JPH0418729A - シリコンウエーハの酸化膜形成前処理方法及びシリコンウエーハの酸化液 - Google Patents

シリコンウエーハの酸化膜形成前処理方法及びシリコンウエーハの酸化液

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Publication number
JPH0418729A
JPH0418729A JP12267090A JP12267090A JPH0418729A JP H0418729 A JPH0418729 A JP H0418729A JP 12267090 A JP12267090 A JP 12267090A JP 12267090 A JP12267090 A JP 12267090A JP H0418729 A JPH0418729 A JP H0418729A
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JP
Japan
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oxide film
silicon wafer
wafer
concentration
oxidizing solution
Prior art date
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Pending
Application number
JP12267090A
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English (en)
Inventor
Mari Sakurai
真理 櫻井
Etsuro Morita
悦郎 森田
Jiro Tatsuta
龍田 次郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Silicon Corp
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Silicon Corp
Mitsubishi Materials Corp
Japan Silicon Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Silicon Corp, Mitsubishi Materials Corp, Japan Silicon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Materials Silicon Corp
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Publication of JPH0418729A publication Critical patent/JPH0418729A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業−1−の利用分野j 本発明は、例えば超1. S I製造に用いられるシリ
コンウェーハの表面に厚さの均一なシリコン酸化膜を効
率良く形成することのできるシリコンウェーハの酸化膜
形成方法に関するものである。
「従来の技術」 集積回路素子を製造する際に、シリコンウェーハ(以下
、ウェーハと略称する)に回路パターンを形成する前]
二程として、絶縁膜となる酸化膜が形成される。この膜
は、緻密で、かつ厚さが予め設定した厚さに均一に形成
されていることが好ましい。
これを成膜するには、その前工程において形成された酸
化膜あるいは種々の付着物等の影響を除去するために洗
浄処理を行い、その後に、熱酸化法により、酸化雰囲気
の炉において一定時間保持して酸化膜を形成している。
」二足の洗浄処理としては、例えば次のような工程から
なるRCA法が用いられている。
■1.5 mol#2のアンモニア水と9 、8111
ol/f)、の過酸化水素水および純水を体積比で1 
(1〜2):(5〜7)に混合した温度75〜85°C
の混合液中に、ウェーハを10〜20分間浸漬してウェ
ーハ表而−1−の何機物やパーティクル等を除去する。
■50wL%のフッ化水素酸と純水を体積比で110に
混合した混合液中にウェーハを1分間浸漬して、ウェー
ハ表面上の自然酸化膜を除去する。
■12 mol/l!の塩酸と9 、8 mol#の過
酸化水素水および純水を体積比で1 (1〜2)(6〜
8)に混合した混合液中にウェーハを10〜20分間浸
漬して、ウェーハーLの重金属を除去する。
−に記のような洗浄を行い、正常とな−たくノエーハ表
面の自然酸化膜を完全に除去した後、熱酸化に、)、り
酸化膜を形成している。
[−発明が解決しようとする課題−1 しかしながら、熱酸化膜の厚さが徐々に薄くなって八で
おり、従来の方法で酸化膜を形成すると、所定のνさに
することがit L <、面内でのばらつきも大きい。
また、自然酸化膜を除去1−た表面は活性であり、パー
ティクル等が付着しやすい。
このため、後の回路パターンの形成工程に悪影響を与え
るおそれがあった。
本発明は、熱酸化法の1)ijに比較的簡単な工程を加
えて2段階で酸化膜を形成することにより、効率よく均
一な厚さの酸化膜を形成することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 本発明者等は、ウェーハの表面に、溶液中で薄く均一な
酸化膜を形成し、この初期酸化膜をベースにさらに熱酸
化法により酸化膜を形成することに想到したものである
第1請求項の発明は、シリコンウェーハの表面の酸化膜
を除去し、シリコンウェーハを酸化液中に浸漬し2て表
面に自然酸化膜を形成した後、このシリコンウェーハを
酸化雰囲気中に保持してさらに熱酸化膜を形成するもの
である。
第2請求項の発明は、アンモニアの濃度かモル濃度にて
1.0xlG−’ ”−1,0X10−’mol#’?
?あり、過酸化水素の濃度がモル濃度にて1.0XlO
−5〜1.Omol#!であるようなシリコンウェーハ
の酸化液を提供するものである。
「イ乍用 」 本発明においては、予め均一な薄い酸化膜が形成されて
おり、酸化炉においてこれをベースとして酸化膜が成長
する。洗浄工程の最後の処理液でウェーハの表面には所
定の厚さの自然酸化膜が形成されているため、大気にさ
らしても表面に伺着するパーティクルはほとんど無い。
酸化剤としては過酸化水素水が用いられ、アンモニア水
などを酸化反応の加速剤として加えてもよい。酸化剤及
び加速剤の濃度を適当に設定することにより、酸化膜の
厚さを調整することができ、従って、反応時間を設定す
れば目的とする厚さの均一な酸化膜が得られる。
「゛ノエーハ酸化液の濃度及び配合量を上記の範囲に規
定したのは、アンモニア水のモル濃度が1.0X10−
′mol#!以下であると、酸化膜の成長が遅く実用的
でないという不都合が生じ、また、1.0X10−’m
ol/(!以」−1であると逆に酸化膜の成長が抑制さ
れるためである。
U実施例−1 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
シリコンウェーハを−1−述したRCΔ法を用いて洗浄
し、表面の洗浄と酸化膜の除去を行った後、温度を85
℃にした酸化液中に保持した。
第1図に、処理時間を15分、H、02の濃度を4II
lo1/Qと固定した時のN I(40T−1の濃度と
膜厚の関係を示す。
また、第2図に、H2O2の濃度を1 、4 mol/
(!。
N H、OHの濃度を1.Oxlo−5mo!/Qと固
定した場合の処理時間による膜厚の変化を示す。
次に、本発明の方法と従来の方法04F処理後)により
、それぞれ50人のシリコン酸化膜を形成し、同じウェ
ーハの中での厚さのばらつきを調べた。
本発明の方法の条件は、酸化液中で温度を所定値85℃
にして酸化液中に浸漬させ、10分間保持し、純水で洗
浄し、乾燥した後、これを酸化雰囲気炉に保持してさら
にシリコン酸化膜を形成した。酸化液は、アンモニアの
モル濃度が1.、OXl、O−5〜1.OX 10 ’
mol/12、過酸化水素水のモル濃度が0 、5 m
of/Cとなるように混合1.て作成しノこ液である。
第1表 このように、本発明において同一ウェーハ内の厚さのば
らつきが少ないのは、予め均一な薄い酸化膜が形成され
ており、高温の酸化炉においてこれをベースとして酸化
反応が進行するためであると考えられる。
なお、1−述のように、本発明の方法は洗浄の工程の一
部として酸化液への浸漬工程を付加するものであるのて
、作業の手間の増加はほとんどない。
「発明の効果−4 第1請求項に記載の発明(′A1ンリコンウエーハを酸
化液中に浸漬して表面に自然酸化膜を形成[−た後、こ
のンリコンウエーハを高温の酸化雰囲気中に保谷してさ
らにシリコン酸化膜を形成ケるようにしたものであるの
で、比較的簡単な]1程を加えるだけで、所要時間を大
幅に増やすことなく、ウェーハ内の厚さが均一・である
ような酸化膜を形成することができ、また、第2請求項
に記載の発明は、アンモニアの濃度がモル濃度にて1.
OXl、o−5〜1.0XlO−’mol#!s過酸化
水素の濃度がモル濃度にて1.0Xlo−’ −1,0
mol/Cである酸化液であるから、これにウェーハを
浸漬することにより、簡単かつ低コストの方法でウェー
ハの表面に薄<カつ均一・な酸化膜を再現性良く形成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願発明の実施例におけるアンモニア濃度ど酸
化膜厚の関係を示すグラフ、第2図は処理時間と酸化膜
厚の関係を示すグラフである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリコンウェーハの表面の酸化膜を除去し、シリ
    コンウェーハを酸化液中に浸漬して表面に自然酸化膜を
    形成した後、このシリコンウェーハを高温の酸化雰囲気
    中に保持して熱酸化膜を形成することを特徴とするシリ
    コンウェーハの酸化膜形成前処理方法。
  2. (2)アンモニアの濃度がモル濃度にて1.0×10^
    −^5〜1.0×10^−^1mol/lであり、過酸
    化水素の濃度がモル濃度にて1.0×10^−^1〜1
    .0mol/lであることを特徴とするシリコンウェー
    ハの酸化液。
JP12267090A 1990-05-11 1990-05-11 シリコンウエーハの酸化膜形成前処理方法及びシリコンウエーハの酸化液 Pending JPH0418729A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001358089A (ja) * 2001-05-10 2001-12-26 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体装置の製造方法
JP2007142442A (ja) * 1997-07-01 2007-06-07 Steag Rtp Systems Gmbh シリコン基板の高速昇降温処理(rtp)方法

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