JP2000281497A - 単結晶の処理方法 - Google Patents

単結晶の処理方法

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JP2000281497A
JP2000281497A JP11093416A JP9341699A JP2000281497A JP 2000281497 A JP2000281497 A JP 2000281497A JP 11093416 A JP11093416 A JP 11093416A JP 9341699 A JP9341699 A JP 9341699A JP 2000281497 A JP2000281497 A JP 2000281497A
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ammonia
treatment
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JP11093416A
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Masashi Kawasaki
雅司 川崎
Hideomi Koinuma
秀臣 鯉沼
Kazuhiro Takahashi
和浩 高橋
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Shinkosha KK
Original Assignee
Shinkosha KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な方法により単結晶の表面を原子レベル
で平坦にする処理方法を提供する。 【解決手段】 YAlO3 (イットリウムアルミネー
ト)単結晶の面方位(001)からなる研磨された基板
をpH9以上のNH3 (アンモニア)溶液中に1分以上
浸漬し、ついで溶液から上記基板を取り出し、上記基板
を純水で洗浄して、温風乾燥するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】この発明は、単結晶、例えば
半導体や酸化物膜形成に用いるYAlO3 (イットリウ
ムアルミネート)単結晶基板などの表面を処理する方法
に関する。
【従来の技術】従来より、例えばサファイヤは雑誌「エ
レクトロニクス」の1994年6月号第34〜37頁に
記載されているように、青色発光ダイオード(Blue
−LED)用窒化ガリウム(GaN)膜を形成するため
の基板材料として使用されることが知られている。サフ
ァイヤ基板表面に高品質のGaN膜を形成するために
は、上記表面が超平坦(原子レベルで平坦)である必要
がある。また例えば電子デバイスの作成では基板の上に
半導体や超電導物質の薄膜を均一に作成する必要がある
ので、基板上面は超平坦(原子レベルで平坦)である必
要がある。
【発明が解決しようとする課題】そこで、本出願人は、
上記要求を満すための処理方法を提案した(特開平7−
267800号)。この処理方法は、SrTiO3 単結
晶基板の表面を2次格子原子層単位に溶解する2種類の
溶液としてフッ素系酸性溶液と水とを使用し、上記単結
晶基板をそれぞれの溶液に交互に浸漬し、この浸漬工程
をくりかえして、原子的に平坦な面でかつ、分子層ステ
ップを有する基板表面を得るものである。この処理方法
によれば、基板の表面は原子レベルで平坦であるから、
電子デバイスの作成の基板に利用でき、また例えば遺伝
子DNAなどを置いて観察するための実験用基板として
も利用できる。この分子層ステップの形状または有無
は、基板の用途に応じて許容される。この発明の目的
は、簡易な方法により単結晶の表面を原子レベルで平坦
にする処理方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】この発明の処理方法は、
処理の対象となる3種類の単結晶−YAlO3 (イット
リウムアルミネート)単結晶、LaAlO3 (ランタン
アルミネート)単結晶及びNdAlO3 (ネオジウムア
ルミネート)単結晶のそれぞれの表面を所定の溶液を用
いて溶解処理するものである。所定の処理溶液による溶
解処理方法としては、上記各単結晶を所定の処理溶液に
所定時間浸漬するものを選択すれば、確実な処理が行い
得るが、浸漬方法の他に単結晶の表面に処理溶液をかけ
る等の方法を採用しても良い。処理空間の温度も適宜で
あるが、室温が25°C〜35°Cの範囲が特に望まし
いものである。浸漬時間やpHの濃度は異なるが、浸漬
時間についてはあまり短いと、目的を達成できないおそ
れがある。YAlO3 (イットリウムアルミネート)単
結晶を処理する方法において、表面を処理する溶液とし
ては、例えば (1)NH3 (アンモニア)溶液 (2)NH3 (アンモニア)溶液を含む混合溶液、例え
ばNH3 (アンモニア)溶液とNH4 F(フッ化アンモニウム)
溶液との混合溶液など (3)HF(フッ化水素)溶液を含む溶液、例えばHF
(フッ化水素)溶液とNH4 F(フッ化アンモニウム)
溶液との混合溶液など などを挙げることができる。上記の処理溶液(1),
(2)のpHは9以上とするのが良い。処理溶液のpH
を9以上とするのが望ましいのは、pHが9に満たない
と単結晶の処理表面が原子レベルで平坦にならないおそ
れがあるからである。また上記の処理溶液(3)のpH
は3〜4の範囲とするのが良く、pHがこの範囲以外の
場合には単結晶の処理表面が原子レベルで平坦にならな
いおそれがあるからである。例えばYAlO3 (イット
リウムアルミネート)単結晶における面方位(001)
からなる表面を処理する場合には、室温の範囲で、浸漬
時間やpHに関して、時間は1分以上であって、(1)
の処理溶液では特にpHが13であることが好ましく、
(2)の処理溶液では、例示しているものにあっては特
にpHが9〜11の範囲が好ましく、(3)の処理溶液
では特にpHが4であることが好ましいものである。ま
たLaAlO3 (ランタンアルミネート)単結晶を処理
する方法において、表面を処理する溶液としては、例え
ば (4)NH3 (アンモニア)溶液 (5)NH3 (アンモニア)溶液を含む混合溶液、例え
ばNH3(アンモニア)溶液とNH4 F(フッ化アンモ
ニウム)溶液との混合溶液など (6)HCl(塩酸)溶液 (7)HNO3 (硝酸)溶液 (8)H2 SO4 (硫酸)溶液 などを挙げることができる。上記の処理溶液(4)では
pH9以上とするのが良い。処理溶液のpHを9以上と
するのが望ましいのは、pHが9に満たないと、単結晶
の処理表面が原子レベルで平坦にならないおそれがある
からである。同様の理由で、上記の処理溶液(5)では
pH12以上とするのが良い。また上記の各処理溶液
(6)〜(8)ではpH0以下とするのが良く、処理溶
液のpHを0を越えると、単結晶の処理表面が原子レベ
ルで平坦にならないおそれがあるからである。例えばL
aAlO3 (ランタンアルミネート)単における面方位
(100)からなる表面を処理する場合には、室温の範
囲で、浸漬時間やpHに関して、時間は1分以上であっ
て、(4)の処理溶液では特にpH13であることが好
ましく、(5)の処理溶液では例示している混合溶液で
は特にpH10が好ましく、(6)〜(8)の各処理溶
液では特にpH−1であることが好ましい。NdAlO
3 (ネオジウムアルミネート)単結晶を処理する方法に
おいて、表面を処理する溶液としては、例えば、 (9) HF(フッ化水素)溶液 (10)HF(フッ化水素)溶液を含む混合溶液、例え
ばHF(フッ化水素)溶液とNH4 F(フッ化アンモニ
ウム)溶液との混合溶液 (11)NH3 (アンモニア)溶液 (12)NH3 (アンモニア)溶液を含む混合溶液、例
えばNH3 (アンモニア)溶液とNH4 F(フッ化アン
モニウム)溶液との混合溶液など などを挙げることができる。上記の(9)及び(10)
の処理溶液のpHは3〜4の範囲とするのが良い。処理
溶液のpHを3〜4の範囲とするのが望ましいのは、p
Hが3〜4の範囲外の場合には単結晶の処理表面が原子
レベルで平坦にならないからである。また上記の(1
1)及び(12)の処理溶液のpHは12以上とするの
が良い。処理溶液のpHを12以上とするのが望ましい
のは、pHが12に満たないと単結晶の処理表面が原子
レベルで平坦にならないからである。例えばNdAlO
3 (ネオジウムアルミネート)単結晶における面方位
(100)からなる表面を処理する場合には、室温の範
囲で、浸漬時間やpHに関して、時間は1分以上であっ
て、(9)の処理溶液では特にpHが4であることが好
ましく、そして(10)の処理溶液では例示したものに
あっては特にpHが4の範囲が好ましく、また(11)
の処理溶液では特にpHが13であることが好ましく、
さらに(12)の処理溶液では例示したものにあっては
特にpHが10が好ましい。浸漬時間があまり短いと、
超平坦化が期待できないおそれがある。
【実施例】処理の対象となる単結晶として、YAlO3
(イットリウムアルミネート)単結晶、LaAlO
3 (ランタンアルミネート)単結晶、NdAlO3 (ネ
オジウムアルミネート)単結晶のそれぞれについて本発
明の各実施例を説明する。 (例1−1)この例では、YAlO3 (イットリウムア
ルミネート)単結晶の面方位(001)からなる研磨さ
れた基板を使用した。溶解処理溶液として、pH9のN
3 (アンモニア)溶液を使用し、この処理溶液の温度
を室温25°C〜35°Cとした。そこで処理工程を説
明する。まず、表面処理する基板を入れた治具を高純度
の石英製容器内の上記処理溶液内に入れてこの治具を回
転させながら1分以上浸漬する(浸漬工程)。ついで、
処理溶液から上記基板を入れた治具を取り出し、上記基
板を純水で洗浄して、温風乾燥する(洗浄・乾燥工
程)。この結果、基板表面が、原子レベルで平坦な表面
となり、分子層ステップが合わせて得られた。 (例1−2)この例では、例1における溶解処理溶液に
代えて、pH13のNH3 (アンモニア)溶液を使用し
た以外は、例1−1と同様の処理工程及び処理条件で処
理した。この例の処理方法により得られた結果は、例1
−1より平坦化が向上し、例1で得られた分子層ステッ
プよりも奇麗なステップが得られた。 (比較例1)例1−1〜例1−2において、処理溶液と
して、pH9に満たないNH3 (アンモニア)溶液を使
用すると、基板表面が原子レベルで平坦にならなかっ
た。 (例1−3)この例では、例1−1における溶解処理溶
液に代えて、NH3 (アンモニア)溶液とNH4 F(フ
ッ化アンモニウム)溶液とを混合したpH9の混合溶液
を使用した以外は、例1−1と同様の処理工程及び処理
条件で処理した。この例の処理方法により得られた結果
は、例1−2で得られた結果と同様であった。 (例1−4)この例では、例1−1における溶解処理溶
液に代えて、NH3 (アンモニア)溶液とNH4 F(フ
ッ化アンモニウム)溶液とを混合したpH10の混合溶
液を使用した以外は、例1−1と同様の処理工程及び処
理条件で処理した。この例の処理方法により得られた結
果は、例1−2で得られた結果と同様であった。 (例1−5)この例では、例1−1における溶解処理溶
液に代えて、HF(フッ化水素)溶液とNH4 F(フッ
化アンモニウム)溶液とを混合したpH3の混合溶液を
使用した以外は、例1−1と同様の処理工程及び処理条
件で処理した。この例の処理方法により得られた結果
は、例1−2で得られた結果と同様であった。 (例1−6)この例では、例1−5におけるpH3の溶
解処理溶液に代えて、pH4の溶解処理溶液を利用し
て、例1−5と同様の処理工程及び処理条件で処理し
た。この例の処理方法により得られた結果は、例1−5
で得られた結果と同様であった。 (例2−1)この例では、LaAlO3 (ランタンアル
ミネート)単結晶の面方位(100)からなる研磨され
た基板を使用した。溶解処理溶液として、pH13のN
3 (アンモニア)溶液を使用し、この処理溶液の温度
を室温25°C〜35°Cとした。そこで処理工程を説
明する。まず、表面処理する基板を入れた治具を高純度
の石英製容器内の上記処理溶液内に入れてこの治具を回
転させながら1分以上浸漬する(浸漬工程)。ついで、
溶液から上記基板を入れた治具を取り出し、上記基板を
純水で洗浄して、温風乾燥する(洗浄・乾燥工程)。こ
の結果、基板表面が、原子レベルで平坦な表面となり、
分子層ステップが合わせて得られた。 (比較例2)例2−1において、pH13のNH3 (ア
ンモニア)溶液に代えて、pH13に満たないNH
3 (アンモニア)溶液を使用して処理したところ、基板
表面が原子レベルで平坦にならなかった。 (例2−2)この例では、例2−1における溶解処理溶
液に代えて、NH3 (アンモニア)溶液とNH4 F(フ
ッ化アンモニウム)溶液とを混合したpH10の混合溶
液をを使用した以外は、例2−1と同様の処理工程及び
処理条件で処理した。この例の各処理方法により得られ
た結果は、例2−1と同様の結果が得られた。 (例2−3)この例では、例2−2とは混合溶液のpH
が相違している点(この例ではpH11)を除いて、そ
の処理工程及び処理条件が同様であるので、その説明を
省略する。この例に示す処理方法により得られた結果
は、例2−2に比較して、より原子レベルで平坦な表面
となり、合わせて得られた分子層ステップはその稜線が
きれいなものとなっていた。 (例2−4)この例では、例2−1の溶解処理溶液に代
えて、pH−1のHCl(塩酸)溶液を使用した以外
は、例2−1と同様の処理工程及び処理条件で処理し
た。この例の処理方法により得られた結果は例2−1と
同様の結果が得られた。 (例2−5)この例では、例2−1における溶解処理溶
液に代えて、pH−1のHNO3(硝酸)溶液を使用し
た以外は、例2−1と同様の処理工程及び処理条件で処
理した。この例の処理方法により得られた結果は、例2
−1と同様の結果が得られた。 (例2−6)この例では、例2−1における溶解処理溶
液に代えて、pH−1のH2 SO4(硫酸)溶液溶液を
使用した以外は、例2−1と同様の処理工程及び処理条
件で処理した。この例の処理方法により得られた結果
は、例2−1と同様の結果が得られた。 (例3−1)この例では、NdAlO3 (ネオジウムア
ルミネート)単結晶の面方位(100)からなる研磨さ
れた基板を使用した。溶解処理溶液として、pH4のH
F(フッ化水素)溶液を使用し、この処理溶液の温度を
室温25°C〜35°Cとした。そこで処理工程を説明
する。まず、表面処理する基板を入れた治具を高純度の
石英製容器内の上記処理溶液内に入れてこの治具を回転
させながら1分以上浸漬する(浸漬工程)。ついで、溶
液から上記基板を入れた治具を取り出し、上記基板を純
水で洗浄して、温風乾燥する(洗浄・乾燥工程)。この
結果、基板表面が、原子レベルで平坦な表面となり、分
子層ステップが合わせて得られた。 (比較例3)例3−1において、pH4のHF(フッ化
水素)溶液に代えて、pH4を越えるHF(フッ化水
素)溶液を使用して処理したところ、基板表面が原子レ
ベルで平坦にならなかった。 (例3−2)この例では、例3−1の溶解処理溶液に代
えて、HF(フッ化水素)溶液とNH4 F(フッ化アン
モニウム)溶液とを混合したpH3〜4の混合溶液を使
用した以外は、例3−1と同様の処理工程及び処理条件
で処理した。この例の処理方法により得られた結果は、
例3−1と同様の結果が得られた。 (例3−3)この例では、例3−1の溶解処理溶液に代
えて、pH13のNH3 (アンモニア)溶液のみからな
る処理溶液を使用した以外は、例3−1と同様の処理工
程及び処理条件で処理した。この例の処理方法により得
られた結果は、例3−1と同様の結果が得られた。 (例3−4〜例3−5)各例では、例3−1の溶解処理
溶液に代えて、pH13のNH3 (アンモニア)溶液
(例3−4)を、またアンモニア(NH3 )溶液とフッ
化アンモニウム(NH4 F)溶液とを混合したpH10
の混合溶液(例3−5)を、それぞれ使用した以外は、
例3−1と同様の処理工程及び処理条件で処理した。い
ずれの例も例3−1と同様の結果を得た。
【発明の効果】この発明によれば、簡単な方法によって
基板の表面を原子レベルで平坦にすることができる。

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 YAlO3 (イットリウムアルミネー
    ト)単結晶の表面を所定の処理溶液を用いて溶解処理す
    る方法であって、上記所定の処理溶液は下記のものから
    選択されるものであることを特徴とする単結晶の処理方
    法。 (1)NH3 (アンモニア)溶液 (2)NH3 (アンモニア)溶液を含む混合溶液 (3)HF(フッ化水素)溶液を含む混合溶液
  2. 【請求項2】 処理溶液は、pH9以上のNH3 (アン
    モニア)溶液であることを特徴とする請求項1記載の単
    結晶の処理方法。
  3. 【請求項3】 処理溶液は、pH9以上のNH3 (アン
    モニア)溶液であって、この処理溶液中にYAlO
    3 (イットリウムアルミネート)単結晶を浸漬すること
    を特徴とする請求項1記載の単結晶の処理方法。
  4. 【請求項4】 処理溶液は、pH9以上のNH3 (アン
    モニア)溶液を含む混合溶液であることを特徴とする請
    求項1記載の単結晶の処理方法。
  5. 【請求項5】 処理溶液は、pH9以上のNH3 (アン
    モニア)溶液を含む混合溶液であり、この処理溶液中に
    YAlO3 (イットリウムアルミネート)単結晶を浸漬
    することを特徴とする請求項1記載の単結晶の処理方
    法。
  6. 【請求項6】 処理溶液は、NH3 (アンモニア)溶液
    とNH4 F(フッ化アンモニウム)溶液との混合溶液で
    あって、かつpH9以上であることを特徴とする請求項
    1記載の単結晶の処理方法。
  7. 【請求項7】 処理溶液は、NH3 (アンモニア)溶液
    とNH4 F(フッ化アンモニウム)溶液との混合溶液
    で、かつpH9以上であって、この混合溶液中にYAl
    3 (イットリウムアルミネート)単結晶を浸漬するこ
    とを特徴とする請求項1記載の単結晶の処理方法。
  8. 【請求項8】 処理溶液は、pH3〜4の範囲のHF
    (フッ化水素)溶液を含む混合溶液であることを特徴と
    する請求項1記載の単結晶の処理方法。
  9. 【請求項9】 処理溶液は、pH3〜4の範囲のHF
    (フッ化水素)溶液を含む混合溶液であり、この処理溶
    液中にYAlO3 (イットリウムアルミネート)単結晶
    を浸漬することを特徴とする請求項1記載の単結晶の処
    理方法。
  10. 【請求項10】 処理溶液は、HF(フッ化水素)溶液
    とNH4 F(フッ化アンモニウム)溶液との混合溶液で
    あって、かつpHが3〜4の範囲であることを特徴とす
    る請求項1記載の単結晶の処理方法。
  11. 【請求項11】 処理溶液は、HF(フッ化水素)溶液
    とNH4 F(フッ化アンモニウム)溶液との混合溶液
    で、かつpHが3〜4の範囲であって、この混合溶液中
    にYAlO3 (イットリウムアルミネート)単結晶を浸
    漬することを特徴とする請求項1記載の単結晶の処理方
    法。
  12. 【請求項12】 YAlO3 (イットリウムアルミネー
    ト)単結晶は面方位(001)からなるものであること
    を特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項
    9、請求項10または請求項11記載の単結晶の処理方
    法。
  13. 【請求項13】 LaAlO3 (ランタンアルミネー
    ト)単結晶の表面を所定の処理溶液を用いて溶解処理す
    る方法であって、上記所定の処理溶液は下記のものから
    選択されるものであることを特徴とする単結晶の処理方
    法。 (1)NH3 (アンモニア)溶液 (2)NH3 (アンモニア)溶液を含む混合溶液 (3)HCl(塩酸)溶液 (4)HNO3 (硝酸)溶液 (5)H2 SO4 (硫酸)溶液
  14. 【請求項14】 処理溶液は、pH12以上のNH
    3 (アンモニア)溶液であることを特徴とする請求項1
    3記載の単結晶の処理方法。
  15. 【請求項15】 処理溶液は、pH12以上のNH
    3 (アンモニア)溶液であり、この処理溶液中にLaA
    lO3 (ランタンアルミネート)単結晶を浸漬すること
    を特徴とする請求項13記載の単結晶の処理方法。
  16. 【請求項16】 処理溶液は、NH3 (アンモニア)溶
    液を含む混合溶液であり、pH9以上であることを特徴
    とする請求項13記載の単結晶の処理方法。
  17. 【請求項17】 処理溶液は、NH3 (アンモニア)溶
    液を含む混合溶液で、かつpH9以上であって、この処
    理溶液中にYAlO3 (イットリウムアルミネート)単
    結晶を浸漬することを特徴とする請求項13記載の単結
    晶の処理方法。
  18. 【請求項18】 処理溶液は、NH3 (アンモニア)溶
    液とNH4 F(フッ化アンモニウム)溶液との混合溶液
    で、かつpH9以上であることを特徴とする請求項13
    記載の単結晶の処理方法。
  19. 【請求項19】 処理溶液は、NH3 (アンモニア)溶
    液とNH4 F(フッ化アンモニウム)溶液との混合溶液
    でかつpH9以上であって、この混合溶液中にLaAl
    3 (ランタンアルミネート)単結晶を浸漬することを
    特徴とする請求項13記載の単結晶の処理方法。
  20. 【請求項20】 処理溶液は、pH0以下のHCl(塩
    酸)溶液であることを特徴とする請求項13記載の単結
    晶の処理方法。
  21. 【請求項21】 処理溶液は、pH0以下のHCl(塩
    酸)溶液であって、この処理溶液中にYAlO3 (イッ
    トリウムアルミネート)単結晶を浸漬することを特徴と
    する請求項13記載の単結晶の処理方法。
  22. 【請求項22】 処理溶液は、pH0以下のHNO
    3 (硝酸)溶液であることを特徴とする請求項13記載
    の単結晶の処理方法。
  23. 【請求項23】 処理溶液は、pH0以下のHNO
    3 (硝酸)溶液であって、この処理溶液中にYAlO3
    (イットリウムアルミネート)単結晶を浸漬することを
    特徴とする請求項13記載の単結晶の処理方法。
  24. 【請求項24】 処理溶液は、pH0以下のH2 SO4
    (硫酸)溶液であることを特徴とする請求項13記載の
    単結晶の処理方法。
  25. 【請求項25】 処理溶液は、pH0以下のH2 SO4
    (硫酸)溶液であって、この処理溶液中にYAlO
    3 (イットリウムアルミネート)単結晶を浸漬すること
    を特徴とする請求項13記載の単結晶の処理方法。
  26. 【請求項26】 LaAlO3 (ランタンアルミネー
    ト)単結晶は、面方位(100)からなるものであるこ
    とを特徴とする請求項13、請求項14、請求項15、
    請求項16、請求項17、請求項18、請求項19、請
    求項20、請求項21、請求項22、請求項23、請求
    項24または請求項25記載の単結晶の処理方法。
  27. 【請求項27】 NdAlO3 (ネオジウムアルミネー
    ト)単結晶の表面を所定の処理溶液を用いて溶解処理す
    る方法であって、上記所定の処理溶液は下記のものから
    選択されるものであり、上記処理溶液はpH3〜4の範
    囲であることを特徴とする単結晶の処理方法。 (1)HF(フッ化水素)溶液 (2)HF(フッ化水素)溶液を含む混合溶液
  28. 【請求項28】 処理溶液は、HF(フッ化水素)溶液
    であることを特徴とする請求項27記載の単結晶の処理
    方法。
  29. 【請求項29】 処理溶液は、HF(フッ化水素)溶液
    であって、この処理溶液中にNdAlO3 (ネオジウム
    アルミネート)単結晶を浸漬することを特徴とする請求
    項27記載の単結晶の処理方法。
  30. 【請求項30】 処理溶液は、HF(フッ化水素)溶液
    を含む混合溶液であることを特徴とする請求項27記載
    の単結晶の処理方法。
  31. 【請求項31】 処理溶液は、HF(フッ化水素)溶液
    を含む混合溶液であって、この混合溶液中にNdAlO
    3 (ネオジウムアルミネート)単結晶を浸漬することを
    特徴とする請求項27記載の単結晶の処理方法。
  32. 【請求項32】 処理溶液は、HF(フッ化水素)溶液
    とNH4 F(フッ化アンモニウム)溶液との混合溶液で
    あることを特徴とする請求項27記載の単結晶の処理方
    法。
  33. 【請求項33】 処理溶液は、HF(フッ化水素)溶液
    とNH4 F(フッ化アンモニウム)溶液との混合溶液で
    あって、この混合溶液中にNdAlO3 (ネオジウムア
    ルミネート)単結晶を浸漬することを特徴とする請求項
    27記載の単結晶の処理方法。
  34. 【請求項34】 NdAlO3 (ネオジウムアルミネー
    ト)単結晶は面方位(100)からなるものであること
    を特徴とする請求項27、請求項28、請求項29、請
    求項30、請求項31、請求項32または請求項33記
    載の単結晶の処理方法。
  35. 【請求項35】 NdAlO3 (ネオジウムアルミネー
    ト)単結晶の表面を所定の処理溶液を用いて溶解処理す
    る方法であって、上記所定の処理溶液は下記のものから
    選択されるものであり、上記処理溶液はpH12以上で
    あることを特徴とする単結晶の処理方法。 (1)NH3 (アンモニア)溶液 (2)NH3 (アンモニア)溶液を含む混合溶液
  36. 【請求項36】 処理溶液は、NH3 (アンモニア)溶
    液であることを特徴とする請求項35記載の単結晶の処
    理方法。
  37. 【請求項37】 処理溶液は、NH3 (アンモニア)溶
    液であって、この処理溶液中にNdAlO3 (ネオジウ
    ムアルミネート)単結晶を浸漬することを特徴とする請
    求項35記載の単結晶の処理方法。
  38. 【請求項38】 処理溶液は、NH3 (アンモニア)溶
    液を含む混合溶液であることを特徴とする請求項35記
    載の単結晶の処理方法。
  39. 【請求項39】 処理溶液は、NH3 (アンモニア)溶
    液を含む混合溶液であって、この混合溶液中にNdAl
    3 (ネオジウムアルミネート)単結晶を浸漬すること
    を特徴とする請求項35記載の単結晶の処理方法。
  40. 【請求項40】 処理溶液は、NH3 (アンモニア)溶
    液とNH4 F(フッ化アンモニウム)溶液との混合溶液
    であることを特徴とする請求項35記載の単結晶の処理
    方法。
  41. 【請求項41】 処理溶液は、NH3 (アンモニア)溶
    液とNH4 F(フッ化アンモニウム)溶液との混合溶液
    であって、この混合溶液中にNdAlO3 (ネオジウム
    アルミネート)単結晶を浸漬することを特徴とする請求
    項35記載の単結晶の処理方法。
  42. 【請求項42】 NdAlO3 (ネオジウムアルミネー
    ト)単結晶は面方位(100)からなるものであること
    を特徴とする請求項35、請求項36、請求項37、請
    求項38、請求項39、請求項40または請求項41記
    載の単結晶の処理方法。
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CN100395872C (zh) * 2005-02-23 2008-06-18 东京毅力科创株式会社 基板表面的处理方法、基板的清洗方法及程序

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