JP2000281465A - セラミックスボールの製造法 - Google Patents
セラミックスボールの製造法Info
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- JP2000281465A JP2000281465A JP11087307A JP8730799A JP2000281465A JP 2000281465 A JP2000281465 A JP 2000281465A JP 11087307 A JP11087307 A JP 11087307A JP 8730799 A JP8730799 A JP 8730799A JP 2000281465 A JP2000281465 A JP 2000281465A
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- JP
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- goldfish
- water
- clay
- spherical body
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B38/00—Porous mortars, concrete, artificial stone or ceramic ware; Preparation thereof
- C04B38/06—Porous mortars, concrete, artificial stone or ceramic ware; Preparation thereof by burning-out added substances by burning natural expanding materials or by sublimating or melting out added substances
- C04B38/063—Preparing or treating the raw materials individually or as batches
- C04B38/0635—Compounding ingredients
- C04B38/064—Natural expanding materials, e.g. clay
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ランチュウなどの金魚類の飼育中に、金魚を
死なすことなく、かつ水槽の水をアオコ等で濁すことも
なく、飼育することを目的とする多孔性セラミツクボー
ルを得ること。 【構成】 同一粒度の0.1〜20μmに粉砕した粘土
25〜60kg、長石15〜30kgと、珪石25〜5
5kgとを配合した杯土100kgに対して、3〜20
kgの割合で1〜10μmの電気微粉末を混合し、水を
加え、混練して球形体に造形した後、これを1時間当た
り、100〜150℃の割合の速度で加熱して、820
〜900℃に達した時点で、該範囲内の温度で1〜3時
間焼成してから、常温まで冷却することを特徴とする多
孔性セラミックスボールの製造法。
死なすことなく、かつ水槽の水をアオコ等で濁すことも
なく、飼育することを目的とする多孔性セラミツクボー
ルを得ること。 【構成】 同一粒度の0.1〜20μmに粉砕した粘土
25〜60kg、長石15〜30kgと、珪石25〜5
5kgとを配合した杯土100kgに対して、3〜20
kgの割合で1〜10μmの電気微粉末を混合し、水を
加え、混練して球形体に造形した後、これを1時間当た
り、100〜150℃の割合の速度で加熱して、820
〜900℃に達した時点で、該範囲内の温度で1〜3時
間焼成してから、常温まで冷却することを特徴とする多
孔性セラミックスボールの製造法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気石微粉末を含有す
る多孔性セラミックスボールの製造法に関する。
る多孔性セラミックスボールの製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、窯業製品の製造において、セラミ
ックス原料の粘土、長石、珪石の各原料を所望の微粒度
に粉砕し、秤量し、配合して杯土となして、これを混練
し、成形し、乾燥してから焼成して、焼結多孔性セラミ
ックス製品とすることは、本発明出願前に窯業製品の製
造で極めて周知に属する。
ックス原料の粘土、長石、珪石の各原料を所望の微粒度
に粉砕し、秤量し、配合して杯土となして、これを混練
し、成形し、乾燥してから焼成して、焼結多孔性セラミ
ックス製品とすることは、本発明出願前に窯業製品の製
造で極めて周知に属する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、電気石の
微粉末を含有して成る多孔性セラミックスボールの製造
法について研究した結果、本発明を達成したのである。
微粉末を含有して成る多孔性セラミックスボールの製造
法について研究した結果、本発明を達成したのである。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】本発明は、セラミック
ス原料の粘土、長石と、珪石とをそれぞれ粒度0.1〜
20μmに粉砕してから、該粒度の、粘土を25〜60
kg、長石を15〜30kgと、珪石を25〜55kg
とに秤量し、配合した杯土100kgに対して、3〜2
0kgの割合で、1〜10μmの電気石微粉末を混和
し、かつ、5〜20kgの割合で、水を混和し、混練し
て、球形体に造形した後、該球形体を常温から1時間当
たり100〜150℃の割合の昇温速度で加熱して、8
20〜900℃に達した時点で、該範囲内の温度で1〜
3時間焼成してから、常温まで冷却することから成る多
孔性(連続気泡性)セラミックスボールの製造法であ
る。
ス原料の粘土、長石と、珪石とをそれぞれ粒度0.1〜
20μmに粉砕してから、該粒度の、粘土を25〜60
kg、長石を15〜30kgと、珪石を25〜55kg
とに秤量し、配合した杯土100kgに対して、3〜2
0kgの割合で、1〜10μmの電気石微粉末を混和
し、かつ、5〜20kgの割合で、水を混和し、混練し
て、球形体に造形した後、該球形体を常温から1時間当
たり100〜150℃の割合の昇温速度で加熱して、8
20〜900℃に達した時点で、該範囲内の温度で1〜
3時間焼成してから、常温まで冷却することから成る多
孔性(連続気泡性)セラミックスボールの製造法であ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明で、セラミック原料の、粘
土を25〜60kg、長石を15〜30kgと、珪石を
25〜55kgとを配合して杯土を得るに当たり、粘
土、長石と、珪石との、それぞれの粒度を0.1〜20
μmと同一粒度に粉砕したのは、互いに均質的に混和さ
れ易く、かつ、該粒度の杯土100kgに対して、1〜
10μmの電気石を3〜20kgの割合で混和するに当
たっても、均質的に混和でき、しかも、上記の杯土と電
気石微粉末との混和物に、5〜20kgの水を加えて、
混練し、球形体に造形するに際しても、良好に成し得る
のである。
土を25〜60kg、長石を15〜30kgと、珪石を
25〜55kgとを配合して杯土を得るに当たり、粘
土、長石と、珪石との、それぞれの粒度を0.1〜20
μmと同一粒度に粉砕したのは、互いに均質的に混和さ
れ易く、かつ、該粒度の杯土100kgに対して、1〜
10μmの電気石を3〜20kgの割合で混和するに当
たっても、均質的に混和でき、しかも、上記の杯土と電
気石微粉末との混和物に、5〜20kgの水を加えて、
混練し、球形体に造形するに際しても、良好に成し得る
のである。
【0006】上記の球形体を、常温から1時間当たり1
00〜150℃の割合の速度で加熱すると、該球形体内
の水分の蒸発を緩慢にし、焼き割れさせることなく加熱
処理ができ、かつ温度が820〜900℃に達したとき
に、該範囲温度で1〜3時間焼成処理するのは、電気石
の圧電効果を抑制させることなくして、焼成球形体が得
られるのである。
00〜150℃の割合の速度で加熱すると、該球形体内
の水分の蒸発を緩慢にし、焼き割れさせることなく加熱
処理ができ、かつ温度が820〜900℃に達したとき
に、該範囲温度で1〜3時間焼成処理するのは、電気石
の圧電効果を抑制させることなくして、焼成球形体が得
られるのである。
【0007】
【実施例1】粒度が各々1μmで、使用量が粘土35k
g、長石20kgと、珪石40kgとを混和した杯土1
00kgに対して、3μmの電気石微粉末を9.5kg
を加え、5000ccの水を加えて、混練機で混練し、
製粒機で造粒して得た外径7mmの球形体を日陰で1週
間乾燥して得た乾燥球形体をステンレス鋼線製籠各々に
20個宛入れて、該籠を常温の電気炉内に入れて、1時
間当たり、140℃で加熱して850℃に達した時点
で、該850℃の温度を2時間保持し、焼成した後、電
源を切り、冷却して多孔性(連続気泡性)セラミツク球
体を得た。
g、長石20kgと、珪石40kgとを混和した杯土1
00kgに対して、3μmの電気石微粉末を9.5kg
を加え、5000ccの水を加えて、混練機で混練し、
製粒機で造粒して得た外径7mmの球形体を日陰で1週
間乾燥して得た乾燥球形体をステンレス鋼線製籠各々に
20個宛入れて、該籠を常温の電気炉内に入れて、1時
間当たり、140℃で加熱して850℃に達した時点
で、該850℃の温度を2時間保持し、焼成した後、電
源を切り、冷却して多孔性(連続気泡性)セラミツク球
体を得た。
【0008】エヤーフィルターポンプ付きエヤーフィル
ター容器と、上部濾過路とを備えた金魚用ガラス水槽の
No.1には、60リットルの水を入れ、水槽のエヤー
フィルター容器内に、実施例1で得られた外径7mmの
多孔性セラミック球体60個を入れ、また、上記金魚用
ガラス水槽のNo.2には、水60リットルを入れて、
水槽のエヤーフィルター容器内にセラミック球体を入れ
ないで、水槽のNo.1と水槽No.2との、各水槽に
ランチュウ20匹宛を入れて90日間の飼育試験を行っ
た。
ター容器と、上部濾過路とを備えた金魚用ガラス水槽の
No.1には、60リットルの水を入れ、水槽のエヤー
フィルター容器内に、実施例1で得られた外径7mmの
多孔性セラミック球体60個を入れ、また、上記金魚用
ガラス水槽のNo.2には、水60リットルを入れて、
水槽のエヤーフィルター容器内にセラミック球体を入れ
ないで、水槽のNo.1と水槽No.2との、各水槽に
ランチュウ20匹宛を入れて90日間の飼育試験を行っ
た。
【0009】上記90日間の飼育試験の結果を示すと、
水槽No.1で飼育した20匹のランチュウは1匹も死
なず、かつ水は透明で、元の水の状態と殆ど変わらなか
ったが、水槽No.2で飼育した20匹のランチュウは
16匹が死んで、かつ水にはアオコが生え、水が緑色と
なり、残存したランチュウの姿が見えにくい状態となっ
た。
水槽No.1で飼育した20匹のランチュウは1匹も死
なず、かつ水は透明で、元の水の状態と殆ど変わらなか
ったが、水槽No.2で飼育した20匹のランチュウは
16匹が死んで、かつ水にはアオコが生え、水が緑色と
なり、残存したランチュウの姿が見えにくい状態となっ
た。
【0010】
【発明の効果】本発明は、ランチュウなどの金魚の飼育
において、ランチュウなどの金魚を、長期間死なすこと
なく、しかも、水槽の飼育中の水にアオコなども生え
ず、元の透明状態を保持し得る、極めて有用な多孔性の
セラミックボールの製造ができ得たのである。
において、ランチュウなどの金魚を、長期間死なすこと
なく、しかも、水槽の飼育中の水にアオコなども生え
ず、元の透明状態を保持し得る、極めて有用な多孔性の
セラミックボールの製造ができ得たのである。
Claims (1)
- 【請求項1】セラミックス原料の粘土、長石と、珪石を
それぞれ粒度0.1〜20μmに粉砕した後、該粒度
の、粘土を25〜60kg、長石を15〜30kgと、
珪石を25〜55kgとに秤量し、配合した杯土100
kgに対して、3〜20kgの割合で1〜10μmの電
気石微粉末を混合し、かつ、5〜20リットルの割合で
水を混和し、混練して球形体に造形してから、該球形体
を常温から1時間当たり100〜150℃の割合の昇温
速度で加熱して、820〜900℃に達した時点で、該
範囲内の温度で1〜3時間焼成した後、常温まで冷却す
ることから成ることを特徴とする多孔性セラミックスボ
ールの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11087307A JP2000281465A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | セラミックスボールの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11087307A JP2000281465A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | セラミックスボールの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000281465A true JP2000281465A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=13911186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11087307A Pending JP2000281465A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | セラミックスボールの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000281465A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010088719A (ko) * | 2001-08-24 | 2001-09-28 | 김영균 | 수 처리용 Bio Ceramics 제조 |
KR20020064269A (ko) * | 2002-07-22 | 2002-08-07 | 김기태 | 건강증진용 도자기 조성물 |
WO2019189329A1 (ja) | 2018-03-28 | 2019-10-03 | 三菱マテリアル株式会社 | ヒートシンク付き絶縁回路基板 |
WO2019188884A1 (ja) | 2018-03-27 | 2019-10-03 | 三菱マテリアル株式会社 | ヒートシンク付き絶縁回路基板 |
-
1999
- 1999-03-29 JP JP11087307A patent/JP2000281465A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010088719A (ko) * | 2001-08-24 | 2001-09-28 | 김영균 | 수 처리용 Bio Ceramics 제조 |
KR20020064269A (ko) * | 2002-07-22 | 2002-08-07 | 김기태 | 건강증진용 도자기 조성물 |
WO2019188884A1 (ja) | 2018-03-27 | 2019-10-03 | 三菱マテリアル株式会社 | ヒートシンク付き絶縁回路基板 |
KR20200136962A (ko) | 2018-03-27 | 2020-12-08 | 미쓰비시 마테리알 가부시키가이샤 | 히트 싱크가 부착된 절연 회로 기판 |
US11289390B2 (en) | 2018-03-27 | 2022-03-29 | Mitsubishi Materials Corporation | Insulation circuit board with heat sink |
WO2019189329A1 (ja) | 2018-03-28 | 2019-10-03 | 三菱マテリアル株式会社 | ヒートシンク付き絶縁回路基板 |
KR20200138302A (ko) | 2018-03-28 | 2020-12-09 | 미쓰비시 마테리알 가부시키가이샤 | 히트 싱크가 부착된 절연 회로 기판 |
US11322424B2 (en) | 2018-03-28 | 2022-05-03 | Mitsubishi Materials Corporation | Insulation circuit board with heat sink |
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