JP2000281002A - ロータリーシャッターの位相調整方法及びその装置 - Google Patents

ロータリーシャッターの位相調整方法及びその装置

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JP2000281002A
JP2000281002A JP11093302A JP9330299A JP2000281002A JP 2000281002 A JP2000281002 A JP 2000281002A JP 11093302 A JP11093302 A JP 11093302A JP 9330299 A JP9330299 A JP 9330299A JP 2000281002 A JP2000281002 A JP 2000281002A
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drum
sheet
rotating
pocket
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Tsuguto Horikawa
嗣人 堀川
Kazuo Mima
一夫 美馬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転ドラムの位相調整作業を容易且つ迅速に
行えるようにすることを課題とする。 【解決手段】 ロータリーシャッターの位相調整方法と
しての特徴は、回転ドラム18の凹部17に充填された
被充填物19を、繰り出されるシート3のポケット部7
に投入するロータリーシャッターの位相調整方法におい
て、前記シート3を繰り出すための駆動手段とは別体の
ドラム回転用駆動手段33で回転ドラム18を回転自在
に設け、前記シート3のポケット部7に対して回転ドラ
ム18の凹部17の位置合わせを行うべく、一方の操作
ボタン40aを押すことにより、前記コントローラ13
は前記駆動手段33によって回転ドラム18の位相を正
回転方向に所定量進め、他方の操作ボタン40bを押す
ことにより、反対に逆回転方向に遅らせることにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、錠剤又はカプセル
等の被充填物をブリスターシートで包装するに際し、凹
部を有するシートと被充填物を供給する回転ドラムとの
位置合わせを行うロータリーシャッターの位相調整方法
及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブリスターシートに錠剤を充填す
る手段としては、図5及び図6に示す如く、繰り出され
る容器用フィルム60の上方に、薬剤供給装置61が配
置されている。薬剤供給装置61は、機台側(図示省
略)に回転自在に軸支された回転軸65に、周面に凹部
66を有する回転ドラム68が外嵌固定されている。そ
して、回転軸65は、容器用フィルム60を繰り出す駆
動手段(図示省略)により、カム機構又は歯車伝動機構
を介して回転駆動され、回転ドラム68は容器用フィル
ム60と同期して回転するようになっている。
【0003】回転ドラム68は、充填される錠剤69の
種類(形状や大きさ等が異なる)により、それぞれの錠
剤69に対応する凹部66を有する複数のものが準備さ
れており、錠剤の変更に際しては所定の回転ドラム68
と交換しなければならない。従って、容器用フィルム6
0の凹部70に、回転ドラム68の凹部66内の錠剤6
9を投入するタイミイグの合わせ作業を、回転ドラム6
8の交換作業毎に行う必要がある。
【0004】回転ドラム68の凹部66と容器用フィル
ム60の凹部70との位置合わせ(回転ドラムの位相調
整)ができるように、回転軸65の端部に外嵌された固
定円板72には、長孔73が複数形成され、各長孔73
に挿通されたボルト75を回転ドラム68の端面に螺合
している。そして、作業者は、回転軸65に対して回転
ドラム68を所定角度回転させて回転ドラム68の位置
決めをした後に、各ボルト75を締結固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記回
転ドラム68の位相調整作業は、作業者が複数のボルト
75を個々に緩めたり、締結したりしなければならず、
その作業は手数のかかるものであり、非常に煩雑である
ため回転ドラムの位相調整作業の効率が悪かった。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、回転ドラムの位相調整作業を容易且つ迅速
に行えるようにすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成すべくロータリーシャッターの位相調整方法及びその
装置としてなされたもので、ロータリーシャッターの位
相調整方法としての特徴は、回転ドラム18の凹部17
に充填された被充填物19を、繰り出されるシート3の
ポケット部7に投入するロータリーシャッターの位相調
整方法において、前記シート3を繰り出すための駆動手
段とは別体のドラム回転用駆動手段33で回転ドラム1
8を回転自在に設け、前記シート3のポケット部7に対
して回転ドラム18の凹部17の位置合わせを行うべ
く、一方の操作ボタン40aを押すことにより、前記コ
ントローラ13は前記駆動手段33によって回転ドラム
18の位相を正回転方向に所定量進め、他方の操作ボタ
ン40bを押すことにより、反対に逆回転方向に遅らせ
ることにある。
【0008】従って、回転ドラム18からシート3への
被充填物19の投入タイミングは、所定の操作ボタン4
0a,40bを押することにより、駆動手段33をシー
ト3の駆動手段と独立して駆動させることができるた
め、回転ドラム18を固定するボルトを操作することな
く、シート3が停止又は移動しているのとは無関係に容
易且つ迅速に調整できる。
【0009】また、ロータリーシャッターの位相調整装
置としての特徴は、ポケット部7を有するシート3が繰
り出され、該シート3の上方に位置する回転ドラム18
の凹部17に充填された被充填物19を、前記シート3
のポケット部7に投入するロータリーシャッターの位相
調整装置において、前記シート3を繰り出すための駆動
手段とは別体のドラム回転用駆動手段33で回転ドラム
18を回転させると共に、前記シート3のポケット部7
を検出するためのセンサ41が設けられ、該センサ41
の信号により、シート3のポケット部7に対して回転ド
ラム18の凹部17の位置合わせを行うべく、前記ドラ
ム回転用駆動手段33を制御するコントローラ13を備
えてなることにある。
【0010】かかる場合には、シート3が若干伸び縮み
した場合であっても、ポケット部7の位置を検出するた
め、ポケット部7の位置ずれに対応して回転ドラム18
を自動的に制御できる。従って、シート3の送り駆動と
回転ドラム18の回転駆動とを連動させる機械的な機構
が不用となり、装置の小型化を図ることができる。
【0011】また、ポケット部7を有するシート3が繰
り出され、該シート3の上方に位置する回転ドラム18
の凹部17に充填された被充填物19を、前記シート3
のポケット部7に投入するロータリーシャッターの位相
調整装置において、前記シート3を繰り出すための駆動
手段とは別体のドラム回転用駆動手段33で回転ドラム
18を回転させると共に、シート3のポケット部7に対
して回転ドラム18の凹部17の位置合わせを行うべ
く、前記ドラム回転用駆動手段33を制御するコントロ
ーラ13が備えられ、該コントローラ13には、複数個
の操作ボタン40a,40bを備えた操作盤38が接続
され、一方の操作ボタン40aを押すことにより、前記
コントローラ13は前記ドラム回転用駆動手段33によ
って回転ドラム18の位相を正回転方向に所定量進め、
他方の操作ボタン40bを押すことにより、反対に逆回
転方向に遅らせることにある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照しながら説明する。図1〜図4は本発明の一実
施の形態を示し、1は錠剤又はカプセル等の被充填物を
ブリスタシートに自動的に包装するブリスタシート包装
装置を示す。かかるブリスタシート包装装置1は、機台
21に回転自在に軸支された回転軸2に着脱自在に外嵌
装着され、且つ容器用フィルム3を繰り出し自在に案内
する送りロールとしての成形ドラム6を備える。成形ド
ラム6は、加熱装置5で加熱された容器用フィルム3に
真空成形によりポケット部7を形成する。ポケット部7
は容器用フィルム3の幅方向(送り方向と直交方向)に
複数形成される。
【0013】前記ポケット部7が形成された容器用フィ
ルム3は、前記成形ドラム6の下流側に配置されたフィ
ルム駆動用ドラム8の回転駆動により繰り出される。該
フィルム駆動用ドラム8の回転軸10には、レゾルバ等
のフィルム位置検出センサ11が取り付けられている。
フィルム位置検出センサ11は、図示省略の駆動手段で
回転するフィルム駆動用ドラム8の回転角度を検出し、
その信号はコントローラ13に送信される。
【0014】尚、フィルム駆動用ドラム8の表面には、
前記容器用フィルム3のポケット部7が嵌合する凹条
(図示省略)が形成されていることから、容器用フィル
ム3とフィルム駆動用ドラム8とのズレが発生すること
はない。また、図4に示す如く容器用フィルム3の下方
には、案内体12が設けられ、該案内体12上を容器用
フィルム3が移動する。
【0015】前記成形ドラム6とフィルム駆動用ドラム
8との間で且つ、容器用フィルム3の上方には、薬剤供
給装置15が設けられている。薬剤供給装置15は、周
面に複数の凹部17を有する回転ドラム18と、該回転
ドラム18の各凹部17に、被充填物としての錠剤19
を投入する投入手段20とからなる。
【0016】前記回転ドラム18は、機台21に回転自
在に軸支された回転軸25に外嵌され、回転ドラム18
の一端と回転軸25とは、固定円板26を介して一体回
転するようになっている。尚、固定円板26と回転軸2
5とはキー嵌合されている。また、回転ドラム18の一
端面には、ねじ孔18aが複数形成され、該ねじ孔18
aに、固定円板26に形成された長孔26aに挿通され
たボルト30を締結固定することにより、固定円板26
と回転ドラム18とは固定される。
【0017】前記回転軸25及び回転ドラム18はドラ
ム回転用駆動手段としてのサーボモータ33により駆動
される。即ち、前記コントローラ13は、前記フィルム
位置検出センサ11からの信号に基づきサーボモータ3
3を回転制御し、サーボモータ33から回転軸25への
動力は、ベルト機構36等を介して伝達される。前記コ
ントローラ13は、前記フィルム位置検出センサ11か
らの信号に基づき、容器用フィルム3と同期して回転ド
ラム18が回転するように、サーボモータ33を回転制
御可能となっている。
【0018】尚、34は回転ドラム18の各凹部17内
の錠剤19が不用意に脱落するのを防止するガイド、3
5は錠剤分配体、37は錠剤分配体35内の錠剤19を
個々に回転ドラム18の各凹部17に供給するシャッタ
ーレバーである。
【0019】前記コントローラ13には操作盤38が接
続されている。該操作盤38は、複数個(2個)の操作
ボタン40a,40bを備え、一方の操作ボタン(プラ
スボタン)40aを押すと、コントローラ13はサーボ
モータ33によって回転ドラム18の位相を正回転方向
に所定量進める。また、他方の操作ボタン(マイナスボ
タン)40bを押すと、反対に逆回転方向に遅らせる。
この位相の調整働きは、各ボタン40a,40bを押す
ことにより、一回行われ、操作ボタン40a,40bを
押している時間とは無関係である。
【0020】即ち、サーボモータ33が回転ドラム18
を所定速度で回転させている際に、プラスボタン40a
を一回押すと、所定時間だけ回転ドラム18は増速し、
マイナスボタン40bを押すと、反対に所定時間だけ回
転ドラム18は減速する。
【0021】また、回転ドラム18が停止している際
に、プラスボタン40aを押すと、所定時間(所定角
度)だけ回転ドラム18は正転し、反対にマイナスボタ
ン40bを押すと、反対に回転ドラム18は所定角度だ
け反転する。
【0022】前記容器用フィルム3の上方で且つ薬剤供
給装置15よりも上流位置には、前記容器用フィルム3
のポケット部7(錠剤19が投入されるポケット部7よ
りも上流位置の任意のポケット部7)を検出するための
CCDカメラ等からなるセンサ41が設けられている。
該センサ41の信号は、処理装置43に送られる。処理
装置43は、前記センサ41の信号(イメージデータ)
をデジタル化した後に、特定のしきい値で2値化処理す
るものである。
【0023】前記コントローラ13は、処理装置43で
処理された信号に基づき前後に隣接するポケット部7の
距離を演算し、該測定距離と予め設定された設定距離と
比較する。そして、コントローラ13は、測定距離と設
定距離との差異に相当する位相のずれを補正すべく、前
記サーボモータ33を制御する。尚、位相の補正は、補
正されるポケット部7aの直前のポケット部7への錠剤
の投入が終了した後、補正されるポケット部7aが投入
位置に到達する間に行われる。
【0024】45は前記ポケット部7に錠剤19が投入
された容器用フィルム3の上に送り込まれるアルミニウ
ムに樹脂コートした蓋フィルムで、該蓋用フィルム45
は、前記フィルム駆動用ドラム8とシールロール47に
より、容器用フィルム3に固着される。
【0025】本実施の形態は以上の構成からなり、次に
その使用例について説明する。先ず、所望の錠剤19に
対応したポケット部7を容器用フィルム3に形成するた
めの成形ドラム6、フィルム駆動用ドラム8及び回転ド
ラム18をそれぞれ選択し、これらドラムを包装装置1
にそれぞれ装着する。
【0026】次に、包装装置1を稼働させて容器用フィ
ルム3を送ると共に、成形ドラム6と加熱装置5とでポ
ケット部7を順次形成する。そして、作業者は、各ポケ
ット部7に薬剤供給装置15から錠剤19が確実に投入
されるように、ポケット部7に対する回転ドラム18の
ポケット部7の位置を調整する。具体的には、容器用フ
ィルム3を停止又は送りながら、そのポケット部7と、
回転ドラム18の凹部17との相対位置を調整すべく、
前記何れか一方の操作ボタン40a,40bを押す。
【0027】例えば、容器用フィルム3のポケット部7
に対して回転ドラム18の凹部17の位相が遅れている
場合には、プラスボタン40aを一回又は複数回押すこ
とにより、回転ドラム18の位相を前進させて、両方の
ポケット部7,17の位置合わせを行う。尚、両方のポ
ケット部7,17の相対位置は、必ずしも容器用フィル
ム3のポケット部7の真上に回転ドラム18の凹部17
が位置するとは限らず、錠剤投入時の容器用容器用フィ
ルム3の送り速度や回転ドラム18の回転速度等により
適宜決定される。
【0028】そして、回転ドラム18の位相調整が終了
した後に、薬剤供給装置15から錠剤19を回転ドラム
18のポケット部7に投入する。ポケット部7内の錠剤
19は、回転ドラム18と共に回転しながら移送され、
下方に位置する容器用フィルム3のポケット部7に充填
される。このときに錠剤19が回転ドラム18の凹部か
ら容器用フィルム3のポケット部7に投入されるタイミ
ングを見て操作ボタン40a又は40bにより微調整を
行う。特に、錠剤やカプセルが回転ドラム18の凹部か
ら離脱して、ポケット部7に入り込むタイミイングは、
錠剤等の大きさや形によって微妙に異なるため運転しな
がら微調整できることは有効である。
【0029】更に、各ポケット部7に錠剤19が充填さ
れた容器用フィルム3の上に、蓋フィルム45が送り込
まれ、両フィルム3,45が固着され、ここに、錠剤1
9が充填されたブリスターシート48が製造される。
【0030】また、センサ41はポケット部7を逐次検
出しており、センサ41からの信号を処理装置43が処
理し、処理信号としてコントローラ13に送られる。そ
して、仮に、容器用フィルム3がテンション及びポケッ
ト部7成形時の熱等で若干伸長又は短縮することによ
り、送り方向のポケット部7の間隔が変化した場合に
は、コントローラ13がポケット部7間の補正距離を演
算する。
【0031】例えば、容器用フィルム3が伸長した場合
には、補正されるポケット部7aが投入位置に達した際
(該ポケット部7aよりも前のポケット部7に投入終了
後、該ポケット部7aが投入位置に達する間)に回転ド
ラム18の回転速度が減速するように、コントローラ1
3はサーボモータ33を制御する。この結果、初期に設
定された回転ドラム18とフィルム3の位相状態が維持
され、錠剤19はポケット部7に確実に投入される。
尚、包装装置1の稼働中には、作業者が操作ボタン40
a,40bにより回転ドラム18と容器用フィルム3の
位置合わせを行うこともできる。
【0032】また、前記とは種類(形状や大きさ等)の
異なる錠剤19を包装する際には、それぞれのドラムの
交換を行う。この交換作業の終了後に、回転ドラム18
と容器用フィルム3との位相がずれている場合には、再
度位相調整が必要となるが、かかる場合にも、前記同様
に操作ボタン40a,40bを押して回転ドラム18の
位相調整を行う。従って、回転ドラム18は、ボルト3
0により、固定円板26を介して回転軸25に固定され
るが、位相の微調整のために一旦締結したボルト30を
操作する必要はない。
【0033】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、前記実施の形態ではセンサ41を容器用フ
ィルム3の上方に設けたが、図3に仮想線で示す如く容
器用フィルム3の下方に設けて良い。しかも、センサ4
1は、錠剤が投入されるポケット部7の直前のポケット
部7aを検出することも可能である。
【0034】また、センサ41及び処理装置43は、必
ずしも設ける必要はなく、包装装置1を稼働させなが
ら、作業者が操作ボタンを操作することにより、回転ド
ラム18と容器用フィルム3の位相調整を行うこともで
きる。
【0035】しかも、前記それぞの検査手段は、CCD
カメラ28に限定されるものではない。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明のロータリーシャ
ッターの位相調整方法は、前記シートを繰り出すための
駆動手段とは別体のドラム回転用駆動手段で回転ドラム
を回転自在に設け、前記シートのポケット部に対して回
転ドラムの凹部の位置合わせを行うべく、一方の操作ボ
タンを押すことにより、前記コントローラは前記駆動手
段によって回転ドラムの位相を正回転方向に所定量進
め、他方の操作ボタンを押すことにより、反対に逆回転
方向に遅らせるので、従来と異なり回転ドラムの位相調
整時にボルトの操作が不用となり、回転ドラムの位相調
整を容易且つ迅速に行え、その作業効率の向上を図れ
る。
【0037】更に、本発明のロータリーシャッターの位
相調整装置は、従来のような両方の駆動を連動させる機
械的な機構が不用となり、装置の小型化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す概略斜視図。
【図2】同全体の概略を示す図。
【図3】同要部を示す概略断面正面図。
【図4】同要部を示す断面側面図。
【図5】従来例を示す概略断面図。
【図6】同要部を示す断面側面図。
【符号の説明】
3…容器用フィルム(ブリスターシート)、7…ポケッ
ト部、13…コントローラ、17…凹部、18…回転ド
ラム、19…錠剤(被充填物)、33…サーボモータ
(ドラム回転用駆動手段)、40a…操作ボタン、40
b…操作ボタン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ドラム(18)の凹部(17)に充
    填された被充填物(19)を、繰り出されるシート
    (3)のポケット部(7)に投入するロータリーシャッ
    ターの位相調整方法において、前記シート(3)を繰り
    出すための駆動手段とは別体のドラム回転用駆動手段
    (33)で回転ドラム(18)を回転自在に設け、前記
    シート(3)のポケット部(7)に対して回転ドラム
    (18)の凹部(17)の位置合わせを行うべく、一方
    の操作ボタン(40a)を押すことにより、前記コント
    ローラ(13)は前記駆動手段(33)によって回転ド
    ラム(18)の位相を正回転方向に所定量進め、他方の
    操作ボタン(40b)を押すことにより、反対に逆回転
    方向に遅らせることを特徴とするロータリーシャッター
    の位相調整方法。
  2. 【請求項2】 ポケット部(7)を有するシート(3)
    が繰り出され、該シート(3)の上方に位置する回転ド
    ラム(18)の凹部(17)に充填された被充填物(1
    9)を、前記シート(3)のポケット部(7)に投入す
    るロータリーシャッターの位相調整装置において、前記
    シート(3)を繰り出すための駆動手段とは別体のドラ
    ム回転用駆動手段(33)で回転ドラム(18)を回転
    させると共に、前記シート(3)のポケット部(7)を
    検出するためのセンサ(41)が設けられ、該センサ
    (41)の信号により、シート(3)のポケット部
    (7)に対して回転ドラム(18)の凹部(17)の位
    置合わせを行うべく、前記ドラム回転用駆動手段(3
    3)を制御するコントローラ(13)を備えてなること
    を特徴とするロータリーシャッターの位相調整装置。
  3. 【請求項3】 ポケット部(7)を有するシート(3)
    が繰り出され、該シート(3)の上方に位置する回転ド
    ラム(18)の凹部(17)に充填された被充填物(1
    9)を、前記シート(3)のポケット部(7)に投入す
    るロータリーシャッターの位相調整装置において、前記
    シート(3)を繰り出すための駆動手段とは別体のドラ
    ム回転用駆動手段(33)で回転ドラム(18)を回転
    させると共に、シート(3)のポケット部(7)に対し
    て回転ドラム(18)の凹部(17)の位置合わせを行
    うべく、前記ドラム回転用駆動手段(33)を制御する
    コントローラ(13)が備えられ、該コントローラ13
    には、複数個の操作ボタン(40a),(40b)を備
    えた操作盤(38)が接続され、一方の操作ボタン(4
    0a)を押すことにより、前記コントローラ(13)は
    前記ドラム回転用駆動手段(33)によって回転ドラム
    (18)の位相を正回転方向に所定量進め、他方の操作
    ボタン(40b)を押すことにより、反対に逆回転方向
    に遅らせることを特徴とするロータリーシャッターの位
    相調整装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009153635A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Takazono Sangyo Co Ltd 錠剤シートのポケット位置検出装置
JP2012131471A (ja) * 2010-11-29 2012-07-12 Honda Motor Co Ltd 電動ステアリング装置
CN108016663A (zh) * 2017-12-17 2018-05-11 湖南城市学院 一种槟榔装托盒装置

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