JP2000278502A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2000278502A
JP2000278502A JP11078585A JP7858599A JP2000278502A JP 2000278502 A JP2000278502 A JP 2000278502A JP 11078585 A JP11078585 A JP 11078585A JP 7858599 A JP7858599 A JP 7858599A JP 2000278502 A JP2000278502 A JP 2000278502A
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英樹 松浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信側で受信された文書が不正コピーされた
り不用意に流出する可能性がある。 【解決手段】 主制御部16は記憶部を有し、読取部1
1で読み取られた画データおよび受信した画データや宛
先名情報等は主制御部16で記憶される。画像合成部1
3は、受信したPJLコマンド(印刷制御言語コマン
ド)に含まれている情報を受信した画情報に合成する処
理を行う。PJLコマンドには、印刷出力される複数部
数の文書のうちの各文書に対応する管理番号を指定する
情報が含まれている。PJLコマンド処理部14は、操
作部10からの指定内容に応じてPJLコマンドを生成
したり、通信制御部12を介して受信したPJLコマン
ドを解析する処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信機の受信画印
刷部数を送信側で指定することができるリモートコピー
機能を有するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置において会議資料等が
受信され印刷出力された場合に、受信画を会議参加者分
だけ複写機で複写する操作が行われることが多い。その
場合、不用意に余分に複写がなされて余分な文書が組織
外に流出する可能性がある。
【0003】また、受信側での複写操作を省略するため
に、リモートコピー機能が用いられることがある。リモ
ートコピー機能とは、ファクシミリ通信を行う場合に、
送信側のファクシミリ装置の操作者が部数を入力する
と、ファクシミリ手順信号によって部数が受信側のファ
クシミリ装置に通知され、受信側のファクシミリ装置に
おいて指定された部数分の印刷出力を行う機能である。
【0004】例えば、特開平3−96167号公報、特
開平6−121145号公報、特開平10−27631
3号公報に、リモートコピー機能を備えたファクシミリ
装置が記載されている。リモートコピー機能を用いた場
合には、受信側での複写作業が省略できるので、不用意
に余分に複写がなされて余分文書が組織外に流出する可
能性は低減する。
【0005】特に、特開平3−96167号公報には、
各文書の受取人の略称をNSS信号で送信し、受信側に
おいて、印刷出力する各文書に受取人を印字する方式が
記載されている。そのような方式によれば、印字された
受取人情報によって容易に各人に文書を配布することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、受取人が明確
になって配布に要する手間が軽減されるものの、依然と
して、文書が不用意に流出してしまう可能性は残る。配
布先においてさらに複写が行われる可能性があるからで
ある。すなわち、従来のファクシミリ装置には、受信側
で受信された文書が不正コピーされたり不用意に流出す
る可能性があるという課題がある。
【0007】そこで、本発明は、受信文書の不正コピー
や不用意な流出をより効果的に防止することができるフ
ァクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるファクシミ
リ装置は、受信文書の出力部数を送信側で指定できるリ
モートコピー機能を有するファクシミリ装置であって、
管理番号を入力するための操作手段と、操作手段から入
力された管理番号を示す情報を含むコマンドを生成する
コマンド生成手段と、管理番号を示す情報を含む受信コ
マンドを解析するコマンド解析手段と、コマンド解析手
段が受信コマンドから管理番号を示す情報を検出した
ら、印刷出力される受信文書のそれぞれに、対応する管
理番号を合成する画像合成手段とを備えたことを特徴と
する。なお、管理番号とは、送信側からの部数指定に応
じて受信側で出力される各文書に付される通し番号等で
ある。
【0009】コマンド生成手段は、管理番号を示す情報
として、印刷出力される各文書に付される管理番号のう
ちの先頭番号をコマンドに設定するように構成されてい
てもよい。そのように構成されている場合には、指定す
る部数が多数になっても1つの管理番号を受信側に通知
するだけでよい。
【0010】コマンド解析手段は、受信した管理番号の
先頭番号から順次1加算した管理番号を、各出力文書に
対応させて画像合成手段に供給するように構成されてい
てもよい。そのように構成されている場合には、1つの
管理番号を受信するだけで、各文書に異なる管理番号を
付加することができる。
【0011】コマンド生成手段は、管理番号を示す情報
とともに文書配布先を示す情報を含むコマンドを生成す
るように構成されていてもよい。その場合には、各文書
に配布先情報も記録することが可能になって、受信側に
おいて、配布作業がより容易になる環境を提供すること
ができる。
【0012】画像合成手段は、管理番号とともに文書配
布先を示す情報を各出力文書に合成するように構成され
ていてもよい。そのように構成されている場合には、各
文書に配布先情報も記録されるので、受信側において、
配布作業をより容易に行うことができる。
【0013】その場合、コマンド解析手段が、受信した
管理番号の先頭番号から順次1加算した管理番号および
加算後の管理番号に対応した配布先情報を各印刷出力文
書に対応させて画像合成手段に供給するように構成され
ることによって、管理番号および配布先情報が他の文書
におけるそれらと異なっている各文書を出力できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明によるファクシミ
リ装置の主要部を示すブロック図である。図1示す構成
において、操作部10には、操作者が各種設定を行った
り宛先情報を入力するためのキーおよび表示素子が設け
られている。読取部11はCCD等の読取素子を有し原
稿の内容を読み取る。通信制御部12は、主制御部16
の指示に応じてファクシミリ手順信号を送出したり、受
信したファクシミリ手順信号の内容を主制御部16に通
知する。なお、この実施の形態では、主制御部16は記
憶部を有し、読取部11で読み取られた画データおよび
受信した画データや宛先名情報等は主制御部16で記憶
される。
【0015】画像合成部13は、受信したPJLコマン
ド(印刷制御言語コマンド)に含まれている情報を受信
した画情報に合成する処理を行う。PJLコマンドに
は、後述する管理番号が含まれている。PJLコマンド
処理部14は、操作部10からの指定内容に応じてPJ
Lコマンドを生成したり、通信制御部12を介して受信
したPJLコマンドを解析する処理を行う。印刷部15
は、受信した画情報を印刷出力する。
【0016】図2は、PJLコマンドの第1の例を示す
説明図である。この例では、PJLコマンドは、「@P
JL コマンド パラメータ」という形で表記される式
の集まりで表現される。図2に示された例では、「PJ
L SET SERIALNUM=ON」によって管理
番号通知機能が有効であることが示され、「PJLSE
T SERIALNUM1ST=3」によって管理番号
の先頭が「3」であることが示されている。管理番号に
ついては後で詳しく説明する。
【0017】図3は、G3ファクシミリ通信手順の一例
を示すシーケンス図である。回線が接続されると、受信
側のファクシミリ装置からNSF信号(非標準機能識別
信号)とDIS信号(ディジタル識別信号)が送出され
る。送信側のファクシミリ装置は、それらの信号を受信
すると、NSS信号(非標準機能設定信号)を送出す
る。なお、受信側のファクシミリ装置が他メーカ機であ
る場合にはNSS信号に代えてDCS信号(ディジタル
命令信号)を送出する。
【0018】図4は、NSF信号およびNSS信号の一
構成例を示す説明図である。NSF信号の情報フィール
ドには、まずメーカコードが設定され、その後の領域の
定義は任意である。この実施の形態では、1ビットをP
JLコマンド解析能力有無に割り当てる。PJLコマン
ド解析能力を有するファクシミリ装置は、このビットを
1にしたNSF信号を送出する。
【0019】また、NSS信号中の1ビットにPJL利
用有無のビットを割り当てる。PJLコマンド解析能力
を有することを示すNSF信号を受信し、操作部10か
らリモートコピーの設定がなされ、かつ、管理番号の入
力があると、主制御部16は、PJL利用有無のビット
を1にしたNSS信号の情報フィールドを作成し、通信
制御部12に送出させる。
【0020】図3に示された通信シーケンスにおいて、
送信側のファクシミリ装置は、NSS信号に続けてTC
F信号(トレーニングチェック信号)を送り、受信側の
ファクシミリ装置はTCF信号を正常に受信できるとC
FR信号(受信準備確認信号)を送出する。
【0021】送信側のファクシミリ装置は、CFR信号
を受信できたら、PJL信号を送出する。PJL信号は
本発明において導入された信号であり、この実施の形態
では、PJL信号の情報フィールドには、PJLコマン
ドを構成するキャラクタコードがそのまま設定される。
続いて、送信側のファクシミリ装置はPIX(画デー
タ)を送出し、PIX送出完了後、EOP信号(手順終
了信号)を送出する。受信側のファクシミリ装置はEO
P信号に応じてMCF信号(メッセージ確認信号)を送
出し、送信側のファクシミリ装置は最後にDCN信号
(切断命令信号)を送出する。
【0022】次に、図5のフローチャートを参照して管
理番号送受信機能について説明する。操作者によって送
信操作が行われた後、送信側のファクシミリ装置におい
て、主制御部16は、通信制御部12を介してNFS信
号およびDIS信号の受信を認識すると(ステップS
1)、NSF信号のメーカコードをによって相手側のフ
ァクシミリ装置が自メーカ機か否か確認する(ステップ
S2)。他メーカ機であれば、主制御部16は、通信制
御部12にDCS信号を送出させる(ステップS3)。
【0023】相手側のファクシミリ装置が自メーカ機で
あれば、NSF信号がPJLコマンド解析能力有りとな
っているか否か確認する(ステップS4)。NSF信号
がPJLコマンド解析能力有りとなっていなければ、主
制御部16は、PJL利用有無のビットを0にしたNS
S信号の情報フィールドを作成し、通信制御部12に送
出させる(ステップS5)。
【0024】NSF信号がPJLコマンド解析能力有り
となっていれば、送信操作が行われたときに部数指定が
なされ管理番号が入力されていたか否か確認する(ステ
ップS6)。送信操作が行われたときのそれらの指定
は、操作部10から主制御部16に転送され、主操作部
16において記憶されている。部数指定がなされ管理番
号の先頭番号が入力されていた場合には、主制御部16
は、PJL利用有無のビットを1にしたNSS信号の情
報フィールドを作成し、通信制御部12に出力する。通
信制御部12は、主制御部16から入力された情報を情
報フィールドに設定したNSS信号を作成し送出する
(ステップS7)。
【0025】CFR信号が受信されたら、主制御部16
は、PJLコマンド処理部14に、部数および管理番号
の先頭番号を通知し、PJLコマンドの作成を指示す
る。PJLコマンド処理部14は、指示に応じてPJL
コマンドを作成し主制御部16を介して通信制御部12
に出力する。通信制御部12は、入力されたPJLコマ
ンドを含むPJL信号を作成し送出する(ステップS
8)。その後、主制御部16は、読取部11に読取処理
を行わせ、画情報を符号化して画データを生成し通信制
御部12を介して送信する(ステップS9)。
【0026】受信側のファクシミリ装置において、主制
御部16は、PJL信号の受信を認識したら、PJL信
号に含まれているPJLコマンドをPJLコマンド処理
部14に出力する。また、画データは主制御部16にお
いて一旦記憶される。
【0027】PJLコマンド処理部14は、PJLコマ
ンドを解析し、部数および管理番号の先頭アドレスを認
識する。そして、部数および管理番号の先頭アドレスを
主制御部16に通知する。主制御部16は、画データを
復号して2値の画情報に復元し、通知された部数に対応
する回数だけ画情報を画像合成部13に転送する。各回
において、管理番号も画像合成部13に転送される。ま
た、転送される管理番号は、1回毎に+1される。
【0028】例えば、管理番号の先頭番号が「3」であ
って部数が「3」である場合には、第1回目の画データ
の転送時に管理番号「003」が画像合成部13に転送
され、第2回目の画データの転送時に管理番号「00
4」が転送され、第3回目の画データの転送時に管理番
号「005」が転送される。
【0029】図6は、画像合成部13の一構成例を示す
ブロック図である。図6に示す文字画像発生部131
は、入力された管理番号に対応した2値画情報を発生す
る。また、座標検出部132は、例えば、主制御部16
から入力される画情報の画素数をカウントして、あらか
じめ決められている画像合成位置を検出する。そして、
論理和回路133は、座標検出部132から合成位置が
通知されると、その位置で主制御部16からの画素と文
字画像発生部131が発生した画情報の画素との論理和
をとる。そして、論理和結果を主制御部16に転送す
る。
【0030】主制御部16は、画像合成部13から転送
された合成後の画情報を印刷部15に送る。印刷部15
は、送られてきた画情報にもとづいて印刷出力を行う。
ここで、画像合成部13の合成処理は文書中の全ての頁
について実行される。なお、合成後の画情報は、画像合
成部13から直接印刷部15に送られてもよいし、画像
合成部13において一旦蓄積されるようにしてもよい。
また、PJLコマンド処理部14が管理番号を+1し
て、管理番号はPJLコマンド処理部14から画像合成
部13に直接転送されるように構成してもよい。
【0031】例えば、受信した画情報が図7(a)に示
すようであったとすると、管理番号「003」につい
て、画像合成部13の文字画像発生部131は、図7
(b)に示すような画情報を発生する。ここで、文字画
像発生部131は、ハーフトーンの画情報を発生するこ
とが望ましい。従って、画像合成部13の論理和回路1
33から出力される合成後の画情報は、図7(c)に示
すように、受信した画情報にハーフトーン等による管理
番号が重なった情報となる。
【0032】画像合成部13は、各文書に異なった管理
番号を合成する。通常、各文書の配布者は、重要文書に
ついては管理番号と配布先とを対応付けて管理する。す
ると、配布文書が複写されて流出したような場合に、流
出元を直ちに特定できる。従って、不正流出等に対して
心理的障壁ができるので、ファクシミリ装置から印刷出
力された文書に何ら加工することなく各配布先に配布し
ても、文書の不正流出が効果的の防止される。
【0033】上記の実施の形態では、PJLコマンドに
部数とともに管理番号のみを含めるようにしたが、配布
先を示す情報を含めてもよい。図8は、配布先を指定す
る情報を含むPJLコマンドの構成例を示すブロック図
である。図8に示す例では、「PJL SET SER
IALNUMDATA=YAMADA,TANAKA,
TAKEDA」は、管理番号「3」の文書の配布先が
「YAMADA」であり、管理番号「4」の文書の配布
先が「TANAKA」であり、管理番号「5」の文書の
配布先が「TAKEDA」であることを示す。
【0034】送信側のファクシミリ装置の操作者は、部
数および管理番号の先頭番号の指定時に、「YAMAD
A,TANAKA,TAKEDA」という情報も入力す
る。そして、送信側のPJLコマンド処理部14は、図
8に示されたようなPJLコマンドを生成する。また、
受信側において、PJLコマンド処理部14からPJL
コマンドに設定された情報を入力した主制御部16、ま
たはPJLコマンド処理部14は、画像合成部13に対
して、管理番号とそれに対応する配布先を示すコード
(YAMADA、TANAKAまたはTAKEDA)を
出力する。
【0035】画像合成部13において、文字画像発生部
131は、管理番号に対応した画像とともに配布先情報
に対応した画像を発生する。座標検出部132は、主制
御部16から入力される画情報の画素数をカウントし
て、あらかじめ決められている管理番号と配布先情報の
画像合成位置を検出する。そして、論理和回路133
は、座標検出部132から合成位置が通知されると、そ
の位置で主制御部16からの画素と文字画像発生部13
1が発生した画情報の画素との論理和をとる。この場合
も、文字画像発生部131が発生する画情報はハーフト
ーンであることが望ましい。
【0036】以上の処理によって、例えば、画像合成部
13の文字画像発生部131は、図9(b)に示すよう
な画情報を発生する。従って、画像合成部13の論理和
回路133から出力される合成後の画情報は、図9
(c)に示すように、受信した画情報にハーフトーン等
による管理番号および配布先情報が重なった情報とな
る。
【0037】この場合、配布される文書には、管理番号
とともに配布先情報も記録されているので、文書流出元
がより特定され易くなり、不正複写に対してより強く心
理的抑制が働く。また、各文書に配布先情報が記録され
ていることから、受信側において、配布作業をより容易
にすることができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ファク
シミリ装置を、入力された管理番号を示す情報を含むコ
マンドを生成するコマンド生成手段と、管理番号を示す
情報を含む受信コマンドを解析するコマンド解析手段
と、コマンド解析手段が受信コマンドから管理番号を示
す情報を検出したら印刷出力される受信文書のそれぞれ
に対して対応する管理番号を合成する画像合成手段とを
備えた構成にしたので、受信文書の不正コピーや不用意
な流出をより効果的に防止することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるファクシミリ装置の主要部を示
すブロック図である。
【図2】 PJLコマンドの第1の例を示す説明図であ
る。
【図3】 G3ファクシミリ通信手順を示すシーケンス
図である。
【図4】 NSF信号およびNSS信号の構成例を示す
説明図である。
【図5】 送信側ファクシミリ装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図6】 画像合成部の一構成例を示すブロック図であ
る。
【図7】 管理番号の合成処理を示す説明図である。
【図8】 PJLコマンドの第2の例を示す説明図であ
る。
【図9】 管理番号および宛先情報の合成処理を示す説
明図である。
【符号の説明】
10 操作部 11 読取部 12 通信制御部 13 画像合成部 14 PJLコマンド処理部 15 印刷部 16 主制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AA03 AB05 BB01 BD01 BD07 BD42 CA13 CB10 CB13 5C062 AA02 AB20 AB22 AB45 AC04 AE02 AE08 AE14 AF02 AF07 AF14 5C075 CD05 CD22 CF03 5C076 AA12 AA16 BA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信文書の出力部数を送信側で指定でき
    るリモートコピー機能を有するファクシミリ装置であっ
    て、 管理番号を入力するための操作手段と、 前記操作手段から入力された管理番号を示す情報を含む
    コマンドを生成するコマンド生成手段と、 管理番号を示す情報を含む受信コマンドを解析するコマ
    ンド解析手段と、 前記コマンド解析手段が受信コマンドから管理番号を示
    す情報を検出したら、印刷出力される受信文書のそれぞ
    れに、対応する管理番号を合成する画像合成手段とを備
    えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 コマンド生成手段は、管理番号を示す情
    報として、印刷出力される各文書に付される管理番号の
    うちの先頭番号をコマンドに設定する請求項1記載のフ
    ァクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 コマンド解析手段は、受信した管理番号
    の先頭番号から順次1加算した管理番号を、各出力文書
    に対応させて画像合成手段に供給する請求項2記載のフ
    ァクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 コマンド生成手段は、管理番号を示す情
    報とともに文書配布先を示す情報を含むコマンドを生成
    する請求項1ないし3記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 画像合成手段は、管理番号とともに文書
    配布先を示す情報を各出力文書に合成する請求項4記載
    のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 コマンド解析手段は、受信した管理番号
    の先頭番号から順次1加算した管理番号および加算後の
    管理番号に対応した配布先情報を、各印刷出力文書に対
    応させて画像合成手段に供給する請求項5記載のファク
    シミリ装置。
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