JP2000279906A - 発電用プラント配管の内面洗浄方法、内面洗浄保管方法および内面洗浄装置 - Google Patents

発電用プラント配管の内面洗浄方法、内面洗浄保管方法および内面洗浄装置

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JP2000279906A
JP2000279906A JP11088532A JP8853299A JP2000279906A JP 2000279906 A JP2000279906 A JP 2000279906A JP 11088532 A JP11088532 A JP 11088532A JP 8853299 A JP8853299 A JP 8853299A JP 2000279906 A JP2000279906 A JP 2000279906A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】押し出し洗浄工程を削減して、使用水量を減少
させ、仮設配管設備や廃水処理設備の簡素化を図る。 【解決手段】配管系統1に洗浄ポンプ2およびストレー
ナ3を有する循環配管4を接続して洗浄ループを形成す
る。ミキシング装置17とストレーナ3との間に給水管5
とアンモニアを貯留する薬品注入装置6を接続する。給
水管5に脱気装置25,給水ポンプ7および純水槽8を接
続する。洗浄ポンプ2と配管系統1との間にブロア18
を、また洗浄ポンプ2の上流側にミキシング装置17を直
列接続する。ミキシング装置17には蒸気供給管19を介し
て蒸気供給装置20を接続する。配管系統1とストレーナ
3との間を接続する循環配管4と並列に活性炭処理塔1
5,脱塩装置46およびろ過フィルタ21を直列接続する。
ストレーナ3の入口側に排水管9が分岐接続し、排水管
9は廃水槽22に接続する。廃水槽22には分析装置24に接
続するサンプリング管23と、排水ポンプ13が設けられ、
排水ポンプ13には放水管12が接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は化学プラントや発電
用プラント等に多数使用される炭素鋼配管等の配管の据
え付け工事完了後の現地洗浄工事に好適した発電用プラ
ント配管の内面洗浄方法、内面洗浄保管方法および内面
洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における据え付け工事完了後の発電
用プラント配管の系統内の洗浄方法およびその装置を図
5および図6により説明する。図5は従来この種の配管
内面の洗浄装置を示す系統図で、図6は配管洗浄工程を
示す工程図である。図5中、符号1は据え付け工事完了
後の発電用プラント配管系統で、洗浄対象物となる配管
系統である。配管系統1には洗浄ポンプ2およびストレ
ーナ3が直列接続した循環配管4が取付けられる。
【0003】洗浄ポンプ2とストレーナ3との間から分
岐して給水管5と薬品注入装置6がそれぞれ弁を介して
接続し、給水管5に給水ポンプ7と純水槽8が弁を介し
て接続している。ストレーナ3の上流側の循環配管4か
ら分岐して排水管9が弁を介して接続し、排水管9の下
流側は弁を介して中和槽10と沈殿槽11に並列接続され
る。
【0004】沈殿槽11には弁を有する放水管12が設けら
れ、中和槽10には排水ポンプ13が設けられ、排水ポンプ
13は流入管16に接続し弁を介して活性炭処理塔15に接続
している。活性炭処理塔15の出口側は弁を介して流出管
14が接続し、流出管14は沈殿槽11に接続している。上記
洗浄装置における洗浄方法としては図6に示した工程図
に従っている。
【0005】すなわち、押し出し洗浄,循環洗浄,アル
カリ洗浄および界面活性剤添加後、配管内面洗浄して保
管される。それぞれの工程においてはその都度排水処理
が行われる。錆の発生を抑制するために純水,ヒドラジ
ンからなる洗浄水(以下、ヒドラジン水という)を使用
し、純水槽8内の洗浄水を配管系統1から配管内面に残
留する異物とともに押し出し、配管内面の洗浄を行う方
法が一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、ヒドラジ
ンは防食効果が高い反面、化学的酸素要求量(以下、C
ODという)も高く、分解処理を行うためには処理設備
が必要で、その排水処理には多大な時間と労力を要する
課題がある。
【0007】また、ヒドラジンは変異原性が認められた
化学物質として公表されており、薬品としての取扱いが
厄介であり、さらに配管を洗浄する洗浄水は押し出しで
使用し、再利用しないため、図6に示した工程図のよう
にプラント全体では多量の洗浄水と、大規模な廃水処理
設備を必要とする課題がある。
【0008】すなわち、従来は、例えば原子力プラント
1基の建設の洗浄に要する水(純水)は約35,000m3
ものぼり、造水やその設備に要する費用が相当に必要で
あった。
【0009】また、昨今の水事情では、渇水時に水事情
が逼迫して、十分な供給が困難となる場合も考えられ、
かかる場合には工事を一時的に中断せねばならず、工期
遅延の大きな要因となりうる。
【0010】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、ヒドラジンの処理等に要する課題および洗浄
水を多量に使用する課題を解決し、脱気水、この脱気水
にアンモニアを添加した溶液、または純水にアンモニア
を添加した溶液から選択された少なくとも一種の洗浄水
を循環させながらろ過設備に通水することにより、従来
例と同様の防食効果を有し、かつ洗浄水の使用量が少な
く廃水処理方法が簡単な発電用プラント配管の内面洗浄
方法、内面洗浄保管方法および内面洗浄装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、発電用プラント配管の据え付け
後の配管系統の内面洗浄方法において、前記配管系統内
に、溶存酸素を低下させてなる脱気水、この脱気水にア
ンモニアを添加した溶液、または純水にアンモニアを添
加した溶液のうちから選択される少なくとも一種を、洗
浄水として通水することを特徴とする。
【0012】請求項1の発明によれば、発電用プラント
配管の据え付け完了後、かかる洗浄水を通水することに
より、炭素鋼配管に対して防食効果があり、かつ発生す
る排水の処理が従来よりも簡単かつ容易となる。
【0013】請求項2の発明は、前記洗浄水を前記配管
系統内で循環させるとともにろ過フィルタに通水して異
物を除去することを特徴とする。請求項2の発明によれ
ば、脱気水、純水にアンモニアを加えた洗浄水を循環さ
せながらろ過フィルタに通水して配管系統内の洗浄を行
うことができるので、従来例のヒドラジン,洗浄水量お
よび廃水処理に関する課題が解消できる。
【0014】請求項3の発明は、前記配管系統内に前記
洗浄水の温度を上昇させて循環させ脱脂洗浄を行うこと
を特徴とする。請求項3の発明によれば、洗浄水の温度
を上昇させることにより洗浄時間が短縮するとともに、
洗浄効果がさらに向上して洗浄水量を従来例よりも少な
くできる。また、配管系統内の油分を除去できる。
【0015】請求項4の発明は、前記配管系統内の洗浄
に用いられた排水をろ過フィルタに通水して異物を除去
し、前記洗浄水として再利用することを特徴とする。請
求項4の発明によれば、発電用プラント配管系統内に通
水する洗浄水をろ過装置に通水することで異物を除去
し、洗浄水として再利用することにより、洗浄水の使用
量を大幅に減少させることができるとともに、発生する
廃液の処理に従来例で必要としていた大規模な設備を不
必要にすることができる。
【0016】請求項5の発明は、発電用プラント配管の
据え付け後の配管系統の内面洗浄保管方法において、前
記配管系統内に、溶存酸素を低下させてなる脱気水、こ
の脱気水にアンモニアを添加した溶液、または純水にア
ンモニアを添加した溶液のうちから選択される少なくと
も一種を洗浄水として通水して洗浄を行い、その後、前
記配管系統内に前記洗浄水を留めて満水状態に保持する
ことを特徴とする。
【0017】請求項5の発明に係る発電用プラント配管
の内面洗浄保管方法によれば、配管系統内を前記洗浄水
で満水状態に保持することにより配管系統の防食効果の
高い保管を行うことができる。
【0018】請求項6の発明は、発電用プラント配管の
据え付け後の配管系統の内面洗浄保管方法において、前
記配管系統内に、溶存酸素を低下させてなる脱気水、こ
の脱気水にアンモニアを添加した溶液、または純水にア
ンモニアを添加した溶液のうちから選択される少なくと
も一種を、洗浄水として通水して洗浄を行い、その後、
前記洗浄水を排出して水抜きし、前記配管系統内を乾燥
状態に保持することを特徴とする。
【0019】請求項6の発明に係る発電用プラント配管
の内面洗浄保管方法によれば、洗浄ループから水抜きを
行った後、配管系統内にブロアから乾燥空気を供給し、
配管系統内を乾燥状態に保つ配管系統保管を行うことが
できる。
【0020】請求項7の発明は、洗浄対象物となる配管
系統に洗浄ポンプおよびストレーナを有する循環配管を
接続して洗浄ループを形成し、前記洗浄ポンプと前記ス
トレーナとの間から分岐して給水管とアンモニアを貯留
する薬品注入装置を接続し、前記給水管に脱気装置を接
続するとともに、この脱気装置に純水槽を接続し、前記
洗浄ポンプの上流側にミキシング装置を接続し、前記ミ
キシング装置に蒸気供給管を介して蒸気供給装置を接続
し、前記配管系統と前記ストレーナとの間を接続する前
記循環配管と並列にろ過フィルタを直列接続し、前記ス
トレーナの入口側に排水管を分岐接続してなることを特
徴とする。請求項7の発明によれば、請求項1の発明の
作用効果と相俟って、仮設配管設備の簡素化と、廃水処
理設備の簡素化を図ることができる。
【0021】請求項8の発明は、前記洗浄ポンプの下流
側に配管内面を乾燥させるブロアを接続してなることを
特徴とする。請求項8の発明によれば、前記配管系統内
に前記洗浄水を通水して洗浄を行った後、前記配管系統
内に滞留する洗浄水を排出し、ブロアにより乾燥空気を
前記配管系統内に通風することで、防錆効果を持続さ
せ、配管内面の品質を保つことができる。
【0022】請求項9の発明は、前記脱気装置に給水ポ
ンプを接続してなることを特徴とする。請求項9の発明
によれば、給水ポンプで洗浄水を供給することにより、
洗浄水の配管系統内への通水を容易に行うことができ
る。
【0023】請求項10の発明は、前記排水管に廃水槽を
接続し、前記廃水槽内の廃水中にサンプリング管を没入
し、このサンプリング管を分析装置に接続してなること
を特徴とする。請求項10の発明によれば、排水処理を行
う場合、洗浄ループから排水管に導き、一旦廃水槽で排
水を受け、分析装置で排水の分析を行い、排水基準の適
否を判定することができる。
【0024】請求項11の発明は、前記ろ過フィルタの前
段に活性炭処理塔を設けてなることを特徴とする。請求
項11の発明によれば、ろ過フィルタの設置により押し出
し洗浄工程を削減でき、使用水量を低減できる。また、
仮設配管設備および廃水処理設備の簡素化が可能とな
る。
【0025】請求項12の発明は、前記ろ過フィルタの前
段に脱塩装置を設けてなることを特徴とする。請求項12
の発明によれば、配管内の異物に由来する溶融塩類によ
る水質の悪化を防止することができる。また、アンモニ
アを添加した溶液を洗浄水として用いた場合、脱塩装置
により、アニオンだけを除去し、洗浄水の防食効果を保
持することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1および図2により本発明に係
る発電用プラント配管の内面洗浄方法およびその装置の
第1の実施の形態を説明する。図1は本発明に係る発電
用プラント配管の内面洗浄装置の実施の形態を説明する
ための系統図で、図2は同じく洗浄方法の実施の形態を
説明するための工程図である。なお、図1中、図5と同
一部分には同一符号を付して重複する部分の説明は省略
する。
【0027】図1において、配管系統1と洗浄ポンプ2
との間に接続した循環配管4に弁を介してブロア18が接
続し、また洗浄ポンプ2の上流側にミキシング装置17が
直列接続している。ミキシング装置17に蒸気供給管19の
一端が弁を介して接続し、蒸気供給管19の他端に蒸気供
給装置20が接続している。
【0028】配管系統1の出口側循環配管4と並列にそ
れぞれ弁を介して活性炭処理塔15,脱塩装置46およびろ
過フィルタ21が接続している。ろ過フィルタ21の出口側
は循環配管4に弁を介して接続している。循環配管4に
は弁を介して排水管9が分岐接続し、この排水管9の下
流側には廃水槽22が弁を介して接続している。
【0029】廃水槽22にはサンプリング管23と排水ポン
プ13が設置しており、排水ポンプ13の吐出側には弁を有
する放水管12が接続し、サンプリング管23は分析装置24
に接続している。放水管12から分岐してろ過フィルタ50
が弁を介して接続しており、ろ過フィルタ50の下流側に
弁を介して脱塩装置51が接続している。脱塩装置51の下
流側は弁を介して戻り配管52が接続し、戻り配管52は純
水槽8給水ポンプ7の吸込側にそれぞれ弁を介して接続
している。
【0030】前記ミキシング装置17とストレーナ3とを
接続する循環配管4には弁を介して給水管5が分岐接続
し、この給水管5には弁を介して脱気装置25が接続して
いる。脱気装置25の入口側は給水ポンプ7の吐出側に弁
を介して接続している。給水管5には脱気装置25をバイ
パスするバイパス配管53が弁を介して接続している。給
水ポンプ7の吸込側は弁を介して純水槽8に接続してい
る。
【0031】なお、図1中、符号47は給水ポンプ7の吐
出側に弁を介して接続した給水枝管で、この給水枝管47
はストレーナ3と排水管9との間の循環配管4に分岐接
続している。符号48は薬品注入主管で、薬品注入装置6
に接続し、その下流側はストレーナ3の下流側の循環配
管4に分岐接続している。49は薬品注入主管48から分岐
した薬品注入枝管で、弁を介して給水管5に分岐接続し
ている。
【0032】ここで、バイパス配管53の弁を閉じること
により脱気装置25を流出した脱気水に薬品注入装置6か
らのアンモニアを添加することができ、バイパス配管53
の弁を開くことにより純水にアンモニアを添加すること
ができる。アンモニアを添加した脱気水またはアンモニ
アを添加した純水あるいはアンモニアを添加しない純水
は洗浄水として給水管5から循環配管4に流入する。
【0033】しかして、発電用プラント配管の配管系統
1を洗浄するために配管系統1に接続する循環配管4,
洗浄ポンプ2および循環配管4に付設する前述した機器
類で洗浄ループを構成する。そして、洗浄ループ内に純
水槽8から給水ポンプ7で供給される洗浄水を流入して
循環させ配管系統1の内面を洗浄する。
【0034】配管系統1の内部に残留する異物はストレ
ーナ3で除去を行う。また、洗浄ループを循環する全流
量の一部を活性炭処理塔15,ろ過フィルタ21に導き、活
性炭処理塔15で洗浄水中の油脂分等を除去し、ろ過フィ
ルタ21で微小な異物を除去する。洗浄ループには薬品注
入装置6が薬品注入主管48および弁を介して接続されて
おり、薬品注入装置6から給水管5または薬品注入主管
48を通してアンモニアを添加した洗浄水または添加剤と
してアンモニアを洗浄ループに供給する。
【0035】なお、上述の構成においては、給水ポンプ
7によらなくとも、洗浄ポンプ2によって洗浄水を洗浄
ループ内で循環させるような構成も実現可能である。ま
た、洗浄ループを循環する洗浄水の水質によっては、活
性炭処理塔15とろ過フィルタ21との間に位置する脱塩装
置46を通して、溶融塩類を除去するか、あるいはアニオ
ンだけを除去することができる。
【0036】純水槽8から給水ポンプ7で供給される洗
浄水は脱気装置25により溶存酸素量を低減させる。ま
た、配管系統1内の油分除去を行う場合には蒸気供給装
置20から蒸気供給管19,ミキシング装置17を介して洗浄
ループ内の洗浄水の温度を高め、添加剤(アンモニア)
を添加した洗浄水で油分除去を行う。その洗浄水の処理
にあたっては、上述の方法によって浄化を行い、保管液
とすることもできる。
【0037】廃水処理を行う場合、洗浄ループから排水
管9に導き、一旦廃水槽22で排水を受け、分析装置24で
排水の分析を行い、排水基準を判定し、適合していれば
排水ポンプ13で放水管12から系外放出を行う。
【0038】なお、水質条件によって、廃水槽22内の廃
水を排水ポンプ13から放水管12,ろ過フィルタ50および
脱塩装置51を通して洗浄用水とし、この洗浄用水を戻り
配管52を通して純水槽8に戻すか、給水ポンプ7の吸込
側に流入して再利用することもできる。
【0039】洗浄作業が終了し、系統の試運転が始まる
までの間の系統保管に移行する場合には、系統を満水で
保管する場合は発電用プラントの配管系統を隔離して満
水状態で系統保管に移行させる。
【0040】また、配管系統内面を乾燥状態に保つ乾燥
保管を行う場合には、洗浄ループから水抜きを行った後
で、配管系統1内にブロア18から乾燥空気を供給し、乾
燥保管に移行させる。
【0041】図2は本発明に係る発電用プラント配管の
内面洗浄方法の実施の形態をまとめて工程図で示したも
のである。すなわち、図1に示した洗浄ループにより循
環洗浄を行い、アルカリ洗浄後、保管する。循環洗浄お
よびアルカリ洗浄後の排水処理時にはそれぞれ排水を行
う。
【0042】つぎに図3により本発明に係る発電用プラ
ント配管の内面洗浄保管方法の実施の形態を説明する。
本実施の形態はループ式試験装置によりアンモニア添加
による配管内面の防食効果を確認した例である。ループ
式試験装置は図3に示したように構成されている。
【0043】すなわち、図3中、符号26は循環タンク
で、この循環タンク26の下部側面にポンプ吸込み管27が
接続し、ポンプ吸込み管27の下流側に循環ポンプ28,脱
気装置入口管29,流量計30および脱気装置25が順次直列
接続している。脱気装置25と循環タンク26との間には脱
気装置出口管31が接続している。脱気装置出口管31は循
環タンク26の上部側面に接続している。
【0044】脱気装置出口管31には溶存酸素濃度計32お
よび電気伝導度計33が設けられている。循環ポンプ28の
吐出側に接続した脱気装置入口管29にバイパス管34が接
続し、バイパス管34にテストピース座35および流量計36
が接続している。テストピース座35の入口側バイパス管
34と溶存酸素濃度計32の入口側の脱気装置出口管31との
間に連結管37が接続している。
【0045】上記構成のループ式試験装置により実プラ
ントにおける洗浄,保管を想定した本発明の方法と従来
の方法の比較試験を行った。 (1) 試験水
【表1】
【0046】試験水のうち、試験−1,試験−2が本発
明の方法に対応し、試験−3が従来法に対応する。 (2) テストピース材質:STPT−370 (3) 試験方法 図3に示すループ式試験装置のテストピース座(3ヶ
所)35にテストピースを挿入し、装置内に試験水を張込
んだ。その後、表2に示すようにテストピース座35に対
し、それぞれ操作−1〜3の異なった試験を行い、試験
前と試験時に発生した錆を除去したテストピースの重量
差から比較評価を行った。
【0047】
【表2】
【0048】(4) 試験結果 表3から明らかなように、操作−1,2のように全て満
水状態の操作であれば、本発明の方法は従来法と同等の
値を示した。操作−3の水抜き保管状態では本発明の方
法が従来法の1/2の値を示し、防食効果が優れている
ことが確認された。
【0049】
【表3】
【0050】つぎに図4に示した試験装置により発電用
プラント配管のろ過設備を用いた循環洗浄例を説明す
る。図4に示す試験装置はつぎのように構成されてい
る。すなわち、模擬廃水槽38に接続する廃水供給管39は
弁および循環ポンプ28を介してろ過水槽41に接続してい
る。ろ過水槽41内にはろ過フィルタ42が内蔵している。
ろ過水槽41のろ過水流出管43には圧力計44が設けられて
ろ過水槽45に接続している。
【0051】従来から配管系統内を洗浄するために、系
統を洗浄水で満水とし、洗浄水を系統から押し出す方法
が行われてきた。この方法によると、洗浄水を押し出し
で使用するため、多量の洗浄水が必要であった。さら
に、系統内の異物を含んだ多量の廃水が発生するため、
洗浄する配管系統の容量に応じた廃水処理設備が必要で
あった。
【0052】現在では、配管系統の本設または仮設の循
環ポンプの吸込み側にストレーナを設置し、最初は押し
出しにより洗浄水の濁度を下げ、洗浄水の濁度が下がっ
たところで循環に切換える方法が行われている。この方
法によると、洗浄水の使用量は押し出しだけの方法より
削減されるものの、洗浄する配管系統の容量に応じた廃
水処理設備は必要である。
【0053】本発明の方法は、配管系統の本設または仮
設の循環ポンプ28の吸込み側にストレーナ(60メッシュ
程度)を設置し、系統洗浄水で満水とした後、ただちに
循環を行い、系統の循環流量に応じた流量を仮設のろ過
フィルタ42(孔径2.5 μm)に通水して行う。
【0054】この方法によれば、洗浄水の再利用が可能
であるため、系統からの排出量が少量ですみ、洗浄水の
使用量は大幅に削減される。さらに、ろ過フィルタ42に
通水されることによって洗浄水の濁度が十分に下がって
いるので、沈降分離等のための廃水処理設備および廃水
処理作業の必要がなく、洗浄水を外部に放出することが
できる。
【0055】ストレーナおよびろ過フィルタ42からなる
ろ過設備において、ろ過フィルタ42を採用するために行
った模擬廃水(濁度50度,浮遊物質量48mg/リットルに
調製)による試験結果の概要はつぎのとおりである。
【0056】(1) ろ過フィルタ42の仕様選定 形式 プリーツ型 孔径 2.5 μm
【0057】(2) 実機適用試験 ろ過面積36m2 以上に維持することにより、下記の処理
条件を満足できることが認められた。 ろ過水の浮遊物質量 10mg/リットル以下 通水流量 30m3 /時 通水量 300 m3
【0058】上記のろ過設備を採用して行った実プラン
トでの洗浄水使用量(実績値)は、ろ過設備を用いない
場合の洗浄水使用量(計画値)の半分以下であり、洗浄
水を削減する効果のあること、および廃水処理すること
なく洗浄水を外部に放出可能であることが確認された。
【0059】すなわち、従来の洗浄方法によれば、原子
力プラント1基の建設の洗浄に要する水(純水)は約3
5,000m3 にものぼるが、一方、本実施の形態を適用し
た場合の洗浄用水量は5,000 〜6,000 m3 程度であり、
コストや工期遅延の問題を大きく改善することが可能と
なる。
【0060】
【発明の効果】本発明の内面洗浄方法によれば、従来ヒ
ドラジンを使用していた廃水処理の煩雑さを解消するこ
とができ、洗浄水を多量に使用する必要がなく、廃水処
理方法が簡単となる。また、押し出し洗浄工程が削減で
きるため、使用水量を減少できる。
【0061】また、本発明の内面洗浄保管方法によれ
ば、配管系統内を洗浄水で満水状態として、配管系統内
を防食効果の高い保管状態とすることができる。また、
水抜き後、配管系統内を乾燥状態に保ち、防食効果を高
めることができる。さらに、本発明の内面洗浄装置によ
れば、内面洗浄方法と相俟って、仮設配管設備および廃
水処理設備の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発電用プラント配管の内面洗浄装
置の第1の実施の形態を示す系統図。
【図2】本発明に係る発電用プラント配管の内面洗浄方
法の第1の実施の形態を説明するための洗浄工程を示す
工程図。
【図3】本発明に係る発電用プラント配管の内面洗浄保
管方法の実施の形態を説明するためのループ式試験装置
を示す系統図。
【図4】図2における直列式試験装置を示す系統図。
【図5】従来の発電用プラント配管の内面洗浄装置を説
明するための系統図。
【図6】従来の発電用プラント配管の内面洗浄方法を説
明するための工程図。
【符号の説明】 1…配管系統、2…洗浄ポンプ、3…ストレーナ、4…
循環配管、5…給水管、6…薬品注入装置、7…給水ポ
ンプ、8…純水槽、9…排水管、10…中和槽、11…沈殿
槽、12…放水管、13…排水ポンプ、14…流出管、15…活
性炭処理塔、16…流入管、17…ミキシング装置、18…ブ
ロア、19…蒸気供給管、20…蒸気供給装置、21…ろ過フ
ィルタ、22…廃水槽、23…サンプリング管、24…分析装
置、25…脱気装置、26…循環タンク、27…ポンプ吸込み
管、28…循環ポンプ、29…脱気装置入口管、30…流量
計、31…脱気装置出口管、32…溶存酸素濃度計、33…電
気伝導度計、34…バイパス管、35…テストピース座、36
…流量計、37…連結管、38…模擬廃水槽、39…廃水供給
管、40…圧力計、41…ろ過水槽、42…ろ過フィルタ、43
…ろ過水流出管、44…圧力計、45…ろ過水槽、46…脱塩
装置、47…給水枝管、48…薬品注入主管、49…薬品注入
枝管、50…ろ過フィルタ、51…脱塩装置、52…戻り配
管、53…バイパス配管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 9/00 504 C02F 9/00 504E (72)発明者 西 信彦 神奈川県川崎市川崎区江川1−4−1 荏 原工業洗浄株式会社内 (72)発明者 上坂 之男 神奈川県川崎市川崎区江川1−4−1 荏 原工業洗浄株式会社内 (72)発明者 守谷 節雄 神奈川県川崎市川崎区江川1−4−1 荏 原工業洗浄株式会社内 Fターム(参考) 3B116 AA13 AB53 BB62 BB82 CC03 CC05 CD22

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電用プラント配管の据え付け後の配管
    系統の内面洗浄方法において、前記配管系統内に、溶存
    酸素を低下させてなる脱気水、この脱気水にアンモニア
    を添加した溶液、または純水にアンモニアを添加した溶
    液のうちから選択される少なくとも一種を、洗浄水とし
    て通水することを特徴とする発電用プラント配管の内面
    洗浄方法。
  2. 【請求項2】 前記洗浄水を前記配管系統内で循環させ
    るとともにろ過フィルタに通水して異物を除去すること
    を特徴とする請求項1記載の発電用プラント配管の内面
    洗浄方法。
  3. 【請求項3】 前記配管系統内に前記洗浄水の温度を上
    昇させて循環させ脱脂洗浄を行うことを特徴とする請求
    項1記載の発電用プラント配管の内面洗浄方法。
  4. 【請求項4】 前記配管系統内の洗浄に用いられた排水
    をろ過フィルタに通水して異物を除去し、前記洗浄水と
    して再利用することを特徴とする請求項1または2記載
    の発電用プラント配管の内面洗浄方法。
  5. 【請求項5】 発電用プラント配管の据え付け後の配管
    系統の内面洗浄保管方法において、前記配管系統内に、
    溶存酸素を低下させてなる脱気水、この脱気水にアンモ
    ニアを添加した溶液、または純水にアンモニアを添加し
    た溶液のうちから選択される少なくとも一種を洗浄水と
    して通水して洗浄を行い、その後、前記配管系統内に前
    記洗浄水を留めて満水状態に保持することを特徴とする
    発電用プラント配管の内面洗浄保管方法。
  6. 【請求項6】 発電用プラント配管の据え付け後の配管
    系統の内面洗浄保管方法において、前記配管系統内に、
    溶存酸素を低下させてなる脱気水、この脱気水にアンモ
    ニアを添加した溶液、または純水にアンモニアを添加し
    た溶液のうちから選択される少なくとも一種を、洗浄水
    として通水して洗浄を行い、その後、前記洗浄水を排出
    して水抜きし、前記配管系統内を乾燥状態に保持するこ
    とを特徴とする発電用プラント配管の内面洗浄保管方
    法。
  7. 【請求項7】 洗浄対象物となる配管系統に洗浄ポンプ
    およびストレーナを有する循環配管を接続して洗浄ルー
    プを形成し、前記洗浄ポンプと前記ストレーナとの間か
    ら分岐して給水管とアンモニアを貯留する薬品注入装置
    を接続し、前記給水管に脱気装置を接続するとともに、
    この脱気装置に純水槽を接続し、前記洗浄ポンプの上流
    側にミキシング装置を接続し、前記ミキシング装置に蒸
    気供給管を介して蒸気供給装置を接続し、前記配管系統
    と前記ストレーナとの間を接続する前記循環配管と並列
    にろ過フィルタを直列接続し、前記ストレーナの入口側
    に排水管を分岐接続してなることを特徴とする発電用プ
    ラント配管の内面洗浄装置。
  8. 【請求項8】 前記配管系統に接続している配管に配管
    内面を乾燥させるブロアを接続してなることを特徴とす
    る請求項7記載の発電用プラント配管の内面洗浄装置。
  9. 【請求項9】 前記脱気装置に給水ポンプを接続してな
    ることを特徴とする請求項7記載の発電用プラント配管
    の内面洗浄装置。
  10. 【請求項10】 前記排水管に廃水槽を接続し、前記廃
    水槽内の廃水中にサンプリング管を没入し、このサンプ
    リング管を分析装置に接続してなることを特徴とする請
    求項7記載の発電用プラント配管の内面洗浄装置。
  11. 【請求項11】 前記ろ過フィルタは前段に活性炭処理
    塔を設けてなることを特徴とする請求項7記載の発電用
    プラント配管の内面洗浄装置。
  12. 【請求項12】 前記ろ過フィルタは前段に脱塩装置を
    設けてなることを特徴とする請求項7記載の発電用プラ
    ント配管の内面洗浄装置。
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