JP2000279675A - 刺繍ミシン - Google Patents

刺繍ミシン

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JP2000279675A
JP2000279675A JP11090045A JP9004599A JP2000279675A JP 2000279675 A JP2000279675 A JP 2000279675A JP 11090045 A JP11090045 A JP 11090045A JP 9004599 A JP9004599 A JP 9004599A JP 2000279675 A JP2000279675 A JP 2000279675A
Authority
JP
Japan
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thread
needle
tension
sewing machine
balance
Prior art date
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Pending
Application number
JP11090045A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Wakasugi
一寿 若杉
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】糸の、張力が付与されている区間の長さを、短
くすること。 【解決手段】アーム14の先端部14cの端面に固定さ
れた針ケース16に往復上下動可能に列設・装架された
複数の針棒18の先端部に装着された各針20に、対応
する糸巻き22から延出する糸24が対応する糸調子4
0により張力を付与された後に対応する天秤54により
繰り出される態様で供給されるようにした刺繍ミシンに
おいて、前記列設方向に沿って各糸調子40を同軸的に
配設すると共に前記各糸調子40を対応する天秤54の
下死点近傍に設けるようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刺繍ミシンに関
し、特に刺繍ミシンにおける糸の配線機構に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の刺繍ミシンにおいては、空間的な
制約から、アーム(又は針ケース)の上面に糸調子が設
けられており、糸巻きから延出した糸が、糸調子にて所
定の張力を付与され、その後、天秤により繰り出され
て、針の穴に供給されていた。
【0003】具体的には、上記した構成においては、糸
調子から出た糸は、下方向に向かい、一旦、アーム(又
は針ケース)に設けられた糸案内を通過する際に上方に
向かい、天秤に至る。そして、天秤を通過した後、糸
は、針の穴に通されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、アームの上
面(又は針ケース)の糸巻きから針穴との間の距離が相
当に大きいため、糸は糸調子から針の穴に至る経路は、
一直線ではなく、途中で、糸案内にて折り返される部分
がある。かくて、糸調子から針穴までの、張力が付与さ
れた状態の糸の長さは、長くなり、糸の伸び、糸の捩
れ、糸案内等における摩擦などにより、縫い上がりの品
質に影響する。また、糸を案内する部材の数が増えて糸
通しの段取りが悪くなる。
【0005】それ故に、本発明は、張力を付与された糸
の延在する長さを短くした、刺繍ミシンを提供せんこと
を、その技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題解決するた
め、本発明は、アームの先端部の端面に固定された針ケ
ースに往復上下動可能に列設・装架された複数の針棒の
先端部に装着された各針に、対応する糸巻きから延出す
る糸が天秤により繰り出され且つ前記各糸が対応する糸
調子により張力が付与されるようにしたミシンにおい
て、前記各糸調子を対応する天秤の下死点近傍に設ける
ようにしたことを、基本的構成とする。
【0007】好ましくは、前記列設方向に沿って前記各
糸調子を同軸的に配設するのが望ましい。
【0008】
【作用及び効果】上記した本発明の基本的構成において
は、糸調子を天秤よりも下側に設けたので、糸の、張力
が付与されている区間の長さを、短くできる。これによ
り、糸を案内する部材の数を減少でき、糸の伸び、糸の
捩れ、糸案内等における摩擦などにより、縫い上がりの
品質に影響することがなくない、糸案内の段取りがよく
なる。
【0009】また、複数の糸調子を同軸的に配設するこ
とにより、図3に示すような並列的な配設に比べて、糸
通しのし易さが向上し、配設方向の長を短く出来、刺繍
ミシンの全体構造をコンパクト化できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を添付
図面に基づいて説明する。
【0011】図1及び図2に示されるように、刺繍ミシ
ン10は、ベース12上に固定されたアーム14を備え
る。しかして、アーム14は、ベース12に固定される
起立部14aと、この起立部14aの上側からベース1
2と略平行をなす態様で片持ち梁状で延出する水平部1
4bとからなる。アーム14の水平部14bの先端部は
14cは、所謂顎部を形成する。
【0012】アーム14の水平部14bの先端部14c
の端面には、針ケース16が装架されている。しかし
て、針ケース16には、複数の針棒18が往復動可能に
装架されており、各針棒18の先端部には、穴20aが
形成された針20が装着されている。アーム14の水平
部14bの先端部14c上には、複数の糸巻き22に巻
回された糸24が配置されており、糸24は、ブリッジ
26の水平部26aに形成された糸案内28、針ケース
16の端面の上側に装着された補助糸調子30、糸調子
40、糸取りバネ50、天秤54、糸案内52及び針棒
糸案内58を経て、針20の穴20aに至る。尚、縫製
に供せられない他の糸は、対応する糸調子にて係止され
て、対応する天秤へは糸配りされない。
【0013】糸調子40は天秤54の下死点近傍に位置
しているので、アーム14上に位置している場合に比べ
て、糸の、張力が付与されている区間の長さは、短くな
る。これにより、糸24の伸び、糸24の捩れがなくな
り、縫いあがりの品質の低下などの影響を受けることが
ない。
【0014】複数の糸調子40は、図1に直截に示され
るように、同軸的に、針棒18の列設方向と平行してい
る。かような配設を採用することにより、図3に示す糸
調子40の並列的配設に比べ、長さが短くなる。これ
は、糸調子40の軸方向の長さは、通常、径方向の長さ
よりも短いからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の刺繍ミシンの要部を示す
斜視図である。
【図2】図1に示す刺繍ミシンの要部の拡大斜視図であ
る。
【図3】糸調子を並列に配設した状態を示す図である。
【符号の説明】
14 アーム 16 針ケース 18 針棒 20 針 22 糸巻き 24 糸 40 糸調子 54 天秤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アームの先端部の端面に固定された針ケー
    スに往復上下動可能に列設・装架された複数の針棒の先
    端部に装着された各針に、対応する糸巻きから延出する
    糸が天秤により繰り出され且つ前記各糸が対応する糸調
    子により張力が付与されるようにしたミシンにおいて、
    前記各糸調子を対応する天秤の下死点近傍に設けるよう
    にしてなる、刺繍ミシン。
  2. 【請求項2】前記列設方向に沿って前記各糸調子を同軸
    的に配設した、請求項1記載のミシン。
JP11090045A 1999-03-30 1999-03-30 刺繍ミシン Pending JP2000279675A (ja)

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