になるよう配置されている。また、EGR弁8
は、EGRクーラ2とは離れた吸気マニホールド9に装
着されている。
【0024】上記構成によるEGR装置1の作用を説明
する。排気マニホールド4の分岐口部4Cから排気ガス
の1部が、ほぼ水平にEGRクーラ2のガス入口部2B
に入る。ガス入口部2Bに入ったEGRガスは、前方の
ガス出口部2Aに向い、途中で冷却されてガス出口部2
AからEGR管7に導かれる。EGRガスはこのEGR
管7でさらに空冷され出口部7Bから入口部8Aを介し
てEGR弁8に入って流量を調整されて吸気マニホール
ド9に還流される。
【0025】このようにして、EGRクーラ2ではEG
Rガスが冷却されると共に、冷却水中に発生した気泡が
とどまることなくサーモスタットハウジング3に移動し
てここで気液分離が行われる。また、EGRクーラ2
は、排気マニホールド4の側方に固定されているので、
排気マニホールド4上にあった従来のEGRクーラに比
較して輻射受熱量が少なくなる。また、EGR弁8は、
吸気マニホールド9に装着されているので、EGR管7
で冷却されたガスの通過、及び低温環境にあるため高熱
ガスによる熱害を避けている。
【0026】図3〜図5は、前記実施形態でもなお製
造、取付け、配置、その他の条件によっては懸念の残る
排気マニホールド4からの輻射熱の回避と、高温EGR
ガスのEGRクーラ2への直接の流入回避を図った別の
EGR装置1Aを示している。
【0027】図3は、EGR装置1Aが含まれた周辺の
斜視図を示し、図4はその模式図を示し、図5は図3の
側面図を示している。排気マニホールド14の中央上部
にEGR用の排気ガス分岐口部14Cが設けられ、その
分岐口14Cに中間パイプ5の入口部5Aが締結されて
いる。中間パイプ5は、中間部に管軸方向及び軸直角方
向に可撓自在な蛇腹状の変形自在部5Cを備え、また、
出口部5Bは図示しない変形自在な例えば、蛇腹等を有
する継ぎ手によって、EGRクーラ12のガス入口部1
2Aに締結されている。EGRクーラ12は、前記図1
の実施形態と異なり、ガス入口部12Aが前方にあって
伝熱管が冷却される冷却部12Cは排気マニホールド1
4の側面にバンドで固定されている。そして、ガス出口
部12BはEGR管27の入口部27Aに締結されてい
る。
【0028】EGR管27は、配置上の制約によって屈
曲して吸気マニホールド9のエアヒータ10の下流側に
装着されたEGR弁8の入口部8Aに、出口部27Bが
接続されている。EGR管27の中間部には、中間パイ
プ5に設けられた変形自在部5Cと同様な自在部27C
が設けられている。また、図4で示すように、EGRク
ーラ12は排気マニホールド14の側方に位置し、サー
モスタットハウジング3より低位置に装着されて水位H
dが低位になるよう配置されている。また、EGR弁8
は、EGRクーラ2とは離れた吸気マニホールド9に装
着されている。
【0029】上記構成によるEGR装置1Aの作用を説
明する。中間パイプ5の装着は、変形自在部5Cと出口
部5Bが有する自在継ぎ手によって分岐口部14C、ガ
ス入口部12Aに容易に取り付けられる。EGR管27
の取付けも自在部27Cによってガス出口部12B、入
口部8Aに容易に取り付けられる。そして、EGRガス
は排気マニホールド14の分岐口部14Cから排気ガス
の1部がEGRガスとして、中間パイプ5のガス入口部
5Aに入る。中間パイプ5に入ったEGRガスは空冷さ
れて、出口部5BからEGRクーラ12のガス入口部1
2Aを通り冷却部12Cで冷却されて、後方のガス出口
部12BからEGR管27に導かれる。入口部27Aか
ら入ったEGRガスは、EGR管27で空冷され出口部
7Bから入口部8Aを介してEGR弁8に入り流量を調
整されて吸気マニホールド9に還流される。
【0030】この過程で、中間パイプ5及びEGR管2
7の高温EGRガスによる熱膨張とそれに起因する応力
は、変形自在部5C、自在部27Cの変形によって低減
される。即ち、中間パイプ5では、入口部5A及び出口
部5B間の圧縮応力が低減されて、同時にガス入口部1
2Aを介してEGRクーラ12を前方に引張る力は低減
される。EGR管27では、入口部27A及び出口部2
7B間の圧縮応力が低減されて、同時に入口部8Aを介
してEGR弁8を水平方向き押す力は低減される。温度
低下で収縮する場合は、力の方向が変わるが、その応力
値は低い。さらに、高温EGRガスによるEGRクーラ
の熱膨張と、それに起因する応力は、変形自材部5C、
自在部27Cの変形によって低減される。
【0031】EGRクーラ12では、ここで発生した気
泡がサーモスタットハウジング3に運ばれて気液分離さ
れる。また、EGRクーラ12は、排気マニホールド1
4の側方に固定されているので、排気マニホールド上に
あった従来のEGRクーラに比較して輻射受熱量が少な
くなる。また、EGR弁8は、吸気マニホールド9に装
着されているので、中間パイプ5、EGR管27で冷却
された低温ガスによって熱害は低減されている。
【0032】図6は、前記実施形態でもなお製造、取付
け、配置、その他の条件によっては懸念の残る排気マニ
ホールド4からの輻射熱の回避と、中間パイプ5の放熱
による周辺部材への熱害防止と、中間パイプ5及びEG
R管27に設けられた変形自在部5C及び自在部27C
のとくに、振動によるせん断破損の回避を図った別のE
GR装置1Bを示している。
【0033】図6に示したEGR装置1Bを含んだ斜視
構成図を主にし、図5の1部を参照して前記実施形態の
EGR装置1Aと異なる部分を主として説明する。
【0034】排気マニホールド14のEGR用の排気ガ
ス分岐口部14Cに中間パイプ25の入口部25Aが締
結されている。中間パイプ25は、中間部に蛇腹状の変
形自在部25Cを備え、また、出口部25Bは図示しな
い変形自在な継ぎ手によって、EGRクーラ12のガス
入口部12Aに締結されている。中間パイプ25は、入
口部25Aの近傍に設けられた変形自在部25Cから出
口部25までが直管状の直管部25Dで形成され、この
直管部25Dによってシリンダヘッド6との距離が広が
り、図示しない樹脂性ロッカカバとの隙間が広げられて
いる。また、EGRクーラ12への冷却水管33との隙
間が広げられている。
【0035】変形自在部25Cは、図5の中間パイプ2
5中間部に示されるように、自在部25Cの中央部が糸
巻き状に膨れてとくに管軸と直角な方向であるせん断方
向強度が増加されるよう構成されている。
【0036】EGRパイプ28は、中間部に蛇腹状の自
在部28Cを備え、一端はEGRクーラ12のガス出口
部12Bに締結され、他端はEGR弁8に接続されてい
る。その自在部28Cは、前記自在部25Cと同様に構
成され、せん断強度の増加は前記と同じである。上記以
外は、前記EGR装置1Aと実質的に同じである。
【0037】上記構成によるEGR装置1Bの作用を説
明する。中間パイプ5の装着は、変形自在部25Cと出
口部25Bが有する自在継ぎ手によって容易に行われ
る。また、直管部25Dによる隙間の拡大によって冷却
水管33との干渉を容易に避けて取り付けられる。ま
た、直管部25Dによってロッカカバとの距離が拡大さ
れる。EGR管28の取付も自在部28Cによってガス
出口部12B及びEGR弁8に容易に取り付けされる。
【0038】上記によって、中間パイプ25の直管部2
5Dが排気マニホールドから離れて排気マニホールド4
からの輻射熱の受熱が低減される。また、中間パイプ2
5の放熱による周辺部材とくに樹脂性ロッカカバへの熱
害が防止される。また、中間パイプ25及びEGR管2
8に設けられた変形自在部25C及び自在部28Cの振
動によるせん断破損の回避が図られている。その他の作
用は、EGR装置1Aと同じである。
【0039】図7〜図11及び前図5は、EGRクーラ
にかかる振動の低減及びこの振動に起因すると思われる
蛇腹状の前記変形自在部5C、25C、自在部27C、
28Cの破損防止を図った各種手段を示している。
【0040】図7において使用される、EGRクーラ2
を支持する前バンド15及びコの字ブラケット17の剛
性向上では、前バンドを図8及び図9に示すように、脚
部15Bにリブ15Cを設けて上下剛性を向上させてい
る。また、図10に示すように、コの字ブラケット17
では、リブ17bに平行にリブRbを付設して上下剛性
を向上させている。リブRbは、前後方向の剛性は低く
EGRクーラの熱膨張及び排気マニホールドの熱膨張に
対する柔軟性は損ねていない。これらによってEGRク
ーラ2の振動変位を抑えることで、ガス入口部2A、ガ
ス出口部2Bを介してEGR管7、27、28及び中間
パイプ5、25への振動入力を低減している。
【0041】また、前バンド15と後バンド16との距
離を広げて、EGRクーラ2に発生するピッチングモー
メントによってバンドにかかる反力を軽減して振動抑制
をしている。
【0042】また、図5に示すように、排気マニホルド
4に装着した後バンド16及びコの字ブラケット17
に、図示しないオイルクーラに装着されたアンダーステ
イSUを固定して、上下振動を抑制している。
【0043】図11は、図5も参照してEGRクーラ2
を上部から振動抑制した例である。排気マニホールドに
固定された前支持板18が、中間パイプ5の出口部5B
を介してガス入口部2Aを共締めし、中間パイプ5の入
口部5Aに固定された後支持板19がEGR管7の入口
部7Aを介してガス出口部2Bを共締めしてEGRクー
ラ2の変位を抑えている。
【0044】図11におけるEGRクーラ2と地面GL
との角度θは、EGRクーラ2の取り付け傾斜角を示し
たもので、エンジン単体においても、車両搭載時でも常
にガス入口部2Aはガス出口部2Bより低位置または高
位置にする必要を示している。これによって、EGRク
ーラ2内の排気ガス中の水分が凝縮水となっても、凝縮
水はEGRクーラ2内にたまらず、EGRクーラ2の保
全が図れる。また、ガス入口部2Aがガス出口部2Bよ
りも低位置に位置する場合は、EGRクーラ2内の凝縮
水が吸気マニホールド側に流れず、従って、シリンダ内
への水の流入は無い。さらに、EGRクーラ2内の伝熱
管破損によって冷却水が伝熱管内に侵入しても、ガス入
口部2A側に集まって排気マニホールド側に流れ吸気マ
ニホールドには流れない。
【0045】
【発明の効果】本発明の作用効果を、以下に列挙する。
【0046】(1) 本発明のEGR装置は、排気マニ
ホールドの側面に前記EGRクーラが装着されかつその
EGRクーラ内の冷却液液面がサーモスタットハウジン
グ内の冷却液液面より低位にあるよう配置されているの
で、EGRクーラ内で発生した気泡がサーモスタットハ
ウジングに移動する。従って、EGRクーラ内に空気溜
まりを作って冷却水流を低減させ、ひいてはEGRクー
ラの熱損傷を起こすことはない。また、EGRクーラを
排気マニホールド側面に配置したので受熱が低減され、
熱損傷がなくなる。
【0047】(2) 別発明のEGR装置は、EGR弁
が吸気マニホールドに装着され、また、EGR弁を排気
マニホールド側から低温環境の吸気マニホールド側に移
設させたので受熱が少なく、従来の鋳鉄ハウジングを熱
容量の少ないアルミに変えて軽量にできる。
【0048】(3) 別発明のEGR装置では、EGR
クーラと排気マニホールドとが中間パイプで連結されて
いるので、中間パイプによってEGRクーラに入るEG
Rガスを空冷し低温にして、EGRクーラ内での伝熱管
の過熱予防、冷却水の沸騰予防をする。
【0049】(4) 中間パイプのEGRクーラへの接
続個所が変形自在に構成されていれば、中間パイプのE
GRクーラへの取付け作業性が向上する。
【0050】(5) 中間パイプは、蛇腹状の変形自在
部が設けられていれば、中間パイプの熱膨張及び熱収縮
の吸収と、EGRクーラの熱膨張及び熱収縮の吸収と、
取付け作業性、とが向上する。
【0051】(6) 中間パイプは、入口部と出口部を
直管状に接続してシリンダヘッドに装着されたロッカカ
バーとの距離を拡大させていれば、中間パイプからの放
熱によるロッカカバ、とくに樹脂製ロッカカバへの熱害
を予防できる。
【0052】(7) 中間パイプの蛇腹状の変形自在部
は中央部が糸巻き状に膨れて形成されていれば、変形自
在部のせん断強度が向上して、振動による破損が予防で
きる。
【0053】(8) 別発明のEGR装置では、EGR
クーラのガス入口部はガス出口部より低位置または高位
置に配置されているので、EGRガス内に凝縮水が発生
しても、EGRクーラ内に凝縮水が溜まることは無い。
また、EGRクーラのガス入口部がガス出口部より低位
置に配置されている場合は、凝縮水が発生しても、ガス
入口部に凝縮水が流れて、排気マニホールドには行かな
い。ガス入口部に水が流れて排気マニホールドには行か
ない。さらに、仮に伝熱管が破損して冷却水が伝熱管内
に流入しても吸気側には入らないので、エンジンの事故
防止が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すEGR装置と周辺の斜
視構成図。
【図2】図1の模式図。
【図3】別発明の実施形態を示すEGR装置と周辺の斜
視構成図。
【図4】図3の模式図。
【図5】図3の側面図。
【図6】別発明の実施形態を示すEGR装置と周辺の斜
視構成図。
【図7】EGRクーラ周辺を示す斜視構成図。
【図8】補強リブを付けて上下剛性を上げたバンドの正
面図。
【図9】図8の側面図。
【図10】補強リブを付けて上下剛性を上げたブラケッ
トの斜視図。
【図11】EGRクーラの前後に支持板を装着する斜視
図。
【図12】従来のEGR装置と周辺の斜視構成図。
【図13】図12の模式図。
【符号の説明】
1、1A、1B・・EGR装置 2、12・・・EGRクーラ 2A・・ガス出口部 2B・・ガス入口部 3・・・サーモスタットハウジング 4・・・排気マニホールド 5・・・中間パイプ 5A・・入口部 5B・・出口部 5C・・変形自在部 6・・・シリンダヘッド 7、27、28・・EGR管 7A・・入口部 7B・・出口部 8・・・EGR弁 8A・・入口部 9・・・吸気マニホールド 10・・・エアヒータ 15・・・前バンド 16・・・後バンド 17・・・ブラケット 18・・・前部支持板 19・・・後部支持板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤 原 秀 文 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内 (72)発明者 鈴 木 誠 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内 Fターム(参考) 3G062 ED00 ED08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 EGRクーラと、EGRガス流量を調整
    するEGR弁と、EGR管、とを含んで構成されるEG
    R装置において、排気マニホールドの側面に前記EGR
    クーラが装着されかつそのEGRクーラ内の冷却液液面
    がサーモスタットハウジング内の冷却液液面より低位に
    あるよう配置されていることを特徴とするEGR装置。
  2. 【請求項2】 EGRクーラと、EGRガス流量を調整
    するEGR弁と、EGR管、とを含んで構成されるEG
    R装置において、前記EGR弁が吸気マニホールドに装
    着されていることを特徴とするEGR装置。
  3. 【請求項3】 EGRクーラと、EGRガス流量を調整
    するEGR弁と、EGR管、とを含んで構成されるEG
    R装置において、前記EGRクーラと排気マニホールド
    とが中間パイプで連結されていることを特徴とするEG
    R装置。
  4. 【請求項4】 前記中間パイプのEGRクーラへの接続
    個所は変形自在に構成されている請求項3のEGR装
    置。
  5. 【請求項5】 前記中間パイプは蛇腹状の変形自在部が
    設けられている請求項3のEGR装置。
  6. 【請求項6】 前記中間パイプは入口部と出口部を直管
    状に接続してシリンダヘッドに装着されたロッカカバー
    との距離を拡大させている請求項3のEGR装置。
  7. 【請求項7】 前記中間パイプの蛇腹状の変形自在部は
    中央部が糸巻き状に膨れて形成されている請求項3のE
    GR装置。
  8. 【請求項8】 EGRクーラと、EGRガス流量を調整
    するEGR弁と、EGR管、とを含んで構成されるEG
    R装置において、前記EGRクーラのガス入口部はガス
    出口部より低位置または高位置に配置されていることを
    特徴とするEGR装置。
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