JP2000279300A - ベッドカバー兼用上掛け布団とこれを用いたベッドメイキング法 - Google Patents

ベッドカバー兼用上掛け布団とこれを用いたベッドメイキング法

Info

Publication number
JP2000279300A
JP2000279300A JP11090643A JP9064399A JP2000279300A JP 2000279300 A JP2000279300 A JP 2000279300A JP 11090643 A JP11090643 A JP 11090643A JP 9064399 A JP9064399 A JP 9064399A JP 2000279300 A JP2000279300 A JP 2000279300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bed
cover
futon
comforter
quilt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11090643A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Ishibashi
肇 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IZUMI TILE CARPET KK
Original Assignee
IZUMI TILE CARPET KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IZUMI TILE CARPET KK filed Critical IZUMI TILE CARPET KK
Priority to JP11090643A priority Critical patent/JP2000279300A/ja
Publication of JP2000279300A publication Critical patent/JP2000279300A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bedding Items (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一回のベッドメイキング作業でベッドの両側
面部と足元側の側面部のベッドをカバーして、見栄えの
良いベッドメイキングを可能とし、布団に深く潜り込ん
で就寝する場合でも、足先が布団から飛び出してしまう
ことがないベッド用上掛け布団を提供するのが目的であ
る。 【構成】 ベッドカバー兼用上掛け布団部は、ベッド側
面布団部を有する上掛け布団部と、この上掛け布団部の
表部材となるベッドカバー部と、この上掛け布団部の裏
部材の足元側の端部から連接して形成される折込布団部
と、挟み込み用固定布又はシートとから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、寝心地よく、ベッドメ
イキングが容易なベッド専用のベッドカバーを兼ね備え
たベッドカバー兼用上掛け布団とこれを用いたベッドメ
イキング法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ベッド用の上掛けは毛布状の
ものと、布団状のものとがあるが、いずれもベッドのサ
イズに適合した寸法の矩形状に形成されている。そし
て、ベッドメイキングは、これら寝具の掃除整頓と、次
にすぐに気持ちよく使えるように準備するためのもので
ある。家庭のベッドメイキングは、生活の整理整頓やし
つけの問題であるが、ホテルや旅館などにおけるベッド
メイキングの場合には、整理整頓のほかにベッドの商品
化という意味が加わる。
【0003】従来のホテルや旅館等におけるベッドメイ
キングは、通常、図6に示すように、上掛け布団Aをベ
ッドにかぶせ、胸元を折り返すBとともに、その左右両
側部と足元側部をベッドの形状に合わせて包むようにし
た上C、それらの端部をベッド本体FとベッドマットE
との間に挟んで固定Dさせるようにする。そして同様な
方法によりベッドカバーのメイキング作業をおこなって
いる。このようなベッドメイキング法は、見た目に美し
く、掃除や整頓がされていて清潔感があり心地よい感じ
を与えるので、ホテルや旅館などのベッドの有料化に適
している。
【0004】しかるに、近年、ホテルや旅館などにおけ
るベッドの上掛けは、毛布から布団に移行する傾向にあ
る。それは、布団の方がクリーニングが容易であるこ
と、髪の毛などの絡まりが少ないこと等、リネンサプラ
イ作業が容易であるからである。しかし、布団の場合に
は、中に中綿や中羽毛が収納されていてふわふわと柔ら
かく、しかも厚くなるのでその取扱が難しい。その上折
り込むと大きく膨らんでしまうので、上記のような毛布
やベッドカバーと同じベッドメイキング法はその作業が
困難なものとなる。例え無理にメイキングしてもスッキ
リした形にはできあがらないので、ベッドの商品化は困
難であるとされていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、布団製造
業者とベッドを商品化しているホテル業者としての長年
の経験に基き、中に中綿や中羽毛が収納されている布団
であってベッド専用の新しいベッド用上掛け布団を開発
し、これを用いた新しいベッドメイキング法を発明し
た。
【0006】特に、従来の多くのホテルや旅館で行って
いる前述のような足元を包み込む方式のベッドメイキン
グ法は、出来上がりの形は美しいが布団に入ったときに
足元に余裕のある空間がないため、下半身が窮屈な状態
となり寝心地はよくないものとなる。また、従来の足元
を包み込む方式のベッドメイキング法は、布団に入る際
に上掛け布団やベッドカバーを引っ張って挟みこんだ部
分を外さなければならない等、ベッドへの出入りが自由
ではない。更に、従来のベッドメイキング法は、熟練し
ていないと常に均一な位置に上掛け布団をセットするこ
とが難しいうえ、重いマットを持ち上げて上掛け布団を
折り込んだり挟みこむ作業が多くなるため、重労働とな
る。そのため短時間に数多くのベッドメイキングを美し
く、均一にしなければならないホテルや旅館では、この
ベッドメイキング作業は、大変な重労働とされており、毛
布から布団に変わると、このベッドメイキング作業は、
より困難で負担の掛かる重労働ということになる。
【0007】上記のような課題を解決するために発明者
は、特願平9−305310に記載されるようなベッド
用上掛け布団とそれを用いたベッドメイキング法を開発
した。上記のベッド用上掛け布団によれば、図7で示し
たように、ベッド用上掛け布団Gは、その足元側の端部
にベッド幅とほぼ同じ寸法の折込布団部Hを延出形成し
てあるので、足元に余裕のある空間が形成されて、かつ
足元の布団が不用意に膨らまず形よく出来上がり寝心地
のよいものであった。そして、ベッドメイキングの作業
も挟み込み固定用布又はシートIによってベッドに固定
するので上掛け布団Gが不用意にずり落ちることがな
く、簡単な作業であり、できあがったベッドメイクは外
観も良好であった。
【0008】しかるに、上掛け布団部Gの足元側におい
て、延出形成されている折込布団部Hは、上掛け布団部
Gの下とベッドマットE上との間で隠れるように折り込
んであるだけであるので、身長があったり、布団に深く
潜り込んで就寝する場合には、足元が折り込んである折
込布団部Hの間に入り込むことなく、折込布団部Hとベ
ッドとの間に入り込んだりしてしまい、折込布団部Hか
ら足先が飛び出してしまうという問題を有していた。ま
た、ベッドメイクに際して、ベッドの両側面部は上掛け
布団部Gによってカバーされているのに、上掛け布団部
Gの足元側の側面部となるベッドマット側面部Eaやベ
ッド本体側面部Faの部分はカバーされていないもので
あるので、これら足元側の側面部Ea,Faは他の両側
面部と比較して不統一であり見栄えが悪いという問題を
有していた。更に、ベッドメイキングの作業は上掛け毛
布や布団等の作業の他に、更にベッドカバーを同様な方
法でメイキングするので、二重三重の作業が必要となる
という課題を有していた。
【0009】本発明が解決しようとする課題は、ベッド
メイキングが容易なものになること、その出来上がり時
の形がスッキリしていて外観が美しいこと、布団に入っ
たときに心地よいこと、布団が不用意にずれ落ちないよ
うにすること、また従来のベッドメイキングのように上
掛け毛布や布団の上に更にベッドカバーをすることな
く、上掛け布団とベッドカバーを併せ持たせること、な
どといった要請を同時に満足することを目的とし、次の
ように構成したものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】特許を受けようとする第
1発明は、ベッドカバー兼用上掛け布団部は、ベッド幅
より広く、ベッドの上面部と両側面部の一部又は全部を
カバーし得るような幅広の上掛け布団部と、その上掛け
布団部の表部材を上掛け布団部の長手方向に対して、ベ
ッドの足元側面部をカバーする長さを有するベッドカバ
ー部に形成し、そのベッドカバー兼用上掛け布団部の胸
元部には折返し部を形成すると共に、上記の上掛け布団
部の裏部材の足元側の端部からベッドの幅とほぼ同じ寸
法幅の折込布団部と、該折込布団部に連接して長尺な挟
み込み固定用布又はシートを延出形成したことを特徴と
するベッドカバー兼用上掛け布団である。
【0011】この発明によれば、上掛け布団部の足元側
において、延出形成されている折込布団部は、上掛け布
団部の下とベッド上との間に隠れるように折り込んであ
るので、身長があったり、布団に深く潜り込んで就寝す
る場合、足先が折り込んである折込布団部の間に入り込
むことなく、折込布団部とベッドとの間に入り込んだと
しても、ベッドカバー部によってカバーされることとな
るので折込布団部から足先が飛び出すことがなく、より
寝心地の良いものとなる。
【0012】特許を受けようとする第2発明は、ベッド
カバー兼用上掛け布団部は、ベッド幅より広く、ベッド
の上面部と両側面部の一部又は全部をカバーし得るよう
な幅広の上掛け布団部と、その上掛け布団部の表部材を
上掛け布団部の長手方向に対して、ベッドの足元側面部
をカバーする長さを有するベッドカバー部に形成し、そ
のベッドカバー兼用上掛け布団部の胸元部には折返し部
を形成すると共に、上記の上掛け布団部の裏部材の足元
側の端部からベッドの幅とほぼ同じ寸法幅の折込布団部
と、該折込布団部に連接して長尺な挟み込み固定用布又
はシートを延出形成したベッドカバー兼用上掛け布団部
を用意し、ベットカバー兼用上掛け布団部のベッドカバ
ー部を、ベッドの上面になるようにしてベッドの上に掛
けてベッドの上面部と両側面部の一部又は全部をカバー
するようにした上、ベットカバー兼用上掛け布団部の胸
元部を折り返して折返し部を形成し、ベッド上に枕を置
くスペース部を露出形成して、当該スペース部に枕を置
き、ベットカバー兼用上掛け布団部の上掛け布団部の足
元側では、挟み込み固定用布又はシートをベッド本体と
ベッドマットとの間に挟みこんで固定し、延出形成され
ている折込布団部を上掛け布団部の下とベッド上との間
に折込布団部が隠れるように折り込むと共に、ベッドカ
バー兼用上掛け布団のベッドカバー部によりベッドの足
元側面部を覆ってベッドメイキングするようにしたこと
を特徴とするベッドカバー兼用上掛け布団を用いたベッ
ドメイキング法である。
【0013】この発明によれば、ベッドメイクに際し
て、ベッドの両側面部も足元側の側面部も上掛け布団部
とベッドカバー部とで全体が被覆されて見栄えのよいベ
ッドメイキングが可能となる。また折込んである折込布
団部の折込部分は見えることがないので見栄えがよいも
のとなる。更にベッドカバー兼用上掛け布団は上掛け布
団部とベッドカバー部とを兼ね備えているので、1回の
ベッドメイキング作業で完了することとなり、作業時間
の短縮化を図ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明について図示の実施例に基いて
説明する。図1は本発明に係るベッドカバー兼用上掛け
布団を用いてベッドメイキングした実施例を示す斜視図
で、図2は本発明に係るベッドカバー兼用上掛け布団の
実施例を示す裏面図で、図3はベッドカバー兼用上掛け
布団の他の実施例を示す裏面図で、図4は図2及び図3
に示したベッド用上掛け布団の縦断側面図で、図5は本
発明に係るベッド用上掛け布団を用いてベッドメイキン
グした実施例を示す要部縦断側面図である。
【0015】図1、図2、図4及び図5に示すように、
本発明のベッドカバー兼用上掛け布団1は、ベッド側面
布団部2a,2aを有する上掛け布団部2と、この上掛
け布団部2の表部材となるベッドカバー部3と、この上
掛け布団部2に連接して形成される折込布団部4と、挟
み込み固定用布又はシート5とからなるものである。当
該ベッドカバー兼用上掛け布団1は、その長さを、ベッ
ドの長さよりも長く、上掛け布団としての必要な長さよ
り長く形成すると共に、ベッドの足元の側面部を被覆す
る長さに形成し、更にそのベッドカバー兼用上掛け布団
1の胸元部を折返し部6とする長さに形成されている。
【0016】すなわち、上掛け布団としての必要な長さ
は、少なくともベッドマットEの上面を覆い、頭部に枕
8を置く場所を確保できる程度であればよいが、本発明
では、ベッドカバー兼用上掛け布団1を構成する上掛け
布団部2をそれより長く形成して、その胸元部に折返し
部6を形成することにより、ベッドの頭部に枕8を置く
場所が確保できる丁度良い長さになるように設計する。
そして、ベッドカバー兼用上掛け布団1を構成する上掛
け布団部2の表部材をそれより長く形成して、ベッドカ
バー部3に形成する。
【0017】上記のように形成されたベッドカバー兼用
上掛け布団1には、上掛け布団部2の裏部材の足元側の
端部にはベッドマットEの幅とほぼ同じ寸法幅の折込布
団部4が連接して延出形成されている。この折込布団部
4の長さは、足元に出来る袋状空間部として必要な寸法
によって決まるが、大人の場合、一般に約500〜60
0mm程度の長さで充分である。このように本発明に係
るベッドカバー兼用上掛け布団の具体的寸法は、ベッド
の大きさにより相対的に決まる。図2で示した実施例は
シングルベッドサイズ用の場合について示してあるが、
ダブルベッドサイズ用の場合やセミダブルベッドサイズ
用の場合にはそれぞれに適した寸法に形成されること勿
論である。
【0018】なお、前記上掛け布団部2と折込布団部4
には、中綿又は中羽毛が収納されているが、図4に示す
ように、前記の上掛け布団部2の折返し部6と折込布団
部4に収納されている中綿又は中羽毛の量は上掛け布団
部2の本体部分に比較して減らされている。また、ベッ
ドカバー兼用上掛け布団1のベッドカバー部3は上掛け
布団部2の表部材であるので、厚手の生地で形成されて
いる。同様に後述する挟み込み用固定布又はシートにつ
いても厚手の生地で形成されている。
【0019】図3はベッドカバー兼用上掛け布団の他の
実施例を示す裏面図であり、この実施例においては、上
掛け布団部2には、ベッド側面布団部2a,2aが設け
られることなく、上掛け布団部2はベッドマットEの幅
とほぼ同じ幅の寸法を有するように形成されており、こ
の上掛け布団部2の表部材となるベッドカバー部3によ
ってベッドカバー側面部3a,3aが形成されているも
のである。その他の構成部分については図2に示した実
施例と同様であるので、その説明は省略する。
【0020】上記の上掛け布団部2と折込布団部4に
は、収納されている中綿又は中羽毛などが偏らないよう
にキルティング用縫込み7,7,…が設けられている。そ
のキルティング用縫込み7の形状は、これに限らないこ
と勿論である。なお、そのキルティング用縫込み7の一
部が、前記上掛け布団部1の胸元部における折返し部6
を形成する際の折返し線7aに沿うように設けるととも
に、折込布団部4にもキルティング用縫込み7を折返し
線7b,7bにそって幅狭い間隔で複数設けるようにし
た。折返し線7b,7bを幅狭い間隔で複数本設けたの
は、人が入って足元に袋状の空間部ができ、折込位置が
多少変化しても、足元の折込状態が維持できるようにす
るためである。
【0021】挟み込み固定用布又はシート5は、長尺な
布又はシート製のもので、上記の折込布団部4の足元側
の端部に連接して形成したもので、ベッド本体Fとベッ
ドマットEとの間に挟み込んで固定できるものであれ
ば、その幅や長さは適宜のものでよい。そして、この挟
み込み固定用布又はシート5の取り付け位置は、ベッド
カバー部3の裏面側に取付けてあるので、ベッドメイキ
ングした際にはベッドカバー部3によって被覆されるこ
ととなり、見栄えが良好なものとなる。
【0022】<実施例1>例えば、シングルベッドでそ
のベッドサイズが1840mmである場合には、図2に
示すようにベッドカバー兼用上掛け布団1の幅Wが23
40mmで、その長さLが2050mmで、そのうち折
返し部6の長さL1が820mm(折返し線はその1/
2の個所410mmの位置に設ける。)で、上掛け布団
部2の本体部の長さがL2が1230mmとなるように
形成する。次に折込布団部4は、その幅が1850〜1
900mmで、その長さが550mmである。また、ベ
ッドカバー部の長さLは32050mmに形成されてい
る。更にまた、挟み込み用固定布5は、その幅が800
mmで、その長さが300mmである。
【0023】<実施例2>上記実施例1のベッドカバー
兼用上掛け布団を用意し、次のようにベッドメイキング
をする。先ず、ベットカバー兼用上掛け布団1をベッド
の上に掛け、ベッドの上面部と側面部の一部又は全部を
カバーするようにしたうえ、上掛け布団部1の胸元部を
折り返して折返し部6を形成し、ベッド上に枕を置くス
ペース部を露出形成して、当該スペース部に枕を置く。
次に上掛け布団部1の足元側では、挟み込み固定用布又
はシート5をベッド本体FとベッドマットEとの間に挟
みこんで固定する。そして、延出形成されている折込布
団部4を上掛け布団部1の下とベッド上との間に折込布
団部4が隠れるように折り込む。そして、ベッドカバー
部3により折込布団部4を折込んだ足元とベッドマット
とベッド本体の側面部を被覆するようにするようにカバ
ーしてベッドメイキングを行うのである。
【0024】
【発明の効果】特許を受けようとする第1の発明は、ベ
ッドカバー兼用上掛け布団部は、ベッド幅より広く、ベ
ッドの上面部と両側面部の一部又は全部をカバーし得る
ような幅広の上掛け布団部と、その上掛け布団部の表部
材を上掛け布団部の長手方向に対して、ベッドの足元側
面部をカバーする長さを有するベッドカバー部に形成
し、そのベッドカバー兼用上掛け布団部の胸元部には折
返し部を形成すると共に、上記の上掛け布団部の裏部材
の足元側の端部からベッドの幅とほぼ同じ寸法幅の折込
布団部と、該折込布団部に連接して長尺な挟み込み固定
用布又はシートを延出形成したことを特徴とするベッド
カバー兼用上掛け布団である。
【0025】したがって、上掛け布団部の足元側におい
て、延出形成されている折込布団部は、上掛け布団部の
下とベッド上との間に隠れるように折り込んであるの
で、身長があったり、布団に深く潜り込んで就寝する場
合、足先が折り込んである折込布団部の間に入り込むこ
となく、折込布団部とベッドとの間に入り込んだとして
も、ベッドカバー部によってカバーされるので折込布団
部から足先が飛び出すことがなく、より寝心地の良いも
のとなる。
【0026】特許を受けようとする第2の発明は、上記
の上掛け布団を用いて、ベットカバー兼用上掛け布団部
のベッドカバー部を、ベッドの上面になるようにしてベ
ッドの上に掛けてベッドの上面部と両側面部の一部又は
全部をカバーするようにした上、ベットカバー兼用上掛
け布団部の胸元部を折り返して折返し部を形成し、ベッ
ド上に枕を置くスペース部を露出形成して、当該スペー
ス部に枕を置き、ベットカバー兼用上掛け布団部の上掛
け布団部の足元側では、挟み込み固定用布又はシートを
ベッド本体とベッドマットとの間に挟みこんで固定し、
延出形成されている折込布団部を上掛け布団部の下とベ
ッド上との間に折込布団部が隠れるように折り込むと共
に、ベットカバー兼用上掛け布団部のベッドカバー部に
よりベッドの足元側面部を覆ってベッドメイキングする
ようにしたことを特徴とするベッドカバー兼用上掛け布
団を用いたベッドメイキング法である。
【0027】したがって、ベッドメイクに際して、ベッ
ドの両側面部も足元側の側面部も上掛け布団部によって
カバーされることとなり、ベッド全体の側面部がカバー
されて見栄えのよいベッドメイキングが可能となる。ま
た、上掛け布団部とベッドカバーとを兼ね備えているの
で、1回のベッドメイキング作業で完了することとな
り、作業時間の短縮化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るベッドカバー兼用上掛け布団を
用いてベッドメイキングした実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】 本発明に係るベッドカバー兼用上掛け布団の
実施例を示す裏面図である。
【図3】 本発明に係るベッドカバー兼用上掛け布団の
他の実施例を示す裏面図である。
【図4】 図2及び図3に示したベッドカバー兼用上掛
け布団の実施例を示す縦断側面図である。
【図5】 本発明に係るベッドカバー兼用上掛け布団を
用いてベッドメイキングした実施例を示す要部縦断側面
図である。
【図6】 従来のベッド用上掛け毛布を用いてベッドメ
イキングした実施例を示す斜視図である。
【図7】 従来のベッド用上掛け布団を用いてベッドメ
イキングした実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ベッドカバー兼用上掛け布団 2 上掛け布団部 2a ベッド側面布団部 3 ベッドカバー部 4 折込布団部 5 挟み込み用固定布又はシート 6 折返し部 7 キルティング用縫込み

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドカバー兼用上掛け布団部は、ベッ
    ド幅より広く、ベッドの上面部と両側面部の一部又は全
    部をカバーし得るような幅広の上掛け布団部と、その上
    掛け布団部の表部材を上掛け布団部の長手方向に対し
    て、ベッドの足元側面部をカバーする長さを有するベッ
    ドカバー部に形成し、そのベッドカバー兼用上掛け布団
    部の胸元部には折返し部を形成すると共に、上記の上掛
    け布団部の裏部材の足元側の端部からベッドの幅とほぼ
    同じ寸法幅の折込布団部と、該折込布団部に連接して長
    尺な挟み込み固定用布又はシートを延出形成したことを
    特徴とするベッドカバー兼用上掛け布団。
  2. 【請求項2】 ベッドカバー兼用上掛け布団部は、ベッ
    ド幅より広く、ベッドの上面部と両側面部の一部又は全
    部をカバーし得るような幅広の上掛け布団部と、その上
    掛け布団部の表部材を上掛け布団部の長手方向に対し
    て、ベッドの足元側面部をカバーする長さを有するベッ
    ドカバー部に形成し、そのベッドカバー兼用上掛け布団
    部の胸元部には折返し部を形成すると共に、上記の上掛
    け布団部の裏部材の足元側の端部からベッドの幅とほぼ
    同じ寸法幅の折込布団部と、該折込布団部に連接して長
    尺な挟み込み固定用布又はシートを延出形成したベッド
    カバー兼用上掛け布団を用意し、 ベットカバー兼用上掛け布団部のベッドカバー部を、ベ
    ッドの上面になるようにしてベッドの上に掛けてベッド
    の上面部と両側面部の一部又は全部をカバーするように
    した上、ベットカバー兼用上掛け布団部の胸元部を折り
    返して折返し部を形成し、ベッド上に枕を置くスペース
    部を露出形成して、当該スペース部に枕を置き、ベット
    カバー兼用上掛け布団部の上掛け布団部の足元側では、
    挟み込み固定用布又はシートをベッド本体とベッドマッ
    トとの間に挟みこんで固定し、延出形成されている折込
    布団部を上掛け布団部の下とベッド上との間に折込布団
    部が隠れるように折り込むと共に、ベットカバー兼用上
    掛け布団部のベッドカバー部によりベッドの足元側面部
    を覆ってベッドメイキングするようにしたことを特徴と
    するベッドカバー兼用上掛け布団を用いたベッドメイキ
    ング法。
JP11090643A 1999-03-31 1999-03-31 ベッドカバー兼用上掛け布団とこれを用いたベッドメイキング法 Pending JP2000279300A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11090643A JP2000279300A (ja) 1999-03-31 1999-03-31 ベッドカバー兼用上掛け布団とこれを用いたベッドメイキング法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11090643A JP2000279300A (ja) 1999-03-31 1999-03-31 ベッドカバー兼用上掛け布団とこれを用いたベッドメイキング法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000279300A true JP2000279300A (ja) 2000-10-10

Family

ID=14004199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11090643A Pending JP2000279300A (ja) 1999-03-31 1999-03-31 ベッドカバー兼用上掛け布団とこれを用いたベッドメイキング法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000279300A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106490906A (zh) * 2017-01-06 2017-03-15 长沙栖浠网络科技有限公司 一种重力被的制作方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106490906A (zh) * 2017-01-06 2017-03-15 长沙栖浠网络科技有限公司 一种重力被的制作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9872575B2 (en) Bed covering
US6886197B1 (en) Bedclothes for mattress
US8495773B2 (en) Bed sheet
US20130117933A1 (en) Bed covering
US20080104751A1 (en) Combination comforter and sheet
US6134730A (en) Integrated bed covers with mattress pocket
WO2011146982A1 (en) A blanket or duvet enclosing cover
JP2002125822A (ja) 組掛け布団
JP2000279300A (ja) ベッドカバー兼用上掛け布団とこれを用いたベッドメイキング法
JPH11137395A (ja) ベット用上掛け布団とそれを用いたベットメイキング法
US20230255371A1 (en) Bed covering system
JP2005287563A (ja) 快適寝布団
JPS602856Y2 (ja) ベツドカバー
JPH0716385Y2 (ja) 掛け寝具
JP2001211980A (ja) 掛け布団
JP3029064U (ja) 敷寝具
JP2004181159A (ja) ベッド用上掛け布団
JP2016106665A (ja) 多機能寝具
JP3000473U (ja) ベッドカバー
JP3033251U (ja) 足温用敷パット
JP5333864B2 (ja) 掛け布団
JP2000121067A (ja) うたた寝安心こたつカバーセット
KR200384128Y1 (ko) 커플 베개
JP5181078B1 (ja) 寝具
KR200389057Y1 (ko) 침구 커버