JP2000279242A - 収納ユニットの照明取付構造 - Google Patents

収納ユニットの照明取付構造

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JP2000279242A
JP2000279242A JP17623399A JP17623399A JP2000279242A JP 2000279242 A JP2000279242 A JP 2000279242A JP 17623399 A JP17623399 A JP 17623399A JP 17623399 A JP17623399 A JP 17623399A JP 2000279242 A JP2000279242 A JP 2000279242A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源からの熱がその内部の一箇所にこもるこ
とが無くて、また、収納箱体の収納性を低下させること
の無い収納ユニットの照明取付構造を提供すること。 【解決手段】 収納箱体2の内側上部に幕板3及び同幕
板3後側に略水平に照明取付板4を設けて照明装置5を
取り付ける収納ユニットの照明取付構造である。幕板3
後側から収納箱体2内部の側方下方へ連通する通気路A
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納箱体の内側上
部に照明装置を取り付ける収納ユニットの照明取付構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、建物の壁に埋設され
設置される壁面収納ユニットにおいて、収納箱体内部を
明るく照らして収納作業を容易にするための照明装置を
備えたものがある。この場合、収納箱体の施工の容易化
を図るため、照明装置は、その光源への電源供給用配線
の施工を省くのに最適な、電池式のものが多くの場合採
用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、収納箱体内部を明るく照らして、
使用者が収納物の選択等の作業に際しての照明演出性を
高めるために、より明るいダウンライト等の交流電源に
よる照明装置を使用する場合、光源から発せられる熱が
収納箱体の内部にこもってその一部が温度上昇すること
が問題となる。
【0004】ところで、収納ユニットが露出型のとき
は、収納箱体の内側上部に幕板及び同幕板後側に略水平
に照明取付板を設けて照明装置を取り付け、収納箱体の
側板等に換気用の開口を設けることも考えられるが、こ
の場合、収納ユニットの外観の美観低下の恐れがあっ
た。また、壁に埋設される壁面収納ユニットにおいて
は、壁内空間と収納箱体内部とが連通することとなる。
したがって、こ気密性低下によって、例えば湿気等が流
入して収納物を劣化させて収納性を低下させるという問
題も想定された。
【0005】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、光源からの熱がその内部
の一箇所にこもることが無くて、また、収納箱体の収納
性を低下させることの無い収納ユニットの照明取付構造
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の収納ユニットの照明取付構造にあっては、
収納箱体の内側上部に幕板及び同幕板後側に略水平に照
明取付板を設けて照明装置を取り付ける収納ユニットの
照明取付構造であって、幕板後側から収納箱体内部の側
方下方へ連通する通気路を設けてなることを特徴として
いる。
【0007】この場合、収納ユニットの収納箱体の内側
上部に、幕板及び同幕板後側に略水平に照明取付板を設
けて取り付けられた照明装置の取付箇所が、幕板後側か
ら収納箱体内部の側方下方へ連通する通気路を介して通
気される。
【0008】そして、上記収納箱体は、建物の壁に埋設
されてなることが好ましい。
【0009】この場合、建物の壁に埋設されてなる収納
ユニットの収納箱体の内側上部に取り付けられた照明装
置の取付箇所を上記通気路を介して通気できる。
【0010】また、上記幕板は、その横幅が収納箱体よ
り小さい寸法を有するとともに、その両側を、収納箱体
の天板にその上部が固着された、側部に通気開口を有す
る支持具の前片に、収納箱体の側板から間隔をもって固
着され、照明取付板が、該支持具に設けられた支持片に
取着されてなることが好ましい。
【0011】この場合、照明装置は、収納箱体上部に、
その上部を収納箱体の天板に固着され、その側部に通気
開口を有する支持具の前片に、その両側を収納箱体の側
板から間隔をもって固着された、その横幅が収納箱体よ
り小さい寸法を有する幕板後側の、該支持具に設けられ
た支持片に取着される照明取付板に取り付けられる。
【0012】また、上記支持具は板金材料にて形成され
て、その支持片が幕板後面への当接部となる垂下片の下
端を後方へ折曲させて形成されるとともに同垂下片の上
端を後方へ折曲させて収納箱体の天板に固着される固着
片として、その固着片、垂下片及び支持片にて囲まれる
空間を通気開口としてなるのが好ましい。
【0013】この場合、照明取付板は、その上端を後方
へ折曲させて形成された固着片が収納箱体の天板に固着
された、幕板後面への当接部となる垂下片の下端が後方
へ折曲させて板金材料にて形成された支持片に取着され
て、照明装置が、通気開口としての同垂下片に当接され
る幕板後方の垂下片及び支持片にて囲まれる空間から通
気可能となるよう設けられる。
【0014】また、上記収納箱体は、その扉体用の蝶番
が、収納箱体の側板及び幕板間に設けられてなるのが好
ましい。
【0015】この場合、収納箱体の扉体は、その蝶番
が、収納箱体の側板及び照明装置の取り付けられる幕板
間の隙間に設けられる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は、本発明の請求項
1乃至3及び5全てに対応する第1の実施の形態を示
し、図5、6は、本発明の請求項4に対応する第2の実
施の形態を示し、図7は、本発明の他の実施例を示して
いる。
【0017】[第1の実施の形態]図1は、第1の実施
の形態の収納ユニットの照明取付構造を使用した壁面収
納ユニットの概略構成を示し、(a)は扉体を外した状
態の正面図、(b)は扉体を外した状態の側面断面図で
ある。図2は、同壁面収納ユニットの設置状態の外観を
示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。図3
は、同壁面収納ユニットの支持具を示す斜視図である。
図4は、同壁面収納ユニットの収納箱体の内側上部の説
明図である。
【0018】この実施の形態の収納ユニットの照明取付
構造は、収納箱体2の内側上部に幕板3及び同幕板3後
側に略水平に照明取付板4を設けて照明装置5を取り付
ける収納ユニットの照明取付構造であって、幕板3後側
から収納箱体2内部の側方下方へ連通する通気路Aを設
けてなる。
【0019】又、該実施の形態の収納ユニットの照明取
付構造においては、収納箱体2は、建物の壁Wに埋設さ
れてなる。又、該実施の形態の収納ユニットの照明取付
構造においては、幕板3は、その横幅が収納箱体2より
小さい寸法を有するとともに、その両側を、収納箱体2
の天板2cにその上部が固着された、側部に通気開口6
eを有する支持具6の前片6bに、収納箱体2の側板2
aから間隔をもって固着され、照明取付板4が、該支持
具6に設けられた支持片6dに取着されてもいる。又、
該実施の形態の収納ユニットの照明取付構造において
は、収納箱体2は、その扉体8用の蝶番9が、収納箱体
2の側板2a及び幕板3間に設けられてもいる。
【0020】詳しくは、この収納ユニットの照明取付構
造は、例えば図2に示すような、建物の壁Wに埋設され
設置される飾り棚等の壁面収納ユニット1に使用され、
この壁面収納ユニット1は、内部に交流電源にて点灯さ
れる光源をもった照明装置5と、複数の棚板7を有する
収納箱体2を備えてなり、収納箱体2の前面には扉体8
が設けられている。
【0021】収納箱体2は、図1に示すような、上下に
長く奥行きの浅い角箱状であり、両側の側板2a、背板
2b、上板2c、及び底板2dにて形成されている。こ
の収納箱体2は前面を開口しており、前面開口に扉体8
が蝶番9にて開閉自在に取り付けられている。
【0022】収納箱体2の両側の側板2aの内側には、
ガラス、またはアクリル樹脂等の透過性樹脂材料製の板
材にて形成された複数の棚板7を支持するための、棚受
けダボを差し込んで装着するためのダボ孔2eを上下に
多数段になるように等間隔に設けてあり、また、その前
方の上下部及び中間位置に、後述する蝶番9を構成する
蝶番台座金具91固定用の固定孔(図示せず)が設けて
ある。なお、ダボ孔2eは、各段には各々前後に位置す
るように設けてある。また、背板2bの上部には、後述
する幕板3の設けられる位置の後側に、その裏面側から
照明装置5へ向けての配線を引き出すための電線引き出
し孔を適宜穿設しても良い。
【0023】幕板3は、例えば合板、金属板等にて形成
されたものであり、この幕板3の側部下部へと通気路A
が形成されるように収納箱体2の横幅より短い長さの長
尺板材にて形成され、長手方向の両側に、後述する支持
具6の前片6bへねじ止めするための固定孔(図示せ
ず)が2つずつ設けられている。この幕板3は、後述す
る照明取付板4とともにこの幕板3支持用の支持具6に
着脱可能に取着され支持される。
【0024】照明取付板4は、後述する照明装置5を取
り付けるためのもので、合板、金属板等でなり、その略
中央に、この場合、丸形のダウンライトの本体部分を貫
挿し取着する取付開口が適宜形成され、また長手方向の
両側に、後述する支持具6の支持片6dへねじ止めする
ための固定孔が2つずつ設けられている。なお、この照
明取付板4は、上記幕板3とは一体形成しても良いが、
幕板3のみを取り外して、その後側の照明装置5への外
部電線を収納箱体2の背板2bの裏側から引き込んで接
続工事が容易に行えるよう、その幕板3を分離させて支
持具6へ着脱自在に固定されるようになっている。
【0025】支持具6は、この場合、鋼板などの板金材
料にて形成され、例えば図3に示すように、収納箱体2
の天板2cに固着される上部の固着片6aの一縁から垂
下された垂下片6cの前端を内側に折曲して前片6b、
該垂下片6cの下端を正面視L字状となるように内側に
折曲して支持片6dがそれぞれ設けられ、また、その垂
下片6cの内側を支持片6dを前後に2分するように中
程まで切り欠いて、この支持具6にて固定される、幕板
3後側から収納箱体2内部の側方下方へ連通する通気路
Aを形成するための通気開口6eを設けて形成されてい
る。固着片6aには、この支持具6を天板2cに固定す
るための貫通孔6f、6fが前後に穿設され、また、前
片6bには上下、2分された支持片6d、6dのそれぞ
れには、幕板3あるいは照明取付板4をこの支持具6に
ねじ固定する固定孔6gがそれぞれ設けられている。
【0026】なお、支持具6は、上記による形状以外
に、例えば全体をパンチングメタル等で形成したり、あ
るいは如何なる形状であってもよく、板金材料によれ
ば、その薄型化が容易となって収納スペースをより広く
設けることが出来るが、この鋼板材料以外に合成樹脂材
料にて形成することが可能である。
【0027】扉体8は、収納箱体2の前側全面にわたっ
て設けられており、例えば所定の大きさの長尺状合板材
表面に樹脂製の化粧シートが貼着され形成され、その長
手方向一縁部裏面側の上下部及び中間位置に、後述する
蝶番9を構成する、上記蝶番台座金具91に着脱自在に
係止されてこの扉体8を開閉自在とならしめる蝶番本体
が(図示せず)が設けてある。なお、扉体8は、本実施
の形態にて説明する壁面収納ユニット1以外の、内部照
明用の照明装置5を有しない、同一モジュール寸法をも
った他の一般の壁面収納ユニットと同一構成のものが使
用される。すなわち、この壁面収納ユニット1において
は、収納箱体2の側板2a及び上部の幕板3間に蝶番9
を設ことにより扉体8の共用化設計を図ることができ
る。また、扉体8は、上記によるもの以外に、略全面に
ミラーを配設したミラー扉であっても良い。
【0028】なお、蝶番9は、良く知られた、収納箱体
2に固定された蝶番台座金具91と、扉体8に固定され
た別体の、その一端部に蝶番部をもった蝶番本体を、互
いに設けられている嵌合構造を介して分離不能に組み付
けて連結し、扉体8を開閉自在に装着するもので、上記
の如く3箇所に設けることによって扉体8の周縁が収納
箱体2の前縁に確実に密着される。
【0029】上記の壁面収納ユニット1を、住宅等の廊
下等の壁Wに埋設する場合、予め、収納箱体2の背板2
bの、上記電線引き出し孔へ向けて屋内電気配線を埋設
しておき、まず、収納箱体2を壁Wに埋設する。次い
で、両側の側板2aの上記の適宜位置のダボ孔2eへ棚
受けダボ及び、一側の所定位置へ蝶番台座金具91を装
着した後、棚板7をその棚受けダボ間に懸架させ配設す
る。
【0030】また、幕板3、照明取付板4を設けて照明
装置5を取り付ける際には、まず、支持具6を、その固
着片6aを貫通孔6f、6fに木ねじを挿通し天板2c
の両側に、それぞれの前片6bが内側となるように木ね
じ固定させた後、その両側に固定された支持具6の、支
持片6dの固定孔6gへ照明取付板4の両側をねじ固定
する。このとき、予め、照明装置5を照明取付板4へそ
の所定の取付手段を用いて取り付け、その照明装置5へ
屋内電気配線を接続したておいても良い。その後、幕板
3をその上記固定孔を介してその前片6bに前側からね
じ固定するが、支持具6の垂下片6cに通気開口6eが
設けられているので、幕板3後側から収納箱体2内部の
側方下方へ連通する、入り口と出口とをもった通気性の
良好な通気路Aが形成されるのである。
【0031】そして、上記の後、扉体8を、その長手方
向一縁部裏面側に設けられた蝶番本体の他端部を収納箱
体2に設けられている蝶番台座金具91へ嵌合させて収
納箱体2へ装着する。
【0032】したがって、以上説明した収納ユニットの
照明取付構造によると、壁面収納ユニット1の収納箱体
2の内側上部に、幕板3及び同幕板3後側に略水平に照
明取付板4を設けて取り付けられた照明装置5の取付箇
所が、幕板3後側から収納箱体2内部の側方下方へ連通
する通気路Aを介して通気されるので、光源からの熱が
その内部の一箇所にこもることが無くて、また、収納箱
体2の収納性を低下させることも無い。
【0033】そして、建物の壁Wに埋設されてなる壁面
収納ユニット1の収納箱体2の内側上部に取り付けられ
た照明装置5の取付箇所を上記通気路Aを介して通気で
きるので、埋込構造の収納ユニットの収納性を低下させ
ること無く、以て、薄型の収納ユニットの照明演出性の
向上を図ることができる。
【0034】また、照明装置5は、収納箱体2上部に、
その上部を収納箱体2の天板2cに固着され、その側部
に通気開口6eを有する支持具6の前片6bに、その両
側を収納箱体2の側板2aから間隔をもって固着され
た、その横幅が収納箱体2より小さい寸法を有する幕板
3後側の、該支持具6に設けられた支持片6dに取着さ
れる照明取付板4に取り付けられるので、容易に配線の
接続を行ってその配線を隠すことができ、また、幕板3
を取り外して容易にランプ交換などのメンテナンス等も
できで使い勝手を向上できる。しかも、支持具6を鋼板
材料による板金金物製とした場合、より安いコストにて
形成することができるという効果を奏する。
【0035】また、収納箱体2の扉体8は、その蝶番9
が、収納箱体2の側板2a及び照明装置5の取り付けら
れる幕板3間の隙間に設けられるので、収納箱体2の側
板2aに蝶番9を同一モジュール寸法をもった他の収納
ユニットと扉体8の共用化設計を図ることができて、製
作の容易性を向上でき、しかも、蝶番9を3箇所に広く
分散して設けることによって、扉体8の周縁を収納箱体
2の前縁に確実に密着することができて、収納性もより
向上できる。
【0036】[第2の実施の形態]図5は、第2の実施
の形態の収納ユニットの照明取付構造の、壁面収納ユニ
ットの支持具を示す斜視図である。図6は、同壁面収納
ユニットの収納箱体の内側上部の説明図である。図7
は、本発明の収納ユニットの照明取付構造の、他の実施
例の説明図である。
【0037】この実施の形態の収納ユニットの照明取付
構造は、支持具の構成のみが第1の実施の形態と異なる
もので、他の構成部材は第1の実施の形態のものと同一
で、該実施の形態の収納ユニットの照明取付構造は、支
持具6は板金材料にて形成されて、その支持片6dが幕
板3後面への当接部となる垂下片6hの下端を後方へ折
曲させて形成されるとともに同垂下片6hの上端を後方
へ折曲させて収納箱体の天板2cに固着される固着片6
aとして、その固着片6a、垂下片6h及び支持片6d
にて囲まれる空間を通気開口6eとしてなる。
【0038】詳しくは、このものの支持具6は、鋼板な
どの板金材料にて形成され、図6に示すように、上部の
固着片6aに、この支持具6を天板2cに木ねじ固定す
るための貫通孔6f、6fが前後に穿設され、また、そ
の支持片6dには照明取付板4をこの支持具6にねじ固
定する固定孔6gが穿設されて、第1の実施の形態のも
のより簡略な構成としている。
【0039】この場合、幕板3、照明取付板4を設けて
照明装置5を取り付ける際には、まず、支持具6を、そ
の固着片6aを貫通孔6f、6fに木ねじを挿通し、天
板2cの両側に、それぞれの垂下片6hが前側となるよ
うに木ねじ固定させた後、その両側に固定された支持具
6の、支持片6dの固定孔6gへ照明取付板4の両側を
ねじ固定する。このとき、予め、照明装置5を照明取付
板4へその所定の取付手段を用いて取り付け、その照明
装置5へ屋内電気配線を接続したておいても良い。その
後、幕板3をその垂下片6hに向けて前側から固定する
が、図6に示すように、幕板3の背面に固定具を設ける
とともにその先端を照明取付板4の端面に埋設させて係
合させ、ねじ頭を前面から見せないようにして固定して
も良い。
【0040】したがって、以上説明した収納ユニットの
照明取付構造によると、照明取付板4は、その上端を後
方へ折曲させて形成された固着片6aが収納箱体2の天
板2cに固着された、幕板3後面への当接部となる垂下
片6hの下端が後方へ折曲させて板金材料にて形成され
た支持片6dに取着されて、照明装置5が、通気開口6
eとしての同垂下片6hに当接される幕板3後方の垂下
片6h及び支持片6dにて囲まれる空間から通気可能と
なるよう設けられるので、簡略な構成によってさらに安
いコストにて形成することができるという効果を奏す
る。
【0041】なお、本発明は、上記にて示したもの以外
に、例えば図7に示すように、照明取付板4の長手方向
両側に開口を設けて、幕板3後側から収納箱体2内部の
側方下方へ連通する通気路Aを形成したもの等、各種実
施の形態のものを含むことは言うまでも無い。
【0042】
【発明の効果】本発明の収納ユニットの照明取付構造
は、上述の実施態様の如く実施されて、収納ユニットの
収納箱体の内側上部に、幕板及び同幕板後側に略水平に
照明取付板を設けて取り付けられた照明装置の取付箇所
が、幕板後側から収納箱体内部の側方下方へ連通する通
気路を介して通気されるので、光源からの熱がその内部
の一箇所にこもることが無くて、また、収納箱体の収納
性を低下させることも無い。
【0043】そして、建物の壁に埋設されてなる収納ユ
ニットの収納箱体の内側上部に取り付けられた照明装置
の取付箇所を上記通気路を介して通気できるので、埋込
構造の収納ユニットの収納性を低下させること無く、以
て、薄型の収納ユニットの照明演出性の向上を図ること
ができる。
【0044】また、照明装置は、収納箱体上部に、その
上部を収納箱体の天板に固着され、その側部に通気開口
を有する支持具の前片に、その両側を収納箱体の側板か
ら間隔をもって固着された、その横幅が収納箱体より小
さい寸法を有する幕板後側の、該支持具に設けられた支
持片に取着される照明取付板に取り付けられるので、容
易に配線の接続を行ってその配線を隠すことができ、ま
た、幕板を取り外して容易にランプ交換などのメンテナ
ンス等もできで使い勝手を向上できる。
【0045】また、照明取付板は、その上端を後方へ折
曲させて形成された固着片が収納箱体の天板に固着され
た、幕板後面への当接部となる垂下片の下端が後方へ折
曲させて板金材料にて形成された支持片に取着されて、
照明装置が、通気開口としての同垂下片に当接される幕
板後方の垂下片及び支持片にて囲まれる空間から通気可
能となるよう設けられるので、簡略な構成によってさら
に安いコストにて形成することができるという効果を奏
する。
【0046】また、収納箱体の扉体は、その蝶番が、収
納箱体の側板及び照明装置の取り付けられる幕板間の隙
間に設けられるので、収納箱体の側板に蝶番を同一モジ
ュール寸法をもった他の収納ユニットと扉体の共用化設
計を図ることができて、製作の容易性を向上でき、しか
も、蝶番を3箇所に広く分散して設けることによって、
扉体の周縁を収納箱体の前縁に確実に密着することがで
きて、収納性もより向上できる。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の収納ユニットの照明取
付構造を使用した壁面収納ユニットの概略構成を示し、
(a)は扉体を外した状態の正面図、(b)は扉体を外
した状態の側面断面図である。
【図2】同壁面収納ユニットの設置状態の外観を示し、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図3】同壁面収納ユニットの支持具を示す斜視図であ
る。
【図4】同壁面収納ユニットの収納箱体の内側上部の説
明図である。
【図5】第2の実施の形態の収納ユニットの照明取付構
造の、壁面収納ユニットの支持具を示す斜視図である。
【図6】同壁面収納ユニットの収納箱体の内側上部の説
明図である。
【図7】同収納ユニットの照明取付構造の、他の実施例
の説明図である。
【符号の説明】
2 収納箱体 2a 側板 2c 天板 3 幕板 4 照明取付板 5 照明装置 6 支持具 6b 前片 6d 支持片 6e 通気開口 6h 垂下片 8 扉体 9 蝶番 A 通気路 W 壁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納箱体の内側上部に幕板及び同幕板後
    側に略水平に照明取付板を設けて照明装置を取り付ける
    収納ユニットの照明取付構造であって、 幕板後側から収納箱体内部の側方下方へ連通する通気路
    を設けてなる収納ユニットの照明取付構造。
  2. 【請求項2】 収納箱体は、建物の壁に埋設されてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の収納ユニットの照明取
    付構造。
  3. 【請求項3】 幕板は、その横幅が収納箱体より小さい
    寸法を有するとともに、その両側を、収納箱体の天板に
    その上部が固着された、側部に通気開口を有する支持具
    の前片に、収納箱体の側板から間隔をもって固着され、
    照明取付板が、該支持具に設けられた支持片に取着され
    てなることを特徴とする請求項1又は2記載の収納ユニ
    ットの照明取付構造。
  4. 【請求項4】 支持具は板金材料にて形成されて、その
    支持片が幕板後面への当接部となる垂下片の下端を後方
    へ折曲させて形成されるとともに同垂下片の上端を後方
    へ折曲させて収納箱体の天板に固着される固着片とし
    て、その固着片、垂下片及び支持片にて囲まれる空間を
    通気開口としてなることを特徴とする請求項3記載の収
    納ユニットの照明取付構造。
  5. 【請求項5】 収納箱体は、その扉体用の蝶番が、収納
    箱体の側板及び幕板間に設けられてなることを特徴とす
    る請求項1乃至4の何れか1つの請求項記載の収納ユニ
    ットの照明取付構造。
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JP2018178568A (ja) * 2017-04-14 2018-11-15 積水ハウス株式会社 壁体内収納構造及び住宅

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