JP2000279251A - 家具の脚 - Google Patents

家具の脚

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JP2000279251A
JP2000279251A JP11094268A JP9426899A JP2000279251A JP 2000279251 A JP2000279251 A JP 2000279251A JP 11094268 A JP11094268 A JP 11094268A JP 9426899 A JP9426899 A JP 9426899A JP 2000279251 A JP2000279251 A JP 2000279251A
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leg
seat
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corner
grounding
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JP11094268A
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Takeshi Fujiki
武史 藤木
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Kokuyo Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Legs For Furniture In General (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で、同じ構成部材を利用して高さの
変更を行い、種々の使用者や国仕様に対応し得る家具の
脚を提供する。 【解決手段】脚3の側面視形状が三辺の長さの異なる略
直角三角形状をなし、この脚3を構成する第1〜第3の
脚構成要素31〜33の内の一の脚構成要素を床面Fに
接地する接地脚構成要素Sとするとともに、この接地脚
構成要素Sと対向するコーナー部に取付部5を介して座
1を取付けるようにし、この脚3の設置方位を変更して
取付部5の高さを変更することにより座1の高さを変更
し得るようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高さを簡単に変更
することができる家具の脚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、児童用の学習机や学
習椅子等で、高さ調節機構を介して、脚に対する天板や
座の高さを調節できるようにしているものがある。従来
の高さ調節機構について、学習椅子を例にとって説明す
ると、例えば、脚に上下方向に沿って複数の脚側ビス孔
を設けるとともに、座の側面にも座側ビス孔を設けてお
き、座側ビス孔に対する脚側ビス孔の位置を変更して、
これら両ビス孔をビスで止着することにより、座の高さ
調節を行うようにしているものや、脚と座の下面間にガ
スダンパを配設し、このガスダンパの上下方向の伸縮動
作により座の高さ調節を行うようにしているものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者
は、脚に複数のビス孔を設けねばならず、見栄えが悪い
等の不具合が、後者は、構造が複雑で、コストが高くな
るという不具合がある。そして、これらの高さ調節機構
は、前述したような学習机や学習椅子等、細かな高さ調
節が必要な家具に主として用いられるものである。
【0004】ところで、従来から、例えば、ロビー等で
利用されるベンチ式の椅子がある。この椅子は、4本の
脚の上部付近に座をビス止め等の適宜の手段で固設する
等、一般的に高さ変更が不可能なものが殆どである。そ
のため、この椅子を、異なる体格の使用者用として、例
えば大人用と子供用に対応し得るようにするには、座の
高さを変更する必要があるため、異なる高さを有する脚
が使用者別に必要となる。また、同様に、或る国仕様の
ものを使用者の体格或いは規格が違う他国で使用する場
合には、同じように個別に異なる高さを有する脚が必要
となる。
【0005】そのため、このようなロビー等で利用され
るベンチ式の椅子等、細かな高さ調整を行う必要のない
場所等で使用される家具で、複雑な高さ調整機構を必要
とせずに、簡単な構成で、同じ構成部材を利用して座や
天板の高さを変更し、種々の使用者や国仕様に対応し得
るようなものが求められている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題に鑑み、本
発明では、脚の設置方位を変更することにより、脚の高
さを簡単に変更し、ひいては脚に取付けられる座や天板
等の被支持体の高さを変更できるようにしている。
【0007】
【発明の実施の形態】すなわち、この家具の脚は、側面
視形状が少なくとも2辺の長さの異なる略三角形状をな
し、この略三角形状を構成する一辺を床面に接地する接
地辺とするとともに、この接地辺と対向するコーナー部
と床面との離間距離が高さとなる脚であって、設置方位
を変更して異なる辺を床面に接地させることによりその
高さを変更するようにしていることを特徴とする。
【0008】このような構成のものであると、脚の設置
方位を変更して床に接地する接地辺を変更すれば、接地
辺と対向するコーナー部と床面間の離間距離すなわち脚
の高さも変化し、側面視形状が2辺の長さが異なる三角
形であれば、脚の高さを2段階に、また三辺の長さが異
なるものであれば3段階まで変更し得ることになる。そ
して、例えば、使用位置において接地辺と対向するコー
ナー部に、座や天板等の被支持体の取付部を配設してお
けば、脚の高さを変更することにより被支持体の高さが
変更されることとなる。したがって、簡単な構成で、同
じ構成の脚をそのまま使用して被支持体の高さを変更す
ることができ、三角形の高さ寸法を適宜設定しておけ
ば、種々の使用者や国仕様に対応することが可能とな
る。しかも、このものは、脚の側面視形状が、略三角形
状をなすので、従来の家具の脚には殆ど存在しない外観
を呈することとなり、斬新な意匠的外観を提供するもの
となる。また、例えば、側面視形状が略四角形状のもの
と比較して、形状自体が有する強度が高く、外力が加わ
った場合にも変形しにくい。
【0009】高さを三段階に変更し得るには、側面視形
状が、3辺の長さの異なる略三角形状であることが望ま
しい。脚の好適な実施の形態としては、扁平鋼材を折曲
成形して形成しているものや、パイプ部材を折曲成形し
て形成しているものが挙げられる。具体的な実施の形態
としては、各コーナー部に、座や天板等の被支持体を着
脱可能に取付け得る取付部を配設し、使用位置において
接地辺と対向するコーナー部の取付部に前記被支持体を
取付けるものが挙げられる。
【0010】また、いずれの辺を接地辺とした場合に
も、接地辺の両側のコーナー部の角度が直角又は鋭角と
なり、脚の安定設置が可能となるには、いずれのコーナ
ー部の角度も直角又は鋭角であることが望ましい。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。本実施例では、本発明の家具の脚を、図
1に示すようなベンチ式の椅子Aに適用した場合につい
て説明する。椅子Aは、図1〜図3に示すように、座1
と、座1の底面後端側に配設した座受部材2と、前記座
1を座受部材2を介して片持的に支持している左右の脚
3と、これら左右の脚3同士を連結している横架材4と
を具備している。
【0012】座1は、平面視矩形状のものであり、クッ
ション材を布等の素材からなるカバーで被覆して構成さ
れる座本体11と、この座本体11の底面に適宜の手段
で固設してなる金属製の底板12とを具備している。座
受部材2は、縦断面真円状の金属製の丸パイプ部材P1
から構成される取付部材本体21と、この取付部材本体
21の巾方向両端部近傍及び中央部の計3箇所に溶接等
の適宜の手段で一体的に固設したブラケット22とを具
備してなり、このブラケット22を座1の底板12にビ
ス等で止着することにより座2に固定されている。
【0013】脚3は、中実な扁平鋼材であるフラットバ
ーを、側面視形状が3辺の長さの異なる略直角三角形状
をなすように一体に折り曲げ成形して構成されている。
この脚3は、略直角三角形状の3辺を構成する直線状に
延びる第1〜3の脚構成要素31〜33と、各脚構成要
素31〜33間に、外周及び内周が部分円弧状をなすよ
うに一体に折り曲げて形成された第1〜3のコーナー部
34〜36とを具備してなり、第1〜第3の脚構成要素
31〜33のうち、一の脚構成要素を床面Fに接地する
接地脚構成要素Sとするとともに、この接地脚構成要素
Sと対向するコーナー部と床面Fとの離間距離を脚3の
高さとするものである。そして、設置方位を変更して異
なる脚構成要素を床面Fに接地させることにより、その
高さを三段階に変更するようにしている。なお、本実施
例では、前記第1〜3のコーナー部34〜36に座1を
着脱可能に取付けるための取付部5を配設するととも
に、座1側に前記取付部5に取付けられる被取付部6を
配設し、接地脚構成要素Sと対向するコーナー部の取付
部5に前記被取付部6を取付けることにより、脚3の高
さの変更に伴って、座1の高さを三段階に変更するよう
にしている。
【0014】なお、図1〜図3では、第1の脚構成要素
31が、床面Fに接地する接地脚構成要素Sとなり、第
1のコーナー部34と床面Fとの離間距離H1が脚3の
高さとなって、この第1のコーナー部34の取付部5に
取付けられる座1が、第1の高さ位置T1に配設されて
いる状態を示している。また、図4は、取付部5及び被
取付部6の構造を明確化するため、座1を省略した図と
なっている。
【0015】第1の脚構成要素31は、第1〜3の脚構
成要素31の中で最も短い寸法を有するものである。第
2の脚構成要素32は、前記第1の脚構成要素31の一
端31aから略直交する方向に延出してなり、前記第1
の辺31より長尺な寸法を有するものである。
【0016】第3の脚構成要素33は、直角三角形の斜
辺を構成するものであり、第1〜3の脚構成要素31〜
33の中で最も長尺な寸法を有する。なお、これら第1
〜第3の脚構成要素31〜33は、縦断面が、長辺と短
辺により構成される略扁平状のフラットバーにより形成
されており、各脚構成要素31〜33を床面Fに対して
略水平に配設した各使用位置において、縦断面の長辺に
より形成される面を床面Fに接地する接地面S1とする
ものである。
【0017】第1のコーナー部34は、前記第1の脚構
成要素31に対向する側に配設されるもので、第2の脚
構成要素32と第3の脚構成要素33間に形成される角
度が鋭角をなすものである。第2のコーナー部35は、
前記第2の脚構成要素32に対向する側に配設されるも
ので、第1の脚構成要素31と、第3の脚構成要素33
間に形成される角度が鋭角をなすものである。
【0018】第3のコーナー部36は、第3の脚構成要
素33に対向する側に配設されるもので、第1の脚構成
要素31と第2の脚構成要素32間に形成される角度が
略直角をなすものである。取付部5は、図4に示すよう
に、内方端5a側が開口端55であり、外方端5b側に
外壁51を具備してなる中空の丸パイプ部材P2を、前
記内方端5aを脚3の内側面3aから内方に突出すると
ともに、外壁51の外面を脚3の外側面3bと略面一と
した状態で、その外周面を第1〜第3のコーナー部34
〜36の内周面に添接し、溶接する等して固定して構成
されるものである。そして、この取付部5は、開口端5
5に等しいピッチで円周方向に沿って配設してなる第1
のテーパ面7と、前記外壁51の中央に穿設してなり、
取付部5と被取付部6を連結するボルト9を挿通する挿
通孔54とを具備してなる。
【0019】被取付部6は、前記座受部材本体21の巾
方向端部21aを利用して構成されているもので、開口
端63に前記第1のテーパ面7と等しいピッチで円周方
向に沿って配設される第2のテーパ面8と、前記開口端
63から若干内方に入った位置に溶接する等して固設し
てなり、前記ボルト9に螺合するねじ孔62を中央に穿
設してなる板ナット61とを具備してなる。なお、前記
取付部5を構成する丸パイプ部材P2は、座受部材本体
21を構成する丸パイプ部材P1と同径のものであるた
め、取付状態で、取付部5と被取付部6の外周面は略面
一となる。
【0020】このような構成の取付部5及び被取付部6
において、座1を脚3に取付ける際には、前記挿通孔5
4から挿通したボルト9をねじ孔62に螺合することに
より、前記取付部5と、被取付部6とを相互に引き寄せ
て緊締結合する。この緊締結合動作に伴って、前記第
1、第2のテーパ面7、8同士が緊締方向及び円周方向
に同時に密着してテーパ係合することになり、取付強度
を向上するとともに、座1を脚3に対して回転不能とな
るように取付け得る。
【0021】横架材4は、前記座受部材本体21を構成
している金属製の丸パイプ部材P1と同じもので構成さ
れている。そして、この横架材4の巾方向両端部にも前
記被取付部6を配設し、脚3において、座1を取付ける
コーナー部以外のコーナー部の取付部5に、同様の方法
で横架材4を取付けるようにしている。この横架材4
は、左右の脚3を連結する機能だけでなく、脚置き等と
しても利用し得るものである。
【0022】次に、脚3の設置方位を変更して、座1の
高さを、図1〜図3に示す第1の高さ位置T1から第2
の高さ位置T2或いは第3の高さ位置T3に変更する場
合について説明する。先ず脚3側の取付部5と座1側の
被取付部6を連結しているボルト9の螺合状態を解除し
て、脚3から座1を取り外す。そして、図5に示すよう
に、第2の脚構成要素32が接地脚構成要素Sとなるよ
うに、脚3を鉛直面内で回転させて、第2の脚構成要素
32を床面Fに接地し、第2のコーナー部35が接地脚
構成要素Sに対向するコーナー部となるように配置す
る。しかしながら、この状態で、第2のコーナー部35
の取付部5に座1の被取付部6を取付けると、脚3の接
地方向と座1の配設方向が逆となり座1が不安定に支持
されることになるので、座1を左右反転するか、左右の
脚3を入れ替えて、座1の配設方向と脚3の接地方向が
一致するように配置した状態で、脚3に座1を取付け
る。このとき、図6に示すように、第2のコーナー部3
5と床面Fとの離間距離H2が脚3の高さとなり、脚3
の第2のコーナー部35の取付部5に取付けられる座1
は、第2の高さ位置T2に配設される。
【0023】同様にして、座1を第3の高さ位置T3に
配設する場合には、脚3から座1を取り外した後、脚3
を鉛直面内で回転させて第3の脚構成要素33を床面F
に接地する接地脚構成要素Sとし、第3のコーナー部3
6の取付部5に座1を取付ける。このとき、図7に示す
ように、第3のコーナー部36と床面Fとの離間距離H
3が脚3の高さとなり、脚3の第3のコーナー部36の
取付部5に取付けられる座1は、第3の高さ位置T3に
配設される。
【0024】このように、設置方位を変更して異なる脚
構成要素を床面Fに接地させることにより脚3の高さを
変更するようにしているので、三角形の高さ寸法を適宜
設定しておけば、簡単な構成で、同じ構成部材をそのま
ま使用して、座1を種々の使用者や国仕様に対応する高
さに変更することが可能となる。しかも、このものは、
脚3の側面視形状が、略三角形状をなすので、従来の家
具の脚には殆ど存在しない外観を呈することとなり、斬
新な意匠的外観を提供するものとなる。また、例えば、
側面視形状が略四角形状のものと比較して、形状自体が
有する強度が高く、外力が加わった場合にも変形しにく
い。
【0025】側面視形状が、3辺の長さの異なる略三角
形状であるので、椅子Aの脚3の高さを三段階に変更す
ることも可能となる。脚3が、フラットバーを折曲成形
して形成しているものであるので、簡単な構成及び加工
で略三角形状の脚3を形成できる。第1〜3のコーナー
部34〜36に、座1を着脱可能に取付け得る取付部5
を配設し、使用位置Pにおいて接地脚構成要素Sと対向
するコーナー部の取付部5に前記座1を取付けるように
しているので、脚3の高さ変更を行うことで、座1の高
さ位置が変更されることになる。
【0026】また、第1〜3のコーナー部34〜36の
いずれのコーナー部の角度も直角又は鋭角であるので、
第1〜3の脚構成要素31〜33のいずれの脚構成要素
を接地脚構成要素とした場合にも、接地脚構成要素の両
側のコーナー部の角度が直角又は鋭角となり、脚3の安
定設置が可能となる。また、この椅子Aは、構成部材
や、脚3と座1とを連結するボルト数が非常に少ないの
で低コストにて作成することができる。
【0027】なお、各部の具体的な構成は、上述した実
施例に限定されるものではない。例えば、本実施例で
は、本発明の家具の脚を、椅子に適用した場合について
説明したが、机に適用するようにしてもよいのは勿論で
ある。また、本実施例では、全ての脚構成要素を接地脚
構成要素とし、脚の高さを3段階に変更しているが、2
つの脚構成要素を接地脚構成要素とし、脚の高さを2段
階に変更するようにしてもよい。また、脚3の側面視形
状が略直角三角形状をなすものであったが、これに限定
されず、いずれのコーナー部の角度も直角又は鋭角であ
るような略三角形状で、安定性を有するものであれば、
どのようなものであってもよい。
【0028】また、本実施例では、被取付部6が座1の
底面に近接した位置に配設されていたが、被取付部6と
座1間に適当な支持部材を介在させて、該被取付部6を
座1から離間した位置に配設するようにしてもよい。さ
らに、横架材4を必ずしも具備している必要はない。ま
た、本実施例では、取付部5を脚3に溶接する等して固
設していたが、取付部5を脚3に対して着脱可能な別体
のものにして、適宜の手段で回転不能に脚3に装着する
ようにしてもよい。
【0029】さらに、その他の構成も、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され以下に記載されるような効果を奏する。すなわ
ち、この家具の脚は、側面視形状が少なくとも2辺の長
さの異なる略三角形状をなし、この略三角形状を構成す
る一辺を床面に接地する接地辺とするとともに、この接
地辺と対向するコーナー部と床面との離間距離が高さと
なる脚であって、設置方位を変更して異なる辺を床面に
接地させることによりその高さを変更するようにしてい
るので、簡単な構成で、同じ構成部材をそのまま使用し
て脚の高さを変更することができる。そのため、三角形
の高さ寸法を適宜設定しておけば、種々の使用者や国仕
様に対応することが可能となる。しかも、このものは、
脚の側面視形状が、略三角形状をなすので、従来の家具
には殆ど存在しない外観を呈することとなり、斬新な意
匠的外観を提供するものとなる。また、例えば、側面視
形状が略四角形状のものと比較して、形状自体が有する
強度が高く、外力が加わった場合にも変形しにくい。
【0031】側面視形状が、3辺の長さの異なる略三角
形状であるならば、家具の脚の高さを三段階に変更する
ことも可能となる。脚が、扁平鋼材を折曲成形して形成
しているものであるならば、簡単な構成及び加工で略三
角形状の脚を形成できる。脚が、パイプ部材を折曲成形
して形成しているものであるならば、簡単な構成及び加
工で略三角形状の脚を形成できる上、脚の軽量化も図る
ことができる。
【0032】各コーナー部に、座や天板等の被支持体を
着脱可能に取付け得る取付部を配設し、使用位置におい
て接地辺と対向するコーナー部の取付部に前記被支持体
を取付けるならば、脚の高さを変更することにより、座
や天板等の被支持体の高さ位置が変更されることにな
る。いずれのコーナー部の角度も直角又は鋭角であるな
らば、いずれの辺を接地辺とした場合にも、接地辺の両
側のコーナー部の角度が直角又は鋭角となり、脚の安定
設置が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体斜視図。
【図2】同分解斜視図。
【図3】同一使用状態を示す側面図。
【図4】同要部を示す拡大分解斜視図。
【図5】同一使用状態から他の使用状態へ変更している
状態を示す図。
【図6】同他の使用状態を示す側面図。
【図7】同さらに他の使用状態を示す側面図。
【符号の説明】
1…被支持体(座) 3…脚 31…辺(第1の脚構成要素) 32…辺(第2の脚構成要素) 33…辺(第3の脚構成要素) 34…コーナー部(第1のコーナー部) 35…コーナー部(第2のコーナー部) 36…コーナー部(第3のコーナー部) 5…取付部 F…床面 S…接地辺(接地脚構成要素) A…家具(椅子)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側面視形状が少なくとも2辺の長さの異な
    る略三角形状をなし、この略三角形状を構成する一辺を
    床面に接地する接地辺とするとともに、この接地辺と対
    向するコーナー部と床面との離間距離が高さとなる脚で
    あって、設置方位を変更して異なる辺を床面に接地させ
    ることによりその高さを変更するようにしていることを
    特徴とする家具の脚。
  2. 【請求項2】側面視形状が、3辺の長さの異なる略三角
    形状であることを特徴とする請求項1記載の家具の脚。
  3. 【請求項3】扁平鋼材を折曲成形して形成していること
    を特徴とする請求項1又は2記載の家具の脚。
  4. 【請求項4】パイプ部材を折曲成形して形成しているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の家具の脚。
  5. 【請求項5】各コーナー部に、座や天板等の被支持体を
    着脱可能に取付け得る取付部を配設し、使用位置におい
    て接地辺と対向するコーナー部の取付部に前記被支持体
    を取付けることを特徴とする請求項1、2、3又は4記
    載の家具の脚。
  6. 【請求項6】いずれのコーナー部の角度も直角又は鋭角
    であることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記
    載の家具の脚。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016079583A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 株式会社ポラス暮し科学研究所 木造建築物用連結補強構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016079583A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 株式会社ポラス暮し科学研究所 木造建築物用連結補強構造

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